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2016年11月25日 (金)

イエス 2016年来日公演 3日目(大阪) YES JAPAN TOUR 2016 (Nov 24, 2016 @ Orix Theater OSAKA)

まず始めにアレだ、昨日UPしたTHE RYO OKUMOTO PROJECTのライヴ参戦レポ、イエスの大阪公演に向かう前に急いで書いたので案の定、誤字脱字が数か所あった。一番ヤバかったのはユーライアヒープの事を「ユーラーアヒープ」と書いてしまってたところ。それを後で自分で見つけた瞬間、顔が青ざめてしまったぜ。拙の周辺にいる漆黒の闇よりも深いヒープマニアの方々にバレないうちに修正しておかないと、って思うと気が気じゃなかったわ。そこら辺の修正と、一部加筆をしたのでまた読んで頂ければ。

それで、前日の神懸かり的な出来事の余韻が脳裏に渦巻く中で、イエスの大阪公演に参戦。今回もいつものように、私はプロの音楽評論家とかじゃないので音楽的な解説とかじゃなく、完全に自分目線の当日一日のドキュメント的な参戦レポ行きます。

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2016年11月24日(木)。午前中に急いでブログを書いて、14時ごろに自宅を出発。途中梅田で軽く腹ごしらえをして夕方17時からの先行物販に間に合うように四ツ橋へ向かう。オリックス劇場前に到着して、いつものウェットン仲間の皆様と合流。前日の出来事をアレコレ喋りながら盛り上がる。物販でパンフと白Tシャツを購入。そのままオリックス劇場入り口左にある、天井の高い小洒落たカフェでお茶会開始。プログレファンばかりなので、イエスだけじゃなく、先日来日したヤンアッカーマン及びフォーカスの話やら、フィルコリンズの話になったかと思えばジェネシスの話になり、更に派生して、泣きたいときにはアンソニーフィリップスのスローダンスが最適だの、ワイワイ言ってる間にあっという間に一時間が経つ。18:30頃に店を出る。ちなみにこのカフェ、内装とか雰囲気はとても気に入ったんだけれども、アップルティーは注文しない方がイイ。そこだけ今後の注意事項(苦笑)。そして改めてオリックス劇場に入場。ここでもいつものマイミク某iちゃんと遭遇。現行イエスの某メンバーの女性関係の話でウヒャウヒャ盛りあがてしまう。この話はブログでは触れません(笑)。そしてロビーにはARWの2017年4月来日、尼崎公演の貼り紙が。

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ポスターとは言えないこの急ごしらえっぽい貼り紙が笑いを誘う。東京はもっとちゃんとしたポスターとかチラシがあったんじゃないの(苦笑)。ちなみにチラシはこんな感じのペラ紙ですけど(苦笑)。

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オイオイ頼むよって(笑)。

席について開演を待つ間はSNSを見たりして時間を潰す。場内は開演前も開演後も写真撮影は一切禁止との事で、最近の流れからするとエライ厳しい。なのでこの記事もライヴの演奏シーンとかは一切なし。で、待ってる時間に近くの席の方から突然声をかけられる。「もしかして、joshoさんですか?」みたいな。はい、そうですと答えると、いつもブログ見てます的なお話で、何やら照れくさいような恥ずかしいような・・・。私は音楽業界人でもないし、また音楽業界に知り合いがいるとか、そういうのも特にないし、そういう繋がりを欲してもいない。善良なイチ市民、イチ音楽ファンでいたいのだが、でもこうやってブログ見てます、みたいに声をかけて頂けると有難かったりもする。30代半ばの京都在住のお若い方で、コージーパウエルがお好きとの事。私も若い頃は(今でも時々)コージー参加期のレインボー、MSG、ホワイトスネイク、EL&パウエル、ブラックサバスのTYRなんかはよく聴いていたので、十分に話は合う。そして定刻19時にいよいよ開演。

最初にステージ中央にリッケンバッカーのベースが置かれ、クリススクワイアのペンによるイエスのオンワードをBGMにクリス追悼映像が流れる。最初から泣けるやないか。そしてストラヴィンスキーの火の鳥じゃない、青少年の管弦楽がナントカのお馴染みの出囃子に乗ってご機嫌なハウ爺を先頭にメンバー入場。ドラムはアランホワイトの代役ジェイシェレン。例の、ドレミ、ドレミ、ドレミ、ドレミ、ドレミ・・・・、のギターのアレで演奏開始。ここからはセットリストに沿って軽く感想行きます。

--- 第一部 ---

Machine Messiah
White Car
Tempus Fugit

アタマ3曲はドラマから。ドラマの1曲目がオープニング。コレは嬉しい。特に私の場合、2012年の来日公演に行っていないので、ライヴでドラマ曲を直接聴くのは初めてだったりする。ドラムのジェイシェレン、ベースのビリーシャーウッドのリズム隊のコンビネーションも抜群。ジェフダウンズの80年代的な鍵盤サウンドに包まれてハウ爺のギターも元気一杯じゃないか。いやお見事。リズム隊が若返ったことで全体の演奏も、いつも心配なハウ爺のギターの演奏も充実して聴こえる。これは今回の公演、期待できるぞって思わせてくれる。そのままドラマ2曲目の小曲を挟んで光陰矢の如しへ。この曲も嬉しいんだけれどもちょっとハウ爺、怪しいかな(笑)。赤のストラトが似合わない。いや、そういう問題じゃないか(笑)。

