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2014年11月24日 (月)

イエス2014年来日公演初日 (YES WORLD TOUR 2014 IN JAPAN Nov 23, 2014 @ TOKYO DOME CITY HALL)

もうそろそろイエス来日公演2日目も終わったころかな。昨日UPした11/23初日のVIPパッケージのレポに続いてライブ本編のレポ行きます。

結局VIPは15時くらいに終わり、そのままグッズの先行販売に合流してパンフとライブ配信のRe-Liveパッケージを購入。

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今回のパンフは内容が読み物としては大したアレではないが、マニアックなチケット半券やライブのチラシの写真満載で、コレはこれで趣向としては面白い。値段も2000円と安いし。確か昨年のエディジョブソン来日公演のパンフはペランペランでもっと高かったよな。アレに比べれば納得の仕様である。

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あと、どうしようか迷ったけどライブ配信パッケージも購入。mp3音源で3500円はコストパフォーマンスとしてはどうなんだというのが難しいが、ま、せっかく来日公演を配信してくれるんだから記念に購入。音源は来日公演の3日目、11/25ドームシティホールを使うそうなので3日目参戦予定の方はもしかしたら一番気合の入った演奏が聴けるかもしれない。

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以上、先行物販を買い終わるとそのまま外に放置となりVIP扱いでも何でも無くなる・・・。正式な開場時間までまだまだ時間があるし、近くのスタバにコーヒー1杯で居座って休憩。サイン会で慌てて貰ったサインを改めて眺めながら嬉しがってSNSにつぶやき悦に入る。これでひとり楽しく空き時間をつぶすことが出来た。開場時間過ぎにスタバを出てドームシティホールに再入場。コーヒーを飲むとやたら尿が近くなるのでトイレを済ませて着席。今回はステージ向かって左ブロック(ハウ爺側)の更に左寄り、前から13列目と、ウドープレミアムで買ったにしてはちょっと端っこだったな。でもこの会場はどこから観ても観やすいので問題はない。

17時の定刻過ぎ、開演。開演BGMは火の鳥ではなく Young Persons Guide To The Orchestraで始まる。この曲も結構好きだ。今回はこの部分で後ろのスクリーンにイエスの歴史を俯瞰するような写真や映像が流れ、手の込んだオープニング。そしてメンバー入場。それではセットリスト順に。

Close To The Edge
危機全曲再現からスタート。かつて80年代から90年代前半頃まではこの曲はBrufordのドラムじゃなきゃって思っていたが、もうそんな議論は必要なくなったな。アランホワイトのドラムでフツーに馴染んでる。逆にスティーブハウもクリススクワイアもアランの堅実なドラムだからこそ落ち着いて演奏できるのだろう。ジョンディヴィソンのヴォーカルは高音が綺麗の伸びて、言っちゃ悪いけど現在のジョンアンダーソンに比べれば高音の伸びに限れば問題ないというか安心して聴ける。多分今のジョンアンダーソンはキーを下げないと歌えないだろう。ただしアンダーソンのあのマジカルな雰囲気は全くゼロ。別人なんだからしょうがない。そこまでコピーは出来ないだろう。ディヴィソンの、両手を高く広げてクルクル回って、みたいなアクションもすっかり自分の世界に入っていてディヴィソンの個性と言うものを出しつつあると思う。アンダーソンに遠慮なんかしていたら逆にそこが目についてしまうから、この自分らしいヒッピー風の衣装で好きにやればいいと思う。ジェフダウンズの鍵盤は雰囲気は十分に出せている。リックウェイクマン独特の手癖はさすがにコピーは出来ないだろう。でも自分の意識にはいつの間にかあのリックの手癖が刷り込まれていたんだなぁ。なんか気になる・・・・。フレーズが足らんのちゃうか、みたいな。ちなみに私個人的にはライブで危機を聴くのは久しぶりなのでやってくれたこと自体がありがたい。特に破綻も無く安定した演奏だったし、中間の静寂部やパイプオルガン系の壮麗な鍵盤パートも含めて、あぁプログレを全身で浴びてるなって感覚が心地よかった。

