2018年4月 7日 (土)

YES "FLY FROM HERE - RETURN TRIP"

あの、先に言っておくけど私は今回のハケット来日公演は行ってませんので(笑)。私のブログで参戦レポはありませんので悪しからず。今回はクラブチッタ川崎のみという事で、大阪も無いので早々に断念。行かない理由を100個くらい思いついたので、もう悔しくも何ともありませんし(苦笑)。2013年の全曲ジェネシスの来日公演と、2016年の半分ジェネシス半分ソロ代表曲+新作曲の来日公演、その2回でもうハケットは堪能し尽くしたから。

今回は先ごろPledgeMusic通販の形で発売開始されたイエスのフライフロムヒアの、トレヴァーホーンによるリードヴォーカル差替え版、"FLY FROM HERE - RETURN TRIP"を取り上げる。えっと、もうPledgeでオーダーした方にもディスパッチが始まってるのかな? 分かんないけど私の方は、3月下旬に渡英してイエスの50周年ロンドン公演&ファンコンヴェンションに参加された方に直接現地の物販で買って来てもらった。まず初めにその御礼をしなきゃいけない。いつも良くして頂いて本当に感謝しています。ありがとうございます。なんちゅうか、こんな時、ブログやってて良かったなぁと思う。拙ブログを通じてお仲間になって頂いた個性豊かで、かつ礼節もわきまえた良い人たちに巡り合えたことはホントに幸運で光栄である。

それでは作品に触れて行こう。

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パッケージはブック型のデジパック。このパッケージ、個人的には好き。ロジャーディーンのジャケは2011年版のフライフロムヒアと同じジャケだと思っていたけどちょっと違う。そしてブックレット内側はもうすっかりベノワデヴィッドの痕跡が消されているというね(苦笑)。

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それで、渡英して買ってきてくれた「世界で一番最初に手にした」方がロジャーディーンに突撃して、サイン貰ってきてくれた。ありがたい。

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さて、収録曲は2011年版の曲目にプラス1曲、ハウ爺のペンによる未発表曲が加えられている。

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既に本作の全編を数回聴き終わっているのだけれど、飽きるほど聴いたフライフロムヒアが、全く新鮮な感覚で聴ける。ベノワデヴィッドのヴォーカルを全てトレヴァーホーンのヴォーカルに差し替えただけでなく、またリマスターじゃなくてリミックスだから音の質感や、もっと言えばアレンジそのものが違う部分まで散見されて、そういう意味では何度でも聴き返して、その違いを楽しめる。歌詞が違っていたり、また演奏そのものもブックレット内のハウ爺のコメントにあるように、ハウ爺とジェフダウンズが新たに演奏を加えていたりする。曲ごとにこの部分が・・・、って言い出せばキリが無い。キリが無いくらいに全編で新しくなっている、そんな感じ。

ヴォーカルにに関しては、まぁ正直に言ってベノワデヴィッドの方が上手かなという気がしないでもないが、そこはやはり、本作は何と言ってもこれでホーン、ダウンズ、ハウ、スクワイア、ホワイトという、純粋なドラマラインナップとなったワケで、その強迫感から自然とそういう意識で聴くことになるので、イエスファンとしては今回の方が何か本物感を感じざるを得ない。2011年版をプロデュースしたトレヴァーホーンが改めてプロデュースし直して上塗りしたのは当然意図があってやってるんだろうから、そりゃ後出しジャンケンの方が強いに決まってる。ベノワデヴィッドには気の毒だけど。

