2019年4月18日 (木)

ホワイトスネイク 「スライド・イット・イン 35周年記念デラックス・エディション」(WHITESNAKE "SLIDE IT IN 35TH ANNIVERSARY EDITION")

いよいよ世間様のGW10連休に向けてキツめの勤務シフトに突入した。普段は泊まり2勤務1休→泊まり1勤務1休、この繰り返しなんだけどGWは忙しいのが分かっているので4月前半は緩めのシフトでこれからGW終了までは泊まり2勤務1休→泊まり2勤務1休(日勤換算で4勤1休4勤1休)、この繰り返しになるので貴重な公休はもう体を休めるのみである。遊びにも行かない。その代わりGWの激務が終わったらゆっくりするからな。泊まり連勤が続く分、GW終了後は公休の連休もあるし、トッドラングレンの来日公演に備えて有休も申請済だから。それまでハラ決めて踏ん張る。

今日の公休は天気が良かったので午前はウォーキング。昨日の会社での春の定期健康診断で体重が3キロも増えてることが分かり軽くショックを受けたので、いつもは1時間ちょっとのウォーキングを1時間半に増やした。それでも約9000歩だけど。やっぱりアレだ、明けで朝帰宅した時の呑み食いを控えるべきだな。ネットでは仕事の愚痴は絶対言わない主義なのでアレだけどストレス満載の業務なので、ついつい朝帰ってきてたくさん食べてしまう。ストレス食いだ。これを控えないと。それで、ウォーキング時にアイホンで音楽聴きながら歩くんだけど、最近ツイッターなんかで、アイホンで曲単位のシャッフル選曲を設定して聴いてる人が結構いるようだ。それでシャッフル選曲したら1曲目はアレだった・・・、みたいなちょっと新鮮気分を味わっておられるようで。これちょっと面白そうだなと思ってウォーキング時にやってみた。アイホンには当然自分の好きなミュージシャンのアルバムばかり入れてるから基本好きなヤツしか鳴らないし。でもシャッフル選曲すると次何が始まるか分からないワクワク感を軽く感じることが出来るから、聴き方として楽しいではないかと思って。FMラジオ聴いてて、あれがオンエアされた!って喜んでいるのを自分でアイホンで味わえるようなもんだ。で、シャッフルでやってみた。そしたら1曲目はなぜかEL&Pのトッカータwww。退屈なのでいきなりスキップwww。予想の付かないシャッフル選曲、次がイエスのYours Is No Disgrace、次にトランスアトランティックの地味な短い曲、次にU2、次にスティーヴンウイルソン、更に次はイエスの錯乱の扉と言う具合に、予想できないシャッフル再生が続くから非常に楽しくウォーキング出来たよ。これアリだね。これからウォーキング時はシャッフル選曲を楽しもう。

さて本題、例によって買ったきり開封もしてなかったホワイトスネイクのスライドイットインの35周年盤、ようやく開封して聴いた。

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6CDかなんかのスーパーデラックス盤も出てるけど、私はそこまでホワイトスネイクのマニアでは無いので2CD盤で十分。サーペンスアルバスの30周年盤も2CD盤で満足だったし。メーカー特典か何かでポストカード付。

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内容はUSリミックスで1CD、オリジナルUKミックス+ボーナストラックで1CDとなる。マニアでは無いので今まではUSリミックス版しか聴いたことが無かった。理由は簡単。以前にも述べたけど私の場合、ジョンサイクス目当てだからwww。そういう意味ではオリジナルのUKミックスはちょっと新鮮な気分で聴けた。でもアレだ、USリミックスであろうとUKミックスであろうと、本作の核は言うまでもなくコージーパウエルのドラムだね。もうその点に集約される。もともとデヴィッドカヴァーデールのブルージーな歌唱を生かした、あくまでもブルースベースの渋いブリティッシュロックだったホワイトスネイクにコージーパウエルが加入するとどうなるか、その想像を見事に具現化したような強力なハードロックへと変貌している。その肝はどう考えてもコージーのドラムである。ドカーン!ドカーン!と腹にくるバスドラ、いかにもコージー印なドラミングがそこかしこに響き渡っていて、もうコージーパウエルの印象が一番強く残る。とにかくカッコいい。コージーパウエルのファンには最高のハードロックではなかろうか。

