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2013年12月28日 (土)

U.K. 'Rendezvous 6:02'(cw. When Will You Realize) 米盤7インチEP

今日で2013年の仕事納め、拙は明日には実家の京都に帰省するので今年のこのブログ記事はこれが最後。最後はUKで締めましょう。

いつだったか忘れたけど多分今年新たに入手したUKのシングル盤が6枚ほどあって、そのうち3枚分はコチラの記事でUP済。その後にも更に3枚コレクション。そのうちの1枚をコレクション自慢します。

U.K. 'Rendezvous 6:02'(cw. When Will You Realize) 米盤

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ランデブー6:02のアメリカ盤シングル。そしてなんとB面は 'When Will You Realize' なのだ。

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その存在自体知らなかったので入手した時は結構嬉しかった。'When Will You Realize' って英盤かオランダ盤か知らないけど 'Night After Night' のシングルB面しかないのかと思っていたのが、これはランデブーのB面ってことで。ランデブーもLP "NIGHT AFTER NIGHT" からのシングルカットのよう。いやほら、レコードプレーヤー持ってないから聴いて確認出来ないんだって(笑)。

今年11/8のUKライブで遂に幻の 'Waiting For You' を日本のファンの前で演奏してくれて、これで我々日本のファンはUKの全レパートリーをライブで聴けた幸福者と思っていたが、そういえばこのUKヴァージョンの 'When Will You Realize' がまだあったわな。エディジョブソンは今回のUKライブとEJ-4Dライブでもう自分の活動全て総括してしまった気がするので、もう日本でライブとかやってくれないんじゃないかって気もするが、まだUKヴァージョンの 'When Will You Realize' は聴かせてくれてないわけだ。これを聴かせてもらう口実でぜひまたジョンウェットン大先生、テリーボジオと共に来日公演を行ってほしいね。出ないとzealots会員を継続する楽しみが無いぞオイ(笑)。

最後になりますが2013年も私のこの拙文を読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。また2014年も、せいぜい週一ペースくらいかもしれませんがなんだかんだと記事を書いていきますので適当に楽しんでくださいませ。

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2013年12月26日 (木)

DREAM THEATER "HAPPY HOLIDAYS FROM DREAM THEATER"

ドリームシアターから2013年クリスマスの素晴らしいプレゼントが届けられた。無料でtorrent配信による未発表ライブ音源13曲分。FLACファイルでの提供。

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キングクリムゾンのDGM  LIVEの音源配信と同じ方法で、でもこちらはタダ。ありがたいねぇ。ロバートフリップは同じ配信方法で様々な貴重ライブ音源を販売しているし、ドリームシアターもマイクポートノイ在籍時はこのような音源を次々とオフィシャルブートレッグCDとして販売していたが、今回はタダ。世界中で売れに売れているバンドの余裕というものを感じさせるし、また逆に世界中でサポートしてくれるファンへのバンドからの感謝の気持ちとも言えるだろう。

早速ダウンロード入手。FLACファイルをWAVファイルへ変換してCDR作成。ついでにiPhoneにも放り込んで今日は仕事の行き帰りずっと拝聴させてもらった。収録内容は以下(オフィシャルサイトからのコピーさせて頂きました)。

CD1:
01 Under A Glass Moon(Phoenix, AZ 12/4/11)
02 Forsaken(London, UK7/24/11)
03 Peruvian Skies(London, UK7/24/11)
04 Endless Sacrifice(Austin, TX 10/26/11)
05 Drum Solo(Austin, TX 10/26/11)
06 YtseJam (Austin, TX 10/26/11)
07 The Great Debate(London, UK7/24/11)
CD2:
08 Another Day(Austin, TX 7/7/12)
09 Through My Words/Fatal Tragedy(Montreal, QB 10/7/11)
10 To Live Forever(Huntington, NY 7/19/12)
11 Learning To Live(Tel Aviv, Israel 7/19/11)
12 The Count of Tuscany(London, UK7/24/11)
13 As I Am (Shibuya, Japan 4/24/12)

CDにして2枚分相当、現行メンバーでの2011年~12年のワールドツアーから先日発表された公式ライブ盤の LIVE AT LUNA PARK に収録されなかった曲を13曲収録。ルナパークを補完するライブ音源として、これでツアーでの演奏曲は全て網羅できるというコンセプトでもある。

