2020年2月27日 (木)

[グルメ] 吉野家 9号線亀岡千代川店(@ 京都 亀岡 2020年2月27日)

先日の世間様の三連休は全部泊まり勤務で、思わぬトラブル対応まであって閑散期の冬場の勤務にしてはまあまあしんどかった。とにかく乗り切って本日公休。朝から晴れ間が出たかと思ったら数分後には雨がパラつき、ビュンビュン風が吹いて、また晴れたかと思ったら今度は雪が舞うという、田舎ならではの不安定な天候に翻弄されて、休日恒例のウォーキングは無しにした。部屋の掃除や泊まり勤務用のお夜食用カップ麺や惣菜パンの買い出しを済ませて、久しぶりに外食。給料日後だしね。外食と言ってもアレだ、近場のしかも安く済む店で。安ものグルメの帝王を目指しているのでwww。そして拙ブログで取り上げる再びの牛丼店だ。前回は松屋のシュクメルリ定食だったけど、今回は吉野家。といっても牛丼じゃないぞ。牛丼食べただけならわざわざブログには書かない。案外SNSなんかでも話題になってる、吉野家の「から揚げ定食」だ。

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吉野家にから揚げ丼とかから揚げ定食があるの、みんな知ってる? あるんだよ。店舗限定で。多分、都心の人が集まりそうな駅近とかの店舗では取り扱ってないんだと思う。オーダーしてから出てくるのに少し時間かかるから。回転率が悪くなるだろうし。でもウチみたいな田舎とか郊外の店舗は、時間のかかるから揚げ定食もメニューにあるのだ。ちょっと早めに、お昼前に店に行った。

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どうよ、このさっぱりした清潔で広々とした混雑してない店内ww。

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田舎の店舗はこういうところがイイ。混んでるなんてことはあり得ないし。メニューにもしっかり「から揚げ定食」と「から揚げ丼」がある。

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更には定食類は24時間いつでもご飯増量もおかわりも無料ww。

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早速「タルタル南蛮 から揚げ定食」をオーダー。おかず大盛りで+100円、ご飯は増量無料なので当然大盛りでwww。

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おかず大盛りにしたので、このから揚げのヴォリューム!

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いわゆる外はカリっと、中はジューシーで、ファストな吉野家とは思えないクォリティの高さ。

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うんめぇ~。大盛りご飯も、大盛りから揚げも余裕で完食。

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どうでしょう。これはたかが牛丼店の片手間仕事とは思えない馬鹿に出来ない美味しさ。普通に美味しいよ。

来月、っていうか来週、久しぶりの連休を取ろうと思って有休申請してあるんだけど、どうすっかなぁ。近場の温泉行くつもりだったけど。このような世情じゃちょっとアレだなぁと。安ものグルメ道に邁進するか(笑)。

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2020年2月22日 (土)

BRYAN FERRY "LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL 1974"

右腕の痛み、病院行って検査したら軽い首の頚椎症みたいな感じだった。レントゲンとMRI撮ったから、診察、検査、処方薬で1万円も出費してしまったぜ、ったく・・・。頸椎ヘルニアとかそういうヘヴィなアレじゃなくて良かったと、そう思うことにしておこう。とりあえず強めの痛み止めの薬で、痛みを緩和させながらどうにか仕事はストレス無くできるようになった。幸いというか、地域の所用は例のコロナウイルスの感染防止対応で当面は一切中止となったので、その意味では休むべき時はしっかり休みをとれる。それはある意味助かった。あと、そろそろ花粉の飛散が始まったので、花粉症重症患者だった(←過去形ww)私は念のため、昨年世話になった近所の評判最高の耳鼻科に行って薬を処方しておいて貰った。前にも言ったっけ? 花粉症重症状態で、花粉症の時期じゃなくても鼻炎スプレーが手放せない慢性鼻炎状態が20年も続いていたのに、昨年思い余ってその近所の耳鼻科行ったら、処方された薬で鼻炎がすっかり治ってしまった。ウェットンファン仲間のico**ちゃんにも言ったんだけど、鼻炎スプレーはダメだ。アレ使い始めたら、鼻詰まりに即効性はあるけど、その代わり鼻炎スプレーを使わないと鼻詰まりが年がら年中治まらないという慢性鼻炎状態になるから。やっぱり医者は馬鹿に出来ない。病院に行って診療を受けることは大事だ。病院最高。

大好きな、気合いと根性の精神論はどこ行った?(笑)。

さて、気にはなりつつも買う気はなかったブライアンフェリーの74年ロイヤルアルバートホール、発掘ライヴ盤の正規リリースだ。ブライアンフェリー自体は特に個人的には興味ないし、ロキシーミュージックも同様だ。何ならフェリーの歌なんかは私がカラオケで歌うほうが上手いんじゃないのって思うくらいwww。本盤のリリース情報が出た頃、これは74年12月の音源ということで一点だけ気になったのは、時期的にもしかして我らがジョンウェットン大先生がライヴに参加しているのではなかろうか、という点だった。74年7月でキングクリムゾンは解散してるし、その後ロキシーミュージックのツアーメンバーとしてライヴでベース弾いていた時期に近い。ロキシーミュージックのライヴ盤もあったしね。でもリリース情報からはライヴのバックバンド参加メンバーは明記されてなかったし、自分なりにネットで調べてみたけどハッキリしなかった。ロキシーのファンの方が書き込んでる海外の掲示板みたいなのを見てみると、先生が含まれてるかのように思わせる記述もあったし、反面、ベースはJohn Porterと明記してるような書き込みもあった。証拠が無いもんだからずーーっとスルーしようとしていたんだけども、いざ発売された段階で更にネットで情報を探してみると、ベースは先生だというレビューを見かけた。ツイッターで、誰かぁ~、教えて~、状態でつぶやいていると、ベースを弾いてるのは先生だという、当時のフェリーのソロライヴの写真や、YoutubeにUPされている隠し撮り映像etc、実に力強い傍証を幾つか頂いた。さすがツイッター、というかさすが繋がっているお仲間の方だ。正直、ツイッターでもフェイスブックでも、あまり人と交流する気はなくてww、情報収集用に始めたようなものなので、極々一部の方以外は積極的にこちらからフォローとかはしてこなかったのだ。でも今回は有難いと思った。で、慌てて購入。数回聴いてみたので今回ブログで取りあげておく。

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こういうブック型のパッケージ、結構好きだ。そして参加ミュージシャンには先生の名が、主役のブライアンフェリーと同じ文字の大きさで記されている。さらにはエディジョブソンの名も。UKの半分が参加してるなら、そりゃ買いに決まってる。

