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2007年11月10日 (土)

76年、ブルッフォード入りジェネシスライブ音源

ジェネシスに関しては大家の方も多いと思うので特に目新しいことは書けない。ここで紹介する音源は所謂定番と言われる音源だと思われるが、どういうわけか近頃ジェネシスライブ音源の収集にハマり始めた拙の感想込みで紹介します。ほとんどが過去にブートでも出ているようだがブート盤は未所有が多いので比較とかは出来ません。悪しからず。但し慎重に調べた上で最も音質、内容が良いと思われるヴァージョンの入手に努めています。

とにかくジェネシスはラジオショー音源等、優良SB音源が多数あり収集といっても大変である。個人的に、76年~77年の "Trick Of The Tail" ~ "Wind And Wuthering" の4人ジェネシスが一番のお気に入りで、その後は "Duke" 辺りまでが興味の範囲となる。今回はピーターゲイブリエル脱退後の76年 "Trick Of The Tail" ツアー音源から取り上げます。なお、セットリスト等は下記の英国ファイサイトで詳細に記録されている。

http://www.genesis-movement.co.uk/

こちらの Live Recordings が凄いデータベースになっているのでご参照ください。

76年のジェネシスはいろいろな意味でターニングポイントでもあり、また他の時期とは異なる興味を引く時期でもある。このツアーではドラマーとしてビルブルッフォードが参加しており、翌年からは現在に至るまでチェスタートンプソンが務めているという意味では76年のみの貴重な編成である。

● 76年4月13日 Pittsburgh, PA, USA

米国ツアー、ピッツバーグでのライブ、音質極上のSB音源。1曲目からもうブルッフォードでしか有り得ないような、一聴してブルッフォードとわかる個性丸出し存在感有りまくりのドラミングで、ブルッフォードファンは思わずニヤリとさせられる。あのスネアの音から、シャープな切れ味抜群のドラミング、それがこの時期だけでしか味わえないジェネシスライブであることを実感させてくれる。公式盤の "Seconds Out" ではほとんどが77年ツアーのチェスターがドラムの音源で構成されているので、この音源はブルッフォード入りのライブをたっぷり味わうには最適ではないだろうか。

● 76年4月15日 Cleveland, OH, USA

米国ツアー、クリーブランドでのライブ、SB音源であるが拙が入手した音源は少しピッチが高い。演奏は機材トラブル等で少々ドタバタ振りが分る面白い音源ではある。音質は上記ピッツバーグに比べて一歩落ちるか。

● 76年5月1日 Burbank, CA, USA

こちらはオーディエンス音源。音質はまずまず。この日も含め、公式盤では味わえないスリリングでシャープな演奏が聴ける。やはりブルッフォード参加の効果絶大か。

以上の3音源、どれか一つ選ぶとすればダントツでピッツバーグということになる。このツアー限りでブルッフォードが離脱したのは残念ではあるが、それだけにこのツアー音源の貴重さは他に代え難いものがある。

さて、77年~81年辺りのライブ音源もいくつか入手したが、そちらもやはり曲のよさからか十二分に楽しめる。また追って紹介します。

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2007年11月 3日 (土)

97年YES、6人期のライブ極上aud音源

本当に久しぶりの更新で、これまた本当に久しぶりの97年YESのライブ音源をネットでDL入手したので聴いてみた。この時期を聴くのは久しぶりということもあってか結構ハマりました。

● 97年11月29日 Houston, TX, USA

97年秋から98年秋までの一年、約150公演にも及んだ "Open Your Eyes" ツアー、北米ツアー1stレグの後半戦。ジョン、スティーブ、クリス、アランのクラシックメンバーに加え、ビリーシャーウッド、イゴールコロシェフの若手2名が参加した6人編成期。

Yes97

過去にブート化されていたかどうかは分らないが、もし未ブート化ならばきっと近々西新宿で出るだろう。そう思わせるような極上音質の、まさにデジタルオーディエンス録音という感じ。ヘタなスカスカの痩せたSB音源より遥かに楽しめる。

96年のウェイクマン入りクラシックラインナップ再編での "Keys To Ascension" 後のツアー計画がウェイクマン不参加で頓挫し、代わりに若手2人を加えたこのツアーはバンドとしての積極さがはっきりと感じられる。フレッシュなメンバーで、演奏もリフレッシュされたバンドの一体感が素晴らしく、現役度の高い演奏であることが尚更この音源の素晴らしさを後押ししているようだ。この後、同じ編成で90年代YESの傑作 "The Ladder" が製作される事になるのだが、過去のYESの良さとこの編成期の若々しさが同居した "The Ladder" へと向かうその予兆と、バンドの充実はこのツアーで計られたものと確信できる。

普段はあまりこの時期のライブ音源はすっかり聴かなくなっていたのだが、2002年のクラシックラインナップ再編以降の、特にハウ爺の衰えの影響か、少しもたついた演奏に慣れていた耳には、本音源は改めて新鮮で、現役度の高さに耳を奪われる素晴らしい演奏、音質であった。それでも97年ってことはもう10年前ってことか、この頃まではまだまだライブバンドとして勢いがあったんですねぇ・・・・。

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