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2016年5月19日 (木)

キャメル 2016年来日公演初日(大阪) CAMEL RED MOON RISING TOUR IN JAPAN Ichigo Ichie ~一期一会~ (May 18, 2016 @ Namba Hatch OSAKA)

キャメル16年ぶり待望の2016年来日公演初日、大阪のなんばHatchに参戦。キャメルと言えば私も結構好きで、いつ聴いても良質のメロディがストライクで、それでいて演奏そのものはスリリングな部分もあったりして、本人たちはプログレッシヴロックと呼ばれることにピンと来ていないようだけれど、カテゴライズする側は叙情派プログレの代表格として扱ってしまうし私も普通にそう思っている。聴く側がそれで楽しめるのだからそれでイイだろう。私個人的に言えば、今までのキャメルの来日公演は、聴くようになった90年代から2000年にかけて何度かあったけども、いつも言うように私にとっての業務その他の超多忙による音楽的ロスト10イヤーズに当たるので一度も行ったことは無い。それだけに今回の来日は本当に文字通り待望であり、ましてつい数年前まではアンドリューラティマーが闘病に入ってからはもう来日なんてないと思っていたので、病を乗り越えての今回の来日は奇跡の来日公演と言ってしまってイイものである。プログレフェスへのキャメルの参加が発表されてから、あえてそのチケットは買わずにキャメル単独で大阪があると祈るように信じていたので、単独が決まって早速チケットをゲット。ゲットと言ってもいつものお仲間、マイミク某KさんにチッタMORE会員のアレで申込んで貰った。そしたら見事に某Kさんマジック、座席はフロントロウ、最前列でステージ向かって真ん中から少し左よりというビックリな席が取れてしまった。コリンバースの真ん前って感じ。多分自分の今までのライヴ参戦史上で一番ミュージシャンに近い席である。最前列は88年イエスのビッグジェネレーターツアー大阪公演以来だけども、あの時は最前列って言ってもめっちゃ右端の方だったから、今回の良席にはビックリ。いつもお世話になってる某Kさんには感謝しかない。それではいつものように若干の思い入れも込めながら、当日のライヴの前後のお茶会も含めるので長くなるけど参戦レポいきます。

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2016年5月18日(水)、素晴らしく快晴の関西地方、昼前から京都亀岡の田舎の家を出ていそいそと大阪の難波へ向かう。昨年まで25年間も首都圏に居たから、なんばハッチには行ったことが無い。道に迷ったりしたら困るので念の為にかなり早めに向かう。なんばハッチの入ってる湊町リバープレイスに到着したが早く着き過ぎて時間余りまくり。それにしても湊町リバープレイスもそうだし、そのそばの道頓堀川沿いのリバーサイドがお洒落なこと! 大阪って私が学生の頃は都会だけどごちゃごちゃしてるって印象があったから、この25年で本当に変わったもんだ。田舎暮らしに早くも飽き始めていたので都会のアーバンな雰囲気に良い気分になって写真撮りまくり。アーバンってなんだ?

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湊町リバープレイスから道頓堀川の向かい側を一枚。

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時間がタップリあるので道頓堀川の向かい側に渡る。渡ると地名は堀江になる。そうか、ここが「ごぶごぶ」で言ってたオシャレタウン堀江ってことやな。

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大阪の代官山って「ごぶごぶ」で言ってた。東京方面に居た私からするとそこまでは?って感じだけど、でもイイ感じの眺めではある。それで、道頓堀川沿いの小洒落たカフェで休憩。なんと優雅な時間。

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一旦カフェを出てなんばハッチへ戻る。徳島のK社長とM女史と合流。先行物販で3000円のプログレフェスパンフ(500円のポストカード付)と、無理やり3500円にするためにもう1セット500円のポストカードを買う。全てはサイン会に当選するため。サイン会は抽選で40名との事。もうこれでサイン会に当選した気分になった。

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徳島のお二人と一緒にもう一度さっきのカフェへ。ここで約1時間半くらい音楽バカ話で大盛り上がり。キャメルの話からプログレの話から、先日K社長が参戦されたテリーボジオのヒストリーライヴの話やら、更にはコレクター道の面白エピソードまで、ケラケラ笑って盛り上がってしまった。

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そして実は日本有数のプリンスコレクターでもある徳島のK社長、先日プリンスの訃報の際に私が、それほどプリンスのファンではないんだがブラックアルバムだけは買っておけばよかったぁー、アレ生産限定だったからもう手に入らないやぁー、ちきしょー、等々とSNSで大騒ぎしていたもんだから、なんとK社長所有のプリンスのブラックアルバム94年生産限定国内盤CDをダーターで譲って下さった。ひゃーー、申し訳ないやらありがたいやら。

