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2018年6月15日 (金)

U.K. "ULTIMATE COLLECTORS' EDITION" レビュー③:LIVE IN BOSTON, PHILADELPHIA & CLEVELAND 1978 編

いよいよ明日6/16(土)、大阪心斎橋のロックバースターレスさんにてWetton Mania 3開催です。ご参加予定の皆様、お世話になりますが何卒よろしくお願い致します。明日はそういうワケで仕事は強引に有休を突っ込ましてもらったんだけど、なぜか本日金曜は公休、更に明後日の日曜も公休となり思わぬ形で三連休。ここで連休は別に要らなかったんだけど・・・。で、せっかくの休みだけど今日も雨模様で休日恒例のウォーキングが出来ず。午前中は家の用事を済ませた後、久しぶりにコメダでモーニング+ミニサラダで寛ぎながら、明日のマニア3のアジェンダについて頭ん中の整理をしつつ、そこから更に餃子一人前無料券を持って餃子の王将で、餃子3人前を持ち帰りで購入。晩御飯に食べることにする。貴重な連休なので、思い立って何とまさかのUKコレクターズボックスのレビューの続き、第三弾ににトライすることにした。レビューの1回目と2回目の記事リンクはコチラ(↓)。

U.K. "ULTIMATE COLLECTORS' EDITION" レビュー①:NIGHT AFTER NIGHT Extended version 編

U.K. "ULTIMATE COLLECTORS' EDITION" レビュー②:U.K. & U.K. Extras 編

今回は前回の予告通り、78年の第1期4人UKのライヴのラジオ音源3種、ボストンのパラダイスシアター音源、フィラデルフィアのペンズランディング音源、クリーヴランドのアゴラ音源を取り上げる。

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この3本のラジオ音源は90年代よりブートCDで発売されていた、UKファンにとってはマストと言える貴重な第1期4人UKの記録でもある。これらがこのコレクターズボックスでエディジョブソンにより公式発売になったことは、EJ自身も記録として残しておこうと食指が動いたのだろう。私としてはこれらの音源はブートCD発売時に歓喜して逸早く購入していたものである。そこら辺の、自分の思い出込みでこれらの音源に触れてみたい。順番に行ってみよう。

LIVE IN BOSTON - Paradise Theater, July 11, 1978

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このボストン音源は、最初にブートCDが発売されたのは90年だったかな、ブートCD創成期に発売されてバカ売れしたと思われるUKブートの記念碑的商品だった。ちょうど私が就職して上京したのが90年。東京には西新宿という聖地がある事は京都亀岡在住時から雑誌で見て知っていたので、いつでも西新宿に行けることが嬉しくて、仕事帰りや週末によく西新宿をウロついたものだ。その時に以下写真のブートCDを購入した。

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第一期の4人UKのライヴが初めてサウンドボードで聴けるとあって、もう本当にワクワクしながら購入し、繰り返し何度も何度も聴きまくったブートである。90年当時はエディジョブソン、ジョンウェットン、ビルブルーフォード、アランホールズワースからなる4人UKのサウンドボードのライヴ音源が聴けるのはこのブートが最初だったと思うしとても嬉しかった。最初聴いた感想は、音質はいいけどエラいユルい演奏だな・・・、というのが第一印象だったけど、でもとにかく貴重度では何にも勝るブートで本当に重宝した。初版1000枚限定と言われていて、私の限定ナンバーは988番。

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この頃はブートCDが1000枚単位で売れるという時代だったのだ。そりゃもう西新宿には周りきれないほどブート屋さんがあったし渋谷にもあった。更にこの音源は2ndプレスやコピー盤なんかも出てた気がする。それほど驚天動地のブートだったのではないだろうか。後にEJ非公認?で公式発売されたり、そして今回のコレクターズボックスに収蔵された今となってはゴミ同然のブートCDかも知れないが、それでも当時の思い出と衝撃度は今でも忘れられないものなので、ジャケが色褪せても未だに大事に手放さずに所有しているのである。

いきなり昔話が炸裂したけど、このコレクターズボックスでの音源と、上記ブートCDを、最初の数曲だけ(笑)聴き比べてみた。音質的にはもともと文句の付けようのない音源だったのでそんなに違いは感じなかったけど、大きな違いが一つある。オーディオ評論家的にはなんていうのかな? 定位? 左右チャンネル? 要するに右と左が逆になっている。ブートではステレオの前に向き合って左からホーさんのギター、右からEJの鍵盤が聴こえていた。また、EJ非公認?で公式盤扱いで発売されたプラケのCDや下記写真の紙ジャケCDの時も同様であった。

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それが本ボックスでは逆で、左からEJの鍵盤、右からホーさんのギターが聴こえる。当時のライヴステージの実際のメンバーの立ち位置からして、このボックスの左右の音の鳴り方がEJの、こうあるべきという判断なのだろう。そのこだわりでEJがリマスタリングしたんだと思われる。

