2019年10月24日 (木)

ホワイトスネイク 「スリップ・オブ・ザ・タング 30周年記念デラックス・エディション」(WHITESNAKE "SLIP OF THE TONGUE 30TH ANNIVERSARY REMASTER")

我が巨人軍、4連敗で日本シリーズ敗退・・・。完全に力負け。このブログで野球評論まで書くつもりはないけど、まあ仕方ないね。今年の巨人軍は原監督の采配とやりくりでどうにかリーグ優勝はしたけど、長年の巨人ファンの私から見てもそんなに強さは感じなかったから。それでも優勝できたってことはセリーグのレベルが低いのかなみたいなww。でもそんな状態で下手に日本一になるよりも、まだまだ発展途上で課題が山ほどあるチームだと思い知らされたことで、逆に気を緩めることなく精進して来年はさらに強くなることを願おう。野球の話終わりww。

昨日今日となんと今月2回目の連休www。そんなことはめったにない。それこそ一年に1回あるかないか。前回は意図して有休を取った連休だったんだけど今回はたまたま勤務シフトで2日連続で公休となっていた。でもその代わり明日から忙しいのが分かり切っている週末またいで月曜まで日勤と泊まり勤務が続くという、そんなに美味しくないパターン。来月11月は特に有休申請もしてないから、またまた連休の無い1ヶ月となる。でも今月はまあまあリフレッシュできたし、あとそれからこの秋の個人的に課題としていたこともしっかりクリアできたので、気分がかなり良い。張り切って11月いっぱいまで乗り切れそう。そして12月はいよいよ待望のU2来日公演があるし。ここでまた有休絡めて連休を取得するので。それを楽しみに頑張れる。

昨日は午前から昼過ぎまで、オカンがガラケーからスマホに機種変更したいって言うから携帯ショップまで同行。高齢者でスマホに詳しくないからそこをつけ込まれて余計なオプションつけられて余計な課金されると困るからね。しっかり店に付いていって横から怖い顔作って店員さんに口出しまくったよ。店員さんゴメンねww。オカンを守らないといけないからさ。午後はそれで購入したスマホをオカンが使えるように設定したり、使い方が分からないオカンからの質問攻めに対応したり、夜は地域の所用でお出かけと、ほぼ自分の趣味道楽やりたいことは何も出来ない一日。そのぶん今日はゆっくりしているところ。ホントは今日はまたジョンウェットン大先生の関連ネタでブログ更新しようと思ってた。ほら、アレ、毎度のことだけど先生ネタで更新とそうでないネタで更新の時のアクセス数の伸びが著しく差があり過ぎてだな・・・ww。でも昨日の休み一日が使えなかったのと、ちょうど掲題のホワイトスネイクのスリップオブザタング30周年盤が届いたばっかりだったからこれを先に取り上げておくかと。

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拙ブログではホワイトスネイクを取り上げるのは3回目。実はそんなにマニアックに詳しいワケでも無くて、80年代にリアルタイムでよく聴いていた名残で、スライドイットインとサーペンスアルバス、そして今回のスリップオブザタング、この3作だけは今でも気になるという感じ。なのでこの3作だけは30周年盤(スライドイットインは35周年)で買っておきたかった。繰り返すけどマニアではないのでスーパーデラックスではなく2CDデラックスで揃えた。ちなみに前2回分のブログ記事は以下。

ホワイトスネイク 「スライド・イット・イン 35周年記念デラックス・エディション」

ホワイトスネイク 「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念エディション」

ちなみにもう一言いうと、ディープパープル系統ではホワイトスネイクよりレインボーの方が好きなんだよね。だから本作も89年当時、レコーディングにはキーボードで元レインボーのドンエイリーやデイヴローゼンサルが参加しているという、そこの豪華さにも惹かれていた。さらにコーラスでパープル時代の同僚グレンヒューズも参加してるしね。ところでなぜか拙ブログでレインボーを一回も取り上げてないことにいま気付いたwww。まぁそれはまたそのうち気が向いたら。レインボーって80年代ホワイトスネイクほどのメガヒットが無かったからね。下記写真はメーカー特典かなんかでポストカードのオマケ。

