2017年11月12日 (日)

Wetton Mania 2 at Rock Bar STARLESS (Nov 11, 2017 @ OSAKA)

昨日11月11日(土)、なんでもこの日は「ベースの日」だそうで、そんなの誰が決めたんだ?そもそも何で?などと思いながら、でも拙ブログ主催のジョンウェットンのファンイベントの日が「ベースの日」とは何とも素敵な偶然ではないかと思ったりもする。ちなみに11月11日、つまり1111と、1が4本並ぶから弦4本のベースに引っ掛けてアレしたそうだ・・・。

数日前から天気予報があまりよろしくないなぁと思っていたけど、幸いにも天候に恵まれてようやくWetton Mania 2を開催することが出来た。早速だけどこの日のレポを備忘録代わりにブログ記事にしておきたい。

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この日も例によって泊まり勤務明けで朝に帰宅。大急ぎで顔洗ってヒゲ剃って身支度して、選曲した持ち込みCDを準備して、とりあえず梅田へ向けて出発。徳島から来て下さるM女史が大阪グルメツアーを希望されていたので、いつもの兵庫伊丹のHさん、eさんと共にお迎えして13:30梅田から行動開始となっていたのだ。そんな時に限って私の乗った京都から大阪へ向かう電車が、線路に人が立ち入ったとかで遅延してしまいイライラ・・・、いや眠気の方が勝り、眠くなってくる。線路に立ち入ったアホのおかげで10分ほど遅刻して梅田到着。上記3名と合流して、まずはM女史希望の、私も以前に行った阪急東通り商店街にあるお好み焼き屋さん「美舟」へ。お好み焼きと焼きそばをシェアして食べて、続いて福島区へ移動してメキシカンな居酒屋カフェへ。こちらについてはまた別稿でグルメレポとしてブログ書こうかな(誰も期待してないか?)。普通なら昼呑みするのが最高なんだけど、この日は泊まり勤務明けかつ本番は夜のWetton Mania 2なので、眠気に襲われないようにアルコールは控えた。ウダウダと年齢相応の、身体のここが痛いだの具合悪いだの、初老トークに花を咲かせて夕方、心斎橋へ移動。持込み用のお菓子を買い込んで会場のRock Bar STARLESSへ。

寝不足で朦朧とする中、主催者たる拙から開会宣言、マスターからの飲み放題システム説明、そしてシャンパンで乾杯!

内容は従来より周知のとおり、参加者の皆様がDJと化して、お一人2曲ずつ選曲した楽曲もしくは映像を店内に流しながら、思い入れやウンチクを披露して頂き、みんなで感心し合う、そんな感じ。前回もこだわったんだけれど、この仕組みは誰が上で誰が下、とはならず、みんなが平等にウェットンを語り合えるので参加した方の満足感が高いのではないかと判断したのである。以下に参加して下さった皆様の選曲をセットリストとして掲載する。一応私の書くブログなので自分目線にはなるけど、皆様の選曲とDJコメントからその都度感じたことをちょこちょこ書き加えて行きたい。

埼玉のSさん
Sole Survivor (from ASIA "ASIA IN ASIA" 映像)

昨年もオープニングを飾って頂いた、埼玉からはるばる参加して下さったSさん、エイジアインエイジアがお好きで、いやこれウェットン違うやん、というツッコミは無しでグレッグレイク追悼を兼ねようぜ、と言う選曲。久しぶりに見る若き日のハウ爺、現在のユルいギター演奏に見慣れてしまってるせいか、イングヴェイかと思うくらいエネルギッシュな演奏に感じたのが我ながら笑う。

ナゴヤ***さん
Nevermore (from U.K. "U.K.")
Forever And Ever (from Ian Mcdonald "DRIVERS EYES")

亡くなったミュージシャンが多いもんだから、ここでも追悼兼ねて。ホーさんの大ファンでもあるということで、ホーさんのギターが映えるネヴァーモア。そしてイアンマクドナルドの作品から。久しぶりに聴くと結構荘厳でイイよな。

綱***さん
Go (from ASIA "ASTRA")
Hold Me Now (from JOHN WETTON "LIVE AT THE SUN PLAZA TOKYO 1999")

今回初参加の綱***さん、エイジアGoとの出会いと思い入れに、人それぞれのキッカケがあるんだなぁって改めて思う。2曲目はエイジア再編がポシャった先生ソロバンドの来日公演音源、いいぞマニアック路線。

Shige***さん
Watcher Of The Skies (from STEVE HACKETT "GENESIS REVISITED")
Too Much Monkey Business (from JOHN WETTON & RICHARD PALMER-JAMES "MONKEY BUSINESS")

先生の歌との出会いがハケット&フレンズだったとの事で。ちなみにDJコメントの際、96年EL&P来日公演に行って、その時のパンフにハケット&フレンズの安っぽいチラシが封入されていたと、出ましたレアもの自慢(笑)。

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こういうのがファンイベントらしくて微笑ましい。

 「要らなければ貰いますよ(笑)。」(josho)
 「いや、それはちょっと・・・(笑)」(Shige***さん)

という野心剥き出しのお声掛けをした極悪のワタクシ・・・(笑)。

Ichi***さん
Don't Leave Me Now (from VOW WOW "V")
Space And Time (from JOHN WETTON "VOICE MAIL")

言われなきゃ忘れていた、VOW WOWのウェットンプロデュース曲。懐かしい。2曲目はサバイバーの大ファンでもあるIchi***さんの、先生とジムピートリック繋がりを強調。分かる分かる、頷いてしまった。

ico***さん
Bury Me In Willow (from ASIA "XXX")

あの~、魚が飛んでるジャケのアルバム、なんやったかいな~、って(笑)。トリプルエックスやっちゅうねん。この曲で思わず私がこだわりを口出ししてしまう。かつて拙ブログのエイジアXXX(トリプルエックス)のレビューでも強調した、2分30秒から15秒のシンフォニック展開が最高ーーーッ、って(笑)。もう一回言う。あの15秒でメシ3杯食える。

emm***さん
Never Again (from ASIA オーディエンス録音ライヴ音源)
Battle Lines (from STEVE HACKETT "THE TOKYO TAPES" DVD映像)

どこから拾ってきたか、ネヴァーアゲインのオーディエンス録音?ライヴ音源。エエでぇ~こういう感じ、ファンイベントらしい。バトルラインズはこれまた96年ハケット&フレンズの映像から。この頃の先生がお好きとの事。この翌年にはいきなり太ってたんだよなぁ・・・(笑)。

上***さん
Rendezvous 6:02 (from U.K. "Danger Money")
The Smile Has Left Your Eyes (from ASIA "ALPHA")

なんと80年代にロンドンに住んでおられたという上***さん、ロンドンで沢山のライヴに参戦されたそう。その話に食い付いたんだけど、それはあとで触れよう。78~79年当時のUKライヴに参戦できなかった無念を込めてランデヴー。

ひと***さん
Without You (from ASIA "ASIA")
Here Comes The Feeling (from ASIA "ASIA")

もともとUKから入ったけど、ナイトアフターナイトの裏ジャケの先生の写真を見て、「先生の顔」が好きになったというミーハーっぷりを告白。顔は大事、そりゃそうだ。

Mine***さん
Valkyrie (from ASIA "GRAVITAS")
Gravitas (from ASIA "GRAVITAS")

