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2012年12月 2日 (日)

エイジア「詠時感~時へのロマン 30周年記念スーパープレミアムBOX」レビュー②(リマスターCD&ドキュメントDVD編)

詠時感スーパープレミアムBOXのレビューパート②、本体のリマスターCD&本編ドキュメントDVD "30 Tears On" です。

まずはCDから。今回は以下写真の5種を聴き比べ。

Img_1267

左は今回のBOX、右は上から順番に、

・国内盤CD初版、箱帯
・2001年国内リマスター紙ジャケCD
・2005年リマスター、ベスト盤CD
・2010年Audio FidelityリマスターCD

ウチは特に立派なオーディオを備えているわけでは無いし、また自分自身の耳も若いころに患った病の関係で右の耳の聴力が少し落ちる(日常生活に支障は無い)ので、ちゃんとした音質比較にはならない。この点ご了承を。あくまでこのバカ耳で感じた印象です。
まずは以前入手時に紹介した箱帯は、これはもう音質で言うなら問題外、他のリマスターに比べたら細かいところが明らかに霞んで聴こえる。これは持ってることに意義があるって話。次に2001年国内リマスター紙ジャケ、箱帯に比べれば音はくっきりしたかな?程度。一番良く聴いた2005年リマスターベスト盤、音デカいなぁって言うのが第一印象。近年流行っていた音圧勝負か。2010年Audio Fidelityリマスターは、前述ベスト盤に比べて音圧は控えたがピーク音量をベスト盤と同じにして聴いてみると、より整然とスッキリ聴こえる。そして今回の2012年リマスター、これは音圧がベスト盤並で音の伸びも感じる。

以上が拙のバカ耳での印象、少なくとも今回の最新リマスターは、過去のどのリマスターよりも負けてはいない、とだけは言えますな。あとは個々の好みの問題かと。ただ未入手のSACDや、今度出るハイレゾ配信音源がさてどうかと言うところ。

続いてドキュメントDVD "30 Years On" 、コレは非常に興味深く見ることが出来る。2006年再結成ツアー前のリハーサルや、その後の再結成ツアー、オメガツアー等での未発表映像を挿入しつつ、メンバー4人の証言によりエイジアの歴史が語られていく。知ってる話が大半ではあるが今回はメンバーそれぞれの生い立ちにもフォーカスが当てられており、幼少時や少年時代の観たことない写真も挿入されている。特に注目するところはやはり、デビュー前のメンバー確定までの話、83年崩壊時のメンバーそれぞれの見解、2006年再結成合意の証言等がある程度赤裸々に語られていく。

デビュー前のメンバーの出入りについてはBOX付属のブックレットも参考にしならが観ると、より核心に迫れるだろう。当初キーボードにはリックウェイクマンが候補に上がっていた件、トレバーラビンやロバートフライシュマンがセッション参加した件は今更ながら興味をそそられる。でもやはり最終的にはこのオリジナル4だからこそのエイジアサウンドだったんだろうな。83年崩壊時の話も、ウェットンとハウの対立、ウェットンのアル中、ウェットン脱退から復帰、その2週間後のハウ脱退、これらがメンバーの口から直接語られ映像化されるのは、逆に言えば今現在のエイジアがうまく活動出来ているからこそのぶっちゃけ話で、何とも言えない感傷と安心感をもたらしてくれる。

非常に良くできたドキュメントで、エイジアの歴史を俯瞰するには申し分の無い映像であった。そして最後に、マニアが気になる点はこの映像に一部挿入された82年ツアー時と思われるプロショットのライブ映像(プロショットって(笑)、ブートに慣らされた言い方やけど)。なんだ?あるじゃんかよぉ?みたいな。マニア的には期待してしまうよな、あのライブ映像、フルで出せないの?って。

以上、パート②でした。次回パート③はいよいよ一部で賛否両論(笑)、国内盤のみ収録のボーナス映像をレビュー。あっ、先に言っとくけど私は肯定派ですよ完全に。

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