And You And I
もう定番過ぎる定番のこの曲、ここではリックの手癖はあまり感じないし鍵盤の盛り上げ方さえしっかりしていれば大満足である。80年のドラマツアーのブート音源で聴いたジェフの鍵盤の音色に似ていたかな。この曲がどの時期のどのメンバー構成のイエスでも演奏され続けてきたのは曲が良いからってのもあるけど、多分演奏している側が気持ちいいんだろう。ベースのクリスに注目してみたが確かに気持ちよさそうだったし自分でもベース抱えて演奏してみたいって思ったから。

Siberian Khatru
さて、この曲のテンポがどうなるだろうってのが気になっていたが、アランがハウ爺に遠慮することなく快調に走る。ハウ爺必死でフレーズ追いかけてる感じが個人的に笑いそうになった。ジェフの鍵盤は80年代を走ってきた鍵盤奏者らしく派手目の音色使いで悪くないし違和感も感じない。もっと派手にしてくれても自分は大丈夫。

危機全曲演奏でたっぷりとプログレを浴びた後、メンバーからの第一声はヴォーカルのディヴィソンではなくクリス。「コンバンワートーキョー」と日本語で。それもある意味貴重か。日本で危機全曲演奏を聴かせるのは君たちが初めてだぞと言うようなことを言ったかな。そして新曲を紹介。

Believe Again
最新作ヘブン&アースからのリードトラック。あのフワフワお花畑サウンド完全再現(笑)。ここら辺の曲こそ何かライブならではのラウドな感じとかあれば楽しみだなと思っていたがスタジオ盤通り完全再現。良い曲ではある。特に作者のディヴィソンは殊のほか気持ちよさそう。

The Game
続けてヘブン&アースから。自分的にはヘブン&アースで何とか聴けるのは前曲のこの曲なので良かった。他の眠い曲をやられるとホントに休憩タイムになってしまう。この曲も悪くないんだけどなんかもう一捻りと言うか何かが欲しい。

新曲2曲のあと、機嫌良さそうなハウ爺がマイク。こわれもの完全再現に突入。

Roundabout
聴き馴れたこの曲、ジェフの鍵盤もディヴィソンのヴォーカルも問題ない。ただ、この位置で聴くのが珍しく、いつもはアンコール最後で客も立って手拍子して盛り上がって終わりなので、この位置だとイマイチ盛り上がりきれない。ラウンドアバウトをじっくり聴いてしまうという、コレはコレで初めての貴重な体験だった。

Cans And Brahms
リックが演奏したブラームスのこの曲をどう再現するのか注目だったが、さっきも言ったけど派手目の音色使いで完全再現。ただし芸能人としてはあってはならない、客に向かってずっとケツを向けっぱなしで演奏(笑)。なので鍵盤弾く様子が見えない。ちょっと自動演奏も使ってた??

We Have Heaven
アラン以外のみんなヴォーカル、コーラスで頑張っていた。それだけ(笑)。

South Side Of The Sky
この曲はかつてはライブ演奏されたことが殆どなかったが2000年代からマンネリ打破、ファンのリクエストもあって結構頻繁に演奏されるようになった。良い曲だが、昔からあまり演奏されなかったのはメンバーも演奏してそんなに楽しくないからかも知れない。また聴いてる方もそれほど感動は無い・・・。

Five Percent For Nothing
これまた注目の「無益の5%」。あっ、やってるやってる、と思っているうちに終わり。ホントに無益だったような・・・。

