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2016年8月23日 (火)

DREAM THEATER "THE ASTONISHING" Limited Edition Deluxe Box Set

ドリームシアターの歴史に残る超大作ジ・アストニッシングが発売されたのは今年2016年の1月、首を長~くして待ち続けたデラックスボックスセットが、発売日から約7か月も過ぎてようやく到着した。

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本作の内容については既に各方面で絶賛されているし(グズグズ言ってる方はそれはそれで良いし私の趣味趣向には何の影響もない)、2月から始まっているこの新作のみ演奏というワールドツアーも大好評のようで来日が待ち遠しい。但しどうも本年中の来日は無さそうで、それはイイから来年になってでもぜひ同内容で来日して欲しいものだ。私自身の本作の内容に関する感想は以前に延々と2回に分けて書かせて頂いた。今も印象は全く変わらず、私の中で大傑作である。該当の記事は以下。

ドリーム・シアター 「ジ・アストニッシング」(DREAM THEATER "THE ASTONISHING")レビュー①:ACT 1 編

ドリーム・シアター 「ジ・アストニッシング」(DREAM THEATER "THE ASTONISHING")レビュー②:ACT 2 編

なので今回はもう内容には触れず、今回到着したデラックスボックスセットのディテールを紹介する。Nomacsのオブジェの制作が遅れていたか何かで再三にわたって商品の発送延期連絡が届いていて、もう忘れた頃の到着であったが、そんなこと言い出したらエディジョブソン監修のU.K.コレクターズボックスなんかどんだけ遅れてるんだって話なので、それに比べればかわいいもんである。途中でお詫びなのか何かの間違いなのか2CDだけが届いたり、更にはこれまたお詫びの印かつ追加特典だったのかドリームシアター全員のサイン入りポスターが届いたりもしていた。それも含めて記事UPする。

とにかく収納に困る自由気ままな大きさのボックス(苦笑)を開けるとまずはNomacsのオブジェが登場。

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精巧なプラモデルみたいな感じで、こうして手にするとなかなかのコレクター気分を満足させてくれる存在感がある。

次に本作シナリオライターでもあるジョンペトルーシによる脚本?(笑)。

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ポスターサイズの大北アメリカ帝国の地図(だと思う)。

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映画の告知を模したようなポスター。

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ボックスの一番下に2CDパッケージと登場人物やいろんな場面のカード。2CDだけど3月だったか4月だったかに先行して単品で届いていたので、このボックスには入ってないのだろうと思っていたのだけど普通に入っている。まさか二重課金とかされてないだろうな・・・。そうでなければ、私は国内盤と海外盤単品と、そしてこのボックスにも入っていた海外盤と3つも本作を所有することになる。

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登場人物やいろんな場面のカードを広げてみた。しかし登場人物のカード、要るか?(笑)。

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最後に、これもボックス発送に先立って先行して追加特典として送られてきていたメンバー5人の直筆サイン入りポスター。こういうのは嬉しい。ただ、このポスターのサイズ感が変なので、飾るにしてもちょうどいい額みたいなのが無いので、そこは悩みどころ。

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以上、商品ディテールでした。こういうのは所有してしまえば後は何度もボックスの中身を開けてどうこうする事も無い。コレクターならではの持っているだけで幸せってアレだけど、個人的には繰り返しになるが本作は歴史に残る傑作だと確信しているので今回ばかりは限定ボックスを持っていたかったのですよ。あとはとにかく、来日祈願!!

