2015年5月 9日 (土)

ピートリック/シェラー 「リスク・エヴリシング」 (JIM PETERIK/MARC SCHERER "RISK EVERYTHING")

ポールロス、U.K.ロス、それから帰省しての京都嵐山散策にU.K.ファイナル反省会 in 大阪新世界、と例年にも増して面白おかしかったGWが終わって、軽~く5月病の三重苦ですっかり元気が出ない。楽しみな新譜とか来日公演とかも当分無いし、こういう時についつい高額ブートに手を出して物欲を満足させようとする傾向があるので気を付けないと。これから一ヶ月ちょっとは京都への帰郷に向けての断捨離を進めらければならない。まずは車を手放す手続きを準備しなきゃとか。

ところでポールとU.K.ファイナルが終わった後、GW中で一番よく聴いたのが今回取り上げるCD。サバイバーのメインライターとして、メロディアスハード、産業ロックな曲を作らせたらこの人の右に出る人はいないというジムピートリックの新プロジェクトは、マークシェラーというヴォーカリストと共に作り上げた見事なメロハー、産業ロックの傑作となった。

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サバイバーは一応80年代の一番売れた時期の2枚は持っているし未だによく聴くけど、それ以外はフォローしきれていない。なのでこのブログで取り上げる機会もなかったが、ジムピートリックと言えば薄ぅ~くジョンウェットン大先生つながりがあるので、あえて拙ブログで取り上げる理屈は成り立つ。薄ぅ~くJWつながりっていうのはファンなら当然わかるだろう、JWソロ三部作(?笑?笑)の一枚目、ヴォイスメール(バトルラインズ)収録のスペースアンドタイム、三枚目のウェルカムトゥヘヴンに収録されていたデモテープ並みの音質だけど極上バラードのノーオーディナリィミラクルとボートラ収録のラヴイズ(あとスペースアンドタイムのデモトラックも収録)、これら三曲を先生に提供している。

今回のピートリック/シェラーはジャケットからしていかにもって感じのメロハー系にありがちなジャケットデザインで笑いを誘う。そして音の中身はこれまた(イイ意味で)大爆笑モノの極上ポップ、メロディアスハード、バラード、産業ロック、そんな感じの形容詞が全てあてはまるという、その手の音が好きな人にとっては絶対に持っておくべきクドくてクサい逸品である。もう一曲目、二曲目からして王道のメロディアスな産業ロックで中間のブリッジ部分で胸がキュンキュンするようなメロディを持ってくるところがワザとらし過ぎて最高である。ボーナストラック扱いの12、13曲目ですら聴き逃せないメロディだし。

但しこの手の作品はいつも言う事だけど3日続けて聴いてはならない。3日続けて聴くと間違いなく胸焼けを起こすしあっと言う間に飽きてしまう。大事に大事にインターバルを置きながら聴くことをお勧めする。ま、どんな聴き方しようとそんなこと人それぞれ勝手ですけど・・・(笑)。

とにかく天気の良い日に聴くと最高なこの作品、気分のいい時はもちろん気分がイマイチな時にも聴けば少しは気分が晴れる、そんな作品である。一度本格的にジョンウェットンとCD1枚作ってみてくれても面白いんじゃないかなって気もするけどどうかな。

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