2017年11月20日 (月)

レヴォリューション・セインツ 「ライト・イン・ザ・ダーク(デラックス盤 CD+DVD)」(REVOLUTION SAINTS "LIGHT IN THE DARK")

8月9月ほどではないけど月に一回は来るちょっとキツめのタイトな勤務シフトを終えて、今月も残りはちょっと緩めのシフトとなる。忙しいだ疲れてるだと言いながら何とかここまで平均して週一以上のペースでブログ書けてるので、言うほど忙しくないのかな?なんて気もするんだけど。やはり不規則勤務で感じる疲労は普通のサラリーマン感覚とは異なるものなのでそのぶん余計に疲れを感じるのかも知れない。

紅葉の季節になってきて、休日何処かへ癒しを求めて出かけようかと思うんだけど、いやいやその前に、寒いよ全く。11月中旬過ぎたばっかで真冬並みの寒さに、公休の本日も朝から震える。天気もイマイチなので出かける気にもならないが、寒い時こそウォーキングが脂肪燃焼にも効果があるだろうと思って午前中に1時間ほど歩いてきた。BGMはこれで聴くのは何周目かになるレヴォリューションセインツの新譜2nd。そろそろブログに書いておかないと。

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10月頭の国内盤発売時点でいち早く購入していて何度かは聴いていたんだけどブログに取り上げるのは他のネタ優先で後回しになっていた。前作1stはボーナスDVD目当てで敢えて輸入盤を購入したんだけど、今作は国内盤もボーナスDVD付デラックス盤が出るという事で国内盤で購入。更におまけでキングレコードさんお馴染みのクリアファイル付き。

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結果的にデビュー作となった1stが出た時点では単発のプロジェクトで終わるのかなと思っていたし、ましてやドラマー兼ヴォーカルのディーンカストロノヴォが例のDVの件で警察の厄介になってしまってジャーニーをビークーになるし、こりゃもう次は無いなと勝手に確信していたから、まさかの2ndも出すという事はある程度は1stに関するリスナーからのリアクションも良かったのだろう。

内容の方は今作も期待通りの、産業ロックと言うのかメロハーと言うのか、その筋のファンにとっては満足できる内容だと思う。ただ、前作が期待しないで聴いたらアッと驚くキラーチューンTurn Back Timeを含めて見事なメロディアス産業ロックだったのに対して、今作は同傾向なんだけど期待していたから、期待していた分だけ予想通りで、驚きのインパクトが薄れた分は損している印象がある。なので全曲レビューまではしない。今回も制作総指揮はイタリアの産業ロック、メロハー職人のアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ。だけど前作はほぼ全曲デルヴェッキオの楽曲だったのに対して、今作はディーンカストロノヴォ、ダグアルドリッチ、ジャックブレイズの提供した曲や共作曲が多い。その為か、若干ストレートなHRっぽい曲もある。1曲目のタイトルトラックはもう全く前作の美味しさをそのまま受け継いだメロハー曲。4曲目のI Would't Change A Thingはとても美しいメロディと、ダグアルドリッチのいかにもレスポール、って感じの音色で奏でられるロングトーンのギターソロがやたら印象に残る素晴らしいバラード。でもこれだけはクレジットによると、ミスターミスターのリチャードペイジの曲で、カヴァー曲と言うことになる。他の曲もハード、ミディアムテンポのメロディアスな曲、哀愁系バラード等、ハズレは一切なしの充実の楽曲群が続く。ただ逆に言うと、同傾向の曲が続いて少し中だるみを感じる時もある(笑)。

さて、メンバーもレーベルもパーマネントなバンドとしてやる気があるからこうして2ndを作ったんだと思うし、実際に今年4月にはフロンティアーズレーベルのフェスでライヴデビューも飾っている。ボーナスDVDには上記2曲のPVやメイキング映像に加えて、その際のライヴから4曲のライブ映像が収録されていて、これは非常に楽しめる。ライヴでもメンバーそれぞれの実力とキャリアに裏打ちされた素晴らしい演奏が展開されており、こうなると是非日本でも来日公演を、って期待してしまうんだけど、ここにきて微妙なニュースが。ダグアルドリッチが加入して来日公演も行っていたTHE DEAD DAISIESになんとディーンカストロノヴォも加入したとの事。デイジーズのファンには面白いだろうけど、じゃあレヴォリューションセインツはどうなるんだろう、まさか棚上げか?ってちょっと心配になる。それとこれは別、って感じでぜひレヴォリューションセインツとしての来日公演も期待したい。但し、いつものようにアラフィフおじさんの私には若者に交じってオールスタンディングのライヴ参戦はキツいけど(笑)。

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2017年7月 1日 (土)

BAD ENGLISH "BAD ENGLISH"

パッ、パッ、パァーーーッ、って、あのアメリカン過ぎるイントロを思い出しただけで、楽しかった学生の頃を思い出してなんか笑えてくる。

2017年の話題として特にタイムリーでも無いのに突然、リマスターCDでよく見かけるROCK CANDY RECORDSからバッドイングリッシュの1stがリマスター再発された。個人的に思い入れもあってとても懐かしくなって思わず購入してしまった。

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ジャーニーが86年のレイズドオンレイディオの後に活動休止と言うか解散状態みたいになって、ニールショーンの1stソロとかありがたがって聴いてたんだけど、そんな時期に鍵盤のジョナサンケインがかつてのバンドメイトであるヴォーカリストのジョンウェイトと、ベイビーズを再結成するとかそんな話題が出ていたと記憶している。そこへニールショーンが合流してしまって、さすがにベイビーズ再結成とは言い難くなったのか、89年、新バンドのバッドイングリッシュ結成みたいな、そんな流れだったと思う。

89年と言えば、拙ブログで何度も言ってきたけど学生の頃でCDショップでバイトしていた時期。音楽に囲まれた生活で、就職活動のプレッシャーはあったけど楽しい日々を送っていた頃。その頃に聴いた作品はどれも楽しい思い出とともに思い入れがあって、このバッドイングリッシュもそうだし、スティーヴルカサーの1stソロなんかもホントによく聴いて、未だに飽きずに聴いている。でもどういうワケかバッドイングリッシュは聴き過ぎて飽きてしまったのか、ここ20年くらい聴いてなかった気がする。でも一応CDラックの片隅には今でも置いてあるみたいな。

