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2012年12月25日 (火)

STEVE HACKETT "GENESIS REVISITED Ⅱ"

仕事を定時で上がれて、クリスマスケーキの叩き売りを尻目にとっとと帰宅。帰り途中のケンタッキーフライドチキンが長蛇の列だったのはやっぱりクリスマスだからか。さっさと晩ご飯食べてお風呂で入浴剤「旅の宿」入れて十分温まって、珍しく平日に記事UP。お気楽やな我ながら。

今回も発売早々に購入していながら詠時感BOXレビューの為に後回しにしていたブツをいきます。近年プライベートではいろいろ困難もありつつ活発な活動を続けるスティーブハケット、前作 "BEYOND THE SHROUDED HORIZON" は会心の出来だった。逆にイエスのクリススクワイアとのコラボ作SQUACKETTはイマイチだったけど。それに続く新作となるジェネシスリビジテッドⅡ。

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ハケットのサイト直販で直筆サイン入り。ジャケの左上ね。地味~。このジャケは日本人にはちょっとマズイよなぁと思っていたら国内盤はジャケを変えて発売したみたい。それが賢明だろう。

さて内容だが、前回1996年のジェネシスリビジテッドはセルフカバーとはいえ、オーケストラの導入、ピーターゲイブリエルとの共作となる美しいメロディを奏でるジェネシス時代の未発表の名曲 'Deja Vu' など新機軸も取り込んだ意欲作であったが、待望のパートⅡとなる今作はヴォリュームたっぷり2枚組CDでジェネシス時代の曲とソロでの名曲をほぼ完コピ状態で再演となっている。この点をどう捉えるかで評価が変わるかも知れないが、なにしろ元の曲が名曲なだけに駄作とはなり得ない。聴いていて非常に気持ちのいい素晴らしい仕上がりとなっている。エイジアじゃないので全曲レビューはしないけど、気になる曲だけピックアップしてみる。1枚目から。

'Horizons' は、またやるか(笑)って。名曲で大好きな曲なので構わないけど。一度自分でギターで演奏してみたい(その前にギター買えよってか)。

'Dancing With The Moonlit Knight' は元イットバイツのフランシスダナリーのヴォーカル。昔からゲイブリエルに声質が似ていたけど、ここでも見事にそのまんまゲイブリエルやん、って感じ。そういう意味でも完成度高いって。

'Please Don't Touch' って実は元のハケットソロ曲を知らないんだけど、86年GTRの 'Hackett To Bits' って曲に同じメロディとリズムが出てくる。これはそういうアレなの? そういうところで引っ掛かってしまうオレ・・・。

2枚目に入ると個人的に一番好きな時期の、ゲイブリエル脱退後の4人ジェネシス期の曲が中心となる。

'Eleventh Earl Of Mar' は個人的にジェネシス最高傑作、キーボードの洪水を浴びることが出来る77年の "WIND AND WUTHERING" の一曲目。これもほぼオリジナル通りの完コピだが曲自体が大好きな曲なので気分良く聴ける。

'Ripples' はこれまた4人ジェネシスの大名作 "Trick Of The Tail" 収録の、一番お気に入りの曲でこの再演も嬉しいが、それだけに残念な点が・・・。このヴォーカルのひと誰や? この魔女チックな声が気に入らない。だったらオリジナルを聴けばいいんだけどね。

'Afterglow' では待ってました! 我らが大先生ジョンウェットンがヴォーカルで登場。エライ地味な曲での登場なのがちょっと寂しい気もするが。前回パートⅠでは、'Watcher Of The Skies' と 'Firth Of Fifth' といったドラマティックな名曲で豪快にウェットン節を聴かせてくれて、もうこの2曲では先生のヴォーカルバージョンの方が耳に馴染んでしまったくらい素晴らしかったんだが。今作で言えば例えば 'Eleventh Earl Of Mar' とか 'Ripples' 辺りで豪快に歌ってくれると尚更嬉しかったんだが、まあ仕方ない。でもこの 'Afterglow' 、最初は先生が穏やかにオリジナルのイメージを外さないような歌い方が地味で、少し違和感を感じたが聴き込むうちにアラ不思議、コレはこれでとても先生の情感がこもっている感じがして繰り返し聴いている今日この頃。

'Shadow Of The Hierophant' はハケットソロの超名曲。これはオリジナルも持ってる。憂いと翳り、まさに英国の幻想的な霧風景をそのまま音で表現したような問答無用の傑作。これもオリジナルのイメージを大事にした再演となるが、飽きないねぇ何度聴いても。'Horizons' もそうだが名曲というものは何度再演してもらっても良いものは良い。

以上、今年2012年の先生はソロ、トリオUK、エイジアと来日公演の連打で、もう日本に家買えば?ってくらいだったが来年2013年はきっと少しスケジュールも空くでしょう。そしたらハケットが今作を引っさげて来日して先生も同行、みたいなことになるといいなと言う妄想全開です。

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