2015年12月11日 (金)

【Short Review 10】プロフェット 「プロフェット」 (PROPHET "PROPHET")

今週ちょっとだけ拙ブログへのアクセス数が増えてるのはやっぱりアレですか、キングクリムゾンのライヴ参戦レポを期待されてるとか?(笑)。すいません、今や私は京都の田舎在住の関西人、クリムゾンは明日12/12(土)の大阪参戦組です。なので翌13日の日曜あたりに思い入れたっぷりにレポ書きますので少々お待ちを。

それで、盛大なクリムゾン祭りの最中でアタマの東京4Daysに参加された方々のレポやつぶやきを沢山拝見させて頂いたところでちょっと一休み。「何を今更」系のショートレビュー行きます。

80年代のメロディアスハードとか産業ロックの分類で良いのかな? プロフェットの85年デビューアルバム。

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キッカケは最近フェイスブック友達の某YKさんのつぶやきでこのバンドの Everything You Are のPVを紹介されていたことから。あぁ~、そう言えばそんなのあったなぁと思い出した。85年だからエイジアのアストラがリリースされた年、その頃私は浪人中の受験生でレコードなんかはほとんど買って無くて、でも音楽雑誌はくまなくチェックしていた。確かBURRN!のレビューで90点以上のかなりの高得点だったので当時すごく気になったんだが何しろ受験生の身、購入するには至らずそのままスルーして、更にそのままバンドの存在自体忘れてしまっていた。あれからなんと30年の時を経て思い出したのである。Youtubeでチェックした Everything You Are の虜になってしまいCDを探すが既に廃盤。そんなに売れたバンドでもなく、かつ廃盤ではそりゃ探すのは大変である。何とか某所で94年に国内初CD化された貴重な帯付きを少しプレミア価格で入手。内容はまさしく80年代中盤のメロハー、産業ロックの音そのもの。それ以外に表現のしようが無い。中でもPVが制作されたバラードの Everything You Are は、見事に売れて下さいと言わんばかりの媚を売りまくりのサウンド。パイプオルガン系の壮麗な鍵盤のイントロ、たっぷりエコーの効いたヴォーカル、ベタベタの甘いメロディ、大げさなギターソロ、所謂クサメロってヤツ。いや、バカにしてるのではない。私はこういうの大好き。クサいメロディにクサいアレンジ、PVを観るとヴォーカルの人のアクションまでが大爆笑モノのクサさ。私の中では最高峰の産業ロックバラードである。

なんでこんなに素晴らしくクサい曲を収録した作品が廃盤のままなのか、非常に勿体ない。いつかまた再発して欲しいものである。

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