内容的にはもう期待通り過ぎるアメリカンな産業ロックの括りで通ってしまう感じで、シングルとして大ヒットしたWhen I See You Smileや、Price of Love、Posessionと言った名バラードを収録していて、一聴して楽しめる音楽である。聴き過ぎると胸焼けして、しばらく聴きたくなくなるパターン(笑)。だからって20年くらい聴いてなかった自分にも驚くけど・・・。89年のこの1stのあと、91年に2ndを出してあっさり空中分解してしまうという、大物バンドにありがちな短命ぶりかつ、更にその後96年に全盛期メンバーでジャーニーが復活してしまうもんだから、ヒットを記録したワリには人の記憶に残っていないという、残念な宿命のバンドかも知れない。でも繰り返すけど内容は、いま改めて聴いてもとてもクォリティが高い。

今の目線から言うと、ドラムは90年代後半から数年前までジャーニーの正ドラマーを務めたディーンカストロノヴォがドラムを担当しており、もう完璧にベイビーズ+ジャーニーっていう、そういう目で観て何の問題もない。但し、91年に空中分解の一因となるニールショーンの離脱が物語るように、どちらかと言うとベイビーズ寄りと言うか、ジョンウェイトとジョナサンケインが作曲した楽曲がメインとなっていて、ニールショーンの暑苦しいギターが若干少なめ。ニールが不満を募らせるのも分からなくはない、そういう作風である。ベイビーズを持っていない私が言うのもなんだが(笑)。

91年の2ndについては今はもう持っていない。同路線だけど1stほどはヒットしなくて、でも内容は良かったと思う。やっぱり持っておいたほうが良かったかなと今頃後悔しているので、そのうち中古で買い戻す予定(笑)。

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2017年3月21日 (火)

ジャーニー&エイジア 2017 USツアー初日 JOURNEY & ASIA 2017 TOUR(Mar 15, 2017 @ Yakima, WA, USA)

4勤1休4勤の厳しい勤務シフトを何とか乗り切り、今日明日と公休の2連休。さすがに世間様で言う3連休を含む勤務だっただけに、お出かけする世間様が多かったのか、公共サービス系の私の業務は超多忙。ましてや春近しと思わせる素晴らしい天気に恵まれていたもんだから、少なくとも今年2017年ではこれまでで最大の忙しさに見舞われ、朦朧として帰宅したのであった。そんな業務を乗り切っての久々の連休で解放感全開なだけに、しばらく行ってなかったカフェにでも行くかと、家の掃除を済ませてからいそいそと雨の中をクルマ飛ばして田舎のコメダ珈琲に向かったんだが、なんとコメダは午前から超満員。駐車場も一杯で結局駐車場を一周してそのまま帰ってくるという(苦笑)、ガソリンを無駄遣いしただけで終わってしまった・・・。ビジネス街でも何でもない場所で、田舎モンが大挙押し寄せてる田舎の雨の日の午前のコメダ、勘弁してくれ・・・。

本題を開始する。ジャーニーとのジョイントによるエイジアの2017年ライヴツアーが始まった。昨年に発表されていたジャーニーのツアーのスペシャルゲスト(前座とも言うwww)としてエイジアが参加する大規模な北米アリーナツアーであり、合わせてエイジアのデビュー35周年を記念するツアーとの位置付けでもある。当初はジョンウェットン大先生が参加予定であったが、闘病の末に逝去、代わりにビリーシャーウッドがヴォーカルとベースを担うという形での編成。従って先生のトリビュートツアーの位置付けも加わったことになる。今回の記事は、ネットで入手した音源レビューではなく、もちろん私がアメリカまで行ってライヴに参戦したワケでもなく、とある大切なウェットンファン仲間の方が、わざわざ渡米してツアーの初日と2日目のライヴに参戦及びVIPパッケージにも参加された模様を掻い摘んで記事にさせて頂く。もちろん記事にすることや撮影された写真を使わせて頂くことはそのお仲間の方の了解済です。なお、いつも仲良くして頂いているお仲間なんだけど今回はいろいろ事情があって、そのお仲間の方は今回はイニシャルすらも使いません。「ウェットンマニア特派員氏」、という事で(笑)。

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それで、今回のツアーへの参戦は「ウェットンマニア特派員氏」の、ジョンウェットン大先生への思慕から昨年中に決心されたことであった。言い方は良くないかも知れないが、先生の体調を考えると、いつ、もしもの事があるかもわからないし、そうであれば先生存命中に渡米してでも先生のライヴを目に焼き付けておきたいという事でVIPパッケージ込みで予約されたものであった。その思いは私なりには理解していたので、今年になっての先生の逝去は「ウェットンマニア特派員氏」としても忸怩たる思いがあったであろうことは想像に難くない。渡米を取りやめることもおそらく脳裏をよぎっただろうと思う。しかし、復帰する気満々だった先生の意を受けてビリーが代打で出演するのも「JW is here」である。そこに先生の心はある。ってことで予定通り渡米されたのであった。

私が行ったわけでは無いからレポの概要は「ウェットンマニア特派員氏」がウェットンマニアLINEグループで、ほぼリアルタイム実況投稿してくれたコメントや、終演後にLINEグループに投稿してくれた感想をそのまま記します。以下、「ウェットンマニア特派員氏」の投稿、レポ、終演後の感想を初日分ワシントン州ヤキマ公演中心に纏めます。

----- 「ウェットンマニア特派員氏」によるリアルタイム実況レポ -----

「今日はアリーナ11列目の一番左端です。」
「エイジアとミーグリして、エイジア観て、おまけにジャーニーが付いてくる(笑)なんてこと言ったらジャーニーファンに怒られますね。」

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「リハでワイルデストドリームスやってるのが聴こえます。」
「VIPは先に中に入れてくれました。」
「なんと目の前でエイジアがリハやってる!」

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「ミーグリ終わりました。サイン入りプロモCDくれました。」
「カールは満面の笑顔でした。」
「一人立ってたらカールから話し掛けてくれました。何言ってるか分かりませんでしたが(笑)」
「オンとオフでは全く違うようですね(笑)」

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「入場の時チケット見せてないわ、VIPのチケット見せてないわ、アメリカ人めっちゃ適当www」
「誰も監視して無いし、部屋の中でそれぞれ立ったまま話しながらサイン貰うので、実質貰い放題。」

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「エイジア終わりました。」

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「セットリスト。」

Wildest Dreams
Sole Survivor
Time Again
Don't Cry
Bolero (keys solo)
The Smile has Left Your Eyes
Only Time will Tell
Heat of the Moment