DJコメント用に長文の原稿を用意して大演説。この下準備が社会人として素晴らしい。ところが次の順番が迫っていた私は、自分が喋ることを頭で整理している最中で、実はDJコメントを思い出せない。Mine***さんゴメンナサイ(笑)。

josho
Take It To The Sun (from MARTIN ORFORD "THE OLD ROAD")
The Last One Home (from QANGO "LIVE IN THE HOOD")

で、最後の私の選曲。マーティンオーフォードの曲は、知らない人が聴いたらエイジアかと思うくらいメロディックでドラマティック。先生の課外活動の歌モノでは最高の楽曲だと強調したかった。QANGOは、スタジオ盤としては陽の目を見なかったこの曲が、実は素晴らしい。エイジア89年のドイツツアーで初演されてからの生い立ちを嬉しがって説明してしまった。ご静聴ありがとうございました(笑)。

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以上、まぁこんな感じで大いに楽しく盛り上がれたのではないかと思う。また、先生ファンの集まるイベントらしく、ちょっとしたお宝を持参して披露して下さった方もいて、特に80年代にロンドンに在住しておられた上***さんの、参戦したライヴのチケット半券コレクションは凄まじい。驚愕したのは86年6月4日~5日のマーキークラブ、ウェットン、パーマー、ロビンジョージ、ドンエイリー、スペシャルゲストとしてフィルマンザネラ、と言う編成のチャリティライヴに何と参戦されていたとの事で、そのチケット半券を思わず写真に撮らせて頂いた。

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いやコレは凄い。コレだけで気分がアゲアゲになってしまった。私もブートCDでは聴いたけど、実際にその場に居た人とこうして出会えるとは、これまたファンイベントならでは。あと、GTRのライヴにも参戦されたとの事で、そのチケット半券も。

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以上、今回も参加して下さった皆様のおかげで、とても内容の濃い楽しい催しとなったのではないかと思います。これもひとえに参加者の皆様の人柄によるものと思います。また、居心地の良い場を提供して下さったRock Bar STARLESSのマスター様にも改めて感謝いたします。また出来るだけ近い将来に、Wetton Mania 3を開催したいと思います。その時まで皆様お元気で。また、私たちの心にいつまでも生き続けるジョンウェットン大先生、JW IS HEREの精神で大いに盛り上げてまいりましょう。本当にありがとうございました。

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2017年11月 7日 (火)

ジョン・ウェットン 「アクスティカⅠ:ライヴ・イン・アメリカ / アクスティカⅡ:リターン・トゥ・アメリカ」(JOHN WETTON "AKUSTIKA LIVE IN AMERIKA / AKUSTIKA II RETURN TO AMERIKA")

世間様では三連休だった先週末、連休最終日の日曜に勤務が当たっていて、ある程度忙しいのは想像して出勤していたけど、まさかのシステム故障で仕事が大パニック。そうでなくても平日より週末の方が忙しいのに、そんな時に限って、年に一度すら起こり得ないようなシステム故障が、それも私の担当時間中に起こり、それはそれは地獄のような勤務と化してしまった。お客様はそりゃ怒るに決まってるし、かといってこちらも自分がミスしたとかヒューマンエラーじゃなくて完全なシステム故障なので手の施しようが無く、ただただお客様から怒られっぱなしで謝る以外に何も出来ないという、これ以上もこれ以下も無い地獄であった・・・。さすがに身も心も疲れ果てて昨朝に明け帰宅。昼酒飲んで、夜に予定のあった所用も当然欠席してフテ寝(苦笑)。夜起きて、LINEで遊んで、なるみ岡村の過ぎるTV観て、それからまた死んだように寝て本日公休。今日は夜にまた所用で出かけるけど、それ以外は何も考えずブログだけ書いてゆっくりしようと思っていたら遠慮容赦なくオカンからのスーパー買い出し指令および晩ご飯の準備指令・・・(笑)。天気が良かったのでパパッと買い物済ませて1時間だけウォーキング。ところが歩いててもエライしんどい。心身の疲れが取れていないようだ。このあと明日から4連勤(泊まり勤務×2)で11/11(土)のWetton Mania 2を迎えてしまう。参加予定の皆様、選曲とDJコメントの準備は進んでますでしょうか。かく言う主催の私は全く準備出来てませんけど(笑)。でもなんとかその日を楽しみに頑張りますよ。

マニア2に向けてジョンウェットン大先生ネタの盛り上げいってみよう。先日ようやく日本盤も発売されたジョンウェットンのアコースティックライヴの名盤、アクスティカ(今回の邦題表記)の拡大盤、オリジナルの95年のアコースティックライヴに加えて、2005年の完全初登場アコースティックライヴを加えて2枚組での嬉しい再発となった。

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オリジナル盤の時も本当によく聴き倒した。こちらはオリジナル盤。

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個人的にも先生のライヴ盤の中でもトップランクに位置付けられる名盤である。なにしろ音質がイイ。オーディオ的な音質の話では無くて、音像が先生のヴォーカルの声でエコー感タップリに満たされていて、しかもこの時期の先生の声って高域の伸びも拡がりも史上最高クラスで、その最高の「声」が中心に据えられた音像のアコースティックライヴだから、先生のヴォイスが好きな人には堪らない。ヘタすりゃ同時期に発売された94年来日公演から編集されたライヴ盤チェイシング・ザ・ドラゴンよりもよく聴いたくらいである。今回もリマスターは先生ソロ関係再発ではお馴染みとなったMike Pietrini。

1曲目のヴォイスオブアメリカ、鍵盤と先生ヴォイスのみのシンプルアレンジだからこそ浮かび上がる素晴らしいメロディが音像いっぱいに拡がるさまは早くも感動で胸が一杯になる。続く2曲目は先生ソロ、ヴォイスメイルから、少なくとも私の周辺では最も人気のあるホールドミーナウとくればもう言葉も無い素晴らしさである。更に続くUKのランデヴー、鍵盤は録音されたテープかなんか使ってるのかな?よく分かんないけど先生自分であの細かいフレーズはピアノ演奏しないと思うけど。更に当時は未発表曲だったクリスティーナ、その後もUK、エイジア、クリムゾン、ソロの名曲が続々とアコギ、鍵盤をバックに歌われていく。締めはこれまた先生のヴォイスメイルのラスト曲にして感動的な名バラード、ユーアーノットジオンリーワン。これがまた素晴らしいのだ。本作を久しぶりにフルで聴き直すことが出来て、改めて名盤であることが思い出された。アコースティックライヴで言えばサブローザも音が良いけど、やっぱり選曲と当時の思い入れ込みでこのアクスティカ(今回の邦題表記)がアコースティックライヴ盤では最高峰だろう。

さて、今回の再発におけるある意味の目玉、ボーナスディスクと言う扱いでは無くアクスティカと並ぶ位置付けでアクスティカⅡと言うタイトルが付けられた2005年のアコースティックライヴである。クレジットによると2005年11月11日とある。