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先生の尊姿が映っているブックレット内の写真。

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内容は主にブライアンフェリーの好きなオールディーズやロックンロールの名曲カヴァーが中心。しつこいようだが別にブライアンフェリーのファンではないので、フェリーの歌唱は置いておくww。先生だ先生、ジョンウェットン大先生のベースだ。1曲目の、ローリングストーンズのカヴァーから既に先生のベースプレイが素晴らしい。あぁ先生のベースだ、って分かるブリブリベース。ビートルズやボブディランのカヴァーもある。ノリのいいロックンロール曲での先生のベースは実に気持ちいい。楽しそうだし、何よりもそのベースの存在感が演奏が引き締めているように思える。以前にも先生が参加しているユーライアヒープの76年ボストンでのブートCDでも述べたけど、ロケンローな演奏での先生のお仕事ベースは実にノリノリで楽しそうなのだ。ちなみに先生のブリブリベースが暴虐レベルで収録されているブートCDはコチラ。これもヒープでのロケンローなお仕事ベースが楽しそうで素晴らしい。

ま、フェリーのアルバムだからフェリーの事をもっと書かなきゃいけないんだろうけど、あれこれ言いだすとdisりかねないのでやめておこう。でも・・・、ビートルズのYou Want See Meのカヴァー、ダメだww。これなら私が歌ったほうがマシ(笑)。

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2020年2月16日 (日)

PENDRAGON "LOVE OVER FEAR" レビューその①

さぁ! ペンドラゴンの新譜だ。いろいろやることがあって忙しいけど、何とか合間を縫って6~7回は聴いたかな。そろそろ自分なりの感想が書けそうになってきたのでブログ記事にしてみる。ちょっとここのところ右腕に疼痛があって、仕事にも所用にも遊びにも支障があるくらいの痛みになってきたので、ホントはブログ書くのも気が進まないんだけど、これだけは書いておきたいネタだし。次の公休日に病院に行く予定。ペンドラゴンの新譜についてはバンドの直販サイトで早々に予約オーダーしていたので随分早く到着していた。思ってたより早かったのでなかなかじっくり聴く時間が取れず、ここまで引っ張ってしまった。国内盤は今月末リリースのようなので、それよりも先にはレビュー書いてやろうと思ってね。

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今回私が購入したのはデカいハードブック仕様の、ボーナスディスクが付いた3枚組。

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ブックの中身を一部だけ載せておく。

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ストリーミング配信全盛の時代に、ストリーミングではなく敢えてフィジカルでのリリースのこだわるということで、このようなハードブック仕様にしたらしい。

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勿論これとは別に通常盤やLPレコードでのリリースもある。モノを持っていたい音楽ファンは確実にいるし、特に日本ではまだまだフィジカルリリースのの需要はあるのではないだろうか。

大好きなペンドラゴンだけに、今回はまず、CD本編の1枚目、全10曲を全曲レビューだ。国内盤の発売はまだだし、その意味では国内盤ライナーとかも読んでないわけで、事前の印象の刷り込みもなく先入観なしで純粋に私個人の感想になる。行くで~。

Everything
キッタァーーー! 素晴らしくポジティヴで躍動感のあるクライヴノーランの鍵盤とジャンヴィンセントベラツコのドラムで始まり、陽光が射すかのようなニックバレットのメロディアスなギターが胸奥に突き刺さる。それを効果的に支えるピータージーのベース。そしてお馴染みのニックバレット自身のヴォーカル。ヴォーカリストとして上手い下手を超えたペンドラゴンの声だ。完璧、みんなが大好きな、あの、あの、90年代のペンドラゴンだ。

Starfish and the Moon
ニックバレット自身による静謐なピアノと、こんなきれいな声出せたんだ、って改めて思うようなニックバレットのヴォーカルが映える美しい曲。まるで子守唄のよう。さらにニックバレットのギターの音色は、それこそキャメルのアンディラティマーを思わせる美しさ。まさにタイトル通り、スターフィッシュ(ひとで)と月夜が思い浮かぶ。鍵盤、ヴォーカル、ギター、すべてが徹頭徹尾、美しい。

Truth and Lies
少し哀メロ掛かった静かな立ち上がり。ニックバレットのアコギとヴォーカル。あまり過去のレジェンドなプログレバンドを引き合いに出すことが良いことだとは思わないんだけど、それでも敢えて分かるように伝えるには・・・、ハケット?あるいはハケット在籍時のハケット主導のジェネシス曲を思わせる。曲後半はこれまたいい意味でハケットのような、また下手すりゃデヴィッドギルモアか?ってくらいの美しいエレキのギターソロが胸に響く。このギターメロディをクライヴノーランの鍵盤が引き継ぐところなんか期待通りの最高レベル。

360 Degrees
ペンドラゴンにしてはちょっと異色、かつ注目できる楽曲だ。とても明るさと軽快さを感じさせる、庶民が踊りだすかのようなマンドリンのアレンジ。そしてなんとペンドラゴン初?のゲストミュージシャンによるヴァイオリンの登場。このヴァイオリンも大活躍。なんていうのかな、エディジョブソン的な感じではなくて、ホントご機嫌な感じのヴァイオリン。引き継ぐギターソロもメロディアス。楽しい民族音楽のような、それでいて最後の方は行進曲風にもなり、ここでも印象は極めてポジティヴ。

Soul and the Sea
ここでも前半からヴァイオリンが印象的に導入される。前曲とは印象は異なり哀メロ中心。曲中盤からのギターとヴァイオリンのソロプレイも哀メロが素晴らしい。

Eternal Light
この曲は1曲目と並んで本作の中核をなす楽曲かも知れない。オープニングはこれまた少し異色のアレンジで始まる。そして静謐なピアノ、美しいギターのアルペジオ、薄く広がるメロトロン風シンセによる男性コーラス風アレンジ、またアコギのアルペジオをバックにした今度は女性コーラス、70年代のジェネシスを感じさせる部分もあるが、すぐにペンドラゴン印な、あの、90年代ペンドラゴンとなる。遠く美しい風景を仰ぎ見るかのような美メロとアレンジが素晴らしい。これらの要素が入れ替わり立ち替わり展開するまさにプログレ風の8分越えの曲。まさにタイトルが「永遠の光」と言われて納得がいく。

Water
他の曲にも言えることだけど、静謐なアレンジ部分での音の響かせ方が見事だ。ギターの音の一音一音がとても美しく響く。タイトル通り、水の流れを思わせる始まり方。後半でのギターソロもお約束の哀メロのロングトーン。このギターの響かせ方も素晴らしい。スティーヴハケット、デヴィッドギルモア、アンディラティマー、そしてペンドラゴンのニックバレット、この4人に共通するものだ。また、言うまでもないがバッキングのクライヴノーランの鍵盤が大きく効果を上げていることはあえて強調しておこう。

Whirlwind
2曲目に続いて、再びニックバレット自身による美しいピアノで始まる。ほぼ2曲目と同傾向の静かな子守唄風バラード。ま、なんちゅうか、この同傾向で2曲は要らなかったかなww。ただ、ここでは後半にゲストミュージシャンによるサックス入り。その意味では異色だ。

Who Really Are We?
この曲だけ、近年というか2005年以降の、みんながあまり好きではないww、ダークでシリアスな時期のペンドラゴンの片鱗が見え隠れする8分越えの曲。でもこういう曲が支配的だった近作とは違って、作品中1曲だけであれば、それは逆にアルバムのちょっとしたアクセントになって良いwww。