オフィシャルのインフォでは最新スタジオ作 DREAM THEATER のミックスを担当したリチャードチッキが、これらのライブ音源もミックスしているとの事だがルナパークに比べれば荒っぽいミックス。いや個人的にはルナパークの綺麗にミックスされたサウンドも良いけど、このような未発表ライブ音源は少々荒っぽいミックスの方が迫力があって気に入っている。初期の名曲Another DayやTo Live Foreverなんかは久しぶりに聴けるし現行メンバーでの演奏って意味でも楽しめる。やはり初期の名曲は今こうして現行メンバーのライブで聴いても美しく素晴らしい。そしてオフィシャルライブ音源としては残されていなかった大曲The Count of Tuscanyのライブヴァージョンも貴重であり聴きどころの一つ。またラストのAs I Amは昨年来日公演の確か追加公演だったか渋谷での音源が収録されている。いずれの演奏も言うまでもなくスリリングかつ美しく完璧。新ドラマーのマイクマンジーニによって膨大なレパートリーを完璧に演奏して見せたその記録を残し、見せつけてくれたこともバンドのマイクマンジーニに対する評価が高いことの証左と言えるのではないか。

なんといっても無料だし年末に素晴らしいプレゼントを頂きましてとても楽しんでいます。DTファンの方は入手必須ですよ。

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2013年12月23日 (月)

DREAM THEATER "LIVE AT LUNA PARK"(ライヴ・アット・ルナ・パーク 2012 デラックス・エディション 2DVD+Blu-ray+3CD+Tシャツ)

購入してから全く観賞出来てなかったドリームシアターの前回ツアーからのライブDVD、ようやく本編を一通り観賞。

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デカいLPサイズで豪華ブックレット付のDVDとブルーレイと3CD、更にTシャツのデラックスエディション。収納に困るパターン。

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3CD用には紙ジャケが3枚付いてる。要らんかなぁ正直。

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それからTシャツ。こういうのって着るかどうか迷うんやなぁ。このままコレクションとして取っておきたい気もするし。

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さて内容はもう素晴らしいの一言。ちょっとギターの音が大きい気もするが、ジョンペトルーシが中心なんだからまぁいいだろう。演奏そのものの凄さは今まで過去いくつもあったライブ映像で分かっているだけに今回の注目はなんといってもマイクマンジーニのプレイ。

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2012年の来日公演を横浜アリーナで観たけど、やはりこのライブDVDを見ても印象はその時と一緒。自分はドラマーでもなんでもないのでドラムテクニックを詳しく語れるアレではないが、それでもテクニックが圧倒的で、マンジーニはマイクポートノイのプレイは簡単にコピーするだろうけど、逆にマイクポートノイはマンジーニのプレイは真似できないだろう。過去曲でのドラミングも完璧で、しかも右利きの叩き方と左利きの叩き方を自由自在に併用しながら、そしてお見事なシングルストロークを過去曲で演って見せる。それでもドリームシアターのドラムはマイクポートノイじゃないと・・・っていう人も未だにいるだろうけど私個人的にはこのままマイクマンジーニで行ってほしい。マイクポートノイはアレはアレで好きだったけどちょっと目立ち過ぎ。他で頑張ってくれたらいい。トランスアトランティックの新譜とか凄い楽しみだし。完璧テクニックに加えてマンジーニならではの個性は今後ますます表現されていくだろうし。

曲単位ではやはり A DRAMATIC TURN OF EVENTS の曲が際立って素晴らしい。過去曲とブレンドしたセットリストの中でこれだけ存在感を感じさせる楽曲群はやはり A DRAMATIC TURN OF EVENTS が名作であったことを改めて証明しているようだ。This Is The Life のライブでのジェイムズラブリエは名唱と言える。とにかくラブリエはここ数年の安定感が素晴らしい。ムラがなくなった。歴史に残る名曲となった Breaking All Illusions は今後もメトロポリスと並んで重要レパートリーとなり続けるだろう。

そして実質的リーダーとなったジョンペトルーシ、ムチムチの体でギターがおもちゃのように小さく見えるのはご愛嬌。高速フレーズもエモーショナルなロングトーンもすべてにおいて完璧。それはジョーダンルーデスもジョンマイアングも同じ。ジョーダンはもはやキーボーディストとしては現代最高峰の名を欲しいままにしていて、そんな最高のミュージシャンがドリームシアターに在籍してくれていることがありがたくもある。ジョンマイアングのベースは、自分もベースを買って素人なりに練習しているがとても真似の出来ない凄さ。

