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2018年8月29日 (水)

【Short Review 35】パトリック・モラーツ 「アウト・イン・ザ・サン」(PATRICK MORAZ "OUT IN THE SUN")

現行イエスが#YES50ツアーを無事に終えて、早くも来年のツアーの噂がチラホラと。2019年はリレイヤー完全再現が企画の候補に挙がっているようで、しかもパトリックモラーツ本人が、そのツアーに参加する話し合いが進んでいる・・・、みたいなことを口を滑らしたもんだから、そういえばアレ買っとかなきゃ、と思って中古で購入したのが以下。

2018酷暑の思い出:中古CD猟盤シリーズ PATRICK MORAZ "OUT IN THE SUN"

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パトリックモラーツならまずはソロ1stの「i」だろって話。もちろん昔っから持ってます。初CD化の時も買ったし、国内紙ジャケリマスターの時も買い直した。75~76年にイエスのメンバーがそれぞれ発表したソロアルバムの中でもモラーツの「i」は出色の出来だった。それに続くソロ2ndが、イエスの究極の制作途中にクビになって、その後完成させた77年発表の本作。これも前からそのうち買おうと思っていて、今回やっと中古で買った。内容全体も「i」に続いて良く出来た作品だと思うけど、なによりも私の興味を惹くのは本作ラスト曲のTime for a Changeだ。私が全てのイエス曲の中で一番好きなのはAwakenであり、Awakenフェチであるからには何としても本作は持っておく必要があったのだ。もともとAwakenとして発表されたあの大作はパトリックモラーツも関与していたのは有名な話。モラーツが作曲していたそのイントロ部分の原曲が、本作のTime for a Changeに流用されている。最終的にイエスのAwakenとして発表された曲は、モラーツの痕跡を消すためにそのイントロは丸々リックウェイクマンのピアノに差し替えられたとの事。なるほど、Awakenはパトリックモラーツが参加したままであればこういうイントロになってたんだなぁ・・・、ってイマジネーションが膨らむ。

ちなみに、こんな酷暑で暑苦しいプログレなんか聴く気がしない! と何度も言ってたじゃねーか、ってかwww。でも本作は、1stソロの「i」もそうだけど、ラテンプログレなので、ラテンの軽快なリズムは夏でも気持ちよく聴けるのですよ。問題無しねwww。

う~ん、ショートレビューを連続6本UPしようと思ったけど、今日はここまで。

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【Short Review 34】ペイジズ 「ペイジズ」(PAGES "PAGES")

この夏は酷暑のお蔭で、例年以上にプログレ、HR/HMを聴く気が起こらなかった。その代わりにAOR系を本当によく聴いた。と言ってもAOR系にそんなに詳しいわけでもないので、限られたAOR系の所有CDの中で、例えばマクサスなんかを繰り返し聴いていたんだけども。勢いでAOR祭りなるイベントを開催してまで暑気払いに終始した。そんな勢いの中で、そう言えば買っておかなきゃと思って、購入したのが以下のCD。

2018酷暑の思い出:中古CD猟盤シリーズ PAGES "PAGES"

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ペイジズの3rd。ペイジズはこの3作目がAORの大傑作と言われていたのは知っていたので、いつかそのうち買おうとは思っていた。やっと今回買ったってワケ。AORと言ってもただ単に聴きやすくてソフト、とかでは無くて非常に凝った曲なのが印象的。でも耳触りがイイ。リチャードペイジとスティーヴジョージがこの後ミスターミスターでモダンな産業ロックに変貌してバカ売れするとは当時の人は想像できなかっただろう。リチャードペイジがリンゴスターのオールスターバンドに参画して、ミスターミスターの曲を演奏したライヴを観れたのはいい思い出になった。

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【Short Review 33】バッド・イングリッシュ 「バックラッシュ」(BAD ENGLISH "BACKLASH")

8月は暑さと仕事の忙しさでブログもすっかり寡黙になっていた。ほんの2~3日だけ涼しくなったけど、その後はまた猛暑続きでさすがにバテバテ。昨日も泊まりの連勤明けで、ほんとは夜に地域の所用があったんだけど豪快にすっぽかし。寝てたっちゅうねん。

今月は節約疲れとストレス発散兼ねて中古CDを6枚ほど続けて猟盤したので、ツイートに毛が生えた程度レベルの適当ショートレビューをババッとUPする。

2018酷暑の思い出:中古CD猟盤シリーズ BAD ENGLISH "BACKLASH"