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ちなみにK社長はそのブラックアルバム、オリジナルリリース予定だった87年に生産されていながら、発売中止となったために市場に出回らなかった米ワーナー盤の幻のブラックアルバムCD(ブートじゃない、幻のホントの正規盤)を所有されているとの事。どういう手段でお幾らで入手されたのかも聞かせて貰って、コレクターここにアリって盛り上がる。更には先日のテリーボジオのヒストリーライヴのお土産との事でM女史と拙にボジオのトートバッグを頂いてしまった。重ねて申し訳ないやらありがたいやら。今度どうやってお返ししようか悩む。

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散々盛り上がって時間はあっという間に18時半近くに。開場時間も過ぎたのでそろそろ行きますかと、カフェを出て再び道頓堀川を渡ってなんばハッチへ。

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入場を済ませ、ロビーで京都のマイミク某iさんと遭遇。そして何気に関係者受付のところに目をやると見たことのある外人さんが・・・・。

「あれ、デイヴシンクレアとちゃいますか?」

と私からK社長に問いかける。K社長はFM徳島で自らがスポンサー提供する音楽番組をやっておられて、昨年のデイヴシンクレア&ジミーヘイスティングスのジャパンツアー徳島公演時にはデイヴシンクレアを番組にゲストとして呼んでおられたからデイヴ関係者と顔見知りである。そしてデイヴシンクレアと一緒にいた女性がデイヴの奥様であることにすぐに気付かれて、普通に旧知の間柄のようにご挨拶される。そしてデイヴとも、あの時はどうもどうもって感じで握手される。K社長はその場でソッコーでキャメルのブレスレスにデイヴシンクレアのサインを貰う。ここで私はデイヴの顔を見て、K社長を指さしながら、

「フレンド! フレンド! He is my friend !!」

と、デイヴの知り合いであるK社長は私のマブダチである、ということを全力で強調し自らの人としての器の小ささ全開で漁夫の利を狙う(笑)。写真や写真!とつぶやきながらK社長にデイヴへ写真撮影をお願いして頂き、そして図々しくもデイヴの奥様に私のアイホンを預けて写真を撮ってもらった。入場したら場内は写真撮影禁止なのも完全に忘れて。

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(マイミク某iさんはチョーーカワイイんだが、私の顔は隠してー、との事なので隠してます)

こうして漁夫の利を得ることに成功。ていうか私はコレもう金魚のフン、或いは小判ザメ、いやもっと言うならハイエナである。まぁ何でもいいや。でもよく考えたら昨年5月に新宿で、デイヴシンクレア&ジミーヘイスティングスのイベントの時に写真撮ってもらってたんだった。まさかキャメル大阪でデイヴシンクレアに遭遇するとは思わなかったからついつい必死になってしまったのである。

すっかり気分がアゲアゲの状態で座席へ。ここでマイミク某Hさんと某Zさんと某Rさん、更にツイ友の某eさんと合流してご挨拶。みなさんも私も1列目2列目でめっちゃ前の方の席。あと、首都圏に居た頃にジョンウェットン系のライヴで頻繁に見かけた方も、またここ大阪で見かけた。例によってあちらも、あ、またアイツか、って思われたかもしれない。いい加減、挨拶くらいしないとな。

そしていよいよ定刻の19時過ぎにメンバー登場して開演。セットリストは本記事の一番上の写真にある通り(セットリスト用紙は、ラッキーにも入手できた方のをコピーさせて貰いました)。2015年夏のツアーのセットを基本にして中盤にスノーグースからの抜粋を入れているようだ。なお、本公演は写真撮影は一切禁止なので演奏場面とかステージ写真は無し。私はキャメルファンだけどマニアって程ではないので内容のレポは以下にセットリストの順番通りに掻い摘んで行きます。

Never Let Go
デビューアルバムからのこのオープニング曲では、いきなり新加入の盲目の鍵盤奏者ピータージョーンズがリードヴォーカルで堂々たる歌唱を聴かせてくれたのは驚きかつ新鮮。

The White Rider
Song Within A Song
Unevensong

この4曲目までは2015年ツアーと同じ順番。2015年ツアーのセットリストを参考に予習していたので非常に楽しめる。それにしてもUnevensongのギターのメロディが何とも心躍るメロディで素晴らしい。大好きな曲。

Rhayader
Preparation
Dunkirk

ラティマーだったかコリンバースだったか忘れたけど、ここでスノーグースからのセレクションを演奏するよ的なMCが入ってスノーグースから3曲。Rhayaderの流麗なフルートを聴くとなんか安心する。その後もギター、ベース、キーボード、ドラムがスリリングな演奏を現役度全開で演奏してラティマーって何歳だっけ?って思うくらい見事な演奏。イエスの爺さんギタリストとエライ違いやないか・・・。