2014年からの ALONG FOR THE RIDE ツアーも発表され、来日公演はいつになるのか待ち遠しいが、よりメロディに重点を置いた最新スタジオ作 DREAM THEATER を引っ提げて、マイクマンジーニの更なる存在感が感じられたら嬉しい。

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2013年12月15日 (日)

YES "CLOSE TO THE EDGE" (Definitive Edition Steven Wilson 2013 Mix) CD & Blu-Ray

e現代プログレの先頭を走っているといっても過言ではないポーキュパイントゥリーのスティーブンウィルソンはまた過去のプログレ名作のリミックス/リマスター職人としての地位も築いてしまったようだ。尊師ロバートフリップに重用されてキングクリムゾンの70~80年代の全作品のリミックス/リマスターのエンジニアとして名を挙げたことが大きいだろう。そこで遂にイエスの名作も手掛けることに。本人いわく既にイエスについては三作品についてリミックスを終えたとの事。第一弾としてCLOSE TO THE EDGEのリミックスが登場。今年はAudio FidelityからもリマスターSACDが発売されたばかりなのに今回こそが真の決定盤の座を奪い取ってしまったかも知れない。

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国内盤が出そうにないので輸入盤で購入。CD/DVD-Aバージョン(ジャケはデジパック)とCD/Blu-Rayバージョン(ジャケは紙ジャケ)の2種があるが私は後者を購入。収録内容が本編CDは両バージョンとも同じだがBlu-Rayの方がDVD-Aよりお得感があったので。もっともBlu-Rayのほうはまだ全然聴けてないけど。

まずジャケ仕様については、紙ジャケはまぁ輸入盤にしては頑張ってるかなって感じで。

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紙ジャケに限って言えばAudio Fidelity盤SACDの記事でも取り上げた各種リマスターCDの紙ジャケのうち、2003年RHINOリマスターの2009年国内リマスターSHM-CD紙ジャケが圧勝です。今回の紙ジャケは英国盤オリジナルLPマト1/1のようなテクスチャー仕様は再現していない。この辺はやはり国内盤が強いわな。しかしブックレットはマスターテープの箱の写真やロジャーディーンのジャケ下書き的な写真も紹介されていてなかなか興味深い出来。

本編CDの2013ステレオミックスについてはマルチトラックテープから新たにミックスしなおしたとの事で、今までのリマスター作品とは明確な違いが感じられる。特にタイトル曲の11分前後からの静寂部分で三声のコーラスが重なる部分、今までは聴こえなかったコーラスが聴こえてきてビックリ。リマスターして聴き取れるようになったとかじゃなくて、オリジナルではカットされていたのでは? このあたりはリマスターじゃなくてリミックスであることの威力全開で今回の新ミックスは別次元のCLOSE TO THE EDGEだと言える。このコーラスに驚く間もなく曲終盤に向かってドラムの音の深み、サウンド全体の音の広がり、コーラスの分厚いミックスは特筆もの。クライマックスへの盛り上がりが凄い。この曲の魅力を最大化した結果だろう。スティーブンウィルソンの作業に作曲者でもあるスティーブハウも付っきりだったというのも功を奏したかもしれない。And You And IとSiberian Khatru、ボーナストラックのAmericaも同様に素晴らしい。あと、タイトル曲のEarly assembly/Rough mixというのもあるが、イエスについてはここら辺のラフミックス関連は貴重という以外にはあまり興味をそそられないので割愛。

本作リミックスの更なる魅力を味わうにはBlu-Rayをそれなりの再生環境で聴くのが一番なんだろうが、ウチでは聴けはするんだけど再生環境は大したアレではないのでここで述べることは出来ません。他の方のレビューをご参照くださいませ。

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2013年12月14日 (土)

KING CRIMSON "THE ROAD TO RED"(レッド - 40th アニバーサリーボックス~ザ・ロード・トゥ・レッド 日本アセンブルパッケージ)レビュー④:ラストライブ&レッド2013ステレオミックス編

もうこのネタもフレッシュじゃ無くなってきた。今回で最終回、チャチャっと終わらせるから。他に未開封、未聴のブツが溜まってきてモタモタしてると今年が終わってしまうし。

