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2016年8月 3日 (水)

LEVIN MINNEMANN RUDESS "FROM THE LAW OFFICES OF"

いくつになっても新たな職場に行くと、それはやはり自分の過去のキャリアや年齢に関係なく新人さん状態であり、覚えることはたくさんあるし見習い期間で不慣れな業務と不慣れな職場環境に緊張もする。おまけに業務のリズムも24時間半の勤務で翌日明けで朝帰宅、勤務日は土日関係ないシフト制と、今まで土日祝日休みの日勤業務で生きてきた身にはある種の環境の激変で、その対応にもまだ不慣れという、色んな意味で過渡期である。他人事風情に言うならば転職はしない方が仕事や生活リズムの継続性という意味でも好ましい気がする。

しかぁ~し、そこは前向きを身上とする拙の事、今までやったことのないリズムの仕事や生活にチャレンジすることで人生経験を豊かに出来るし、色んな経験や思いを味わうことで一人でも多くの人の気持ちや心の痛みが分かる人間になれるのだと、イイ方に気持ちを切り替えて取り組むのである。毎日が緊張の連続であるが故に真剣勝負、イイではないか、明けで朝に帰ってきて外が明るいうちから飲むビールの美味い事! そう言う楽しみを見出すことも出来るし。

そんなわけで、どうしてもブログの更新頻度が滞る。購入したCDやDVDも未だ未視聴なものが多い。観たいTV番組も録り溜め状態になってるからHD容量を空けるために明けオフ日や公休日はまずは録画したTV番組を観て行こうとするし。スティーヴハケットのリヴァプールのライヴDVD&CDも未視聴のままであるが、先週くらいに届いたLEVIN MINNEMANN RUDESSの新譜も未聴であった。そう言えば昨年からzealotsで予約していたU.K.のコレクターズBOX、予想通り盛大に発売が遅れているが、ついこないだも1週間以内に発送するというような話だったがこれまた案の定遅れて、エディジョブソンの言い訳コメントがzealotsに載っていたっけ(苦笑)。徹夜勤務でもうどの情報をいつチェックしたかも忘れてしまいそう。どうせ聴く時間もなかなかないので発売が遅れても何とも思わない。あとアレだ、ドリームシアターのジ・アストニッシングのボックスセットも随分発売が遅れたままだったなぁ。

今日は公休日だったのでオカンに頼まれたスーパーの買い出しや病院にオカンの薬を貰いに行く用事を、敢えて歩いてウォーキングを兼ねて行くことにした。往復1時間半、午前中に歩いたのだが当然ながら暑いのなんのって。そしてそのウォーキングタイムのお供として、ようやく上述のLEVIN MINNEMANN RUDESSの新譜を1周聴けた。なので早速その感想を簡単に。

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一応ボーナストラック3曲付きで本編14曲と合わせて全17曲入りCD&DVD付のデジパックというお腹一杯な商品。今回は公式サイトのプレッジではなく、値段を十分に吟味して一番安上がりかなと見込んでburning shedで購入したもの。

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キングクリムゾンも聴くし、ドリームシアターの大ファンだし、U.K.やスティーヴンウィルソン他で大活躍のマルコミンネマンもお気に入りドラマーだし、ってなるとこの組み合わせは個人的には美味し過ぎる。デビュー作となった前作がとても充実した内容だったがアレっきりのプロジェクトかと思っていたので、まさかこうして2ndが出るとは思わなかった。前作はサイン入りCDがあったけど今回はサイン入りCDは無かったのがちょっと残念。

それで内容なんだけど、まだ1周しか聴いてないからエラそうには言えないし第一印象でしかないんだけど、今回はちょっと聴く側にとっては難しいというか堅苦しい作品かなというのが最初の印象。前作には若干なりとも開放感やリラックスできる清涼感やメロディックな部分があって、商業ベースに載せられるメジャー感すら感じさせるさすがのサウンドだったと記憶しているんだが、今回はそれらの点が感じられなかった。そりゃぁトニーレヴィン、マルコミンネマン、ジョーダンルーデスって言ったらそれぞれの楽器のスペシャリストであり、バカテク満載の複雑な楽曲が来るのは予想通りといえば予想通りなんだけど、前作はその予想をイイ意味で覆すメジャー感が内包されていたと思う。今作はまさに”予想通り”のサウンドって感じ。複雑でヘヴィで、ましてそれを夏の蒸し暑い時にウォーキングしながら聴いたから、余計に暑苦しく感じてしまったのは自分の勝手な都合でしかないが・・・(笑)。前作はお試しで手の内をワザとカラフルに提供して、今作は本当にやりたいことをやってみましたって感じなのだろうか。聴き手に、少なくとも私には前作よりも緊張感を強いる作品に感じた。聴きながらなぜか久しぶりにLTE(リキッドテンションエクスペリメント)を聴きたくなったのは、メロディアスな要素が足りないからかも知れない。LTEはうるさいけど反面とてもメロディアスな要素もあったから。

少しネガティヴに書いてしまったかもしれないけれど、大変な力作であることは間違いない。これは敢えて強調しておかないと。決して駄作では無い。ただその力の入れ具合がピタッとハマる聴き手と、聴くときの気分によってピタッとハマらない聴き手が居るかなって気がする。私ももう少し時間があって気持ちの余裕があってじっくり聴く時間が出来れば、本作の真髄というものを堪能できるかもしれないし、まだまだ聴くのが楽しみではある。

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