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2016年3月 6日 (日)

【Short Review 17】URIAH HEEP(w. JOHN WETTON) "BOSTON 1976 (LIVE AT ORPHEUM THEATRE, BOSTON, MA, USA 6TH MAY 1976)"

以前にジョンウェットンファンの集いのセッションに参加させて頂いた際に、自分がエントリーした2曲のうち、どうしても大好きでリードボーカルとベースで演奏してみたかったエイジアのデイライトはスゲー緊張して、ほうほうのていで演奏を終えた。その反面、どうしても演奏したいわけでは無く気楽な気分で参加させて頂いたエイジアのアフターザウォーのベース演奏は実に気分良く演奏をすることが出来て、今でもその気持ち良さの感覚が脳裏に残ってたりする。

私の性格的なものなのか、誰にでも言えることなのかは分からないが、自分が思い入れを持って取り組むことほど真剣にやるものだがその反面、慎重になり過ぎて結果が成功は成功だがビックリするようなことにはならない。逆に思い入れがそれほどないものについては気楽に取り組めて、結果的には伸び伸びと気分良く実施出来てしまったりってことがある。

私の大・大・大師匠ジョンウェットン大先生におかれても、もしかしたら似たような傾向があるのかなと思ったのが掲題のブートレッグCDに収録されたユーライアヒープ在籍時代のライヴ演奏である。

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ユーライアヒープはあまり聴かないしヒープの話がしたいわけでは無いので特にヒープの曲や演奏がどうのこうの述べるつもりはない。なのでいつものマイミク様の方々(笑)からの厳しいツッコミはご勘弁頂きたいのだが、いつものマイミク様から言わせれば「良さに気付いてないだけ」と言われるかも知れないが・・・。

ジョンウェットン大先生曰く「金のため」というこのユーライアヒープ加入時代(ロキシーミュージック加入時代も似た様なモノだろうが)、ところがこのブートで聴けるライヴでの先生のベース演奏は実に気持ちよさそうに感じる。クリムゾン時代と同様にブリブリ、バリバリとまるで下痢をもよおしそうなベースの存在感が強烈であるが、クリムゾンやU.K.とは違って緊張感が無い。「金のため」時代だから緊張する必要もないのか本当に伸び伸びとデカい音で弾きまくってる感じが聴いてて痛快でもある。技術的に、音楽的にどうこうってのは別にして、ベーシストとして楽しんでる感じがして、私自身もベーシストの真似事をしてみた身分としてもその楽しそうな気持ち良さが伝わってくるのである。こんなふうに弾いてみたいなって思うくらい。そうそうそれがユーライアヒープのロックのカッコ良さなのよ、とかいつものマイミク様から言われそうだが・・・。

そういう先生のベース演奏の観点で聴く分には非常に楽しめるブートCDである。音質も70年代のオーディエンス録音としては驚異的に素晴らしい。

ちなみに最後に一言だけ、知らないから言うんだけどユーライアヒープって「ろけんろー」なバンドなの? 英国のプログレがかったハードロックとか、大仰な評論を目にしたことがあるんだけどこのライヴ盤を聴くと単純に「ろけんろー」な感じが凄くするんですけど・・・(笑)。

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