「ビリーのヴォーカルはかなり辛い。でも素晴らしいステージでした。」
「ビリーを支持します(笑)」
「嬉しいのが、ほとんどがジャーニーファンの中、ヒートオブ~では総立ちだったことです。」
「エイジアのミーグリとライヴ、ジャーニーのライヴで200ドルは安いです。」

「アメリカ人のリスナーは、ジャーニーのヒット曲で散々盛り上がったのですが、アンコールでやや難解な曲になると1/3は帰ってしまいました・・・。」

----- 「ウェットンマニア特派員氏」によるハプニング報告 -----

初日の会場ではエントランスで、
「アイアムアメンバーオブエイジアヴィアイピー」
と言ったら、コンサートチケットもVIPチケットも確認されずにエイジアまで辿りつきました(笑)。すごく適当です(笑)。

2日目のミーグリでは写真撮影の後、ビリーがどっかへ行ってしまい、サインが貰えず。ツアーマネージャーのブルースがサインしてもらいたいCD持ってビリーを探しに行きました。10分くらいしてブルースが帰って来たのですが、ビリーが見つからないと。もう少し待ってくれとまた探しに行って、また10分くらいしてサインしたCD持ってブルースが帰ってきました。エイジアのライヴがスタートする10分くらい前にようやく席に着きました。

他のVIPゲストにサインしてる時ボーッと立って待っていたら、いきなりカールが僕のVIPパスを取って、
「サインいるだろ?」
みたいなこと言って勝手にサインされました。

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----- 「ウェットンマニア特派員氏」による報告ここまで -----

以上でした。
先生の居ないエイジアが難しいことは誰もが承知のことである。グレッグレイクが歌っても、ジョンペインが歌っても、その違和感からくる拒絶反応はファンとしての正直なものであると思う。ここでは載せないけど「ウェットンマニア特派員氏」が撮影してくれたヒートオブザモーメントの演奏映像を観せて貰ったけど今回の先生の代打ビリーシャーウッドのヴォーカルも、それはやはり違和感アリアリだし、また急いでベースとヴォーカルを覚えなきゃいけなかったからか手探り感が感じられて、ジェフダウンズ、サムコールソン、カールパーマーの演奏が非常に充実したノリノリの演奏なだけに余計に浮いて感じられた。しかしだからと言ってビリーを責めるのはお門違いだと思う。イエスにしてもエイジアにしても、クリススクワイアから、ジョンウェットン先生から頼まれて引き受けているのであり、ビリーは出来ることを精一杯やっているのであろう。そして、上記「ウェットンマニア特派員氏」と同様に、目の前でにこやかにサイン貰ったり写真撮ってもらったりすると情も移る(笑)。なので、この編成のエイジアは、ツアー契約消化のための非常手段であろうと思っているんだけど、もしこのまま続けるんだとしてもビリーを悪く言う気はしない。まぁでも、ツアーが終わったら、先生&ダウンズで作りかけていた楽曲群をエイジアのラストアルバムとして発表して、それをもってバンドを終わらせたらイイのかなとは個人的に思う。

ともあれ、その場に居た人にしか分からない昂揚感と「JW is here」な感じを「ウェットンマニア特派員氏」は感じられただろうし、その事に口を挟む面倒臭い輩はいないと思う。そのレポをほぼリアルタイムで頂いた我々ウェットンファン仲間も大いに楽しませて頂いたので、この点は心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

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2017年2月 2日 (木)

ジャーニー 2017年来日公演 初日(大阪) JOURNEY JAPAN TOUR 2017 (Feb 1, 2017 @ Osaka Castle Hall OSAKA)

拙の生誕半世紀の記念日である2月1日、ジャーニー来日公演初日の大阪城ホールに参戦。下のグルメレポでも書いたけど、ジョンウェットン大先生の逝去の翌日という事で、正直ジャーニーを楽しむという気分ではなかったけれど、チケット買ってあるから行かないわけにもいかない。あらかじめ有休を頂いていたら、その前後が公休と繋がってしまって、前日からいきなり4連休が確定。その代わり他の日がタイトな勤務スケジュールになるのが目に見えているのであまり嬉しくはないんだが。でも4連休になってしまったものは遠慮なく楽しもうと思っていた。盆休みも正月休みも無い、いわゆる連休の無い仕事なので、こうして4連休じゃなくても連休になること自体が貴重なので。ところが前日の先生の訃報。重たい気分での連休となってしまった。追悼のブログ記事書いたら翌2/1の拙ブログの一日のアクセス数が、過去最高を軽く更新して、とんでもないアクセス数に到達。だから嬉しいとかじゃなく、それだけジョンウェットンが多くの日本のファンに愛されていたという証明になったんだと思う。出来れば最高アクセス数更新は、例えばウェットン関連とかエイジア関連の、新譜レビューとかライヴ参戦レポで更新したかったけど・・・。そんな重たい気分も含めた正直な気持ちをそのまま表現しつつの参戦レポです。

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2017年2月1日(水)、ウチら辺はどんより曇り空で益々気分が重たい。普通はライヴに行く日はその道中はアイホンでそのミュージシャンの曲を聴いて気分を高めていくんだけど、この日ばかりはそうはならない。ジャーニーの曲は聴かず、エイジアやアイコンやウェットンの曲ばかり聴いてしまう。聴けば聴いたで切なくなるという悪循環。特にアイコンの1stを聴くと、ジンジン胸に染みて、しかもあの作品のラストはアニーハスラムとのデュエット曲、In The End、コレはダメだ、優しく美しいメロディが辛すぎる。そうは言っても腹は減るので梅田でラーメン食べて、大阪城へ移動。90年のフィルコリンズ来日公演以来、27年ぶりの大阪城ホールだけど、そういう感慨に浸る気分も出てこない。

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ウェットン仲間とお茶会の予定だったので、大阪城の周辺にカフェとかあるか調べておきたいので、ホール周辺を歩き回る。大阪は晴れて来ていたけど寒い。ここでも水の都、大阪、川沿いの夕方の風景が美しい。いや、今日ばかりはこの風景も寂しげに感じる。

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ある程度、お店の目星を付けて、大阪城ホールそばの橋で川を眺めて黄昏る。お仲間の皆様と合流。

