« デュークス・オブ・ジ・オリエント 「デュークス・オブ・ジ・オリエント~時空の旅人」(DUKES OF THE ORIENT "DUKES OF THE ORIENT") | トップページ | [グルメ] サバ6製麺所 お初天神店(@ 大阪 梅田 曽根崎町お初天神通り商店街 2018年3月20日) »

2018年3月10日 (土)

カーヴド・エア 「エア・カット」(CURVED AIR "AIR CUT")

前回のデュークスオブジオリエントの記事をいつまでも見てもらおうと、わざとブログを10日間ほど更新せずに放置してやったぜ(は?笑)。バーン誌のレビューの点数がアレだってことが極一部で話題になって嘲笑の対象になっているのが可哀想。ジョンペインが可哀想なんじゃなくて、偏向したレビューを載せてしまうバーンの方が嘲笑の対象で可哀想っていうね(笑)。今どき音楽雑誌のレビューって殆ど気にしない私なので、大事なのは私がどう感じるか、それのみなのである。

久しぶりの土曜休み。今年になってからずっと週末の勤務が続いていて、地域の所用的にはたまには週末が休みってのが欲しいのである。今日は意気込んで午前はいろいろ所用で地域を歩き回って、目的全てやり切ったわけでは無いけども午後から強引に自由時間にした。明日の日曜はまた普通に出勤だし少しは気分転換も必要だから。大阪で暮らす妹が帰って来ていて、オカンとさっさとイオンモールに出掛けてしまって私は家で一人。お昼はカップ焼きそばとコンビニおにぎりを食べてすっかりご機嫌である。

カーヴドエアを初めて聴いたのはこれまた例によって学生の頃、京都の十字屋というCDショップでバイトしてた頃だった。プログレに興味を持ち始めて、たまたま店長がプログレファンで、店長の家に遊びに行った時に、「これ聴いたことあるか? 結構エエで。」とLPレコードを聴かせてくれた。それがカーヴドエアのエアカットだった。エイジアから入って後追いでU.K.を聴き始めていた頃の私である。プログレファン歴としては大先輩の店長は、そんな私に合わせたのだろう、エディジョブソンが加入した時のこのエアカットの、しかも3曲目のところに針を落として最初に聴かせてくれた。メタモルフォシスである。案の定、私は一発で気に入った。しかし当時も、そしてそれ以降もエアカットは一向にCD化される気配は無く、そもそもマスターが紛失しているというような話が伝わっていたように思う。それでもあの時店長の家で聴かせてもらったエアカットのLPのメタモルフォシスの気品漂う曲調の記憶だけがずっと私の頭の中に残り続けていたのである。そのカーヴドエアのエアカットが今回オリジナルマスターテープ発見との事で改めてCD化された。大喜びで購入である。

Img_4673_640x480

10年以上前に、いやもっと前だったか、一応CD化はされていて日本国内でもCD盤のエアカットは一応流通していた。しかしマスターが紛失という話は解消されておらず、何をマスターとして使用したCDなのかがよく分からず、購入を見送っていた。それでも辛抱しきれず、2008年にマーキーから国内プレス紙ジャケって触れこみのCDを購入して、これを今まで聴いていた(下の写真)。

Img_4690_640x480

復刻帯はDU特典帯だったかな? この2008年盤もマスターに何を使用したのかはよく分からずじまいだったが、まあちゃんと聴ける音質かなと思っていた。

それで今回遂にオリジナルマスター発見との事で、遂に決定盤のCDという事になる。さて、もう音質比較はしない主義なんだけど一応今回改めて両方聴き比べてみた。で、私の感想は・・・、ん~ん申し訳ない、やっぱり私のバカ耳では大きな違いが分からず・・・。いつものように気のせいか今回の方がクリアで迫力あるかな、って感じ。あくまで気のせい。逆にコレがオリジナルマスターだという事なら、そうではない2008年盤も上手くマスタリングしたのかそんなには悪くないんじゃ?って思う。あ~、いやいや、私に音質比較の結論は求めないでくださいませ。誰かカーヴドエアのマニアで、オーディオマニアな人に結論は委ねたい。マジで分かんないもん(苦笑)。せめて話の信ぴょう性を持たせるために、今回のオリジナルマスターテープ発見に至る経緯みたいなのがライナーとかに書いてあるともっと良かったんだけど、そこら辺には特に触れてないようで残念。

本作はどうしてもエディジョブソンが初めてブリティッシュプログレの表舞台に立った作品という事に注目が行きがちで、純粋なカーヴドエアのファンの方から言わせれば正確な評価がなされにくい作品であるんだと思う。正直私もエディジョブソンがいるから、そしてもっと言うならエディジョブソンが作曲したメタモルフォシスが素晴らしいから、という観点が本作への入り口となっている。上で述べた、私が初めてカーヴドエアを聴いた体験、店長が「エアカットの3曲目」から私に聴かせたことも、この件のある種の裏付けとなる。変な話、メタモルフォシスを除いてこのエアカットを通しで聴いてみると、これはもはやプログレという狭い枠の話では無く、より広義に立派なブリティッシュロックの力作である事がよく分かる。それが好きか嫌いかは聴く人それぞれだけど。むしろメタモルフォシスだけが浮いて感じるくらいである。私はどうなのかって? やっぱりメタモルフォシスだなぁ。正統派ブリティッシュロックを聴くならカーヴドエアでは無く、ツェッペリンやWHOやフリーを聴く。カーヴドエアを聴くのはメタモルフォシスがあるから、ってことになる。昨年秋にカーヴドエアがエアカット完全再現で来日するって話があって、その時も一瞬オオッって思ったけどチケットは取らなかった。よ~く考えたら私が好きなのはメタモルフォシスだけなんだ、ってことが自分でよく分かったから。あの話は結局ボツになったけど、もし話がまだ生きてるならエディジョブソン入りで実現してほしいなってのが正直なところ。

それくらいに大好きなメタモルフォシス、今回改めて聴いてもやはり素晴らしい。曲の構成、メロディ、アレンジ、もう完璧である。若きエディジョブソンの才能が炸裂しまくっている。当時18歳だっけ? オリンピックで活躍する10代のアスリートみたいなもんである。若き才能が最大に生かされた曲であり、もしそれをソーニャクリスティーナなりガービーグレゴリーが敢えて引き出したんだとしたら、その勇気と英断にも拍手である。

追伸:「Wetton Mania 2」参加者の皆様へ
「Wetton Mania 3」開催に向けて、企画会みたいなのを3/20(火)夜に心斎橋のスターレスで行います。もしよろしければ参集可能な方がいらっしゃいましたらお待ちしております。

|

« デュークス・オブ・ジ・オリエント 「デュークス・オブ・ジ・オリエント~時空の旅人」(DUKES OF THE ORIENT "DUKES OF THE ORIENT") | トップページ | [グルメ] サバ6製麺所 お初天神店(@ 大阪 梅田 曽根崎町お初天神通り商店街 2018年3月20日) »