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2013年5月31日 (金)

KEN HENSLEY 来日公演初日(高田馬場AREA May 28, 2013)

ケン・ヘンズレーの40年ぶりの来日公演初日に参戦してきました。

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そもそもケンヘンズレーどころかユーライア・ヒープもほとんど聴いたことが無い私が何故ライブに参戦したのか、めったに聴いてこなかった音楽なので、このライブの音楽的なことは語る資格は無い。そうでなくても腰痛持ちでオールスタンディングのライブはご勘弁、って状態なのに。そういったことも含めて内容のレビューではなく参戦ドキュメントという事で。ちょっと長くなりますぞ。

始まりはマイミクの某Kさんがミクシィボイスのつぶやきで引用されていたケンヘンズレーのCome To MeのYoutube映像だった。
ミクシィでは当然ジョンウェットン先生のファン仲間の方々とマイミクさせて頂いてるワケだがそのうちの数人の方がユーライアヒープの熱狂的ファンの方だったりする。私もヒープについては先生が参加しているからという理由だけでリターントゥファンタジィとハイアンドマイティの2枚だけは持っている。ヒープの音楽が好きだからではなくて先生が参加しているから揃えておこうと思っただけである。LOOK AT YOURSELFというアルバムが代表作という事は知識として知っているが、そのタイトル曲ですらカイハンセンのガンマレイがデビュー作でカヴァーしてたのを聴いたことがあるだけ。
元々ヒープにもケンヘンズレーにも興味は無いのだから、その時のマイミク某Kさんのミクシィボイスもスルーするところなのだがなぜかその時はその引用映像をクリックしてしまった。そしたらそのメロディとケンヘンズレーのボーカル、キーボードの美しさが結構ツボにハマってしまったのだ。
エェ、なにこれ、エエ曲ですやん、ってわけで早速そのCome To Meが収録されているケンヘンズレーの最新ソロアルバムLOVE & OTHER MYSTERIESを購入。それでもそのアルバム自体にはドハマりしたわけでは無かったので、今回の来日公演が決まった時にもオオッ、とは思ったが会場がオールスタンディングのライブハウスと知った時点でもうほぼ参戦はしない方向だったので前売りチケットも買わず。40代のオッサンに立ち見はキツイし、それでも参戦した2月のカールパーマーバンドのライブで腰の辛さに懲りたから。

いよいよ来日が近づいてきてから、その馴染みのマイミクさんたちのミクシィボイスが盛り上がり始める。チケットはまだまだ余ってるっぽい。内心ではせっかくなので行こうかな?とも思い始める。いやでも曲を知らないんだから行っても楽しくないだろうなぁ、楽しく無くて立ち見じゃ腰がアレやしなぁ・・・、と迷っているうちに10日ほど前、突然左ひざの激痛に襲われ歩くのも困難、あまりに痛くて膝の曲げ伸ばしも出来ない状態になった。仕事も早退させてもらって病院直行。この時点でもう完全に参戦は断念した。

左ひざ痛はあまりの激痛だったのでレントゲン検査と血液検査を受けた。異常無しとのこと。いやいや痛いんですけど、と医者に訴えると多分ウイルスが体に入って左ひざのところで炎症を起こしたんだろう、抗生物質を点滴しようという事で3日ほど続けて病院に通い、点滴打ちまくり。薬も服用。とりあえず真っ直ぐ歩く分には大丈夫な状態に回復した。まぁでもライブ参戦は無いな、と決めていたがいよいよライブが真近に近づいてくると、マイミク某Kさんの広報宣伝活動がスゲー情熱的に展開された。それはもう主催の呼び屋さんを遥かに超えるくらいの勢いで。どっちがプロモーターか分からないくらい。サイン会があるっぽいことも分かってきた。そして私もついつい妄想を始めてしまう。