Afraid of Everything
ここでもニックバレットの静かなエレキとヴォーカルで始まる。ホントに音に響かせ方が美しい。爪弾くギターの一音一音に必然性があると思わせてくれる。中盤からのバンド演奏になってのクライヴノーランのシンセソロのメロディも胸に染みる。その余韻のままフェードアウト。う~ん、ラスト曲で最後の部分、もうひと盛り上がり、欲しかったかなぁww。

以上、全10曲の全曲レビューは久しぶりだったかな。プロデュースはバンドリーダーのニックバレットと、そしてそして、私の大好きなカールグルーム。ミキシングもマスタリングもカールグルーム。盤石の体制だ。上記で何度も使ってしまった、音の響かせ方、っていうの、さすがだねカールグルーム。全体の印象としては、やはり①と⑥を中心として、とにかくポジティヴ。美メロは美メロでもダークでシリアスな哀メロばかりではなく、アレンジが明るいからワクワクする躍動感が印象に残る。90年代のマスカレードオーヴァーチュアや2001年のノットオブディスワールドに比肩するかと言われれば、うーん、そこまでは行かないかなってのが今の印象だけど、それでも2005年ビリーヴ以降のダーク&シリアス路線からは脱却してるのは明らかだし、繰り返すがみんなの大好きなペンドラゴンであることは間違いない。もっと聴き込めば、もっと印象が良くなるかも知れないし、ライヴで更に映える楽曲群かも知れない。

前作から6年ものブランクがあっての本作であったが、近年の、マスカレードオーヴァーチュア再現ツアーや2017年の来日公演含めた40周年ツアーでの、オーディエンスからの反響によって、バンドが本来の魅力を取り戻してくれたのだとしたら言う事はない。既に2020年英国欧州ツアーに向けてバンドはとても前向きなようだけど、残念ながら来日の予定はなし。バンドのfacebookで、「JAPAN AGAIN !!」ってリクエストしてみたけど、ん~ん、ちょっと難しいかも・・・、って返信だった。でもそれでも来日があるといいなぁ。

最後に、今回3枚組を購入したので、記事タイトルにレビューその①としてるけど、例によって本作レビューの第2弾があるかどうかは気分次第(笑)。ただ、CD2枚目と3枚目も少しだけ聴いたんだけど、これはこれで聴き応えがありそうだったし、2枚目3枚目を聴くことで、本編CD1枚目の印象が違ってくる気もしている。それが顕著に感じた場合はレビュー②がある可能性高しww。

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2020年2月12日 (水)

ライル・メイズ追悼:パット・メセニー&ライル・メイズ「ウィチタ・フォールズ」 (R.I.P. LYLE MAYS : PAT METHENY & LYLE MAYS "AS FALLS WICHITA, SO FALLS WICHITA FALLS")

今日はこないだの日曜から月曜にかけての泊まり勤務、続いて火曜の祝日から本日水曜にかけての泊まり勤務という、日曜と祝日が全部泊まり勤務でまったくもって美味しくない勤務シフトを乗り切ったばかりの明け日。昼間は寝て夜は風呂入って、この後また寝る日なのでブログ更新とかするわけない日なんだけど、緊急案件だ。緊急だからペンドラゴン新譜レビューはまたもや後回し。

パットメセニーグループで有名なジャズ、フュージョンの超大物キーボード奏者、ライルメイズが逝去したとの事。そういえば最近動静が伝わってなかったし、パットメセニーグループとしての動きもないなぁと思っていたら、病気だったんだ・・・。ロックしか聴かない人には今回の記事は興味の範囲外だろうけど、私の場合はある程度間口が広くて何でも聴けるので、ライルメイズの逝去はなかなかの衝撃なのだ。一応パットメセニーグループについては以前に一度だけ拙ブログでも取り上げていたし、その際にメセニーを聴くようになった経緯や思い出は書いたと思う。その時はファーストサークルをネタにして書いた記事だったけど、久しぶりに読み返して我ながら懐かしく面白かった。

あなたのような方はそこら辺の街のレコード屋でちょうどいい。

と言ったタワーレコード京都店の元店長のリッチーブラックモアマニアは元気かなww。別に根に持ってるわけじゃないけどwww。

いきなり話が逸れた。今日はライルメイズ追悼だ。さっきまずはパットメセニーグループのオフランプを久しぶりに聴いて、今はウィチタフォールズを聴いている。これを取り上げよう。

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ライルメイズと言えばパットメセニーグループなんだけど、いやいや、ライルメイズ追悼なんだから、ライルメイズの記名がある、パットメセニー&ライルメイズの連名の作品を敢えてね。

1曲目の20分越えの大作タイトル曲も、長さを感じさせず、まるで脳裏に映像が浮かんでくるような素晴らしい作品だし、2曲目の目の覚めるような爽快なライルメイズのピアノが印象的な「オザーク」、ジャズピアニストのビルエヴァンスに捧げた「9月15日」も素晴らしいんだけど、私が個人的に本作で一番好きなのは何といっても「イッツ・フォー・ユー」だ。これもまた、観たわけでもないのに美しい情景が目に浮かぶような素晴らしい楽曲。メセニーのアコギのカッティングから始まってライルメイズの笛系のシンセが良質のメロディを奏でる。視覚的なサウンド、という言い方が正しいのかは分からないけど、でもそんな感じだ。

後のメセニーグループのブラジル路線に進む前の、ECM時代の作品はどれも甲乙つけがたい作品ばかりだし、そこで果たしているライルメイズのキーボードの存在感と役割は、なくてはならないものだ。ライルメイズの鍵盤サウンドを含めてメセニーグループであり、パットメセニーの音楽であることは言うまでもない。

才能の枯渇というものがあり得ないような、音楽的冒険を続けるパットメセニーの旅は、ソロ名義であれ、別プロジェクト名義であれ、ライルメイズの死で停滞することはないんだろうけど、でももうパットメセニーグループはこれで聴けなくなるんだろうなと思うと、それだけは寂しいな。パットメセニーグループとはライルメイズあってのバンドだったから。

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2020年2月 6日 (木)

[グルメ] 天神ホルモン Whityうめだ店(@ 大阪 梅田 2020年2月5日)

やっと京都亀岡らしい本格的な真冬日になった。午前中にスーパーへの買い物兼ねてウォーキングしたけど、晴れ間が射したと思ったら雪がチラつくの繰り返しで、寒いのなんの。この冬初めてニット帽を被った。今冬これまでは冬は冬でもニット帽なんか被ったら頭に汗かいて却って不快だったくらい暖冬だったし。今日出勤の職場のお仲間は大変だろうなぁと思いつつ、昨日今日と珍しく公休の2連休。連休は2か月ぶりだ。いいね楽で。でも有休突っ込んだわけじゃないから他の日にタイトな勤務シフトになるだけなのでそんなに嬉しくはないww。案の定、平日よりは忙しいのが目に見えてる次の日曜と祝日がキッチリ泊まりの連続勤務になってしまってるし。でもせっかくの連休、一日はゆっくり過ごしもう一日は街に出かけようと思って久しぶりに昨日は大阪梅田へ出かけた。グルメと猟盤目的で。

