« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

2013年10月27日 (日)

KING CRIMSON "THE ROAD TO RED"(レッド - 40th アニバーサリーボックス~ザ・ロード・トゥ・レッド 日本アセンブルパッケージ)レビュー②:ライブ(マルチトラックレコーディング)編

拙ブログに沢山のアクセスを頂いているようでちょっとビックリしていると同時に変なプレッシャーを感じています(笑)。くれぐれもご理解頂きたいのは私はプロの音楽評論家でも文筆家でも無いので書いてみようと思ったことしか書きませんので、このロードトゥレッドも全ディスク全曲レビューとか、そこまでは出来ません。一介のビジネスマンであり、数週間後にはジョンウェットン大先生ご自身も一度ツイッターで宣伝してくれたジョンウェットンファンの集い~セッション・ライブ&パーティ(JOHN WETTON SESSION 2013、略してJWS2013)のヴォーカルと初心者ベーシストデビューが控えていて練習しなきゃいけないのでブログ記事UPで時間を喰ってる場合じゃないのでよろしくお願い致します。

今回はCD21枚のうち20枚を占める膨大な74年アメリカツアーのライブ音源の中からプロの手で正規にライブレコーディングされたと思われる所謂マルチトラックテープ音源分について簡単に、簡単に!、簡単に!!、自分なりの切り口で取り上げてみる。

Img_1436

該当するのは以下の9CD分。

DISC 2&3 : Stanley Theatre, Pittsburgh, PA April 29, 1974
DISC 11&12 : Massey Hall, Toronto, Ontario June 24, 1974
DISC 15 : Casino Arena, Asbury Park, NJ June 28, 1974
DISC 16 : Casino Arena, Asbury Park, NJ June 28, 1974
DISC 17 : Penn State University, University Park, PA June 29, 1974
DISC 18&19 : Palace Theatre, Providence, RI June 30, 1974

DISC15と16の6/28Asbury Park分は同じ音源を別のエンジニアがミックスしているので2種類ある。

以上については購入と同時に大急ぎでiPhoneに放り込んで、行き帰りの通勤時、ウォーキング時、ウォーキング後のタリーズで宇治抹茶ラテを飲みながらのくつろぎ時etc、あらゆる時間を使ってある程度は拝聴したつもり。聴いた感想については私の場合どうしても比較対象がここ数年聴き続けてきたDGMからのダウンロードによる6/28Asbury Park音源になるのと、私はキングクリムゾンからではなくエイジア、ジョンウェットン大先生から入ったファンなので先生のベースがどのように聴こえるか、という角度から簡単に、簡単に!、いきます。

DISC 2&3 : Stanley Theatre, Pittsburgh, PA April 29, 1974

Img_1446

ピッツバーグ音源。先生のベースはドゥンドゥン鳴り響いているがちょっと控えめなミックス。戦慄パート2ではブルーフォードが拍子をずらして変化をつけている。いや遊んでみてるだけか。ラジオ放送された音源だからというのは関係ないかも知れないが大変気持ちよく聴きやすい音質で、何よりもこのアメリカツアー前半は戦慄パート2で始まるのではなく、上掲の通りグレートディシーバーで始まり、ドクターダイアモンドも演奏されているという点でセットリスト的に美味しい。74年の演奏曲目大半を一回で聴きたければ、この日の音源がベストだろう。

DISC 11&12 : Massey Hall, Toronto, Ontario June 24, 1974

Img_1440

トロント音源。今回取り上げた5公演のうち音質というかミックスの仕方が個人的には一番面白くない。先生のベースの響きもかなり控えめなミックスで、実際の会場ではもっとバリバリ、ブリブリ鳴っていたんだろ?ってイライラ感が募る。綺麗に仕上げたミックスとも言えるが私には平坦すぎる。内容はこの時期のクリムゾンで良くないワケはないだろうが、ミックス次第で覇気がないように聴こえてしまうのがもったいない。

