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2014年5月 2日 (金)

【緊急企画:JOHN PAYNEを救え!(後編)】 ミニ座談会 & "ARIA"レビュー & 某Kさんの2007年GPS来日公演観戦記

ジョンペインを救え!企画の後編は3本立てで、ちょっと長くなるかも知れません。まずは拙ブログ初の座談会企画から。

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≪ 緊急ミニミニ座談会 : ジョンペインはASIA名義の正当な権利保有者なのだ!! ≫

4月26日(土)深夜、TOTO来日公演ドームシティホール終演後に反省会と称してジョンウェットン仲間のマイミク様の某Kさん、某Mちゃん、私joshoの3人で渋谷の某居酒屋にシケ込んだ。ここで交わされたジョンペイン談義について以下に抜粋する。あまりに話が多岐にわたったので思い出せる限りの内容になるがご容赦を。

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josho   「ペイジアのプログレカヴァー集、どう?」
Kさん   「なんでNothing To Loseをやってんだ!」
Mちゃん 「エリックノーランダーが結構頑張ってんじゃない?」
josho   「いや、ブックレット読むとエリックノーランダー半分くらいしかやってない。」
Mちゃん 「あ、そうなんだ。」
josho   「ジョンペインのソロ名義でいいんじゃないの(笑)」

josho   「そもそもジョンペインは、ASIA名義の権利を正当に取得してるはず。」
Kさん   「ウェットン先生は自らエイジアを出て行ったんだから。」
josho   「91年当時、おいしいソロ契約に目が眩んでね。」
Kさん   「その後、先生が捨てたエイジアを誰が守ってきたんだってこと。」
josho   「そして後にダウンズがペインにASIA名義を売ったんだった。」
Mちゃん 「ダウンズが離婚して元嫁に財産全部取られた。だから金に困って・・・。」
Kさん   「だからペインがエイジアを名乗るのは当然の事。最後の方はライブやっても客が30人くらいだったらしいけど。」
Mちゃん 「でも2006年のオリジナルエイジア再編の時、ダウンズはまたすぐにペインとエイジア再開するつもりだったと思うよ。オリジナルエイジアはすぐに空中分解すると思ったからそれでわざわざアメリカまでライブ観に行った。そしたら来日公演までやったから(笑)。アメリカまで観に行ったのはなんだったんだって(笑)」
Kさん   「そのあと7年も続いたし(笑)」

josho   「AQUAとARIAはリアルタイムで持っていた。ところがAQUAはこないだ家の中どこ探しても無かった(笑)。中古屋に売り飛ばしたっぽい。」
Mちゃん 「あの2枚は良いよ。」
josho   「AQUAはA Far Cryだけ好きだった。ARIAは最近突然気に入った。今になってヘビロテ中。ARIAの次のARENAはどう?」
Mちゃん 「あれはね、良いけどほとんどAOR。」
Kさん   「布袋は要らなかっただろ。」
josho   「AURAは? スティーブハウとか参加してなかったっけ?」
Mちゃん 「ああ、そう言えば。あまり印象に残ってないな。」
Kさん   「ARIAが気に入ったならSILENT NATIONも気に入るはず。」
josho   「そう? 近所の知り合いが確か持ってたな、借りるかな(笑)」
Mちゃん 「ARIAは確かに一番よく聴いた。」

Mちゃん 「GPSはジョンカロドナーがジャケで。JOHN KALODONER:JOHN KALODONERって。」
josho   「あぁ、お馴染みのクレジットね。GPSの来日公演って客入ったの?」
Kさん   「100人以上・・・200人くらいいたと思う。」
Mちゃん 「そう言えば来日した時にペインの彼女も来てて、これが超美人。その彼女とツーショットで写真撮らせてくれないかって主催者に訊いてしまったよ、ペインそっちのけで(笑)」
Kさん & josho   「ギャハハハハハ(大笑い)」
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以上、当日の会話を座談会的に構成し直してみた。要するに何が言いたいかと言うと少なくともARIAは名作だと。これは私含め皆で一致した。そこでARIAについてレビューと言うか、簡潔に取り上げてみる。

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≪ ASIA "ARIA" (エイジア 「天空のアリア」) 94年作品 ≫