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89年の1枚目はリアルタイムで買ってよく聴いたけどこの2枚目が出た91年頃は、いわゆる産業ロックってものに飽きてしまって、この手のサウンドはスルーしていたのだ。今回、国内初版を中古で買い戻した。いま改めて聴くと、1stに全く劣っていない見事な産業ロック。違いは売れたか売れなかったかだけ。当時は飽きて嫌気がさしていたのも、いまになって俯瞰して聴き直すとそのクォリティの高さを再認識できる。本作のミキシング段階で既にニールショーンとディーンカストロノヴォが離脱していたという、レーベルとしては推したくても推せなかったってのもあるんだろう。ジョンウェイトとジョナサンケインの元ベイビーズ組の方向性が強めなのかどうかは分からないけど、個人的にはニールショーンの暑苦しいギターは控えめの方が全体としてすっきり爽快なサウンドになると思うし、本作が歴史の闇に葬られるのは勿体ないと思う。

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2018年8月18日 (土)

スティーヴ・ペリー 「ストリート・トーク」(STEVE PERRY "STREET TALK")

年間最大の激忙となる盆休み業務を何とか乗り越え、まだあと明日の日曜の勤務はあるけど、この後は冬場に向かって月々日々に業務は落ち着いてくる予定。なのでちょっとホッとしている本日の公休日である。昨日朝からいきなり空気が入れ替わったかのように朝晩が涼しくなり、酷暑だった京都も非常に過ごしやすい。日の当たる場所では一応暑いし気温33度くらいあるんだけど、カラッとした乾いた空気が心地良く、最高気温38度が当たり前だった日々を過ごした私には何の問題も無し。まして日陰に入れば快適。家の中にいると昼間でもエアコン要らず。今日は久しぶりに気持ちのいいウォーキングが出来た。そんな事で、今週はもう盆休み業務で疲れ果てているはずだったのでブログ更新しない予定だったけど、気分がイイのでチャチャっと更新しておく。

元ジャーニーのスティーヴペリーが公式HPを通じていきなりの復活宣言及び新譜「TRACES」リリース予定の発表。しばらくロバートベリーで盛り上げて行こう、そう言えば9月になったらサンズオブアポロの来日公演あるし、その後はスティーヴンウイルソンの来日に向けて盛り上げて行かなきゃ・・・などと思っていたのが全て吹っ飛んでしまうくらいのインパクトである。オレってそんなにスティーヴペリーが好きだったっけな?って思うくらい気分が盛り上がってしまった。その一助となるのは先行して公開された新曲No Erasinの出来の良さだろう。今更スティーヴペリーにハイトーンヴォイスは求めないが、それでもスティーヴペリー独特の節回しとか表現力、汗臭系ヴォーカルは健在であったことがはっきり確認できて気分の盛り上がりに歯車がかかってしまった。個人的にだけでなく、世界的に驚きと称賛を持って迎え入れられている模様でその盛り上がりはまさにVIPミュージシャンクラス。ジャーニーマニアが盛り上がる程度では済まない様子だ。ジェフダウンズですら喜びと歓迎のツイートを発信していたくらいだからね。これはもしかしたらヒットチャートを駆け上がるかも知れないとまで思えてしまう。

そこで本当に久しぶりにスティーヴペリーの1stソロ、ストリートトークをCDラックから掘り出して休みのたびに聴いている。折角なのでブログでも取り上げておこう。

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84年当時は私はまだ高校生で、83年エイジアのアルファ、ジャーニーのフロンティアーズを聴いて洋楽に夢中になり始めた頃、そんな時にリリースされたのがこのソロアルバムだった。と言っても当時はアルバム自体は購入もレンタルもして無くて、シングルで大ヒットしたオー・シェリーをMTVで観たりFMラジオでエアチェックしたカセットテープを繰り返し聴いていた記憶がある。そんなオー・シェリーを懐かしさと共に聴きながら、今回久しぶりにまともにストリートトークのアルバム全体を繰り返し聴いているのである。いま所有しているのは2006年に紙ジャケリマスターで再発された国内盤。06年当時も懐かしいなぁと思いながら購入だけして、それきりほとんど聴いてなかったと思う。なので今回改めてブックレットや参加ミュージシャンのクレジットをまともに見て初めて気づいたことも多々あり。

