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2015年8月 3日 (月)

レッド・ツェッペリン 試聴会イベント大阪(LED ZEPPELIN PREMIUM LISTENING PARTY Jul 30, 2015 @ UMEDA CLUB QUATTRO)

3日前は37度、2日前は38度、昨日は39度、風邪ひいて発熱したんじゃない。ここ京都の昨日までの3日間の最高気温。猛暑日なんて簡単に言わないで欲しいくらいのスゲー暑さ。京都の夏が暑いのはそんなもん昔から知ってたし、京都に帰ったらその程度は覚悟していたし猛暑日だなんだってガタガタ騒ぐことでもないんだが、やはり39度とかになると少しは騒いでみたい。なのでひとこと言ってみた(笑)。

というワケで京都の実家に7月アタマに帰郷しました。現在京都で求職中(失業中とは言わない、イメージがマイナーになるから、笑)。京都と言っても京都市内ならそれなりに十分都会だがウチは亀岡っていう少し田舎なところ。すっかりブログ更新が滞ったのは実家のインターネット回線を準備するのに手間取ったから。実家は数年前から携帯があったら事足りるからと固定電話回線も休止してしまっていた。それはまだイイ。とある光回線を契約しようと思ったら、なんとうちの地域は対象外地域との事。さすが田舎・・・イチイチ面倒くさい。いろいろ調べてウチでも使える光回線はやはりNTTに頼らざるを得ないので、その辺で手を打ってようやく工事完了。インターネット回線が開通したのでまたこれからブログを再開します。

さて、ブログ再開の第一回目は御大ジミーペイジ自ら来日されてのツェッペリンリマスターデラックスエディションの試聴会ネタから。ZEPマニアの財布を大いに開かせてくれたボーナストラック満載のリマスターデラックスシリーズも今回で最終回。よりによってプレゼンス、インスルージアウトドア、コーダの3作同時発売という、マニアに対する修行のような発売でトドメを刺してくれた。御大ジミーペイジ恒例の世界プロモーションの旅で今回の来日。東京と大阪で開催ってことで、帰郷していた私は勇んで7/30大阪会場分に申し込み。幸いなことに抽選に当選。25年も首都圏に居たのにジミーには一度も会ったこと無くて、ペイジプラント来日の頃は仕事その他で激忙でライヴにも行ってないし、その後のジミーのプロモーション来日も、イベントの抽選には外れるし西新宿に張り込むことも出来なくて、それが今回田舎に帰ってきてからいきなり会えることになるというのは極めてラッキー。帰郷して幸先の良いスタートになった的な。

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前にも何度かブログで軽く触れたけど、私はツェッペリンにはうるさい。公式のスタジオ盤やライヴ盤は持ってて当たり前。90年代半ばから2000年代前半にかけてはライヴやスタジオセッションのブートレッグを山ほどコレクションしていたものだ。ツェッペリンのホントの凄みはライヴでこそ分かるし、だからどうしてもブートレッグはツェッペリンの本当の魅力を満喫するうえでは必須なんである。それほどのマニアの私がジミーに会ったことが無いなんてあり得ない。ようやく会えるのは願ったり叶ったり。それでは当日のレポを。

2015年7月30日(木)、昼間の暑い最中から大阪梅田に向かう。イベントは19時からだが、もともと関西人とはいえ梅田のクラブクアトロは行ったことが無いので早めに行って場所を確認しておかなければ。渋谷のクラブクアトロなら知ってるがそんなの関西に帰ってきたら何の役にも立たないし。25年も離れていれば京都も大阪もいろいろ変わっている。大阪駅(梅田)に着いてから軽く道に迷いつつ梅田クアトロの場所を確認。いったん大阪駅に戻って向こう側のグランフロント大阪へ移動。凄いなぁこんな商業施設出来てたんやぁ・・って、25年分の空白を感じながら感慨に耽りつつタリーズを探して休憩。自分が知ってる範囲で言えばグランフロント大阪は横浜のランドマークタワーからクイーンズスクエアあたりの雰囲気にちょっと似ている。横浜と違って海のそばじゃないからちょっとアレだけど。この日も暑かったので大阪駅周辺をウロウロしたらかなりの汗をかいた、タリーズで冷コー1杯であとは水をがぶ飲み。トイレを済ませて改めて梅田クアトロへ。座席は早いもん勝ちとかではなく抽選で席が決まっている。受付を済ませて当日のプログラムと座席表を受け取る。なんと前から2列目のほぼ真ん中という絶好のポジション。ここならジミーペイジをかぶりつきで見れる。ワンドリンク500円の水(笑)を飲みつつ開演を待つ。

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19時より3分前、MCの伊藤政則先生登場。そう言えば私はセーソク先生に会うのも初めてだったりする。25年も首都圏に居たのにな。セーソク先生曰く、ジミーが早く始めろというので3分早めに始めますとの事。裏事情はともあれ開演が遅れるよりは好ましい。家が田舎なんで終了が遅くなると家に帰る電車の時間をやたら心配しないといけなくなるから。それからセーソク先生からの注意事項として原則として本イベントの録音撮影は一切禁止だが、ジミーが入場して最初の30秒だけ写真撮影OKとの説明があった。すぐにアイホンを用意する。そしてセーソク先生の呼び込みでジミー登場。呼び込みは糸居五郎じゃないのかとか、そういう事を頭に浮かべてしまうのはZEPマニアのサガである(ほんのちょっとでもZEPマニアならわかるよね、笑)。

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なにしろ前から2列目の真ん中へん、目の前に登場するジミーペイジの崇高なるお姿があまりにも神々しい。それにすらっと背が高くてとにかくカッコいいんだって、ジミー。71歳でこの立ち姿と色気、たまらんねぇ。スーパースターとはこういうもんやなと改めて感動する。感動しつつ夢中で30秒の間、写真を撮りまくったのでとりあえず撮った写真を全部並べます。

