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2019年6月16日 (日)

ASIA THE ROYAL AFFAIR TOUR ライブ音源(Jun 12, 2019 @ Bethlehem, PA USA)

珍しく土曜が泊まり勤務明けオフで日曜が公休という嬉しい週末、昨日の土曜は天気が悪くなければちょっと遊びにというか飲みにというかWetton Mania 4の下準備とか打ち合わせに出掛けようかと思っていた。だけど事前から天気予報は悪いし実際に天気は雨風カミナリで酷かった。おまけに明けで帰宅してからどうもやはり寝不足ゆえか頭痛がするしちょっと横になっても治らずですべて断念。今日も雨こそ降ってないけど天気イマイチで何とも楽しくないせっかくの日曜日である。そこで今更ながら改めて気付いたことがあって、それは何かというと、酒を飲まずに寝ると、とてもぐっすり眠れるという当たり前のことに改めて気付いたwww。単に泊まり勤務で寝不足だからっていうのもあるんだろうけど、これが酒を飲んで寝ると寝付きはいいけど何度も目が覚める。飲まずに寝ると朝までしっかり寝れる。これは酒を控えた方がイイなやっぱり。

さて、ジョンウェットン大先生70回目のお誕生日にボックスセットの概要が発表になって世界が湧いたその日www、ロン・”バンブルフット”・サールをフロントマンに据えたエイジアのツアーが始まった。今回も他バンドとのジョイントツアーで、メインはイエス、前座でエイジア、ジョンロッジ(ムーディーブルース)、カールパーマーバンド(ELPレガシー)という4バンドで「THE ROYAL AFFAIR TOUR」と名付けられた豪華なお祭りツアーである。ブリティッシュロック祭りとでも言えようか。いつもの海外のテーパーさんがこの記念すべき先生の誕生日かつツアー初日のイエスとエイジアの一部の映像をYoutubeにUPして、追ってフル収録の音源も某DLサイトにUPしてくれた。多分またこの音源使って西新宿某店がブートを出すだろうけど、へへへ、音源入手してしっかり聴いたので先だってレビューしてやろうじゃないのwww。

マネすんなよ!www

イエスの方はリレイヤーの錯乱の扉が約18年振りにセット入りして、アンコールではアランホワイトが事前より予告していた通りジョンレノンのイマジンをカヴァー演奏していた。ジョンレノンのプラスティックオノバンドの一員であったことはアランホワイトの生涯の誇りだろうし、ブリティッシュロック祭り的なコンセプトの今回のツアーではアリだと思う。そのイエスの音源はまたあとで聴くとしてまずはエイジアだ。

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(上掲写真はツイッターで拾いましたwww。)

バンブルフットのフロントマンとしての加入は個人的には大いにアリでとても楽しみであることは以前にも拙ブログで記事にした。ギタリストとしてはもう何の問題も無い実力者だし、実はヴォーカルも、広大な声域と声量を持っているらしいことは私自身はサンズオブアポロのライヴで実体験として認識出来たし。見た目とかHR/HM畑でキャリアを積んできたイメージや意外過ぎる人選から、なんで?って聴く前から拒否反応やスルーを決め込んでいる人も少しいるかも知れないけど、もうそれは人それぞれなのでどうでもよい。ただ言えることは、レッドツェッペリンやラッシュのようにオリジナルメンバー編成にこだわってるバンドは別として、他のメジャーなバンドもメンバーチェンジやフロントマンや中心メンバーの交代なんか当ったり前にやってることなので、その観点は前向きに捉えた方が楽しめるとは思うね。受け入れてみて聴いてみてこりゃダメだ、って思うのは仕方ない。正直ビリーシャーウッドがリードヴォーカルのエイジアは私も個人的にはキツかった。でも変化を受け入れてみて聴いてみて、オッ、イケるやん、って思える場合もある。だってさ、そんなこと言い出したらジョンアンダーソンのいない現行イエスはどうなの?リッチーもジョンロードもいないディープパープルはどうなの?更に私の周辺のウェットンファン仲間にもファンの多いユーライアヒープ、ケンヘンズレーもデヴィッドバイロンもいないユーライアヒープはどうなの?ってなるよ?分かるよね?イイものはイイ、最高なものは最高って言うじゃない?まぁそういう事だ。

