2017年12月10日 (日)

イエス 「海洋地形学の物語/ドラマ ライヴ・アクロス・アメリカ」(YES "TOPOGRAPHIC DRAMA LIVE ACROSS AMERICA")

キャメルのムーンマッドネス再現ツアー、2018年5月来日決定の報が早朝から飛び交い、私の周辺も大騒ぎである。大阪はあらへんのか、そら困るで、という感じで。川崎のクラブチッタ4Daysのみの発表で、いや実は追って大阪も、みたいな話があれば良いんだけど、無ければさっさと遠征の決意をしてチッタのチケット確保を考えないといけないし実に悩ましい。誰か情報握ってる人が居たらこっそり教えてくださいよマジで(笑)。

今月は日曜出勤が2回ある代わりに、日曜公休も2回ある。今日はその貴重な日曜公休。昨晩からいろいろ所用が忙しいけど、今日の午前中までで一気に済ませて午後から丸々フリータイム。ウォーキングも午前の所用ついでに済ませたし。歩数は約7000歩。1万歩が健康にイイのかどうかは人それぞれのようだし、ワタシ的には1万歩も歩くと腰が痛くなるのでこれくらいが良い。昨日記事を更新したばかりだけど来週末はまた日曜出勤から4連勤があるのでブログ書けない。なので書ける時に書いておく。

そろそろプログレに戻ろうと思うんだけど、記事UPしようと思っていたアイコンゼロとDBA新譜の国内マーキー盤がちっとも届かない。もう発売から2週間も経ってんのに。地方だからなのか、東京のDUや目白WD優先で、他のショップへの出荷は後回しになってんのか、よく分からないがようやく明日あたりにウチにも届きそう。だからそのネタも間に合わない。今日のところは、義理で買ったイエスの海洋ドラマライヴ盤を、義理でブログUPする。何だ義理義理って(笑)。

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なんかね、イエスの大ファンである以上、買わないわけにもいかないし、でも演奏内容がユル~い演奏なんだろうなぁって想像つくから発売が楽しみって感じでもないし、我ながら何ともオカシな気分。なんなんだろうね、ハウ爺のギターピッキングが弱々しく感じるのも一因かな。しかも今回は映像は無しでCDのみ。でもロジャーディーンのジャケは美しい。そして日本公演ではプロモーターの集客の読み違い?で完全再現されなかったドラマの再現が完全収録されている、そこはまあウリではある。そんな本作に敢えて注目するとしたら、個人的にはこのツアーに帯同して実質的に正ドラマーを務めたジェイシェレンのプレイがしっかり収められている点である。

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正式メンバーではないから上記のグループショットには映ってないけど、ほぼ正ドラマーを務めただけあって本作ブックレットではしっかり大きい写真入りでクレジットされていて、その辺はジェイへの敬意が払われているようで好ましい。

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何よりもジェイシェレンとビリーシャーウッドについてはあん時の思い出があるからちょっとエコ贔屓してしまうのだ。今でも思い出す、アレは2016年の最高の思い出になったしな。もう一回載せようか? エコ贔屓の原因となる写真(笑)。

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そしてそのジェイのプレイがなかなかの大健闘と言ってイイだろう。アランホワイトのドラミングのイメージを崩さないようにしつつ、でも若干若々しく感じる。ジェイ&ビリーがリズムセクションを務めることが、タイム感の怪しいハウ爺とジェフダウンズの演奏を引き締めている。そのお蔭か、このライヴ盤自体も全体として悪くない。その辺は実際に観たライヴで感じた印象と同様である。なんならこのままジェイシェレンがイエスの正式メンバーになってもいいんじゃないの?って思うくらい。いやディランハウでもイイんだけど。

来年は#YES50のハッシュタグと共に現行イエスは盛大にデビュー50周年を祝うイベントイヤーとなる。クルーズや英国欧州ツアー、また50周年記念イベントでは、生ける屍トニーケイもゲスト参加するとの事。ゲスト参加するトニーケイが唯一のオリジナルメンバーってのもなんかバンドの歴史の長大さを感じてしまって面白い。また3/24,25のイベントではかねてよりメンバー周辺からもその音源の存在が公言されていた、フライフロムヒアの、ヴォーカルをトレヴァーホーンに差し替えたリミックス版フライフロムヒアが会場限定発売されるとの事。これが#YES50に相応しい記念盤と言えるかどうかは微妙だけど、貴重なファンへのプレゼントではある。ぜひ会場限定発売の後には一般発売も検討して欲しいところである。

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2017年10月26日 (木)

STEVE HOWE "ANTHOLOGY 2"

昨日、泊まり勤務明けで帰宅して、散髪に行ったらそこでウトウト。帰ってきてご飯食べて昼過ぎに寝たらいつもは夕方か遅くとも夜の早い時間には起きるんだけど、なんとそのまま今朝まで寝てしまった。都合17時間! 若者かオレは!って。自分で言うのもアレだけど余程疲れが溜まっていたんだろう。途中何回か目は開くんだけど身体が起きないんだって。トイレに行ってすぐまた倒れ込むように寝てしまうってのを繰り返す感じ。あまり寝過ぎたらかえって腰が痛くなるしとりあえず朝起きて、オカンに頼まれたスーパーでの買い出しを済ませて、ついでに超安売りの靴屋さんでニューバランスのスニーカー買って(福岡ソフトバンク優勝感謝セールとかで3890円、笑)、さてブログ書こうかというところ。

Wetton Mania 2につきまして、早速の応募を頂いた皆様、ありがとうございます。周知の通りあっという間に定員に達してしまいまして、これから参加をゆっくり考えようかなと思ってた方がいらっしゃいましたならば申し訳なかったです。もしキャンセル出たらまたお知らせ致します。