「・・・ヒープのハイアンドマイティの紙ジャケにケンヘンズレーのサインを貰って、いつかそれに先生のサインも貰えたらエエ記念の品になるよなぁ・・・・・・」

いやいや、でも平日やし仕事が定時で上がれなければアウト、無理はしないでおこうと思いつつ5月28日(火)の前日夜、仕事のカバンの中に「念のため」ハイアンドマイティの紙ジャケを忍ばせる。当日朝、ま、行けたら行こかな? 仕事が忙しければ、もしくは腰がアレなら行かないでいいやと思っているところへマイミク某Kさんから個人的にミクシィメッセージが。

「・・・・Come To Meもやるはずです。もしよければ是非・・・・・・」

Come To Meを生で聴けるか・・・・・。更にマイミクで日本のヒープファンを代表する超大物Tさんがミクシィでサイン会の詳細を掲載している・・・・・。

行こう、定時で上がってやるで!! 夕方、いそいそと高田馬場へ。当日券を買って入場。

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マイミクさんたちに挨拶。某Tさんも某Kさんも、それから某Zさんも当然のように最前列かぶりつきのポジションをキープしておられる。 私は腰がアレだから・・・っと言いながら最後部のPA卓の前に陣取る。カールパーマーの時と同じ感じでここなら後ろにもたれっぱなしで観戦できるし。

19時15分ごろ、ケンヘンズレー登場、開演。セットリストは以下、日本のヒープファンを代表する超大物Tさんのミクシィ日記から拝借させて頂きます。

Free Me
Longer Shadows
The Wizard
I Don't Wanna Wait
Wise Man
Through The Eyes Of A Child
Rain
Come To Me
July Morning
Slipping Away
Tales
I Close My Eyes
Lady In Black

一曲目から「ふりーーぃみぃー」と、知らんくせにサビを合唱している調子良すぎる私。後ろに陣取っていたのがいつの間にか真ん中あたりに移動。

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そしてケンはキーボードの前に座り、私の激ツボのCome To Me。正直、この時泣いてました。

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あらら、いつの間にか最前列付近まで進出する私。腰が痛いのを忘れたかぁ??

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最後、Lady In Black、これまた知らんくせに「あーー、あーー・・・」と合唱しまくる。

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終演。写真は撮らなかったが曲の合間に質問コーナーやしゃべりもたくさんあって、しかも日本語通訳のお姉さんもいて、大変楽しく、また日本のファンに楽しんでもらうことを真剣に考えてくれてたんだなぁと実感。

そして終演15分後からサイン会、写真撮影もOK。私が頂いたサインはコレ。予定通りハイアンドマイティの紙ジャケに。このブツをケンに見せると、

「Ooh! It's Cool!!」

みたいなことを言ってくれた。私はひたすら

「センキュウ、センキュウ、センキュウソーマッチ、センキュウ。」

と。他に英語知らんのかって(苦笑)。

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更にはツーショットで写真撮影。

Kenandme

実は私が一番心を動かされたのはこのサイン会(&写真撮影)の時間である。ケンがサイン会のために使う机と椅子が用意され、一人一人にそれぞれの品に丁寧にサインをしてくれるし、中にはTシャツにサインをしてもらう人もいたが、その時もマネージャーさんと二人がかりでTシャツが動かないように固定してとても丁寧にサインしていた。一人サインし終わるごとにその都度椅子から立ち上がって、肩組んだり握手したりサムアップしたりしながら満面の笑みでツーショット撮影に応じてくれる。撮影が終わるとまた座って次の人のサインをする。そしてまた立ち上がってツーショット写真撮影。この丁寧で誠実なファンサービスで私は一気にケンヘンズレーのファンになってしまった。この優しさというかファンを大事にしてくれる姿勢が、口先だけでなく行動で示されるところが超感激。この時のことを今思い出しても泣きそうになる。