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収録内容はデジパック裏面。

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89年当時、京都のCDショップでバイトしていた私は、あのメガヒットを記録したサーペンスアルバスを受けての新作という事でリリースを待望していた記憶がある。勿論発売と同時に購入して、それはそれは繰り返し聴きまくった。内容的には十二分に制作に予算も使えただろうしサーペンスアルバスに全く劣るところの無い最高品質のHR/HM作品だった。曲良し、音良し、アレンジ良し、素晴らしくゴージャスでメロディも優れていて、かといってデレッと甘くなったのではなくてハードロックとしての佇まいも十分備えていて、その個人的な評価は今聴いても変わることはない。ただ、昔の、というかアメリカ市場をターゲットに据えたスライドイットインより前の、初期ホワイトスネイクが好きな人にとっては賛否両論はあの当時もあったし今でもある。いわゆる渋いブリティッシュハードロック、ってのとは違う。私は渋いブリティッシュロックも好きだけど、それをホワイトスネイクにはさほど求めてなくてww、アメリカ市場向けにフラッシーにゴージャスにキャッチーに味付けされたホワイトスネイクが大好きだったりする。初期で持ってるのは2枚くらいだし。

内容について89年の発売当時にリアルタイムで散々聴いたので、その当時に感じた印象を思い出しながら。1曲目のタイトル曲からいきなり盛大にシンセのイントロで始まり、何これギターがピロピロ鳴ってるぅ~、って思っているとデヴィッドカヴァデールの超ハイトーンヴォイスには、誰?って思わず椅子から転げ落ちそうになるくらいウケた。それこそ古き良き渋いホワイトスネイクのファンからしたら別物に思えただろう。あの渋いソウルフルなヴォイスはどこへ行ったのかと。確か喉の手術かなんかをして以降、とんでもないハイトーンヴォイスが出るようになったとか、そんな話だったかな。逆に渋いヴォイスが出なくなった的な。でもそれはそれとして、オープニングからインパクト抜群のタイトル曲だった。全曲を作曲したエイドリアンヴァンデンバーグが腕の病気で肝心のレコーディングに参加出来ず、その無念は同情を禁じ得ない。ギターは全部新加入の超大物ギタリスト、スティーヴヴァイで録音したという事でますます当時のへヴィメタルの先頭を行くようなサウンドであった。ピロピロ、キュイ~ン、みたいなギターねwww。それからカヴァデールの18番、「アゥアゥアゥアゥ~~」もあるし、キャッチーなバラードも2曲。初期の名曲Fool For Your Lovingの再録も賛否あったねあの当時。賛否っていうか否定的意見の方が多かったかな。私はこれはこれで楽しめるんだけど。あ、そういえば今回の30周年盤、曲順が変わってるね。なんか違和感。カヴァデール自身が監修してるから何らかの意図はあるんだろうけど、やっぱりオリジナルの曲順で聴き馴れた私にはちょっと変な感じ。最後は素晴らしいepic曲のSailing Shipsじゃなきゃイカンだろうと思うのはワタシだけ? ちなみにこれまた当時の話で、前作サーペンスアルバスでもあったけどレッドツェッペリンのマネしてるだろ?ってのがあった。例えば荘厳系のJudgment DayはツェッペリンのKashmirに似てるし、Sailing ShipsはツェッペリンのStairway To Heavenを思わせるし。でもこの2曲も名曲と言えるし特にSailing Shipsは今でもホントに大好きな曲だ。

なお、今回の30周年盤は2019リマスターという事で音質だけど、なんとなく、あくまでも何となくの私のバカ耳での印象で言うと、ずいぶん耳に優しい聴きやすい音質のような気がする。気のせいかも知れないけど89年当時のオリジナルはもっとキンキンしてた気がするなぁ。聴き比べようと思ったけど、89年のCD、いくら探しても無いんだよww。多分何かの時に中古で売ってしまったようだww。