I’ve Seen All Good People
Perpetual Change
And You And I
Heart Of The Sunrise

ここから4曲はそれこそウドーさん言うところの、イエスソングスからのベストセレクションってヤツですか(笑、軽く嫌味)。パーペチュアルチェンジが久しぶりなので注目なんだけど、私が最近ARWの北米ツアーライヴ音源を聴いてしまっていたのが良くなかったかも。あれに比べるとやっぱりスローで、個人的にズッコケそうになる。ハウ爺頑張れ!ハウ爺頑張れ!って。あとの曲は名曲だけどもお馴染み過ぎて、安定の癒しすら感じてしまって、近くの席の人なんかウトウトしてたし・・・、私も成仏寸前。

今回のライヴは二部構成。ココまでで第一部終了。20分のインターバルに入る。

--- 第二部 ---

The Revealing Science of God
第二部はいよいよの海洋地形学の物語からのセレクションでまずは神の啓示。海洋アルバム自体は評価が分かれる作品だけど、これらの曲をライヴでじっくり聴けるのは、それはそれで楽しみだったので私としては眠くなること無く注目して聴けた。演奏は全く問題なく、むしろ今のハウ爺なんかはこの辺の曲でこそシックリきてるような気がする。ライヴで聴くとそんなに長く感じなかったのも我ながら不思議。良かった。

Leaves Of Green
海洋アルバムの2曲目だったか3曲目だったか(覚えてないのか、オイ! 笑)、古代文明の一番印象に残るセクションを抜き出しての演奏。ハウ爺からすれば自らのアコギソロのコーナーとしての位置付けも出来るしこちらも楽しめる。この美しい曲、ジョンディヴィソンのヴォーカルがココではよく映える。コーラスのビリーも見事。

Ritual
個人的なハイライトはコレだな。儀式。ビリーシャーウッドがベースを弾きまくる様がまるでクリススクワイアそのもので、それがイイか悪いかは別にして、このバンドはイエスなんだと思わせてくれる働きぶりが見事。そしてパーカッションセクションのところでドラムスツールに、ジェイシェレンに代わってアランホワイトが座る。アランの登場に大歓声。ただ、この曲を聴いてきた自分の中のイメージが、どうしても75年クイーンズパークの映像のイメージがあるもんだから、パーカッションと鍵盤で異様にテンションが張りつめて爆発して静かな部分に入るような、あのイメージでは無かったのがちょっと拍子抜けした感じ。アレ、もうソコ?みたいな。でもやっぱり儀式を生で聴けたのは良かった。大満足。

--- アンコール ---

Roundabout
Starship Trooper

アンコールは定番のこの2曲で。ドラムは療養明けのアランホワイト。ジェイシェレンのドラムセットで叩くのと、療養明けである事で、若干アランの演奏に違和感を感じたが、きっと無理して来日してくれたんだろうし、そこは大目に見てこちらも単純に楽しみたい。あとそれから、なんて言うのか、サウンド的なことは別にして、アランがドラムに入ることでステージを観る絵ヅラ的なものが、安定感が出てくる。ステージ向かって左にハウ爺が居て、右奥にアランが居る、その存在感だけでイエスとしての絵ヅラの安定感を感じてしまうのだ。そういう意味では歴史を背負ってきたメンバーってのは、少しの演奏の衰えが見えたとしても、他に代えがたいオーラがあるんだなって事も感じてしまう、そんなことを思いながらアンコールを楽しませて貰った。

今回の来日公演発表時は、海洋2曲とイエスソングスのベストセレクションっていう告知で、多くのファンにそっぽを向かれてしまい、さぞかしチケットが売れなかったのか直前になってドラマ曲も追加みたいな告知が出て、ウドーさんの対応はなかなか笑わせてくれた。ま、ビジネスだし確実に収益を上げるために保守的な選曲のライヴで、って考えたのかも知れないけど、今回ばかりはファンのニーズを読み誤ったのかな?って気がするドタバタぶりだったな。その辺は語り出したらキリが無いので止めておく。

終演後はいつものウェットン仲間の皆さんで出入り口付近に再集合。雑談しつつ記念に集合写真撮ろうぜってことで写真撮ってるところへ、昨日上本町でお目にかかったばっかりの、スポックスビアード奥本亮さんと再会。亮さんも昨日ジェイシェレンとの再会がキッカケで、このイエス大阪公演を観に来られていたのだ。亮さん昨日はどうも~って、勝手に友達感覚で声をかけた私はいったい何様かと(笑)。折角なんで私の仲間のみんなと写真お願いしますってことで、亮さんと一緒にこのような記念写真を撮らせて頂きました。