Long Distance Runaround
この曲は意外にライブで聴くの久しぶりだなぁと個人的には楽しく聴けた。でももっと楽しめたのは次曲。

The Fish
クリスは衰えないなってのがよく分かる。ブリブリ弾きまくり。ベースが唸る唸る。ジェフが鍵盤ブースを離れてカウベルをもってトントン叩くのが面白い。

Mood For A Day
ハウ爺ソロコーナー。アルバム完全再現の制約あるセットリストでも、そのアルバムに自分のソロ曲が入ってるんだからハウ爺はオイシイ。ところがここで軽くトラブル。マイクが繋がっていないのかアコギの音が生音しか聴こえない。スタッフに注文つける爺。ブチッ、ってコードが繋がりもう一度演奏スタート。ポロンポロン引きながら客を煽る余裕。パフォーマーだね。楽しめました。

Heart Of The Sunrise
この曲もかつてはBrufordじゃなきゃって思ってたし今も変わらない。ABWHのライブでのBrufordによるこの演奏を聴いたときはそれはそれは感動したものだ。コレだって。UNIONツアーの時もこの曲だけはBrufordに任せてアランは叩かなかったしな。でもその後にアランも少しBrufordの演奏を参考にしたのか、それなりに馴染んで聴こえるようになった。それより気になったのはディヴィソンのアクション。マイク持った腕を突き上げるアクションがアンダーソンには無いもので、イイぞイイぞ、好きに個性を出してくれって感じで私は楽しめた。

こわれもの全曲演奏終了。正直このアルバムは、ラウンドアバウトとハートオブザサンライズがあるから出世作で名作扱いだけど、全体としてはそれほど深い感動は無い。この後の危機やリレイヤーに比べると。なので完全再現も案外あっさり終わった印象。

I've Seen All Good People
ここからアンコール。これはもう聴き過ぎてて新たな感動は無い。

Owner Of A Lonely Heart
アンコールラストはコレ。個人的にはスターシップトゥルーパーの方が良かったけど。プロモーターの要請もあるんだろう。ハウ爺も自分なりにあのリフやギターソロを弾いていて、自分なりの向き合い方を見つけたのだろう。

以上終了。全体的に一言でいうなら安定の演奏。大きな破綻も無い代わりに驚きも無い。アルバム完全再現ライブはセットリストがどんなものかっていう楽しみが無いからすべてが予定通りに進むので、その点で安心感があり過ぎて途中眠気を感じた時間があった。つまらないという意味ではなく、それくらい演奏も内容も安定していたし良いライブだった。企画としては面白いし貴重なライブだったが、コレをやってしまうと次の出し物が無いんじゃないかなぁと心配にもなる。いや、あるか、リレイヤー完全再現とか、ドラマ完全再現とか。そんな企画が出来るように、くれぐれもメンバーには健康に気を付けて長生きしてほしい(笑)。

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私の今年のライブ参戦はコレで終わり。最後にイイもの魅せてもらいました。

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2014年11月23日 (日)

イエス2014年来日公演初日 VIPパッケージ(YES WORLD TOUR 2014 IN JAPAN VIP PACKAGE : Nov 23, 2014 @ TOKYO DOME CITY HALL)

イエス3年ぶりの来日、今回は「こわれもの(FRAGILE)」と「危機(CLOSE TO THE EDGE)」の完全再現ツアー。メンバーがその当時のメンバーじゃないというのはあるが私はなぜか前回の来日公演をパスしてしまってたので今回は勇んで初日に参戦。安定感のある素晴らしいライブだったが、まずは本日初日、開演前のVIPパッケージ/ミート&グリートに参加したのでそのレポから。

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2014年11月23日、いよいよイエスの爺さんたちに会えるってことで緊張しながら当日を迎えた。事前の告知ではVIPパッケージの内容は、メンバーとの懇談、事前に用意された直筆サイン入りアーティスト写真の配布、メンバー全員と自分の6人での記念写真撮影、以上だった。これで大三枚。今年4月のTOTOのVIPパッケージはもっと至れり尽くせりだったよなぁとちょっと今回の内容に物足りなさも感じて抽選申し込みの時に若干躊躇したが、バンドのメンバーも高齢だし変な話いつお迎えが来るかも分からないしとりあえず申し込んだ。それに確かTOTOのVIPの時も事前の告知内容から、数日前になって持参物1点にサインOKになり、更に当日にはサウンドチェック観覧時のスマホによる映像撮影もOKってなったし、今回も内容に変更があるかも知れないし・・・、っていう微かな期待込みだった。