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2005年と言えばアル中を克服しつつある先生がジェフダウンズとの黄金コンビを復活させて春にICONの1stをリリース、同年10月末からICONとしてのライヴ活動をスタートしており、その渦中でのアコースティックライヴとなる。先生のヴォイスとしては全盛期だった上記の95年ライヴと比べてどうかとちょっと心配しながら聴いてみたけど、いやいやどうして、十分に覇気もあるし張りもある先生のヴォイスが楽しめる。ここでもUK、エイジア、クリムゾン、先生ソロから様々な曲が取り上げられているが、95年アクスティカの10年後とあって、その間のソロ曲や、ICONのライヴ活動開始直後という事もあってICONからのミートミーアットミッドナイトも取り上げられている。上記95年アクスティカとはレパートリーの被りが全15曲のうち6曲しか無くて、新鮮な作品として楽しめる。先生の1stソロからのウーマンはピアノで弾き語りをしているらしく、実際ブックレットにピアノを弾く先生の姿の写真もある。ピアノ弾きながらウーマン、イイよなぁ。ちょっと先になるけど某所でウーマンを歌う予定がありまして・・・(笑)。

蛇足になるけど今回の再発のブックレットを見てて、オッ、って思ったところがあった。それは以下写真。

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Photography by Pattie Clapton,と言う表記。コレってもしかしてジョージハリスン、エリッククラプトンの元妻パティボイドの事? 実際パティは写真家としての活動もしてるみたいだけど。先生の逝去の際はクラプトンが先生へ送る曲と思われるギター演奏をネットにUPしていたし、先生の元妻ジルさんとパティが親友だったという話もある。一応ビートルズも聴くしクラプトンは一時期公式盤だけじゃなくてブートも漁りまくったほどクラプトンマニア道に迷い込んだ時期もあったので、やはりパティを通じて先生とクラプトンは繋がりがあったのかなと、改めてとても気になった次第。

まだまだ先生関連アーカイヴの編纂は今後も続くようで、来月も先生ダウンズのデモ集再発があるし更にはジェフダウンズによるとICONのボックスセット化も企画されているとの事。再発でしか先生を楽しめないことはある意味悲しいけど、いつまでも先生の残した楽曲が新たな未発表音源を加えて再発されるのは嬉しくもある。

それでは今週末、11月11日(土)、Wetton Mania 2で楽しみたいと思いますので参加者の皆様よろしくお願いいたします。

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2017年10月18日 (水)

【Wetton Mania 2】 開催のお知らせ (追記:参加者公募終了)

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昨年2016年9月に、闘病中の我らがジョンウェットン大先生の快復への祈りを込めて開催させて頂きました「Wetton Mania」、しかしファンの願い空しく2017年1月31日、我らがジョンウェットン大先生は永眠されました。あれから約10ヶ月。しかし先生の残した楽曲がある限り先生は今も我らの心に居る、いや、ここにいる。そんな思いを込めて再び、大阪・心斎橋のRock Bar Starlessにて、ジョンウェットンを聴き、ジョンウェットンを語りまくるイベントの第2回目、

【Wetton Mania 2】

を以下要領で開催させて頂きます。

日時 :
2017年 11月 11日(土) 18:30~21:30

場所 :
Rock Bar STARLESS(大阪・心斎橋)
お店のホームページ : http://uni-hiron.wixsite.com/tavern
お店のフェイスブック : https://www.facebook.com/r.b.starless/

内容 :
参加者の皆様お一人お一人がセレクトしたジョンウェットン関連曲の音源もしくは映像を1~2曲、店内で流して頂き、自らがDJと化してウェットン曲への思い入れやウンチクを語って頂きます。

① 参加者の皆様におかれましては、店内でCD(DVD)を流して頂くために、セレクトしたウェットン曲のCD(DVD)を持参頂きますようお願いいたします。音源につきましては公式非公式は問いません。

② 曲のCD(DVD)演奏と喋りを含めてお一人様15分程度の時間で収まるようにお願い致します。従いまして長尺曲をセレクトされた場合はお一人様1曲となるかも知れません。

③ 万が一、ご用意いただいた選曲が、他の参加者と被った場合に備えて、第3、第4の選曲のご準備もあればよろしいかと思います。参加者の選曲&喋りが一回りして、時間が余った場合は2周目も可能になるかも知れませんので。

④ もし映像ソフトをご用意の場合は、お店のオーディオ環境の都合により、Blu-Rayは不可、DVDはOK、となりますのでご留意くださいませ。

定員 :
Rock Bar Starless様のキャパに合わせて10名までとさせていただきます。
今現在、6名様の参加が確定しておりますので、残り4名様となります。
参加ご希望の方は私、もしくはRock Bar STARLESSマスター様へご連絡をお願いいたします。早いもん順とさせていただきます。ご参加ご希望表明時点で定員に達していた場合は、失礼ながらお断りさせて頂く場合もございます。

2017/10/22 追記:
参加希望者の定員に達しましたので、参加者公募は終了いたしました。
ありがとうございました。

会費 :
飲み放題(酒類限定)3000円
それ以外のオーダーについてはこの個々でお支払いをお願いいたします。
フードにつきましては出前可能との事です。また、フードの持ち込みもOKとの事です。

お願い :
前回開催時はイベント当日に口頭にてお伝えさせて頂きましたが、本イベントはジョンウェットンを愛するファン同士が明るく楽しく交流するイベントです。お互いに人としての優しさと思いやりに満ちたイベントにしたいというのが私の最大の願いです。最低限のルールとして、こだわりが強すぎる故の偏狭な了見に基づく、他の参加者の選曲への批判や否定意見は控えて頂きますようお願いいたします。

以上、何卒よろしくお願いいたします。

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キング・クリムゾン 「ライヴ・イン・ウィーン2016 + ライヴ・イン・ジャパン2015」(KING CRIMSON "LIVE IN VIENNA")

先週の土日から今度の日曜までの9日間で休みは今日の水曜だけという、4勤1休4勤のタイトな勤務シフトでブログどころでは無かった。合わせて世間は選挙ウィークで私も仕事に所用に大忙し。なんとか今度の日曜までの勤務を乗り切ったら来週以降月末までは緩めのシフトになるので、そん時は遊ぶぞと、それを楽しみに友達と呑みに行くスケジュールだけは練っていたりする。何か楽しみが無いとシンドくてしょうがないし。

雨しか記憶が無いここ数日だけど今朝は久しぶりに晴れていて、でも今朝の京都亀岡の最低気温は11度、こないだ東京が最低気温12度とかいってわざわざニュースになっていたがこちらは余裕の11度ですよ全く。貴重な今日の休日、朝は寝て過ごしたかったが、晴れ間も貴重なのでそれなりの時間に起きてしまった。久しぶりにしっかり1時間半のウォーキングで太陽浴びて薄っすら汗かいて気持ちが良かった。しかし午後には早くもどんより曇ってきて、明日の勤務も雨になりそう。いや、仕事の性質上、雨になると忙しさが緩和される仕事なので実は嬉しかったりもするが・・・。

それで、何日か前に1回だけ聴いていた掲題のキングクリムゾンの最新ライヴ盤、午前のウォーキングのBGMとしてもう一回聴いた。夜にはまた所用で出かけるので、家籠りの午後にこのライヴインウィーン2016、パパッとブログ書いておこう。