次に、この手の企画盤のある意味目玉のボーナストラックだ。ここでは特にCD2枚目のモニターミックス集を中心に。本編収録曲のモニターミックスは、最終ミックスの前の状態を言ってるのかな。曲としては出来上がっていて、ヴァイのピロピロギターのミックス前だったり、イントロにドラムのカウントが入っていたり、カヴァデールの余計なヴォイスが入っていたり、ま、大したアレではない。個人的に気に入ったのはシングルB面のみ収録曲と、レコーディングしていたけど陽の目を見なかった未発表曲だ。まずシングルB面曲のSweet Lady Luck、これなかなかイイ。ハードロックとしての疾走感もありながらキャッチーなメロディ展開もある。更に気に入ったのが未発表曲Parking Ticket。これはミディアムテンポでとてもメロディアスな佳曲。気持ち良く聴ける。続いて未発表曲Kill For The Cut、インストセクションはカッコいいギターリフを中心としたブリティッシュハードロックな佇まいでカッコいい。カヴァデールのヴォーカルが入ると美しいバラード的な感じになる。さてBurning Heart、ん?どっかで聴いたことある気がした。これはエイドリアンヴァンデンバーグのバンド、ヴァンデンバーグで発表していた曲だね。ヴァンデンバーグのCDまでは持ってないんだけど、曲は聴き覚えがあったので押入れの中を探してみたら出て来たのがコレ。

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88年だったか89年だったか、当時の国内ワーナーパイオニアが高額だった国内盤CDを輸入盤並みに安く展開するべく企画したフォーエヴァーヤングシリーズの、メーカー制作の非売品サンプルCD。

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ワーナーパイオニアで扱うHR系のアーティストの曲を数曲ずつ収録したオムニバスCD。ここにヴァンデンバーグのBurning Heartが収録されていた。だから聴き覚えがあったんだ。

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ツェッペリンやパープル、ゲイリームーア、ジョンサイクスのいたタイガーズオブパンタン、AC/DC、カクタス、ジョーリンターナー、さらにはコロシアムⅡまでwww。ワリと楽しめる非売品CDだったなぁ。持ってたこと自体忘れていたよ。

話逸れたけどBurning Heart、ホワイトスネイクとして再録していて、カヴァデールが歌うんだけど、最初の方だけ歌ってあとはインストのみwww。最後に収録されているのはホワイトスネイク初期の名バラード、We Wish You Wellの再録。オリジナルアレンジも良いしここに収録された再録も素晴らしい。名曲はどうしたって名曲だ。この曲たぶん今でもライヴのエンディングで会場に流してるんでしょ。イイよねぇ、この曲聴きながらライヴの余韻に浸りながら会場を後にする感じ? その為だけに今度の来日公演行こうかなと一瞬考えてしまった。

以上、本編はやっぱり今聴いても楽曲の充実度は最高レベルだし、そして今回の企画の出し物としてのモニターミックス集に収録された未発表曲の数々も非常に楽しめた。これは持ってて損はないと思う。

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2019年4月18日 (木)

ホワイトスネイク 「スライド・イット・イン 35周年記念デラックス・エディション」(WHITESNAKE "SLIDE IT IN 35TH ANNIVERSARY EDITION")

いよいよ世間様のGW10連休に向けてキツめの勤務シフトに突入した。普段は泊まり2勤務1休→泊まり1勤務1休、この繰り返しなんだけどGWは忙しいのが分かっているので4月前半は緩めのシフトでこれからGW終了までは泊まり2勤務1休→泊まり2勤務1休(日勤換算で4勤1休4勤1休)、この繰り返しになるので貴重な公休はもう体を休めるのみである。遊びにも行かない。その代わりGWの激務が終わったらゆっくりするからな。泊まり連勤が続く分、GW終了後は公休の連休もあるし、トッドラングレンの来日公演に備えて有休も申請済だから。それまでハラ決めて踏ん張る。