それ以前にはマイケルシェンカーグループに居たコージーが、カヴァーデールを加えてスーパーグループ結成を企画して、それがポシャって逆にホワイトスネイクに移籍してしまったとか、そんな話だったと思うんだけど、そんな夢のある話も今ではどうでもよくなるような本作でのカッコ良さである。勿論作曲面で貢献したメルギャレーの能力は評価されてしかるべきである。怪我が原因で離脱してしまい、ジョンサイクスがスポットライトを浴びて、更にはジョンサイクスが作曲面で能力を発揮したサーペンスアルバスがメガヒット作となったことで、メルギャレーがちょっと不憫ではあるけど、こういう機会に再評価されて欲しいと思う。メルギャレーってフェノメナの人?っていうこっち側目線wwでしか評価されないのは勿体ない。アメリカでのメガヒットの礎を築いた本作は、確かにサーペンスアルバスへの一連の流れの中で聴くと非常に納得がいく。後付けで何とでも言えるんだけど。

そしてここから更に私目線www。私目線の流れは、本作スライドイットインUSリミックス→サーペンスアルバス→ブルーマーダー1stとなる。ジョンサイクスの才能が本作USリミックスで生かされ、サーペンスアルバスでドンピシャの大ヒットとなり、そしてブルーマーダーで荘厳で威厳に満ちた最高峰のハードロックが完成した、そんな印象の流れで感じているのが私目線である。

結局何が言いたいのか分からなくなってしまったけどwww、コージーパウエルあっての本作、そしてジョンサイクス路線の萌芽が見て取れる本作、そこが楽しい私なのである。こうなると、ブルーマーダーも当初の編成だったジョンサイクス、コージーパウエル、トニーフランクリン、レイギラン編成で聴いてみたかったね。聴いてみたかったというか、いまさらそのデモテープを聴いてもしょうがないので、幻となった編成の、その完成形を聴いてみたかったと思う。

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2017年11月29日 (水)

ホワイトスネイク 「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念エディション」(WHITESNAKE "1987" 30TH ANNIVERSARY EDITION)

まだプログレに戻れない(笑)。きのうまで5日間ほど、オフコースしか聴いてなかったし。

今月は結構頑張ってるよなぁ。これで今月は7本目の記事UP。いつもは大体週一、月4本何とか頑張れればと思ってんだけど、7本でっせ。これを生活の生業にしてるわけでもないし、週一でもしんどいなぁと思う時があるし、仕事や地域の所用や家の事で一杯一杯の気分なんだけど、逆にそれがストレス発散を求めてなんか書いてみる的なことになってんのかもな。もっとも、内容は薄いけど(笑)。あとアレだ、今日は公休なんだけど天気が悪くてウォーキングが出来ないのでその分時間が浮くってのがあって。

ホワイトスネイクの87年のメガヒット作、サーペンスアルバスが30周年記念盤として再発された。懐かしい思いと共に購入したので取り上げてみよう。

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4CD+DVDのスーパーデラックスエディションもあるんだけど、私はそこまでホワイトスネイクのマニアでは無いので今回は2CDエディションで十分と思って、当時のライヴ録音から抜粋したボーナスCD付きで購入。4面デジパックの内側はこんな感じ。

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ブックレットに加えて87~88年ワールドツアーのツアーバス絵柄のレプリカステッカー封入。何だそれ(笑)。