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海外ではこの7人クリムゾンのウィーンのライヴ盤の発売は後回しになり、今年2017年の8人クリムゾンによるシカゴでのライヴのオフィシャルブートが先に発売されるとの事。ウチにも数日後に輸入盤で到着予定。もう既にその2017年シカゴのライヴ盤が凄いという評判をいくつか目にしてしまっては、掲題の本作への興味が薄れてしまいそうになる。なので大急ぎで開封して聴いてみたわけだが、いやいやなんのなんの、このライヴインウィーンも強烈この上ない素晴らしさ。一聴しただけで私の脳内はノックアウト状態よホントに。2015年来日時の高松公演音源を中心にした「ラディカル・アクション~ライヴ・イン・ジャパン+モア」も素晴らしかったけど、オーディエンスノイズを排除して曲順も編集してスタジオ盤としても聴けるように仕上げた「ラディカル・アクション~ライヴ・イン・ジャパン+モア」とは違ってこちらはホントのライヴ盤でもあり、ますます迫力満点。ミキシング具合にもよるんだろうけど演奏も凄まじい。選曲もサーカスが入ったりヒーローズが入ったりと、少しの変化もあって十分に楽しめる。サーカスのライヴ演奏、結構好きなんだよ。ずっと前に72年頃のライヴでサーカスを演奏してるオーディエンス録音のブートを聴いて、あのメロトロンの邪悪そ~な響きが強烈に印象に残っていた。まさかそれを再び演奏するとは思わなかったし。

ちなみに海外では後回しにされて日本盤が先行発売されたこのライヴ盤には、日本盤用に2015年来日公演の抜粋が、これまたしっかりとCD1枚分ボーナスとして付いている。

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最初に日本公演の主催者アナウンス注意事項が延々しっかりと収録されていて、ブート好きの日本人のマーケットを意識しているようで笑える。その後の尊師ロバートフリップのアナウンスも収録されてるし(笑)。しかしあれほど素晴らしいと思えた2015年来日公演のライヴ音源が、2016年ウィーンのライヴ盤を聴いた後に聴くと色褪せて感じるのが恐ろしい。結果的にこの「ライヴインジャパン2015」と名付けられたボーナスディスクで一番の聴きどころは主催者アナウンスだと感じてしまう私はある意味失礼極まりないぞ(笑)。

ともあれ、2015年の来日公演を目の当たりにした衝撃の記憶をさらに上塗りされてしまいそうなこの2016年ウィーンのライヴ盤、未だに凄みを増して行くクリムゾンにはもはや畏怖すら感じる。2017年シカゴのライヴ盤は一体どんなことになっているのか、そして更に来年2018年にブッキングされているという現行クリムゾンの来日公演はどこまで登り詰めてしまってるのか想像もつかない。来週か再来週くらいに、ライヴインシカゴが到着したらまたブログ書くのでお楽しみに。

でも・・・、実はこれを言っちゃぁお終いよ的な結論を用意してるんだけど・・・、それはシカゴを聴いてからにしよう(←思わせぶり、笑)。

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2017年7月21日 (金)

ウェットン/ダウンズ アイコン 「アーバン・サールム~ライヴ」(WETTON DOWNES ICON "URBAN PSALM LIVE")

過去カタログが決定盤として再リリースが予定されているというジョンウェットン大先生とジェフダウンズのプロジェクト、ICON(アイコン)のシリーズ第一弾として、2009年2月21日にロンドンの教会で収録されたライヴ映像が、DVDプラス初CD化のライヴ2CDのパッケージで再リリースされた。

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国内盤で注文していたら、ウチへ届くのが随分遅れて数日前にやっと到着した。東京のDUとか目白のアソコには早々に国内盤も店頭に並んでいたみたいだけど、それ以外のショップは後回しになっていたのかな? よく分かんないけど無事に入手出来てホッ。

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2009年リリース時は映像DVDのみ、しかもWeb限定リリースという事で私も速攻で注文して、先生ダウンズのサイン入りDVDをゲットしていた。

今にして思えばウェットン、ダウンズの黄金コンビが正式復活した2005年のICON第一弾リリースから2006年のオリジナルエイジア再結成以降の10年以上の期間は、アル中を克服しつつ、まるで残りの人生を生き急ぐようなウェットン大先生の活発な活動ぶりが、我々ファンにとっては至福の時でもあったように思う。ICONとオリジナルエイジアで交互にスタジオ盤リリースと活発なライヴ活動、加えてU.K.復活のライヴ活動に先生ソロアルバムのリリースと、ファンにとっては息つく暇もないリアルタイムな話題の連続であった。

この2009年は、前年2008年のオリジナルエイジアによるまさかのスタジオ新録盤フェニックスの発表とツアーが一段落して、今度はアイコンで来日ライヴに新作ICON3発表にとまさに先生の活動を満喫出来た時期で、私も仕事の激忙にもかかわらずどうにかして先生の活動を追っていたものだ。2009年2月のICON来日公演に急遽参戦して、サイン会でサインを貰ったのも良い思い出。直ぐに来日全公演のオフィシャルブートCDが発売されて、更にICON3発売と、ICON尽くしの2009年前半であった。

本作はそんな2009年来日公演直後のライヴを収録したとあって、来日公演時のセットリストに酷似していて丁度いい総決算作品としても味わえる。DVDはオリジナル発売時と同じ内容だけど、今回のポイントはオリジナル発売時にカットされていたICON3の曲とエイジアのマイオウンタイムが2CD盤に追加収録されている点である。なので早速初CD化となるライヴCDから聴いてみた。そしたらアラ驚き、追加収録曲の事よりも、音質と言うか音像が、私のバカ耳でも分かるくらいに映像版とは異なっていて、とてもクリアで先生のヴォーカルがイイ感じに響き渡っていて気持ちよく聴けるのである。パッケージに記載のクレジットをよく見るとワリとよく見かけるマスタリングエンジニアのMike Pietriniによるリマスタリングとある。今回のCD化に際して改めてリマスタリングを施したようで、それがとても効果があったように感じる。そんな新たな音質で聴けるCD版はICONのみならず、エイジア、バグルス、クリムゾン、先生ソロとバラエティに富んだセットリストを余すことなく収録していて、先生ファンとしては非常に楽しめる内容になっている。

ICONのライヴ盤と言うと下記写真の、ICONの1st発売後のライヴを収録したNEVER IN A MILLION YEARSと言うのもあったけど、正直あまり聴かなかった。

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音質が個人的に気に入らなくて、なんかカピカピの干上がったような音像で、例えはおかしいけどブートの世界で言えば痩せたサウンドボードって感じ? それが不満だった。なので今回の作品は音質内容共に満足度の高い、まさに決定盤と言うに相応しい商品に仕上がっている。

このような、先生が存在した証のような作品群を、クォリティUPして愛情ある再発をしてくれるなら、私としてはホイホイ購入させて頂くのみである。

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2017年6月21日 (水)

【Short Review 31】キング・クリムゾン 「ヒーローズ~トリビュート・トゥ・デヴィッド・ボウイ」(KING CRIMSON "HEROES")