今日の公休は天気が良かったので午前はウォーキング。昨日の会社での春の定期健康診断で体重が3キロも増えてることが分かり軽くショックを受けたので、いつもは1時間ちょっとのウォーキングを1時間半に増やした。それでも約9000歩だけど。やっぱりアレだ、明けで朝帰宅した時の呑み食いを控えるべきだな。ネットでは仕事の愚痴は絶対言わない主義なのでアレだけどストレス満載の業務なので、ついつい朝帰ってきてたくさん食べてしまう。ストレス食いだ。これを控えないと。それで、ウォーキング時にアイホンで音楽聴きながら歩くんだけど、最近ツイッターなんかで、アイホンで曲単位のシャッフル選曲を設定して聴いてる人が結構いるようだ。それでシャッフル選曲したら1曲目はアレだった・・・、みたいなちょっと新鮮気分を味わっておられるようで。これちょっと面白そうだなと思ってウォーキング時にやってみた。アイホンには当然自分の好きなミュージシャンのアルバムばかり入れてるから基本好きなヤツしか鳴らないし。でもシャッフル選曲すると次何が始まるか分からないワクワク感を軽く感じることが出来るから、聴き方として楽しいではないかと思って。FMラジオ聴いてて、あれがオンエアされた!って喜んでいるのを自分でアイホンで味わえるようなもんだ。で、シャッフルでやってみた。そしたら1曲目はなぜかEL&Pのトッカータwww。退屈なのでいきなりスキップwww。予想の付かないシャッフル選曲、次がイエスのYours Is No Disgrace、次にトランスアトランティックの地味な短い曲、次にU2、次にスティーヴンウイルソン、更に次はイエスの錯乱の扉と言う具合に、予想できないシャッフル再生が続くから非常に楽しくウォーキング出来たよ。これアリだね。これからウォーキング時はシャッフル選曲を楽しもう。

さて本題、例によって買ったきり開封もしてなかったホワイトスネイクのスライドイットインの35周年盤、ようやく開封して聴いた。

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6CDかなんかのスーパーデラックス盤も出てるけど、私はそこまでホワイトスネイクのマニアでは無いので2CD盤で十分。サーペンスアルバスの30周年盤も2CD盤で満足だったし。メーカー特典か何かでポストカード付。

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内容はUSリミックスで1CD、オリジナルUKミックス+ボーナストラックで1CDとなる。マニアでは無いので今まではUSリミックス版しか聴いたことが無かった。理由は簡単。以前にも述べたけど私の場合、ジョンサイクス目当てだからwww。そういう意味ではオリジナルのUKミックスはちょっと新鮮な気分で聴けた。でもアレだ、USリミックスであろうとUKミックスであろうと、本作の核は言うまでもなくコージーパウエルのドラムだね。もうその点に集約される。もともとデヴィッドカヴァーデールのブルージーな歌唱を生かした、あくまでもブルースベースの渋いブリティッシュロックだったホワイトスネイクにコージーパウエルが加入するとどうなるか、その想像を見事に具現化したような強力なハードロックへと変貌している。その肝はどう考えてもコージーのドラムである。ドカーン!ドカーン!と腹にくるバスドラ、いかにもコージー印なドラミングがそこかしこに響き渡っていて、もうコージーパウエルの印象が一番強く残る。とにかくカッコいい。コージーパウエルのファンには最高のハードロックではなかろうか。