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ついでに昨日に続いて馴れ馴れしくツーショットもお願い。

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お仲間の皆様も亮さんにお願いして、ツーショット撮影会になってしまった。オイオイお仲間の皆さん、ツーショット写真を撮ってもらったからにはスポックスビアードのCD買えよなっ(笑)。なんならお奨め指南しますし。

最後に今回の物販購入物をUPして置く。まずはパンフ。

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それから白Tシャツ。今回はこれが一番売れたんじゃないのかな。少なくとも私のお仲間の皆さんは漏れなくこの白Tを買ってたよ。もうなんか、コンサートグッズのロックTシャツと言えば黒、みたいなのに飽き飽きしているから。黒いTシャツばかり持ってても仕方ないしね。

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来場者全員に配布されたクリアファイル。今回の日本ツアーの3日目だったから、きっと今日はドラマのクリアファイルじゃないの?それなら嬉しいよね、みたいにお仲間とのお茶会でも話してたんだけど、何の事は無い、海洋デザインでした・・・。これはこれで綺麗だけど。

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最後に、詳細は言えないけど、お友達を通じて頂きました。セットリスト用紙。

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以上、夢のような2日間も終わって、また明日からは現実の人生の闘いに戻る。辛くても頑張る、それだけだ。年内のライヴ参戦はこれで終わり。あ、音楽ライヴはね。プロレス観戦はあるけど。次は来年2月のジャーニー、スティックメン。

なお、たった今、ジャーニーの追加というか、2017/2/7武道館にて、一夜限りのエスケイプ、フロンティアーズ完全再現ライヴって知らせが届いた。なんだよ、大阪城ホールでもやってくれよって。もったいぶらずにさ・・・。

イエス関連については、次はアンダーソン、ラビン、ウェイクマン(ARW)だな。どっちがどうとか、もうそう言う議論は私は興味が無いし、イエスが2種類楽しめる、だから嬉しい、って感じで楽しく盛り上がっていきますよ。

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2016年11月24日 (木)

奥本 亮 2016年大阪公演 THE RYO OKUMOTO PROJECT PROGRESSIVE NIGHT IN OSAKA(Nov 23, 2016 @ STAR LIVE U6 OSAKA)

何でも思い通りに生きてる人ってまずいないだろう。むしろ思うにまかせぬ人生を悪戦苦闘しながら生き抜いていく、その努力と前向きな気持ちを持ってる人は悪戦苦闘でも愚痴をこぼさずに大奮戦して大成長できるんだと思う。しかしながら、人生に一度や2度くらい、ウソでしょマジで?みたいな思わぬ幸運に巡りあう事があってもいいだろう。大げさかもしれないけど、そんな幸運に巡りあった一日であった。

掲題の、スポックスビアード鍵盤奏者、奥本亮さんのプロジェクトによるプログレナイト大阪公演に参戦しました。ライヴの内容が素晴らしいのだけれど、加えて個人的にとても幸運な経験が出来たので、そのこと含めて臨場感たっぷりのレポ行きます。

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2016年11月23日(水)、世間では祝日のこの日、例によって仕事がシフト勤務の私は、11/24(木)のイエスの大阪公演に参戦するために24、25日を公休になるよう職場で調整してもらっていた。11月は2日と3日もフランシスダナリー東京公演参戦の為に連続公休をお願いしていたため、それ以外の勤務シフトがとてもタイトになり、24時間の連勤が続いてヘロヘロになりながら朝に帰宅。その意味ではこの日は明けオフなので時間があると言えばある。ラッキーにもそこで奥本亮さんのライヴが大阪であるとの事で、後先考えずに予約をしていたのであった。しかし亮さんには失礼ながら、マジで疲れ切っていて、24時間勤務明けだから当然寝不足でもあるし、正直な話、やっぱりキャンセルして翌日イエス大阪公演に備えてゆっくり寝ようかな、とか思いながら帰宅した。

帰宅して眠い目をショボショボさせながらメールや各種SNSをチェック。いつものユーライアヒープ宣伝部長にして、伊藤セーソク先生にもその名を知られる、厚木のマイミク某Kさんからメッセンジャーでメッセージが。曰く、マイミク某Kさんが亮さんへ直メッセージして、亮さんとはGPS時代の同僚であるジェイシェレンが丁度イエスで来日中だとお伝えしたとの事。亮さんはジェイシェレンがイエスで来日中だという事をご存知なかったらしく、では連絡取ってみると仰っていた云々・・・、という内容のメッセージを頂いたのだ。この瞬間から眠気が吹っ飛び、私のバカ脳が大妄想を開始。イエスはこの日に東京から大阪へ新幹線で移動のはず。という事は亮さんもイエスの面々も同じ日に大阪に居ることになる。まさかまさか、亮さんがジェイシェレンに連絡を取って、ジェイが亮さんのライヴに遊びに来たりするかも、などと勝手な妄想開始、更に妄想は拡がり、ジェイはビリーシャーウッドと仲良しのはず、来るならジェイがビリーも連れてくるかもしれない・・・、などとチョー身勝手な妄想が頭の中で全開。キャンセルしようなどという考えは吹っ飛び、この大妄想にのっとって、亮さんのライヴへ出かける準備開始。なぜか荷物が増えて数種のCDジャケとサインペン(笑)。