さて、例によって購入しておきながらチラ聴きしただけでブログにUP出来ずに放ったらかしになってるCDも沢山あるんだけど、マニア2も近付いてきたことなので私の本筋、ジョンウェットン関連ネタでしばらく盛り上がっていきたいと思うのである。ちょうど昨日、随分前に注文していたハウ爺のアンソロジー2がようやく届いた。エイジアのアルファのAudio Fidelityリマスターの発売に合わせて、どの店で買うのが安く済むかなと考えてるうちに注文が遅れて、数週間前にやっとDUオンラインでハウ爺とAudio Fidelity版アルファを一緒に注文したんだけど、それから更に数週間かかってやっと私の手元に、というワケで若干旬な話題ではなくなってるかも知れないけど、マニア2を控える私にとってはちょうど旬である。まず今回はハウ爺のアンソロジー2から。

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ジョンウェットン大先生のファン的には、そりゃもう何と言ってもオリジナルエイジアの完全なる未発表曲が聴けるのが大注目点である。それのみが目的で買った人もいるかも知れない。曲はMasquerade。気付く人はすぐ気付くだろう、91年8人イエスのユニオンに収録されていたハウ爺のアコギソロ曲、これのオリジナルエイジアヴァージョンがあったという事である。先生のヴォーカルは無しでウェットン、ハウ、ダウンズ、パーマーによるインスト曲ではあるが、ベースなんてまさに先生そのもの。1stアルバム時のセッションなのか、アルファ時のセッションなのかは明記されていないけど、そこで先生がベースを弾いている姿が目に浮かぶようである。しかし・・・、ハウ爺監修と思われるブックレットをよくよく見ると、ベースがウェットンとの表記はあるけど、6弦ベースでハウ爺と言う表記もあって、じゃぁどのベースの音が先生なのか怪しげになってくるという(苦笑)。まぁイイかと。何はともあれジョンウェットン大先生ファンには、そしてオリジナルエイジアのファンにはもうこれだけで買いである。

ウェットンネタとしては本稿は以上終了、なんだけど、そこはもう少しハウ爺の作品集として楽しんでみたい。今回のアンソロジー2は、前回の第一弾アンソロジーと違ってハウ爺のグループ活動や他ミュージシャンとのコラボレーション活動に焦点を当てた作品集で、メジャーどころで言えばイエス、ABWH、エイジア、GTRの曲も入っていて、ハウ爺サイドから見たイエス、エイジア、GTRのベストアルバムとしても楽しめるのは嬉しい。よくよく考えたらGTRなんて久しぶりに聴いたもんなぁ。エイジアのOver And Overはホントにイイ曲だなぁって改めて認識出来たりもする。Over And Overはエイジアのフェニックスを聴いた時からお気に入りで、元々は80年代オリジナルエイジアのアウトテイク曲でもあるんだけど、一度どこかで歌ってみたいなぁとか思っていて、来年2月にTaaさん主催のウェットンイベントで歌わせてもらおうかなとか思ったんだけど、お仲間と協議の結果、ボツ(笑)。それはまぁイイ。あと、個人的に嬉しいのはイエスのセルフカヴァーでもある、アニーハスラムに歌ってもらったTurn Of The Centuryが収録されている事である。これは90年代だったかにマグナカルタレーベルからTALES OF YESTERDAYという、イエスのトリビュート作品に収録されていて、当時はリアルタイムで繰り返し聴いた逸品である。勿論イエスの究極に収録されたジョンアンダーソンが歌うオリジナルヴァージョンも素晴らしいんだけど、アニーハスラムが歌うと、これがまた別格に素晴らしい。アニーの名唱としてはウェットンダウンズのICONのIn The Endと同等クラスの絶品である。

次に未発表テイクに注目曲がある。上記のエイジアバージョンのMasqueradeだけでなく、イエスのユニオン時の未発表テイクが2曲、DangerousとWithout Hope You Cannot Start The Dayである。ブックレットの記載によると、ユニオンレコーディング時の、ハウ爺のギター収録直後にコピーしたテープを元にしているとの事。ユニオンについては既にあちこちで言われている通り、メンバー本人たちの意図とは全く関係ないところでアレンジ、プロデュースがなされて、出来上がったものはハウ爺もウェイクマンも全く納得していないという曰くつきの作品となってしまった。今回のアンソロジーに収録されているのは、意図しないプロデュースがなされる前の録音であり、こちらこそがメンバー本人たちの意図する音に近いのではなかろうかと思える。そう思って聴くととても興味深いし、実際ギターも、ブルーフォードのドラムも生き生きして全く別の曲のように聴こえる。

続いて未発表曲、コレは何と言ってもマックスベーコン&ハウ爺として今回収録された5曲である。ブックレットによるとGTRの2nd向け?にレコーディングを進めていたと思われるこれら5曲は結局レーベルとの契約が取れなかったとの記載がある。とてもポップでメロディアスで、これら5曲に、あとロバートベリーが用意していた楽曲群を合わせれば、しっかりしたGTRの2ndとして完成していたのではないかと思わせる。なお、このうちの数曲もしくはフレーズは、この後ハウ爺の名作ソロ、タービュランスに収録されていると思う。明らかにタービュランスで聴き覚えのあるフレーズがあったから。

以上、エイジア、イエス、GTRが好きな人ならぜひ手にしておきたい楽曲集である。

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2017年8月26日 (土)

トレヴァー・ホーン 2017年来日公演2日目 2nd Stage (TREVOR HORN Super Producer's Project : Aug 23, 2017 @ Billboard Live TOKYO)

さて、音楽ブログに戻るか(笑)。
今年の8月もあとわずか。世間の皆様は夏休みのお楽しみも終わった方が多いだろうけども、私の仕事に夏休みは無くて先週まで泣きそうになりながら仕事していたけど、このあと有休申請と公休を組み合わせてこれから強引に連休を作ることに成功。私の「お楽しみはこれからだ!」って。今年は何故かたまたま8月後半から9月にかけて、個人的に念願していたライヴイベントが集中的に重なってしまって、財政状態がもうとんでもないことになってしまった。もうちょっとバラけて実現してくれればよかったんだけど仕方がない。破綻寸前の財政は10月以降で復旧を進めることにして開き直って楽しむのみ。そして、私の夏の「お楽しみはこれからだ!」シリーズ第一弾、トレヴァーホーンの来日公演に東京まで出撃。いつものように参戦レポいきます。