DISC 15 : Casino Arena, Asbury Park, NJ June 28, 1974
DISC 16 : Casino Arena, Asbury Park, NJ June 28, 1974

Img_1441

さて、2種類のミックスがあるクリムゾン史上最高の演奏が収められたアズベリーパーク音源。私の感想はすべてこのDISC16との比較になっている。それに対してのDISC15であるが、DISC16に比べるとバランスよく綺麗にまとめられたミックス。先生のベースもブンブン聴こえるが自分の好みからすると音質的にはまぁ平均点か。
そしてDISC16、この音質で聴きなれてきたからってのもあるがミックスが全体的にラウドで各楽器の輪郭を凄く強調した音質。先生のベースがまさにガンガン前に出てきてブリブリ鳴り響いてるし、尊師のギターも太く迫力ある音質に仕上げられている。ドラムの存在感も凄い。聴く人の好みの問題ではあるがこの時期のクリムゾンサウンドに対して、音の塊がこちらへぶつけられてくるような感覚に魅力を見出すリスナーならばこのDISC16は、最高の音源と位置付けることが出来るだろう。今回他の音源と比べても個人的には評価は全く変わらず、ダントツで最高の音源です。

DISC 17 : Penn State University, University Park, PA June 29, 1974

Img_1442

ペンステート音源。今回取り上げた5公演の中ではアズベリーパーク音源のDISC16の次にお気に入り。先生のベースもドゥンドゥン鳴り響き、ミックス全体も綺麗にまとめようとした感が無く粗めで全体がうるさく鳴り響いているように感じる。この時期のクリムゾンのライブを聴くにはこれくらいの、綺麗過ぎない音作りの方が迫力を感じてカッコいい。

DISC 18&19 : Palace Theatre, Providence, RI June 30, 1974

Img_1443

プロヴィデンス音源。90年代にクリムゾンファンに大歓喜をもって迎えられた4CDライブボックス "THE GREAT DECEIVER LIVE '73~'74" でもフル収録されたし、ライブアルバム "USA" でもアンコールの '21st Century Schizoid Man' がなぜかアズベリーパークの同曲を押しのけて収録され、インプロヴィゼーション部分はそのまま 'Providence' として "RED" に収録された、その意味では重要な日の音源でありそしてラストライブ前日でもある。音質的にはこれも綺麗にバランスの良いミックスとなっている。端整なライブアルバムを聴きたいならこの音源かDISC15の方のアズベリーパークだろう。私の好みとは違うけど(笑)。

以上、かつてはクリムゾンのライブといえばほんの一部のラジオ音源以外はオーディエンス録音の怪しげなブートを血まなこになって追い続けたマニアからすれば夢のような、以上の5公演のマルチトラックレコーディングされたライブ音源は文化遺産ともいえる聖なる音源である。それに好き嫌いをつけて評価するなどそもそもおこがましいのではあるが、こちらも3万円の出費で購入させて頂いたからにはちょっとくらい言いたい放題でもよいでしょう。

もうこの数日間、ロードトゥレッドばかり聴いていたので少し休ましてもらおう。今日みたいな台風一過の爽やかな天気の日にこのライブ音源は似合わない。あとでREOスピードワゴンの「涙のフィーリング」でも聴いて脳内をリセットしなければ。それからベースの練習、頑張らないとJWS2013に間に合わない。

ロードトゥレッドのレビューについては、あと残りのサウンドボード落としカセット音源やオーディエンス音源、そしてレッド2013ミックスがあるのでもう一回だけパート3として取り上げるかも知れないけど、今の時点でお腹一杯なのでいつになるか分かりません、悪しからず(笑)。

|

2013年10月26日 (土)

KING CRIMSON "THE ROAD TO RED"(レッド - 40th アニバーサリーボックス~ザ・ロード・トゥ・レッド 日本アセンブルパッケージ)レビュー①:ボックス仕様編

