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2013年6月 9日 (日)

STEVE HACKETT 来日公演2日目 GENESIS REVISITED 2013 JAPAN TOUR(クラブチッタ川崎 Jun 8, 2013)

鼻の下の長いスティーブハケットのジェネシス再現ライブ来日公演の2日目に参戦。言葉も無いくらいの素晴らしいライブ、参戦レポです。最初に言っておくけど私はピーターゲイブリエルにはあまり思い入れが無く、ジェネシスの歴史の中で個人的に一番好きなのは1976年~77年のゲイブリエル脱退後、4人ジェネシスの時代の2作品 TRICK OF THE TALE(76年)と WIND AND WUTHERING(77年)なので、ゲイブリエル時代の曲の再演については少し眠い場面があったことをご勘弁ください。また、このブログを見てくださっている方々にはご存知の事と思いますが私は大先生ジョンウェットン命のオッサンですのでその観点を強引に紛れ込ませながらのレポになります。

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今回はオールスタンディングでは無く指定席に座って観れる。ジャーニーの時みたいにオープニングから総立ちとかそういうたぐいの音楽では無いので年齢と腰の痛みには安心である。

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当日券も無く立ち見もぎっしりの超満員。先週のケンヘンズレーや次週参戦予定のグレッグレイクも英国ロックの顔だと思うのだが小さなオールスタンディングのライブハウスでの来日公演だったのに対し、やはりハケットは長くソロアーティストとしてのポジションを築いてきたし80年代以降メジャーバンドとなったジェネシスの元メンバーとしてジェネシスの再現ライブをやるとなればそれなりのハコをソールドアウトに出来るのはさすがと言わなければならない。何よりもまだまだ現役感がバリバリだから。上記写真のようにオフィシャルグッズ5000円以上購入すると終演後サイン会の抽選券が貰えるとのことであったがそこまではアレなのでパンフのみ購入。

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ステージはおおよそこのパンフ内の写真と同じ、ただし日本公演ではスクリーンは無い。

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ほぼ定刻の17時過ぎ、いよいよ開演。セットリストに沿っていきます。

Watcher Of The Skies

幽玄なメロトロンの響きをロジャーキングのシンセで見事に再現しながらスタート。このメロトロン独特のザラツキ感も再現しながら、この時点でジェネシスワールドにどっぷり突入。同時に頭の中で96年のジェネシスリビジテッドでのBrufordのドラム、先生のヴォーカルが浮かんでしまう。しかし今回のヴォーカル、ナットシルヴァンの少し演劇交じりのアクションとヴォーカルで再びジェネシスワールドに引きずり込まれる。とにかく好きな曲なので早くも昇天。このオープニング曲終了後の大拍手、大歓声が今回のライブへのファンの期待と歓迎ぶりを物語る。

The Chamber Of 32 Doors
Dancing With The Moonlit Knight

ハケットがジェネシス曲の中で一番好きだというDancing With The  Moonlit Knight。これまた完璧な再現ぶりだしハケットのギター奏法にもすでに釘付けになる。

Fly On a Windshield
Broadway Melody Of 1974

ブロードウェイメドレーの終了後の客席の盛り上がりが凄い。筋金入りのジェネシスファンにはこの曲の完全再現は大歓喜なのだろう。

The Lamia

この曲、ハケット最新作ジェネシスリビジテッド2で改めて見直した。上でも言ったようにゲイブリエル時代にはあまり思い入れが無く、75年の2枚組大作のブロードウェイもあまり熱心には聴いていない。しかし今回そのメロディのもの哀しさ、ギターメロディの美しさにドハマリ。ライブで聴いて泣きそうになった。

The Musical Box

この曲も有名曲なのに個人的には普段あまり聴かない。筋金入りジェネシスファンの方には申し訳ないことに少し眠気が・・・・。

Horizons

初日はセット落ちしていたらしいこの曲、無事に演奏された。短いギター曲だがいつまででも聴いていたい名曲。聴くたびに自分でも弾けるようになりたいとか思うが無理だろう。その前にギターを買えって。

Blood On The Rooftops
Unquiet Slumber For The Sleepers...
...In That Quiet Earth
Afterglow

この4曲、感涙もの。個人的にジェネシス最高傑作 WIND AND WUTHERING の後半4曲そのまま再現。ハケットのギターの色気、ツヤ、メロディと曲構成の素晴らしさ、ここら辺でもうお腹一杯。ちなみにジェネシスリビジテッド2でのアフターグロウでは我らが大先生ジョンウェットンが歌っていたし、英国ツアーの一部ではこの曲のみ先生が客演していたので超サプライズで先生登場したら号泣するだろうなぁとか妄想したが勿論それは無い。しかし私の脳内では先生が巨体を揺らせて紙ペラ片手に雄々しく歌い上げる、そんな場面に変換されていたのである。ユーチューブの見過ぎか、妄想全開。人間の想像力とは実に便利で良く出来ている。

I Know What I Like

ゲイブリエル時代のもっともポップな小品。GTRのライブでもでも取り上げていたな。そんな事誰も憶えていないか(笑)。

Dance On a Volcano
Entangled

これまた個人的超名作 TRICK OF THE TALE の2曲、もうたまりません。ここら辺の時期の曲をやってくれるから今回参戦したようなもの。夢見てるみたい。

Supper's Ready

セットの最後でこの大作も持ってきた。またまた筋金入りのジェネシスファンの方に申し訳ないのだが私は普段この曲を聴くと最初の5分で眠気に襲われるという悪いクセを持つ。じかしこの場ではしっかり最後まで聴けました。

- encore -
Firth Of Fifth

アンコール一曲目のファースオブフィフス、96年ジェネシスリビジテッドで先生が歌っていたからだけではなく、純粋にゲイブリエル時代では一番好きな曲。イントロの典雅なピアノソロから素晴らし過ぎてまたもや昇天。そして後半部の艶々のハケットのギターソロ、観入ってしまい、聴き入ってしまった。

Los Endos

ラストはまたまた個人的超名作 TRICK OF THE TALE のエンディング曲。最高の締めでしょう。まさに大団円。

以上、出来れば Eleventh Earl Of Mar もやってほしかったというその一点だけ残念だったが、そんなことも忘れさせてくれるくらいの濃厚すぎるジェネシスワールド。70年代ジェネシスの作品群をここまで完璧に再現できるのはハケットだけだろう。お腹一杯の満足感、心地よい疲れで帰宅後は熟睡してしまいました(笑)。

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