曲に関して、2011年版の時に触れてなくて、その後聴けば聴くほど感じていたことを改めて記す。それはクリススクワイアのペンによるThe Man You Always Wanted Me to Be。当時から凡庸ながら暖かみを感じるイイ曲だなぁと思っていて、曲ごとに聴いた回数で言えばWe Can Flyの次くらいによく聴いていた。この曲は歌メロが優しくていいんだけれども、よくよく聴くとハウ爺のギターメロディの絡ませ方が絶品だと思うのである。特に2回目のサビに当たる2分45秒からの、歌メロの合間に入れるハウ爺のギターメロディ、これは歌メロの良さをさらに際立たせる、地味ながら最高の仕事をしている気がする。そう、ハウ爺は自分のペンの曲じゃなくても、こういう風に曲全体を考えてギターで彩りを加えて行く、その才能がもの凄くあるんだと思う。それはエイジアのアルファにも言えることではないかと。エイジアのアルファは、当時のハウ爺のインタビューで、このアルバムはギターアルバム・・・と言っていて、当時はエッ??って思ったけど、よくよく聴くとホントにギターが曲そのものやウェットンの歌メロを邪魔せずに引き立てているのが分かるようになった。その仕事ぶりを本作のThe Man You Always Wanted Me to Beでも感じるのだ。派手なリードギターやギターソロプレイでは無い部分でのハウ爺の仕事ぶりは素晴らしい。

次に今回初登場となった、2011年時点でセッションされていながら収録されなかった、ハウ爺作のDon't Take No For An Answerについて。いかにもハウ爺らしいアコギで始まるフォーキーな地味な曲で、歌メロも素朴で地味にイイ曲なんだけど、これもドラマラインナップが演奏してトレヴァーホーンがプロデュースすることで、シンセなんか結構派手に色づけされていて面白い。ハウ爺自らのリードヴォーカルはイエス曲とは思えない超低音で(笑)、ホーンがコーラス頑張ってイエスっぽくなっている。

全曲レビューしてもイイくらいに最近入れ込んで聴いているのだけれど、一応全曲レビューは2011年版の時にやっているのでもうイイ。一般に流通させないところは最低限2011年版への配慮だろう。でもそうは言っても今のところPledge通販で普通に手に入るので、ドラマラインナップによる、ドラマに続くアルバムとしての記念碑として持っていたい人はオーダーしてもイイと思う。これを聴くともう2011年版は聴かなくなる可能性があるけど(笑)。でも辛うじて最終曲のInto The Stormには作者としてベノワデヴィッドとオリバーウェイクマンのクレジットは残っているので、わずかながらの痕跡が残されて良かったんじゃないスか(笑)。。。

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2018年4月 4日 (水)

BS-TBS 「SONG TO SOUL エイジア/ヒート・オブ・ザ・モーメント」(2018年 3月18日 23:00放映分)

こんな事ダメなことなんだけど、先日の泊まり勤務で早朝の時間帯に眠くて眠くて仕方なくて、軽く寝落ちしながらの業務となってしまった。しんどくてもそう簡単に寝ない私が、その日は泊まり勤務の連勤で、しかも僅かながらの仮眠の時間にしっかり寝られず、さすがに疲れが溜まったのだろう。危うくお客様の前で白目を剥くところだったぜ全く。

泊まり連勤が終わって本日公休。花粉症の重症患者の私である故に、花見なんてもってのほか。この時期は出来るだけ雨が降って欲しいと心から願うものである・・・。それでも今朝は疲れてたからかぐっすり眠れてスカッと目が覚めた。外には出たくないけどウォーキングはしたいし・・・、と思っているところで例によってオカンから鬼指令。徒歩20分のスーパーでサランラップが安売りしてるから買って来いと。お一人様2本までだから、レジを2回通って4本買ってこいだと。ハラを決めて、頭にタオル巻いて、メガネかけて、マスクして、と花粉症対策の重装備でウォーキング兼ねて外出。外に出たからには桜を愛でながら歩こうじゃないかとアイホンのカメラ構えながらだったけど、何の事は無い、京都は連日の夏日だからなのか、もう桜は半分散っとるし全然写真映えしないのでガッカリ。スーパーのレジを2回通ってサランラップ4本買ってきたわな。