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1時間だけ家で仮眠を取って午後3時前に京都亀岡を出発。妄想呟きでツイッターやミクシィのお仲間の皆様を楽しませつつ、梅田で乗り換え時にいつものように冷やかしでディスクユニオン大阪店へ。プログレ中古新入荷コーナーを見ると、なんと私を待っていたかのように、ジェイと亮さんが参加していたGPSの国内盤CDが。ますます妄想が拡がってしまい衝動買い。

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そのまま地下鉄谷町線で谷町九丁目へ。歩いて上本町六丁目、上本町ハイハイタウンに到着。大阪庶民なこの飲食ビル、大好きな雰囲気。餃子の王将で安く腹ごしらえをしてSTAR LIVEに入場。お店めっちゃ綺麗。

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ビールとか飲むとトイレが近くなるので、ウーロン茶だけ(笑)注文して開演を待つ。この頃にはすっかり気持ちが現実に戻って、まさかバカな妄想は実現することは無いだろうと、冷静になってスポックスビアードの名曲群がライヴで聴ける楽しみで胸が一杯になっていた。

開演時間の18時30分ごろ、そろそろメンバーの皆さん登場するのかなと、店の入り口の方を見ると、、、

エッ、エッ、エーーッ!
ウソ? ウソ? マジで?
ゲロマジ??

背の高い外人を含めた4人が入店!

来た、来た! キターーッ!!!
ビリーシャーウッドやん!!
ジェイシェレンやん!!

拙の手足が震える。震える手でアイホンを手にとりあえず写真を撮る。

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いやいや、写真撮るって、違うやろ、と自分に言い聞かせ、開演時間なのに席を立ってビリーとジェイに近付く。他のお客さんは、あの外人さん誰?って雰囲気。以外にプログレファンの人は少なかったのかな? よくわかんないけど。お一人だけ、イエスのメンバーである事に気付いた方がジェイ&ビリーとスリーショットで写真を撮られた。近付いた私はジェイ&ビリーに向かって、

「ハイ、ジェイ。ハイ、ビリー。アイアム、ビッグイエスファン!!」

と分かったような分からないような、あの時得意になったつもりの英会話を駆使して話し掛ける。笑顔のジェイ&ビリー。実は愛想笑いだったのかも知れないがそんなことは関係ない。再び英語を駆使して、

「ピクチャー、OK?」

と話しながら無理やりジェイ&ビリーの間に割って入り、近くにいた他のお客さんに拙のアイホンを預けてスリーショット写真を撮ってもらう。

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続けて、

「サイン、OK?」

と一方的に話し掛けて、ビリーにはワールドトレイドのCDジャケを、ジェイにはさっきDU大阪店で買ったばかりのGPSのCDジャケを差し出す。ここは二人とも機嫌よくサインをしてくれた。

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いやぁ、身勝手な妄想が本当に現実になって、夢見心地な気分かつ放心状態となってしまった。いやホントに、こんなことってあるんだなぁって。もう2度と「ビリー臭」なんて言っちゃイカンなこれは。

さて、掲題から話が逸れっぱなしではそれこそ亮さんに失礼である。この後いよいよ開演。

メンバーの皆さんが大拍手に包まれて入場。オープニングナンバーはもちろんスポックスビアードで私も大好きな名曲、On A Perfect Day。メロディもアンサンブルも絶品の素晴らしさ。ドラムの人は何と若干21歳との事。ギターの人もお若い感じ。ヴォーカルは亮さんの奥様の啓子さん。サックスの方の演奏も、スポックスビアードの曲に違和感なくハマって、見事にスポックの世界観が再現されている。難解なプログレ曲を難なく演奏するベースの方、カッコ良過ぎ!最高のオープニング。

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途中で亮さんが、今日はアメリカから友達が来ているから、とジェイ&ビリー、スティーヴハウのギターテック、女性の方の4人を紹介。

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これまた大好きなスポックスビアードの6作目の2枚組大作SNOWに収録されている絶品バラード、Carieがバンド演奏で啓子さんのヴォーカルでしっとりと演奏される。う~ん、美しい。

亮さんの息子さんのセイジさんも登場されて、ラップの曲を披露。ライヴでラップを聴くの初めてだけど、すっかり気分が盛り上がっていた私は調子よくノリまくる。ってかセイジさん、すげーイケメン。

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亮さんのショルダーキーボードの熱い演奏も聴けた。

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セットの最後は、ベストアルバムに収録されたニールモーズ作の20分超えの新曲Falling For Forever。この曲はキ〇ガイのような才能の持ち主ニールモーズがわずか2日間で書き上げ、全ての楽器を自分で演奏したデモトラックをメンバーに提示してきたetc、ユーモアを交えて亮さん自らが解説して下さった。そして演奏が始まる。これが聴きたかったのだ。メロディ、アンサンブル共に最高の、スポックスビアードのカッコいいプログレがコレでもかと楽しめる曲。もう曲後半の方なんか、このまま演奏が終わらずにずっと続いて欲しいと思ったくらい。これが聴けるだけでも今回のライヴはプレミア感があるってもんだ。