いやぁ~、参った、一昨日書いて用意していたブログ記事、UPする前に誤操作で消してしまった。たかが趣味のブログとは言え、消してしまったことに気付いた時のショックはまぁまぁデカい。しばらくブログ書くのやめたろかと思ったくらいやもん。もっとも、そんな大した記事書いてたわけじゃないんだけど。ちょっとまたブログ更新に間が空いてしまったからショートレビューで埋めようとしたという、そんだけの話である。なに書いてたか思い出しながら今一度書く。キングクリムゾンのヒーローズEPです。

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正直、尊師ロバートフリップの出し惜しみ無しのリリース攻勢にはもうすっかり付いていけてない私なので、このミニCDはスルーするつもりだった。デヴィッドボウイの名曲ヒーローズをカヴァーしてライヴ演奏した作品で、そもそもデヴィッドボウイをあまり聴いてなかった私にはさほど食指が動くほどのものでも無かったので。ところが私の周囲のSNSのタイムラインとかでエラく評判が良くて、そうなるとついつい気になってタワレコオンラインのポイント駆使して買っとくかっていう、そんな感じで購入した。

オリジナルでは尊師がギターで参加していた曲だそうだが、聴いてみて、あぁなるほどと。クリムゾンの曲では有り得ないようなキャッチーさがあって、それを手練のミュージシャン7人の大所帯で丁寧に演奏してるんだから、悪いワケがない。いや、現行クリムゾン7人だから、とかでは無くて、曲そのものが良いんだろう。やたら耳に残る歌メロに音の存在感、大衆受けする名曲とはかくありき、と言うような佳曲である。こんなこと言ったら純粋なデヴィッドボウイの芸術性に惚れてるファンの方々には申し訳ない言い方になるけど、難しいことを考えずに気楽に聴ける良さがある。一応知ったかぶりしようと、オリジナルのデヴィッドボウイのヒーローズも今回聴いた。Youtubeで(笑)。合わせてキングクリムゾン2000年のライヴ時の、エイドリアンブリューが歌うヴァージョンも聴いた。Youtubeで(笑)。Youtube便利やなぁ(笑)。それで今回の現行7人クリムゾンでの2016年ツアーでジャッコが歌うヒーローズ、名曲をぶち壊さない程度にオリジナルのデヴィッドボウイに似せた感じの歌い方で違和感も全くない。グレッグレイクの曲を歌い、ジョンウェットンの曲を歌い、そして今回デヴィッドボウイの曲も歌う、大変だろうが大健闘。褒められてしかるべきだね。

本作品はデヴィッドボウイトリビュートという事であるが、2曲目以降はクリムゾン2016年ツアーからの抜粋で、スターレスやイージーマネーも収録されているのが嬉しい。でも残念ながらスターレスはインストセクションに入る前で編集して切ってある。追って出るであろう2016年ツアーからのライブアルバムを待て、と言うところか。でもアレだな、デヴィッドボウイトリビュートを出すくらいなら、スターレス、イージーマネー、レッド、フォーリンエンジェルなんかで、我らがジョンウェットン大先生トリビュートCDをクリムゾンとして出してもいいんじゃないの?って思ってしまうのはジョンウェットン系クリムゾンファンの、ついでのような願いである。

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2017年5月 9日 (火)

EDDIE JOBSON & MARC BONILLA (tribute to John Wetton and Keith Emerson) FALLEN ANGELS TOUR 2017 ライヴ音源(Apr 26, 2017 @ Boerderij, Zoetermeer NETHERLANDS)

GWの激務をタイトな勤務シフトで乗り切って、しばらく緩めの勤務シフトになる。コレでこのあと夏のお盆までは穏やかな仕事の日々となるので少し爽やかな気分。GWが終わって超ブルーな気分で仕事に戻った方々には重たい今週だろうけどもね。しかしながら私はこれから地域のいろいろ所用が忙しくなって、コレは何とか充実の日々へと転換できるように頑張らねばと心新たにしているところである。

ブログは気が向いた時に書けるだけ書いておこうという事で、特にネタの選別ポリシーも無く、たまたま気が向いた時に有ったネタを書くので、今はそれじゃないだろ、って思う方もいるかも知れないが、私の備忘のようなものなのでそこはご勘弁を。

そこで今回は、GW激務が終わって昨日朝に泊まり明けで帰宅して、いつも利用しているライヴ音源サイトをチェックしたらようやくUPされていたのが、掲題のエディジョブソン&マークボニーラによるジョンウェットン大先生&キースエマーソンのトリビュートツアー音源である。英国2Daysのあとを受けてツアー3公演目にあたる4/26のオランダ公演。早速DL入手して軽く聴いてみた。アコースティックライヴなので正直それほど期待してなかったんだけども、聴いてみるとこれがすっかり聴き入ってしまった。

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言うまでもないけど編成は以下。

Eddie Jobson: keyboards, violin
Marc Bonilla: acoustic guitar, vocals

セットリストは以下(音源UPした方のインフォに従って記載)。

(Eddie Jobson talks)
Trilogy
Starless
Rendezvous 6:02
In The Dead Of Night
By The Light Of Day
Nostalgia
Violin Solo
Piano Medley (incl. The Barbarian / Take A Pebble / Metamorphosis / Jeremy Bender)
Bitches Crystal
Fallen Angel
(Marc Bonilla talks)
A Place To Hide
From The Beginning
Carrying No Cross
Lucky Man

そりゃ、フルバンドでの演奏の方がイイに決まってるんだけども、こうしてアコースティックデュオの編成でやると、むしろ曲そのものの良さがかえって際立ってくるのが分かる。名曲とはそういうもんなんだと思う。思わず聴き入ってしまうのはそうやって、曲そのものの良さを感じるからだろう。また、オーディエンス録音とは言え、アコースティックデュオで音数が少ない分、非常に綺麗に録音されているのも聴きやすさを助長していてポイントが高い。マークボニーラはソロアーティストとしても実力者だけど、キースエマーソンの相棒としてEL&Pの曲を演奏して歌ったりもしていたし、今回もEL&Pのみならず、クリムゾンのスターレスやフォーリンエンジェル、UKのインザデッドオブナイトやランデヴーといった曲をジョンウェットン先生に代わって歌っていて、そこにあまり違和感を感じない。まるで昔から自分の曲であったかのような堂々たる歌いっぷりで、ヴォーカリストとしての実力も垣間見えてくる。ビリーシャーウッドがエイジアの曲の先生の代わりに歌う違和感に比べれば、とってもフィットしている。もちろんエディジョブソンもUK曲以外の、クリムゾンやEL&Pをまるで自分の曲であるかのように澱みなく演奏していて、借り物感が無いのはさすがである。特にクリムゾン曲は、自らの音楽史に一瞬クリムゾンに関わっていたことをこれ見よがしに記載するだけのことはある(笑)。そしてしっかりノスタルジアのような自分のソロ曲も演奏して、ピアノメドレーでは、先生もエマーソンも何の関係も無いはずの(笑)、カーヴドエアのメタモルフォシスまで入れ込んでいるあたり、誰よりもこのツアーをやりたかったのはご自分自身だったのではないかと勘繰ってしまうくらい(笑)。っていうか、それにしても改めてカーヴドエアのメタモルフォシスのピアノフレーズは気品があって本当に素晴らしい。

