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2020年1月30日 (木)

ジョン・ウェットン追悼:ウェットン/マンザネラ(WETTON MANZANERA)

我らがジョンウェットン大先生が逝去されて3年か・・・。今年もその1月31日がやってくる。その日に恒例の追悼ブログ書けばいいんだけど、今度の1/31は泊まり勤務にあたってる。翌日は明け帰宅してほとんど寝てると思うので、今日のうちに書いておく。と言っても最近で特にこれといった先生ネタはないし、例のメモリアルボックスも案の定制作が遅れてるし、もし1/31に何か動きがあるとしても、引き続き制作状況の経過報告くらいだろう。多分だけど有名レーベルのバックアップとかなく、自主制作に近い感じでやってるんだろうから金が足りないんじゃないのかなとか、心配になる。クラウドファンドでやればいいんじゃないのかなとも思うんだけど。そしたら資金提供してくれるファンが山ほどいると思うし。私も含めて。

ジョンウェットン大先生のファンの方々にもいろいろな人がいて、リアルタイムでキングクリムゾン時代から先生を追ってる人、U.K.時代から追っていて、79年のU.K.来日公演に行ってる人、私のように80年代エイジアからリアルタイムでファンになった人、それ以降に先生に興味を持って、80年代エイジアも、70年代U.K.やクリムゾンもすべて後追いの人、色々いる。どれがどうとファンを差別化する必要はないし、上下も良し悪しもないんだけれど、やっぱりリアルタイムで体験していることはとても重要だと思うのだ。リアルタイムだと、ラジオ、テレビ、雑誌等、メディア含めて醸成されたその時の空気感まで知ってるから、なんていうのか思い入れが違ってくる。私の場合はいつも言うようにエイジアのアルファからリアルタイムだったから、その時代の空気感を知っていることはとてもラッキーなことだと感じている。これが後追いファンだと、例えばエイジアの最高傑作は、やっぱり1stでしょ、ってなる。後追いだから俯瞰してものを見るから。いや、俯瞰してしか、ものを見れないから。私はその意味で、最高傑作云々よりも、リアルタイムの思い入れと思い出が加算されて、アルファが最高だよ、となる。アストラがリアルタイムだった人は、アストラが最高、となるだろう。そんな私が知らない79年U.K.来日公演に行ってる人とか、いやいやキングクリムゾン時代からリアルタイムで聴いてましたよって人については、やっぱりその時代の空気感を知っておられる分だけ羨ましいなと思う。この点はリアルタイムだったかどうかというその一点で絶対叶わない部分である。

こないだ突然思い立ってジェフダウンズの1stソロ、ザ・ライト・プログラムを聴いてて、あの当時ダウンズにできる最高の音楽を作ったんだなぁって再認識していた。85年末にリリースしたアストラがあまり売れなくて、ゲフィンレコードが宣伝販促からすっかり手を引いたもんだからエイジアはプロモーションツアーも出来なくなってしまい休眠状態となった。82年から83年、世界で一番有名だったエイジアのあの熱い日々の空気感までリアルタイム体験した私である。この寂しい状態の中で86年、ダウンズはハウ爺ハケットのGTRのプロデュースに注力し、先生はなぜかロキシーミュージック時代の友人フィルマンザネラとソロプロジェクトに取り掛かった、っていう短いニュースを音楽雑誌の小さな情報欄で目にして、寂しい思いを抱えつつも何かまた次の展開があることを、その小さな記事から勝手に妄想したのも懐かしい。それで、先日ダウンズのソロを聴いたら次はウェットンマンザネラを聴こうと思って。ちょうど先生追悼の日も近づいてきたことなので。聴いていて面白いことに気づいたのでこのウェットンマンザネラ、ネタとして軽く取り上げる。

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ダウンズのソロとウェットンマンザネラ、どっちが先にリリースされたかハッキリ記憶がないんだけど、たぶん海外では先生マンザネラが先だったかな。ただしレコードのみで。86年後半から国内ワーナーからはCDリリース情報だけがあって。それが延期延期となっていて、87年になってタワーレコード京都店で輸入盤レコードだけ何度も手に取って、いやそのうちCD出るだろうと思ってCD発売を待ち続けた記憶がある。そうこうしてるうちに同じ87年にダウンズの1stソロがCD発売されたから、どっちが先だったかの記憶が曖昧になってるのかも知れない。いずれにしても先生マンザネラ、随分待ってようやく87年夏ごろだったか後半だったか、国内でCD発売されたころには個人的に70年代プログレを後追いで追ってEL&Pや70年代イエスに夢中になり始めてた。そのせいか、サラッと聴いて、劣化版エイジアやん、と思ってあまり夢中になれなかった気がする。素晴らしくゴージャスなハードポップロックだったエイジアのアストラから、どうしても先生のプロジェクトである以上、エイジア的なものを期待してしまってた故、良く言えば過飾を取り払った、悪く言えば貧相な劣化版エイジア、みたいに思ってしまったのであろう。今になって、色々なものを聴いて来て、先生の歴史を俯瞰した上で改めて聴いてみると、このアルバム単体としてはよく出来たポップアルバムだと素直に思えるんだけど。リアルタイム体験していることは、時としてその思い入れの強さ故、その時点では素直に評価できない場合もあるということだ(;^ω^)。

アルバム内容は、大雑把には上に書いたような印象である。当時気になったというか気に入ったのはヴィックエマーソンによると思われるキーボードオーケストレーションであった。後に知ったことだけどABBAのアグネッタフォルツコグのソロアルバムに先生もヴィックエマーソンも参加していたので、その流れで先生マンザネラのアルバムにも参加したのだろう。似たようなシンセオーケストレーションがアグネッタのソロにもあったしね。それよりもアレだ、今回取り上げようと思ったちょっと笑えるネタ、それは本作収録のDo It Againだ。日本語で言えば「もう一丁!」って感じwww。本作をあまり夢中になって聴いてなかったからか、今回初めて気付いたというかモーレツに気になったことがある。それはタイトルのDo It Againを、途中から何度も何度も繰り返して歌ってることだ。途中からはDo It Againしか言っていないww。あまりにしつこく感じたから、何回続けて歌ってるのか、2分50秒くらいから曲の終了まで約2分間、ひたすらDo It Againを何回言い続けてるのか、数えてやったぜ。

発表、Do It Againの繰り返しは・・・。

計、37回!

37回もDo It Again(もう一丁!)って繰り返してるんだよ。ウケたね、ウケたwww。もう歌詞考えるの、面倒臭かったのかなとかww。

アル中になっても、離婚しても、メジャーで売れなくなっても、心臓手術しても、癌になっても、最後まで諦めずに生き抜いた先生らしいではないか。もう一丁!ってね。

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