2017年3月11日 (土)

【Short Review 27】URIAH HEEP(w. JOHN WETTON) "RETURN TO WETTON"

仕事が明日の日曜から4勤1休4勤と、9日間で1日しか休みが無いという、たまたまタイトなシフトになっている。他の社員の方々との兼ね合い上で偶然そうなっていて、その代わり他で公休の連休が入っていたりするので別に不満とかは無いんだけども。今日の土曜日は「せやねん」とか「吉本新喜劇」とか「土曜はダメよ2時間SP」とか、観たいTVが一杯あったのでTVばかり見て過ごそうと思ったんだけども、明日からの勤務シフトを考えるとしばらくブログを更新する気力も失せると思うので、何とか今日あたり一本でもUPしておこうとPCに向かっている。土ダメSPは録画しておいて後でゆっくり楽しもうと。

ジョンウェットン大先生のファンである以上、ずーーっと前からその存在は知っていたけれども、持っていないCDは今でもいっぱいある。私はコンプリーターでは無いので。今回取り上げる掲題のCDもそんなCDの一つ。ユーライアヒープの76年のライヴをオーディエンス録音で収録したブートCD。

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先生がベーシストとしてユーライアヒープに参加していた時期のもの。前からそういうブートCDがあるのは知っていたけど、普段ユーライアヒープをあまり聴かないもんだから、全然スルーしていたブートCDだった。欲しいなと思ったのは2年近く前だったか、確か新宿DUESでデイヴシンクレア&ジミーヘイスティングスのインストアイベントに行ったときの終了後に、いつものマイミク某Mちゃんと近くのカフェでアイスコーヒー1杯で延々数時間しゃべくり倒した時だったと思う。その時にたまたま話の流れで、先生のベースプレイを聴くなら「ユーライアヒープのリターントゥウェットンっていうライヴ盤のブートが面白い。ウェットンのベースが馬鹿デカく収録されているから。」みたいな事を言われて、あぁそうなんだ、と思ったのがキッカケだった。随分前のブートだからもう普通にブートショップには売っていない。中古で探すしかないんだけど、これがなかなか見つからず、オークションで見かけてもプレミア価格になっていたりで手を出せずにいた。昨年に先生が参加していたヒープの別のブートを買ったんだけども、その時はこれまたいつものユーライアヒープ宣伝部長マイミク某Kさんからも、「先生参加のヒープのライヴを聴くならコレ! 先生の暴虐ベースが聴けるから。」って薦められていた。ようやく最近中古で適正価格?で入手できたのだ。

ジャケ写の、先生がリペアしたと思われる白のフェンダープレシジョンベースを弾く姿がカッコいい。実際に収録されている音は、MちゃんやKさんの話で聴く前から大体想像はついていた。かつてはツェッペリンやクラプトンの70年代のオーディエンス録音のブートを片っ端からコレクションして聴きまくっていたので、70年代オーディエンス録音を聴く私のブート耳は鍛えられているから。そして聴いてみたら想像通りの音。ブートとして音質が良い悪いではない。そう、私の期待していた感覚で言うと、キングクリムゾンのアースバウンドのようなものを期待していたんだけども、ほぼ期待通りの音。クリムゾンのアースバウンドは、クリムゾンの音楽性を破壊せんばかりの劣悪音質と尊師ロバートフリップ以外の3人のメンバーがブルーズィーにヤケクソのような演奏を繰り広げていて、その痛快さが大好きなんだけれど、本作ブートCDもそれに似た痛快さがあって楽しめる。もちろんアースバウンド期のクリムゾンとは違って、本作の時期のユーライアヒープはメンバー仲が悪いとかでは無くて、キチンとライヴ演奏していただろうし、本作の音質はたまたま録音環境や録音位置の関係でこのようなベースが馬鹿デカい音質になってしまってるだけなんだろう。それにしても、ブンブン、ブリブリ、バリバリと爆音で鳴り響く先生のベースの迫力は堪らない。ヘタすりゃもう先生のベースにしか耳がいかないくらいの痛快さ。ベースを耳コピしたい人には分かりやす過ぎるくらい最適であろう。

純粋なヒープファンの人にとってはどうかは分からないけれども、ベーシスト・ジョンウェットン先生のファンとしては最高に楽しめるブートCDである。

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2016年3月 6日 (日)

【Short Review 17】URIAH HEEP(w. JOHN WETTON) "BOSTON 1976 (LIVE AT ORPHEUM THEATRE, BOSTON, MA, USA 6TH MAY 1976)"

以前にジョンウェットンファンの集いのセッションに参加させて頂いた際に、自分がエントリーした2曲のうち、どうしても大好きでリードボーカルとベースで演奏してみたかったエイジアのデイライトはスゲー緊張して、ほうほうのていで演奏を終えた。その反面、どうしても演奏したいわけでは無く気楽な気分で参加させて頂いたエイジアのアフターザウォーのベース演奏は実に気分良く演奏をすることが出来て、今でもその気持ち良さの感覚が脳裏に残ってたりする。

