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2019年9月21日 (土)

【レビュー加筆】U.K.(Jobson, Wetton, Bozzio) "WIMINGTON 2012" NIGHT AFTER NIGHT 2012 - 北米ツアーライヴ音源(May 7, 2012 @ Wilmington, DE, USA)

ヤバいの来たよヤバいのが。何とまさかのトリオU.K.による2012年の再編ツアーから超絶ステレオサウンドボード音源だ!!

西新宿の某店からブートCDが出たんだけど、実際には先月8月の下旬には音源そのものはネットのライヴ音源ダウンロードサイトにUPされていた。数年前までは私もよくそのサイトで様々な音源を入手していたんだけど最近はすっかりご無沙汰していた。たまに、月に1回くらいチェックする程度。だからこんなにも超重要な音源流出を見落としてしまっていた。この音源を用いて西新宿の某店がブートCD化して発売するのを知って、慌ててオーダーした次第。田舎民の私なのでもちろん通販。届くのは後日になる。そんなもん待ってられないので早速いつも利用していたライヴ音源DLサイトで爆速で音源入手。聴きながら緊急速報でレビューを書いたのは先週の本稿で。後日ブートCD、「WILMINGTON 2012」も届いたので改めて部屋の高級オーディオ(自分で言うな貰いもんのクセして!)で聴きながらレビューを加筆する。

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結構早めに、先着50セットを過ぎて80セットくらいまでの受付時ににオーダーしていたんだけど、のんびり後日に銀行振り込みにしたからか、通しNOは「141」www。ちなみに発売から10日ほど過ぎた時点で既に200セットを売り切ったみたい。近年の西新宿のブート界で初動でこの勢いはメガヒットレベルでしょ。ビックリ。まだまだプログレ系も需要があるんだよ。

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パッケージ内側(↑)と、パッケージ裏面(↓)。上手く公式盤のNIGHT AFTER NIGHTと絡めてあってシンプルだけど良いデザイン。

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掲題の通り、エディジョブソン、ジョンウェットン大先生、テリーボジオによる奇跡のトリオUK再編ツアーから2012年5月7日ウイルミントン音源である。これがまさかのステレオサウンドボード音源。音源提供者のインフォによると、マスターからDATに落とした、それこそマスターコピーだ。そのDLサイトには2種UPされていて、多分最初の分はマスターコピーをそのままUPされてんだと思う。私はいま取り急ぎ、そのマスターコピーを、音量やバランスを整えたと思われる音源の方を入手した。多分西新宿の某店からブートCD化されたのもこの調整済の音源を流用しているものと思われる。収録内容はおそらく完全収録。

ブートなのに、まさかの全曲レビュー行ってみようかwww。

Disc 1:

01 Alaska
出だしからステレオサウンドボードの超高音質が味わえる素晴らしい音質。ところがエディのシンセの分厚いパートが終わって、ジョンウェットン大先生とテリーボジオが加わるスリリングなパートになだれ込むと、アレアレ?軽快にアンサンブルの乱れが。トリオで演奏するの久しぶりで感覚が戻ってなかったのかリハ不足だったのか、あ~あ~、みたいなwww。よ~く聴いてみたんだけど、テリーが一拍余分に入れたのかエディが一拍合ってない感じ。先生はテリーのドラムに合わせていて、EJ vs テリー先生みたいな図式ww。お互い譲らないからそのまま進んでどうなるかと心配になる。しばらくして仕方なくEJが譲って合わせてあげた感じかなww。

02 Night After Night
この曲へのメドレーのように入る。あぁそうだったなぁって、2012年の来日公演を懐かしく思い出す。ちなみに2012年の来日公演、私も川崎のクラヴチッタに2回参戦して、生涯最高のライヴを観たと思っている。参考までにその時のブログ記事は以下。

2012年6月15日分
2012年6月16日分

あの来日公演の約1ヶ月ちょっと前に当たるこの音源、EJがシンセの音色の選択なのかプログラムを間違えた場面みたいなのもあって何か動揺したかEJ。EJがこのトリオUKの2012年のライヴを公式で出そうとしない理由の一端が見えた気がするのは私の穿った見方だろうか。EJもしかしてテリーのドラムが気に入らないとかwww。先生ファン観点からは何も問題ない素晴らしい先生のヴォーカルとベースではある。

03 Thirty Years
もはや音質は完璧なオフィシャルレベルなので何も気にならない。普通にオフィシャルのライヴ盤を聴いてる感じ。演奏は落ち着いてきてアンサンブルの乱れとかは感じないしアラは見えない。

04 Rendezvous 6:02
これも実際に観た来日公演を思い出す。EJと先生のデュオじゃなくて、テリーがイントロからシンバルワークを付けて、あぁ~トリオUKなんだぁ~って思いながらライヴを観ていたんだった。2ndのデンジャーマネー収録曲はやっぱりトリオで聴くのが一番だ。

