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2014年11月24日 (月)

イエス2014年来日公演初日 (YES WORLD TOUR 2014 IN JAPAN Nov 23, 2014 @ TOKYO DOME CITY HALL)

もうそろそろイエス来日公演2日目も終わったころかな。昨日UPした11/23初日のVIPパッケージのレポに続いてライブ本編のレポ行きます。

結局VIPは15時くらいに終わり、そのままグッズの先行販売に合流してパンフとライブ配信のRe-Liveパッケージを購入。

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今回のパンフは内容が読み物としては大したアレではないが、マニアックなチケット半券やライブのチラシの写真満載で、コレはこれで趣向としては面白い。値段も2000円と安いし。確か昨年のエディジョブソン来日公演のパンフはペランペランでもっと高かったよな。アレに比べれば納得の仕様である。

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あと、どうしようか迷ったけどライブ配信パッケージも購入。mp3音源で3500円はコストパフォーマンスとしてはどうなんだというのが難しいが、ま、せっかく来日公演を配信してくれるんだから記念に購入。音源は来日公演の3日目、11/25ドームシティホールを使うそうなので3日目参戦予定の方はもしかしたら一番気合の入った演奏が聴けるかもしれない。

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以上、先行物販を買い終わるとそのまま外に放置となりVIP扱いでも何でも無くなる・・・。正式な開場時間までまだまだ時間があるし、近くのスタバにコーヒー1杯で居座って休憩。サイン会で慌てて貰ったサインを改めて眺めながら嬉しがってSNSにつぶやき悦に入る。これでひとり楽しく空き時間をつぶすことが出来た。開場時間過ぎにスタバを出てドームシティホールに再入場。コーヒーを飲むとやたら尿が近くなるのでトイレを済ませて着席。今回はステージ向かって左ブロック(ハウ爺側)の更に左寄り、前から13列目と、ウドープレミアムで買ったにしてはちょっと端っこだったな。でもこの会場はどこから観ても観やすいので問題はない。

17時の定刻過ぎ、開演。開演BGMは火の鳥ではなく Young Persons Guide To The Orchestraで始まる。この曲も結構好きだ。今回はこの部分で後ろのスクリーンにイエスの歴史を俯瞰するような写真や映像が流れ、手の込んだオープニング。そしてメンバー入場。それではセットリスト順に。

Close To The Edge
危機全曲再現からスタート。かつて80年代から90年代前半頃まではこの曲はBrufordのドラムじゃなきゃって思っていたが、もうそんな議論は必要なくなったな。アランホワイトのドラムでフツーに馴染んでる。逆にスティーブハウもクリススクワイアもアランの堅実なドラムだからこそ落ち着いて演奏できるのだろう。ジョンディヴィソンのヴォーカルは高音が綺麗の伸びて、言っちゃ悪いけど現在のジョンアンダーソンに比べれば高音の伸びに限れば問題ないというか安心して聴ける。多分今のジョンアンダーソンはキーを下げないと歌えないだろう。ただしアンダーソンのあのマジカルな雰囲気は全くゼロ。別人なんだからしょうがない。そこまでコピーは出来ないだろう。ディヴィソンの、両手を高く広げてクルクル回って、みたいなアクションもすっかり自分の世界に入っていてディヴィソンの個性と言うものを出しつつあると思う。アンダーソンに遠慮なんかしていたら逆にそこが目についてしまうから、この自分らしいヒッピー風の衣装で好きにやればいいと思う。ジェフダウンズの鍵盤は雰囲気は十分に出せている。リックウェイクマン独特の手癖はさすがにコピーは出来ないだろう。でも自分の意識にはいつの間にかあのリックの手癖が刷り込まれていたんだなぁ。なんか気になる・・・・。フレーズが足らんのちゃうか、みたいな。ちなみに私個人的にはライブで危機を聴くのは久しぶりなのでやってくれたこと自体がありがたい。特に破綻も無く安定した演奏だったし、中間の静寂部やパイプオルガン系の壮麗な鍵盤パートも含めて、あぁプログレを全身で浴びてるなって感覚が心地よかった。

And You And I
もう定番過ぎる定番のこの曲、ここではリックの手癖はあまり感じないし鍵盤の盛り上げ方さえしっかりしていれば大満足である。80年のドラマツアーのブート音源で聴いたジェフの鍵盤の音色に似ていたかな。この曲がどの時期のどのメンバー構成のイエスでも演奏され続けてきたのは曲が良いからってのもあるけど、多分演奏している側が気持ちいいんだろう。ベースのクリスに注目してみたが確かに気持ちよさそうだったし自分でもベース抱えて演奏してみたいって思ったから。

Siberian Khatru
さて、この曲のテンポがどうなるだろうってのが気になっていたが、アランがハウ爺に遠慮することなく快調に走る。ハウ爺必死でフレーズ追いかけてる感じが個人的に笑いそうになった。ジェフの鍵盤は80年代を走ってきた鍵盤奏者らしく派手目の音色使いで悪くないし違和感も感じない。もっと派手にしてくれても自分は大丈夫。

危機全曲演奏でたっぷりとプログレを浴びた後、メンバーからの第一声はヴォーカルのディヴィソンではなくクリス。「コンバンワートーキョー」と日本語で。それもある意味貴重か。日本で危機全曲演奏を聴かせるのは君たちが初めてだぞと言うようなことを言ったかな。そして新曲を紹介。