アンコールはこれまたスポックスビアードの私の大好きな名曲Walking On The Wind。最高のアンサンブルとメロディに酔い痴れて大団円。

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タップリ2時間の極上プログレナイトだった。もっともっと聴きたかったくらい。今度はスポックスビアードでって言いたいところだけど、現実はなかなか難しそう。こちらも応援頑張らないと。

終演後は亮さんとGPS同僚のジェイが随分話し込まれていたようだ。

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私も亮さんと少しだけお話しさせて頂き、Falling For Foreverが素晴らしかったことをお伝えさせて頂いた。そして、厚木の某マイミクKさんは私のマブダチであることも(笑)。更には先日スポックスビアードを脱退したドラマーの後任について、まだ未確定ながら、現在進行中の貴重な情報も亮さんから教えて頂いた。公のブログで書いてイイものか分からないのでココでは詳細は伏せるけど、この後任が実現するなら、スポックスビアードのファンはみんな喜ぶだろう。無事に話し合いが進むことを望みたい。最後に亮さんにスポックスビアードのV(ファイヴ)と、先ほどジェイシェレンにサインを入れて頂いたGPSにもサインを頂く。

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最後に亮さんと記念写真を撮って頂きました。

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イエスのビリーシャーウッドとジェイシェレンに遭遇するという妄想が現実になった奇跡も、始まりはマブダチのマイミク某Kさんの行動から。物事全てにはそうなる理由とか、影で努力してくれた人がいるという事を今回ほど実感したことは無い。人目につかないところで奮闘する人を大事にしなければいけないし、そういう友達がいることを我ながら嬉しく思う。

話が逸れた記事になってしまったけど、繰り返しになるけど奥本亮さんとバンドメンバーの演奏は本当に最高だった。それを小さなライヴハウスで間近に観れる幸運、これこそが一番の喜びであったことは敢えて強調しておきたい。

さて、これからイエス大阪公演に向かうので、急いで書いたこの記事の内容が誤字脱字や変な部分はあるかも知れないけど、そこはご勘弁を。明日見直します(笑)。

追記:11/25 誤字脱字の修正と、若干の追記をしました。

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2016年11月15日 (火)

【Short Review 25】JONATHAN CAIN "WHAT GOD WANTS TO HEAR"

UKコレクターズBOXのレビューはまだか?とかそんな声が聴こえてきそうだが、その前にどんどんショートレビューを更新するで。

ジャーニーの2017年来日公演が決まって、私の参戦する大阪は何と大阪城ホールってことで、しかもその日は私の生誕半世紀(笑)の記念日(←そんな事はどうでもイイ・・・)。大阪城ホールに行くのも、まだ就職して東京に出る前の学生の頃以来だから27年振り。今から楽しみ。

特にジャーニーとして新譜があるわけでもないのに来日公演となると今回もヒットパレード的な内容になると思われる。そんな中、ジャーニー来日決定の文脈で語られることも無くひっそりとリリースされたのが以下の、鍵盤奏者ジョナサンケインの最新ソロアルバム。

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シンプルなデジパックでマイナーレーベルからのリリース。

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何やら今回はクリスチャンアルバムとの事だが、日本人の私は歌詞の内容はあまり気にならないので、その点は度外視してメロディやアレンジ、音像で気に入るかどうかってところ。従前に一部公開されていた本作1曲目Deeper Than Deepのサビメロが気に入ったのと、タワーレコードのポイントが山ほど貯まっていたので、これを駆使してほぼダーターで購入してみた。

全体的には、あぁ、ジャーニーのメロディアス&バラード部門はこの人が担っているんだなぁ、ってことがよく分かる内容。もうこの言い方で本作の印象は分かって頂けると思う。そういうのが好きな人にとっては気に入る作品となるだろう。私はそういうのが好きなので気に入っている。それにジョナサンケインって、前に公開されたジャーニーのドキュメンタリー映画でもアーネルピネダにヴォイストレーニングや喉のケアをアドバイスしていた場面があったが、さすがに言うだけのことはあって歌が上手い。結構歌えてる。もし本作をネガティヴに言うなら、ほぼ全編ミディアムテンポのメロディアス&バラード系の曲ばっかりなので、アルバムトータルとして聴けば中だるみしたり飽きたりするかもしれない。ロックの面白味ってものは無いし、それは期待しない方が良い。ただただ、AORに近いと言ってもイイくらいのメロディとバラード感覚が好きな人向け。

でも、繰り返すけど私はこれがなんかクセになるくらい気に入っている。楽曲のクォリティも音質もアレンジも文句ない。1曲目のDeeper Than Deepのメロディなんかとても印象に残って、何度でも繰り返し聴いてしまうくらい。そして苦笑しつつ特筆モノなのは、前科2犯でジャーニーのドラマーの椅子から転げ落ちてしまって敢え無くビークーになったディーンカストロノヴォが、ほぼ全編でドラムを担当しているところ。また一部コーラスも決めているようだ。ジャーニーをビークーになる前から制作していたのかな?失業中のディーンの、少しでも経済的基盤になればいいんだけどね(笑)。