キングクリムゾンのロードトゥレッド、既に購入した方もたくさんおられると思う。尊師ロバートフリップ、ジョンウェットン大先生、ビル、いやウイリアムブルーフォード、デビッドクロスの4人が音楽を通じて繰り広げた壮絶な闘いと、葛藤と、あぶり出されたそれぞれの個性のぶつかり合いと不穏な人間関係、そのすべてがパッケージされている。

Img_1418

そして、購入したけどまだ未開封って方も多いだろう。購入した時点で90%満足みたいな。私もさすがにこのボックスを記事にするのは時間と体力がいるので、まずはボックス仕様を記事にします。貴重なメモラビリア多数でマニアが喜ぶ逸品となっています。

箱を開けて・・・、レッドとUSAのジャケカード。LPサイズで復刻。このボックスの目的が分かる。USAのデラックスエディションとしての位置付けでもあり、それがレッドへの道程であったという事だろう。

Img_1420

豪華ブックレット。貴重な写真とSid Smithによる解説と尊師ロバートフリップの日記抜粋。

Img_1421

米アトランティックレコードからの宣伝チラシかな?

Img_1422

74年アメリカツアー前半の日程表とスターレスの歌詞メモ。これは果たして尊師の手書きか先生の手書きか、どっちでもいいとか言わないで(笑)。そこ大事です。

Img_1423

ライブレコーディングされたマスターテープの箱をデザインに使った封筒と、それに封入されたメンバー4人のジャケ用フォト。この時点ではデビッドクロスも撮影されていたのがちょっと驚き。

Img_1424

同じく封筒に封入されているライブのチラシと、これはいわゆるセットリストのメモ書きかな。尊師の仕業か、よくもまぁこんなものまで大事に所蔵していたものだと思う。

Img_1425

以上がボックス本体の仕様で、ここからが日本アセンブルパッケージの内容。まずはブックレットの日本語訳、これは助かる。そしてディスクの保存用ビニール袋。ディスクが裸で紙製パッケージに入っているので、そういうのを気にする人や、しょっちゅう出し入れする人には重宝するだろう。私は多分そんなにしょっちゅうは出し入れしないと思うけど・・・(笑)。それと輸入証明書。これが特典の応募用紙を兼ねていて、特典のレッド2013ミックスHQCDやTシャツが欲しければ、この用紙を切らなければならない。切り取ってしまう事の喪失感と、応募特典を手にすること、どっちが大事が葛藤しています(苦笑)。

Img_1426

そしてここからが日本アセンブルパッケージ3万円!!の重要特典。この特典に値段の価値を見いだせるかどうかはその人次第、私はあっさり価値を見出して陥落したわけです。3D仕様(写真では分かりにくいけど・・)の紙ジャケボックス。デカい!

Img_1427

それを反対側から見て、3つに分けられた内箱。そしてそのそれぞれに紙ジャケを収めてある。

Img_1428 Img_1429

まず、ボックス1。DGM Liveでダウンロード販売された音源に付属していたジャケデザインと、コレクターズクラブでフィジカルで販売されたCDのジャケをすべて紙ジャケ化。壮観です。今回の全ディスクを収納できる・・・が、誰がこれを実際に使用するのか、いやいやそれを言ってはいけない。持ってることが大事なのです。

Img_1430

上掲の紙ジャケも壮観だが、日本のKCマニアにとってもっと壮絶なのはボックス2に収められた以下の紙ジャケ。ブートCD創成期からの名盤ブートの数々のジャケまで紙ジャケ化。製作側でこの企画を考えた人、気合入り過ぎ、マニアの事を理解し過ぎ、っていうか製作側自身がマニア過ぎ。これらのブートの紙ジャケを手にして喜びを感じる人は頭の構造が完全に怪しげなプログレ道に侵されています。私はどうかって? 相当嬉しいですが何か?

