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2013年12月15日 (日)

YES "CLOSE TO THE EDGE" (Definitive Edition Steven Wilson 2013 Mix) CD & Blu-Ray

e現代プログレの先頭を走っているといっても過言ではないポーキュパイントゥリーのスティーブンウィルソンはまた過去のプログレ名作のリミックス/リマスター職人としての地位も築いてしまったようだ。尊師ロバートフリップに重用されてキングクリムゾンの70~80年代の全作品のリミックス/リマスターのエンジニアとして名を挙げたことが大きいだろう。そこで遂にイエスの名作も手掛けることに。本人いわく既にイエスについては三作品についてリミックスを終えたとの事。第一弾としてCLOSE TO THE EDGEのリミックスが登場。今年はAudio FidelityからもリマスターSACDが発売されたばかりなのに今回こそが真の決定盤の座を奪い取ってしまったかも知れない。

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国内盤が出そうにないので輸入盤で購入。CD/DVD-Aバージョン(ジャケはデジパック)とCD/Blu-Rayバージョン(ジャケは紙ジャケ)の2種があるが私は後者を購入。収録内容が本編CDは両バージョンとも同じだがBlu-Rayの方がDVD-Aよりお得感があったので。もっともBlu-Rayのほうはまだ全然聴けてないけど。

まずジャケ仕様については、紙ジャケはまぁ輸入盤にしては頑張ってるかなって感じで。

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紙ジャケに限って言えばAudio Fidelity盤SACDの記事でも取り上げた各種リマスターCDの紙ジャケのうち、2003年RHINOリマスターの2009年国内リマスターSHM-CD紙ジャケが圧勝です。今回の紙ジャケは英国盤オリジナルLPマト1/1のようなテクスチャー仕様は再現していない。この辺はやはり国内盤が強いわな。しかしブックレットはマスターテープの箱の写真やロジャーディーンのジャケ下書き的な写真も紹介されていてなかなか興味深い出来。

本編CDの2013ステレオミックスについてはマルチトラックテープから新たにミックスしなおしたとの事で、今までのリマスター作品とは明確な違いが感じられる。特にタイトル曲の11分前後からの静寂部分で三声のコーラスが重なる部分、今までは聴こえなかったコーラスが聴こえてきてビックリ。リマスターして聴き取れるようになったとかじゃなくて、オリジナルではカットされていたのでは? このあたりはリマスターじゃなくてリミックスであることの威力全開で今回の新ミックスは別次元のCLOSE TO THE EDGEだと言える。このコーラスに驚く間もなく曲終盤に向かってドラムの音の深み、サウンド全体の音の広がり、コーラスの分厚いミックスは特筆もの。クライマックスへの盛り上がりが凄い。この曲の魅力を最大化した結果だろう。スティーブンウィルソンの作業に作曲者でもあるスティーブハウも付っきりだったというのも功を奏したかもしれない。And You And IとSiberian Khatru、ボーナストラックのAmericaも同様に素晴らしい。あと、タイトル曲のEarly assembly/Rough mixというのもあるが、イエスについてはここら辺のラフミックス関連は貴重という以外にはあまり興味をそそられないので割愛。

本作リミックスの更なる魅力を味わうにはBlu-Rayをそれなりの再生環境で聴くのが一番なんだろうが、ウチでは聴けはするんだけど再生環境は大したアレではないのでここで述べることは出来ません。他の方のレビューをご参照くださいませ。

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