エディジョブソンには、もうこれで演奏活動は終わりとか、そう堅いこと言わず、どんどんステージ活動も続けて欲しいもんだ。今回のトリビュートツアーも、いずれ日本公演を企画する呼び屋が現れて欲しいし、収支さえ計算が立てば日本にも来てくれるものと勝手に確信している。

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2017年4月 5日 (水)

THE DIG Special Edition キング・クリムゾン ライヴ・イヤーズ 1969 - 1984

今年はここ数年に比べて桜の開花が遅いのかな? 京都でも未だに満開という感じでは無さそうで、ましてやウチの亀岡はまだつぼみのまま、みたいな桜の木も目につく。それでもこのあと週末は天気が悪そうだからと、今日はオカンが妹と花見に行くと言うので、本日明けオフの私は朝クルマで駅まで送って行った。私は勿論行かない。春に外出などもってのほか。花粉症が酷い私にとって春は最凶の季節なのである。なんでわざわざ花粉を浴びまくるために外出しなきゃいけないのか、桜の花を愛でるどころではない。そんな面倒臭いオッサンなのでオカンを駅まで送迎する運転手としてのみ機能する(苦笑)。マジで杉の木全部伐採してくれよって(笑)。

ARWのVIPパッケージのチケットが届いた。ARWのVIPに散財するので全力の金策の為に余計な出費は押さえたいってのもあるから花見とかで外出しなくて丁度良い。そんな全力の節約中ではあるが久しぶりにプログレ関連の特集本を買ってしまった。それが掲題の書籍である。

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ここ何年もプログレ関連の特集本やガイド本は、例えば特定のバンドやミュージシャンの自伝本以外は全く買わなくなっていた。なぜなら、我ながらおこがましい言い方ではあるが、今更プログレのガイド本とか読まなくても、「もう知ってるし・・・」っていう気持ちがあって。ところが今回購入した書籍は、深くてマニアック! 以前のブートレッグがメインの雑誌、beatlegかと見まがうほどの見事なマニアックさ。DGMから山ほどリリースされたコレクターズクラブやDGM Live! の音源を全部レビューするという、とんでもないガイド本。尊師ロバートフリップによるライヴ音源のCDリリースやダウンロード販売にはとっくの昔に付いていけなくなってしまった私であるが、そんな私の暗い過去を照らすかのようなこのガイド本はまさに聖典と言えるほどの書籍である。とにかく読み応えがパンパない。私のようにプログレのガイド本に飽き飽きしている人でもこの本は必須だと思いますよ。

また、本書には現行クリムゾンメンバーのジャッコジャクスジク、DGMのデヴィッドシングルトン、アレックスマンディのインタビューが掲載されている。このインタビューにおいて、ジョンウェットン大先生ファンとしては捨て置けない記述がある。ジャッコとデヴィッドシングルトンは共に現行クリムゾンが始まったキッカケについて答えているのだが、両名ともにそのきっかけとして、2013年の幻のウェットン入りクリムゾンバンド構想に触れている。この件は以前にユーロロックプレスのメルコリンズインタビューでも触れられていた。改めてメルコリンズの証言内容が本書でも裏付けられたことになる。しかもジャッコのインタビューではさらに突っ込んだ内容で、

「(ギャヴィンハリスン、メルコリンズ、ジョンウェットン、ジャッコで)何度かミーティングを行った」

レコーディングすら始めていた。」(!!!)

という重大証言が。あるなら出してくれっ!!って思わず本に向かって呟いてしまったじゃないか(笑)。いやホント真面目な話、尊師ロバートフリップ、ちょっとQEDGマネージメントに連絡取ってもらってそのレコーディングセッションをオフィシャルブートでもイイから出せるように調整してくれないかな。DGMから陽の目を見たクリムゾンの119公演分のライヴ作品の全レビューと言うだけでも本書の価値は絶大だけど、先生ファン的には上記ジャッコの証言が記載されているというだけで買い!買い!買い!であった。

あと他にもDGMの音源リサーチを担当しているらしいアレックスマンディのインタビューでは、2019年の宮殿50周年とか、ボズバレル、イアンウォーレス在籍期のライヴ音源をアーカイヴボックスとして2017年に出したい、とか嬉しくもあり懐具合の心配もしなければならないというお知らせが述べられていて、もうタマらん面白さ。特に劣悪音質のヤケクソライヴ盤アースバウンドが大好きな私としては、この時期のライヴボックスが出るのは実は待望していたので、ワクワクするインタビューであった。

というわけで、本書はクリムゾンのライヴの歴史をマニアックに網羅した、他にはない素晴らしいガイド本であると同時に、金欠で80年代ボックス「オン(アンド・オフ)ザ・ロード 1981-84」の購入を目をつぶって見送っていた私には、何とも刺激の強すぎる罪作りな書籍でもあった(笑)。

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2017年2月19日 (日)

スティック・メン with メル・コリンズ 2017年来日公演 初日 2nd Stage(大阪) STICK MEN with MEL COLLINS(Feb 18, 2017 @ Billboard Live OSAKA)

最初に正直に言ってしまおう。私はスティックメンのCDを一枚も持っていない。これまでの来日公演も行ったことない。前回のスティックメンwithデヴィッドクロスですら行ってないのに、なんで今回は行こうと思ったのかは、やはり2015年12月のキングクリムゾン来日公演の衝撃が絶大だったのが理由になる。その余韻がライヴ盤発売等で引き続いている中で、スティックメンのみならずゲストとしてメルコリンズも同行するという日本公演ならではのスペシャル感に、すっかり脳をやられてしまって衝動的にチケットを注文してしまったのである。現行クリムゾンのメンバーのうち3人が小さなハコのライヴハウスで観れるんだからこんなプレミア感は無い。それからビルボードライヴでの公演となると、メルコリンズのサインを頂くチャンスがあるというのも大きい。たかがそんなミーハー的な参戦理由なので、スティックメンの音楽が好きで好きでしょうがない人からすれば、拙文を読んで、なんだコイツは?って思うだろうが、何度も何度も言うように、私は金とって文章を書いている音楽の売文屋ではないので、自分の楽しみが満たされればそれでいいし、自分が楽しく備忘的にブログ書いて自己満足してればそれでいいので、面倒臭いことは言わないでね、コテコテのプログレ村の住人の皆様(笑)。

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それではいつものように完全なる自分目線の当日レポ参りまぁ~すwww。

2017年2月18日(土)、仕事は以前より有休を頂いていたので朝はゆっくりと起床。この日も朝からLINEのウェットン仲間グループでワイワイ雑談始まる。サインを貰うための持参物をどれにするかギリギリまで決められず、結局クリムゾンのアースバウンドやらスラックやら、ブルーフォード・レビン・アッパー何とかやらキャメルのブレスレスやら、さらにリキッドテンションエクスペリメントも持って行こうかとか、いろんなものをカバンに放り込んでおく。場合によってはライヴ前にいつものお仲間の皆様とお茶会か昼呑み会も、って思ったけどそれぞれの細かいスケジュールが合わずにそれは断念。それならと、折角田舎の京都亀岡から大阪梅田の大都会に行くんだから最近恒例の、ライヴ前にグルメを楽しんでブログのネタにしようと切り替える。その前にちょっと所用で午前から出かける用事があったので、それを無事済ませて、スッキリ機嫌よく梅田へ向かう。梅田でのグルメレポはこちら。焼きそば食べ終わって、それでもまっだまだ時間がタップリあるので例によってディスクユニオン大阪店を冷かしに行く。アースバウンドのLPがあればサインを貰う用に買おうかと思ったけど無かった。ってかこの日の大阪店は、プログレ関連の中古LPはエライ少なかったな。中古CDを漁って、スティーヴウインウッドのクロニクルズ国内初版盤、ゴミみたいな値段で売ってたので回収。これでしか聴けない「青空のヴァレリー'87ニューミックスバージョン」が欲しかったので。