まずはグルメ。公休2連休の初日だからとてもリラックスした気分で、時間を気にすることなくふらっと昼前に出立。齢のせいか肉類とか味の濃いやつは普段はあまり食べなくなってきてるんだけど、たまにはいいかなと思って、いつも参考にさせて頂いている関西の有名グルメブロガーM三郎さんのMのランチで拝見して気になっていたお店、天神ホルモンに行ってきた。

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昨年2019年12月にリニューアルした大阪の名所?www、泉の広場にできた飲食ゾーンNOMOKAに出来た博多の鉄板焼きのお店。ちなみに泉の広場はこんな感じ。噴水がなくなってスッキリしたというか愛想がなくなったというか・・・。

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この新しい泉の広場から連なる新しく出来た飲食ゾーンNOMOKA。NOMOKAとはもちろん「飲もか。」という意味だ。イチイチ説明しなくてもイイよな。

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難波で有名な天ぷら大吉とか、焼き鳥の店とか、大起水産とか、他にもいろいろ昼呑み出来る店がいくつもあって、昼から呑むことを想定してるところが大阪らしい。天神ホルモンに到着。

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ランチのメニュー。でも昼呑みも可能。実際、平日昼間っから呑みながらホルモンつまみながら盛り上がってる方々もいて楽しそう。

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今回はお一人様で入店したのでカウンター席で。目の前で店員さんが肉やホルモンを焼いているライヴ感もイイ。但し、いわゆる鉄板焼きの匂いがアタマとか服に付くので、最初からその覚悟は必要だね。

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このランチメニューの中から今回は「にくまる定食」税抜き980円をオーダー。ご飯みそ汁はお替り自由。これがポイントだwww。「にくまる」とは豚バラ肉とホルモンの丸腸(マルチョウ)の合わせ。目の前でライヴ感全開で焼いてくれて、程なくして到着。写真は一番上の写真と同じ。

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まあまあなヴォリューム。この見るからに濃厚なタレの色。繰り返すけどご飯みそ汁はお替り自由だからなwww。

早速マルチョウから頂く。チョー美味ぇ~。柔らかく口の中でとろけるホルモン最高。

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そして豚バラ。これも柔らかくて美味しい。

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そして、そして、濃厚なタレの味付けとくればこうだ。オン・ザ・ライス!からの、豚バラでご飯を巻いて食べる。タマラン、最高。

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ご飯が進む進むwww。言っただろ?お替り自由だ。当然ご飯お替り。店員さんが「大中小、いかがいたしましょ?」って。

大で(笑)。」

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ついでに味噌汁もお替りして、ご飯大盛りで食う食う。余裕の完食。

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実はこの日の前日、泊まり勤務明けで職場のお仲間と昼間っから鍋パーティして、そこでも腹パンパンになるほど飲み食いしてたから、そんなに食欲なかったんだけど、なんのなんの、味の濃さに魅かれてご飯大盛りお替りで平然と完食。大満足でございました。

このあと、梅田周辺を徘徊して猟盤。いつも中古CDを買う時は事前に簡単に探し物のリストをアイホンにメモしておいて行くんだけど、DU大阪店では猟果は無し。ペンドラゴンの91年作ザ・ワールドが、ポニーキャニオンからの国内初版で帯付きステッカー付という完品の中古CDがあって、あっ!と思って購入するつもりで素早く手に取ったんだけど、値札を見てビックリ、5150円! まさかのプレミア価格に驚愕して、そっとCD棚に戻した・・・。

傷心でww、タワレコ大阪丸ビル店へ。誕生日クーポンで今月は店舗で購入するとポイント15倍が付くのでピンクフロイドの炎の2017年国内盤紙ジャケ買っておいた。2000年の国内盤紙ジャケも持ってるんだけど、一応最新の紙ジャケも持っておこうかなと思って。それから5月の来日に向けてアイアンメイデンの頭脳改革(PEACE OF MIND)2015リマスター。メイデンで一番好きなのは頭脳改革なんだ。今ツアーは頭脳改革から4曲もセットリストに入っているのが参戦を決めた大きな理由だ。メイデンは91年ごろまでは全作CDで揃えてたんだけど、全部手放したのでww。来日公演参戦に向けて主なところは再購入しておこうかなと。

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ちなみに大好きな大好きなペンドラゴンの新譜は、1周は聴いたんだけど、もうあと数回じっくり聴いてから記事UP予定。それにしても国内盤配給元の目白WDのサイトに載ってるペンドラゴン新譜の煽り文句、他の商品の煽りが書いてあるの、誰か指摘してあげろよ(苦笑)。

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2020年1月30日 (木)

ジョン・ウェットン追悼:ウェットン/マンザネラ(WETTON MANZANERA)

我らがジョンウェットン大先生が逝去されて3年か・・・。今年もその1月31日がやってくる。その日に恒例の追悼ブログ書けばいいんだけど、今度の1/31は泊まり勤務にあたってる。翌日は明け帰宅してほとんど寝てると思うので、今日のうちに書いておく。と言っても最近で特にこれといった先生ネタはないし、例のメモリアルボックスも案の定制作が遅れてるし、もし1/31に何か動きがあるとしても、引き続き制作状況の経過報告くらいだろう。多分だけど有名レーベルのバックアップとかなく、自主制作に近い感じでやってるんだろうから金が足りないんじゃないのかなとか、心配になる。クラウドファンドでやればいいんじゃないのかなとも思うんだけど。そしたら資金提供してくれるファンが山ほどいると思うし。私も含めて。

ジョンウェットン大先生のファンの方々にもいろいろな人がいて、リアルタイムでキングクリムゾン時代から先生を追ってる人、U.K.時代から追っていて、79年のU.K.来日公演に行ってる人、私のように80年代エイジアからリアルタイムでファンになった人、それ以降に先生に興味を持って、80年代エイジアも、70年代U.K.やクリムゾンもすべて後追いの人、色々いる。どれがどうとファンを差別化する必要はないし、上下も良し悪しもないんだけれど、やっぱりリアルタイムで体験していることはとても重要だと思うのだ。リアルタイムだと、ラジオ、テレビ、雑誌等、メディア含めて醸成されたその時の空気感まで知ってるから、なんていうのか思い入れが違ってくる。私の場合はいつも言うようにエイジアのアルファからリアルタイムだったから、その時代の空気感を知っていることはとてもラッキーなことだと感じている。これが後追いファンだと、例えばエイジアの最高傑作は、やっぱり1stでしょ、ってなる。後追いだから俯瞰してものを見るから。いや、俯瞰してしか、ものを見れないから。私はその意味で、最高傑作云々よりも、リアルタイムの思い入れと思い出が加算されて、アルファが最高だよ、となる。アストラがリアルタイムだった人は、アストラが最高、となるだろう。そんな私が知らない79年U.K.来日公演に行ってる人とか、いやいやキングクリムゾン時代からリアルタイムで聴いてましたよって人については、やっぱりその時代の空気感を知っておられる分だけ羨ましいなと思う。この点はリアルタイムだったかどうかというその一点で絶対叶わない部分である。