それ以前にはマイケルシェンカーグループに居たコージーが、カヴァーデールを加えてスーパーグループ結成を企画して、それがポシャって逆にホワイトスネイクに移籍してしまったとか、そんな話だったと思うんだけど、そんな夢のある話も今ではどうでもよくなるような本作でのカッコ良さである。勿論作曲面で貢献したメルギャレーの能力は評価されてしかるべきである。怪我が原因で離脱してしまい、ジョンサイクスがスポットライトを浴びて、更にはジョンサイクスが作曲面で能力を発揮したサーペンスアルバスがメガヒット作となったことで、メルギャレーがちょっと不憫ではあるけど、こういう機会に再評価されて欲しいと思う。メルギャレーってフェノメナの人?っていうこっち側目線wwでしか評価されないのは勿体ない。アメリカでのメガヒットの礎を築いた本作は、確かにサーペンスアルバスへの一連の流れの中で聴くと非常に納得がいく。後付けで何とでも言えるんだけど。

そしてここから更に私目線www。私目線の流れは、本作スライドイットインUSリミックス→サーペンスアルバス→ブルーマーダー1stとなる。ジョンサイクスの才能が本作USリミックスで生かされ、サーペンスアルバスでドンピシャの大ヒットとなり、そしてブルーマーダーで荘厳で威厳に満ちた最高峰のハードロックが完成した、そんな印象の流れで感じているのが私目線である。

結局何が言いたいのか分からなくなってしまったけどwww、コージーパウエルあっての本作、そしてジョンサイクス路線の萌芽が見て取れる本作、そこが楽しい私なのである。こうなると、ブルーマーダーも当初の編成だったジョンサイクス、コージーパウエル、トニーフランクリン、レイギラン編成で聴いてみたかったね。聴いてみたかったというか、いまさらそのデモテープを聴いてもしょうがないので、幻となった編成の、その完成形を聴いてみたかったと思う。

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2017年11月29日 (水)

ホワイトスネイク 「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス 30周年記念エディション」(WHITESNAKE "1987" 30TH ANNIVERSARY EDITION)

まだプログレに戻れない(笑)。きのうまで5日間ほど、オフコースしか聴いてなかったし。

今月は結構頑張ってるよなぁ。これで今月は7本目の記事UP。いつもは大体週一、月4本何とか頑張れればと思ってんだけど、7本でっせ。これを生活の生業にしてるわけでもないし、週一でもしんどいなぁと思う時があるし、仕事や地域の所用や家の事で一杯一杯の気分なんだけど、逆にそれがストレス発散を求めてなんか書いてみる的なことになってんのかもな。もっとも、内容は薄いけど(笑)。あとアレだ、今日は公休なんだけど天気が悪くてウォーキングが出来ないのでその分時間が浮くってのがあって。

ホワイトスネイクの87年のメガヒット作、サーペンスアルバスが30周年記念盤として再発された。懐かしい思いと共に購入したので取り上げてみよう。

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4CD+DVDのスーパーデラックスエディションもあるんだけど、私はそこまでホワイトスネイクのマニアでは無いので今回は2CDエディションで十分と思って、当時のライヴ録音から抜粋したボーナスCD付きで購入。4面デジパックの内側はこんな感じ。

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ブックレットに加えて87~88年ワールドツアーのツアーバス絵柄のレプリカステッカー封入。何だそれ(笑)。

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この80年代後半から90年代前半ごろの私は急速に音楽を聴く趣味の幅を拡げつづけた頃。意識して色んな音楽を聴こうとした。それもこれも全てプログレをより一層楽しむため。バロック、クラシック、ジャズ、ブルース他、いろんな音楽を取り込んだのがプログレ、って思っていたので、それならいろいろ聴いておかないと楽しめないだろうって思って、バッハ、チャイコフスキー、ベートーベン、ジョンコルトレーン、マイルスデイビス等々、なんでも聴いたのだ。ロックの枠内でもブルージィなブリティッシュロック、ハードロック、へヴィメタル、また当時のリアルタイムでスミス、プリンス、スタイルカウンシル、ペットショップボーイズ、他にもちょっとでも気になったものはごった煮的に次々購入、もしくはレンタルで借りてダビングして聴きまくっていた。ホワイトスネイクについては確かレンタル屋さんでCD借りて、カセットテープにダビングして聴いていたと思う。思い出をどうこう言いはじめたら、そのうちこのブログでホワイトスネイクのみならず、ディープパープル、レインボー、アイアンメイデン、ジューダスプリーストと続々HR/HMを取り上げるかも知れないぞ。パープルもメイデンもジューダスも90年代前半頃まではほぼすべての作品をCDで揃えていたから(今は殆ど中古屋行き、笑)。

