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2014年6月21日 (土)

エイジア 2014年来日公演4日目(ASIA 2014 GRAVITAS WORLD TOUR LIVE IN JAPAN : June 20, 2014 @ Tokyo Shibuya Kokaido)

エイジア2014年ジャパンツアーの最終日、渋谷公会堂2daysの2日目の参戦レポ。セットリストや演奏内容は特に前日と変化はないので今回は個人的にこの日ならではの出来事を中心に。

前日の6/19渋谷初日終演後に何人かのマイミク様の方々と行動を共にして、自分が今まで経験したことのない「ジョンウェットンファン道」というものを経験させて頂いた。ここでは詳しくは言わない。それで帰りが結構遅くなったもんだから6/20は有休をとっていたこともあって昼近くまで寝ていた。起きてブログ書かなきゃと6/19の記事を書いてあっという間に16時過ぎ。この日も終演後にマイミク様やフェイスブック友達の方々とお茶会の予定があり、お仲間に渡さなきゃいけない約束していたブツを大急ぎで準備、ヒゲ剃って出発。

17時半には渋谷に到着したので近くのカフェで時間をつぶしてたら雨がポツポツ。急いで渋公に移動しさっさと入場。

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徳島から来られた青年実業家のK様からお渡ししたいものが・・・・、と事前にご連絡頂いていてホール内で有難く頂戴致しました。

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讃岐うどんと徳島ラーメン。麺好きの私には非常に嬉しいお土産。カップラーメンとかどん兵衛ばっかり食べてる場合ではない。ちなみに昨年11月のエディジョブソン来日公演の時にもプレゼントを頂いていたのでありがたいやら申し訳ないやら。今度なにかお返しをしないと。

19時定刻ちょっと過ぎ、ライブ本編の開演。セットリストは同じだけど一応記しておく。

Sole Survivor
Wildest Dreams
Face on the Bridge
Time Again
Valkyrie
I Know How You Feel
Voice of America
The Smile Has Left Your Eyes(2部構成)
An Extraordinary Life
Gravitas
Keyboard Solo(Cutting It Fine 後半部のBolero section)
Days Like These
Go
Don't Cry
Drum Solo
Only Time Will Tell
Open Your Eyes
-Encore-
Heat of the Moment

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この日は最終日という事もあって前日に比べて客の方の盛り上がりが全然違う。前日はもっと静かだった。客がノレばメンバーだってノリノリ。勢いある演奏でオープニングから大盛り上がり。

どれかの曲でお馴染みのジョンウェットン大先生の歌詞忘れがあった気がするがどれだったか忘れた。グラヴィタスでジェフダウンズの前奏が終わって本編に入るときの鍵盤がスタジオ盤ではピアノなんだが前日は音色が違っていた。ライブではそういう音色にしているのかと思っていたんだが、この日はスタジオ盤通りのピアノ系の音色だったので前日が間違っていたのだろう。

それからすっかりMC大好きカールパーマー、前日はデイズライクディーズの時に「ナウアンドゼン・・・・」と言って先生から「ゼンアンドナウ!」と突っ込みいれられていたが、これはお決まりの演芸かと思ったけどそうではなく前日は単に間違ったようだ。この日の同じタイミングでのMCの時になぜかカールのマイクがオフになっていて、どこかの音響スタッフに向かって「マイクマイクマイク!」って感じで必死のゼスチャー。前日「ナウアンドゼン」って言い間違った天罰が下ったか(笑)。

そして連日楽しませてくれるカールのドラムソロ。特にシンバルとその周辺を使ってのスティック芸の細かさは、ドラムセットをたこ焼き器に置き換えた場合、外はカリカリ、中はフワフワの最高のたこ焼きを作って見せるだろう。

あと新しい風を入れてくれたサムコールソン、カールにはMC用の専用マイクスタンドがあるのにサム君にはマイクが用意されていないのは勿体ない。歌えるギタリストなんだからいずれ是非サム君にもコーラスをさせてあげて欲しい。

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終演後は某Tさんを中心にマイミク様、フェイスブック友達様含めて約10名でお茶会。特に昨年のジョンウェットンファンの集いで初めて共演させて頂いた、ギターを演奏される某Sさんの話は、今回のギタリスト交代に伴うライブに関して皆とは違うご意見を述べられていて非常に興味深かった。もっともそれ以上に面白かったのは、前の席で踊りまくる女性がいて肝心のジョンウェットンの姿が見えにくくて困ったという話を、それはそれは面白おかしく話されるもんだから笑った笑った。ご本人にとっては楽しくない話なんだけど、それを場を盛り上げる笑いに変えるセンスは素晴らしい。