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8月23日(水)、仕事の方はこの日と翌日の2日間、有休を頂いていた。なにしろ今回もトレヴァーホーン来日は東京のみという事で地方民は辛い。遠征してその日の夜は東京に泊まらざるを得ないから有休も2日分消化せざるを得ない。また、直前まで仕事の忙しさが年間最大のピークだったこともあり、ライヴに行く事前の楽しみとかワクワク感を全然感じられないうちにその日が近付いてきた。ようやく楽しみになってきたのは前日である。今回一緒にチケットを取ってもらっていた徳島のK社長が、お仕事の出張で前日から東京の前乗りされていて、なんと一緒に参戦する2日目の23日を待ちきれず、初日の22日にも緊急参戦されたのであった。早速Lineを通じて参戦レポを寄越して下さり、2ndステージ終了後に無事にサイン会があった、サインは一人3点までOKだった、との報告を下さって、これで一気に私も元気が出て楽しみな気分になれたのだ。と言うのも、これはまぁ純粋なトレヴァーホーンのプロデュースワークのファンの方には失礼な話だけど、とにかく私は何が何でもトレヴァーホーンのサインが欲しかったのだ。ワケは現行イエスの前々回の来日公演、一昨年2014年11月の来日公演に遡る。この時、まだ横浜に住んでいた頃で、でも近々東京から離れることを決意していたので最後の思い出にと、イエスのVIPパッケージに参加したのであった。この際にサイン会もあったのだが、そこでイエスのドラマ紙ジャケに、ドラマのレコーディングメンバー5人のうちの4人(Geoff Downes、Steve Howe、Chris Squire、Alan White)のサインを頂くことが出来た。それはそれで嬉しかったのだけど、こうなるとあと一人、トレヴァーホーンのサインが何が何でも欲しくなってしまい、とにかくサインを貰える機会が訪れることを2年越しで念願していたのだった。その機会が今回訪れたのである。東京のみってことに一瞬躊躇したけど、後悔はしたくないので思い切って東京行きを決めたのだった。でもライヴはあるけどサイン会があるかどうかなんて分からない。ビルボードライヴだから2nd終演後ならその可能性はある、その程度であり、無いことだって考えられる。そんな不安があって、わざわざ東京まで交通費と宿泊費をかけて上京してサイン会無かったら却って凹むかも、とかいろいろ考えてしまっていた。なので前日の初日に徳島のK社長が緊急参戦されて、サイン会あった、と報告くれた時から急に元気が出たと、まぁそういう事である。

当日の上京は、薄給ゆえ、徹底的に10円でも100円でも安く済むように工夫を凝らして上京。新幹線はJR東海ツアーズの「プラットこだま」で、普通に新幹線に乗るよりも片道3千円(往復6千円!)節約し、更には行きは新横浜で降りて後はJR在来線で東京方面に向かって数百円節約、宿泊はビジネスホテルとかじゃなくて六本木のカプセルホテル4千円、とまぁ出来る限りの節約で東京入り。食事なんか牛丼屋さんで済ませる。池袋でプログレグッズの販売かなんかのイベントがあるのは知ってたけどそんなもん完全スルー。特に欲しいもんも無いし。東京時代に通いなれた新宿だけ寄り道して、DUプログレ館とブックユニオンを探検。ここでも特に欲しいものは無く、9月のペンドラゴン初来日公演のチラシだけゲットして、いざ六本木へ。よく考えたら25年も東京で仕事していたけど、六本木に来るのって数えるほどしかなかった、たいがい仕事関係で、接待とか、会社の偉い人の食事会とかで、料亭とか隠れ家的名店とかに行った以外は、あとは確か2009年のICON来日公演でビルボードライヴに行ったという、多分アレ以来の六本木だと思う。さすがに懐かしさが込み上げてきた。先に宿舎のカプセルホテルにチェックインだけして、さっさと懐かしい東京ミッドタウンへ。出張仕事終わりの徳島のK社長と合流し入場。

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サイン会は物販購入者だけとか言われても大丈夫なように、一応物販でCD購入してアリバイ作り。

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CD2枚組のProduced By Trevor Horn。なんでも近年プレミア状態になっているそうで、ZTTの倉庫から発見されたデッドストックを今回会場で特別販売とか。そんな最もらしいウリ文句にあっさり陥落して4000円お支払いの私である。

メチャメチャ高いビールをK社長のビルボード会員の特典でダーターで注文してもらって(笑)、呑みながら開演を待つ。大阪のビルボードライヴも良いけど、六本木のビルボードライヴは何と言ってもステージ後ろが全面ガラス張りになっていて、六本木の夜景が観られるという、これはさすが大都会東京って感じ。シャレオツである。

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ほぼ定刻の21:30、2ndステージ開演。席はK社長のおかげでとんでもないトレヴァーホーンとロルクレームの真近く。トレヴァーホーンの顔のしわの数が数えられるくらいのかぶりつきの席。トレヴァーホーンの真ん前だからか、トレヴァーのベースの音がデカく聴こえる。トレヴァーホーンってベーシストなんだぁ、ベース上手いやん、ってことを改めて認識する。上で言ったようにサインが欲しかった私は、トレヴァーホーンのプロデュースワーク全部に詳しいわけでは無いので、正直知らない曲も半分近くあった。セットリストは多分こんな感じだったと思う。

Two Tribes (Frankie Goes to Hollywood)
Video Killed the Radio Star (Buggles)
All the Things She Said (t.A.T.u.)
Rubber Bullets (10cc)
Cry (Godley & Creme)
Living in the Plastic Age (Buggles)
Slave to the Rhythm (Grace Jones)
The Power of Love (Frankie Goes to Hollywood)
Owner of a Lonely Heart (Yes)
Kiss From a Rose (Seal)
I'm Not in Love (10cc)
Sky Show
Future Boyfriends (English-language version of "SunSunSunrise")
Relax (Frankie Goes to Hollywood)

--- encore ---

Everybody Wants to Rule the World (Tears for Fears)