メンバーとの懇談って何を喋ろうかと、とりあえずサイン会も無いなら何か喋らないとつまらんし、

「日本に来てくれてありがとう。今夜のステージを楽しみにしています。」

とでも言うかとエキサイト翻訳で英訳を確認。

「センキュウ フォー カミング トゥ ジャパン。アイム ルッキング フォワード トゥ ザ ステージ、ディス イブニング。」

コレを行きの電車の中でひたすら暗記する。噛み噛みになったり舌が回らんのちゃうかと心配になる。そして受付開始の約30分前に水道橋に到着。ドームシティホールの前で一人ブツブツと「センキュウ フォー カミング トゥ ジャパン。アイム ルッキング フォワード トゥ ザ ステージ、ディス イブニング。」を繰り返す。そんな私にもし気付いた人がいたなら、キモいオッサンがいると思っただろう。そんな事はいい、気にしない。

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いよいよ13時30分、VIPパッケージの受付開始、入場。すぐにVIPパスをもらう。

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参加者は確か22名くらいだったかな。受付が済んで全員地下へ。ここでご担当のスタッフの女性から事前の説明が始まる。本日のVIPパッケージの内容に若干の変更が入った、しかも良い変更との事。ほ~ら来た、TOTOの時もそうだった。来たぞ来たぞと思ったら案の定である。アーティストサイドからの意向で、事前にサインしたアーティスト写真を参加者に渡すのではなく、参加者にサインの入ってないアーティスト写真を渡すからそれにサインを貰う時間を作る、つまりはサイン会をやると。しかもお一人3点までサインOKと。オイオイオイ、エラい話が変わったやないか。今日になって急に言われてもサイン貰うブツの準備してないよって話になる。普通はね(笑)。しかしそこはTOTOの時の経験があったから、もしかしたらってことでちゃっかりドラマのCD紙ジャケをカバンに忍ばせていたのだ。ウヒヒヒ。しかし上には上がいる。あからさまにLPジャケットを持参されている方もいらっしゃった。さすが・・・。私のようにあらぬ想像をしてブツを用意している輩とは違い、事前の告知を守ってサインを貰う持参物を用意していない方も多数いらっしゃったと思う。そこで参加者のお一人が、せめて今回のライブのチラシを頂けないかとの提案をしたところ、OKとの事で希望者全員にサインを貰う用のチラシも配布されることが決まった。

さて、待機時間が結構あって14時30分くらいにようやくVIPパッケージ/ミート&グリート開始。

●記念写真撮影

まず最初にメンバー全員と参加者一人ずつでの写真撮影からスタート。スムーズに進行するために、この写真撮影時のメンバーへの話しかけは原則禁止。写真撮ったらどんどん次の人と入れ替わる。たまたま目をつぶってしまう事もあるかも知れないからと、一人につき2回シャッターが押される。ってことでイエスの爺さんたちと拙の写真撮影をして頂きました。

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アランホワイトが気軽に私の肩に手を掛けてくれた。アランいい人だ。

●サイン会

このサイン会でメンバーとの懇談OKなのだが、一人3点と言うのが逆に慌ただしくなってしまった。私の3点は配布されたアーティスト写真、配布されたチラシ、持参したドラマの紙ジャケ、ただしドラマ紙ジャケにはレコーディングメンバー4人のサインにとどめ、悪いけどジョンディヴィソンにはVIPパスにサインしてもらう事に決めた。クリススクワイア、ジェフダウンズ、アランホワイト、ジョンディヴィソン、スティーブハウの順番に座っているので、クリスから順番にこの3点を回していくのだが、間違ってドラマ紙ジャケにディヴィソンのサインを入れられると困るのでその時にVIPパスに差し替えることで頭がいっぱいになり、メンバーに話し掛けるどころではなくなってしまった。電車の中で、ドームシティホール前で散々練習した、