「橋の下でエイジア聴きながら泣いてましたよぉ~。」

などとイマイチ笑えないジョークでお仲間の皆様を猛吹雪の如く震え上がらせる。今日は私以外は女性ばかりで、女子会にオッサン一名紛れ込む感じが申し訳ない(苦笑)。先行物販は今回パンフも無いし、Tシャツばかり買っても着ないので全員スルー。ホール施設内にあるガラガラのカフェレストランでお茶会開始。

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(表情に覇気の無い私・・・。お仲間の皆様もJW先生逝去後とあって表情硬い。)

ウェットン先生逝去に元気の出ない我々だけど、こうしてお仲間で集まれば、それはそれなりに話は弾む。バカ話やオチャラケ話も出て笑いまくったり。お仲間の存在はありがたい。1時間以上は話し込んで18時半過ぎにホール入場。

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大阪城ホールはステージの設置の仕方によっては1万数千人キャパだと思うけど、今回はA仕様とか言うことで多分キャパは6千人くらいか。それでも東京じゃなくて大阪でこのキャパは、果たして埋まるのかと心配だったけど、いやいやいや、ギッシリ満員。

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場内は特に撮影禁止とかのアナウンスは無かったと思う。ほぼ定刻の19時過ぎ、開演。

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オープニングは前回2013年来日公演と同じセパレイトウェイズ。続いて個人的に一番好きなBe Good To Yourselfでいきなり大盛り上がり。この時ばかりは重たい気分も吹っ飛んだ。アリーナは総立ちだけど私の席はスタンド席の前の方で、見晴らしもよく、立たなくても座ったままで楽しめて助かる。セットリストは以下。

Separate Ways
Be Good To Yourself
Only The Young
(Guitar solo)
Stone In Love
Anyway You Want It
Lights
(Keyboard solo)
Open Arms
Who's Crying Now
Chain Reaction
La Do Da
Wheel In The Sky
Faithfully
Don't Stop Believin'
--- (encore) ---
La Raza Del Sol
Ask The Lonely

Lightsの時だったかな、客が灯りをつけてる。

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ペンライトでもなさそう。そう、今どきはスマホで照明を点けるんだな。私はスマホの照明の点け方が分からず、周りを見て写真を撮る(笑)。Chain Reactionではサポートボーカル兼サポート鍵盤の人がリードボーカルを取る。そうそう、ディーンカストロノヴォがクビになってからは、この人がサポートで入って高音ボーカルが必要な曲では歌っていたんだった。このサポートの人がいるからにはてっきりMother,Fatherもやってくれるのかと期待していたんだけど・・・。あと、大好きなEscape(タイトル曲)も今回は無し。それから復帰したドラマーのスティーヴスミス、ディーンのパワフルなドラムもジャーニーに問題なくフィットしていて好きだったんだけど、全盛期メンバーのスティーヴスミスのドラムは、さすがと言うかディーンとは違う、さりげなく自然にやって見せるテクニカルさが素晴らしい。この人がいるからこそのアンコール1曲目、La Raza Del Solだった気がする。今回も前回2013年来日公演と同様のヒットパレード的なセットリストだったけど、前回はやってくれたEscapeと、前回来日公演では聴けなかったMother,Fatherが聴けなかったのは自分の勝手な期待があった分だけ少し残念。トータル1時間45分くらいで終演。でも十分満足できるクォリティの高いライヴだった。この後のジャパンツアーと、最終日の武道館のエスケイプとフロンティアーズの完全再現ライヴに行く人は大いに期待してイイでしょう。

終演後は、ライヴ前のお茶会に参加出来なかったお仲間も合流して、京橋の、夜はカフェバーになるプロントで軽く呑み。

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ここでも、女子会+オッサン一名のフォーメーションは変わらず(笑)。私は例によって田舎もんで家が遠いので、もっともっと皆さんとライヴの余韻に浸りながら話していたかったけど先に失礼させて頂いた。でも、お茶会~ライヴ~呑み会と、この時間だけはウェットン先生逝去の悲しみを紛らわせるというか、楽しく過ごすことが出来て良かった。こうして語れる音楽ファン仲間がいるってのはホントにありがたい。

次はスティックメン来日公演だな。ちなみにスティックメンの新譜、未だ買ってないんだけど・・・(苦笑)。

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2016年11月15日 (火)

【Short Review 25】JONATHAN CAIN "WHAT GOD WANTS TO HEAR"

UKコレクターズBOXのレビューはまだか?とかそんな声が聴こえてきそうだが、その前にどんどんショートレビューを更新するで。

ジャーニーの2017年来日公演が決まって、私の参戦する大阪は何と大阪城ホールってことで、しかもその日は私の生誕半世紀(笑)の記念日(←そんな事はどうでもイイ・・・)。大阪城ホールに行くのも、まだ就職して東京に出る前の学生の頃以来だから27年振り。今から楽しみ。

特にジャーニーとして新譜があるわけでもないのに来日公演となると今回もヒットパレード的な内容になると思われる。そんな中、ジャーニー来日決定の文脈で語られることも無くひっそりとリリースされたのが以下の、鍵盤奏者ジョナサンケインの最新ソロアルバム。

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シンプルなデジパックでマイナーレーベルからのリリース。

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何やら今回はクリスチャンアルバムとの事だが、日本人の私は歌詞の内容はあまり気にならないので、その点は度外視してメロディやアレンジ、音像で気に入るかどうかってところ。従前に一部公開されていた本作1曲目Deeper Than Deepのサビメロが気に入ったのと、タワーレコードのポイントが山ほど貯まっていたので、これを駆使してほぼダーターで購入してみた。

全体的には、あぁ、ジャーニーのメロディアス&バラード部門はこの人が担っているんだなぁ、ってことがよく分かる内容。もうこの言い方で本作の印象は分かって頂けると思う。そういうのが好きな人にとっては気に入る作品となるだろう。私はそういうのが好きなので気に入っている。それにジョナサンケインって、前に公開されたジャーニーのドキュメンタリー映画でもアーネルピネダにヴォイストレーニングや喉のケアをアドバイスしていた場面があったが、さすがに言うだけのことはあって歌が上手い。結構歌えてる。もし本作をネガティヴに言うなら、ほぼ全編ミディアムテンポのメロディアス&バラード系の曲ばっかりなので、アルバムトータルとして聴けば中だるみしたり飽きたりするかもしれない。ロックの面白味ってものは無いし、それは期待しない方が良い。ただただ、AORに近いと言ってもイイくらいのメロディとバラード感覚が好きな人向け。