イエス、バグルス、フランキーゴーズトゥハリウッド、10CC、ゴドレー&クレーム辺りはさすがに80年代を若者として過ごした私なるが故に知ってるし楽しめた。こないだYES feat.ARWの来日公演でOwner of a Lonely Heartを聴き、そして4か月後にトレヴァーホーン版のOwner of a Lonely Heart を聴けるという、案外イエスのファンとして日本人は美味しい思いをしているんだと思う。バグルスのラジオスターをナマで聴くのは2007年オリジナルエイジア来日公演以来(笑)。10CCのI'm Not in Loveをナマで聴くのは初めて。楽しめた。そしてなぜかアンコールはティアーズフォーフィアーズだったけど、個人的には好きな曲なので嬉しかった。大いに盛り上がって終演。やはり80年代好きには単純に楽しいライヴだったし、それだけ沢山のヒット曲を持ってること自体、トレヴァーホーンの偉大さを実感出来るってもんである。

さて、いよいよ終演後はサイン会。列に並びながらどれとどれにサインして貰おうかと、お仲間の皆様と悩む。ところが前日は一人3点だったサインがこの日はアーティストの意向で一人1点との事。それならそれで私としては全然OKで。なぜなら、繰り返すけどイエスのドラマにレコーディングメンバー5人の直筆サインを完成させる、これこそが私の最大の目的だったから(笑)。さぁいよいよ順番が近付いてくる。にこやかにせっせとサインをするご機嫌なトレヴァーホーンのお姿を写真に収める。

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そして、迷うことなくドラマの紙ジャケの差出し、大プロデューサー様のトレヴァーホーンに向かって、サインペンはシルバーで、場所は他メンバーのサインと重ならないようにこの辺で、とクソ生意気に指図させて頂き、無事にサインを頂いた。ここにドラマ紙ジャケ、メンバー5人のサイン完成です!!

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2年越しの念願叶った。もう思い残すこと無し。自分の部屋に祭壇作って祀るから(笑)。

サイン会終わって、このあとロビーに出たらロルクレームがいて、勝手にミート&グリート状態。前日もそうだったと徳島のK社長から聞いていたので、ちゃっかり10CCのオリジナルサウンドトラック紙ジャケを用意していた私、ロルクレームからサインを頂きました。

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更に2ショット撮影。

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にこやかに、サービス精神旺盛でイイ人ロルクレーム、是非また来日して元気な姿を見せて欲しい。

この後、K社長と、東京時代のジョンウェットンファン仲間のSさんとお茶会。Sさんとは深夜1:30まで、某件で親密に打ち合わせ。これまた楽しかった。来年また東京方面の皆さんに会えるのを楽しみにしています。あ、その前に9月ペンドラゴンでまた上京予定・・・。

「お楽しみはこれからだ!」シリーズ第一弾、満願成就で完了。いろいろ忙しくて思うようにいかない辛い日々でも、その中で逃げずに踏ん張って頑張るのみ。だからこそ、ささやかな楽しみも大きな楽しい思い出となる。次はドリームシアター来日公演です!

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2017年8月18日 (金)

YES YESTIVAL USA & CANADA TOUR 2017 ライブ音源(Aug 10, 2017 @ Mashantucket, CT USA)

年間最大の繁忙期、盆休み期間の激忙業務をようやく乗り切った。子供や学生の夏休み期間である8月中は忙しさは残るものの、桁違いの忙しさの盆休み期間さえ乗り切れば気分的にはホッとする。キツめのシフトだったので昨日帰宅時点ではヘトヘトだったし、公休である本日の朝は朝で早朝からすんごい稲光と爆音のような雷と激しい雨で目が覚めてしまい、ゆっくり寝たいのに寝れなかった。予告通り(笑)、盆期間はブログも無口になり、正直それどころじゃない気分だったけど、それでも沢山の方が拙ブログを見て下さっていたようで申し訳ない。今日は何も考えずに疲れを取りたいけど来週のトレヴァーホーン来日公演まで何も書かないのもアレなので何かは書いておこうとネタ探し。スティーヴハウのアンソロジー2に収録されるMasquerade、後にイエスのユニオンに収録されたあの曲が実はエイジアヴァージョンがあったようで、ある方のご厚意でフルヴァージョンを入手させて頂き何度も聴きまくった。ヴォーカルなしのインスト曲ではあるものの、その演奏は紛れも無くウェットン、ハウ、ダウンズ、パーマーであり、なんだまだそんな未発表曲があったのかと気分が盛り上がりまくってしまった。でもそのネタはまた後日、ハウ爺のアンソロジー2を購入してからにしよう。そこで今回は、個人的にはそんなに注目してなかった(え? 笑)イエスのYESTIVALツアー音源レビューでも。

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(写真はツイッターで拾いました。)

ネットでは8/5音源と8/10音源が出回っているけど、両方聴いてみて8/10音源の方が聴きやすかったので8/10音源でレビュー。まずセットリストは以下。

Benjamin Britten's Young Person's Guide To The Orchestra
Survival
Time And A Word
Yours Is No Disgrace
South Side Of The Sky
And You And I
Leaves Of Green
Soon
Going For The One
Don't Kill The Whale
Machine Messiah

~ encore ~

Madrigal
Roundabout
Starship Trooper

イエスのデビュー作からドラマまでのスタジオ10作品から1曲ずつ選曲して演奏するという今ツアー、うーーーん・・・・って感じのセットリスト。トッドラングレンやカールパーマーバンドとのジョイントツアーで、メインアクトとは言えショートセットなので仕方ないのかも知れないけど、海洋地形学やリレイヤーからの選曲がそれ?みたいな。それ以外の曲もほぼ近年のツアーで演奏してきた曲ばかりで、アンコールのマドリガル以外はそれほど新鮮味も無いし、個人的にはちょっと期待外れだったかな。それでも敢えて今ツアーに注目するなら、病み上がりのアランホワイトを補佐、と言うより代役を務めるハウ爺の息子、ディランハウのドラム参加である。ジェイシェレンはもうお役御免かよ?ってかわいそうな気もするが。ホワイトとハウのツインドラムと言うよりは、前半からAnd You And I途中まではディランハウが独りでドラムを担当したそう。で、そのディランハウのドラムが素晴らしい。ビルブルーフォードのスタジオ盤演奏に忠実な、ブルーフォード風の細かく手数の多いドラミングで、そこに耳を奪われた。なかでもYours Is No Disgraceは見事。スピード感のあるドラミングで、そうでなくてもタイム感の怪しい父親ハウ爺が必死でギター弾いてる感じが笑える。あともう一点、クリススクワイヤに代わって正ベーシストとなったビリーシャーウッド、今ツアーでのAnd You And Iではしっかりハーモニカを吹いております!(笑)。たどたどしさにちょっとドキドキさせてくれる(笑)。あとこの日の音源では、近年演奏し馴れてたはずのMachine Messiahの途中が、誰が見失ってしまったのか大いにアンサンブルが乱れまくっていてアマチュアかと思うくらいの酷さ(苦笑)。