午後は地域の所用の事務作業を済ませてブログでも、と思っていたところでクリエイティブマンからキングクリムゾン来日決定のメールが。ひとしきりSNSで盛り上がり、SS席2万円に驚愕しつつ所用を済ませる。2万の席にするか1万6000円の席にするかは2~3日考えてからクリエイティブマン3A会員の最速先行予約に臨むことにして結論は後回し。大阪2DAYSあるけど、ま、大阪1日だけでイイかな。前回2015年は1万5000円だったのに何で5000円も上がってるんだとか色々思うけども行くという結論は動かないし、その頃にはやっと現会社に入社して初のボーナス支給もある事だしよく考えよう。

さて、ようやくというか一応は拙ブログでも取り上げないワケにはいかないだろう、先日のBS-TBS「SONG TO SOUL」のエイジア/ヒート・オブ・ザ・モーメント特集。録画しといたやつを2周ほど観た。これと言ってビックリするような内容では無かったけど、所々気になる話もあったので取り上げておく。

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スティーヴハウ、カールパーマー、ジェフダウンズ、ジョンカロドナー等々、日本の番組としては可能な限りのインタビューを試みていて、その意味では好感の持てる番組だったと思う。アメリカウケするビッグセールスを目指すスタジアムロックバンドにしたいA&Rジョンカロドナーと、メンバー、特にハウ爺やカールパーマーとの駆け引きがあったことは、ビジネスとミュージシャンの誇りの間でのアリがちな姿が垣間見えて興味深かった。

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バグルスのラジオスターの悲劇の特集の時にもあったけど、ジェフダウンズによる作曲の過程の解説も、おぉー、なるほど~、とちょっと感心する部分で、さすがに曲そのものを掘り下げる番組だけあって面白い。ポップな曲やなぁ~、と聴き流す曲が実際には凝りに凝ったコードを使った曲のストラクチャーを考えていたことには、改めてこの曲を聴き直すイイきっかけにもなる。

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しかしリアルタイムでツイッター等でウケて盛り上がっていたカールパーマーのコメント、へぇ~そんなんだぁ、と素直に受け取っていいのか、いやいやホンマかいな、と笑っていいのか、私のような音楽的素人にはよく分からない。

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プロのドラマーが言うのだから素直に受け取った方がイイのかなとは思うけど。確かにヒートオブザモーメントは途中えらいテンポアップするよなとは昔から思っていたけど、ワザとやっていたとはこれまた新しい発見。それでも自分のテンポを崩さないジョンウェットン大先生に対してEL&Pのグレッグレイクは一緒にテンポアップしてしまうと軽くDisってるのはやはり笑える。

バンドの結成に関するストーリーは普通に知られているエピソードが改めて語られる感じであった。

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なんかもっと、一番最初のスーパーグループ計画だった、リックウェイクマン、ジョンウェットン、カールパーマー、トレヴァーラビンの4人編成計画からどう変わっていったのかとか、そんな話があればオオッって前のめりになったんだけど、さすがにそこまでは無かったな。そもそもヒートオブザモーメントはウェットン/ダウンズ作だし、そんな編成だったらヒートオブザモーメントは生まれなかったわけだから。あと、なんでヒートオブザモーメントと、バグルスのラジオスターの悲劇は最初の歌メロが似ているのかとか、せっかく双方の曲の作者であるジェフダウンズが楽曲のストラクチャーを説明してくれてるんだから、突っ込んでみても良かったのでは?とか、そんなことを気にするのは私のようなバカなマニアだけか(笑)。

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2018年1月 2日 (火)

ダウンズ・ブレイド・アソシエイション 「スカイスクレイパー・ソウルズ」(DOWNES BRAIDE ASSOCIATION "SKYSCRAPER SOULS")