「センキュウ フォー カミング トゥ ジャパン。アイム ルッキング フォワード トゥ ザ ステージ、ディス イブニング。」

の「セ」の字も出てこない。頭真っ白。かろうじてクリスに向かって、

「グッドアフタヌーン・・・ンフフ。」

ジェフに向かって再び、

「アォゥ、グッドアフタヌーン・・・・。」(だから、アォゥってなんなんだって)

もう全然「センキュウ」の「セ」も出てこない。しかも後の3人に至っては無言でひたすらサイン3点を貰うことに集中。ディヴィソンが私に「ハロー」と満面の笑みで話しかけてくれた気がするが、「アハハ・・・。」と笑顔だけ返して、ディヴィソンがドラマ紙ジャケにサインしないように気を付ける・・・。以上、頂いたサインの成果が以下。

アーティスト写真にメンバー全員のサイン。

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ドラマ紙ジャケにクリス、ジェフ、アラン、スティーブのサイン。
トレバーホーン何でもいいから用事作って日本に来てくれっ!!!
ジョンディヴィソンにはVIPパスに。

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コンサートチラシにメンバー全員・・・・・、ん?・・・・ん?・・・・。

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どさくさと言うか自分も混乱していたのか、何度見てもサインが4人分しかない。ジョンディヴィソンのサインを貰い損ねたようだ。まぁイイや(苦笑)。

以上、このあと先行物販でパンフとライブ配信のヤツを買ってVIPパッケージ終了。当初のVIPパッケージの告知内容から変わって、いきなり持参物3点までOKのサイン会追加となったから、まずまず個人的には満足感があった。メンバーは非常に機嫌も良かったようだし。なお、今日は一人3点までサイン会OKだったけど明日以降も同じ内容になるかどうかは分からないとの事。内容はまた変更になるかも知れないけど参加する方は楽しみにしていいのではと思う。

肝心のライブ本編はまた明日以降にレポを書きますので今日のところはこれでご容赦を。

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2014年11月16日 (日)

ロッキング・オン 2014年12月号 (rockin' on DECEMBR 2014 No.12)

久しぶりに、多分15年ぶりとか20年ぶりとかそれくらいの超久しぶりで雑誌ロッキングオンを買った。

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U2のインタビューと全アルバムレビュー、ポールマッカートニー特集と必聴10枚レビュー、ジミーペイジのインタビューとレッドツェッペリンⅣ、聖なる館の最新リマスターレビュー、この3つの大特集に加えてピンクフロイドの新作も2ページまるまる使ってレビューとくれば個人的にドツボすぎて思わず買ってしまった。読み応えがありまくり。

U2のディスクレビューを読んでこれまた久しぶりに焔とヨシュアツリーのデラックス盤をラックから出して聴きまくってしまった。改めて聴くとBadって名曲だなぁって。ボノが大熱唱するところ、心にグッとくる素晴らしい名唱。デラックス盤に入ってるBadのライブヴァージョンがこれまた素晴らしい。聴き惚れたね。ボノ今でもあんだけの声出せるのかな。

それにピンクフロイドの新譜も、ニュースが伝わってきた当初はディヴィジョンベルのアウトテイクでしょって思ってあまり興味湧かなかったが、どうやらこれはこれで名作に仕上がっている模様で購入が楽しみ。