というわけで、すっかりケンヘンズレーという人の人間的魅力にハマってしまったので、これからちょっとずつケンやヒープのCD、買い集めていきます。そしてまたケンが来日することがあったら、今度は当然参戦決定です(笑)。

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2013年5月26日 (日)

燃えろ新日本プロレス Vol.43 悲鳴も凍る殺気マッチ

全50号で終了予定が51号以降も継続決定となった燃えろ新日本プロレス。この手のDVDマガジンとしては記録的な売上を記録しているそうでプロレスファインとしては嬉しい限り。全部は買ってないけど気になるときは買っていて、これまで43刊のうち20刊近くは買っている。中でも今回は私が求める緊張感、殺気を含んだラインナップとあって久しぶりに記事UP。

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内容は上記写真の通りだがどれも見どころ満載。特にもう一度見たかったのは猪木vsラッシャー木村の試合。この試合を中心に所感を。

昭和56年のコンバンワ事件から始まったこの抗争、何度かシングルで、また1対3でマッチメイクされ、そのたびに国技館を超満員にしてきたしそのどれもが名勝負だったと思うが、中でも猪木の異様な殺気が発散されたのがこの昭和58年9月21日の大阪府立での試合。当然このころは金曜夜8時の時代だったのでリアルタイムでTV観戦したが、あまりの猪木の殺気にいつまでも印象に残ったし、燃えプロが始まった時にはぜひ収録してほしかった試合だ。猪木のナックルパート、顔面への蹴りが繰り返され、明らかに通常の試合とは異質の内容で、猪木がラッシャーを半殺しにしたという印象となった。なぜこのような試合になったのか、のちにどこかで語られていたが単純に猪木の機嫌が悪かったというのが理由のようだ。そう、昭和58年9月と言えばあのクーデター騒動により猪木が社長を解任されイチ選手であった時期。その後すぐ11月に社長に復帰したが、この試合はイチ選手の猪木にマッチメイク権は無かっただろうしラッシャーと試合をするテーマを見いだせない猪木に対し営業からの要求でマッチメイクされたために、猪木が「どうなっても知らないぞ」とうそぶいたと当時のゴングかなんかで読んだ気がする。また、この時の猪木の肉体に注目したい。猪木の全盛期は昭和49年~56年ごろだと思っているが、昭和57年に糖尿病(当時は内臓疾患としか発表されなかった)で入院し、復帰したものの明らかに体が全盛期より小さくなり、そのまま微妙な体調でIWGPを失神KOで終了、そしてクーデターで社長解任という時期。この解任により憑りつかれたようにトレーニングに打ち込み、胸板や肩から首の筋肉は盛り上がり、太ももはパンパン、いきなり全盛期に近い肉体をまとっている。この一週前にはアニマル浜口とのシングルをマッチメイクされ、突然ジャーマンスープレックスホールドを復活させ肉体的復調を印象付けていた。このような背景で肉体が甦り機嫌も悪いとなればこのような試合になったのもある意味納得できる。要は猪木の感情がむき出しになった試合だという事。この後11月の維新軍との4対4のシングル対抗戦での谷津戦までは研ぎ澄まされたキレのある試合を展開していた。全盛期を過ぎた猪木が一瞬だけ全盛期並みに甦った日々だったと思う。

この猪木vs木村だけでもお腹一杯だがせっかくなので他の収録試合も一言ずつ。
前田vs上田馬之助は、日本プロレス時代にセメントに強かったといわれる上田がその片鱗を見せてくれる。グランドの攻防でむしろ上田が主導権を握っており、業を煮やしたかのように前田が情け無用の顔面への襲撃を展開する。互いのプライドから醸し出された静かな殺気がある。
猪木vsマサ斉藤のこの試合も当時リアルタイムでTV観戦した。明らかに途中から猪木が狂乱状態に陥ってるから。奇声を叫びながら斉藤を殴り続けてKOしたワケだが、87年に巌流島含めて何度もマッチメイクされたvs斉藤の中で最も印象に残っている。
小林vs斉藤彰俊の異種格闘技戦、やはりこういったプロレスのムーブと違うぎこちなさの中に漂う緊張感はハンパない。
橋本vs藤波、これは多分橋本の機嫌が悪かったのだろう。その感情が表に出てしまっているが、だからこそ印象に残るのである。
そして橋本vs長州。このマッチメイクは猪木の差し金だったかと記憶しているが、ある意味シュートな展開でプロレスとしての勝負度外視、ただひたすら殴る蹴る、だからこそ印象に残るのである。ドラゴンストップはおまけでしかない。