でも、繰り返すけど私はこれがなんかクセになるくらい気に入っている。楽曲のクォリティも音質もアレンジも文句ない。1曲目のDeeper Than Deepのメロディなんかとても印象に残って、何度でも繰り返し聴いてしまうくらい。そして苦笑しつつ特筆モノなのは、前科2犯でジャーニーのドラマーの椅子から転げ落ちてしまって敢え無くビークーになったディーンカストロノヴォが、ほぼ全編でドラムを担当しているところ。また一部コーラスも決めているようだ。ジャーニーをビークーになる前から制作していたのかな?失業中のディーンの、少しでも経済的基盤になればいいんだけどね(笑)。

これならジョナサンケインのソロの過去作も聴いてみようかなって、そんな風に感じるくらいに気に入ってしまったよ。

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2016年10月25日 (火)

リンゴ・スター アンド・ヒズ・オール・スター・バンド 2016年来日公演 初日(大阪) RINGO STARR AND HIS ALL STARR BAND JAPAN TOUR 2016 (Oct 24, 2016 @ Orix Theater OSAKA)

暑くなく寒くなく、カラッとした素晴らしい快晴のもと、リンゴスターのオールスターバンドの来日公演に参戦。リンゴスターの音楽自体は詳しいわけでは無いし、今までのリンゴの来日公演は行ったことは無いのだけど、今回はオールスターバンドのメンバーが個人的にかなりツボな顔触れで、トッドラングレン、TOTOのスティーヴルカサー、ミスターミスターのリチャードペイジ、元ジャーニー、サンタナのグレッグローリーと、コレだけ豪華な顔ぶれをいっぺんに観れるんだったら行って損は無いだろうと勇んで参戦。マニアックなことは書けないけど、いつものように当日レポ風に行きます。

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2016年10月24日(月)、現在の仕事に就いてから3ヶ月が過ぎ、有休も付くようになったのでリンゴの来日公演に合わせて早速有休を使わせて頂いた。幸いシフト勤務の公休もうまくつながっていきなり3連休となり、この日が3連休の初日。最高に開放的な気分で、天気も快晴とあって朝からとても気分がイイ。普段は仕事だってあまりネットでは具体的なことは言わないけど辛いことも多いし凹んでる日もたくさんある。それだけにこんなに気分良く過ごす日は何年振りかってくらい。昼間っから大阪方面へ出かけて梅田で下車。遅めの昼ご飯は先ほどブログ記事UPした豊崎町の「喫茶Y」にて。その後、茶屋町周辺をブラブラ。茶屋町って随分賑やかになったなぁと今更ながら実感。私の知ってる茶屋町ってそれこそ20数年前しか知らなくて、その頃は梅田LOFTくらいしか無かった記憶が。それが今やすっかり東京のような街並みになって、なんだ? Nu茶屋町って? みたいな浦島太郎状態。私が東京で25年間も仕事していた間に梅田は大きく垢抜けて変貌していたことに驚く。更に歩いてディスクユニオン大阪店を冷かして、そのあと丸ビル近くのタリーズで休憩。横浜あざみ野に住んでいた頃はしょっちゅう入り浸っていたタリーズも、今のウチの近くには無いもんだから本当に久しぶり。そろそろ日が落ちてきたので地下鉄に乗って四ツ橋へ。駅から歩いてオリックス劇場なんだけど、到着してみてまたまた浦島太郎状態。オリックス劇場って旧・大阪厚生年金会館だと思うんだけど、大阪厚生年金は89年のメタリカ来日公演で来たことがあって、以来約28年ぶりなんだけどその時の外観の記憶とは全然異なっているから、アレ?こんな感じだったっけって。

18時に開場。今回はS席15,000円だけど自分の座席は堂々の3階席。S席とA席の境目が分からないぜ全く。そしてエスカレーターみたいなのが無いのか階段で3階へ。息切れるっちゅうねん。でも「喫茶Y」で食べたヴォリューミーなハーフサンドウィッチを消化するにはちょうどいい。3階のロビーにはオリックス劇場で公演を行った出演アーティストオブジェコレクションって言う展示があって、なかなか気の利いた趣向だと思う。

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2014/11/27のところにはイエスのメンバー5人のサインがあって、クリススクワイアのサインが涙を誘う。結果的にこの時のジャパンツアーがクリスにとって生前最後のライヴツアーになったんだからな。

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そして座席を確認。見よ、この標高の高さを。高所恐怖症の私は震えが止まらなくなるわ。

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最終的には会場はほぼ満員。さすがの元ビートルズ人気だな。いやそれにオールスターバンドの顔触れも豪華だし。そして19時ちょうど、VIPなミュージシャンには珍しいくらい時間キッチリにメンバー入場して開演。

開演からエライ盛り上がり。なんというか熱狂って感じでは無くて、楽しいパーティの始まりって感じ。とにかく楽しい。セットリストは他のサイトも参考にしながら自分の記憶と合わせて以下だと思う。

01. Matchbox (Carl Perkins cover)
02. It Don’t Come Easy (Ringo Starr)
03. What Goes On (The Beatles)
04. I Saw the Light (Todd Rundgren)
05. Evil Ways (Willie Bobo cover)
06. Rosanna (TOTO)
07. Kyrie (Mr.Mister)
08. Bang the Drum All Day (Todd Rundgren)
09. Boys (The Shirelles cover)
10. Don't Pass Me By (The Beatles)
11. Yellow Submarine (The Beatles)
12. Black Magic Woman/Gypsy Queen (Santana:Peter Green's Fleetwood Mac cover/Gábor Szabó cover)
13. You're Sixteen (Johnny Burnette cover)
14. Back Off Boogaloo (Ringo Starr)
15. You Are Mine (Richard Page)
16. Africa (TOTO)
17. Oye como va (Tito Puente cover)
18. I Wanna Be Your Man (The Beatles)
19. Love Is the Answer (Utopia)
20. Broken Wings (Mr.Mister)
21. Hold the Line (TOTO)
22. Photograph (Ringo Starr)
23. Act Naturally (Buck Owens cover)
24. With a Little Help From My Friends (The Beatles)
25. Give Peace a Chance (John Lennon/Plastic Ono Band)