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2016年8月11日 (木)

YES USA Tour 2016 ‘The Album Series’ TFTO 1&4, Drama & More! ライブ音源(Aug 5, 2016 @ Wallingford, CT USA)

京都に帰郷して2年目の夏、当たり前のように続く連日36度超えの猛暑も昨日今日は一段落って感じ。もっとも昨日も今日も最高気温は36度超えてるんだけど(笑)。なにか北風っていうか乾いた風が吹いていてカラッとしてるから、暑いのは暑いんだけど幾分過ごしやすい。36度超えてて、今日は過ごしやすい、なんて言えるのは我ながらさすがは京都人だと笑える。

ようやく溜まりに溜まった録画したTV番組をだいぶ観終わってきてHDの容量も空いてきた。その間にようやく帰郷以来いつかやりたいと思っていたジョンウェットンファンイベントの開催の手筈を整えたりしていたから相変わらずスティーヴハケットのリヴァプールDVD&CDは未観賞で後回しになってしまってる。世間では今日の「山の日」祝日あたりから夏休みって感じの人も多いんだろうけど、公共サービス系な職種の私は盆も正月も関係ないシフト勤務。たまたま今日の祝日は公休に当たっているが、明日からお盆までの4日間は普通に24時間半勤務の2連勤。今日のウチに何かブログ書いておかないとまたしばらくご無沙汰になってしまうからチャチャっと書いてしまおう。

イエスの夏のUSAツアーが始まった。出し物はドラマ&海洋地形学の1&4曲目完全再現。新譜も無いのに何回もツアーを盛大に実施できるのは、さすがに長いバンドの歴史と数多の名作や問題作をリリースしてきた賜物と言える。ドラマ完全再現は春の英国欧州ツアーの音源で堪能したけど、夏のUSAツアーはプラス海洋地形学の半分再現で楽しみが倍増。秋には海洋地形学のスティーヴンウィルソンリミックスも発売されるし、ある意味のプロモーションツアーにもなっている。いつものように某DLサイトで最新のライヴ音源を入手。ツアー初日7/27の音源もあったんだけど、より音質の良さそうな8/5音源を入手して一通り聴いてみたので軽く感想でも。

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このUSAツアー前にドラムのアランホワイトが病の手術のため、ツアー開始から一時離脱が発表され、アランの復帰までは代わりにジェイシェレンがドラムを担当するとの事。しかし復帰がいつになるかは未発表だし、もしかしてこのままジェイシェレンが正式なイエスメンになってしまうのでは?って気がするんだけど・・・。ジェイシェレンはネームヴァリュー的にはあまりアレだけど、ワールドトレイドの2ndやサーカ、ペイジア、GPSといったビリーシャーウッド繋がりで、そこら辺のプログレ系バンドで重宝されてきた実力者であり、イエスのドラムスツールに座ったとしても特に問題は無いと思う。ちなみに後になって気付いたけど過去にGPSで来日もしている(参考記事はコチラ)。と言うことで今回のライヴ音源のメンバー編成は以下。

Steve Howe - guitar, vocals
Geoff Downes - keyboards, vocals
Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion
Billy Sherwood - bass, vocals
Jay Schellen - drums

もうこうなってくるとパッと名前の並びを見たりグループショットを見たりしただけでは、これがイエスというバンドだと気付くのに一瞬間が出来てしまう。かつてリックウェイクマンが言っていた、イエスというバンドは世代を超えてこれからも続いていくというのをホントに実践してるのかも知れない。

ともあれ、もし無事にアランホワイトが復帰したとしたらこの編成もある意味貴重になるので、このようなライヴ音源は重宝するってもんである。それでは内容に行ってみよう。セットリストは以下。

Machine Messiah
White Car
Does It Really Happen
Into The Lens
Run Through The Light
Tempus Fugit
I've Seen All Good People
Siberian Khatru

And You And I
The Revealing Science Of God
Leaves Of Green
Ritual

--- encore ---
Roundabout
Starship Trooper

二部構成で第一部はドラマ+All Good PeopleとSiberian、第二部はAnd You And Iと海洋地形学2曲+Leaves Of Green、そしてアンコール2曲と、アルバム完全再現に加えて有名曲を割り込ませていてバランスが良い。