このツアーで来日とかは無いと思うし映像作品化も無いと思うけど上記写真の如く、既に来年2018年のイエス50周年に向けてYES50のロゴやツイッターのハッシュタグみたいなのが宣伝されていて、来年何か大規模なことをやってくれそうだし、そのYES50の一環で来日もあるかも知れない。誰でも期待と言うよりネタとして想像してしまいそうなのは、この際YES feat.ARWとの合体でユニオン再び、みたいなアレだろうけど、もうそれは無しで(笑)。ARWはARWで新作と新しいツアーをやってくれればそれで良し。

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2017年8月 7日 (月)

イエス全史(Time And A Word)

今日は公休だけど台風接近中で早朝から雨。ウチの辺りは大雨洪水暴風警報が発令中で休日恒例のウォーキングも出来ないので、度の合わないメガネの調整をお願いしていたメガネ屋さんへメガネを受け取りに雨の中クルマでひとっ走り。早々に帰ってきて後はもうのんびり家籠りとする。今週後半から来週のお盆の週は激務になる代わりに、お盆の前週までは仕事のシフトが緩めなので今のウチに何でもいいからブログを書いておこうと。

今回は、先月末に購入していたイエスの最新ヒストリー本、「イエス全史(Time And A Word)」をパラパラと主な気になるところだけ読んでいたので取り上げてみる。

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マーティン・ポポフ著の今回のヒストリー本であるが、イエスのように歴史の長いバンドになると、この手のヒストリー本も何度も最新版が発売されて、そのたびに購入している私は実に付き合いが良い。一応は自分のことをイエスマニアだと思っているし、それにイエスの歴史を俯瞰する本ならどうしたって我らがジョンウェットン大先生のエイジアに関する記述は避けて通れないだろうから、そう思ってそちら方面の期待もあって付き合い良く購入している次第である。ちなみここ20年くらいでこれまでに購入していたイエスのヒストリー本は以下。

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上記はティム・モーズ著の「イエス・ストーリー(YES STORIES)」。1998年、BURRNから日本語訳刊行。

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次にクリス・ウェルチ著の「ザ・ストーリー・オブ・イエス(CLOSE TO THE EDGE The Story of Yes)」。2004年、ストレンジデイズから日本語訳刊行。

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これらの3冊を読んでいればもうイエスとその周辺のマニアックな知識は十分身に付く。あとストレンジデイズからは以下のような2003年刊行の独自のディスクガイド本もあったな。

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これらを読んだ上でイエスやエイジアを聴けば二重三重に楽しめる。

それで、今回のヒストリー本について、個人的には2004年のクリスウェルチ本が決定版と思って読ませてもらったし、これとエイジアのヒストリー本「ヒート・オブ・ザ・モーメント」を読んでいたら、もはや新たな発見は無いだろうと思っていた。なのでパラパラとページをめくって大体知ってる内容が殆どだったけど、それでも敢えて今回この本で知った内容の記述を取り上げるとしたら、個人的興味込みで以下の3点。

・76年のWakeman,Wetton,Brufordのスーパートリオ結成計画について、「ブリティッシュ・ブルドッグ」と言うバンド名が検討されていた(ホントか? 笑)。

・THIN LIZZYのPhil Lynottの2ndソロアルバム収録のDon't Talk About Me Babyって曲は元々、Lynott、Squire、Whiteの共作だった。

・Steve Hackett脱退後、第二期GTRにRobert Berryが加入してハウ爺と曲作りを進めたが、ハウ爺以外の英国人メンバー(Max Bacon, Phil Spalding)が閉鎖的な態度をとり、嫌気がさしたRobert Berryは離脱して、Emerson,Palmerと3結成。

新たに知ったのはこんなところかな。我らがエイジアに関する記述もあったけど、これまでにエイジア本やイエス本で触れられてきた以上の内容は特に無かった。読み物としては2004年のクリスウェルチ著の「ザ・ストーリー・オブ・イエス(CLOSE TO THE EDGE The Story of Yes)」が一番読み応えがあったように思う。もうこれで、イエスのヒストリー本はイイだろ(笑)。

最後にこの本の著者マーティンポポフ、70年代のイエスが好き過ぎるからか、エイジアに対しては軽く悪意を感じる記述が気になったぞ(苦笑)。オリジナルエイジアよりジョンペイン加入後のアクアの方がイイみたいなことも書いてるし。ま、見方は人それぞれってことで(笑)。

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2017年7月29日 (土)

ワールド・トレイド 「ユニファイ~統合論理」(WORLD TRADE "UNIFY")

ここ2週間ほどタイトな勤務シフトで、もう休みの日なんか何もする気が起こらないくらい疲れてたけど、ようやく少し緩めのシフトに戻った。このあとお盆の週までは緩めのシフトで体調管理も楽になりそう。その代わりお盆の週は年間最大の業務繁忙期なのでまたブログも無口になると思うけど。そんなわけで家に籠って疲れをとることが優先だったが、今日の公休は久しぶりに蒸し暑い中でウォーキング実施。仕事でかく汗は気持ち悪いけど、ウォーキングでかく汗は気分がイイ。Tシャツがビショビショになった。グイッと一杯ビールを飲みたいところだが、ここは冷コーで済ませて、夜の「明日が仕事でサザエさんブルー」な時間になったらビールを飲むことにする。そして今のウチにブログ書いておく。