以上、これらの殺気、緊張感、何度も言うが今の新日本プロレスにはないのである。興行として満足感を客に与えて帰すハッピーエンドプロレスは素晴らしく完成度が高いし、そのことはだれも否定できない。それが支持されて人気も復活しているのだろう。しかし更なる完全復活にはやっぱり、時にある一線を越えてしまう異常事態、お前の技なんか受けてたまるかというような緊張感により引き起こされるぎこちなさ、個人的感情が入ってしまったスキャンダラスな殺気も必要ではないかな。今の新日でそれが可能なのはズバリ、中邑真輔と柴田勝頼をシングルでぶつけることだと思うがどうだろう。今の新日はそこまでやる勇気は無いかな?

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2013年5月19日 (日)

U.K.(Jobson, Wetton, Machacek, Donati) 米東海岸ツアーライブ音源(Apr 25, 2013)

エディジョブソンFCのZealots LoungeでFour Decadesツアーキャンセルの発表があってからずーーっと更新なしの状態が続いていて7月予定とされていた4Dツアー来日公演も発表されないまま、どうなっているのか、4Dツアーの収支の見込みが立たずにキャンセルになったショックが癒えてないのならちょっとエディの事が心配だったりする。その4Dツアーの代わりに急遽ブッキングされたU.K.名義の米東海岸ショートツアーの音源をようやく入手できた。

3月末から4月上旬のCruise To The Edgeを含むボジオ入りのショートツアーは、従前より決まっていたスケジュールだったが、この東海岸ツアーは急なブッキングとあってボジオの予定は厳しかったのか、4Dツアーメンバーからビリーシャーウッドとマークボニーラを抜いて、ジョンウェットン先生が合流した形で、編成はJobson, Wetton, Machacek, そしてドラムにヴァージルドナティの4人で実施。このドラマーも相当の実力者とあってどのようなライブになるのか、漏れ伝わってくる話ではライブは絶賛の嵐だったらしいので、それはそれで聴いてみたかった。

今回入手できたのは2013年4月25日、NewYorkのAlbany公演分。セットリストは以下(音源提供者のインフォはちょっと違ってる気がしたので修正してあります)

In The Dead Of Night
By The Light Of Day
Presto Vivace And Reprise
Nevermore
Thirty Years
Starless
Carrying No Cross
Eddie Jobson solo
Alaska
Caesars Palace Blues
The Only Thing She Needs
Red
--encore--
Rendezvous 6:02

Cruise To The Edge時のツアーとは少しだけセットリストが異なっており、Forever Until SundayとNight After Nightがセット落ち、代わってキングクリムゾンのStarlessとRedが登場。エディのクリムゾンへの憧憬というかKCコンプレックスというか・・・、好きなんだなクリムゾンが。

そしてこの音源、まず音質だがこれがもうとんでもない超超高音質。以前紹介したCruise To The Edgeの3/28音源も超高音質だったがそれをさらに上回る超高音質、オーディエンス音源でこの音質はありえないだろうと思うくらいの、各楽器明瞭、バランス最高で、こんなことを言うのは嫌味だがエディが自らマスタリングする公式のライブ盤 よりも遥かに気分よく聴ける。そう言い切れるくらいの高音質。