私の性格的なものなのか、誰にでも言えることなのかは分からないが、自分が思い入れを持って取り組むことほど真剣にやるものだがその反面、慎重になり過ぎて結果が成功は成功だがビックリするようなことにはならない。逆に思い入れがそれほどないものについては気楽に取り組めて、結果的には伸び伸びと気分良く実施出来てしまったりってことがある。

私の大・大・大師匠ジョンウェットン大先生におかれても、もしかしたら似たような傾向があるのかなと思ったのが掲題のブートレッグCDに収録されたユーライアヒープ在籍時代のライヴ演奏である。

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ユーライアヒープはあまり聴かないしヒープの話がしたいわけでは無いので特にヒープの曲や演奏がどうのこうの述べるつもりはない。なのでいつものマイミク様の方々(笑)からの厳しいツッコミはご勘弁頂きたいのだが、いつものマイミク様から言わせれば「良さに気付いてないだけ」と言われるかも知れないが・・・。

ジョンウェットン大先生曰く「金のため」というこのユーライアヒープ加入時代(ロキシーミュージック加入時代も似た様なモノだろうが)、ところがこのブートで聴けるライヴでの先生のベース演奏は実に気持ちよさそうに感じる。クリムゾン時代と同様にブリブリ、バリバリとまるで下痢をもよおしそうなベースの存在感が強烈であるが、クリムゾンやU.K.とは違って緊張感が無い。「金のため」時代だから緊張する必要もないのか本当に伸び伸びとデカい音で弾きまくってる感じが聴いてて痛快でもある。技術的に、音楽的にどうこうってのは別にして、ベーシストとして楽しんでる感じがして、私自身もベーシストの真似事をしてみた身分としてもその楽しそうな気持ち良さが伝わってくるのである。こんなふうに弾いてみたいなって思うくらい。そうそうそれがユーライアヒープのロックのカッコ良さなのよ、とかいつものマイミク様から言われそうだが・・・。

そういう先生のベース演奏の観点で聴く分には非常に楽しめるブートCDである。音質も70年代のオーディエンス録音としては驚異的に素晴らしい。

ちなみに最後に一言だけ、知らないから言うんだけどユーライアヒープって「ろけんろー」なバンドなの? 英国のプログレがかったハードロックとか、大仰な評論を目にしたことがあるんだけどこのライヴ盤を聴くと単純に「ろけんろー」な感じが凄くするんですけど・・・(笑)。

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2013年5月31日 (金)

KEN HENSLEY 来日公演初日(高田馬場AREA May 28, 2013)

ケン・ヘンズレーの40年ぶりの来日公演初日に参戦してきました。

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そもそもケンヘンズレーどころかユーライア・ヒープもほとんど聴いたことが無い私が何故ライブに参戦したのか、めったに聴いてこなかった音楽なので、このライブの音楽的なことは語る資格は無い。そうでなくても腰痛持ちでオールスタンディングのライブはご勘弁、って状態なのに。そういったことも含めて内容のレビューではなく参戦ドキュメントという事で。ちょっと長くなりますぞ。

始まりはマイミクの某Kさんがミクシィボイスのつぶやきで引用されていたケンヘンズレーのCome To MeのYoutube映像だった。
ミクシィでは当然ジョンウェットン先生のファン仲間の方々とマイミクさせて頂いてるワケだがそのうちの数人の方がユーライアヒープの熱狂的ファンの方だったりする。私もヒープについては先生が参加しているからという理由だけでリターントゥファンタジィとハイアンドマイティの2枚だけは持っている。ヒープの音楽が好きだからではなくて先生が参加しているから揃えておこうと思っただけである。LOOK AT YOURSELFというアルバムが代表作という事は知識として知っているが、そのタイトル曲ですらカイハンセンのガンマレイがデビュー作でカヴァーしてたのを聴いたことがあるだけ。
元々ヒープにもケンヘンズレーにも興味は無いのだから、その時のマイミク某Kさんのミクシィボイスもスルーするところなのだがなぜかその時はその引用映像をクリックしてしまった。そしたらそのメロディとケンヘンズレーのボーカル、キーボードの美しさが結構ツボにハマってしまったのだ。
エェ、なにこれ、エエ曲ですやん、ってわけで早速そのCome To Meが収録されているケンヘンズレーの最新ソロアルバムLOVE & OTHER MYSTERIESを購入。それでもそのアルバム自体にはドハマりしたわけでは無かったので、今回の来日公演が決まった時にもオオッ、とは思ったが会場がオールスタンディングのライブハウスと知った時点でもうほぼ参戦はしない方向だったので前売りチケットも買わず。40代のオッサンに立ち見はキツイし、それでも参戦した2月のカールパーマーバンドのライブで腰の辛さに懲りたから。

いよいよ来日が近づいてきてから、その馴染みのマイミクさんたちのミクシィボイスが盛り上がり始める。チケットはまだまだ余ってるっぽい。内心ではせっかくなので行こうかな?とも思い始める。いやでも曲を知らないんだから行っても楽しくないだろうなぁ、楽しく無くて立ち見じゃ腰がアレやしなぁ・・・、と迷っているうちに10日ほど前、突然左ひざの激痛に襲われ歩くのも困難、あまりに痛くて膝の曲げ伸ばしも出来ない状態になった。仕事も早退させてもらって病院直行。この時点でもう完全に参戦は断念した。