働きもんの何でも屋さん、ビリーシャーウッドを含めたオリジナルメンバーによる復活ワールドトレイドの新譜が発売された。お馴染みのフロンティアーズレコーズから。

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ワールドトレイドと言えば、89年のデビューアルバムが当時の90125イエスのファンや一部のプログレハードのファンにアピールする内容で、当時は私も注目したものだ。でもなぜか買わず、後年になってとっくに廃盤になった89年の国内盤を血眼になって探す羽目になり、結局見つけることが出来ず、数年前の紙ジャケ国内盤発売でやっと購入することが出来た。そんな1stの紙ジャケにビリーからサインを頂いたのは昨年2016年の一番思い出に残る出来事だったなぁとか思い出しつつ、今回の新譜を購入したのだ。

ビリーシャーウッド関連については、ビリーのソロも、トリビュートものも、サーカも、殆どスルーしていて、今回も様子見だった。ワールドトレイド名義であるにしても、そのワールドトレイドの95年の2ndが、せっかくビリーシャーウッドの最高の名曲だと思っているクリススクワイアとの共作によるSay Goodbyeを再録しているにもかかわらず、ボンヤリした音像であまり気に入らなくて、その続編的イメージだったらもうスルーだなと思っていたりしたから。なお、95年の2nd、ユーフォリアは中古屋さんに売却済(笑)。しかし1stと同じオリジナルメンバー編成による今回のリーダートラックとして公開された本作1曲目のThe New Normが、以外にも(笑)突き抜けたメロディが魅力の佳曲で、印象が良くなり早速予約してしまっていた。

購入して早速その1曲目のThe New Normを聴く。やはり試聴時と同じ好印象。サビのメロディが突き抜けていて爽快感すらある。また曲全体のアレンジもポップな4分半の曲の中で良く練られている。ビリーのベースはまるでクリススクワイアのようにベースでメロディを奏でているし鍵盤の使い方もとても印象的なプログレ的イメージ。これはもしジョンウェットン大先生が歌えばエイジアの名曲になった気がするし、ジョンアンダーソンが歌えばイエスの名曲になった気がする。じゃあビリーシャーウッドが歌っているとどうなんだってなるけど・・・、そこはまぁアレという事で(笑)。

全曲がビリーとブルースゴウディの共作、プロデュースもこの両名という事で、それぞれ様々なタイプの曲が収められていて、アレンジも良く練られていて、ギター、キーボードがそれぞれにソロパートが用意されていたり存在感があって、聴かせどころが沢山ある。プログレハードの名作と言われて納得がいく。それを平均点よりちょっと上的な残念な全体的印象にしてしまっているのはやはり霞がかった単調なビリーのリードヴォーカルか(笑)。いやいやビリーのファンの方には申し訳ない・・・。本当にアルバム全体の曲作りやアレンジは見事で、ジョンウェットンやジョンアンダーソンとは言わないまでも、実力のあるボーカリストが歌っていたらこれは相当な傑作になってたであろうことが容易に想像できる、それくらいの力作である。

クリススクワイア亡き後のイエスの正ベーシストになり、ジョンウェットン大先生亡きあとのエイジアのツアーで先生の代役ベース&リードヴォーカルを務め、ソロにサーカにワールドトレイドと、イイ人ビリーには仕事が沢山ある。しかし折角ならこのオリジナルメンバーによるワールドトレイドで一度くらいはライヴを観てみたい、そう思わせてくれる充実した内容の作品である。

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2017年4月23日 (日)

イエス・フィーチャリング・アンダーソン・ラビン・ウェイクマン 2017年来日公演4日目(尼崎) (YES FEATURING ANDERSON RABIN WAKEMAN AN EVENING OF YES MUSIC & MORE JAPAN TOUR 2017 : Apr 21, 2017 @ AMASHIN ARCHAIC HALL HYOGO)

再びタイトル長い!(笑)。
30年以上前とか、昔は家庭でTVのチャンネル争いなんてものがあったけれども、最近ウチでは時々、録画用ハードディスクレコーダーの容量争いが起こる。リビングにあるTVとレコーダーは基本オカンが使い、私は横浜在住の頃から使っていたTVとレコーダーをそのまま自分の部屋で使ってるんだが、オカンが一杯色んな番組を録画していて、NHKの朝ドラとか、徹子の部屋とか、韓国ドラマとか、皇室関連の番組とか、とにかく録画しまくるもんだから容量が足りなくなって、たまに私の部屋のレコーダーを使わせろと言ってくる。まぁイイんだけど私も不規則勤務ゆえ、結構色んな番組を録画しておきたくて、オカンに使われてしまうと私の録りたい番組が録れないほど残りのHD容量が少なくなっていたりするのでとても困る。早く観て削除してくれと頼むんだが、「アンタ休みなんやから、自分のやつ、はよ観て消したらええがな!」と逆に反撃されるし(苦笑)。なので今日は録り溜めした番組を観るのとブログを書くのに集中して、休日恒例のウォーキングは止めておこうと思ったんだけども、外があまりにエエ天気なもんだから、やはり日の光を浴びなきゃと、ウォーキング開始。ところが途中で腰にピリッと痛みがきたのでいつもの3分の2くらいの距離で切り上げて帰って来た。休養十分のはずが、調子に乗って連日ウォーキングしたものだから腰だけは疲れがたまってんのかなと。

それでは昨日UPした、YES feat. ARW尼崎のVIPパッケージレポに続いて、ライヴ本編のレポいきます。記憶が薄れないうちに書いておかないとね。出来るだけマジメに書きます(笑)。