2018年、明けましておめでとうございます。新年一発目のブログ更新です。

フツーに大晦日から元旦にかけて泊まり勤務だったので、お屠蘇気分も何もない私であり、本日1/2が公休で明日はまた泊まり勤務と自分にとっては日常が過ぎて行くのみ。今日も朝起きて、家の掃除して、ウォーキングして、明日の仕事のお弁当用の卵焼きを焼いて、昼ご飯食べて、インスタントコーヒー入れてウチカフェしながらブログを書く、フツーの日常である。そんな日常を少しでも価値的に前向きに、何か1ミリでも前進できたと言える1年にすべく本年も頑張るのみである。でもそうは言っても1ミリでは無く今年こそは何らかの形で自らの財政状況を好転させて、買いたいCDを買い、行きたいライヴに金の心配せずに行ける、そういう状況を掴みとりたい。昨年も泣く泣く買い控えたCD、泣く泣くチケット確保を断念したライヴ、結構あるんだよ。なので今まで以上の気持ちと勇気と具体的努力をしていこうと深く決意している。大事なことは諦めないこと、投げやりにならないことである。

・・・あぁ~堅い硬い固い、そんなこと書いても誰も期待してないか(笑)。早速普段通りのブログ行ってみよう。今回は1ヶ月ちょっと前に国内盤も発売されていたDBAの3rd、ようやく記事書いてみる。

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今回はとうとう御大ロジャーディーンによるジャケとなり、いよいよその道に乗り始めたか?みたいな色んな意味でマネージメント的にもプロモーション的にもリキの入った体制となっている。

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レコーディングに参加しているメンバーもゲスト多数で、豪華とは言わないけどツウなファンからしたらオッ?って思うようなゲストも参加している。ドラムやベースは打ち込みでは無い。トレヴァーホーン界隈のアシュソーンが全曲ドラム、またベースもアンディホッジと言う人が担当。この時点ですでにエレクトロポップでは無くバンド形式を模して制作されているので若干のサウンドの肌触りの違いが予想できる。XTCのアンディパートリッジが参加しているのも意外だったし、ブリティッシュポップ界の有名人勢揃いな感じ。

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さて、内容である。既に通しで5~6回聴いていて、今も聴きながら書いてるんだけど、なぜか今作はすぐにブログ書きたいって気分にはならなかった。その理由が本作を聴いた私の感想にも通じるところではある。忌憚なく正直に書こう。ジェフダウンズは言うまでもないバグルス、イエス、エイジアの主力であり実力実績は言うまでもないし、クリスブレイドも作曲家として様々な賞を受賞しているそうで、またプロデューサーとしても実績があり、この2人が組んでクォリテイの高いものが出来るのは当然である。これまで拙ブログでも関連諸作を積極的に取り上げてきた(以下リンク)。

DBA1st
DBA2nd
PRODUCERS
THIS OCEANIC FEELING

今作も全体的にメロディ、アレンジ共に実に良く練られた楽曲が収められており、非常に完成度が高い。違いがあるとしたら打ち込みサウンドに代わってゲストミュージシャンに楽曲演奏が委ねられている点と、タイトル曲が18分もの大作となっていること、この2点が目に付く。プログレファンの観点からするとこれらの点は好意的なものとして受け取りたいところである。ましてジャケはロジャーディーンだし。

で、そんな評論家的な言い方では面白くない。私の正直な感想を書こう。まず、上記の2点だけど、それによって何かが劇的に変化したかと言ったらそうでもない。良く言えば打ち込みエレクトリックサウンドであろうと生バンドサウンドであろうとDBAとしてメロディ、サウンドは不変である。では、5回も6回も聴いてなかなかブログを書こうとしなかった理由は何かと言うと、ズバリ、私にとっての強力キラーチューンが無い、そういう事である。どんな曲をキラーチューンと感じるかは人それぞれだと思うので、あくまで私の感性で、と言うことになるんだけど例えばDBA1stに於けるRoad To Ruinのような飛翔感と弾けるようなポップ感覚に溢れた曲が無い。また、THIS OCEANIC FEELINGに於けるKarma Cameraのような胸に染み入って思わず遠くを見つめたくなるような強力な哀メロ美メロの曲が無い。かすってる曲は沢山あるんだけど。自分にとっての作品への入り口となるようなキラーチューンが残念ながら個人的には無かったのである。誤解の無いように言うと決して駄作では無い。いやむしろDBAとしての集大成とも言える最高作なのかも知れない。全てにおいて高水準な作品である。でも私には入口が無い。だから何度聴いても、悪くはないんだけど気が付くと終わっているような、そんな感じ。これで1曲だけキラーチューンがあると、途端に過去最高作!って大騒ぎするところなんだけど、そこのところが少し残念だった。従って今作を聴いていて気が付くと終わっていて、そしたら急にDBA1stのRoad To RuinやTHIS OCEANIC FEELINGのKarma Cameraを聴いてしまったよ。