それよりも何よりも久しぶりにこの本買って、随分メジャー感あふれる雑誌になったなぁってのが印象に残る。自分が若かった頃、学生の頃にはロッキングオンとミュージックマガジンとBURRNは毎月欠かさず買っていたものだが、あの頃のロッキングオンって今に比べたら紙質も悪く、読者のマニアックな投稿を一杯取り上げていた。その作りが何とも言えずマイナー感がありながら日本一のロック雑誌に成り上がったという、読者側も誇りに思える一体感があった気がするが、今じゃ何よ、昔とあのパリパリになってしまう紙質とは違ってとても保存もしやすいしページをめくりやすい。自分は内容が他の雑誌と差別化が出来なく感じて買わなくなってしまったのが正直なところ。

ネット全盛の時代、私ごときでも好き勝手にロック音楽をブログで論じてしまったりするわけだから、ロックの雑誌媒体が生き残っていくのって大変じゃないかなと思うが、無きゃ無いで寂しくもあるしな。

それよりジェネシスのヒストリー映像、買ったのに未だ開封もせず。観たらまたこのブログで取り上げてみるから少々お待ちを。と言っても来週はYES来日公演だしその次はJWS2014だし、どうなるか分かりませんね・・・・。

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2014年11月 9日 (日)

ベースギターの練習中

今年もジョンウェットン大先生ファンのお楽しみ、JWS2014(ジョン・ウェットン・ファンの集い~セッション・ライブ&パーティVol.10)が近付いてきた。仕事がしんどくてなかなか練習する気が起きなかったが、さすがにもう練習はしないとヤバいので、今日は作品レビューとかはお休み。ひたすら演奏予定の某曲の耳コピと練習に励んでいる最中。

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楽譜が無いので耳コピするしかない。楽器が素人同然の私に耳コピなんで出来っこないと思っていたがやれば出来ることを昨年知ったので、今日は半日かけてベースのフレーズを自分の耳で捉えて、ベースのフレットに指を這わせて音探し。なんとか素人なりに把握できた。CDかけながら練習したが今日のところはグダグダ。タイム感ゼロ、ベースを鳴らすだけで精いっぱい。歌までは歌えない。これから週末のたびに猛練習に励まないと。自分でやってみて初めて分かる楽器の大変さ、ましてや楽器弾きながら歌うのは重ねて難しい。

主催、運営の方々のご苦労が申し訳なくも感じるが、今年も盛り上げれるように頑張んなきゃ。

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2014年11月 2日 (日)

YES "RELAYER" (Definitive Edition Steven Wilson 2014 Mix) CD & Blu-Ray

イエスのリレイヤーは最高傑作である。イエスのファンでそのことに異論を挟む人はそんなにはいないだろう。私も最高傑作だと思っているしすべてのイエス作品の中でもトップクラスなくらい好きである。だけど聴いた回数は危機やこわれものや究極やドラマに比べれば少ない。下手すりゃ90125やトークよりも少ないだろう。理由は今回分かった。何回も聴くと疲れるから(笑)。複雑だけど分かりやすいのがイエスサウンドであり、リレイヤーもこの範疇で語れる。しかし複雑で分かりやすいイエスサウンドの極致まで行ってしまったのがリレイヤーなんだと思う。分かりやすさもあるんだけど激しくもあり混沌とした部分も大いにあるリレイヤーは繰り返し聴くにはこちらも覚悟がいるのである。

そのリレイヤーもめでたくスティーブンウイルソンによる2014年リミックス&リマスターで再発された。

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例によって今回の2014リミックス&リマスターだけ聴いてもありがたみが分からないので聴き比べをしなきゃいけない。2003年Rhinoリマスターの2009年国内リマスター紙ジャケと聴き比べてみた。も~疲れた。Rhinoリマスターとスティーブンウイルソン2014リミックス&リマスター、この最高傑作を2バージョン、つまりは2回聴くんだからそりゃ疲れるわな・・・。

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そういうワケで今回取り上げたのは写真(↑)の2種。

(上) 2003年Rhinoリマスターの2009年国内リマスター紙ジャケ
(下) 2014年スティーブンウィルソンリミックス

このスティーブンウィルソンリミックスシリーズは紙ジャケ仕様の再現度が中途半端で、そもそもLPジャケのミニチュア化にはこだわってないんだろうが、その辺はやはり新たに生まれ変わった作品であるとの位置づけなのであろう。ジャケに封入されているブックレットのデザインはどこかで見たことあるような無いような・・・・。