このあと駅前第3ビルの地下街に向かう。ここも昼間っから呑める店が沢山あって、生ビール中ジョッキが300円を切っていたり、チューハイやハイボールも280円とか、そういう看板を見ると思わず昼呑みしたくなったが、そこは堪えて安っぽいカフェで休憩。その後タワーレコード大阪丸ビル店で徳島のK社長とM女史と合流。ちなみにタワレコ大阪丸ビル店、先生追悼コーナーがあった。

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さらにここで、事前にNハローさんから情報頂いていた、タワーレコードのtake freeの雑誌をゲット。

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この冊子の中に、モルゴーアカルテットの人と、スターレス高嶋氏の対談が載っていて・・・、

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その対談の最後に、お二人の棺桶CD5枚セレクションが載ってるんだけども、高嶋氏の棺桶CD5枚に思わず吹き出すwww。

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いやいや、さすがの振り切り方だなと。

さてさて、イイ時間になったのでビルボードライヴ大阪へ。1stステージ終わりで出てきた心斎橋のロックバー・スターレスのマスター様とご挨拶及び雑談。仕事に命を懸けているマスターは2ndステージには目もくれずお店の開店に向かわれた。2ndだったらサイン会があるかも知れないのに・・・とかそういう雑念なく一点の曇りもない仕事への情熱、ホイホイ有休を入れた拙とはエライ違い。スターレスのマスターの潔さは全人類が見習うべきである。ちなみにその日のマスターのFBは読んではイケない・・・・・・。

そしてNハローさんとも合流し会場入り。みんなバラバラに予約入店したのに、店員さんにわがまま言って4人で同じテーブルにしてもらったwww。ホントお仲間の皆さん押しが強いから(笑)。1stも2ndも通しで参戦するe***さんともご挨拶しつつ、物販で初めてスティックメンのCDを購入。サイン会向けにねwww。昨秋発売されていたスティックメン新譜のプログ・ノワール、来日公演に合わせて国内盤がこの日会場で先行発売となっていたのだ。もうあるものと勝手に思ってしまっているサイン会。1stステージではやはりサイン会は無かったようだけど、2ndの物販コーナーで無事に「本日サイン会あります」みたいな周知がされた。開演までの待ち時間、お仲間4人で雑談。どれに誰のサインを貰うか、とかそういうアレで。音楽的な話にならないところがイタい我々である。クリムゾンのCDにトニーレビン、パットマステロット、メルコリンズのサインを貰うと、マーカスロイターが可哀想じゃねぇか、とか要らぬ心配をしつつ場内暗転。

19時ちょうど、いよいよ開演。最初にパットマステロットが巨体を揺すってノッシノッシと登場。真近で見るとやはりデカい。そしてドラムスツールに座って・・・、と思ったらアレレ、タッチギターを抱えてステージ向かって左に立ったぞ。あれ? マーカスロイターか? 体型、髪型、ヒゲの長さ、メガネ、全てがパットマステロット化してるんだけど(笑)。そのマーカスロイターのタッチギターで、ウニョ~~~ン~っていう、サウンドスケイプっての? それで開演。続いてメルコリンズ、それから本物のパットマステロット、トニーレビンが登場。先に書いてしまうとセットリストは以下。

Soundscape
Schattenhaft
Satori In Tangier
Plutonium
Mantra
Prog Noir
Improvisation
Sailor's Tale
Level Five
Open

スティックメンとしての新譜プログ・ノワールの新曲中心に、80'sクリムゾンのサトリインタンジール、メルコリンズ在籍期のセイラーズテイル、2000年代ヌォーヴォメタル期のレヴェルファイヴを交えての、シリアスな、暗くてヘヴィなプログレライヴ。サトリ・・・はせっかくのクリムゾン曲だけど、ビート収録曲で私があまりビートを聴いてなかったもんだから周囲の盛り上がりにノルことが出来ず・・・。その後のスティックメン新作からの3曲は、ここで初めてCD買ったくらいだから、テクニックがスゲーなとか、そういう感じで観るんだけども、更に続くインプロヴィゼーションで、緊張して観過ぎたのか、油断すると昏睡寸前・・・。ふと斜め前のK社長を見ると安らかな眠りに・・・・。それを見て笑いそうになって目が醒める。いやいや、でもこれがマジで今のプログレなんだな。自分の感覚が追い付いてないだけだと思う。それからクリムゾンクラシックスのセイラーズテイル。ようやく知ってる曲やと、軽くノル。今回はメルコリンズ入りだからサービス曲なんだなきっと。そして名曲レヴェルファイヴで終了。最後はしっかりクリムゾン曲で楽しませてくれた。それを目の前で観ることが出来たのも有難い。で、終わったと見せかけてもう一曲、Openっていう、これまた難しい曲で終演。

エンターテイメント性よりも、プログレスする音楽を提示するところがこのバンドの目的なのだろう。しかもそれをチャップマンスティックやタッチギターで、出来る振り幅を拡げようと試行錯誤してる途中なのかも知れない。何かが新たに生み出される、その過程を観させて貰った気がして、そういう意味では貴重である。

さて、2ndステージ終演後はサイン会。急いでもしょうがないのでわざわざゆっくりテーブルで雑談。K社長はステージに置きっぱなしになっていたセットリスト用紙をゲットされたので写真を撮らせて頂く。

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ちなみに1stステージのセットリストはe***さんから写真提供頂いた。

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1stでは、セイラーズテイルの代わりに戦慄2をやったようだ。

某マイミクiちゃんとも合流してそろそろ行きますかと、サイン会の列の最後の方に並ぶ。サインは一人一点ずつという事で、私は最終的には、あまり奇をてらわず、スティックメンの3人(トニーレビン、マーカスロイター、パットマステロット)には素直にスティックメンの新譜プログ・ノワールにサインを頂く。

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そしてメルコリンズなんだけど、最初フツーに黒のサインペンを手にしていたので、アースバウンドのジャケに黒でサインされたら目も当てられないから、いつもの得意の英会話(笑)で、

「シルバー、シルバー、プリーズ。」

と、サインペンの色を指定。そしてこのようにとても綺麗に、バランスも良い見栄えになる感じでサインを頂いた。

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お仲間の皆様は、それぞれ思い思いに、キャメルのブレスレスとか、クリムゾンの最新ライヴ盤とか、ピーターゲイブリエルのCDジャケにサインを頂いておられた。メンバーは皆ご機嫌で、サイン書きながら一人一人握手もしてくれた。

