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2009年4月25日 (土)

エイジア2009英国ツアー、ライブ音源(Apr 22 , 2009)

ICON 3 の短いプロモ活動に続き、元気にまたオリジナルの4人で合流したエイジア。フェニックスツアー2009ということで、ヨーロッパツアー13本、UKツアー7本を無事終えたようだ。様子はネットで出回った 3/22 ブルガリア音源と 4/22 英国ニューブライトン音源で確認できる。なかなかゆっくり聴く時間が無いのでココではニューブライトン音源をレビュー。

Asia_banner_2009

● 2009年4月22日 New Brighton, UK

3月からのヨーロッパツアーでは、セットリストは昨年のツアーと比べて、曲順が変わったくらいで曲目は大差無かったが、UKツアーで一部チェンジしたようだ。そこに注目しながら聴きました。で、セットリストは以下。

First Set:

①Only Time Will Tell ②Wildest Dreams ③Never Again ④Roundabout ⑤Time Again ⑥Bolero ⑦Sketches In The Sun ⑧Clap ⑨The Smile Has Left Your Eyes ⑩Don't Cry
⑪Heroine ⑫Open Your Eyes

Second Set:

①Fanfare For The Common Man ②Without You ③An Extraordinary Life ④The Court Of The Crimson King ⑤My Own Time ⑥Living In The Plastic Age ⑦The Heat Goes On (incl. Carl Palmer solo) ⑧Sole Survivor

Encore:

① Heat Of The Moment

新たにセット入りしたのは、 'Heroine' 'My Own Time' 'Living In The Plastic Age' の3曲。大好きなデイライトがセット落ちしたが、昨年散々聴けたのでもうOK。ヒロインはフェニックス収録の美しいバラード。その美しさそのままにハウ爺のロングトーンのギターソロも印象的な演奏が披露されている。マイオウンタイムは、先日のICONツアーで遂に披露されたエイジアの隠れた名曲だが、さすがオリジナルの演奏。ICONでの演奏も良かったがココで聞けるオリジナルの演奏は、アルファでのイメージそのままに、演奏後半のギターソロからジェフのキーボードによるファンファーレ風のフレーズも再現され、素晴らしい高揚感を伴って曲を締めてくれている。プラスチックエイジはバグルス曲。先生も次々とバグルス曲覚えるの大変だろうなぁって。

音源自体の音質は大変良好。クリアでパンチがあって各楽器の演奏も良く聴こえる。超高音質音源といえるのだが、一点残念なのはモノラルっぽいこと。しかしそれを補って余りある音質の良さではある。演奏も例によって少しのミスはあるが全体的に絶好調と言えるだろう。先生の声も2月のICONジャパンツアーでの好調そのままである。

さて、この間に、6月末からのイエスとの夢のジョイントツアーも発表された。どこまでも楽しみは尽きない。ステージ出ずっぱりになる還暦過ぎたハウ爺の精力には恐れ入るかぎり。まだまだエイジアとしても続くことは何よりだね。

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2009年4月19日 (日)

エイジアインエイジア’83の各種コレクション

聖地西新宿の某ショップにて83年エイジアインエイジアの初日12/6音源が、2種のソース分リリースされた。ちょうど偶然このタイミングで当時のパンフとコレクターズアイテムを入手したので紹介。

まずは先日、聖地で入手したブートCD。

ASIA "SHINES ALL AROUND"

記念すべきエイジア初来日の初日83/12/6の武道館音源。2種のソースをそれぞれ完全収録の2CD。

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ジャケもなかなかイカしてる。トラックリストは以下。

① Intro ② Time Again ③ The Heat Goes On ④ Here Comes The Feeling ⑤ Eye To Eye ⑥ Sketches In The Sun ⑦ Only Time Will Tell ⑧ Open Your Eyes ⑨ Keyboard Solo ⑩ The Smile Has Left Your Eyes ⑪ Wildest Dreams ⑫ Drum Solo ⑬ Heat Of The Moment

-1st Encore- ⑭ Sole Survivor

-2nd Encore- ⑮ Cutting It Fine ⑯ Daylight

1枚目のソースは、同ショップから数年前に出たブートCD "Dragon Attack 1983" (写真は↓の右)の12/6分と同音源だが、今回はイコライジング等の加工を加えていないとの事。今回の元音源状態でも十分に超高音質で耳障りも良い。

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2枚目の別ソース音源は今回初登場音源。さすがに超高音質の1枚目に比べると、客の手拍子や声がちょっと邪魔で、すこし落ちるがそれでもブートのレベルとしては高音質。こちらのソースの特筆は、カーリーヘアのお兄さんの前説が収録されていること。翌日MTVのいい練習だったのでは?。

別のときにも触れたかもしれないが、先生解雇のあと代打で入ったグレッグレイク入りの演奏だが、演奏そのものはとても充実していて申し分ない。

次は同ツアーのパンフレット。こちらは某ショップでいろいろポイントとか割引券とか使った結果、ただ同然で入手できた。

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ま、記念のグッズってことで。

で、今日のこのブログのメインはコレ(↓)。エイジアコレクター道驀進です。

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上に紹介した初日12/6のFM放送局ウエストウッドワンの放送用3枚組みレコード。トランスプリプションディスクってヤツね。言うまでも無いがSB音源。某海外オークションで入手。ずーーっと欲しかったので超うれしい。