まずはラストライブ音源から。

DISC 20 : Central Park, New York, NY July 1, 1974

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それこそ昔っからブートで有名だった70年代クリムゾンのセントラルパークでのラストライブ。尊師自身も最高の演奏だったと後に述懐した日であるにも関わらずバンドサイドではライブレコーディングもミキシング卓からのサウンドボード録音もしていなかったようで、この音源はそのオーディエンス音源のブートをリマスタリングしてオフィシャルブート化している。その時にDGMから直接購入していたコレクターズクラブのCDはコレ。

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前回のレビュー③:ライブ(サウンドボードカセット)編でも書いたが悪い音質で聴けるクリムゾンというのは、それはそれで迫力増し増しでカッコ良かったりする。そういうこと言ってる時点で私の感覚はある意味オカシイとは思うが。最後のライブであることを意識したかどうかはわからないがこの日は21st Century~で幕を開ける。全編に渡って充実した演奏が繰り広げられるし疲れ切っていたはずのデビッドクロスも最後のひと踏ん張りで頑張っている。ま、でも個人的にはやはりこれまでのレビューで取り上げてきた6/6フォートワースと6/28アズベリーパークには及ばないかなと感じている。それほど6/6と6/28は別格だったと思う。

そうはいっても今となっては貴重過ぎるラストライブ音源、隠し録りしていた人には我々もそして尊師自身も感謝しなければならない。しかも完全収録だし。録った人はまさかこれが歴史に残る音源になるとは思ってもいなかっただろう。ブートは必要悪なのである。

最後、レッドの2013ステレオミックス。

Disc 21 : Red The 2013 Stereo Mix

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2009年に出た40周年記念エディションはスティーブンウイルソンの新しいミックスでは無かったことを今回のこれで初めて気づいてしまった私のお気楽ぶり。アレはサラウンド用のミックスは確かにしたけどステレオCDはリマスターでしかなかったとの事。そして今回改めてマルチトラックテープからミックスしなおした今回の2013ミックス、一聴して明らかに音が拡がり豊潤な音質に変貌している。それが良いかどうかは別にして(笑)。またまたそんなことを言って、私の感覚はオカシイんだって。40周年記念エディションの記事でも触れたけどレッドはやはり音の塊がこちらにぶつかってくるかのような、そんな迫力があってこそその魅力が最大限に引き出されるんじゃないだろうか。音像が拡がってどうすんねんって。というワケで2CDのレッドは買ってない。これだけで十分。前回40周年エディションでリミックスする必要が無いと判断したスティーブンウィルソンは正解だったのだ。今回はこの企画の為に仕事としてやってくれたのだろう。

以上、4回に分けたロードトゥレッドのレビューは終わりにします。明日から年末にかけて急いでこの秋の散財ブツをガンガンに記事にしますのでよろしく。

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2013年12月 1日 (日)

KING CRIMSON "THE ROAD TO RED"(レッド - 40th アニバーサリーボックス~ザ・ロード・トゥ・レッド 日本アセンブルパッケージ)レビュー③:ライブ(サウンドボードカセット)編

キングクリムゾンのファンでライブアルバム "EARTHBOUND" が実は好き、あるいはたまに無性に聴きたくなる、そういう人が必ず居るのではないか。ジョンウェットン系クリムゾンファンの私でもその傾向は強い。いや下手すりゃ "EARTHBOUND" が一番強烈に印象に残ってるライブアルバムかも知れない。マルチトラックレコーディングのテープではなく、サウンドボード落としのカセットテープが元音源と思われるその音像は、決して録音状態も良いとは思えない。時に歪んだその音像は本来は公式な商品化に耐えうるものではなかったであろう。音質だけで言えば後にDGM Liveから商品化されたこの時期の別日のライブ音源でもっと優れたものはいくらでもある。

演奏そのものも、特にその1曲目 '21st Century Schizoid Man' に至ってはぶっ放し気味のメルコリンズのサックス、十二分にタメにタメた、原曲のイメージと全く異なるイアンウォーレスのドラミング、明らかにヤケクソのように咆哮するボズバレルのヴォーカル、そんな3人にこれまた怒りを込めたかのようにギターを弾きまくる尊師フリップ、これらが商品としては劣悪の範疇にならざるを得ない音質で記録されているのである。ところがこの音質で聴けるこの演奏が、キングクリムゾンの本来の音楽性である知性と気品ある破壊性を逆に破壊していて、その暴虐的な魅力がこちらの耳を離さない、そんな憑りつかれ方をしてる人は必ずいるはずである。私を含めて。