こないだ突然思い立ってジェフダウンズの1stソロ、ザ・ライト・プログラムを聴いてて、あの当時ダウンズにできる最高の音楽を作ったんだなぁって再認識していた。85年末にリリースしたアストラがあまり売れなくて、ゲフィンレコードが宣伝販促からすっかり手を引いたもんだからエイジアはプロモーションツアーも出来なくなってしまい休眠状態となった。82年から83年、世界で一番有名だったエイジアのあの熱い日々の空気感までリアルタイム体験した私である。この寂しい状態の中で86年、ダウンズはハウ爺ハケットのGTRのプロデュースに注力し、先生はなぜかロキシーミュージック時代の友人フィルマンザネラとソロプロジェクトに取り掛かった、っていう短いニュースを音楽雑誌の小さな情報欄で目にして、寂しい思いを抱えつつも何かまた次の展開があることを、その小さな記事から勝手に妄想したのも懐かしい。それで、先日ダウンズのソロを聴いたら次はウェットンマンザネラを聴こうと思って。ちょうど先生追悼の日も近づいてきたことなので。聴いていて面白いことに気づいたのでこのウェットンマンザネラ、ネタとして軽く取り上げる。

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ダウンズのソロとウェットンマンザネラ、どっちが先にリリースされたかハッキリ記憶がないんだけど、たぶん海外では先生マンザネラが先だったかな。ただしレコードのみで。86年後半から国内ワーナーからはCDリリース情報だけがあって。それが延期延期となっていて、87年になってタワーレコード京都店で輸入盤レコードだけ何度も手に取って、いやそのうちCD出るだろうと思ってCD発売を待ち続けた記憶がある。そうこうしてるうちに同じ87年にダウンズの1stソロがCD発売されたから、どっちが先だったかの記憶が曖昧になってるのかも知れない。いずれにしても先生マンザネラ、随分待ってようやく87年夏ごろだったか後半だったか、国内でCD発売されたころには個人的に70年代プログレを後追いで追ってEL&Pや70年代イエスに夢中になり始めてた。そのせいか、サラッと聴いて、劣化版エイジアやん、と思ってあまり夢中になれなかった気がする。素晴らしくゴージャスなハードポップロックだったエイジアのアストラから、どうしても先生のプロジェクトである以上、エイジア的なものを期待してしまってた故、良く言えば過飾を取り払った、悪く言えば貧相な劣化版エイジア、みたいに思ってしまったのであろう。今になって、色々なものを聴いて来て、先生の歴史を俯瞰した上で改めて聴いてみると、このアルバム単体としてはよく出来たポップアルバムだと素直に思えるんだけど。リアルタイム体験していることは、時としてその思い入れの強さ故、その時点では素直に評価できない場合もあるということだ(;^ω^)。

アルバム内容は、大雑把には上に書いたような印象である。当時気になったというか気に入ったのはヴィックエマーソンによると思われるキーボードオーケストレーションであった。後に知ったことだけどABBAのアグネッタフォルツコグのソロアルバムに先生もヴィックエマーソンも参加していたので、その流れで先生マンザネラのアルバムにも参加したのだろう。似たようなシンセオーケストレーションがアグネッタのソロにもあったしね。それよりもアレだ、今回取り上げようと思ったちょっと笑えるネタ、それは本作収録のDo It Againだ。日本語で言えば「もう一丁!」って感じwww。本作をあまり夢中になって聴いてなかったからか、今回初めて気付いたというかモーレツに気になったことがある。それはタイトルのDo It Againを、途中から何度も何度も繰り返して歌ってることだ。途中からはDo It Againしか言っていないww。あまりにしつこく感じたから、何回続けて歌ってるのか、2分50秒くらいから曲の終了まで約2分間、ひたすらDo It Againを何回言い続けてるのか、数えてやったぜ。

発表、Do It Againの繰り返しは・・・。

計、37回!

37回もDo It Again(もう一丁!)って繰り返してるんだよ。ウケたね、ウケたwww。もう歌詞考えるの、面倒臭かったのかなとかww。

アル中になっても、離婚しても、メジャーで売れなくなっても、心臓手術しても、癌になっても、最後まで諦めずに生き抜いた先生らしいではないか。もう一丁!ってね。

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2020年1月29日 (水)

イエス「フライ・フロム・ヒア:リターン・トリップ」(YES "FLY FROM HERE - RETURN TRIP")

ま、アレだ、新型ウイルスの事で案の定、SNSでこの件に触れてあれこれ言ってる人たちを見かける。そして例によって(半笑)なんでも政権批判に結び付けたがる人たちもいて(これまた半笑)。まあ自分で1ミリでも政治行政を良くしようと「行動」してるワケでもない、ヒマなSNS民の政治や行政に対する不満つぶやきは基本無視してるのでイイんだけど、うちもオカンが風邪ひいて発熱してるもんだからヤベェって気にはなるし敏感にもなる。しかしだ、ちょっとだけfbに書いてしまったけど、政府の対策が遅いとか入国禁止にしろとかSNS民の言い分、分からないでもないんだけど、大事なことは武漢だっけ?、そこに住んでる人たちが悪いワケではないということで、その人たちに同苦する心がこちら側にあるのかどうか、そこが問われるのが成熟した社会だと思うんだけどね。そしたら政治がどうとか入国禁止にしろとか、そういうヒマなSNS民の理屈より大事なことがあることが分かると思うんだけど。やらぬ善よりやる偽善だ。他者のために、辛い人たちのために何ができるか、それを考えて少しでも行動することが大事だ。自分もそこら辺は心して生きていかないとな。

1か月以上、いや2か月くらい前からタワレコオンラインで予約してあったイエスのフライフロムヒアのトレヴァーホーンによるリードヴォーカル差し替え版リターントリップの国内仕様盤、やっと到着した。随分時間がかかるんだなww。まぁ、どうせ内容は世界で一番最初に手にした徳島のK社長に買ってもらってきて早々に聴いてたから、何も急いではいなかったんだけど。その意味では帯と国内盤ライナーが付いただけなので、わざわざブログに取り上げるつもりもなかったんだけど、急遽取り上げることにした。

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但し収録内容自体は以前に記事にして触れているので今回は触れない。収録内容に関する拙文は以下リンクで。

YES "FLY FROM HERE - RETURN TRIP"

なぜわざわざ国内仕様盤を記事にしようと思ったかというと、そのライナーに書いてある内容が私個人的には目からウロコな内容だったから。

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内容を全部転記するのはさすがに良くないので、トレヴァーホーンによるリードヴォーカル再録盤制作の経緯について、個人的に目からウロコだった点について簡単に要点を書いてみる。