次に演奏内容だが絶賛されていただけあって完璧。ヴァージルドナティお見事。さすが実力者だけある。アンサンブルが乱れる場面も無し。音質が良いから更に良く聴こえる。先生も相変わらず喉の調子が絶好調。あえて言うならボジオ入りの時に発散された強烈なグルーブ感はここではちょっと異質ではある。あのトリオUKのグルーブ感が耳にこびりついている人には多少の違和感を感じるかも知れないだろう。それは仕方ない。やはりボジオ入りのグルーブ感はボジオあってものであることも逆に実感できる。それを気にしなければホントに素晴らしい内容であることも断言させてもらおう。むしろボジオの時の、なんかあの中国のシンバルみたいなシャーンシャーンっていう音が無い分、より自然に聴ける。この内容ならこの編成で実際のライブを観てみたいと思える。

また、セットリストにも細かい工夫が。AlaskaからTime To Killに流れるのでもなく、2012トリオUK時のNight After Nightにメドレーするのでもなく、Caesars Palace Bluesへつながる。この流れは過去にはなかったのでは? そしてKCの2曲ではまるで昔から自分たちの曲であったかのような演奏。先生のスターレスのヴォーカルは高音が綺麗に伸びて美しい。レッドは、エディはヴァイオリンを弾いてるのかも知れんけどあまり必要ないかも(笑)。アンコールはお馴染み先生とエディによるランデブーでしっとり終了。

メンバーがボジオ入りじゃなく、また4Dツアーキャンセルの代わりのライブだからパブリシティも不足していただろうし注目度の低いライブとあって、どこのブートメーカーさんも商売にならないと思っているのだろうが、だとしたら勿体無さ過ぎるくらいの音質、内容である。

エディの次回来日、当初の志どおり4Dツアーとしてやるのか、先生を入れてUK名義でこの音源の編成でやるのかどちらでも良いけどやる気なくして来日も無しっていうのはやめてね。

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2013年5月12日 (日)

キース・エマーソン自伝(KEITH EMERSON Pictures of an Exhibitionist)

昨年NHK大河の平清盛にオーケストラアレンジのタルカスが使われたタイミングをチャンスと考えたのか、キースエマーソンの自伝が和訳版で発売された。

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400ページ超の大ヴォリューム。未だにBRUFORD本も読めてないし、キングクリムゾンの太陽と戦慄BOX特集のレコードコレクターズも読了出来ていないのに今度はエマーソン本、読めんのかって。

案の定まだ読了出来ていないが何か面白いこと書いてないかと部分部分は読んでみた。半分近くは学校時代からEL&P結成前まで。残りはEL&P結成後から70年代の成功までって感じ。自伝ではあるが私が秘かに期待する70年代EL&P解散後の80年代以降の話は特になし。実は誰それとスーパーバンドを結成する計画があったとかそういう話は無いかと期待したがありません。前半は飛ばしてEL&P結成時以降を読んでみたが印象に残ったところをピックアップ。

バンド名を決める際にメンバーの名前を並べた名前を提案するキースに、
「なんでお前の名前が最初に来るんだ?」

ライブでアンコールを求められ、ナットロッカーを提案するキースに、
「あんなくだらねぇ曲はもうやらねぇよ!」

のちにタルカスとして陽の目を見る曲のモチーフをカールパーマーと共に作って聴かせたキースに、
「そういう音楽をやりたかったら、自分のソロアルバムでやったらいいと思うよ」
「そういうのには俺は全然興味ないんだよ」

・・・と、まぁ次々と減らず口を叩くのは皆様の想像通り、はい、グレッグレイクです(苦笑)。ほんと面倒臭ぇーーこの人。ちなみにバンド名を決めるくだり、グレッグが提案したのは「トリトーン」「シーホース」。どっちもイマイチ、逆にキースが却下と(笑)。
タルカス原曲提案時は、じゃあグレッグは何か曲を用意してるのかと言ったら何もなし(嘲笑)。キレたキースがバンド解散を一瞬決意・・・。よくもまぁこんな調子でその後10年もバンドを続けたなとある意味感心する。それでもキースにとってはグレッグの魅惑のテナーヴォイスは他に代えられない必要なものだったんだろう。