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思い出した。2009年国内紙ジャケ発売時にディスクユニオン全買い特典BOXで、ロジャーディーン画伯が新提供したデザインだな。

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そんなパッケージ仕様の細かいところまで楽しもうとするのは画伯のジャケだからこそ。サードアルバムではここまでチェックする気は起らない。

さて内容である。リレイヤーを全編通しで2回聴いたのである。疲れた(まだ言うか)。
2003年Rhinoリマスターは、危機サードアルバムでも述べたようにスッキリ、クッキリ各楽器の音が鮮明なリマスター。これに聴きなれていると今回の2014リミックスは最初違和感を感じる。違和感と言うか違いとして感じたことを記してみる。ただしこれまたいつも言う事だけどウチのショボいオーディオで鳴らして私のバカ耳で聴いた印象なのでそこは差し引いて欲しい。

The Gates Of Delirium
出だしの静かに始まる部分からして印象が違う。これが本来の音なのかな? レコードで聴いたこと無いから分からないけどモヤァ~っとした感じ。いや音像が膨らんでるっていうのかも。過去のリマスターでは意図的にその辺を鮮明にしていたのかも知れない。その代わり聴く方の耳によっては2003Rhinoリマスターはシャキシャキして耳が痛いと感じる人もいるだろう。また2003Rhinoリマスターやそれ以前のリマスターでもベースのトレブリーな感じがとても印象に残ったが今回はそのベースの存在感をも包み込んでしまうような音像全体の膨らみと言うか温かみを感じた。その反面細かいシンバルワークもよく聴きとれる。さらにヴォーカルがジョンアンダーソンばかりが目立って聴こえた過去リマスターに比べてコーラスワークが非常に良く聴こえる。これもヴォーカルを包み込んでる感じ。
混沌としたパートが多いこの曲では、2003Rhinoリマスターのすっきり感の方が個人的には好きかも知れない。それを聴き馴れてるからそう感じるのかも知れないけど。逆にSoonのパートや他の静かなパートでは今まで聴きとれなかった細かい音が聴こえるようで、さすがにマルチトラックマスターから新ミックスを作ったんだなぁと感じる。これは今回の有難みでもある。

Sound Chaser
「ベリィベリィ、アドヴェンチャー」(アランホワイト談)なこの曲でも激しい部分は自分のバカ耳にはもう違いとか分かりにくいけど静かなパートになると2014新ミックスの威力が分かる。その分この曲では2014新ミックスのほうが気に入ったかな、なんとなくだけど。

To Be Over
実はリレイヤーで一番聴いた回数が多いこの曲、単純に好きなんである。特に中盤からのメロトロンの響き、ムーグのメロディ、分厚いコーラス、今回のスティーブンウイルソン2014リミックスの効果がどのようになるか一番楽しみにしていた。結果、期待通りの素晴らしいリミックス。メロトロンとムーグの響きが聴感上では豊潤になり、それはそれは音場が大きく広がる感じ。ムーグソロもメロディも強調され、分厚いコーラスを経てエンディングへ、盛り上がる盛り上がる。この豊潤な音の響きを実現してくれただけでも個人的には大満足。

以上、そんな感じで混沌とした部分は2003Rhinoリマスターのほうが分かりやすいと思うけど、ただしそれはバンドが意図した事かどうかは分からない。スティーブハウも監修に関わっているようなので今回のミックスの方がバンドの意図しているものだとしたらそれを受け入れてもっと聴き込まなければならない。反面、静かなパートの細かいニュアンスの引き出し方は今回のミックス最大の成果であろう。そして繰り返すが何よりも To Be Over である。期待以上の仕上がりで昇天しそうである。

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2014年11月 1日 (土)