87年~88年当時、本作についてはHere I Go Again、Is This Loveあたりは何回ビデオクリップを観たか分からない。MTV時代の産物だったと思う。でもそうじゃなかったとしても本作のクォリティは高い。それまでのホワイトスネイクと違ってスケール感がありフラッシーでメロディも良い。デヴィッドカヴァーデールの、髪を金髪にしてフワッフワに膨らませたヴィジュアル面を含めて、それを80年代的と言ってしまえばそれまでなんだけど、それでもその楽曲は2017年の今聴いても色褪せない魅力がある。

今回の30周年盤、聴いてみてアレ?って違和感を覚えるのはやはり曲順。87年当時の日本盤は米盤に準拠していたのかな? 今回の30周年盤は英国盤の曲順に準拠しているそう。またタイトルも87年当時の日本盤は「サーペンスアルバス」、米盤はセルフタイトルで「WHITESNAKE」、英国盤は「1987」だったとの事で、今回タイトルも原題は英国盤の「1987」で統一した模様。更にメンバーはコレはもう有名な話で、レコーディングメンバーのジョンサイクス、ニールマーレイ、エインズレイダンバーは本作発売時には解雇されてエイドリアンヴァンデンバーグ、ヴィヴィアンキャンベル、ルディサーゾ、トミーアルドリッジによるビデオクリップ撮影に続いてそのまま同メンバーでワールドツアーと、もうなんか本作の存在自体が、音楽エンターテイメントビジネスの世界に翻弄されたかのような張りぼて感がある。でも改めて、そうしたビジネス周りの思惑を除いてじっくり聴いてみると、やはり浮き上がってくるのは作品自体のクォリティの高さである。高品質のハードロックであり、なかでも際立つのは、我らがジョンサイクスの存在感と才能だ。本作がジョンサイクスの才能あってのものだったというのは、解雇されたジョンサイクスがコージーパウエルらと立ち上げたブルーマーダーのデビュー作の内容の素晴らしさが傍証として存在するからである(コージーパウエルはブルーマーダー1st制作途中で離脱したけど・・・)。ブルーマーダーは個人的には下手すりゃこのサーペンスアルバスよりもよく聴いたものだ。日本人ならではの判官贔屓で、ブルーマーダーの1stがホワイトスネイクより売れて欲しいという私の念願空しく、セールス的にはそこまではいかなかったのが当時は悔しかった。このブルーマーダーもいずれ気が向いたらブログで取り上げるかも知れない。

話が脱線したけど収録内容に戻ると、もうホントにハードロックとしても高品質、メロディ良し、パワーバラードあり、曲によっては産業ロック的肌触りもあり、加えてレーベルの全面バックアップがあるんだから売れて当然。売れるべくして売れた傑作であることが改めて確認できる。ちなみに個人的には本作の次作となるSLIP OF THE TONGUEも大好きで、これまた聴いた回数だけで言ったらSLIP~のほうが良く聴いたくらい。ジョンサイクスはいないけど超高品質へヴィメタルマシーンと化したなかで、Sailing Shipsなんかは今でも名曲として私の心に残っている。そうだ、久しぶりに聴こうと思って探したら無い!! CDラック、押入れの中、なんぼ探しても無い・・・。中古屋に売ったんかな・・・(笑)。今後ホワイトスネイクの諸作は、今回のサーペンスアルバス再発を皮切りに新たに再発プロジェクトが続くようなので、SLIP~の再発が出たらまた取り上げたい。

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