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2019年2月 7日 (木)

スティーヴ・ハケット 「アット・ジ・エッジ・オブ・ライト~光と闇の深淵にて」(STEVE HACKETT "AT THE EDGE OF LIGHT")

ん~ん、いかんなぁ、心臓というか不整脈がやっぱり気になる。日によって全然気にならない日もあるんだけど今日はなんか具合悪いなぁ。ジッとしてても脈飛びがとても気になる。なのでウォーキングも丘の上まで上り下りの坂道は通らず平地のみを選んで軽く済ませた。やっぱりちょっと寝不足になるとダメだな。

タワレコオンラインで注文していた色々なCDやウェットン本が次々到着して、自分の対応が全然追い付いてない。開封してちゃんと聴いたのはハケット新譜のみ。トレヴァーホーンはまだチラ聴きしただけ。ウェットン本もチラ見しただけ。チラ見しただけだけど売文屋さんの市○某氏にはちょっと突っ込みどころというか言いたいことがあるぞ。まぁまたそれは追って書くか。いや書いてもしょうがないか。先生ネタの記事で売文屋さんへのイチャモン書くのがちょっとムカつくし。ちゃんと読んでまたブログ書くときに考えよう。とりあえず開封して家でも何回も聴いたしアイホンに入れてウォーキング中にも聴いているスティーヴハケットの新譜だ。コレから行こう。

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引き続き充実のツアーとその合間を縫ってのコンスタントな新譜の制作及びリリースは極めて順調過ぎる活動であり、もしかしてその充実ぶりはキャリア最高峰では?と思わせるくらいである。今回の新譜もツアー生活の中でのインスパイアから曲想を重ねて制作が進められたんだと思われる。そういう意味では前作のザ・ナイト・サイレン的な感じかなと思って、誤解を恐れずに言うと正直期待は大きくなかった。ザ・ナイト・サイレンは力作だとは思うんだけど、個人的な好みの問題で言うとメロディアス要素が少し足りなくて、愛聴盤にはならなかった。そんな思いで今回もハケットソングス直販のサイン入りDVD付きとかではなく普通に国内盤を購入。もうサイン入りは飽きたし(←何を生意気なwww)。ところが聴いてみたら・・・、お?、おぉ?、イイんじゃねぇか?、もう一回聴いてみよう、おおーーッ、これはイイぞ!って私の中で聴くたびに評価がうなぎ上り。散りばめられた哀メロ美メロの度合いが前作より大きいというか効果的に響いていて私の心を捉えてしまった。というワケで簡単だけど一言ずつ全曲レビューすることにしたww。

① Fallen Walls And Pedestals
オープニングはいきなりオリエンタル風味で始まって、ハケットらしくて良いんだけどちょっと不安が。でも次々トリッキーに曲調が変わってこれまたハケット印の哀メロギターが泣く。悪くない。

② Beasts In Our Time
全曲から続く感じでオーケストレーションに包まれた哀愁の曲が始まる。ハケットのヴォーカルはヴォーカリストとしてどうこうではなく、ハケットの哀メロ曲を歌うのにピッタリと思えるようになって来たよwww。もはや上手いヘタの問題ではなくなってきてる。歌メロもオーケストレーションもサックスソロもギターソロも徹頭徹尾一貫して哀メロが鳴り響く。もう断崖絶壁から飛び降りて死にたくなるwww。それくらい哀メロが素晴らしい。後半でヘヴィなギターの展開になり突然終わる。

③ Under The Eye Of The Sun
前半2曲から一転して明るい歌メロと軽快なリズムが良いアクセントになる。女性ヴォーカルを中心に据えつつギターソロ、アコギのカッティングも気持ちイイ。勿論この曲もハケット印、リズムチェンジあり、一転しての美しい場面転換ありで飽きさせない。

④ Underground Railroad
本作から最初に公開されたのがこの曲だったかな。なんだこのハーモニカや田舎クサいギターから始まる、アメリカ南部的ないかにも田舎の鉄道を想起させるサウンドは・・・、ハケットらしい美しさも華麗さも無い・・・、そう思って事前の期待値が個人的に下がってしまったのだった。しかしアルバム全体の中の1曲として聴くと悪くないね。しかもこれも途中で場面転換があってファンが期待するハケットサウンドになるし。最初に聴いた時からすっかり印象変わったよ。

⑤ Those Golden Wings
本作最大のキモとなる曲かな。10分超えの大作は美しいオーケストレーションとアコギで始まり、ハケットの囁くようなヴォーカルが丁寧に優しいメロディを紡いでいく。そのままオーケストレーション、美しいコーラス、ミディアムテンポのリズムの中で優美なメロディと哀メロが手を変え品を変え交互に登場する。素晴らしいハケット印のプログレ大作。とにかくコレでもかってくらいに、クドいくらいに哀メロ美メロに陶酔できる逸品。これも途中でヘヴィなサウンドへ場面転換を一瞬挟みつつ再びの哀メロギターに哀メロヴォーカル。まだまだ絶賛の言葉を探したいけど、あとは繰り返し聴いて下さいwww。

⑥ Shadow And Flame
オリエンタル風味。ハケット最近こういうの多くなってきたね。ま、そんな感じで。

⑦ Hungry Years
ポップで明るいメロディとアレンジが気持ちイイ。③と同傾向かな。こういう曲ばかりだとそれはそれでハケットサウンドとしてどうなんだ?と思ってしまうけど、アルバム中に2曲くらいあるとむしろ非常に効果的。いつまでも明るいメロディが印象に残る。

⑧ Descent
これを聴いてすぐに初期キングクリムゾンを思い浮かべる人はプログレファン、コージーパウエルを思い浮かべる人はメタラーでしょうwww。感想はそれだけってか?(笑)。それで十分でしょう。私はプログレもHR/HMも好きだから両方思い浮かびましたけどwww。

⑨ Conflict
前曲からこの曲挟んで次のラスト曲は組曲として捉えるのかな。ヘヴィな曲調だけど2分半のインタールード的な感じ。

⑩ Peace
本作ラストを締める、これまた哀メロ美メロが素晴らしい名曲。ピアノの弾き語り風に始まる。美しい合唱コーラス、オーケストレーション、そしてなんといっても涙腺を刺激する美しく優しいメロディのギターソロ、本当に素晴らしい。美しい余韻が聴き手の胸いっぱいに広がるような大団円。もう一回言う。素晴らしい!!

以上、国内盤ボーナストラックの2曲は割愛。充実の新作だね。繰り返しになるけど私の好みで言えば前作ザ・ナイト・サイレンを大きく上回り、ワリとお気に入りだった前々作ウルフライトをも上回り、近作では一番のお気に入りだったBEYOND THE SHROUDED HORIZONにも肉薄する作品となった。あくまでも私の好みだけどね。

財政事情で昨年2018年の来日公演は行けなかったけど、本作を引っ提げての来日がもしあるなら今度は参戦必須だな。昨年来日したばかりだから今年は無いかな・・・。

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