Img_1431

最後はレッドとUSA、それからなぜかアースバウンドの公式盤の各国仕様紙ジャケと、これら全紙ジャケの詳細解説ブックレット。いやだから製作者さん、こだわり過ぎ。ちなみに上掲のブートジャケの紙ジャケを眺めてしまったら、もう公式盤の各国仕様紙ジャケや国内盤帯を手にしても何も感じないこの異常な私の感覚は、多分製作者さんと同じ世界が脳内に見えてしまってるのだろう・・・。

Img_1432

ハァー、疲れた。

以上、ボックス仕様のレビューでした。次回は収録された音源のレビューやります。まさか24枚全部始めから最後までは聴けてませんが、自分なりの切り口で抜粋で聴いた感想となりますのでご容赦を。

|

2013年10月22日 (火)

KING CRIMSON "THE ROAD TO RED" & "USA 40th Anniversary Edition" 国内盤到着(詳細後日)

残業を30分で切り上げて早々に帰宅、不在通知を確認して宅配ドライバーさんに電話。すぐに持って来てもらいました。キングクリムゾンのロードトゥレッド国内アセンブル仕様盤とUSAの40周年記念エディション国内盤。

昨年の戦慄BOXに続いてデカい段ボール箱で到着。

Img_1412

開封してこの内容。ディスクユニオン特典BOXが笑ってしまうほどデカくて持ったら落としそう。

Img_1413

詳細はまた後日やりますね。いや・・・全部は聴かないと思うけど・・・(苦笑)。

ってか今日いきなりUSA国内盤の販売停止、回収ってアナウンスされたけど。もう到着してしまってますけど・・・・。

|

2013年10月20日 (日)

レコード・コレクターズ 2013年11月号

あぁ~、観戦に行きたかった新日本プロレス10.14秋の両国決戦を見送り、他にもいろいろ予定をキャンセルして、食事は自炊で頑張って懸命の金策により急遽決まった11月8日クラブチッタでのU.K.「憂国の四士」「デンジャーマネー」完全再現ライブのチケット購入資金を捻り出す。案の定新日本プロレス両国は内容が最高だったようで、いやぁ~、観に行きたかったなぁ。まぁいい、次の1.4東京ドームに期待しよう。昨日その貴重な大一枚で郵便局のATMから11/8U.K.チケット代払込み。それにしてもめんど臭いよな、郵便の払い込みのヤツ。通信欄の記入欄が小さすぎて困る。

寒くて雨降りなこの週末はのんびり読書に勤しむ。読書といっても音楽雑誌ですが。プログレやレトロなブリティシュロックファンにはそれなりに毎月楽しみな音楽雑誌レコードコレクターズとストレンジデイズ、この両方が同じミュージシャンの特集を組んでいると、あぁ盛り上がってるなぁと思うわけだが、今月発売の2誌は両方ともキングクリムゾンで来た。ストレンジデイズはレココレとの競合を避けた?のか表紙はポールマッカートニー、なんだよポールの来日は来月だしビートルズのBBC第二弾も来月なんだから来月でいいじゃないって思うんだが、そういうアレでレココレのみ購入。ストレンジデイズは立ち読みで済ませました。すいません(苦笑)。

Img_1411

戦慄BOXの時のレココレも素晴らしかったけど今号も表紙からしてカッコいい。いよいよ国内アセンブル盤の発売が近付いてきたキングクリムゾンのザロードトゥレッド24枚組BOX発売に合わせての30ページ超大特集。読み応えたっぷり。レッドの5曲の詳細解説、ザロードトゥレッド24枚組のディスクごと解説その他、これをこのままライナー代わりにBOXに収納できそうな貴重な内容。24枚組のディスクごと解説を読むと全部聴こうかなと思ってしまうくらい・・・って聴くつもり無かったんかオレはって(笑)。改めてジョンウェットン大先生は凄いバンドにいたんだなと実感する。