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4月21日(金)の18時頃、押し気味だったサウンドチェックパーティの影響か、多分開場時間も遅れていただろう。VIPが終わって入口ロビー辺りで徳島のK社長やM女史と雑談しながら、お仲間の入場を待つ。その間にVIPに参加されていた京都の二十歳の若者二人組と雑談。20歳ですよ、ハタチ! 私は50歳、この30歳違いという齢の開きで同じライヴを観るというのが驚き。よく我々が行くライヴは平均年齢が高いとか、老齢のオッサン、オバサンばっかり、みたいに言われているけど、二十歳の青年もいるのですよ! 肌のツヤが違うし(笑)。ギターとかリッケンバッカーのベースにサインを貰っておられたようだ。何とも微笑ましい。イイ音楽は世代から世代へ受け継がれていくのである。イイ音楽はね。イエスミュージックがそう言う音楽で良かったホントに。マジでオッサン、オバハンしか観に来ない古典ロックバンドはそういう意味ではヤバいし、気を付けたほうが良い。彼らが生まれた頃は、HDレコーダーなんてなかったし、TVのチャンネル争いの時代である。そんな時代を彼らは知らないかもな。オジサンの私はね、その頃二十歳過ぎの学生で、88年イエスのビッグジェネレーターツアー来日公演を観に行って、オープニングナンバーがリズムオブラヴで、トレヴァーラビン大活躍のライヴを堪能したし、その2年後の90年にはABWH来日公演を観に行ってハウ爺やビルブルーフォードが演奏するハートオブザサンライズのスピード感あふれる素晴らしい演奏を堪能していたのだ・・・、あ~れ~から、約30年・・・。

やがて開場して、さっきお茶会したばかりのウェットンファン仲間含めて何人ものお仲間と再び遭遇してワイワイ雑談する。そろそろ座席に行きますかと着席。私は今回は前から12列目のリックウェイクマン側。まあまあの席。一緒にチケットを取った徳島のM女史と隣席なので開演まで延々時間を忘れるほど喋りまくる。そして19時ちょっと過ぎ、いよいよ開演。ここからはセットリスト順に簡単に一言ずつ。

Cinema
パーペチュアルチェンジをオーケストラアレンジしたような出囃子でメンバーが登場して、オープニングはシネマ。コレは9012LIVEの映像で何度も見たオープニングだけど、実物を観るのは初めてであって、とても新鮮だし、オープニングナンバーとして盛り上がるしカッコイイ。衰えを知らないトレヴァーラビンのギターさばきも見事だしウェイクマンの鍵盤のバッキングも良い。この時点で気分が上がりまくり。

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Perpetual Change
シネマのエンディングあたりでいつもの感じでヒラヒラと浮遊しながらご機嫌なジョンアンダーソンが登場して「ワン、チュー、スリー、フォー!」、パーペチュアルチェンジに突入。このスピード感は、ハウ爺の怪しげなタイム感に合わせたかのようなユルめの現行イエスの同演奏とは違ってとても滑らか。派手目のリックの鍵盤サウンドがちょっとうるさいかな(笑)。他の先約の為に来日できなかったリーポメロイに代わって急遽代役を務めるイアンホーナルのベース、特に問題なく無難にこなせてる。そこは安心できた。

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Hold On
90125の時から、トレヴァーラビン在籍期は決してセットから外れることのないホールドオン。やはり今ツアーでもレギュラーナンバーである。イントロにリックの鍵盤が足されていて、今の編成ならではのアレンジが加えてある。重心の低いリズムで、この位置、3曲目くらいに持ってくるのにきっと最適なのだろう。安定感のある演奏で何よりもジョンの声が非常によく出ている。

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I've Seen All Good People
あなたは美しい~、みんな美しい~、時々~(笑)、みたいなこと言いながら、9012LIVEでお馴染みのラビン版の軽快なアコギによるイントロでスタート。ほぼ9012LIVEでのバージョンを踏襲してるかな。ここでもジョンの声が良く出ている。現行イエスを外された頃、とにかく声の衰えが気になっていたし、もうイエスの曲を、少なくともオリジナルキーでは歌えないだろうと個人的には思っていた。だから現行イエスのヴォーカルがべノアデヴィッド、そして現在のジョンデイヴィソンになっても、オリジナルキーで歌い上げることが出来る人ならそれはそれで肯定的に受け止めていた。72歳にして、ここまでジョンアンダーソンの歌声が復活していることに正直驚くし、とても嬉しい事でもある。

Drum Solo
リフトミーアップの前にルーモリノのドラムソロ。今回はリックのいつもの鍵盤ソロも、ラビンのソロ、ソリーズビアードも無いのに、ルーだけはきっちりソロコーナーが用意されているのは印象的。実は私は今回の編成、ドラムにルーモリノを起用していることがイイ意味で最大のポイントだと思っているのである。それはまた後述。

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Lift Me Up
ユニオンからの曲、8人イエスのツアーでもやっていたし、リックとしても今ツアーで演奏するにあたってレパートリーとして受け入れやすかったんだろう。ルーのドラミングは、ラビンのソロライヴ盤LIVE IN LAで聴けるそれと同様である。アランホワイトのプレイとは若干異なる。ラビンのリードヴォーカルは、今ツアー当初に比べたら、大分歌い込んできたからか違和感がなくなってきた。ツアー最初の頃は、ステージで人前で歌うのが何十年振りとか、そんなだったんだろう、ちょっと苦しげで違和感があったけど、そういう意味では安心した。

And You and I
あっちのイエスでも、こっちのイエスでも絶対にセットから外れることのない定番ナンバーだが、今ツアーで聴けるリックの鍵盤のサウンドがホントに素晴らしい。鍵盤サウンドだけで言えばこれまでのイエス全歴史の中で今回が一番かも。泣きそうになるくらい、それくらい良かった。ギターは90125期からの、トレヴァーラビン流のアレンジ。ただ一点、ハーモニカ、クリススクワイアによるハーモニカが無いのがちょっと違和感を感じた。この曲でハーモニカは重要ではないと思っているんだけど、違和感を感じてしまうのはこの曲をライヴで聴くときに、クリスのハーモニカにいつしか聴き馴れて、頭に刷り込まれていたんだろうなぁ。この時だけクリス不在を感じた。

Rhythm of Love
さっき88年ビッグジェネレーターツアーで観たと言ったけれども、今回は以前とはイントロがアレンジしてあって、やはりこの曲でも現在のARWとしての新鮮さを出しているのが嬉しい。それにしてもここでも感じるのは、ジョンアンダーソンのハイトーンヴォイスが非常に気持ちよく響き渡っている。もう完全復活やん。あと、リックがいるからこその、曲中でもムーグの速弾きソロぶっこみ、これもこの編成ならでは。