さてそれでは、疑似ライヴ体験みたいにしてセットリストに沿って全曲レビューだ。

Go
オープニングはアストラから。ゲスト参加のハウ爺は後半登場だから敢えて前半はこのあたりの選曲になるのだろう。このあとの曲にも言えるんだけど、さすがに広大な声域を誇るバンブルフットをフロントマンに迎えただけあってオリジナルキーだぜ。ちょっと音源の録音場所なのか会場でのミキシングの具合なのかバンブルフットのギターの音が小さい気がするけど、ギター弾きながらのリードヴォーカルはしっかりハマってる。私は積極的に期待していたので、その意味では期待通りのカッコ良さ。これでイイ。バンブルフットらしく歌ってくれればイイ。そりゃジョンウェットン大先生とは声質が違うんだから同じものは最初から求めていない。それよりもこのハードな曲にはバンブルフットのギターはピッタリだ。曲後半でのバンブルフットのギターソロもカッコいいんだけど(聴感上のギター音が小さいのが残念・・)、その後を引き継ぐジェフダウンズの鍵盤ソロがまたカッコイイ。あたかも同曲の12インチリミックス版で披露されてる鍵盤ソロのようなスリリングなソロプレイは聴きどころである。バンブルフットのギターにジェフもイイ意味でプレーヤーとして刺激されたかな。

Don't Cry
続いてアルファからトップ10ヒットシングル。イントロの超高音ギターはバンブルフットがフレットレスギターで見事に再現している(会場のミキシング~~、ギター音が小さい~)。この点だけでも素晴らしい。このイントロ部分ってパットスロールもサムコールソンも1オクターブ下だったしね。ましてオリジナルエイジア再編以降のハウ爺がペダルスティールでやるとポワ~~ンって、ズッコケるようなかったるい演奏になってしまってたし。曲全体のアレンジもアルファ収録の原曲に寄せており、新フロントマンを迎えてオリジナル演奏に近付けて練習したのかも知れない。最後の方、今回はベースとコーラスに専念のビリーシャーウッドのベースがブリブリ前面に出て聴こえて、これも会場の単なるミキシングの問題かもしれないけどカッコイイ。ここまでの2曲、最高だ。

Video Killed the Radio Star (BUGGLES Cover)
バンブルフットが個人練習でコレやってるのをSNSで公開していたので、やっぱりやったなぁ~www。ブリティッシュロック祭りだ、せっかくNo.1ヒット曲を持つバグルスのジェフダウンズが居るんだからそりゃやるわな。会場にいるファンには知ってる曲が多いのは楽しいと思う。これもバンブルフットが広大な声域を生かして自分流に見事に歌い上げている。多分「ア~ワ、ア~ワ」も自分の声でやってるようだ。

The Smile Has Left Your Eyes
ピアノとバンブルフットのヴォーカルによるしっとりアレンジなんだけど、演奏前にジェフダウンズが例のモゴモゴ発音でMCやっている。今日はミスタージョンウェットン70歳のお祝いだ、この曲を捧げよう、的な事を言ってるのかな。そんな流れで入るいつわりの微笑み、ジーンとくるね。ここでもしっかり歌い上げてるよバンブルフット。お見事。

Lucky Man (EL&P Cover)
カールパーマーがMCに登場してEL&P曲をここで紹介。自分のバンドの出番でやったらいいのにとも思うけど、あっちはギタートリオのインストバンドかwww。ゲストのアーサーブラウンが面白いメイク顔で歌うよりは、ラッキーマンはバンブルフットがギター&ヴォーカルで歌うほうが似合ってるという判断かなwww。鍵盤ソロは勿論今やリックウェイクマンやパトリックモラーツの代わりもそれらしくこなすジェフダウンズがしっかり決めてる。キースエマーソン風に。大変だねジェフダウンズ。