YES "THE YES ALBUM" (Definitive Edition Steven Wilson 2014 Mix) CD & Blu-Ray

随分前に購入したまま放ったらかしになっている品々が多数あり、特に収納の難しい箱物はもはや部屋のどこに置いてあるのかも自分で管理しきれてない状況は日本全国で決して私だけではないだろう。昨日ツェッペリンのⅣと聖なる館の最新BOXが届いたけどそう言えばⅠ~ⅢのBOXもまだロクに聴けてない。ビートルズのジャパンボックスも購入したっきり開封もしてないし。いやそれ言い出したらライブアットBBC第二弾も未開封(笑)。そうこうしてるうちに間もなくスティーブンウィルソンリミックスのイエスのリレイヤーも届く予定だし(実際にはもうタワーレコードオンラインから近所のコンビニに届いている、受け取りに行ってないだけ)。そこで慌てふためいてリレイヤーを受け取りに行く前に3rdを聴いてブログで取り上げておこうという事で急いで開封。

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スティーブンウィルソンのリミックスによるイエス再発シリーズ、第一弾の危機に続いて第二弾となったサードアルバム(THE YES ALBUM)。長い歴史を誇るイエスのライブにおいて延々とセットリストの定番として演奏され続けている 'Yours Is No Disgrace'、'I've Seen All Good People'、'Starship Trooper' の3曲を収録しているだけにある意味で危機やこわれものを凌ぐ重要作と言う捉え方もできる。

さて、開封して久しぶりにスタジオ盤を聴いてみたら、ここ20年近く各種のライブヴァージョンばかり聴き続けていたから逆に違和感が・・・。ちょっと冷静になって過去のリマスター盤を聴き直し、全部は聴き比べる時間は無いので  'Yours Is No Disgrace' だけ各種リマスター盤と聴き比べてみた。

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今回取り上げたのは写真(↑)の3種。

(左上) 2003年Rhinoリマスターの2009年国内リマスター紙ジャケ(ややこしいって!)
(右上) 2010年Mobile Fidelityリマスター
(手前) 2014年スティーブンウィルソンリミックス。

簡単に聴いた感じの印象を。

2003年Rhinoリマスターの2009年国内リマスター紙ジャケ(だからややこしいって!)はこの当時のリマスターシリーズ全般に共通した特徴であるスッキリ、クッキリ、各楽器の音がシャキッと聞こえる。

2010年Mobile Fidelityリマスターは幾分丸みを帯びたマイルドで耳に優しく聴きやすい。多分このレーベルはオリジナルの音を高音質で再現することにこだわってるんだろう。オリジナルはこんな感じの音なのかもしれない(レコード持ってないので分かりません)。

そして2014年スティーブンウィルソンリミックス、マルチトラックマスターテープからミックスし直してるだけにこれはもうリマスターじゃなくてリミックスだから細かく聴いていくといろんなミックスの違いが分かって楽しい。とりあえず聴いた'Yours Is No Disgrace' だけでも出だしのムーグによるテーマメロディの演奏が前に出てきている感じがするし、ドラムの細かいシンバルワークも良く聴こえる。また6分ごろの浮遊するギターソロなんかは明らかにオリジナルのミックスと異なり、より浮遊感が強調されているというか前面に出てきている感じ。

今まで聴いてきた音に愛着のある人には2010年Mobile Fidelityリマスターがフィットするだろう。魅力の新たな再発見と驚きまでを最高音質で満喫したいなら言うまでもなく2014年スティーブンウィルソンリミックスをじっくり繰り返し聴き込むべきである。

それにしてもいろいろ発見があって楽しいスティーブンウィルソンリミックス、こわれものは既に作業済、次は究極だとか言われていたが先にリレイヤーが商品化された。あの時代にイエスが目指した方向性を極めたリレイヤーが今回どんな驚きをもたらしてくれるのかとても楽しみ。明日コンビニに受け取りに行ってくるわ。

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