たっぷり全25曲。ビートルズ、リンゴのソロやカヴァー曲だけでなく、TOTO3曲、ミスターミスター2曲、リチャードペイジのソロも1曲、トッドラングレン2曲にトッドのユートピアも1曲、サンタナもありで実に豪華なオールスターヒットパレード。個人的にはTOTOについてはTOTOの2014年2016年の来日公演でしっかり観ているので今回はアレンジの違いを楽しんだ。ロザーナにしてもアフリカにしても一瞬にして会場の雰囲気が変わる感じがして、リンゴスターのライヴではない感じになって、改めて曲の持つ力を実感。そういうのって本当の名曲なんだろう。

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一番楽しみだったトッドラングレンの I Saw the Light が初めてライヴで観れて感涙。

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ほんとイイ曲だなぁ。出来ればHello It's Meもやって欲しかったけど。あとミスターミスターの大ヒット2曲、KyrieとBroken Wingsもライヴで初めてだった。リチャードペイジの全く衰えないヴォーカルが素晴らしい。

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サンタナの曲もこれまた楽しいパーティな会場の雰囲気をイイ意味で一変させるような渋さがあった。ビートルズ曲ではスティーヴルカサー、リチャードペイジ、トッドラングレンが1本のマイクに集まってコーラスを決める感じがビートルズっぽくて微笑ましい楽しさ。

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最後はビートルズの With a Little Help From My Friends。この曲は正直ビートルズ曲の中では私的にはスルー曲なんだけど、こうして楽しいパーティのようなライヴで最後に演奏されると、とても心温まる感じがして何とも言えない感動があった。更にそこからメドレーしてジョンレノンのGive Peace a Chanceで21時前に終演。トータル約2時間弱。

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とにかく楽しくて温かい感じするライヴだった。帰るときに、良かったなぁ~って思いながらホッコリした気分で笑顔で帰れるライヴってのもいいもんだなと。

最後に購入したパンフはコレ。

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さて、ここから怒涛の来日公演への参戦ラッシュの始まり。次は来週、フランシスダナリー来日公演で東京遠征。久しぶりの東京を楽しみたいなと。

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2016年10月 1日 (土)

【Short Review 22】ニール・ショーン 「レイト・ナイト」(NEAL SCHON "LATE NITE")

今日は公休で土曜日、土曜は観たいいテレビ番組が沢山あって、「せやねん!」の午後の部とか「よしもと新喜劇2時間SP」、それに「土曜はダメよ」と、昼間はひたすらテレビを観まくり。更には録り溜めしていた2週分の「松本家の休日」も纏めて観て、もう目がショボショボ。やっぱり私はネイティヴ関西人、関西ローカルの番組が面白いし自分の感性に合う。今チラッと「エンタの神様」とか観たけど、首都圏に居た頃は思わなかったけど関西に帰ってきて関西ローカルの番組を見ると、ああいう東京制作の番組は全然面白くない。

今日は拙ブログのプロバイダのココログが何やら大規模障害でもあったのか全くログインできず、ブログ更新をしようと思っていたのに全く出来なかった。それでテレビや録画した番組を観まくっていたのだ。夕方にようやく復旧したようだが明日の日曜はまた朝から24時間勤務なのでもうじっくりブログ書く時間も無い。なのでショートレビューでお茶の濁す。

ジャーニーの2017年来日公演が決まったようだ。今のところ東京のウドープレミアムからのお知らせメールで2/6(月)の武道館のみ公表されたが、ここ数日中には日本ツアーの全日程も明らかになるだろう。大阪公演があればもちろん参戦予定である。懐かしく前回2013年3月11日の武道館公演の拙ブログ記事を読み直してみた。あの頃はまだ東京で仕事していた時だったなぁって、たった3年前の話なのにやたら懐かしい。ホントはレッドツェッペリンのコンプリートBBCセッションズのレビュー記事でも書こうかと思っていたんだけれど、上記事情で後回しにして、ジャーニー来日決定に合わせてジャーニー関連でニールショーンのソロアルバムを取り上げる。

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ニールショーンの89年に発売された1stソロアルバムにして個人的にはニールのソロアルバムとしては未だに一番好きな作品でもあるレイトナイト。聴いたきっかけはまさに89年当時、京都のCDレコードショップでバイトしていた頃にバイトの後輩から勧められて、CDをカセットテープにダビングさせてもらったのが最初だった。その後、社会人になってもこのダビングカセットを随分と愛聴したものだ。後年やっぱり自分でCDを持っていたいと思って中古で漁ってようやく国内初版帯付きをゲットしたんだった。この89年は同じくギターヒーローのTOTOのスティーヴルカサーも1stソロアルバムを発表していて、そちらはバイトしていたCDショップにレコード会社さんからサンプルカセットが届いていたので、そのカセットの愛聴した末に自分でCDを買ったんだった。そのルカサーの1stソロにしても、このニールショーンの1stソロにしても、いずれも1stソロが一番コンテンポラリーでメインストリームに近いサウンドであったと思う。それぞれ2ndソロ以降は若干ギタリストとしての趣味的な作品になっていて、個人的には愛聴は出来なかった。なので未だに手元に残しているのはニールショーンもルカサーも1stソロのみである。で、このニールの1stソロであるがニール自らのヴォーカル曲もありつつ、なんといっても雄大でメロディアスなギターソロがこれでもかと聴けるのが一番の魅力である。この雄大さはまさしくニールショーンならでは。私が特に好きなのはStepsって曲で、この何とも言えない雄大さと郷愁をギターのメインメロディとシンセのサポートで奏でるサウンドが見事。この曲だけでも何度繰り返し聴いたか分からない。ニール本人はこういうサウンドばかり作る事には興味が無いのかも知れないが、私としては未だにニールショーンがソロアルバムを作ると聞いたら、このStepsのような曲を期待してしまう。あれから25年以上も愛聴しているのだから私の本作への入れ込み加減が分かって貰えるだろう。

また2017年2月の来日までに機会があればジャーニー関連の作品も取り上げてみたい。取り敢えず今回は、ココログさんの障害で気合の入ったブログ更新が出来なかったのでチャチャっとショートレビューでご勘弁。ジャーニー来日を楽しみに、また仕事頑張ろうかと。

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2015年3月15日 (日)

REVOLUTION SAINTS (Deluxe Edition CD&DVD)

ジャーニーの別動隊? いやジャーニー以上にジャーニー? みたいなジャーニーのメロディアスな面をそのまんま取り出したようなレヴォリューションセインツのCDがリリースされた。

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国内盤も出ていたけどあえてボーナスDVD付の輸入盤デラックスエディションで購入。