以上、例によって上げてるのか落としてるのか、分からない書き方になったけど正直な感想でした。ジェフダウンズは今年も#YES50のツアーに、そしてその絡みでイエスのフライフロムヒアのトレヴァーホーンによるヴォーカル版の編集作業、またバグルスとしての新曲の制作、合間をぬってエイジアのライヴ、またパンパンに太った身体のダイエットと大忙しの日々になるようだ。ジョンウェットン大先生との未完のエイジア曲の完成はいつになる事やら、実現してほしいけど、実現してしまうともうホントにそこで先生の遺作扱いになってしまうのが寂しいような、難しい感情と期待を抱きながら今年もその動向に注目して行きたい。

最後になりましたが、今年も一年、書きたい時に書きたいことを書くだけの拙ブログですが、楽しんで下さる方がいらっしゃいましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。

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2017年8月26日 (土)

トレヴァー・ホーン 2017年来日公演2日目 2nd Stage (TREVOR HORN Super Producer's Project : Aug 23, 2017 @ Billboard Live TOKYO)

さて、音楽ブログに戻るか(笑)。
今年の8月もあとわずか。世間の皆様は夏休みのお楽しみも終わった方が多いだろうけども、私の仕事に夏休みは無くて先週まで泣きそうになりながら仕事していたけど、このあと有休申請と公休を組み合わせてこれから強引に連休を作ることに成功。私の「お楽しみはこれからだ!」って。今年は何故かたまたま8月後半から9月にかけて、個人的に念願していたライヴイベントが集中的に重なってしまって、財政状態がもうとんでもないことになってしまった。もうちょっとバラけて実現してくれればよかったんだけど仕方がない。破綻寸前の財政は10月以降で復旧を進めることにして開き直って楽しむのみ。そして、私の夏の「お楽しみはこれからだ!」シリーズ第一弾、トレヴァーホーンの来日公演に東京まで出撃。いつものように参戦レポいきます。