購入せずに立ち読みで済ました(ゴメンナサイ)ストレンジデイズもクリムゾン特集は結構読み応えあった。特にクリムゾン40周年シリーズのリミックスエンジニア、ポーキュパイントゥリーのスティーブンウィルソンのインタビューは貴重。ウィルソンが手掛けている他のバンドのリミックス作業についても触れられている。ジェスロタルにXTC、そしてイエスについて。イエスはCLOSE TO THE EDGEだけでなくFRAGILEもリミックスしたとのこと。ところでイエスは国内盤出ないのかなぁ、どこからもアナウンスが無いぞ。発売が近付いているのに。

今週にはまた巨大な段ボール箱で到着するであろう品々を楽しみに、そして次月のクレジットカード引き落としに戦々恐々としながらレココレを読むのである。

|

2013年10月14日 (月)

RUSH "CLOCKWORK ANGELS"

今頃?って話でしょうが(笑)、今頃RUSHの昨年2012年に発表された最新作を購入しハマっている。ついでに93年の "COUNTERPARTS" も最近出たAudioFidelity盤SACD/CDハイブリッドで購入。多分発売当初よりアマゾンでは値下がりしていると思う。

Img_1409

元々の私のラッシュ遍歴としては、80年代後半から90年代前半頃までに結構聴いていた。ライブ盤のSHOW OF HANDSなんかはCDだけでなく当時のレーザーディスクで購入してそれはそれは繰り返し観たものだ。それで後追いで70年代後半からの作品も次々CDで購入して、少なくとも2112、HEMISPHERES、PERMANENT WAVES、MOVING PICTURESあたりの名作群はよく聴いていた。SHOW OF HANDSで80年代ポップ路線に一区切りつけてからのPRESTO、ROLL THE BONESまでリアルタイムでフォローして、なぜかそのあとピタッと買わなくなってしまった。

ドリームシアター新譜の記事でも言った通り私はメロディ派なのでメロディがグッと来ないと聴かないんである。上記の聴いていたCDでもたとえばPERMANENT WAVESで一番聴いたのはEntre Nousだし、MOVING PICTURESで一番聴いたのはLimelight。HOLD YOUR FIREではライブ盤のSHOW OF HANDSにも収録されたMissionなんかはドツボだし。でもそれ以外はテクニカルで勢いもキレもあってカッコいいとは思うんだが、メロディがグッと来ないから、なんちゅうかその硬質なところが疲れる感じでいつしか聴かなくなってしまったんだろう。そこら辺の、メロディ的に日本人の琴線に触れそうで触れないところが、ラッシュが偉大なバンドであるにもかかわらず日本ではイマイチ売れない、来日公演も無い要因の一つかも知れない。

ROLL THE BONESまで聴いてその後から聴かなくなったのは、ドリームシアターが名作IMAGES AND WORDSを発表したタイミングと重なる。そう、それからはラッシュをパスしてドリームシアターにハマったのである。ドリームシアターはメロディが日本人の琴線にも触れるんだと思う。それからはコンスタントに活動し、かつ新作発表のたびに北米でも大変な売り上げも記録するラッシュの動向はチェックしていても作品は買わない、ハード路線で硬そう、そういうイメージで益々遠のいてしまった。持っていたCDもほとんど中古屋に売り払ってしまった。

そんな私が今頃になってRUSHのCLOCKWORK ANGELSを買ったきっかけはドリームシアター新譜のラッシュ風味な2曲に刺激されての事である。そういえば昨年2012年に新譜出してたなあ、しかも結構チャートアクションも良かったらしいなぁと急に気になりだして、いろんなレビューやファンの方のブログを拝見していると、メロディも結構イイらしい。じゃあ買うかと、90年代で一番チャートアクションが良かったCOUNTERPARTSと一緒に緊急購入。

そして聴いてどうだったかというと、イイねぇコレ。なんていうかハード&へヴィ一な曲もあるがそれ一本ではなくメロウな曲もポップな曲もある。また何より音像が耳に優しくて聴きやすい。ニールパートもゲディリーもアレックスライフソンも元気いっぱいで、久々のトータルコンセプト作という事だが作品の思想面は置いておいたとしても十分聴きやすい。ラスト曲のThe Gardenなんてバンドの歴史に残る名曲になるんじゃないかと。ここんところ毎日に近いくらい聴いている。