いつもながらとても楽しいお茶会ありがとうございました。

これでエイジア祭りも終わり、しばらく寂しいけど仕事をガッチリ頑張りながら秋のボストン、イエスの来日公演に備えよう。

あっ、ちなみにミート&グリート抽選はこの日もハズレ。

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この抽選券、エイジアコレクションとして有用なの? どうなんだって(笑)。

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2014年6月20日 (金)

エイジア 2014年来日公演3日目(ASIA 2014 GRAVITAS WORLD TOUR LIVE IN JAPAN : June 19, 2014 @ Tokyo Shibuya Kokaido)

新生エイジア待望のグラヴィタスツアー来日公演、名古屋、大阪を経て3日目となる東京、渋谷公会堂2Daysの初日に参戦。早速レポをUPします。

6月19日(木)業務終了後、先行物販でグッズ購入を済ませるためダッシュで渋谷へ向かう。17時過ぎ到着時点で早くもグッズ販売待ちの列が。

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17時半前くらいからグッズ販売開始。開場前なので渋公の外の向かって右側が売店。早々にパンフとTシャツとトートバッグを購入。その横で国内盤持参者へワードレコーズからのプレゼント、グラヴィタスデザインのパスと大注目のミート&グリート5名様の抽選券を、当たりますようにぃ~、いや、当たるに違いない! と胸いっぱいの期待を込めて受け取る。開場、開演までまだまだ時間があるので近くのスタバ2階で下々の庶民を見下ろしながら(オレは何様だって)ラテを飲んでミクシィ呟きでグッズがどうの抽選券がどうのと、マイミク様と一騒ぎする。

18時半過ぎ、そろそろ開場だなとスタバを出て渋公に入場。いつものウェットン仲間のマイミクの皆様とも次々合流しロビーでウヒャウヒャ言いながらまたもや抽選券がどうのこうのではしゃぐ。あっという間に時間が経ち開演10分前。ホールに入場し着席。

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前にいるスタッフの方の看板をよ~く目を凝らして読み、スマホ&携帯はフラッシュなしなら撮影OKであることを確認。デジカメはダメだと。ちなみにこの撮影というのは写真だけの事なのか動画も含まれるのかは看板からは読み取れない。いずれにしてもiPhoneのバッテリーが途中でなくなるなどという悲劇を避けるために持ち歩き用充電器で充電しながらiPhoneカメラ準備。

エイジアメンバーの会場入りが遅かったようなので開演も遅れるかなと思ったが定刻通り19時開演!

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ジョンウェットン大先生は黒っぽいズボン、黒っぽいTシャツに黒ベスト、そして珍しく黒い帽子を被ってご機嫌で登場。カールパーマーも相変わらず元気いっぱい。ジェフダウンズは近頃もしかして先生を超えたか?と思わせる巨体でのっしのっしと登場。サムコールソンはそもそも初来日だろうしましてや日本でそれなりの数の客の前でライブやった経験もないだろうからきっと嬉しいはず。で、セットリストは名古屋大阪で先生自ら公開しまくってるのでネタバレもクソもないと思うので、以下セットリストに沿って。

Sole Survivor
これがオープニングってのは久しぶり。確か2007年ジャパンツアー後のアメリカツアーでオープニングだった記憶がある。前回30周年ツアー時と同様に曲中ブレイクを入れて客とのやり取りで盛り上げて開場を温める演出。しかしここは東京、名古屋大阪は最初から総立ちだったそうだけど、誰も立ちません。それがイイとか悪いではない、私個人的には最初から総立ちでは腰の調子が持たないので、これで有難いわけである。

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Wildest Dreams
演奏は快調、先生のヴォーカルも絶好調。特に演奏はもうこの時点でサム君加入の効果抜群。実にタイトで勢いのある素晴らしい演奏。

Face on the Bridge
トリプルエックスからのこの曲はセットの定番として定着したようでもはや今のエイジアには欠かせないレパートリーとなった。ライブにおいてサムの流麗なギターソロが加わることでこの曲は完成したと言えるのではないか。

Time Again
この曲ではやはりハウ爺の独特のトリッキーでメロディアスな切り込みが無い分だけ若干の喪失感を感じなくもないが、それにもましてサムの勢いある演奏はライブバンドとしてのエイジアを引き締めていて心地よい。