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8月23日(水)、仕事の方はこの日と翌日の2日間、有休を頂いていた。なにしろ今回もトレヴァーホーン来日は東京のみという事で地方民は辛い。遠征してその日の夜は東京に泊まらざるを得ないから有休も2日分消化せざるを得ない。また、直前まで仕事の忙しさが年間最大のピークだったこともあり、ライヴに行く事前の楽しみとかワクワク感を全然感じられないうちにその日が近付いてきた。ようやく楽しみになってきたのは前日である。今回一緒にチケットを取ってもらっていた徳島のK社長が、お仕事の出張で前日から東京の前乗りされていて、なんと一緒に参戦する2日目の23日を待ちきれず、初日の22日にも緊急参戦されたのであった。早速Lineを通じて参戦レポを寄越して下さり、2ndステージ終了後に無事にサイン会があった、サインは一人3点までOKだった、との報告を下さって、これで一気に私も元気が出て楽しみな気分になれたのだ。と言うのも、これはまぁ純粋なトレヴァーホーンのプロデュースワークのファンの方には失礼な話だけど、とにかく私は何が何でもトレヴァーホーンのサインが欲しかったのだ。ワケは現行イエスの前々回の来日公演、一昨年2014年11月の来日公演に遡る。この時、まだ横浜に住んでいた頃で、でも近々東京から離れることを決意していたので最後の思い出にと、イエスのVIPパッケージに参加したのであった。この際にサイン会もあったのだが、そこでイエスのドラマ紙ジャケに、ドラマのレコーディングメンバー5人のうちの4人(Geoff Downes、Steve Howe、Chris Squire、Alan White)のサインを頂くことが出来た。それはそれで嬉しかったのだけど、こうなるとあと一人、トレヴァーホーンのサインが何が何でも欲しくなってしまい、とにかくサインを貰える機会が訪れることを2年越しで念願していたのだった。その機会が今回訪れたのである。東京のみってことに一瞬躊躇したけど、後悔はしたくないので思い切って東京行きを決めたのだった。でもライヴはあるけどサイン会があるかどうかなんて分からない。ビルボードライヴだから2nd終演後ならその可能性はある、その程度であり、無いことだって考えられる。そんな不安があって、わざわざ東京まで交通費と宿泊費をかけて上京してサイン会無かったら却って凹むかも、とかいろいろ考えてしまっていた。なので前日の初日に徳島のK社長が緊急参戦されて、サイン会あった、と報告くれた時から急に元気が出たと、まぁそういう事である。

当日の上京は、薄給ゆえ、徹底的に10円でも100円でも安く済むように工夫を凝らして上京。新幹線はJR東海ツアーズの「プラットこだま」で、普通に新幹線に乗るよりも片道3千円(往復6千円!)節約し、更には行きは新横浜で降りて後はJR在来線で東京方面に向かって数百円節約、宿泊はビジネスホテルとかじゃなくて六本木のカプセルホテル4千円、とまぁ出来る限りの節約で東京入り。食事なんか牛丼屋さんで済ませる。池袋でプログレグッズの販売かなんかのイベントがあるのは知ってたけどそんなもん完全スルー。特に欲しいもんも無いし。東京時代に通いなれた新宿だけ寄り道して、DUプログレ館とブックユニオンを探検。ここでも特に欲しいものは無く、9月のペンドラゴン初来日公演のチラシだけゲットして、いざ六本木へ。よく考えたら25年も東京で仕事していたけど、六本木に来るのって数えるほどしかなかった、たいがい仕事関係で、接待とか、会社の偉い人の食事会とかで、料亭とか隠れ家的名店とかに行った以外は、あとは確か2009年のICON来日公演でビルボードライヴに行ったという、多分アレ以来の六本木だと思う。さすがに懐かしさが込み上げてきた。先に宿舎のカプセルホテルにチェックインだけして、さっさと懐かしい東京ミッドタウンへ。出張仕事終わりの徳島のK社長と合流し入場。

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サイン会は物販購入者だけとか言われても大丈夫なように、一応物販でCD購入してアリバイ作り。

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CD2枚組のProduced By Trevor Horn。なんでも近年プレミア状態になっているそうで、ZTTの倉庫から発見されたデッドストックを今回会場で特別販売とか。そんな最もらしいウリ文句にあっさり陥落して4000円お支払いの私である。

メチャメチャ高いビールをK社長のビルボード会員の特典でダーターで注文してもらって(笑)、呑みながら開演を待つ。大阪のビルボードライヴも良いけど、六本木のビルボードライヴは何と言ってもステージ後ろが全面ガラス張りになっていて、六本木の夜景が観られるという、これはさすが大都会東京って感じ。シャレオツである。

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ほぼ定刻の21:30、2ndステージ開演。席はK社長のおかげでとんでもないトレヴァーホーンとロルクレームの真近く。トレヴァーホーンの顔のしわの数が数えられるくらいのかぶりつきの席。トレヴァーホーンの真ん前だからか、トレヴァーのベースの音がデカく聴こえる。トレヴァーホーンってベーシストなんだぁ、ベース上手いやん、ってことを改めて認識する。上で言ったようにサインが欲しかった私は、トレヴァーホーンのプロデュースワーク全部に詳しいわけでは無いので、正直知らない曲も半分近くあった。セットリストは多分こんな感じだったと思う。