オリジナルのフライフロムヒア、そしてその次作のヘヴン&アースを制作して後、2016年7月でフロンティアーズレコーズとの契約が満了していた
フライフロムヒアの原盤権もイエス側に戻っていた。
この原盤権の戻ったフライフロムヒアを使って、イエスにとって古巣になるワーナー(アトランティック)にアルバムリリースに関する「2種類」の企画を持ち込んだ。
2種類のうちの一つとして、フライフロムヒアをトレヴァーホーンのリードヴォーカルに差し替えて、ドラマ制作ラインナップのアルバムリリースをワーナーに提案した。
しかしワーナーに受け入れられず、自主制作盤として50周年ツアーで会場販売した(後にCherry Redから配給)。

ここまでの経緯だけでも、へぇ~そうなんだ、って面白く読んだんだけど、もう一つ気になるのはワーナーに提案した「2種類のリリース企画」のもう1種の方。要点以下。

「TIME FILES」(仮タイトル)と名付けられたコンピ盤をワーナーに企画提案していた(これもボツww)。
内容はドラマとリターントリップからの選曲でドラマラインナップ曲集。
更に80年ドラマツアーで演奏されていたGo Through Thisのヴォーカル入りスタジオ完成バージョン、ドラマ収録のWhite Car別バージョン、Tempus Fugitのライヴバージョンも収録。

以上、もう1種ってオリヴァーウェイクマン版イエスのFROM A PAGEかと思ってたら全然違ったよwww。これまた、へぇ~そうだったんだ、っていう話。多分もう発売されないだろうな・・・。

既発の輸入盤というかイエス自主レーベル盤を所有してる人に、ライナー目当てで買う価値があるかどうかはその人それぞれの判断なので、私から別に勧めはしないけど、個人的にはライナー読むだけでも面白かった。ライナーの内容を全部ここに書いてしまうと、ある種の営業妨害かも知れないのでこれ以上は書かない。もちろん輸入盤を持ってない人でこれから買おうかなって人は、このライナー付き国内仕様をお勧めする。

最後にしつこく書いておくか。クリススクワイアのペンによるThe Man You Always Wanted Me To Beはホントに名曲だ。ハウ爺のギターフレーズの絡ませ方が絶品。

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2020年1月22日 (水)

サンズ・オブ・アポロ「M・M・X・X」(SONS OF APOLLO "MMXX")

うっ、聴き方を失敗したかも・・・。

スーパーグループというと使い古された形容詞だけど、でもやっぱりスーパーグループとしか言いようがないスーパーグループ、サンズオブアポロ(以下SOAと略す)の2ndとなる新作MMXXがリリースされた。タワレコオンラインで予約していたCDの到着が発売日後だったから、待ちきれなくてさっさとSpotifyで1周聴いてしまった。到着したと思ったら自分が泊まり勤務で、商品の受領はようやく公休の本日となったワケ。で、さっそくブログに取り上げてみよう。あぁ、またペンドラゴン40周年5CDは後回し・・・。そういえばSOAのライヴ盤も買ったきり未開封だwww。

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前作の1st、PSYCHOTIC SYMPHONY(サイコティック・シンフォニー)とさらに83公演にも及ぶツアーでライヴを繰り返してきた末にこの2ndのリリース、さらには今回もライヴツアーが予定されていて、おそらく日本公演もスケジュール調整に入っているものと思われる。この手の組み合わせは単発のプロジェクトで終わりそうなもんだけど、パーマネントな活動を継続するには誰かしら推進力となるメンバーがいて、それに同意する仲間が最低一人はいないと成立しないはずだ。加えてビジネスとして成立しうる勝算も必要だ。それらが揃っているのだろう。その点は後でもう一度触れる。

今回の記事はこちら側というかワタクシ側というか( ´艸`)、バンブルフットが今ではエイジアのバンブルフットでもあるから、その観点でASIAというダグも付けてしまうww。あとアレか、ジェフスコットソートのスーパーヴォーカリストぶりを、SOA2018年の来日公演で思い知らされてからは、突然W.E.T.のアルバムも愛聴し始めたからW.E.T.もダグ付けしておこうかwww。

前評判で、今回はしっかり作曲して練り込んだ、構築されたサウンドになっている的な情報があった。それは前作にも増して期待できるなと思って、今回このMMXXを聴く前に久しぶりに1stも聴き直しておこうと思った。そこで本日公休で1stを聴きながらウォーキング。腰痛がすっかり回復したのでウォーキングは今日もみっちり約9400歩。1万歩のちょっと手前で敢えて終わってるところがイイだろww。腰痛にならないように気を付けてるんだよ。ところがだ、しっかり1stを聴き直したのが良くなかったかも知れない。プログレメタルの権化的な1stのサウンドは、凄いし素晴らしいんだけど、押しが強くて圧が重たくて、結構疲れる。その状態で帰宅して引き続き2ndを聴くと・・・、シンドイww。

数時間インターバルを置いてから、改めて本作を聴きながらブログを書く。今回もプロデュースはデレクシェリニアンとマイクポートノイの元ドリームシアター組。作曲はシェリニアン、ポートノイ、バンブルフットの3人が全曲共作となる。以下、Spotifyで1周、CDで2周聴いたうえでの感想だ。但し、1stを通しで聴いて続いて本作を聴いたので疲れ気味での感想・・・。

全体的な印象は、一聴してヘヴィでダークな音像に包まれていてるだけにそれほど前作とは変わらない。一聴した分にはね。いかにもデレクシェリニアンの頭の中にあるプログレメタルを具現化しましたって感じ。以前にも言ったし繰り返しになるけど、デレクシェリニアンの鍵盤使いは、美しさやシンフォニックさを出すためではなく、鍵盤でギター的な音を出したがるし、歪ませたハモンドオルガンも聴こえるし、これがこの人のやりたい音楽なんだと思う。その言い方は確か前作の時にも同じ感想を書いたと思う。ただ、デレクシェリニアンの今作に関するインタビューを読んだ上で聴くと、確かに意識して、これまでのライヴ活動で強固になったバンドアンサンブルを生かして、しっかり作曲して作り込んだんだなというのは分かる気がする。それだけに・・・、私が聴き方を間違ったwww。1stを聴いた続きに聴いたもんだから、疲れてしまって一聴して同じに聴こえてしまったのだww。

本作だけを気分も体調もイイ時に向き合って聴くと、その練り込んだ構築感は感じ取れると思う。その意味で前作より少し聴き易くなっている気はする。聴き易いといってもメロディがキャッチーになったとかそういう意味ではなくて。勢いに任せて音を塗り込んでいないというか重ね過ぎていないというか、抑制の効いたアレンジが見受けられる。前作なら、例えばベースソロなのかなと思ったらギターも鍵盤も弾きたがってユニゾン全開みたいな、そういうところが本作は抑制されていて、ベースソロ、ギターソロ、鍵盤ソロ、とそれぞれが際立つアレンジで構築されている。ヘヴィでダークな音像に紛れてはいるが、プログレとハードロックの正調進化系とでも言えばいいのか、クラシックなプログレやハードロックを聴いてきた人間にとっていい意味で安心して聴き易くなっているのだ。メロディ好きな私の観点で言うと、メロディ感覚は前作とあまり変わらない。ジェフスコットソートの歌メロも同様。そこは少し残念。1曲だけでいいからキャッチーな歌メロ曲が欲しかった気もする。でもそこは、それがあるとドリームシアターと何が違うの? となってしまうかww。ドリームシアターにはロマンティックで美しいメロディがある。SOAにはない。あのロマンティックな美メロは、ジョンペトルーシから生まれているものであることが逆説的に証明されている。良し悪し別にして、だからこれがSOA、ということでイイんだと思う。そんな本作のハイライト、ベストチューンは言うまでもなくラストの15分越えの大作、New World Today(ニュー・ワールド・トゥデイ)だ。6つのパートからなる見事で完璧なプログレ大作。1stの10分に及ぶOpus Maximusも素晴らしいプログレ曲だったが、SOAでどれか1曲となったらNew World Todayと言ってしまっていいくらいの代表曲が今回生み出されたと思う。何ならNew World Todayを世に出すために本作2ndをリリースする必要があったといってもイイくらいだ。これが今後のツアーのライヴにおけるハイライトとして演奏されることを望む。それが聴けるなら、来日が本当に楽しみだ。

最後に、プログレ大作New World Todayが生み出されただけで傑作と言ってしまっていい本作、これが世に出たことは本当にラッキーだと思う。本記事最初に言いかけた話だが、このようなスーパープロジェクトまたはスーパーグループは普通その継続は難しいもんだと思う。それが継続した推進力、これはやはりデレクシェリニアンの意志に尽きるだろう。そしてその意志にマイクポートノイとバンブルフットが乗った、そういうことだ。そしてそれがビジネスとして成立しうることも大事だ。昨年12月に伊藤政則センセーのトークイベントで聴いた話だけど、このような強力なプログレメタルは、今時フィジカルでリリースしてくれるレーベルなんかないと言う。せいぜいストリーミング配信だ。それがわざわざCDリリースされるということは、一定の売り上げが見込める、レーベルとしても勝算がある、ということである。SOAをリリースすることに勝算がある理由は、ひとえに有名バンド出身のメンバーが集まったスーパーグループだからである。同じ音楽性、同じ内容で無名の人が作品作っても、どこもリリースしてくれない。売れた名前があるということ、メジャーであるということ、これは我々音楽ファンにとっても極めて有り難いことなのである。そこを認識せずに、意味不明にメジャーな存在を遠ざけて、マイナーやインディーを追っかけてこそ本当の音楽ファン、とでも言いたげな人がたまにいて、その考え方は逆に狭量な考え方だと思うのだ。メジャーな存在の人が難しそうなプログレ、メタルをやってくれてレーベルもフィジカルでリリースしてくれてるからジャンルが生き残る。プログレというジャンル、プログレハード、プログレメタルというジャンルが生き残る重要な要因だ。それがあって初めてマイナーやインディーのプログレやってる人たちも生かされるのではないだろうか。前に一時期主張したことを久しぶりに言っておこう。新日本プロレス木谷オーナーの言葉だ。

すべてのジャンルはマニアが潰す。

入り口となるメジャーな存在を遠ざけることはジャンルを潰しかねない。プログレは好きだけど、狭量なプログレオタクにはなりたくない。従って、少なくとも私は、プログレを愛するがゆえにだ、ドリームシアターやサンズオブアポロのような存在は大事にしていきたいと思う。

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2020年1月16日 (木)

[グルメ] 松屋 亀岡店(@ 京都 亀岡 2020年1月16日)

とうとう拙ブログで牛丼屋まで取り上げることになったのかって(笑)。

本日公休。先週後半からの酷い腰痛で5分も立ってられない状態では、立ち仕事もある業務だけに仕事を休むことも考えたけど気合いと根性で乗り切った。しかも泊まりの連続勤務だ。我ながらよくぞ踏ん張った。仕事休むことなく、病院や整骨院に行くこともなくだ。しかも泊まりの連勤明けでアラ不思議、腰痛が回復していたし。先月12月も風邪ひきかけたかなぁと思ったところで、そのまま仕事も地域の所用も休むことなく、いつの間にか治ってたし。何よこの気力の充実ぶり。気合いと根性の精神論、私は大好きだ。行き過ぎはよくないけど、ある程度の精神論は大事だと思う。まだ万全ではないものの、今日はみっちりウォーキング9500歩。あと少しで1万歩なのにその手前で終わりにしておくところがイイんだよ。

それにしてもパソコンをWindows10機にして、少ない休みの日に少しずつ自分仕様にカスタマイズしてんだけど未だに終わらない。Windows7でブログ更新時に愛用していて標準だった画像編集アプリが10ではキレイさっぱりなくなっていたりで何かと面倒。それはそれとして、この機会にSpotifyを使ってみようととりあえず無料のフリーのSpotifyをパソコンとアイホンに導入した。これはイイねぇ。Wifi環境さえあればダーターで大量の楽曲、アルバムが聴けるし。今日は午後にコメダ珈琲に行って、Wifi掴まえて、BOX購入を断念したピンクフロイドの後期BOXから「鬱」2019Remix全曲を聴いてやったぜ。コーヒー1杯でwww。買いたくても買えなかったやつとか、買おうかなどうしよっかな程度のアルバムをとりあえずSpotifyで聴いて、それから購入可否を判断する、ということにも使えそうだ。実に気に入ったよSpotify。無料フリーだとCMが入ってウザいって話もあるようだけど、今日コメダで1時間近く「鬱」2019Remix聴いてたけど、一度もCMなんか入らなかったし快適快適。

さて、そのコメダへ行く前にお昼ご飯で掲題の牛丼屋さんの松屋に行ってきた話だ。単なる牛丼を食べただけならさすがにわざわざブログには取り上げない。今日食べたのはコレだ。

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1月14日から期間限定?で始まったジョージア(グルジア)料理のシュクメルリ鍋定食。提供されてまだ3日目なのに既にツイッターとかで超話題になっていたので気になって、近くの亀岡の松屋に食べに行ってきた。

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シュクメルリ鍋とは、ニンニクとチーズでしっかり味付けしたホワイトシチューで、具は焼いた鶏肉とサツマイモ。

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ツイッターで「シュクメルリ鍋」で検索したら出るわ出るわ絶賛ツイート。お昼の12時ちょっと過ぎに入店したんだけど、お昼時なのに店内ガラガラww。さすが田舎。都市部みたいに昼時に席が空くのを待つなんてことはないどころかガラガラなんだから。早速シュクメルリ鍋定食790円をオーダー。ライスは大盛り無料なので当然大盛りで。さすがに牛丼よりは少し時間がかかったけど、店内ガラガラだったから程なくして登場。