この並びで行くと、オープニングがマシーンメサイアってところがやはりカッコイイ。ジェイシェレンのドラムは手堅い。走り過ぎずスローになり過ぎず(でもやっぱりスロー?)、とにかく手堅い。手堅いのでどういうワケかスティーヴハウのギターがタイム感が合う(笑)。スローに手堅いってことか?(笑)。ベースのビリーシャーウッドも忠実にクリススクワイアのオリジナルフレーズを変な遊びを入れずになぞっているからますます手堅く聴こえる。ジェフダウンズは自分の在籍時の曲だから問題無い。モタつき感が無い感じが安心して聴けるが、オイオイ大丈夫か?みたいなスリル感が乏しい(笑)。

第二部で海洋地形学の2曲完全再現。いやLeaves Of Greenも入るから2.25曲くらい?再現か。「神の啓示」は90年代後半頃にも演っていたし、「儀式」は確か2000年代前半の35周年ツアーで演っていたので、改めてのレア感は無いのだけどこうして両曲を一緒に演奏するのはそれこそ73年ツアー以来だろうからその意味ではレアか。いやそれならこの際4曲全部再現でも良かったのでは?とも思うが。それで海洋地形学の曲、この再現は眠いでしょ、退屈でしょ、と格好のネタになるのだが、でも改めてライヴ音源で聴くとこれがなかなかイイ。「神の啓示」の目くるめくプログレワールド、「儀式」の激しいパーカッションパート、これもイエスの重要な一面だと言うことを再認識できる。ここではジェイシェレンの手堅いドラミングは役に立つ。ビリーシャーウッドもジェフダウンズも大健闘だと思う。

11月の来日公演は海洋地形学の2曲再現はあるが、ドラマ完全再現は外された。バンド側の意向なのかウドーの意向なのかは分からないがいずれにしても残念極まりない。ドラマ完全再現が無いなら来日公演はパス・・・って人が結構いるようだし、正直私もその気持ちはよく分かる。しかし少なくとも私自身は海洋地形学の2曲再現については、この音源を聴いているうちにとても楽しみになってきた。どうせ参戦するんだし、文句言いながら11月来日公演を迎えるよりも前向きに楽しみにしていたい。観なくて文句言うのと、とにもかくにも観てからモノを言うのではエライ違いがあると思うし。11月のイエス来日祭、盛り上がっていきましょう。

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2016年8月 3日 (水)

LEVIN MINNEMANN RUDESS "FROM THE LAW OFFICES OF"

いくつになっても新たな職場に行くと、それはやはり自分の過去のキャリアや年齢に関係なく新人さん状態であり、覚えることはたくさんあるし見習い期間で不慣れな業務と不慣れな職場環境に緊張もする。おまけに業務のリズムも24時間半の勤務で翌日明けで朝帰宅、勤務日は土日関係ないシフト制と、今まで土日祝日休みの日勤業務で生きてきた身にはある種の環境の激変で、その対応にもまだ不慣れという、色んな意味で過渡期である。他人事風情に言うならば転職はしない方が仕事や生活リズムの継続性という意味でも好ましい気がする。

しかぁ~し、そこは前向きを身上とする拙の事、今までやったことのないリズムの仕事や生活にチャレンジすることで人生経験を豊かに出来るし、色んな経験や思いを味わうことで一人でも多くの人の気持ちや心の痛みが分かる人間になれるのだと、イイ方に気持ちを切り替えて取り組むのである。毎日が緊張の連続であるが故に真剣勝負、イイではないか、明けで朝に帰ってきて外が明るいうちから飲むビールの美味い事! そう言う楽しみを見出すことも出来るし。

