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2016年4月28日 (木)

GLOBUS "EPICON"

我らがジョンウェットン大先生の休養中も月に一回くらいは先生関連ネタを・・・、なんて思っていたがムリムリ。ジェフダウンズとエイジアの曲作りは行っているようだけど特に目新しいニュースも無いしすっかり間が空きまくり。エイジアのフェニックスがオリジナルミックスとUSミックスを合わせた2CDヴァージョンで再発するとかそういう細かい話題はあるけど、私は以前から言ってるように先生の大ファンではあるがアイテムのコンプリーターは目指してないし、フェニックスはEU盤もUS盤も国内盤も、更には国内プロモ盤もそれぞれに持ってるので新音源でもない限りパス。ファンとしては今はとにかく養生してもらって、時々ツイッターで元気そうなお姿やつぶやきを拝見するだけで今は満足である。

そしてそんな時だからこそしばらく聴いてなかったり、あるいはあまり気に入らなくてそもそもめったに聴いてなかった先生の作品を聴いてみようかと思ったりもする。ちょっと違った気分で聴けば最初聴いた時とは異なる印象を感じるという嬉しい奇跡が起こるかも知れないし。そこで先日ウォーキング中に先生ソロ作品の中では正直言って個人的には一番イマイチだった最近作、レイズドインキャプティヴィティをチョーー久々に聴いてみた。

だが・・・、やっぱりダメだビリーシャーウッドの感じが・・・。ビリー臭が。。。一曲目のビリー臭ウッド自らのドラムのオカズの入れ方がもうダメ。何の疾走感を出したいのか分からないけどドラムの感じがぁ・・・。なんなんだろう、ビリー臭ウッド、今年もイエスにサーカに復活ワールドトレイドにと、大活躍でそれぞれ楽しみではあるんだけど、聴くとどうもハマりきらない予感が既にあったりする。ワールドトレイドの1stみたいに他の人にプロデュースしてもらえばいいんじゃないかとか思うんだけどな。

いやいや話が逸れた。それでそのレイズドインキャプティヴィティだが発売当時に聴いたときも、そして今回改めて聴いたときもやはり1曲だけは繰り返し聴きたくなる曲がある。ラストに収められたMighty Riversである。アルバム全曲の中で明らかに異質だったこの曲、女性ヴォーカルのAnneke van Giersbergenと先生のデュエット形式で叙情と陰影がとても印象的な名曲で、先生の曲でもビリー臭ウッドの曲でも無い外部ライターの曲となる。ところで先生がこのソロ作やICONなんかでやる女性ヴォーカルとのデュエット曲ではダントツでICONの1stにおけるルネッサンスのアニーハズラムとのデュエット曲In The Endが一番良い。あれで聴けるアニーの歌声は、声だけ聴いたらどんだけチャーミングな女性が歌っているんだと惚れ惚れするほどの名唱である。

さて、そういえばずーーーっと前にミクシィ日記の方でどなたかマイミクさんがこのMighty Riversのオリジナルが収録されているCDを紹介されていた記憶があって改めてCDを探してみた。そしたらあった。たまたまタワーレコードオンラインで30%オフで売っていて、これはラッキーと溜まっていたポイントを合わせてほぼダーターで購入。それが以下の作品、GLOBUSのEPICON。グロバスって読むのかグラバスって読むのか分からない。

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映画音楽で使われるようなオーケストラあり、合唱ありの壮大なサウンドを一般向けの作品としてまとめてみました的な感じ? 曲目は以下。

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なんか以前にミクシィで紹介されていたヤツとはジャケが違うような気がするし曲順も違うかな? よく分からないけど2008年作品となっているので、2006年作品の再発とかかもしれない。Mighty Riversはこの作品ではMighty Rivers Runというタイトルで収録されている。アレンジも音の質感もレイズドインキャプティヴィティ収録バージョンと同じでヴォーカルはゴシック・メタルのTHE GATHERINGのAnneke van Giersbergenが歌っている。やはりこのGLOBUSのオリジナル録音を借用して先生の歌を被せてレイズドインキャプティヴィティに収録したのかなって気がする。ちなみにこの曲のライヴバージョンが鳥肌が立つほど荘厳で素晴らしい。(YoutubeにUPされてるのを貼り付けようと思ったけど何か規制があるのか貼り付けられませんでした)

また本作にはエイジアのフェニックス収録のOrchard of Minesのオリジナルも収録されている。本作のオリジナルのOrchard of Minesを聴いてみたけど、こんな曲だったかなって(笑)、最初はよく分からなかった。実はフェニックスの中でもあまり聴いてなかった曲だった。いつもそこは飛ばしてOver and OverやAn Extraordinary Lifeを聴いてしまってたので。改めてフェニックスのOrchard of Minesを聴いてやっと認識できた。

ということで、先生は参加していないけどジョンウェットンのファンには二重に馴染みのある先生関連作とも言えるので必携とは言わないけどそれなりに楽しめる作品です。

次に先生ネタでブログ書けるとしたらUKコレクターズボックスまで待たないといけないかも。

【追記】
上記で書くの忘れてたけど、本作1曲目Take Me Awayでは尊師ロバートフリップがギターで参加しています。
それからマイミクの誰かの日記で見た記憶が・・・っていうのはやはり某Mちゃんでした。改めて某Mちゃんから教えて貰って、エイジアのフェニックス収録のOrchard of Minesの原曲は、本作のGLOBUSバージョンでは無くて、更にその原曲にあたるのが「Introduction to TRAILERHEAD」というCDに収録されているSerenata Immortaleという曲が原曲だそうです。このSerenata Immortaleという曲をロックアレンジにしたのがGLOBUSバージョンのOrchard of Mines、そしてそのエイジアバージョンがフェニックス収録のOrchard of Mines、ということになります。

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