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この80年代後半から90年代前半ごろの私は急速に音楽を聴く趣味の幅を拡げつづけた頃。意識して色んな音楽を聴こうとした。それもこれも全てプログレをより一層楽しむため。バロック、クラシック、ジャズ、ブルース他、いろんな音楽を取り込んだのがプログレ、って思っていたので、それならいろいろ聴いておかないと楽しめないだろうって思って、バッハ、チャイコフスキー、ベートーベン、ジョンコルトレーン、マイルスデイビス等々、なんでも聴いたのだ。ロックの枠内でもブルージィなブリティッシュロック、ハードロック、へヴィメタル、また当時のリアルタイムでスミス、プリンス、スタイルカウンシル、ペットショップボーイズ、他にもちょっとでも気になったものはごった煮的に次々購入、もしくはレンタルで借りてダビングして聴きまくっていた。ホワイトスネイクについては確かレンタル屋さんでCD借りて、カセットテープにダビングして聴いていたと思う。思い出をどうこう言いはじめたら、そのうちこのブログでホワイトスネイクのみならず、ディープパープル、レインボー、アイアンメイデン、ジューダスプリーストと続々HR/HMを取り上げるかも知れないぞ。パープルもメイデンもジューダスも90年代前半頃まではほぼすべての作品をCDで揃えていたから(今は殆ど中古屋行き、笑)。

87年~88年当時、本作についてはHere I Go Again、Is This Loveあたりは何回ビデオクリップを観たか分からない。MTV時代の産物だったと思う。でもそうじゃなかったとしても本作のクォリティは高い。それまでのホワイトスネイクと違ってスケール感がありフラッシーでメロディも良い。デヴィッドカヴァーデールの、髪を金髪にしてフワッフワに膨らませたヴィジュアル面を含めて、それを80年代的と言ってしまえばそれまでなんだけど、それでもその楽曲は2017年の今聴いても色褪せない魅力がある。

今回の30周年盤、聴いてみてアレ?って違和感を覚えるのはやはり曲順。87年当時の日本盤は米盤に準拠していたのかな? 今回の30周年盤は英国盤の曲順に準拠しているそう。またタイトルも87年当時の日本盤は「サーペンスアルバス」、米盤はセルフタイトルで「WHITESNAKE」、英国盤は「1987」だったとの事で、今回タイトルも原題は英国盤の「1987」で統一した模様。更にメンバーはコレはもう有名な話で、レコーディングメンバーのジョンサイクス、ニールマーレイ、エインズレイダンバーは本作発売時には解雇されてエイドリアンヴァンデンバーグ、ヴィヴィアンキャンベル、ルディサーゾ、トミーアルドリッジによるビデオクリップ撮影に続いてそのまま同メンバーでワールドツアーと、もうなんか本作の存在自体が、音楽エンターテイメントビジネスの世界に翻弄されたかのような張りぼて感がある。でも改めて、そうしたビジネス周りの思惑を除いてじっくり聴いてみると、やはり浮き上がってくるのは作品自体のクォリティの高さである。高品質のハードロックであり、なかでも際立つのは、我らがジョンサイクスの存在感と才能だ。本作がジョンサイクスの才能あってのものだったというのは、解雇されたジョンサイクスがコージーパウエルらと立ち上げたブルーマーダーのデビュー作の内容の素晴らしさが傍証として存在するからである(コージーパウエルはブルーマーダー1st制作途中で離脱したけど・・・)。ブルーマーダーは個人的には下手すりゃこのサーペンスアルバスよりもよく聴いたものだ。日本人ならではの判官贔屓で、ブルーマーダーの1stがホワイトスネイクより売れて欲しいという私の念願空しく、セールス的にはそこまではいかなかったのが当時は悔しかった。このブルーマーダーもいずれ気が向いたらブログで取り上げるかも知れない。

話が脱線したけど収録内容に戻ると、もうホントにハードロックとしても高品質、メロディ良し、パワーバラードあり、曲によっては産業ロック的肌触りもあり、加えてレーベルの全面バックアップがあるんだから売れて当然。売れるべくして売れた傑作であることが改めて確認できる。ちなみに個人的には本作の次作となるSLIP OF THE TONGUEも大好きで、これまた聴いた回数だけで言ったらSLIP~のほうが良く聴いたくらい。ジョンサイクスはいないけど超高品質へヴィメタルマシーンと化したなかで、Sailing Shipsなんかは今でも名曲として私の心に残っている。そうだ、久しぶりに聴こうと思って探したら無い!! CDラック、押入れの中、なんぼ探しても無い・・・。中古屋に売ったんかな・・・(笑)。今後ホワイトスネイクの諸作は、今回のサーペンスアルバス再発を皮切りに新たに再発プロジェクトが続くようなので、SLIP~の再発が出たらまた取り上げたい。

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