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2011年9月11日 (日)

DREAM THEATER "A DRAMATIC TURN OF EVENTS" レビュー、聴き込む程に傑作か。

いろんな意味で待望のドリームシアター新作 "A DRAMATIC TURN OF EVENTS" が国内発売。各所での書き込みを見ているとほぼ好意的と言うか絶賛に近い評判だったので自分もワクワクしながら発売日から一日遅れで購入。もちろんDVD付きスペシャルエディションね。

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ホントは一曲ごとにレビュー行きたいが何しろ複雑な展開の長い曲が多いので一曲ごとレビューは大変なのでご勘弁を。

凄い評判だったので期待が大きすぎたのか、最初一聴した感じは正直「??、そこまでのアレか?」と思った。ところが2回、3回、4回、5回、と聞くうちにどんどん味わいが増してくる。多分最初の印象が??だったのは、一瞬にして胸に突き刺さるようなメロディ、例えばイメージズ&ワーズで言えば 'Another Day' 、シーンズフロムアメモリーで言えば 'The Spirit Carries On'~'Finally Free' 、シックスディグリーズオブインナータービュランス(カタカナで書くと大変やな)で言えば 'Goodnight Kiss'~'Losing Time/Grand Finale' あたりのキラーで印象的な美メロを期待していたからかもしれない。個人的にはそこまでの美メロは無いように思えたが、かと言ってメロディが減退しているわけでは無い。全編にわたってメロディアスでエモーショナルなヴォーカルメロディとギター、今まで以上に70年代プログレに近付いたかのようなキーボード等素晴らしい出来である。

最初にちょっと??だったのはメロディアスはメロディアスでも、明るい希望的なメロディでなく、今回全編を覆っているメロディは哀感を伴ったメロディなのと、この哀メロが印象的なメロを一発強調してるのではなくサラッと流れ、かつ様々な多くのメロディが登場するために、最初の一聴の印象が散漫になったのかも。だからこそ何度も聴きこむうちにこの哀メロ中心のメロディアスさが次々と発見出来、何度でも聴ける魅力を感じることになったのだ。

ドラマーの交代は、今回のドリームシアターが目指したサウンドがザクザク、トゲトゲした部分よりもヘヴィ過ぎず、幅広くプログレ、メタルを包含したものをであったとするならば結果成功と言える。マイクポートノイは、その良し悪しは聴く側の趣向次第だがどうしてもヘヴィな音像を指向していたように思うが、その部分が薄くなり、テクニカルでメロディのしっかりしたドリームシアターの原点を拡大させた今作を喝采を持って受け入れるファンはかなり多いだろう。それが各方面での絶賛の理由かと。新ドラマーのマイクマンジーニは、このとにかくテクニカルな今作で見事なドラミングを披露していると言える。現状でマイクマンジーニを選んだことは今さらではないが最高の選択だと言えるだろう。

個々の曲では、聴けば聴くほどメロディが胸にジンジンくる 'This Is The Life' 、バンドの歴史に残る名曲になるかも知れない 'Breaking All Illusions' 、もの凄いテクニカルな 'Outcry' が個人的に現時点ではヘヴィローテ。しかし全曲がメロディも演奏そのものも聴きどころ満載なのでおそらくこれから更に聴きこむほどに全曲好きになりそうな予感がある。

コレクターズBOXもワーナー直販サイトで扱いはじめたみたい、どうするかなぁ・・・。今月から来月は苦しいからな。ピンクフロイドの狂気コレクターズBOXも予約したし、イエスメンバー'75~'76年のソロシリーズ紙ジャケ再発も全部買う予定やし。

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