Bolero (Geoff Downes Keyboard Solo)
いつものアレねwww。

Wildest Dreams
ここからハウ爺登場。後半4曲はバンブルフットはギターは置いてリードヴォーカリストに専念。ハウ爺がエイジアのレパートリーにまともに取り組むのは2012年以来だから7年ぶりか。ユルい演奏にならないか心配。。。バンブルフットのヴォーカルはここでも問題ない。ハウ爺のギターも何とか破綻なく。可もなく不可もなくというかwww。そういやこの曲、今度スタジオでベース弾かなきゃいけないんだなぁ。練習しとかなきゃ。どこまで8分のルート弾きで押し切れるか試してやる(コラッww)。

Sole Survivor
この曲は積極的にハウ爺で聴きたい曲だ。脳髄舐め回すようなワウギターが好きなので。ところが曲途中からリズムやタイム感が怪しい怪しい・・・。キメの部分が「いつものように」ハウ爺とパーマーで会わない感じ。ハウ爺参加のオリジナルエイジアのライヴでのハラハラ感を思い出さずにはいられないぜww。

Only Time Will Tell
久しぶりに聴くオリジナルキーのイントロが爽やかだ。それ言い出したら私達お仲間のスタジオ練習もオリジナルキーでやってるけどね。それからビリーシャーウッドのコーラスが綺麗に決まってる。この人はやっぱりコーラスの人だ。この霞がかった声はイエスでもエイジアでもコーラスとして非常に有用。で、聴きながらこの文章書いていて思わず手元が狂って誤字打ちまくった。演奏の途中でカールパーマーが曲構成を間違えたか見失ったか、演奏が崩壊www。何とか立て直して元に戻った。カールパーマー、今回は自分のバンドの出番で頭一杯なのか?でもそれ以外はバンド演奏もバンブルフットのヴォーカルもビリーのコーラスも本当に素晴らしくて、ちゃんとしたライヴ演奏になったらマジでエイジアの近年最高レベルの演奏になるかも。

Heat of the Moment
最後はもちろんコレで。演奏開始直前にハウ爺?が「ジョン、プリーズ」って言ってる気がするんだけど、先生誕生日を祝って天国の先生に呼びかけてるのかな。そうだとしたら胸にグッとくる。っていうかそうだと思いたい。

以上、イエスの前座で約50分のライヴ、お祭りとしては楽しそう。バンブルフットのヴォーカルも既にイイ感じ。これまだ初日。これから全米ツアーで回数重ねて行けばどこまでよくなるか分からないくらい初日にして安定している。バンブルフット以外のメンバーの方がリハ不足なのか怪しい場面がいくつかあったけど、それも今後解消するだろう。いやしないか?むしろいつものことかwww。

エイジアとしては、あるいはマネージメントとしてはジョンウェットン大先生抜きでもエイジアのライヴを続けていくことを決めているんだろうから、それであればバンブルフット入りのエイジアでの熟成を望みたい。イエスがメインのジョイントツアーでお祭りだから今ツアーはエイジア楽曲の半分はハウ爺がギター弾いているけど、全曲バンブルフットのギターで聴いてみたい。多分だけど引き締まった、かつ、そのヴォーカル含めて新たな領域へバンドを導くことが出来るかも知れない。このお祭りジョイントツアーで来日は無いだろうけど、あったら嬉しいなぁ。いやよく考えたらイエスとエイジアとカールパーマーのELPレガシー、メンバーが被りまくってるから案外コスパよく来日招聘出来なくも無いんじゃないかとwww。イエスの半分はエイジアだし、エイジアの5分の3がイエスで1人はELPレガシーだし。ジョンロッジだけ置いておけば(ムーディーズファンの人ごめんなさいww)。あとアレだ、アーサーブラウンも置いておいて(アーサーブラウンのファンの人ごめんなさいww)。それにしてもコスパの話で言うとアーサーブラウン、カールパーマーELPレガシーで1曲だけゲストヴォーカルして、それで全米ツアーに同行するのはコスパ的にどうなんだろう、別にイイんだけどwww。1曲だけの為に毎日あの面白いメイクするのかってww。

最後に繰り返しの宣伝、Wetton Mania 4は7月14日(日)です。今度の週末の土曜くらいに詳細出します。

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