あと、本書でやたら多いのが下半身の話。この時代のロックミュージシャンってみんなこんな感じだったんだろうか。下品なのでこの本の売れ行きを心配してしまう。要するに印象に残ったのはグレッグレイクの性格の悪さと、下半身話。

この本が6月予定のグレッグレイクのソロ来日公演チケット売り上げに悪影響を与えなければ良いが・・・・(笑)。

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2013年5月 1日 (水)

UK リユニオン~ライブ・イン・トーキョー コレクターズエディション(2SHM-CD+USB)

2011年のU.K.(JOBSON,WETTON,MINNEMANN,MACHACEK)来日公演のライブが昨年CD&DVDでリリースされてからわずか一年でリマスター再リリースされた。今回はCDには前回オミットされていた曲もドラムソロ以外全曲収録、映像はUSBでお値段8500円!!8500円でっせ。高いがな、これしかし!!

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おいおい勘弁してくれよと思いつつ前回も今回も買ってしまったダメ男です。中身はこんな感じ。

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2CDとおまけのクロス(メガネとか小物を拭くやつ)。そして・・・、

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映像が収められたUSBフラッシュメモリ。画質が良くなっているらしい。

ちなみに一年前のCD+DVDはコレ。そういえば記事UPしてなかったな。

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じゃ、前回と今回どう変わったのって話だが画像は元映像がアレなので期待薄。一応数曲観比べてみたけど、正直大きな違いは感じなかった。私の映像機器やPCが特別高級なものでもないので分からない。機器が違うとまた異なるのかも知れない。むしろ個人的に気になるのはCDの方。リマスターでどう変わったのか、これも数曲、前回分と今回リマスター分をとっかえひっかえ聴き比べてみた。違いはある。私のショボいオーディオで私のバカ耳でも明らかに違いを感じた。オーディオ理論的なことは分からないので簡単に言うしかないのだが、単純に感じたことを言うと以下。

前回2012年発売 : 締まりのある音(悪く言えば、なにかを制限してるような音)

今回2013年発売リマスター : ふくよかな音(キーボードとベースだけが)

前回分に比べて今回リマスターは音がふくよかに感じる。但しキーボードとベース音だけにその傾向が顕著。それがエディの指向したリマスターだとしたらそれはそれで良いのだがキーボードとベースに顕著な豊かさを感じる代わりに、あからさまにドラムの音が聴こえ難くなってしまっている。個人的にはこの点が耐えられない。私自身はスタジオ盤でもライブ盤でもボトムがしっかりしたサウンドが好みで、ドラムがしっかり、切れ良く、またはどっしりしているサウンドを好む。ところが今回リマスターは、あくまで私の好みの問題だがキーボードとベースの音の壁にドラムが隠れてしまっている。もしそれがうちのオーディオがショボいからだとしても、そんな聴く側のオーディオを選ぶような音作りは勘弁願いたいなぁと。エディのプロデュースだから仕方ないのかもしれないが、なぜいつもキーボードばかり強調したサウンドになってしまうのか、同じことはアルティメットゼロツアーのライブCDでも感じたぞ。どうせやるならドラムももっとしっかり音を豊かに前に出してほしかった。そしたら暖かみがありつつ迫力満点のサウンドになっただろうに。勿体ない。

以上、個人的な感想なので聴く人によっては違う感じ方をするかも知れない、と逃げを打っておきます(笑)。

ともあれ、2012年トリオUKのライブCD&DVDを出してくれるつもりがあるなら(いや出してよ!)、この辺しっかり頼みたい。プロデュースはエディの手を離れた方が良いのではないかな。

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