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2014年9月23日 (火)

U.K. & エディ・ジョブソン(U.K. & EDDIE JOBSON) プラチナSHM/紙ジャケット再発

つい数日前まで、アーティスト、レーベル、ファンのみんなが納得する形で何とか権利関係がクリアにならないものかと思って予約することを躊躇っていたU.K.の三作品とエディジョブソン1stソロ、ユニバーサルジャパンからのプラチナSHM紙ジャケ仕様による再発を結局きっちり発売日に購入してしまった。勿論ディスクユニオンで特典BOX付で。

U.K. "U.K.(憂国の四士)"+2
U.K. "DANGER MONEY(デンジャー・マネー)"+1
U.K. "NIGHT AFTER NIGHT(ナイト・アフター・ナイト ライブ・イン・ジャパン"+1
EDDIE JOBSON & ZINC "THE GREEN ALBUM(ザ・グリーン・アルバム)"+1

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最新のエディジョブソンZealots LoungeのEJ's Noteで、EJ自身によるリマスター再発を計画していることが明かされており、マニアはもう一回一式揃えることになるわけでたまったもんではない。この時点でユニバーサルジャパンには国内発売するにあたって正当な権利があるのだろう。でも買ってしまうというのが自業自得と言うか買ってしまった以上これ以上文句は言うまい、みたいな(笑)。

但しこのユニバーサルジャパンからの再発、とてもリキが入った再発であることは素直に喜びたい。オリジナルマスターからのダイレクトカッティングによる音質を謳ったこのシリーズはオリジナルレコードの原音に忠実は音質再現が期待できるので、言っちゃぁなんだがEJ自身によるイマイチ評判の悪いリマスターよりは個人的には音質に期待できる部分はある。ボーナストラック付で、ジャケは今回英国盤LPを模した形、それに国内盤LP発売時の巻き帯を復刻という事で再発仕様としては非常に満足感はある。

音質については、いきなり全部を聴き込んだわけでは無いので(と言うより音質比較できる立派なオーディオも持ってない)過去のCD再発と比べて細かい音質比較はできない。2009年のEJ自身による30周年リマスター盤に比べてパッと聴いてみた感じで言うと、今回は中低音が前に出てきてる感じがなるほど原音再生に近づいたかなと言う聴感上の感覚はある。昔1stのLPを聴いたときはもっとドラムやベースが前にせり出してくるようなパンチがあった気がするが気のせいかも知れない。だが今回のプラチナSHMはその時の感覚には確かに近いと思う。それに何より、30周年EJリマスター盤の一曲目「頭切れ」が無い。アレは気になる人にはとことんストレスだったかならぁ。

ボーナストラックについては、1stは 'In The Dead Of Night' / 'Mental Medication' のシングルヴァージョン収録。この中低音が前に出てくる感じの音質が好き。聴きようによっては音がこもってると捉える人もいるかも知れないけど。"DANGER MONEY" は 'Rendezvous 6:02' シングルヴァージョン。シングルヴァージョンと言ってもこのヴァージョンは次の "NIGHT AFTER NIGHT" ライブ盤ヴァージョンのシングルカット。そのシングル盤の別ヴァージョンが今回見つかったとかライナーに書いてあるけど自分はよく分からない。それよりここで入れるべきはトリオ編成で再録音した 'In The Dead Of Night' シングルヴァージョンでしょって。音源リサーチがなされたようなクレジット表記があるがリサーチが足りてはいたけどマスターテープが見つからなかったのだろうか。そこがとても残念。それこそEJ自身が計画しているリマスター盤には収録してほしいものである。"NIGHT AFTER NIGHT" ライブ盤では待望の 'When Will You Realize'。ジョンウェットン大先生の1stソロアルバムで再録されていたが、当時シングル 'Night After Night' のB面のみに収録されていたU.K.ヴァージョンがここにようやくCDで陽の目を見た。ちなみに細かい話だがここでのクレジットが下の写真・・・・。

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は?エディのペンなのこの曲? 大先生のソロアルバムでは堂々ジョンウェットン作となってるけど。よく分からんなぁ。

あと、ついでに2009年盤と今回2014プラチナSHM盤の紙ジャケ比較を。まずデンジャーマネー。色味が違う。どっちがオリジナルなのか、多分今回のがオリジナルに近い色味だと思う。

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次、ナイトアフターナイト。今回のは全て英国盤LPジャケを再現しているので、これは日本人としては国内盤LPのダブルジャケ&エンボス加工&メンバーフォトポスター付に思い入れがあるだけに2009年盤の国内盤紙ジャケ再現の方が良かったな。でも2009年盤の国内盤は巻き帯は付いていないというのがちょっとどっちもどっちと言うか・・・。

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最後はDU特典BOX、今回の憂国の四士BOXはプラチナSHMの特製紙ケース対応なのでサイズがデカい。

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アレがあるけどこれが無い・・・・という再発の繰り返しが何とも・・・。次にリマスターがまた出てもどうせ買うんだからグズグズ言わず楽しめる正確になりたいな全く(笑)。

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2014年9月15日 (月)

【JIMI JAMISON 追悼】コブラ「ファースト・ストライク」(COBRA "FIRST STRIKE"2008 Remaster)