Spirit of the Water
Air Born
Lunar Sea

ムーンマッドネスから3曲連発。素晴らしい。私はスノーグースよりもムーンマッドネスの方が好みだったりする。

Drafted
ラティマーのMCで、次はヌードから、ってなって個人的に盛り上がる。スノーグースよりもムーンマッドネスよりもヌードが好きな変わりもんなので。この美しいメロディが心を打つ。涙目になりそう。

Ice
これもキャメルのライヴに外せない名曲なんだけど、実は私的にはちょっと哀しみフレーズが深すぎてそれほど好物では無い。同じ理由で、一般には名作と言われるハーバーオブティアーズもあまり聴かない方。

Mother Road
Hopeless Anger

そしてそして! キマシターーっ! キャメル全作品の中で一番好きなダスト&ドリームスからの曲。特にMother Roadのワクワクするギターメロディが最高。一人で体を揺らして盛り上がる。出来れば立ち上がって手拍子したいくらい。ホントに好きなのだこの曲。

Long Goodbyes
次が最後の曲です、亡くなった鍵盤奏者ギールブランに捧げます、っていうラティマーのMCで始まったのがこれまた曲単位では一番好きな曲、Long Goodbyes。この曲が収録されているというだけでステーショナリートラベラーも私の中ではよく聴くアルバムになっている。この優しく感動的なメロディがイイ。コリンバースがリードヴォーカルで歌うんだが思わず私も一緒に口ずさんでしまった。もう感動して目に涙が浮かぶ。そしてクライマックスのアンドリューラティマーによるメロディアスな天翔けるギターソロ。凄い凄い、物凄いエモーショナルなギタープレイで感動が止まらない。大感動でギターソロが終わって曲が静かに終わる。ラティマー自らMCで一言、

「アリガトウ」

もう感動の大拍手で本編終了・・・・と思ったら、ドラムのカウントを合図に再びバンド演奏で感動のギターソロがリフレイン。もうダメ、涙腺決壊、眼に溜まっていた涙が全てこぼれ落ちてしまった。少しのけ反り気味に天を仰ぎながら入魂のギターソロを決めるラティマー、その神々しい姿は病を乗り越えて見せたことも相まって大感動のギターソロのメロディと共に二重の大・大・大感動!!

大拍手に送られて、そしてメンバーが盲目のピータージョーンズを気遣いながら退場。その場面がまた暖かくてイイ。

--- encore ---

Lady Fantasy
アンコールはもちろんコレ。初期キャメルのイメージを体現する名曲で素晴らしい演奏を十二分の堪能して大団円。

以上、終演時間は21時頃だったと思うのでトータル約2時間弱。バンドのタイトな演奏力は今が全盛期かと思うくらい言う事なし。また、終演後の反省会でツイ友の某Nさんとも話していたんだが、新任の鍵盤奏者ピータージョーンズの音色使いがとてもセンスがあって良かった。これはなんか口で上手く言えないけど実際に観た方ならなんとなく分かってもらえると思う。

さて、サイン会である。当然のように当選するものと信じて当選発表を見たら・・・、

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泣泣泣・・・。

でも当たる人は当たるんだなぁ・・・。お仲間数人が当選されてサイン会へ。私のようにあからさまに欲しがる野望剥き出しの人間には当たらないものである。これからは心清らかに抽選に挑もうと決意を新たにしなければ。ハズレ組の私とマイミク某Rさんと某Hさんはさっさと湊町リバープレイス地下のカフェへ直行して先に反省会開始。追ってサイン会が終わったツイ友某eさんと某Nさんが合流。それぞれLPとかパンフとかTシャツとかにサインを入れて貰ったのを見せて頂いた。あーー、イイなぁ、そのサイン入りTシャツ、ケチャップでもかけてやろうか? などと一瞬ダークサイドな自分を殺して雑談、音楽談義を楽しむ。ちなみに私は外れたからどーでもいいんだけど(苦笑)、サイン会はお一人様2点までOKだったそうです。私は難波から自宅まで2時間以上かかるので、反省会を途中で抜けて先に帰宅させて頂きましたが、開演前のお茶会と終演後の反省会、どちらも本当に楽しかったです。ご一緒頂いた皆様、本当にありがとうございました。今回もまた良い思い出が出来ました。

最後にもう一度繰り返すけど、ライヴ本編ラストのLong Goodbyes、終わったと見せかけてのギターソロのリフレイン、心が震えるほど感動しました。思い出すだけで3日は泣けます!

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