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ジョンペイン加入第一作のAQUAはジェフダウンズが色々な未完のプロジェクトで書き溜めていた楽曲の寄せ集め感が否めずレコーディング参加メンバーも固定していなかったが、今作はダウンズ、ペイン、アルピレトリ、マイケルスタージスの4人固定でパーマネントなバンドとしての体裁を整えている。それだけにアルバム全体の音像も統一感があり、まずは安定感がある。1曲目のAnytimeから哀愁がかったメロディで始まりサビは明るめに展開する王道パターンのメロディアスロックとして聴ける。バックで薄く広く穏やかな波のようなダウンズの鍵盤が非常に印象に残る。ここですでに目立ち過ぎないが印象に残るというダウンズの鍵盤センスが全開。DesireやSummerでも後半の鍵盤パートで同じ印象を感じさせる。個人的には7曲目のFeels Like Love以降のRemenbrance Day、Enough's Enough、Military Man、Ariaの5曲の流れは圧巻。哀愁の歌メロ、鍵盤のセンス、分厚いコーラス、アストラ的な勇ましいハードポップ感覚等々、オイシイ要素がこれでもかと詰まっており、なぜ今まで20年もそれを感じることなく段ボール箱にしまい込んでいたのか、自分で自分が不思議でしょうがない。これをウェットン大先生が歌ったらもっと最高だったかも・・・とかそれ言っちゃあおしまいだ。こんな名作なら一昨年に出た紙ジャケリマスター、完全スルーしていたけどやっぱり買おうかな。そう思うくらい最近ハマっている。
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最後にこれまた今まで私が完全スルーしていたペイジア後継バンド、GPSの2007年来日公演にマイミク某Kさんが参戦されていてミクシィ日記に観戦記を執筆されていた。今回その某Kさんのご厚意で当時の観戦記を抜粋して以下に転載させて頂くことになった。