最近は京都の酷暑の影響で頭をヤラれてしまっていて、音楽を聴く気が起きず、聴くとしてもAOR系ばっかりだったので余計にこのアルバムのクレジットに目が釘付けになってしまった。アルバムのほとんどの楽曲がランディグッドラムとの共作、数曲ではマクサスのマイケルランドゥがギターを弾いているとあって、最近マクサスやAOR系ばかり聴いていた私にはまさにグッドタイミングであった。ってか今までそのクレジットに気付いてなかったこと自体、熱心なジャーニーファンには怒られそうだけど。なので夏に聴いても暑苦し過ぎず、曲によっては西海岸AOR気分で聴ける。それがジャーニーファンにフィットしているかは別にして、酷暑の京都にいる私には丁度いい。

84年のこのソロアルバムの後、86年のジャーニーのレイズドオンレイディオを自らのプロデュースで自分色に染めて作り上げたのは、このソロアルバムの成功による自信もその一因と言えるだろう。ジャーニーファンには、ペリー色が強すぎると一蹴されそうなアルバムではあったけど私個人的にはアレはアレで結構好きだった。

盛り上がり過ぎた私は調子に乗って今回のペリーの新譜を公式サイトの直販で、ボーナストラック入り、サイン入り、靴下、キーチェーン、パッチ付きというデラックスエディションで購入してしまった。国内盤はこのデラックスエディションより3曲少ないみたいだし。いやいや、そんなにスティーヴペリーの事好きだったっけオレ?靴下とか要らないんだけど(笑)、ブログのネタといては面白そうという、そういうアレで前向きに購入する。ちなみに94年の2ndソロは持っていないwww。そこで慌てて98年のグレイテストヒッツの06年紙ジャケを中古でオーダーしておいた。そのベスト盤には89年に制作していた幻の2ndアルバムの楽曲も収録されているようだし。

それにしても、マニアックな小さな話題を一気に吹っ飛ばしてしまうスティーヴペリーのメジャー感とアーティストパワーには驚いた。ここは流れに乗って私も大いにスティーヴペリーで盛り上がって行きたい。

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2018年8月10日 (金)

3(KEITH EMERSON, CARL PALMER, ROBERT BERRY) "LIVE ROCKIN' THE RITZ"

すっかり暑さにやられて2週間ブログ放置してやったぜ。いや、3.2のレビューを読んで欲しくてワザとしばらく更新しないようにしたってのもあるんだけど。業務が盆休み進行でとにかく今が年間で一番の繁忙期。毎回の泊まり勤務のたびに明けの朝は疲れ切った放心状態で帰宅して、昼間寝ても疲れ取れず公休日も何もせずに過ごす感じ。連日最高気温が38度の京都ではさすがに何もする気が起きないし音楽を聴く気もしない。ましてや、時々SNSでも言ってるけど、面倒臭いプログレ、ジタバタしたジャズロック、暑苦しいHR/HMなんてもってのほか。この2週間で辛うじて聴いた音楽って言ったらすっかりお気に入りの3.2と、あと夏でも気持ちよく聴けるプログレであることがハッキリ分かったIT BITESの2nd、あとはAOR系のマクサスくらい。なので、そういう繋がりだからしょうがないんだけどSNSのフレンドの皆様のプログレだのHR/HMだのって暑苦しい書き込みは全てスルー。もう目障りでしかない(フレンドの皆さんスンマセン、笑)。

昨日今日は珍しく京都の最高気温は35度を下回って、32~33度くらいだと涼しく感じるのよマジで。慣れって怖いよね。家で今もエアコンなしで平然とブログ書いてるし。この後いよいよ世間様では盆休みという事で、という事は拙の業務は年間最大の忙しさとなる。盆明けるまで多分ブログどころじゃなくなるのでここらでブログを更新しておこうかと。

何とかロバートベリーの3.2を盛り上げて来日に繋げたくて、ロバートベリーネタで行きたいんだけれども、中古で収集を試みたロバートベリー関連のCDが思ったように集まらず、あ、そう言えば本年2018年の初めごろに3(スリー)のライヴ盤が出てたよなってことを思い出して、山積みになったCDタワーから掘り出した。そうそう、買って1回チラッと聴いたきり放ったらかしだったんだ。それが掲題のライヴ盤。

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2015年にも3(スリー)のラジオショー音源LIVE IN BOSTONが公式化して出ていた。その時はちょうど京都に帰郷して仕事探し中だったから時間があって、めっちゃウダウダとブログ記事を書いたんだった。プロレス界のゴタゴタと引っ掛けて書いたのは、プロレスに興味無い人にはウザかったかもしれないけど、けっこうアレで的を点いているというか、ロバートベリーと3(スリー)結成の流れをうまく説明できたんではないかと我ながら自画自賛しているww。