サバイバー全盛期のヴォーカリスト、ジミ・ジェイミソンが亡くなった。まだまだ見た目もヴォイスも若々しくてこれから更に一花咲かせることが出来ると思っていたので誠に残念。このブログでは取り上げたこと無かったけど一応サバイバーは一番売れた良い意味での産業ロックの名盤 "VITAL SIGNS" と "WHEN SECONDS COUNT" は所有しているし今でもよく聴いている。本当に良く出来た作品だと思う。ソロアルバムも出しているようだがそちらは未聴。買わなきゃと思いつつずーーっとスルーしたまま。

拙ブログでのジミジェイミソンの取り上げ方としてはこれしか無いでしょうっていう感じで以下作品を取り上げる。

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COBRAの83年デビューアルバムにして唯一の作品 "FIRST STRIKE" の2008年リマスター再発。なぜサバイバーではなく下手すりゃ誰も知らないようなCOBRAを取り上げるか、ジミジェイミソンのサバイバー加入前、そしてそして、エイジア加入前のマンディメイヤーが手を組んだバンドだから(笑)。エイジア系の拙ブログとしては最高の取り上げ方であると自画自賛。

EPIC RECORDSという大手レーベルから発売され、ジューダスプリーストやデフレパードの作品などを手掛けたTOM ALLOMのプロデュースとあって、きっと当時は力の入ったデビューだったのだろう。内容はストレートで聴きやすい80年代前半ならではのポップ寄りのアメリカンハードロック。もうちょっと分かるように言うとサバイバーをハードロック寄りにした感じ。2008リマスター時の国内盤ライナーを見ると産業ロックの名盤!みたいに持ち上げているが、自分的にはそこまではどうだろうかって感じ。良く出来た作品ではあるがキラーチューンが無いというか、サバイバーのようにポップやメロディアスに振り切った曲が1~2曲でもあればもっと印象は変わったかも知れないが、そこらへんがアメリカでブレイクしなかったポイントだったかもしれない。また、ジャケが捻りが無さ過ぎて、どのセンを狙っているのかが分かりにくい。アイドルっぽさのある本格的ハードロックバンドを狙ったのか、メンバー5人のグループショットそのままっていう・・・。ちなみに男前なのは個人的な贔屓目なのを差し引いてもやっぱりジミジェイミソンとマンディメイヤーだけだし。プログレやリキの入った産業ロック畑の目線から見ると中途半端で、ブート盤のジャケみたいでそこもちょっと残念。

この後、ジミジェイミソンはサバイバーへ、マンディメイヤーはエイジアへとステップアップしていく踏み台みたいになってしまった感もあるが、2008年にめでたくリマスター再発されていたことは幸運だったと思う。

ま、ジミジェイミソン追悼という事でCOBRAを取り上げたが、追悼に聴くのはやはりサバイバーの"VITAL SIGNS" と "WHEN SECONDS COUNT"だな。特に 'I See You In Everyone' は今聴くと涙で聴いてしまう名曲です。

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2014年9月14日 (日)

ゴング 復刊0号

遂に復活したプロレス雑誌「ゴング」、復刊0号。今回の売れ行き次第で今後の定期刊行の可不可が決まるとの事で何としても定期刊行に向けて売れまくって欲しいもんである。

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小学校高学年のころから、まだ月刊だったころの「ゴング」「別冊ゴング」「プロレス」を読み始めていて、いつの頃からか「ゴング」派になっていた。なんか「プロレス」は馴染めなくて。よくゴング派とかプロレス派とかあったけど自分は月刊時代から完全なるゴング派。毎月15日の「別冊ゴング」、毎月27日の「ゴング」を京都の田舎街の亀岡で、近所の本屋で予約して発売日前日にワクワクしながら本屋に通ったのが懐かしい。週刊誌時代になってからも週ゴン派だったし。

プロレス不況で週ゴンがなくなり、週刊ファイトもなくなり、週プロは立ち読みで済ませるようになり、まだ時代がネット時代になり、ネットの速報性によりなんでもネットで情報を仕入れられるワケだから紙媒体の必要性もなくなり始めている。唯一ちょくちょく今でも買っているのはゴングの分派ともいえる「G SPIRITS」。あれは読み物として非常に良く出来ている。さすがゴングの流れを汲んでいると思う。しかし「G SPIRITS」は主にかつてのプロレスの思い出話と言うか、あの頃実は・・・・的な裏話満載で、あの頃からプロレスファンである自分なんかは非常に興味を引く内容であるが、今のプロレスの読み物はそう言えばなかったなと。週プロは悪いけど馴染めないし。その意味で今のプロレスの読み物として復刊ゴングはツボをついた内容であったと思う。

注目された復刊ゴングの表紙は中邑真輔。ほらね、やっぱりまずは真輔なんですよ。新日本プロレス、マジで気付いてくれないかなぁ。前にも言ったかもしれないけど、今のプロレス界でカリスマ性をまとい始めているのは中邑真輔のみである。棚橋の新日本プロレス復興への努力は誰もが認めるところだけど、棚橋はやっぱりピープルズチャンプ。カリスマ性は無い。オカダカズチカは良く頑張っているけどまだまだ作られた王者。カリスマ性は無い。カリスマ性をまとって存在感自体が際立っているのはどうしても真輔なのである。プロレス界であろうとプロ野球であろうとプロゴルフ界であろうと、一人のスーパースターが居ればそれに率いられて業界全体が潤う。野球界もゴルフ界も20代前半のスターが次々出てきて業界全体が潤っているところから、新日本プロレスが25歳のオカダカズチカを若きスターに押し上げたいのは分かるんだけど、まずはカリスマ性が大事であり、それ今は真輔なんである。

ゴングの今後は、月刊化が理想かなと思うが何はともあれ次号が楽しみ。

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