これならジョナサンケインのソロの過去作も聴いてみようかなって、そんな風に感じるくらいに気に入ってしまったよ。

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2016年11月13日 (日)

【Short Review 24】スティーヴ・ハケット 「ザ・トータル・エクスペリエンス ライヴ・イン・ジャパン」(STEVE HACKETT "THE TOTAL EXPERIENCE LIVE IN JAPAN Acolyte to Wolflight with Genesis Classics")

よしっ、本日2本目の記事や。チャチャっとショートレビュー行くで。

とにかく鼻の下が長いスティーヴハケットの、長い鼻の下がコレでもかと拝める素晴らしい角度からの写真に包まれたジャケットが見事な本作、今年2016年5月の来日公演クラブチッタ川崎と、一部大阪なんばハッチからの音源で制作された日本限定2CDライヴ盤をちょっと前に購入。

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リヴァプールのライヴ盤DVD&CDをとうとう記事UPしないままに、後発の本作ライヴインジャパンを取り上げてしまうってことで、そこはご勘弁。

鼻、鼻の下、開いた口、下あご、それぞれの長さが全く同じに見える素敵すぎるジャケ写は、何度見ても昇天ものである。このジャケにぜひハケットの直筆サインが欲しいくらいだ。色味も渋くていかにもギタリストのアルバムって感じ。そう言えばクラプトンの最近出たライヴ盤のジャケもこんな感じの色味だったな。商品をパッケージとして捉えると、やっぱりジャケデザインって重要である。

で、ようやく一通り聴き終わった。ライヴの内容に関しては、それはもう実際のライヴ(2016年5月23日、大阪公演)に参戦して楽しんでいるので、それ以上の体験も感想も無い。ただただ素晴らしかった来日公演がこうして日本限定とはいえ公式にライヴ盤として残されることは、参戦した身としては記念にもなるし嬉しいもんだ。音質というかミックスは一応キチンとされているようだ。実はジェネシスリヴィジテッド関連の近年のライヴ盤で、私が秘かに感じていた、ドラムサウンドのミックスが若干引っ込み気味な感じが、本作では気にならず個人的には満足できる音質。ソロ新作からもソロの過去有名曲も、そしてジェネシスのちょっとマニアックな選曲もフル収録された本作は、他のライヴ盤と比べても見劣りしない傑作である。そもそもソロ活動においても非常に充実したソロ作品を発表し続けているし、この調子がこれからも続くことを願いたい。

早くもソロ次作の制作をしているというハケットは、来年2017年には再びソロとジェネシス曲によるツアーを開始するとの事で、しかもジェネシス曲については、私の大好きなWIND AND WUTHERINGの発売40周年を記念した選曲になるとの事。いやマジでこのWIND AND WUTHERINGが私の中でジェネシスでは一番好きな作品なので、選曲するというよりも全曲再現して欲しいくらい。サウンド的にはハケットの居場所がなくなったとも言われる鍵盤の分厚い、邦題「静寂の嵐」ならぬ「鍵盤の嵐」な作品ではあったけど、この作品をネタにツアーするって言うんだから、ハケット自身はそれなりにWIND AND WUTHERINGに対しての満足できる間合いの取り方があるのかも知れない。ちなみにまさしく鍵盤の洪水と言えるAll In A Mouse's Nightや、これまた私の大好きなOne For The Vineはさすがにセットに入れてくれないかもなぁ。もしこの2曲をやってくれたら、もう絶対日本にも来てほしいけど。

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【Short Review 23】フィル・コリンズ 「シングルズ・コレクション 3CDエディション」(PHIL COLLINS "THE SINGLES")

京都からわざわざフランシスダナリー11/2東京公演参戦の為に、職場で公休の2連休を調整して頂いたおかげで、それ以降の勤務シフトがとてもタイトになってしまい、この8日間で休みが1日だけ。その間にUKのコレクターズBOXも届くし、別途ポチっていたCDも届くしで、ますます未聴CDが増えるばかり。さすがにUKコレクターズBOXだけは開封して、何はともあれナイトアフターナイトの拡大版を聴いてみた。音質内容共に素晴らしかったのだけれど、BOXの他のディスクが全然未聴なので、ある程度聴いてから後日ブログに大特集して書きます。まずは少しずつ開封しているCDからチャチャっとショートレビュー。今日中に記事2本は書くぞ(多分・・・)。