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セーソク先生の進行でトークショー開始。ジミーの登場時間は正味20分あったかなかったかっていう短時間ではあったがジミーはとてもよく喋ってくれた。とにかく目の前にジミーがいるというその感動だけで呆然とジミーの尊顔を凝視していたので実は話の内容をあまり覚えていないのだが(苦笑)、ジミーの喋り、思い出せる分だけ羅列しておきます(うろ覚えなので若干の誤認があるかも知れません)。

・コーダについて、ボンゾが亡くなり、彼の残した録音のうちモントルーで録ったドラムオーケストラの素晴らしい演奏が残っていた。この録音をリリースするために制作した。

・コーダについては82年オリジナルリリース時は正直言って、ボンゾの追悼盤の意味合いもあり制作自体は楽しいものでは無く、重たい気分だった。しかし今回のリリースはセレブレーション(お祝い)な気分である。

・未発表曲 'Pod' について、プレゼンス制作時にジョンポールジョーンズが持ってきたとても美しいこの曲をプレゼンスに入れなかったのは、プレゼンスのサウンドの方向性に合わなかったとかではなく、ペイジ、ジョーンズ、ボンゾの録音は終わったがロバートプラントの歌詞の作成が間に合わなかったのでプレゼンスに入れられなかった。しかしこの曲の存在は、攻撃的な曲もあればこのような美しい曲もあるというツェッペリンサウンドの多様性を証明するものである。

・(セーソク先生からの質問、まだまだ多くのライヴ音源があると思うが、それらをリリースする考えはあるか?に対して)ライヴ映像集のDVDや72年のライヴ盤を制作し、その後スタジオ盤のリマスター制作に集中していた。しばらくはZEPの過去マテリアルのリリースはもういいかな?と今は思っている。

等々、他にも話はあった気もするけどジミーを目の前で見れたという、それだけで胸いっぱいで後は覚えていない。ジミーのトークショーはこれで終了して後は本題の試聴会。以下のプログラム表のとおり試聴。

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爆音で聴いたから余計にそう感じたのかも知れないが、ドラムとベースの存在感が凄い。ツェッペリングルーヴっていうのはやはりドラムとベースから生み出されているんだってことがよく分かる。どの曲もZEPマニアの私からすれば素晴らしいに決まっているんだが、中でも素晴らしかったのを以下に取り上げてみる。

Desire
The Wanton Songの原曲であるがそうでなくてもへヴィでタイトなこの曲、ラフミックスかつ爆音で聴くと破壊力抜群。

Pod
上のトークショーでもジミーからコメントがあったが非常に美しい曲。プレゼンス自体はへヴィでソリッド、そのセンを狙った作品だと評論されてきたが、ジミーのコメントにもあったようにこの曲は意図的にプレゼンスから外したものではない。もしプラントの作詞が間に合ってプレゼンスに収録されていたら、プレゼンスの評価はなお一層上がったであろうと思う。

Bonzo's Montreux
これもジミーのコメントを目の前で聴いた後に試聴すると何とも言えない思い入れと共に聴き入ってしまった。

Two Ones Are Won
超名曲Achilles Last Standの原曲。これも爆音で聴いたばかりに凄まじい迫力。特にボンゾのドラムが生々しく迫力満点。

以上、ちょうど一時間でイベント終了。昨年から始まったリマスターシリーズ、ジミーによるそのプロモーションもこの日の大阪がホントの最終日という事で、ある意味メモリアルな日になった。そんな日に参加出来てとてもラッキーでした。

なお、最後にもう一言、この7月30日にジミーは大阪入りの前に広島へ向かい原爆慰霊碑に献花して、それから大阪入りしていた。当日ツイッターとか見ていると、そのことについて結構な話題になっていた。話題になるのは大いに結構なのだがその中に、ジミーがそういう行動をしたことが意外であるかのように認識している方がいるようで、ZEPファンじゃないのなら別に構わないが、ZEPファンであればジミーが広島で献花することは意外でもなんでもないと感じる出来事である。言うまでも無いことであるがジミーがいまさら売名行為でそんなことするワケないし、超有名人のジミーが売名する必要もない。日本人のZEPファンであれば普通にZEP初来日時の史実を知っているもんだと思っていたし、それを知らない人がいることの方が私には意外であった。初来日時に広島の地で原爆被害の実態を一部でも認識し、早速広島公演をチャリティ公演として売り上げを寄付している。同時期に初来日を果たしたEL&P、グランドファンク、イエス、パープル、ユーライアヒープ、その他含めて、そこまでしたバンドがいましたか?って話である。ジミーが、ツェッペリンがどれだけ人類の恥である戦争というものに対して、人類の一員として主体的に反省し、主体的に祈り行動しているか、そのことを含めて私はZEPファンとして、ZEPは別格だと思っているのである。出来ることならそこまで理解してツェッペリンというバンドを掘り下げていけばもっともっと好きになるんじゃないかなぁと思う。ま、聴き方やファンとしてのスタンスは人それぞれなのでこれ以上は言う必要はないけど・・・。

ともあれ、貴重な機会を作ってくれたジミーペイジに感謝、感激であった。次はギターを弾いて演奏活動を再開するようなので、それでまた日本に来てくれたら嬉しい。それまで楽しみにしていよう。なお、この試聴会は本当に爆音だったので帰りの電車の中では箸休めならぬ耳休めにユル~い高級イージーリスニング、イエスのヘヴン&アースを珍しくフルで聴いてしまった(苦笑)。

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