Two Tribes (Frankie Goes to Hollywood)
Video Killed the Radio Star (Buggles)
All the Things She Said (t.A.T.u.)
Rubber Bullets (10cc)
Cry (Godley & Creme)
Living in the Plastic Age (Buggles)
Slave to the Rhythm (Grace Jones)
The Power of Love (Frankie Goes to Hollywood)
Owner of a Lonely Heart (Yes)
Kiss From a Rose (Seal)
I'm Not in Love (10cc)
Sky Show
Future Boyfriends (English-language version of "SunSunSunrise")
Relax (Frankie Goes to Hollywood)

--- encore ---

Everybody Wants to Rule the World (Tears for Fears)

イエス、バグルス、フランキーゴーズトゥハリウッド、10CC、ゴドレー&クレーム辺りはさすがに80年代を若者として過ごした私なるが故に知ってるし楽しめた。こないだYES feat.ARWの来日公演でOwner of a Lonely Heartを聴き、そして4か月後にトレヴァーホーン版のOwner of a Lonely Heart を聴けるという、案外イエスのファンとして日本人は美味しい思いをしているんだと思う。バグルスのラジオスターをナマで聴くのは2007年オリジナルエイジア来日公演以来(笑)。10CCのI'm Not in Loveをナマで聴くのは初めて。楽しめた。そしてなぜかアンコールはティアーズフォーフィアーズだったけど、個人的には好きな曲なので嬉しかった。大いに盛り上がって終演。やはり80年代好きには単純に楽しいライヴだったし、それだけ沢山のヒット曲を持ってること自体、トレヴァーホーンの偉大さを実感出来るってもんである。

さて、いよいよ終演後はサイン会。列に並びながらどれとどれにサインして貰おうかと、お仲間の皆様と悩む。ところが前日は一人3点だったサインがこの日はアーティストの意向で一人1点との事。それならそれで私としては全然OKで。なぜなら、繰り返すけどイエスのドラマにレコーディングメンバー5人の直筆サインを完成させる、これこそが私の最大の目的だったから(笑)。さぁいよいよ順番が近付いてくる。にこやかにせっせとサインをするご機嫌なトレヴァーホーンのお姿を写真に収める。

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そして、迷うことなくドラマの紙ジャケの差出し、大プロデューサー様のトレヴァーホーンに向かって、サインペンはシルバーで、場所は他メンバーのサインと重ならないようにこの辺で、とクソ生意気に指図させて頂き、無事にサインを頂いた。ここにドラマ紙ジャケ、メンバー5人のサイン完成です!!

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2年越しの念願叶った。もう思い残すこと無し。自分の部屋に祭壇作って祀るから(笑)。

サイン会終わって、このあとロビーに出たらロルクレームがいて、勝手にミート&グリート状態。前日もそうだったと徳島のK社長から聞いていたので、ちゃっかり10CCのオリジナルサウンドトラック紙ジャケを用意していた私、ロルクレームからサインを頂きました。

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更に2ショット撮影。

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にこやかに、サービス精神旺盛でイイ人ロルクレーム、是非また来日して元気な姿を見せて欲しい。

この後、K社長と、東京時代のジョンウェットンファン仲間のSさんとお茶会。Sさんとは深夜1:30まで、某件で親密に打ち合わせ。これまた楽しかった。来年また東京方面の皆さんに会えるのを楽しみにしています。あ、その前に9月ペンドラゴンでまた上京予定・・・。

「お楽しみはこれからだ!」シリーズ第一弾、満願成就で完了。いろいろ忙しくて思うようにいかない辛い日々でも、その中で逃げずに踏ん張って頑張るのみ。だからこそ、ささやかな楽しみも大きな楽しい思い出となる。次はドリームシアター来日公演です!

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