エディジョブソン来日公演やJWS2013で大忙しだったのに加えて、素晴らしい全ディスクレビューを掲載されたbeatleg誌によってもう自分が触れる必要もないだろうというのもあって中断していたロードトゥレッドのレビュー記事。やっぱり途中で終わるのは良くないので続きを再開しようと思うんだけど、再開するにあたって何故にアースバウンドに触れたかというと、今回は掲題の通りサウンドボード落としカセット音源に焦点を当てたから。音質的には前回のレビュー②:ライブ(マルチトラックレコーディング)編の方が良いに決まってるし、音質が良ければ演奏も良く聴こえるに決まっている。そこだけが注目ならマルチトラックレコーディングテープのライブ音源だけを聴いてれば良い。74年クリムゾンのサウンドボード落としカセット音源を聴くにあたっての私の興味は、あのライブアルバム "EARTHBOUND" を聴いて感じる暴虐的な魅力に近いものを74年のクリムゾンで感じてみたいという、その一点なのだ。

何回も深くは聴けてないけど以下該当のサウンドボード落としカセット音源10CD、頑張って聴きましたよ一通り。

DISC 1 : Veterans Memorial Coliseum, Columbus, OH April 28, 1974
DISC 4 : Hofheinz Pavilion,Houston, TX June 5, 1974
DISC 5 : Tarrant County Convention Centre, Fort Worth, TX June 6, 1974
DISC 6 : Fairground Arena, Oklahoma City, OK June 7, 1974
DISC 7 : Civil Auditorium, El Paso, TX June 8, 1974
DISC 8 : Coliseum, Denver, CO June 16, 1974
DISC 9 : Performing Arts Centre, Milwaukee, WI June 22, 1974
DISC 10 : Aquinas College, Grand Rapids, MI June 23, 1974
DISC 13 : Convention Center, Quebec City, Quebec June 25, 1974
DISC 14 : Kennedy Centre, Washington,DC June 27, 1974

全ディスクレビューはやりませんよ(笑)。それが欲しい人はbeatlegを読んでください。
繰り返しになるけど今回の記事での私の焦点は、ライブアルバム "EARTHBOUND" を聴いて感じる暴虐的な魅力に近いものを74年のクリムゾンで感じられるかどうかというその一点。サウンドボード落としカセット音源ならそれに近いものを感じることが出来るかも知れない。それで、結果、さすがにアースバウンドとはメンバーも違うしメンバーの音楽性も演奏技術も違うから全く同じ魅力を感じることは無いけれども、暴虐的な演奏という意味で結構耳を引く音源が一つあった。以下の分。

DISC 5 : Tarrant County Convention Centre, Fort Worth, TX June 6, 1974

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74年6月6日のテキサス、フォートワース音源。しかもサウンドボード録音で収録が欠けている部分をオーディエンス録音のブートレッグで補填している。この時期珍しくイージーマネーから始まるセットリストはフラクチャーに至るまで最初から迫力があるがそれだけなら他日の音源も迫力ある。この時期のクリムゾンにハズレは無いんだから。特に凄いのはトーキングドラムから戦慄パートⅡ。どうしたの?機嫌でも悪いのか?ってくらいの超高速演奏のトーキングドラムで既に血管が切れそうになる。戦慄パートⅡに至っては途中から意味があってやってるのかどうなのか分からないが不協和音とも思えるようなキレッキレのヴァイオリン?ギター?メロトロン?・・・耳で聴く分には判別もつかないようなキレ気味の演奏は迫力というか恐さすら感じる。そういうのを聴いてみたかったのだ、74年編成のライブで。これこそがこの時期実際には複雑であった人間関係の不協和音や葛藤が演奏で剥き出しになったような姿のように感じる。というワケでサウンドボード落としカセット音源分で何か代表一つって言われたら個人的にはこの74年6月6日のテキサス、フォートワース音源を挙げる。私のiPhone(iPod)にも残留決定。

スゲー端折ったかも知れんけど拙ブログでのロードトゥレッドのレビューはもう終盤戦、あとは74年7月1日ラストライブとレッド2013ミックスを次回軽くやって終わります。さっさと終わらせないと、他に購入したっきり聴けていない、開封すらしていないブツが溜まってきてるから。特にイエス危機のスティーブンウィルソン2013ミックスは語るに足る出来栄えだからな。

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