ライヴ活動再開を宣言したフィルコリンズの最新リマスターベスト盤3CDエディションを購入。

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確か以前にも何かの記事中で書いたと思うけど、私はフィルコリンズのソロについてはそれほど思い入れは無い。洋楽に興味を持った80年代に、よくシングルヒットを飛ばしていたから耳馴染みではあるという、その程度。同じ80年代のジェネシスならインヴィジブルタッチも、その次のヤツもよく聴いたんだけどな。今回の最新ベストは2CDバージョンと、私が購入した3CDバージョンがあるようで、どうせなら3CDでってことで本作は全45曲!入り。フィルコリンズの大ファンの人は昨年来のオリジナルアルバムのリイシューデラックス盤を購入されるだろうが、私のようなライトユーザーはこの3CDベストでお腹一杯。45曲もあるだけにシングル曲は全て網羅。私が以前から大好きだったターザンの主題歌も入っている。あ、思い出した、以前の記事ってターザンの主題歌You'll Be in My Heartを取り上げたんだった。他にも高校生の頃にFM放送をエアチェックしてカセットテープに録音してよく聴いていたバラードのAgainst All Addsとか、エリッククラプトンの泣き泣きのギターがタップリと入ったI Wish It Would Rain Down、90年の来日公演大阪城ホールに参戦した時にやたら印象に残ったホーンセクションが賑やかなSomething Happened On The Way To Heaven辺りは、いま改めて聴いてもイイ曲だなぁと思うし懐かしい。それから何と言っても大ヒット曲のEasy Lover、この曲はイントロの出だしがカッコ良過ぎて、今では逆にイントロしか聴かなくなってしまった(笑)。イントロが終わって歌が始まると、もう次の曲にスキップみたいな・・・。

褒め言葉にはなってないかも知れないけど、こういう気軽に聴けるポップソング集のCDは、のんびりできる休日には案外BGMとして重宝する。ジェネシスでも成功し、ソロでも成功し、イエスのジョンアンダーソンが、このフィルコリンズのパターンを狙ったのが見え見えだった88年の超ポップなソロアルバム、IN THE CITY OF ANGELSがさほど成功しなかったのはさぞかしジョンもガッカリしたことだろう。フィルコリンズの成功の仕方は本当に稀有だったと思う。一時は鬱状態になって引退宣言みたいなことを言った時もあったけど、ライヴ活動再開という事で、もし来日してくれたら参戦しようかなと、そんなこと思いながらこのベスト盤を楽しみたい。

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2016年11月 3日 (木)

フランシス・ダナリー 2016年来日公演2日目 FRANCIS DUNNERY Plays IT BITES "CALLING ALL THE HEROS" (Nov 2, 2016 @ TSUTAYA O-WEST SHIBUYA TOKYO)

元イットバイツのフランシスダナリーが、イットバイツ在籍時代の89年以来約27年ぶりの来日。今回はイットバイツの楽曲のみをプレイする2Daysと、おそらくソロ曲も含めると思われるアコースティックライヴで、東京のみ計3日間の来日公演スケジュール。その2日目に参戦。

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呼び屋が目白のワールドディスクと言う時点で大阪は無いだろうとは思っていたが、案の定、関西圏はなし。ビジネスとしてはそりゃ色々収支の計算もあって難しかったのかも知れないが、せめて大阪1日くらいはやって欲しいものだ。それでも観に行きたければ仕方がないので私も京都から東京へ参戦するしかない。地方から参戦となったらライヴ当日と、その日の夜は東京で1泊で2日間必要なので、仕事の勤務シフトを調整してもらって公休2連休とさせて頂いた。私の場合、80年代後半当時からイットバイツを聴いてはいたものの、89年の来日公演は参戦しておらず、そういう意味ではフランシスダナリーの来日はまさに個人的に待望であった。イットバイツセルフカヴァー作ヴァンパイアーズをほぼオリジナルに近いアレンジで制作した時点で、過去曲に向き合う姿勢を見せてくれたダナリーが全曲イットバイツをプレイするとは何とも魅力的ではないか。ジョンミッチェルをフロントに据えた現行イットバイツが休眠状態である以上は、イットバイツを楽しむ貴重な機会にもなるし。

それでは、25年に及ぶ東京生活を終了して京都へ帰郷したこの私が、約1年4か月ぶりに東京へ行くという個人的な感情も込めた参戦レポいきます。

2016年11月2日(火)、先週のリンゴスター大阪公演の日と同様に京都は朝から素晴らしい晴天。しかし全国の天気予報を見ると東京は寒いらしい。念の為にウインドブレーカーをトートバッグに放り込んで、いざ東京へ出発。新幹線に乗るのも久しぶり。今や給料は以前の半分という苦境の中で踏ん張っているので余計な金はかけられない。新幹線はもちろん自由席。でも平日昼間だから座れるしOK。東京で泊まる宿もビジネスホテルとかじゃなく、渋谷のカプセルホテルを予約。カプセルは東京で忙しく仕事してた頃もよく利用していたので勝手知ったるもの。何の違和感も感じない。車内でイットバイツを聴いてるうちに東京駅に到着。1年4か月ぶりの東京という事で何らかの感慨を感じるかなと思ったら以外に何もない。中央線に乗ってまずは新宿へ。アカシヤでロールキャベツシチューを食べる。ここでも例えば懐かしさが込み上げてきてセンチな気分にでもなるかなと思っていたがそうでもなく、まるで新宿の風景もディスクユニオン各店を覗いてみても昨日の今日みたいな感覚。特に買い物するでもなく地下鉄で渋谷へ。東京の電車乗るのも1年4か月ぶりなわけだが、ホントに込み上げるものが無い。むしろなぜか仕事でシンドイ思いや辛い思いをしたことばかりが思い出されてくる。いつも見た景色、風景が自分の中であまりにも今も変わらず日常的に感じて、ただ一つだけ、この地には自分が住む寝床となる自宅はもう無いんだなぁって言う、そこだけ何か寂しさを感じた。渋谷のカプセルホテルにチェックインして休憩。そして時間を見計らって外出して今回のライヴ会場O-WESTへ。しばらくして今回一緒に参戦する東京時代の音楽仲間のSさんと合流。これまた昨日の今日みたいな感覚で案外懐かしさが込み上げてこない。普段からSNSとかでやり取りしてるからかも。開場して早速物販へ。今回は10/31にタワーレコードでサイン会があったり、11/3のアコースティックライヴではミート&グリート企画があったり、もし自分も首都圏に住んでいれば間違いなく参戦したであろう2回ものサイン会にも、地方からの参戦ゆえに参加出来なかったのでその腹いせに、せめて物販で国内盤CD購入の場合にフランシスダナリー直筆サイン色紙プレゼントっていう、コレだけはゲットしておこうと思っていたので、あえてこの日の為に買って無かった1stソロのリメイク作をここで購入。しっかりサイン色紙も頂きました。あとファミリーツリーも。