05 Carrying No Cross
トリオの真価が発揮されるのはこの辺りから。もう最高の、完璧なアンサンブルとテリーならではの勢い。それとこれもあの2012年頃を思い出したんだけど、先生の声、2006年のオリジナルエイジア復活辺りでは若干の声太りが気になるときがあったけど、この頃からはどんどん声が出るようになってきたというか、ガナらなくても高い音が出るように復活してきた気がするよね。ライヴ繰り返してたからなぁ、この頃の先生。

06 Keyboard Solo
EJのソロコーナーは案外退屈しないというか、メロディがイイ。テーマオブシークレッツの曲ね(雑な言い方ww)。ホントにメロディも音色選びも美しい。

07 Drum Solo
テリーのドラムソロ。2012年来日公演の時、1回目に観た時は大丈夫だったんだけど、2回目に観た時は眠気に襲われて、テリーには申し訳ないことしたww。

Disc 2:

01 Eddie Jobson MC
EJの喋り。曲じゃないので割愛。

02 Danger Money
トリオUKと言えばまずはコレ。2011年のマルコミンネマン、アレックスマカチェックを従えた4人編成の来日公演でも演奏してくれた時は大感激したけど、トリオでこの曲のレコーディングメンバーで演ってくれたことがもう最高。そう言えば2011年の来日公演も2回参戦したんだった。参考までに以下。

2011年4月15日分
2011年4月16日分

あの2011年の時の、真冬のチケット争奪戦も懐かしい。風が強くてとにかく寒かったなぁ。大塚家具の方まで伸びた長蛇の列に並んで整理券確保したんだったwww。それだけのことでブログ記事書いてたんだから余程気分が盛り上がっていたんだ。

いやいや、話逸れまくり。トリオUKのデンジャーマネーだ。「でぇんじゃーまーにー」のヴォーカル繰り返し、さすがにどんどん音程が高くなって、先生最後は歌ってなかったのはそれで正解だろう。

03 Presto Vivace and Reprise
04 In The Dead of Night

UKと言えばこの曲だけど、2012年の時、この部分は日本のファンは特だったよね。来日公演時はIn The Dead of Night組曲をフル演奏してくれたし。確か来日前の北米ツアーの時は、ツアー初日だけフル演奏して、2日目からはこの音源のような短縮版だった気がする。

05 Caesar's Palace Blues
セットのラスト、ライヴも終盤、もうトリオUKの凄まじさに圧倒される。オリジナル4人編成で既に演奏されていたこの曲の演奏とはとにかく勢いが違うし。テクニカルだけどフュージョン方面に意識が行かず、ロックとして聴けるところがトリオUKならでは。好みは人それぞれではあるけど。

06 Fallen Angel
アンコール1曲目で、キングクリムゾンに入りたかったEJのクリムゾンコンプレックスが出たのか、ここでキングクリムゾンの曲を取り上げる。しっかり先生のヴォーカルとハモって歌ってるEJ。いやいや、それならUK曲でコーラスやってあげればよかったのにww。先生一人で必死で歌ってたからねこの時のUKはwww。

07 The Only Thing She Needs
アンコールラスト、もう凄まじ過ぎて放心状態になった2012年来日公演の時のことを明瞭に思い出す。

以上、2012年の来日公演を追体験するにももってこいのアイテムだった。改めて音質、これはもうマジでオフィシャルレベル。マジでヤバいものが姿を現したって感じ。繰り返して言うけどオフィシャルレベルの超絶ステレオサウンドボードだぜ! もう笑いが止まらない。最高だ。

エディがこの音源流出を知ったらさぞかし怒るだろうけど、そんなもん、あれほどファンがリリースを期待したトリオUKの再編ツアーライヴ盤を出してくんないんだから仕方ないじゃない。我々ファンからしたらブートでもイイから聴きたかったんだし。様々なブート音源を聴いてきた私は、案外サウンドボードより音の良いオーディエンス音源の方が臨場感もあって好きだったりするんだけど、今回のこの音源はそんな私を黙らせるオフィシャルレベルの超絶ステレオサウンドボードだ(また言ってるwww)。

先日に緊急速報的に書いた文章に加筆する形で改めて書いた。もうしばらく個人的にはこれを超えるブートは無いだろう。いやブートに限ってなくて、今年購入した全てのCDの中でも一番聴き倒すCDになってしまいそうだマジで。

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