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≪ ライブ観戦『GPS』07/10/14 ≫

18:00を10分近く過ぎたところでBGMが終わり暗転して少しするとオープニングSEとして国内盤『GPS / Window To The Soul』にボーナス・トラックとして収録されているGuthrie Govan(g)作のインスト・ナンバー”In His Eyes”が流れて終了後、間髪入れずに
1.The Objector
へ雪崩れ込む。そこらの「B級(?)宅録(プログレ)メタル・バンド」(?)と違ってメンバー4人の内3人が後期Asia、奥本氏は幾多のセッション活動やSpock’s Beardで数々のライブをこなしているのでGPSとしての活動は1年弱とそれ程ライブ回数は重ねていないと思われますが兎に角(?)Bandの演奏アンサンブルが素晴らしかったです。特に目を引いたのはやはり4月のプロモーション・アコースティック・ライブやインストア・イベント・ライブでその実力を見せ付けたGuthrie Govan(g)のプレイと(自分は後者でしか見てませんが)アルバムよりも更にワイルドに前面に出た奥本氏(key)のプレイ(演奏楽器で一番音がデカかった?)に目が奪われました。勿論John Payne(vo,b)の力の入った(たまに入り過ぎ?)ヴォーカルもJay Schellen(dr)のドラミングも素晴らしいです。(笑)続けて
2.All My Life
が演奏されると後の曲郡でも同様ですがGuthrie Govan(g)、 Jay Schellen(dr) 、奥本亮氏(key)の3人はコーラス、バッキング・ヴォーカルも上手い(綺麗)です。John Payne(vo,b)のファンに向けて挨拶とお礼の後に
3.Since You've Been Gone
をコールするもイントロをプレイしたところでBassアンプのトラブルで音が出ず歌入り前に演奏が一時中断。ピリピリとはいかないまでも数分、不穏な空気が流れましたが奥本氏(key)がGuthrie Govan(g)に一緒に即興演奏を促してジャージーなジャムセッション。途中からJay Schellen(dr)も加わりその間にBassアンプのトラブルも解消してファンを和ませてくれました。その演奏の素晴らしさにJohn Payne(vo,b)は「GPS Jazz Trio !!」とコール。
仕切り直しで再び 3.Since You've Been Gone を演奏した後に続けて
4.Heaven Can Wait
5.Window To The Soul
6.Taken Dreams
と聴くにつれ彼等のオリジナル・アルバムでの演奏以上にメロディアスでハードでドラマティックな音の洪水に酔いしれました。バンマスはJohn Payne(vo,b)なのでしょうが演奏面では奥本亮氏(key)のプレイがBandをグイグイと引っ張っている感じでした。6.Taken Dreamsの演奏後にはその奥本氏(key)によるKey Solo。Key Solo終了後に同氏が英語でMCをするも後方の馴染みの(?)観客から「大阪弁、大阪弁!!」の問いに奥本氏
「おっ!なんで日本だったか。(笑)こんばんは。(×2) 今日は本当にありがとうございます。GPSです!! あれ!?(他のメンバーがステージに)誰も居ないや。(笑) さっきJohn(Payne)が言っていたように(奥本氏が)大阪で生まれて若い時に東京に出てきてアメリカに渡って26年。今までフィル・コリンズや色々アレサ・フランクリンなど毎年(他のアーティストの)バックでは日本に帰って来てはライブをやってましたけど、ナタリー・コールとか…でも自分がアーティストとしてアメリカのグループのメンバーの一員として…と言うかイギリス人二人を中心としてイギリスのグループのメンバーの一員としてライブを行うのは今日が初めてです。26年でやっと夢が叶いました。これも皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!!これからも宜しくお願いします。」
との話にSpock’s Beardや氏自身のソロ・アルバムでの活動ぐらいしか知りませんでしたがジーンときてしまいました。(帰国した際は今回もそうですがソロ・ライブや他のアーティストとのコラボレーションという形で数度ライブを行っていたのは知ってましたが。)
John Payneがステージに戻ってきて「Mr Ryo Okumoto !!」と称えるとGuthrie Govan(g)と4月と同じ形でアコースティック演奏で
7.Militaly Man (from The Album『Asia / Area(‘94)』)
8.Gold
9.Written On The Wind
を演奏。今回もJohn PayneのエモーショナルなヴォーカルとGuthrie Govan(g)との二人によるアコースティック・ギターのプレイが素晴らしかったですが正直、前回もやったのでアコースティック・セットは2曲にして内1曲はフルバンドでの演奏で聴きたかったような気がします。Jay Schellen(dr)と奥本氏(key)がステージに戻ってきて奥本氏がPayne & Govanを称えると再びフル・バンドでの演奏に戻って
10.Silent Nation(from The Album『Asia / Silent Nation(‘04)』)
へ。ところがBassのチューニングが狂っていたのでイントロを演奏した時点でまたも一時演奏が中断。今回も奥本氏が機転を利かせて観客に向けて話しかけ「CD持ってる人!持っている?持っていない人はアッチ(物販コーナーを指差して)で買ってね。(笑)Tシャツ持っている?持っていない?もうアレしかないよ。欲しい人。あッ欲しがっている。(笑)ホラ!」と言いながら観客フロアに向かって放り投げる。自分がとっさに手を伸ばしたら回りの方達よりもリーチが若干長かったのか(?)楽々とゲット。(笑)
ライブ本編に戻って仕切りなおしで再び 10.Silent Nation(from The Album『Asia / Silent Nation(‘04)』と
11.Long Way From Home (from The Album『Asia / Silent Nation(‘04)
を演奏。特に後者でのGuthrie Govan(g)のギターソロが素晴らしく3人のメンバーのコーラスが今回一番栄えてましたね。個人的には「Chris Slade(dr,vo)関連楽曲」(オイ!!)が2曲も聴けて嬉しかったです。(笑)続いてJay Schellen(dr)のパワフルなDrum Solo。そして本編ラス前に遂にオリジナルAsiaの2大ヒット曲の内の1曲
12.Only Time Will Tell
を演奏。ウ~ン、やはりやってしまったか…. Guthrie Govan(g)のGuitar Soloを挟んで続けて
13.Heat Of The Moment
も演奏。個人的には正直2曲ともやらない方が良かったと思います。折角GPSとして素晴らしいアルバム、ライブを披露してきて今まで影に隠れがちだった「Geoff Downes / John Payne」体制でも優れた楽曲を残してきた彼等には他の楽曲で勝負(?)してもらいたかったです。

レコード会社やマネージメントの入れ知恵か、はたまた(?)強要なのでしょうか?
それともAsiaというBandの25年の歴史を考えた場合、ファンも業界も(?)オリジナル・メンバー (又はWetton Asia) への思い入れが強いでしょうが(自分もその内の一人ですが)
その大半の年数は「Geoff Downes / John Payne」体制だった訳で“Only Time Will Tell”も”Heat Of The Moment”にしても演奏してきた回数を考えればJohn Payne(vo,b)自身にしてみれば立派な持ち歌(?)で「これも自分(達)の歴史の一部だ。」か、もしくは「自分(達)もAsiaの歴史の一部だ。」との考えならばそれはそれで彼等を尊重したいと思います。
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以上、いろんな角度からジョンペインを救え!っていうかジョンペイン再評価の機運を高めるキッカケになればとの思いでウェットン仲間のお力を頂きながらの拙文を楽しんで頂けたら幸いです。

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