Valkyrie
期待の新曲がセットリストに登場。これが先生が言うところのNew Asia Classicとなるのだろう。ライブで盛り上がったかといったらそうではないけど・・・・。その代わりじゃないけどここで
「キミタチサイコダヨ」
はい、頂きましたぁ。

I Know How You Feel
ここからアコースティックタイム。トリプルエックスからのこの曲は前回ツアーと同様先生ヴォーカルとジェフのキーボードのみの演奏。特に言うこと無し(笑)

Voice of America
今回のこの曲は言うことは、あるぞ(笑)。過去のアコースティックコーナーでの演奏とは一味違うというか一味加えたというか、うまく表現できないけどヴァージョンとしては初めてのメンバー4人での演奏ヴァージョンだと思う。これは味わい深かったぞ。

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The Smile Has Left Your Eyes(2部構成)
アコースティックコーナーの最後はいつも言う個人的に大好きな2部構成のコレ。後半のエレクトリックパートのメロディアスなギターソロ、鍵盤メロディの絡み、盛大に盛り上がる先生のヴォーカル、何度聴いても最高。

An Extraordinary Life
フェニックスの代表曲のコレも今のエイジアライブには欠かせない曲となった。2007年心臓手術後に作曲した先生自身の思い入れがそれだけ強いのだ。

Gravitas
個人的に新作グラヴィタスにおいてHeaven Help Me Nowと並んで一押しの名曲が無事にセット入り。これは嬉しい。素晴らしかったことは言うまでもないがもっともっと浴びるほど聴きたい。渋公2日目も参戦するので意識してこの名曲のライブ演奏を全身で浴びさせてもらうぞ。

Keyboard Solo (Cutting It Fine 後半部のBolero section)
ジェフのソロコーナーはやはり安定のボレロ。これはジェフダウンズが作った最高の名曲の一つだな。これも何度聴いても素晴らしい。ずっと続いて欲しいと思うくらい。

Days Like These
なぜか今回もカール専用のスタンドマイクがあって、カールが結構何度もMCで登場する。しゃべる快感でも覚えたか? 「つぎの曲は、”ナウアンドゼン”・・・」みたいなことを言って先生が「ゼンアンドナウ! ワハハ」みたいなやり取り。たまたまカールが間違ったのか今回ツアーの演芸としてのセリフなのかは渋公2日目でもう一回確認しよう。それはともかくこの曲もサムがギターであることで本来この曲が持つノリノリのポジティブさが全開。タイム感の怪しげなハウ爺による演奏とは違ってコレも今回本来の完成度が現出したと言える気がする。

Go
ライブで聴くとなかなかしっくりこなかったこの曲、しかしコレもサム君が効果的なスピード感を注入してくれてる気がして少しはしっくり感じるようになった。今までのこの曲の演奏ではベストかも知れない。

Don't Cry
前2曲にもまして素晴らしい完成度となった。時にズッコケそうだったハウ爺の演奏に比べてスピード感が出てこの曲本来の魅力が出てきた。コレも今までの演奏の中でベストだと個人的には言い切れる。

Drum Solo
さあ、今回もやってきました芸人カールパーマーのスティック芸。楽しませてくれます。ホントまじでこのコーナーはエイジアライブの最高のアクセントになっていて、テクニックとエンターテイメント性が両立した、感嘆もするし笑えるし、っていう芸人カールの真骨頂。静かな東京のファンもこのコーナー終了時のスタンディングオベーションから立ち始めた。

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Only Time Will Tell
私自身が勝手に思い入れ深い曲。昨年のジョンウェットンファンの集いで初めてベースを演奏し歌も歌った記念すべき曲。手拍子ではなく一人でベースを弾いてるフリ、エアベースをやってしまった(笑)。

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Open Your Eyes
セットの最後はお馴染みのこの名曲。いい意味で言うこと無し。

Heat of the Moment
アンコールの定番もいい意味で言うこと無しの盛り上がり大団円。

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以上、とにかく予想通りギタリスト交代により演奏が明らかに若返った。ハウ爺はアレはアレで好きなので悪く言うつもりもないんだけど、単純にライブバンドとしてはサム君入りの今回の編成によるライブは少なくとも2006年エイジア復活以降では最高のクオリティだった。ライブはこうでなきゃって思うくらい。

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最後に購入したグッズ類を載せておく。パンフとトートバッグ、金ロゴのTシャツ。

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そして大注目のミート&グリート抽選は・・・・、外れたぁ・・・・。記念にパスと抽選券も載せておこう。