以上、無事にサインも貰えて満足して帰途につこうかと思ったところで、某マイミクiちゃんが、サイン会後にそのまま会場で雑談するパットマステロットに目を付けて、写真撮って貰お、写真! って我々を呼び止めてくれた。ワァーっとハイエナのようにパットマステロットのもとにタカリまくって、一人ずつ、順番で行こ、順番で!、とか言いながら超高速で勝手にツーショット撮影会開始。私もパットマステロットとツーショット頂きました。

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もうこれで大満足、ほな帰ろか、と思ったところで再び某マイミクiちゃん、あっちにマーカスいるで、写真撮ってもらお! って、再びワァーっとハイエナの如くマーカスロイターに群がり、超高速で順番に勝手にツーショット撮影会。マーカスともツーショット頂きました。

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どっちがパットマステロットで、どっちがマーカスロイターか、忘れないようにしないと(笑)。ちなみに私はトニーレビンではありませんよっ(自虐www)。

ともあれ、引っ込み思案な私と違って、ダメ元でもグイグイ行動するお仲間の皆様のおかげで、写真まで撮れて超満足な一日となった。やっぱりお仲間の存在ってありがたいなぁと改めて実感。

なお、今回のスティックメンwithメルコリンズの来日公演は、2/21のビルボードライヴ東京がライヴCDとして発売されるようです。

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最後に、スティックメンの新譜、このままCDラックの肥やしにしないで真面目に聴かないとイケないぞコラ(笑)。

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2017年1月31日 (火)

ジョン・ウェットン追悼:エイジア1990年来日公演の思い出 (R.I.P. JOHN WETTON : Sep 28, 1990 @ Nakano Sun Plaza TOKYO)

私の信奉する哲学の用語に、「変毒為薬」という言葉がある。そのまま日本語読みするならば、毒を変じて薬と為す、という事であるが、要するに世間で言うところの、災い転じて福となす、という事とほぼ同義と言える。僭越ながら私自身も、この言葉の如く、どんなに人生で辛くても苦しくても、前を向いてすべてを前向きに捉えて、生き抜いていこう、そう思いながら生きているのである。

我らがジョンウェットン大先生が病との闘いの中で、激ヤセしてるぞ、大丈夫か? みたいな声が多くあった。しかし私は上記の言葉「変毒為薬」の如く、先生がこの病との闘いの中で、病を乗り越え、以前のスリムな体型を取り戻し、1990年エイジア来日公演の如く、黒のスリムな革パンをピシッと履きこなし、ステージを駆け回り、マイクスタンドの前にベースギターを抱えて立つ姿は容姿端麗で、素晴らしく伸びのある美声を再び聴かせてくれることになるであろう、そんな風にチョー前向きに想像していた・・・。

私が初めてジョンウェットン大先生をナマで観たのは、まさしく1990年のエイジア来日公演であった。当時のチケット半券とパンフは今でも大事にとってある。

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就職して、京都亀岡の田舎から東京に出たのが1990年、そのタイミングでジョンウェットンのエイジアの復活、来日公演が発表され、東京での記念すべき初めてのライヴ参戦が「ジョンウェットンのいる」エイジアであったのだ。先生のいるエイジアとしては初来日である。そりゃそうだ、83年のエイジアインエイジアは先生はいなかったんだから。ジョンウェットンのエイジアを観れる、それはもう当時の感覚で言えば飛び上がらんばかりの心躍る出来事であり楽しみであった。

いつも言うけど83年、高校2年生だった夏頃、高2と言えば何をやっても楽しい時期であったし、そんな気楽で楽しい時期にラジオを聴いて巡り合ったエイジアのドントクライにドハマリし、アルファのLPを買い、1stもレンタルで借りてカセットテープにダビングして聴き倒し、世界で一番有名だったエイジアを聴きまくった夏。その後のゴタゴタからアストラでの復活、セールス不振で活動停止。87年ごろに復活の兆しが見えるもそのまま沈黙で80年代後半はエイジアの動きが見えない時期であったのだから。

1990年9月28日、ワクワクしながら中野のサンプラザに行った。夢にまで見た「ジョンウェットンのいるエイジア」のステージ開演。オープニングは確かWildest Dreamsだったと思うけど、その迫力ある演奏と、そして何よりも他に類を見ない唯一無二の先生の歌声に、もう最初から感動で泣きそうになりながら、サンプラザの2階席から先生とダウンズ、パーマー、パットスロールの雄姿を眺めていた。黒の革パンで、どう見てもカッコいい立ち姿、そしてあの美声、エイジアでの先生は、いや、先生のエイジアは、本当にカッコ良かった。それまでに88年から90年の大学卒業前までにイエスやピンクフロイド、U2、メタリカ、ライオット、ABWH、フィルコリンズ等々、上京前に大阪でいろいろライヴに参戦してきたけど、やっぱり私はエイジアが好きで、ジョンウェットンのエイジアが好きだったから、このサンプラザで観たエイジアの時が一番満足感が高かった。あんなに満足感で胸いっぱいになって帰路についたことは未だかつてないくらいだと思う。2017年の今になっても、あの90年エイジアのライヴは私の生涯ベスト3に入るライヴだったと言い切れる確信がある。エイジアの初期3枚からの代表曲のみならず、UKやクリムゾンの曲まで演奏して、恐らく先生のライヴ活動としてのピークは、特に歌い手としてはあの90年エイジアがピークだったのではないかと思うくらいである。

2017年1月31日、なんと明日は私の誕生日であるというその前日、スリムな黒の革パンを履いてステージを駆け回る先生の姿は永遠に思い出の中でしか観れなくなってしまった。今はまだこの現実を受け止めることに精いっぱいで、言葉を失っているから、無理やり紡ぎ出した言葉が今回の記事の文章である。多分これから時間を経るごとに、もっともっといろんな先生への思いや言葉が止めどなく溢れてくるであろう。私が初めて先生をナマで観たのはサンプラザ、そして最後に先生をナマで観たのも2015年UKファイナルでのサンプラザとなってしまった。

その人それぞれに先生の思い出があると思う。ブライアンフェリーの来日時にバックバンドにいる先生を観た人、79年UK来日公演を観た人、94年以降の先生ソロ来日公演を観た人、スティーヴハケット&イアンマクドナルドとの来日公演を観た人、アイコン来日公演を観た人、2007年オリジナルエイジア来日公演以降の先生を観た人、時にはアル中と不摂生でぶくぶくに太って情けないステージを展開する姿を観てしまった人もいるだろう。また、ライヴを観る機会は無かったけど、レコードやCDで先生の楽曲を聴いてきた人も沢山いるはずである。残念なことに、もう先生の姿をナマで観ることは出来ない。しかし思い出の中にあるカッコいい先生も、情けない先生も、先生が亡くなったからこそ、その存在はイキイキとし、大きく大きくなっていく。それこそが先生が我々ファンに残してくれた財産である。そして先生が残してくれた楽曲、これはもう永遠に生き続ける。楽曲は、思い出の中ではなく現実に生き続けるのである。

先生の残してくれた楽曲がある限り、

もう会えないのではない。
いつかまた逢えるのでもない。
いつでも逢えるのである。

R.I.P. JOHN WETTON

さようなら、ジョンウェットン大先生。
そして、また、明日も、明後日も、よろしく。
先生の素晴らしい楽曲で、歌声で、ベースで、ギターで、いつでも逢えるから・・・。

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