自分も長くラッシュから離れていたので言うのもなんだが相変わらず日本でのラッシュ熱は低い。今度発売されるライブ作品CLOCKWORK ANGELS TOURも日本では映像は無しでCD盤のみって厳しいよな。いまになって調べて知ったけど超名作の2112、MOVING PICTURESはデラックスエディションも出てんのに国内盤は無いようだし。

まあいい、The Gardenのゲディの優しいヴォーカル、アレックスの新境地かと思えるような落ち着いたギターソロに癒されながら明日からの仕事も頑張れそうである。

|

2013年10月12日 (土)

DISTRICT 97 with JOHN WETTONライブ音源(Oct 7, 2013 OH, USA)

今年はエイジアの大規模なツアーは無いのでUKのショートツアーとかスティーブハケットのライブ客演とかちょこちょこ細かく活動しているジョンウェットン先生。合間合間でエイジア新作(先生によると"VALKYRIE"と名付けられていたタイトルは変更するかも知れないとの事)のレコーディング、いやいやエイジアレコーディングがメインで合間でやってるのがミュージシャン仲間のライブ客演か、どっちでもいいけどそれなりに忙しくしているのはイイことだ。

この10月はアメリカの若手グループ、DISTRICT 97の米ツアーに客演中。ツアーといっても100人規模の小さなライブハウスでの演奏が殆どのようだけど。仕事選べよって思うけど先生がここまで若手のためにピエロ役を買って出るという事は、このDISTRICT 97の事を相当評価しているんだろう。そのうち10月7日のライブ音源を入手。

ライブは2部構成で、1部はDISTRICT 97のみ、2部で先生登場してCDでゲスト参加していた曲(すいません、詳しく知りません)とキングクリムゾンの曲を歌っている。入手音源のセットリストは以下。

SET 1

Open Your Eyes
The Actual Color
On Paper
Alls Well That Ends Well
Who Cares
Snow Country
Mindscape

SET 2

Perfect Young Man
The Nightwatch
One More Red Nightmare
The Great Deceiver
Lament
Fallen Angel
Book Of Saturday
21st Century Schizoid Man
Starless
Easy Money

1部は1曲目のアタマが切れているのでこれがオープニングだったかどうかは不明。Open Your Eyesって、エイジアのカヴァーまでやってくれてんの?って期待したがそうではない。DISTRICT 97のオリジナル曲のようです。DISTRICT 97が好きで好きでしょうがないわけでは無いので1部はスルー。

2部のみマジメに聴いた。2部の最初、Perfect Young ManってのはCDでも先生が客演したのかな(すいません、詳しく知りません)、女性ヴォーカルの人とヴォーカルを分け合っている。2部の2曲目からはクリムゾンのオンパレード。先生はベースは持たず歌だけに集中しているので気持ちよく歌っている。ここ数年と変わらず声も非常によく出ている。ユーチューブでも確認できるけど、この歌だけの先生、手持ち無沙汰な感じがカッコ良くない(笑)。ジョンアンダーソンのようにリードヴォーカリストとしてのパフォーマーではないから仕方ない。The Great Deceiverは先生ソロでもUKでもやって無かったのでちょっと嬉しい。ちなみにStarlessは10分超の演奏ではなくヴォーカル部分だけ歌ったらそのままEasy Moneyへメドレーしていく。

以上、先生はベースは持たずに歌だけなので音源としてはそんなに面白くは無いけど、73~74年のクリムゾンの曲を当時在籍メンバーがこれだけ再演することは無いからその意味では貴重ではある。

もうそんな事よりいよいよ発売直前に迫ったKING CRIMSONのThe Road To Red国内アセンブル盤の事で頭一杯だったりするか(笑)、それとも突然決まったU.K.の1st、2nd全曲再現ライブのチケット取りで頭一杯か(笑)。私は金策で頭一杯です。

|

« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »