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2007年8月17日 (金)

No ordinary miracle (from "Welcome to heaven")

少しこのブログのデザインを変えてみた。オレのセンスいまいちだけど・・。

ウェットン先生の術後の経過は順調だそうで一安心。でも結構重い症状だったようなので復帰にはかなり時間がかかるみたい。この際徹底的に体をケアをしてもらえればよいと思う。

思えば・・・、先生の歴史って結構悲運が付きまとってるような気が。

KING CRIMSONでは、「このバンドがあと20年続けば良いのに・・」と思ったくらい充実していたにも関わらずフリップ尊師によりバンドは一旦闇へ葬られ、スーパーバンド WWB(Wakeman,Wetton,Bruford) は未遂に終わり、パンクの時代にプログレファンの絶大な期待を背負って船出した U.K. はアルバム1枚とツアーであえなく分裂、3人UKも行き詰まり解散、ASIA で遂に大成功を収め、世界で最も売れ、最も有名な、まさに時代をときめくスーパースターになったかと思えば、MTVのビッグイベント "ASIA IN ASIA" 直前で解雇され、それでも不遇の80年代後半を経てASIA 再始動を足がかりに、アメリカでのメジャーレーベルからのソロ契約を勝ち取ったもののアルバム完成、発表直前にレーベルの売却とソロ契約の無効化、ここから不遇のソロ時代、オリジナルASIA再結成の成功途中での今回の病と、まあ後ろ向きに見てしまえばどこまでも悲運である。

Jwwth_3久しぶりに先生のソロ、2000年発表の "Welcome To Heaven"(海外では "Sinister")を取り上げてみる。なぜ取り上げるかと言うと、いろんな意味で不遇な作品だから。曲によって音質バラバラ。デモテープの寄せ集めのような作品。多分ファンの間でも人気はないだろう。オレもほとんど聴かない。ちなみに今度の10月の紙ジャケ再発からも外れている・・・。

この不遇の作品、曲によってはとてもメロディの良い作品が収められている。キチンとした統一感のあるプロデュースがなされていればまた印象も変わっただろう。その中の一曲、'No Ordinary Miracle' 、これも美しいメロディのミディアムテンポのバラード。病に倒れた先生の状況を重ね合わせてしまったのか・・・タイトルと歌詞の内容に入り込んでしまった。訳詞の一節は以下(↓)。

人生の連鎖で、手遅れということはない

辛抱強く、

僕たちは僕たちに為し遂げさせてくれる青空からの贈り物を待つ

~~~

僕たちは奇跡の時代を通ってきたけれど

多分この奇跡だけがまだだったのだ

僕に送られて来たのはただの奇跡じゃない

この奇跡、それは君

苦しい状況を全て乗り越え、そこから得たものを最大に生かした素晴らしい復帰を願いたい。過去の出来事は全て役に立っていると言えるような。

そこにウェットン先生が存在している、そのこと自体がオレには奇跡だ。

No ordinary miracle, The Miracle is WETTON !!

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