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メンバーはDEEN CASTRONOVO(JOURNEY)、JACK BLADES(NIGHT RANGER)、DOUG ALDRICH(ex-WHITESNAKE)の3人。リードヴォーカルはディーンカストロノヴァがドラムと兼任。元々ディーンカストロノヴァはジャーニーのライブにおいても Still They Ride や Mother,Father といった歌が上手くないと歌えないような曲で堂々ドラムスツールに陣取ったままリードヴォーカルを取ったりしていたので、こうしてアルバム全編で歌ってても何の違和感もなく聴けるというか、スティーブペリーやスティーブオージェリーにそっくりのヴォイスである以上、出来あがった作品はジャーニーに酷似するのは当然である。いやむしろそれが狙いであったと言わんばかりの見事な作品である。

ディーンが歌いたかったのか、誰かがディーンに歌わせたかったのか、ジャーニーが好きで80年代産業ロック好きの私にはドツボな内容。気に入ったので簡単に全曲レビュー行ってみよう。

① Back On My Trail
サビが爽快な、狙ってますと言わんばかりのメロディアスハード。ディーンの声がもうスティーブペリーそのもので、ジャーニーの現ヴォーカリストのアーネルピネダがむしろ独自の個性を持った声であると感じてしまうくらいにディーンの声がペリーに似ている。挨拶代わりにもってこいでしょう。

② Turn Back Time
これまた爽快な、サビだけでなく曲の初めから爽快で本作ではこれが一番のキラーチューンかな。天気の良い日に聴きたい素晴らしく気持ちの良い曲。何回でも繰り返し聴きたくなる。初めから爽快なのにサビに至ると更に両手を広げて青空を見上げたくなるような見事な産業ロック、いい意味で。聴き過ぎると胸焼けして飽きるので自分に制御をかけながら大事に聴かなければ。

③ You’re Not Alone (featuring Arnel Pineda)
ここでバラード。こういう構成もありきたり過ぎて、そういうセンを狙ってるの見え見えで笑ってしまう。しかもこれ、リードヴォーカルはアーネルピネダだし。ますますジャーニーそのものやん(笑)。

④ Locked Out Of Paradise
所謂メロディアスハードと呼ばれるジャンルによくある哀メロ系ハードな曲。コレもカッコいい。ダグアルドリッチのギターソロもメロディを大切にしていて好感が持てる。

⑤ Way To The Sun (featuring Neal Schon)
おいおい、フィーチャリング・ニールショーンって(笑)。ニールショーンまで登場してしまったらもうジャーニーでエエんちゃうの(笑)。コレもパワーバラードタイプの曲。ギターソロがいかにもニールショーンが弾きそうなロングトーンで泣かせながらテロテロテロテロって細かく速弾き入れたり、分かりやす過ぎ。

⑥ Dream On
再び爽快系のポップな曲。ディーンが伸び伸び歌っていて、歌わされてるのか歌いたかったのかもう分かりません。ハマり過ぎ。

⑦ Don’t Walk Away
感動を与える系のバラード。この手の作品には必ずこういう曲があってもいいがどうせならもっと徹底的に盛り上げてほしかった気もする。でも良い曲。

⑧ Here Forever
またまたバラード。コレは哀愁系のパワーバラードかな。良い曲だけど2曲バラード続けなくてもイイんじゃないの? みたいな。いやいや、前曲は明るい感動系でこっちは哀愁系だから、ま、いっか。

⑨ Strangers To This Life
哀メロ系ハード。もうだんだん形容する言葉がなくなってきた・・・・。

⑩ Better World
これも哀メロ系ハード・・・・。いやいや良い曲なんですよ紛れもなく。サビのメロディが下がっていく感じがグッとくるし。

⑪ How To Mend A Broken Heart
ちょっと重ためのギターリフながら、やはりこれも哀メロ系ハードかな。ちょっと飽きてくるぞ・・・。

⑫ In The Name Of The Father (Fernando’s Song)
最後はやはりパワーバラードで締めるというお約束。軽くシンセオーケストレーションで味付けしながら。もうお腹一杯。

Bonus Tracks (deluxe edition only)
⑬ You Are Not Alone (Arnel Pineda version)
⑭ Way To The Sun (Doug Aldrich version)
⑮ You Are Not Alone (Deen Castronovo version)
ボートラ3曲は割愛。

ボーナスDVDは制作ドキュメンタリーとPV。特に言う事は無し。

というワケで、さてコレを聴いた方々はどう感じるだろうか。上記に記したように爽快系、哀メロ系ハード、バラード系、この3タイプが繰り返し登場するので途中で飽きるよって人もいるかも知れない。私はこういうの好きだから大満足だが。

で、この作品、要するにフロンティアーズレコーズの社長がディーンに歌わせたくて企画した企画アルバム、という事のようだ。つまりパーマネントなスーパーバンド、っていうわけでは無い。ディーンもジャックブレイズもダグアルドリッチも作曲には殆ど関わっていない。プロデューサーのアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが制作の指揮をとり、この3名が招集されたという事で。だから今後があるのかと言ったらそれも怪しいだろう。そう考えるとこちらも思い入れが軽くなってしまうのがちょっと残念ではあるが。

しかしそういう背景を抜きにすれば、産業ロック、メロディアスハード好きのファンからすればまさに王道を行くサウンドで持ってて損はないと言い切れる。少なくとも私はしばらくへヴィーローテになるだろう。それくらい気に入ったよ。

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2013年3月13日 (水)

ジャーニー2013来日公演初日(日本武道館 Mar 11, 2013)

職場でホワイトデーの買い出しをだれか代表でやろうぜという話で、アミダでやったら見事に自分が当たってしまった。したがって今日は早々に仕事を定時上がりして買い出しを済ませてとっとと帰宅。せっかくなので一昨日3/11武道館でのジャーニー参戦記事をUPします。

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このブログでジャーニーを扱うのはもしかして初めてだったかも。実はエイジアやウェットン程マニアックに追いかけていたわけではないが、産業ロックの代表格であるジャーニーやTOTO、ボストンなんかは普通に好きで主な作品群はきっちり揃えている。自分が洋楽に入るきっかけは、まだ京都の実家にいて地元の高校に通っていた83年、高2の頃にたまたまラジオで聴いたエイジアのドントクライがキッカケだったことは以前にも触れた。聴いてたラジオというのはKBS京都というAMラジオ放送局で当時夜22時から毎日やっていた「ハイヤングKYOTO」という番組で、その金曜日が若宮てい子っていうDJだったかと思うが洋楽を主に扱っていて毎週ベストテン的な発表をしていた。これでドントクライを聴いてエイジアにハマった後、同じく83年で次にハマったのがジャーニーのセパレイトウェイズだったのだ。すぐに高校近くのレンタルレコード屋さんでフロンティアーズをレンタルしてカセットにダビングしてそれはそれはよく聴いた。