そんなわけで、どうしてもブログの更新頻度が滞る。購入したCDやDVDも未だ未視聴なものが多い。観たいTV番組も録り溜め状態になってるからHD容量を空けるために明けオフ日や公休日はまずは録画したTV番組を観て行こうとするし。スティーヴハケットのリヴァプールのライヴDVD&CDも未視聴のままであるが、先週くらいに届いたLEVIN MINNEMANN RUDESSの新譜も未聴であった。そう言えば昨年からzealotsで予約していたU.K.のコレクターズBOX、予想通り盛大に発売が遅れているが、ついこないだも1週間以内に発送するというような話だったがこれまた案の定遅れて、エディジョブソンの言い訳コメントがzealotsに載っていたっけ(苦笑)。徹夜勤務でもうどの情報をいつチェックしたかも忘れてしまいそう。どうせ聴く時間もなかなかないので発売が遅れても何とも思わない。あとアレだ、ドリームシアターのジ・アストニッシングのボックスセットも随分発売が遅れたままだったなぁ。

今日は公休日だったのでオカンに頼まれたスーパーの買い出しや病院にオカンの薬を貰いに行く用事を、敢えて歩いてウォーキングを兼ねて行くことにした。往復1時間半、午前中に歩いたのだが当然ながら暑いのなんのって。そしてそのウォーキングタイムのお供として、ようやく上述のLEVIN MINNEMANN RUDESSの新譜を1周聴けた。なので早速その感想を簡単に。

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一応ボーナストラック3曲付きで本編14曲と合わせて全17曲入りCD&DVD付のデジパックというお腹一杯な商品。今回は公式サイトのプレッジではなく、値段を十分に吟味して一番安上がりかなと見込んでburning shedで購入したもの。

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キングクリムゾンも聴くし、ドリームシアターの大ファンだし、U.K.やスティーヴンウィルソン他で大活躍のマルコミンネマンもお気に入りドラマーだし、ってなるとこの組み合わせは個人的には美味し過ぎる。デビュー作となった前作がとても充実した内容だったがアレっきりのプロジェクトかと思っていたので、まさかこうして2ndが出るとは思わなかった。前作はサイン入りCDがあったけど今回はサイン入りCDは無かったのがちょっと残念。

それで内容なんだけど、まだ1周しか聴いてないからエラそうには言えないし第一印象でしかないんだけど、今回はちょっと聴く側にとっては難しいというか堅苦しい作品かなというのが最初の印象。前作には若干なりとも開放感やリラックスできる清涼感やメロディックな部分があって、商業ベースに載せられるメジャー感すら感じさせるさすがのサウンドだったと記憶しているんだが、今回はそれらの点が感じられなかった。そりゃぁトニーレヴィン、マルコミンネマン、ジョーダンルーデスって言ったらそれぞれの楽器のスペシャリストであり、バカテク満載の複雑な楽曲が来るのは予想通りといえば予想通りなんだけど、前作はその予想をイイ意味で覆すメジャー感が内包されていたと思う。今作はまさに”予想通り”のサウンドって感じ。複雑でヘヴィで、ましてそれを夏の蒸し暑い時にウォーキングしながら聴いたから、余計に暑苦しく感じてしまったのは自分の勝手な都合でしかないが・・・(笑)。前作はお試しで手の内をワザとカラフルに提供して、今作は本当にやりたいことをやってみましたって感じなのだろうか。聴き手に、少なくとも私には前作よりも緊張感を強いる作品に感じた。聴きながらなぜか久しぶりにLTE(リキッドテンションエクスペリメント)を聴きたくなったのは、メロディアスな要素が足りないからかも知れない。LTEはうるさいけど反面とてもメロディアスな要素もあったから。

少しネガティヴに書いてしまったかもしれないけれど、大変な力作であることは間違いない。これは敢えて強調しておかないと。決して駄作では無い。ただその力の入れ具合がピタッとハマる聴き手と、聴くときの気分によってピタッとハマらない聴き手が居るかなって気がする。私ももう少し時間があって気持ちの余裕があってじっくり聴く時間が出来れば、本作の真髄というものを堪能できるかもしれないし、まだまだ聴くのが楽しみではある。

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