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キューシートのタイムアゲインとなっているべきところが 'Time After Time' ?? となっているところがちょっとアレだが・・・・。

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音源そのものは、この盤落としの音源を持っていたので聞き飽きた内容ではあるが、その原盤を入手したってワケ。ン千円で入手できたのでまあまあかなって。自己満足のコレクター道はまだまだ続くのである。次回は海外盤シングル編か、いろんなアルファ編を展開しますよ。

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2009年4月 3日 (金)

ウェットン・ダウンズ、"ICON 3" レビュー

待望のICON3サイン入りEU盤が届いた。ここ数日は通勤中のIPODでヘヴィローテーション状態。軽くレビューしてみます。国内盤の発売待ちの方はご注意を。

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わざわざサイン入りを注文したので、そのサインを。ジャケ表ではなく、ジャケ内側の雪山バックの写真のページに崇高なるサイン。

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それでは内容のレビュー。あくまでも筆者個人の感想なのでコレを参考に買う買わないとか決めないでくださいませ。っていうか買いですが。

一聴して2ndのルビコンとの比較から、メロディが後退したかのような感想を持つ方もいらっしゃるようだが、いやなかなかどうして、メロディアスな作品であると思う。

WETTON/DOWNES "ICON 3" (FRONTIERS RECORDS / FR CD 406)

① Twice The Man I Was

発売に先立って来日公演でも演奏されたリードトラック。威勢のいいロックではあるがちょっとメロディが平坦。これが一曲目に来ているのでメロディの後退の印象を持ってしまう方もいるのかも知れない。

② Destiny

しかしこの曲で私的には一気に印象が変わる。なんとなく聞き流すとありがちなバラードでしかなく思えるが、よくよく聴くと本当にメロディアス、間奏のベースとキーボードによるチャーミングなメロディ、それに続くキルミン君のギターソロ、このさりげない部分に素晴らしいメロディをあっさり配してるあたりは実に贅沢。先生ダウンズの黄金コンビによるメロディメイカーとしての才能が全く枯渇していないことが分かる

③ Green Light And Blue Skies

ビートルズを思わせる浮遊感から始まり、ヴォコーダー、サビの聴きやすいメロディが印象的な曲。

④ Raven

ICONシリーズでは定番となりつつある、エイジアでは出来ない取り組み、女性ヴォーカリストと先生のデュエット曲。美しく静寂な曲。でもこのシリーズはICON一作目のアニーハスラムとのデュエット曲 'In The End' 、コレに尽きるんだなぁ。あれはホントに美しかった。

⑤ My Life Is In Your Hands

こちらも前曲に続き静寂な中に哀感を漂わせつつちょっと変わったメロディ展開を見せる曲。

⑥ Sex, Power And Money

この曲が本作でヘヴィローテになってる人は果たしてどれくらいいるのか・・・、筆者は結構飛ばしてしまいます・・・。先生自身のライナーによると1991年頃、LAにて作りかけていた曲らしい。ヘヴィな曲。

⑦ Anna's Kiss

荘厳なキーボード、アンドレアスフォーレンヴァイダーによるハープ、ヒューマクドウェルのチェロを効果的に使ったインスト曲。クラシックのような気品と荘厳さが同居する曲想からロックのリズムに入っていき、哀愁のギターソロが展開される。

⑧ Under The Sky

静かに哀愁をたたえたメロディからセンチメンタルなメロディへ、最近の先生らしい曲だとも思える。

⑨ Don't Go Out Tonight

こちらも先の来日公演で披露されていた曲。エイジアでも良いようなポップソング。やはり先生ダウンズのコンビにはこういう曲は必須だ。気持ちよく聴ける。

⑩ Never Thought I'd See You Again

穏やかに優しいメロディが展開するホッとするような曲。アレンジも良く練られている。

⑪ Peace In Our Time

ラストにふさわしい、メロディ、アレンジ共に宗教的荘厳系の曲。先生によるライナーには興味深い記述がある。曰く、1976年、ビルブルッフォード、リックウェイクマンとリハーサルしていた頃に着想していた曲との事。おぉ、これは幻の WWB(Wakeman,Wetton,Bruford) の一端だったのか・・・。それを思いながら聴くと様々な想像が出来て、これまた楽しい。

以上、①が一瞬エイジアの 'Go' を思わせたり、②が同じくエイジアの 'I Will Remenber You' を思わせたり、と自身の過去作の再生産か? 見たいな声も聞こえそうだが、自分の曲なんだからいいじゃないって。他人の曲をパクってるワケじゃないんだから。エイジアとは違うICONならではのいろいろなスタイルの曲が入った、それでいてメロディアスさは外さない、何度でもじっくり聴く楽しみを味わえる傑作と言い切りますよ。

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