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2017年12月24日 (日)

KING CRIMSON "LIVE IN CHICAGO"(THE KING CRIMSON COLLECTORS CLUB SPECIAL EDITION)

今月は日曜公休が2度もあって、美味しい勤務シフトだなぁと思っていたら来月の年明け1月は日曜公休は一度も無しと言う厳しいシフトであることが分かり、とてもガッカリ。仕事もやるからには前向きに、という気持ちで取り組んではいるものの現実の厳しさや理不尽さになかなか気が滅入ることも多い。大概の辛いことは経験してきたつもりでも、さすがにそれはダメだろうというのが続いては正直先を考えてしまう。唯一の救いは職場の人間関係がとても良好である事。これは大事だ。逃げるのは嫌いだが、逃げるという意味では無くてやはり今一度の転職を考えなきゃと再びの挑戦をモニョモニョ・・・(笑)。

キングクリムゾンのライヴインウィーン2016を入手した時点から、もっと凄いと話題になっていたライヴインシカゴ、そのうち取り上げようと思って平然と後回しにしていたがようやく2周ほど聴き終えたのでそろそろ取り上げておこう。

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こちらはオフィシャルブート扱いのコレクターズクラブだけどスペシャルエディションという事で気合の入ったメディアブック仕様。このパッケージは高級ブートレッグ商品のようで結構好きである。

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今年2017年のラディカルアクションツアー6月28日シカゴでのライヴを完全収録した本作であるが、聴いた人たちのツイートを見るまでもなく、メンバー自身がこのシカゴでのライヴを特別な出来栄えと言うようなニュアンスで発言していることから私の期待値は高かった。そして私自身の感想と言うか結論から言うと、もう皆さんおっしゃる通り、演奏内容、選曲、ライヴ盤としてのミキシングの具合等、言う事なしの完璧、迫力満点、欠けているものは何も無いどころか、何かキングクリムゾンが、キングクリムゾンを超越してしまったかのような凄いライヴ盤である。これ聴くともうライヴインウィーンラディカルアクションライヴイントロントも吹っ飛んでしまう。ましてやライヴアットオルフェウムなど忘却の彼方である(笑)。7人編成で再編したクリムゾンが8人編成となり、自分で自分の近年のライヴ盤カタログを葬ってしまうほどの破壊力のあるライヴ作品となってしまった。

最初の戦慄パート1は上記のライヴ盤でもこれこそ完成形と感じていたけど、今度こそ、今度こそ(笑)、今回のが完成形だろうと思える完璧な演奏と圧力と迫力。それからもちろん戦慄パート2も。そして意外に好きなサーカス、メロトロンの悪者っぽい響きが最高であるが今作ではリザードからの組曲抜粋も演奏していて、これは聴きどころの一つである。リザードって言うと、あのジョンアンダーソンが歌う陽光が挿すようなパートしか印象に残っていない私のような軟弱者には非常に新鮮でもある。それからアイランズの美しさもまさにここに極まれり、って感じ。新曲らしいエラーズって曲もあるけどそれよりも一番おぉっ、って思ったのは80年代曲である。特にニューロティカ、こんなにカッコいい曲だったっけ?って思うほど迫力も圧力も増している。90年代のダブルトリオの時も80年代曲の再評価が高まったけど今回の8人編成でのニューロティカは出色の素晴らしさ。最後はスターレス、ヒーローズ、21stセンチュリーと締めるところはしっかり有名曲で締めていて、もうイイよって感じ。

2015年の来日公演の時も言ったけど、現行クリムゾンは過去作で集金ツアー、などと言う薄っぺら過ぎる批判をする人が逆に肩身の狭い思いをするであろう程の、特別感と言うか超越感がある。何か突き抜けてしまっている。あらゆる批判を圧する凄みがある。それを平然とやっているように見える尊師ロバートフリップがまた憎い(笑)。来年2018年は、11月下旬から約1か月間にわたって日本ツアーを展開することが予定されている。そこでは2015年の来日公演でも「ねじ伏せられた」と感じた記憶が、更に上書きされるような凄いライヴが観れるかも知れないという、もう期待値ビンビンMaxで迎えることになるであろう。今から心して、金の工面、体調管理、仕事の調整、各々抜かりなく、と申し上げておきたい。

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