左ひざ痛はあまりの激痛だったのでレントゲン検査と血液検査を受けた。異常無しとのこと。いやいや痛いんですけど、と医者に訴えると多分ウイルスが体に入って左ひざのところで炎症を起こしたんだろう、抗生物質を点滴しようという事で3日ほど続けて病院に通い、点滴打ちまくり。薬も服用。とりあえず真っ直ぐ歩く分には大丈夫な状態に回復した。まぁでもライブ参戦は無いな、と決めていたがいよいよライブが真近に近づいてくると、マイミク某Kさんの広報宣伝活動がスゲー情熱的に展開された。それはもう主催の呼び屋さんを遥かに超えるくらいの勢いで。どっちがプロモーターか分からないくらい。サイン会があるっぽいことも分かってきた。そして私もついつい妄想を始めてしまう。

「・・・ヒープのハイアンドマイティの紙ジャケにケンヘンズレーのサインを貰って、いつかそれに先生のサインも貰えたらエエ記念の品になるよなぁ・・・・・・」

いやいや、でも平日やし仕事が定時で上がれなければアウト、無理はしないでおこうと思いつつ5月28日(火)の前日夜、仕事のカバンの中に「念のため」ハイアンドマイティの紙ジャケを忍ばせる。当日朝、ま、行けたら行こかな? 仕事が忙しければ、もしくは腰がアレなら行かないでいいやと思っているところへマイミク某Kさんから個人的にミクシィメッセージが。

「・・・・Come To Meもやるはずです。もしよければ是非・・・・・・」

Come To Meを生で聴けるか・・・・・。更にマイミクで日本のヒープファンを代表する超大物Tさんがミクシィでサイン会の詳細を掲載している・・・・・。

行こう、定時で上がってやるで!! 夕方、いそいそと高田馬場へ。当日券を買って入場。

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マイミクさんたちに挨拶。某Tさんも某Kさんも、それから某Zさんも当然のように最前列かぶりつきのポジションをキープしておられる。 私は腰がアレだから・・・っと言いながら最後部のPA卓の前に陣取る。カールパーマーの時と同じ感じでここなら後ろにもたれっぱなしで観戦できるし。

19時15分ごろ、ケンヘンズレー登場、開演。セットリストは以下、日本のヒープファンを代表する超大物Tさんのミクシィ日記から拝借させて頂きます。

Free Me
Longer Shadows
The Wizard
I Don't Wanna Wait
Wise Man
Through The Eyes Of A Child
Rain
Come To Me
July Morning
Slipping Away
Tales
I Close My Eyes
Lady In Black

一曲目から「ふりーーぃみぃー」と、知らんくせにサビを合唱している調子良すぎる私。後ろに陣取っていたのがいつの間にか真ん中あたりに移動。

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そしてケンはキーボードの前に座り、私の激ツボのCome To Me。正直、この時泣いてました。

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あらら、いつの間にか最前列付近まで進出する私。腰が痛いのを忘れたかぁ??

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最後、Lady In Black、これまた知らんくせに「あーー、あーー・・・」と合唱しまくる。

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終演。写真は撮らなかったが曲の合間に質問コーナーやしゃべりもたくさんあって、しかも日本語通訳のお姉さんもいて、大変楽しく、また日本のファンに楽しんでもらうことを真剣に考えてくれてたんだなぁと実感。

そして終演15分後からサイン会、写真撮影もOK。私が頂いたサインはコレ。予定通りハイアンドマイティの紙ジャケに。このブツをケンに見せると、

「Ooh! It's Cool!!」

みたいなことを言ってくれた。私はひたすら

「センキュウ、センキュウ、センキュウソーマッチ、センキュウ。」

と。他に英語知らんのかって(苦笑)。

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更にはツーショットで写真撮影。

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実は私が一番心を動かされたのはこのサイン会(&写真撮影)の時間である。ケンがサイン会のために使う机と椅子が用意され、一人一人にそれぞれの品に丁寧にサインをしてくれるし、中にはTシャツにサインをしてもらう人もいたが、その時もマネージャーさんと二人がかりでTシャツが動かないように固定してとても丁寧にサインしていた。一人サインし終わるごとにその都度椅子から立ち上がって、肩組んだり握手したりサムアップしたりしながら満面の笑みでツーショット撮影に応じてくれる。撮影が終わるとまた座って次の人のサインをする。そしてまた立ち上がってツーショット写真撮影。この丁寧で誠実なファンサービスで私は一気にケンヘンズレーのファンになってしまった。この優しさというかファンを大事にしてくれる姿勢が、口先だけでなく行動で示されるところが超感激。この時のことを今思い出しても泣きそうになる。

というわけで、すっかりケンヘンズレーという人の人間的魅力にハマってしまったので、これからちょっとずつケンやヒープのCD、買い集めていきます。そしてまたケンが来日することがあったら、今度は当然参戦決定です(笑)。

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