Believe Again
最新作ヘブン&アースからのリードトラック。あのフワフワお花畑サウンド完全再現(笑)。ここら辺の曲こそ何かライブならではのラウドな感じとかあれば楽しみだなと思っていたがスタジオ盤通り完全再現。良い曲ではある。特に作者のディヴィソンは殊のほか気持ちよさそう。

The Game
続けてヘブン&アースから。自分的にはヘブン&アースで何とか聴けるのは前曲のこの曲なので良かった。他の眠い曲をやられるとホントに休憩タイムになってしまう。この曲も悪くないんだけどなんかもう一捻りと言うか何かが欲しい。

新曲2曲のあと、機嫌良さそうなハウ爺がマイク。こわれもの完全再現に突入。

Roundabout
聴き馴れたこの曲、ジェフの鍵盤もディヴィソンのヴォーカルも問題ない。ただ、この位置で聴くのが珍しく、いつもはアンコール最後で客も立って手拍子して盛り上がって終わりなので、この位置だとイマイチ盛り上がりきれない。ラウンドアバウトをじっくり聴いてしまうという、コレはコレで初めての貴重な体験だった。

Cans And Brahms
リックが演奏したブラームスのこの曲をどう再現するのか注目だったが、さっきも言ったけど派手目の音色使いで完全再現。ただし芸能人としてはあってはならない、客に向かってずっとケツを向けっぱなしで演奏(笑)。なので鍵盤弾く様子が見えない。ちょっと自動演奏も使ってた??

We Have Heaven
アラン以外のみんなヴォーカル、コーラスで頑張っていた。それだけ(笑)。

South Side Of The Sky
この曲はかつてはライブ演奏されたことが殆どなかったが2000年代からマンネリ打破、ファンのリクエストもあって結構頻繁に演奏されるようになった。良い曲だが、昔からあまり演奏されなかったのはメンバーも演奏してそんなに楽しくないからかも知れない。また聴いてる方もそれほど感動は無い・・・。

Five Percent For Nothing
これまた注目の「無益の5%」。あっ、やってるやってる、と思っているうちに終わり。ホントに無益だったような・・・。

Long Distance Runaround
この曲は意外にライブで聴くの久しぶりだなぁと個人的には楽しく聴けた。でももっと楽しめたのは次曲。

The Fish
クリスは衰えないなってのがよく分かる。ブリブリ弾きまくり。ベースが唸る唸る。ジェフが鍵盤ブースを離れてカウベルをもってトントン叩くのが面白い。

Mood For A Day
ハウ爺ソロコーナー。アルバム完全再現の制約あるセットリストでも、そのアルバムに自分のソロ曲が入ってるんだからハウ爺はオイシイ。ところがここで軽くトラブル。マイクが繋がっていないのかアコギの音が生音しか聴こえない。スタッフに注文つける爺。ブチッ、ってコードが繋がりもう一度演奏スタート。ポロンポロン引きながら客を煽る余裕。パフォーマーだね。楽しめました。

Heart Of The Sunrise
この曲もかつてはBrufordじゃなきゃって思ってたし今も変わらない。ABWHのライブでのBrufordによるこの演奏を聴いたときはそれはそれは感動したものだ。コレだって。UNIONツアーの時もこの曲だけはBrufordに任せてアランは叩かなかったしな。でもその後にアランも少しBrufordの演奏を参考にしたのか、それなりに馴染んで聴こえるようになった。それより気になったのはディヴィソンのアクション。マイク持った腕を突き上げるアクションがアンダーソンには無いもので、イイぞイイぞ、好きに個性を出してくれって感じで私は楽しめた。

こわれもの全曲演奏終了。正直このアルバムは、ラウンドアバウトとハートオブザサンライズがあるから出世作で名作扱いだけど、全体としてはそれほど深い感動は無い。この後の危機やリレイヤーに比べると。なので完全再現も案外あっさり終わった印象。

I've Seen All Good People
ここからアンコール。これはもう聴き過ぎてて新たな感動は無い。

Owner Of A Lonely Heart
アンコールラストはコレ。個人的にはスターシップトゥルーパーの方が良かったけど。プロモーターの要請もあるんだろう。ハウ爺も自分なりにあのリフやギターソロを弾いていて、自分なりの向き合い方を見つけたのだろう。

以上終了。全体的に一言でいうなら安定の演奏。大きな破綻も無い代わりに驚きも無い。アルバム完全再現ライブはセットリストがどんなものかっていう楽しみが無いからすべてが予定通りに進むので、その点で安心感があり過ぎて途中眠気を感じた時間があった。つまらないという意味ではなく、それくらい演奏も内容も安定していたし良いライブだった。企画としては面白いし貴重なライブだったが、コレをやってしまうと次の出し物が無いんじゃないかなぁと心配にもなる。いや、あるか、リレイヤー完全再現とか、ドラマ完全再現とか。そんな企画が出来るように、くれぐれもメンバーには健康に気を付けて長生きしてほしい(笑)。

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私の今年のライブ参戦はコレで終わり。最後にイイもの魅せてもらいました。

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