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しかしなんだ、このハズレ抽選券、コレクションとしては有用なのか??(笑)

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2014年6月 7日 (土)

BOSTON HEAVEN ON EARTH TOUR 初日ライブ音源 (June 05, 2014 @ Hollywood, FL, USA)

そう言えばこのブログでボストンって取り上げたことなかったっけな。昔っから大ファンだったんだけど。リアルタイムで聴いたのはサードステージで、その時に1stとドントルックバックもレンタルで借りてカセットにダビングして聴きまくった。94年の4枚目ウォークオンも発売即購入してよく聴いた。その次の2002年だったかのコーポレートアメリカでCDショップで試聴だけしてなんじゃこの薄味は?と思って購入しなかった。でも1stと2ndのドントルックバックはトムショルツ自らのリマスターCDも買っていたし、昨年末の新作ヘブンオンアースも買った。なぜかブログで盛大に取り上げる機会がなかったんだな。

1979年以来35年ぶりの来日が決まって、10月の武道館2Daysは二日ともウドープレミアムでチケット予約済みだし、俄然気分が盛り上がってきたところでいよいよ6/5から北米ツアーがスタート。

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この6/5初日の映像が数曲YoutubeにUPされてるし、完全収録音源の方も早速いつも愛用している音源サイトにUPされた。映像の方だけ観て音源の方は武道館まで楽しみをとっておくために入手しないでおこうと思ったが、音源提供者がUPしていたサンプルをついつい試聴してしまったばっかりに我慢できなくなった。あまりに超高音質で演奏内容も良かったのであっさり陥落、DL入手した。もう昨日から今日にかけて聴きまくり。5回くらい全編繰り返して聴いた。初日のセットリストは以下(音源提供者のインフォに間違いがあったので自分で訂正しています)。

01. Rock and Roll Band
02. Smokin'
03. Feelin' Satisfied
04. Last Day Of School
05. Life,Love & Hope
06. Peace Of Mind
07. Cool The Engines
08. Surrender To Me
09. Don't Look Back
10. Something About You
11. Amanda
12. A New World ~ More Than A Feeling
13. Intrumental Jam
14. To Be A Man
15. Walk On Medley
16. Foreplay - Longtime
17. (encore break - Band Introductions)
18. I Think I Like It
19. Party

どうよ、この充実した名曲満載のセットリスト。全体通しで約1時間40分と長すぎず短すぎない演奏時間。

まず第一に特筆なのはこのオーディエンス録音の音質の良さ。1曲目だけ録音者が音量レベルを探っていたのか機材の位置を動かしたのかちょっと音量が小さいかなと思うが途中からすっかり安定して、その後はもうオーディエンス録音の理想を超えたと言い切れるくらいの超超高音質。各楽器が明瞭に聴きとれるしボストンならではの太い音で、ヴォーカルとコーラスアンサブルも完璧に録音されている。下手なサウンドボード録音を吹っ飛ばすくらいの見事なオーディエンス録音。私がわざわざiPhoneに放り込んで5回も聴きまくったくらいだからホントに凄い音質だ。

演奏内容がこれまた素晴らし過ぎる。勢いあるドライブ感満載の演奏でヴォーカルもコーラスも完璧。完成されたロックショウを提示してくるあたりはさすが完璧主義者のトムショルツ。唯一個人的に残念なのは名バラード A Man I'll Never Be がセットに入ってないことくらいか。しかしその分サードステージ収録の大好きな曲 To Be A Man が感動的に演奏される。この To Be A Man が10月の武道館でも再現されたら私は間違いなく感動して人目もはばからず泣くだろう。

とにかく昨年のジャーニー来日公演、先日のTOTO来日公演でも思ったが、名曲満載のライブというのは単純に楽しい。名曲というのは30年たっても名曲なのである。しかもジャーニーもTOTOも、そしてこのボストンも衰えというものを全く感じさせないし、今が全盛期かと思うくらいの充実した演奏。10月には35年ぶりの来日という事で、ブラッドデルプもいないし、演奏面で大丈夫だろうかみたいな不安も少しあったが、この音源を聴く限り全く問題ない。10月の来日公演は最高の感動を味わうことが出来るとこの時点で断言できる。今からすでに感動を想像して泣きそうになるくらい。

私は音源をDLで入手したからもうアレだけど、コレ間違いなく近々西新宿でブート化されるだろう。マジで最高の音源だからな。

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2014年6月 2日 (月)