LIVE IN PHILADELPHIA - Penn's Landing, August 8, 1978

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3種のラジオ音源の中ではこのフィラデルフィア音源が演奏内容的には一番充実してる気がする。音質的にもブートCDが発売された時点で、例えばウェットン大先生の唸りを上げるベースが聴きとれる。この音源もブートで出た時はそれはそれは衝撃的だった。懐かしのAyanamiレーベル(当時の西新宿のダストアンドドリームス、今のライトハウス)の記念すべき製品番号100番目で、事前に煽りで凄いブートを発売する的な予告があったのを今でも覚えている。このレーベルが入手したマスター(マスターコピー?)そのままの音質のCDと、リマスタリングしたCDと、わざわざ2枚組で発売していた(下記写真)というリキの入れようだった。

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このAyanamiレーベルのちょっと残念だったところは、全てCDRだったところ。でもこの商品は大変よく売れたのか、後にリマスター盤のみプレスCDで再発していた。ついついそのプレス盤も購入していた私であった。

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ほぼどうでもイイことだけど、このプレス盤、私の買ったヤツはなぜかジャケが2枚入っていたwww。

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さて、音質比較である。これはもう左右チャンネルがどうこうとか、そんな問題では無い。全然違う。コレクターズボックス収蔵のCDはブートに比べて、バシャーーン!ってシンバルが盛大に鳴り響く。細かいシンバルワークも明瞭に聴き取れる。EJがそういうマスタリングをしたのか、それともEJが入手したマスターが本当のマスターだったのか、その辺は分からない。誰かから聞いた話では、このフィラデルフィア音源に関しては、EJはブートをマスターにしたのではなくて、本当のマスターテープを所有していてそれを本ボックスに使用する、という話であった。その話を誰から聞いたのかは言えませんけどwww。某ウェットンファン界の総帥的な方と言っておこう。そもそもEJによるこのコレクターズボックスの最初の構想は、UKの公式盤3枚のアナログマスターからのリマスターに加えて、ボーナスディスク的にこのフィラデルフィアのライヴ音源を付けて4枚組にするという話であったから、そういう意味ではEJとしてもフィラデルフィア音源は公式発売する意義がある、と思うようなマスターテープを所有していたと類推することは出来る。公式発売するにふさわしい、4人UKの最高のライヴ音源と断言できる。

LIVE IN CLEVELAND - Agora Ballroom, September 18, 1978

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3種のラジオ音源の最後はクリーヴランド音源。これもブートCD創成期に発売されてブート市場を賑わせていたように思う。当時はROAD TESTとか言うタイトルで、ダサいジャケのブートが出ていた気がする。私が現在でも所有しているのは以下写真のブート。

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いつだったか、この音源のアップグレード盤というかpre-FMマスターという触れこみの音源がダウンロードサイトで突然出回って、私も音源をダウンロードしたんだけども、ほぼ同時期に幾つかのブートメーカーからもこのアップグレード音源がブートCD化されたんだと思う。そんな中で私が買ったのは、このBBCトランスクリプションディスクを模したデザインのブート商品であった。西新宿ブラインドフェイスで購入したヤツで、最初は本物のBBCのディスクかな?って見事に騙されかけつつ半信半疑で購入したのであった。BFの戦略にドハマリした私であったwww。だってキューシート的なヤツまで付いてるんだもんな・・・。

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その当時は何となく個人的に、音質的にはこのクリーヴランド音源のブートが一番聴きやすくて好きなブートだった。

そしてコレクターズボックス収蔵の音源との聴き比べは・・・、やはりこれもボストン音源と同様に左右チャンネルを逆にしている。つまりブートでは左からホーさんのギター、右からEJの鍵盤が聴こえるけど、コレクターズボックスのCDでは、左からEJの鍵盤、右からホーさんのギターが聴こえる。やはりこれも公式化に際してEJが左右入れ替えてリマスタリングしたのだろう。

以上、今回は1978年の4人UKのライヴ音源を取り上げてみた。この3種のうち一番のお奨めは、音質、演奏内容共にダントツでフィラデルフィア音源だろう。今回も言わせてもらうけど、せめてこのフィラデルフィア音源だけでも単品発売してもイイんじゃないかな?。それくらいに素晴らしいライヴ盤である。

ふぅ~~、数時間ず~っとこれらのライヴ盤聴きながらブログ書いてたので、もう頭がUKだらけ。そろそろ明日6/16(土)のWetton Mania 3に気持ちを切り替えよう。そう言えばマニア3全体の事やミニライヴの事ばかり考えていて、全員DJコーナーでの自分の選曲を何にするか考えるの、すっかり忘れていたよ。いまUKを聴き過ぎたので、UKからは選曲しませんな多分www・・・。

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