まさにジャーニー全盛期だったが、そのあと主なヒット作は後追いでもまぁきっちりフォローはしていたし、86年解散後のバッドイングリッシュも、96年の復活作も、スティーブペリー脱退後のスティーブオージェリー期のARRIVALなんかも大のお気に入りだった。オージェリーがのどを痛めて脱退したのはホントに残念だったが後任のアーネルピネダの素晴らしさはもう言うまでもないだろう。あ、その前に一瞬ジェフスコットソートが歌ってたか。ちなみにジェフスコットソートよりマークボールズのほうが好きだったりする、いやそれを言うならジョーリンターナーのほうが良いだろう、あっ違うそれはイングヴェイの話や。

そういうワケで実はジャーニーファンのオレなのだが2009年の来日時はとにかく仕事の忙しい日々だったのでウェットン関連以外は見送っていた。今回はどうしようかなと思っていたらいつもお世話になっているマイミクさんがウドープレミアム会員で武道館チケットを2枚ゲットしてくださっていたので便乗させていただいて参戦決定。しかも届いたチケットはアリーナの相当オイシイ席。マイミクさんに感謝である。共に参戦したそのマイミクさんのHNは今回は切実なご事情により明かすことは出来ない(笑)。

さて3/11当日、武道館は月曜っていう厳しい日程ではあったが今回も2週間くらい前から前倒し気味に仕事を進め、業務を30分だけ早退させていただいてソッコー九段下へ。京都の田舎から都会に出て来て20数年、いろいろコンサートには参戦してきたが実は武道館は今回が初めて。確か92年の8人イエス来日時に代々木と武道館のチケットを取っていたんだが代々木は行けたけど武道館は業務多忙で行けなかった。初めての武道館とあって九段下の駅から現地へ周りを物珍しそうに見ながら進む。立派な門とか石垣があるし、そうかここは江戸城の敷地だったのかと今頃感心する。写真も撮ってみる。

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そして武道館へ。そばで生中継をするWOWOW?が前説放送か収録を行っていたみたい。

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そして開場。しばらくして会場内へ入場。花粉症が酷いのでまずはトイレに直行して鼻をかむ。更に鼻炎スプレー噴射。痒くて仕方がない目に目薬注入。コンディション整えてアリーナの座席へ。何しろ今回はオールスタンディングのライブハウスじゃないから座って観賞できる。腰痛の心配をする必要が無い。しばらくしてマイミクさんも登場、花粉症がどうのこうのと話しつつスタンドを見上げるとなんとギッシリ満員ではないか。凄い。こう言っては失礼だが30年前じゃないんだから今回武道館を埋めるのは厳しいんじゃないの?、7~8割入れば上出来だろうとか思っていたがなんのなんの武道館フルハウス!!

18時50分頃、前座開始。ジョナサンケインの娘さんとニールショーンの息子さんの歌と演奏。あまり知らないのでここでは割愛。

19時20分頃、場内暗転でいよいよスタート。と、ここでまさかの・・・オープニングからいきなりアリーナ総立ち・・・。えーーマジでぇ~、椅子あるのに立ち見ぃ~~。腰が辛いのに、でも立たなきゃ前見えないし・・・、
隣のマイミクさん:「ぢゃ、立ちますか。」
オレ:「あ、へへへ(苦笑)」
覚悟を決めて立つ。オープニングは上記で触れたとおり個人的に思い出のセパレイトウェイズ。勇壮なイントロから場内大盛り上がり、だって総立ちだから。満員の武道館の大歓声をアリーナで感じるこの興奮、腰のことは忘れて盛り上がる。ヴォーカルのアーネル、確か年齢はオレと同じくらいの40代半ばのはず。でもこれがホントに若々しいステージアクション。ドラム台からエビそりジャンプとかスゲー。オレがあんなエビぞりジャンプとかしたら腰をヒネって痛めるか足首捻挫とかするだろう。続いてノリノリの明るい 'ANY WAY YOU WANT IT'。以降もファンなら誰もが知ってる名曲連発。セットリストはウドーのサイトにUPされていたので以下拝借。

1. SEPARATE WAYS
2. ANY WAY YOU WANT IT
3. ASK THE LONELY
4. WHO'S CRYIN NOW
5. ONLY THE YOUNG
6. STONE IN LOVE
7. KEEP ON RUNNIN'
8. EDGE OF THE BLADE
9. FAITHFULLY
10. LIGHTS
11. STAY AWHILE
12. OPEN ARMS
13. JUST THE SAME WAY
14. ESCAPE
15. DEAD OR ALIVE
16. WHEEL IN THE SKY
17. DON'T STOP BELIEVIN'
- encore -
18. BE GOOD TO YOURSELF

最近の曲が無いのがアレだが、始めから最後まで楽しい。FAITHFULLYはライブDVDとか観てても結構ウルッとくるが生で聴くともう涙腺崩壊、40代半ば独身男のオレ、恥ずかしげもなく泣く。泣きながら「オーーオーオーーオー」のリフレインを手を右左に振りながら合唱する。更に嬉しかったのがESCAPE、実はアルバム「エスケイプ」の中ではこのタイトルトラックとMOTHER,FATHERが一番好きだったりするのでESCAPEを演ってくれたのはほんとラッキーだった。DON'T STOP BELIEVIN'も武道館大観衆と一緒に大合唱。アンコールはこれまた個人的にジャーニーのベストトラックのBE GOOD TO YOURSELFで大団円。知ってる曲がズラリと並ぶセットリストは単純に楽しい。いやもう満足感と幸福感で一杯のライブでした。

終演後は馴染みのマイミクさんやそのお知り合いの方々と「世界の山ちゃん」で楽しくおしゃべり飲み食い。翌日が仕事なので、ぢゃこの辺でって切り上げてしまったが翌日が休みだったらもっともっとしゃべっていたかった。ご一緒してくださった皆様ありがとうございました。

ジャーニーの映画、観に行こうかなやっぱり。

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