JOHN WETTON / RICHARD PALMER JAMES (JACK KNIFE) "I WISH YOU WOULD"

この掲題の書き方が相応しいのかどうかワケが分からなくなってきているが、ジョンウェットン大先生の歴史の中で異色の作品として位置付けられるJACK KNIFEのI WISH YOU WOULDが24年振り?でCD再発された。それも寄せ集め音源集MONKEY BUSINESSとのカップリング2in1という熱心なファンにとってはあまり好ましくない形で。

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一応2014リマスターということらしく、ブックレットを観ると 2014 re-master by Mike Pietrini との記載がある。この人はエイジアの1stの30周年BOX国内盤のリマスターを手掛けた人である。海外盤の1stBOXはリマスターされていないというアレね。ところが今回の2in1、リマスタークレジットがMONKEY BUSINESSのクレジットの最後あたりに記載されていて、これは単なるブックレットのレイアウト上そうなっているだけなのか、それとも実はMONKEY BUSINESSはMike PietriniのリマスターだがJACK KNIFEはリマスター無しなのか、よく分からない。もちろん両作品共のリマスターだと思いたいが。

それにしても気に入らないのがこの2in1という抱き合わせ商法。この商法を喜ぶのはライトユーザーというかライトなビギナーファンだけであって、我々のようなある種うるさい筋金入りのウェットンファンにとっては思わず眉を顰める商法である。そもそもこういうウェットンのマニアックな作品はマニアこそが挙って買うものであるだけにやはりここはJACK KNIFE単品で出して欲しかった。でないと装丁がもう余計にマニア向けのマイナー商品っぽくなってしまうから。こうして見比べると分かる。

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上の写真、左がLPレコード国内盤、真ん中が90年国内ヴァージンジャパンからの初CD化、そして右が今回の2in1。もうジャケどんどん小さくなっていく。

そうは言っても、売る側もいろいろ大変なんだろうことは想像はつく。最初のLPレコード発売時から国内盤は帯に「ジョン・ウェットン・ソロ」って書いてジャックナイフとはどこにも書いていない(笑)、国内初CD化時も、「ジョン・ウェットン/ジャック-ナイフ」って表示していた。ちなみにこの国内ヴァージンジャパンのCD、帯を捨ててしまった。この頃は帯に思い入れが無かったのだ。今になって後悔している。かといって中古屋で見つけても買おうとも思わないが・・・。そして今回の2in1では「ジョン・ウェットン/リチャード・パーマー・ジェイムス」となっている。要するに「ジョン・ウェットン」を強調したいんだろうし、そうしないと売り難いと、そういうことだろう。

さて肝心の中身だが本作は9曲中5曲がカヴァー、2曲がウエットン/パーマージェイムス、残り2曲がパーマージェイムス作となっている。ところが今回の再発は2in1に加えてこれまたイタイことになっている、原盤2曲目に入っていたGood mornin' Little Schoolgirlという曲が何らかの事情でMONKEY BUSINESSに入っている曲に差し替えられている。じゃぁ益々90年国内ヴァージンジャパンCDは手放せないじゃないか。せっかくのリマスターCDも、こんな半端な扱いじゃジョンウェットンの歴史を貶めているようなもんである。まぁ一時期の権利関係ぐちゃぐちゃのワケのわからないライブ盤乱発に比べればマシではあるが。

で、再度、肝心の中身であるが、音楽的には先生ファンが喜ぶような音楽では無い。ブルースとかR&Bとかロックンロール的なナンバーがズラリ並んでいて、持っていることに価値あり、聴くのは5年に1回くらいだ。いや、自分的には今回再発を購入して聴いたのが多分10年以上ぶりだと思う(コラッ)。1曲目のタイトル曲はベースの演奏がブイブイ鳴ってて、自分で演奏してみるなら面白いかも知れない。

音質はどうか、リマスター効果はどうなのかだが、ゴメンナサイ、数曲を90年CDととっかえひっかえ聴いてみたけど分かりません。自分の耳がバカ耳なのに加えてウチのオーディオしょぼいっていうのもあるが、見違えるほど良くなったとも思えない。良くあるパターンで、音圧が変わったなと、それだけしか感じなかった。

同じものが何回も仕様を変えて再発されるのは好ましくはないが、今後どこかのレーベルがちゃんと単品で、曲の差し替えなしで、リマスタークレジットも明確にして、ボートラもつけて、ホントの決定盤を出してくれるなら喜んで買うだろう。その時この2in1は中古屋さん行きである・・・・。

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