前作は88年4月15日ボストンでのライヴ、そして今回のライヴ盤はその前日、88年4月14日ニューヨークでのライヴである。ボストン同様にFMラジオショー音源。今回も一応公式盤である証拠に、カールパーマーとロバートベリーがブックレットにコメントを寄せている。

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音質的には正直厳しくて、アメリカ車のカーラジオ向けのような、音がダンゴになっている感じ。演奏の方は特に破綻なく勢いに乗った演奏がタップリ聴ける。例によって走りまくるカールパーマーのドラム、全然負けてないぜとばかりに弾きまくるキースエマーソン、そして走りまくる両者に余裕で対応する若きロバートベリーが大変頼もしい。

小さめのクラヴやライヴハウスを選んでの88年の北米ツアー終了後、2ndアルバム制作にやる気満々のロバートベリーに対して、すっかりやる気をなくしたキースエマーソンによってあっさりとバンドは終わってしまった。3(スリー)のアルバムも、そしてこのライヴ盤で聴ける演奏も大変充実したものであることははっきり認識出来るんだけども、80年代後半という時代の需要に合わなかったのだろう。EL&Pを見せたいのか、エイジア風産業ロックを見せたいのか、ゲフィンレコード、マネージャーのブライアンレーン、そして当の本人たちも売り上げ状況を眺めつつ、その立ち位置が探り探りだったのかも知れない。実際、88年に行われたアトランティックレコード40周年コンサートでの3(スリー)の出演は、当時国内でも深夜にTV放映されて私もVHSビデオで録画して何度も観たけど、3(スリー)ではなくEMERSON & PALMER名義にされてたしww。

そのような周囲の状況を常に鑑みる必要があった当時とは今は違う。小さな需要があるだけでもフロンティアーズのような独立系レーベルが食い付いてくれるし、もしかしたら来日公演だってあるかも知れない。少なくともロバートベリー本人はワールドツアー、そして日本公演を実現したがっているのだから、あとはしっかり3.2が売れてくれればきっと来日公演も実現すると思う。拙ブログごときでもその一助になればと思うのである。

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[グルメ] 食堂はやし(@ 京都 東山三条 2018年8月7日)

酷暑の京都にて、音楽を聴く気も起きないが腹は減る。そうは言っても薄給ゆえ普段はめったに外食はしないんだけどもタマにはイイだろうと、公休日に久しぶりに食べる目的のみで外出した。ターゲットは安くて旨い店。そこで以前から目を付けていた東山三条にある「食堂はやし」へ。東山三条っていうと京都の人にはすぐに分かるけど、京都以外の人に分かりやすく言うと、祇園の辺、って言ってしまった方がイイのかな。吉本興業の「よしもと祇園花月」の近く。混んでたらアレなので朝早起きしてさっさと家の掃除済ませて、オカンをパートの職場へ車で送って、その足でJRの駅へ直行。京都地下鉄東西線に乗り換えて東山で下車。そこから歩いて2~3分で到着。

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お店は午前10時30分から開店しているそうで、私は混雑を避けるために11時に入店。幸いお客さんは少なくてすんなり着席。店内は6人掛けテーブルがいくつかあって、たぶん混雑時は相席が当たり前なのだろう。昔ながらの定食屋さんだから。

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よしもと祇園花月のすぐ近くとあって、吉本の芸人さんも利用されているみたいで、壁にはサイン色紙がビッシリ。

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昔っからある庶民的な定食屋さんでメニューも多彩。以下写真は定食のメニュー。

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他にも麺類、丼もの、一品等色々あって目移りしそう。とにかくハンバーグが好きな私の事、ハンバーグ定食にしようかとも思ったけど、今回は初出撃なのでまずはこのお店で一番有名な「とんかつ定食」(750円)をオーダー。この、750円ってのが高いと思うか、安いと思うか、微妙って思うか、そんなものはこの美貌を見ればすぐ明らかになる。

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どうよ、よく見て下さいよ、ここの「とんかつ定食」はとんかつが普通に2枚のってるんだから。どう考えたってコスパが素晴らしい。ソースはいわゆるデミグラスソースがかかっていて大変味わい深くご飯が進む。言うまでもないことだけど、あっという間に、まるで食いしん坊の犬のようにキレイに完食。

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こりゃ、もし近くに住んでいたら何度でも通いたくなる食堂だなぁ。次また他のメニューでチャレンジしたい。なお店名の「食堂はやし」、林さんって人がやってるのかと思ったら、店名の由来はこちら。

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分かります?「ようて、すうて、おいしい」ってww・・・。分かったような分からんようなwww。

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