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鍋だけあって超アッツアツ。グツグツ煮立った状態でとにかく熱い。フゥフゥしても熱過ぎてなかなか口に入れるのに勇気がいる。牛丼みたいにガツガツ掻き込むなんてもっての他。ゆっくり食べる。それでも口の中が火傷しそうになる。お味は、これはもうしっかりとニンニクとチーズの香りが濃厚で、ほかのお客さんに迷惑になるんじゃないかなってくらい。個人的にはシチューというよりはむしろニンニクをしっかり効かせたチーズフォンデュって感じがした。そんな感じでシチューの味自体も濃厚だから、やっぱりこうするよね、ライスにON。

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ライスと一緒に食べる。美味い。

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今日の亀岡は、ようやく亀岡らしい、冷蔵庫のような寒さだったけど、このアッツアツのシュクメルリ鍋食べたら汗かいた。完食。

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さすがに田舎とはいえ12時30分頃には店内それなりに席が埋まってきた。帰り際に店内見渡したけど、シュクメルリ鍋を食べてる人は一人もいなかったww。ツイッターとか見てるとシュクメルリ鍋定食をオーダーしてる人がいっぱいいる的に感じたけど、田舎では新メニューは浸透が遅いのかな。でもよく考えたら今日は平日。私は不規則勤務だからたまたま今日は公休だったけど、店内は明らかにお仕事関係のスーツ着た人とか作業着着た人が殆どだった。仕事中で、このニンニク臭たっぷりの昼ご飯は普通食べないわなwww。それくらいニンニクとチーズの香り全開で口の中が満たされてしまったし。美味しくて、人によってはクセになるかも知れないが、あえて言うなら、このあと誰にも会う予定はないとか、そういう時じゃないと食べれないかも。

ちなみに帰宅してしばらくしたら、案の定オカンから「アンタ、何食べてきたん? 臭いなぁッ!」と突っ込み受けた・・・。

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2020年1月11日 (土)

ニール・パート追悼:ラッシュ「ラッシュ・ライヴ ビデオ新約神話大全」 (R.I.P. NEIL PEART : RUSH "A SHOW OF HANDS")

12月来の公私にわたる忙しさで、そろそろ来るかなぁと思っていたらやっぱり来た。腰痛(-_-;)。一昨日から昨日にかけての泊まり勤務中に腰に違和感を覚えて、それでも踏ん張って昨晩は地域の所用に奮闘したけど今朝はダメ。本日公休で、午前にウォーキングしてみたけどやっぱりダメ。腰が痛くて途中で立ち止まったりして結局断念。5000歩くらいでさっさと帰ってきた。風邪は気合と気持ちの充実で吹っ飛ばしてやったぜと思っていたが腰はダメだ。こうなると気持ちの充実とは関係なく、やっぱり連休が欲しくなってくる。2月に有休突っ込んで連休作るつもりだったが、ノッていた気分と忙しさにかまけてうっかり申請するの忘れてたし・・・。3月まで連休は作れない。困ったなぁ。明日からは泊まりの連勤だしマジでヤバい。

Windows7のサポート終了直前で購入したWindows10の新しいパソコンも少しずつ自分の使いやすいように、セキュリティソフト導入したりアプリをインストールしたり自分仕様にカスタマイズ中。大分使えるようになってきたので今日はこの新しいパソコンから初のブログ更新と意気込んでいた。ネタはようやくペンドラゴンの40周年記念5CDで・・・。と思っていたところに今朝飛び込んできたショッキングなニュース。RUSHのドラマーでコンセプトメーカーのニールパートが67歳の若さで脳腫瘍により逝去とのこと。これはショックだ・・・。

なので今日は一日RUSHしか聴く気がしない。ブログ更新もニールパート追悼でRUSHだ。午前はクロックワークエンジェルズを聴き、午後はムーヴィングピクチャーズを聴き、いまカウンターパーツを聴きながらブログを書いてる。以前にクロックワークエンジェルズの記事で書いたけど、80年代後半からRUSHを聴くようになった私には、70年代から80年代前半の超名作、代表作群はすべてその当時に後追いでCD買って聴いた。リアルタイムで聴いたのは掲題のライヴ盤「新約神話大全(A SHOW OF HANDS)」が最初だった。なのでRUSHの全作品から改めて取り上げるとしたら、個人的にはこれなんだよね。89年リリースのライヴ盤。

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これ、今は亡きレーザーディスクwww。中古屋に売りようもなくていまだに手元にあるのだ。名作や代表作と言われているものは他にたくさんあるんだけど、聴いた回数、観た回数だけで言えばこのライヴ盤が一番多かったと思う。RUSHに興味を持ったのが、プログレにはまり始めた学生のころで80年代後半だったから、ちょうどそのころに発売されたということのみでよく観聴きしていたのだ。しかも気に入ってしまって繰り返し繰り返し観た聴いた。もともとが80年代から洋楽を聴いた私なので80年代サウンドに親和性の高い私の耳である。その時代その時代でしっかり時代の空気感を捉えていたRUSHの事、この80年代RUSHを総決算したようなライヴ盤は当時だけでなく今でも私にとっては一番聴きやすくて好きなライヴ盤である。のちにREPLAY X 3として発売されたライヴ映像3種のDVD集にも収録されていて、もちろん所有している。

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この後、90年代に向けての作品PRESTOで、80年代的シンセ装飾をキレイに取っ払ったシンプルなサウンドに路線変更したけど、不思議なことに70年代の複雑でテクニカルなインスト重視のサウンドでも浮かび上がったメロディの聴き易さ、80年代のシンセ装飾でも引き立ったメロディの聴き易さが、シンプルなサウンドのPRESTOでもやはり際立ったのはRUSHの音楽性の根幹が変わらないことを物語っていたと思う。RUSHとしての最終作はクロックワークエンジェルズとなったが、そのラストに収録されたThe Gardenの美しさと優しさも、なるほどRUSHの最後を飾るに相応しかったと思う。そして多分その在り様はDREAM THEATERにも引き継がれていると言ったら言い過ぎか?

日本では米英ほどはスーパースター級の人気がないのは不思議で、来日公演も84年のみ。遂に私はRUSHのライヴを直接観ることはこれで叶わなくなってしまった。それは本当に残念。

なんだかんだ言って80年大好きな私にとって、実はRUSHで一番好きなスタジオ作はHOLD YOUR FIREだったりする。このライヴ盤にも収録されたMissionは曲単位では一番好きでもある。ゲディリーがキーボード弾きながら、ベースも弾きながら、そして歌も歌うという一人3役、これには憧れたものだ。実は今でもいつか自分でこの一人3役、マネしてみたいと思っているwww。だけれどもそんなことよりもこのMissionという曲について、ツイッターでshig-sakさんから頂いたコメントに改めて感銘を受けた。このMissionのサビの最後の素晴らしい歌詞、

a spirit with a vision is a dream with a mission

どんだけ美しく前向きな歌詞なんだろう。本当に素晴らしい。そしてこの歌詞に集約されるニールパートの優しさと哲学、この歌詞を今こそ逝去したニールパートご本人に捧げたい。

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