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これで少しは溜飲が下がった。あとは開演までSさんとお喋り三昧。場内で流れているBGMがソフトマシーンのバンドルズだったりするところが、ホーさん好きなダナリーらしい。

そしてほぼ定刻19時、メンバー登場して開演。

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前日の初日公演では約90分の長さだったそうだが、この日は2曲追加で約110分に及ぶヴォリューム満点のライヴとなった。セットリストは以下。

01. I Got You Eating Out Of My Hand
02. Yellow Christian
03. Underneath Your Pillow
04. Feels Like Summertime
05. The Ice Melts Into Water
06. Vampires
07. Calling All The Heros
08. You'll Never Go To Heaven
09. Old Man And The Angel
10. Still Too Young To Remember
11. Screaming On The Beaches

--- encore ---

12. Once Around The World

いやもうそりゃイットバイツの名曲群の再現とあって内容的には最高に楽しめるライヴであった。ちょっとこじつけな言い方になるかも知れないけれど「フランシスダナリーにとってのイットバイツ」を見せて貰ったというか、「イットバイツは紛れもなくフランシスダナリーが中心核であった」ことを見せて貰ったというか、フランシスダナリーのライヴにおいて全曲イットバイツのナンバーであることが何の違和感もなく受け入れられる楽しさであった。80年代当時のイットバイツの音楽性を簡単に言い表すのにプログレポップというような言い方もあるが、そのなかでフランシスダナリーの曲作り、アレンジ、ホーさんことアランホールズワース好きが滲み出たようなギターフレーズは、エキセントリックな風味を醸し出していた。そのエキセントリックな風味で時々プログレポップ感覚からハミ出しかける様がまさしく「フランシスダナリーのイットバイツ」であったと思う。現行イットバイツが、まぁイメージだけどちょうどこのフランシスダナリーのエキセントリックさを排した、ワリとコンサバティヴな安心して聴ける聴き易いプログレを指向していて、もちろんそれはそれで私は好きなんだけれど、こうして「フランシスダナリーのイットバイツ」を聴くと、あぁ確かにオリジナルのイットバイツはこうだったなぁって感じ入ることが出来る。

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グズグズと理屈を言いたがるプログレもの的な書き方をしてしまったが、そうは言いつつCalling All The Herosでは私も一緒に気持ちよく合唱して盛り上がった。

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Still Too Young To Rememberに至っては、「ドンチュノウ、ドンチュノウ」とか「ナーナー、ナーナナー」とか軽く涙流しながら合唱してしまった。

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アンコールではみんなが期待する大作Once Around The Worldを完奏。終盤の子守歌的なセクションでは当然私は泣いてましたが何か(笑)。

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以上、大満足の内容で終演。フランシスダナリーは最後まで大変ご機嫌で笑顔で楽しそうだったのがとても印象的であった。

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売れることに興味が無いワケではないだろうが、とても自分のその時々の趣向に正直なのかマイペースな音楽活動故かどこか器用貧乏的な感じもするこの天才ミュージシャン、もっともっと注目されて欲しい。

終演後は、首都圏時代のウェットンファン仲間約10人で盛大に飲み会。ここでは本当に懐かしいお仲間の皆様と再会できてとても嬉しかった。半分これが楽しみで東京まで足を運んだようなもの。店の予約やメンバーの声掛けに尽力して下さったSさんやKさんやYさんには感謝が尽きない。東京方面でも音楽呑み仲間がいて、そして今は関西方面でも音楽呑み仲間がいる、そういう意味では帰郷して2倍楽しい思いが出来てるかも知れないなと思うとこれからもいろいろ苦しくても前向きに頑張れそうだな。

さて、怒涛のライヴ参戦シリーズ、次は大阪上本町でスポックスビアード奥本亮さんのプログレナイト、そして現行イエスの来日公演大阪、金欠と闘いながら楽しみますぜ。

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