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Heart of the Sunrise
さてさて、今回のYES feat. ARWの演奏が素晴らしいところ、それが凝縮されているのがこの曲の演奏である。ポイントはドラムのルーモリノ。オリジナルドラマーであるビルブルーフォードによるきめの細かいドラミングを見事に再現している。アランホワイトの力ずくの叩き方とは違う。この曲ほどドラマーの違いを感じてしまう曲は他に無い。昔、それこそ30年近く前、学生だった頃の私が、それまで聴いていた本曲のライヴヴァージョンはイエスソングスでのアランホワイトがドラムを叩くライヴヴァージョン。ABWHが活動開始してしばらくして、PV集のVHSビデオが発売されて、それに当時の最新のABWHによる本曲のライヴ演奏が収録されていた(後にライヴ全長盤が発売された)。それを聴いた時のインパクトは絶大だった。ブルーフォードのドラミングがこの曲本来の、複雑なアンサンブルでありながらスピード感があってしかも滑らかでもあるという魅力を最大限に再現していたのであった。それを聴いてからイエスソングスのアランホワイトの演奏を聴いたらもう全然違って、荒っぽくて力ずくで・・・って感じて、しばらくの間イエスソングスの本曲は聴けなくなったくらいであった。
昔からイエスサウンドの良き特徴を言葉で表現するのに、氷の上を滑るようなスピード感、滑らかな疾走感、みたいなことが言われてきたと思う。仮にそれを唯一無二の「イエスグルーヴ」と呼ぶとしよう。そのイエスグルーヴを見事に復活させているのが今回のルーモリノのドラミングによるハートオブザサンライズではないだろうか。この日は途中で若干アンサンブルが乱れた瞬間があった気がしたけど、そんなのは些末なこととして受け流せるほど全体として素晴らしい、氷の上を滑るようなスピード感、滑らかな疾走感に満ちたイエスグルーヴであったと思う。

Changes
この曲のイントロの鍵盤の変拍子、リックがやることに何の違和感も感じないどころか、むしろ自然に感じる。このテクニカルなインスト部分、リックも楽しんでいるんだろう。ラビンのリードヴォーカル、まあまあ安定している。途中で、誰が間違ったのか、ヴォーカルがちょっと変だった気が。ジョンが歌の入りを間違ったのかな?と感じたんだけど、違ったかな。

The Meeting
ABWH収録のこの曲、ABWHのライヴ時と同様にジョン&リックのデュオで。ABWHの時は、あの当時としては「こわれもの」「危機」の曲をブルーフォード、ハウ入りで再現されることが夢のようで、興味がそっちばかり向いてたので、この曲の演奏はライヴの箸休めみたいに思って実はあまり印象に残らなかったんだけど、改めて今回ライヴで聴くとホントに美しくてイイ曲だなぁと。

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Awaken
いよいよクライマックス、アウェイクン・フェチである私が昇天してしまう曲である。さすがにこの曲ではキーが思いっきり下げられてはいるものの、曲そのものが素晴らしいからやっぱり良い。現行イエスがジョンデイヴィソンのヴォーカルでオリジナルキーでハートーンヴォイスで歌い上げてるけど、なんだろう、コレだけキーを下げているにもかかわらず、それでもジョンアンダーソンの声で聴くと全然違うのである。ジョンのマジカルヴォイスもこれまた唯一無二であることがよく分かる。イントロには新たな荘厳系のアレンジが加えられ、ヴォーカルメロディも、滑らかに流麗に盛り上げるリックの鍵盤サウンドも本当に素晴らしい。終盤のパイプオルガン系の鍵盤サウンドが盛り上がるところで、若干ラビンのギターアレンジがうるさい気はしたけど(笑)、それもトレヴァーラビンの存在感として受け止めておこう。

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Owner of a Lonely Heart
今回、一番話題になるのが本曲である。曲というより、曲後半のインストセクションでのトレヴァー&リックの客席練り歩き。昨秋の北米ツアーでやっていたけど、まさか日本でもやってくれるとは思ってなかった。ライヴに行く人は、行く前から自分の座席が通路側かどうかでワイワイ盛り上がるし、ライヴに行ったら行ったで、練り歩き中のリックやトレヴァーをどれだけ至近距離で写真撮れたかでまた盛り上がる。

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ミュージシャンとしてのプレイも大事だけど、ショーとして、パフォーマンスとして、客を盛り上げるという意味では最高の演出だった。ちなみに私も、リックのドアップが撮れてしまった(笑)。

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練り歩きが終わって、トレヴァー&リックがステージ上に戻った後は、古典ロックの有名曲メドレーをアレンジに差し込むサービスというか演出。この日はクリームのSunshine of Your LoveとCrossroads、更にはビートルズのTwist and Shoutも入れ込まれてたかな。CrossroadsとTwist and Shoutは、ベースのイアンホーナルが全力で歌っていた。大盛り上がりでセット終了。

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--- encore ---

Roundabout
アンコールはコレで。途中でジョンの「ワン、チュー、スリー、フォー!」が入る短縮ヴァージョン。ギターはトレヴァーがあのハウ爺によるギターリフを避けて、ベースのフレーズに合わせるようなフレーズを弾いてたのかな? 88年頃の超高速ギターカッティングでやってくれても面白かったと思うんだけど。それからリックの手癖全開の鍵盤で聴けるラウンドアバウトは耳によく馴染む。リックの手癖ってイエスサウンドの一部なんだなぁと改めて感じる。

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以上、極めて現役度の高い素晴らしいパフォーマンスはこれにて終演。

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多くの方が絶賛されていた今回のYES feat. ARWの来日公演、本当に素晴らしかった。上でも言ったけど、ARWの3名だけでなく、ドラムのルーモリノの存在は大きかった。ブルーフォード在籍期の曲において、見事なドラミングでイエスグルーヴを蘇生させてくれたし、トレヴァーラビン期の曲でもアランホワイトの重心の低いロックドラムを尊重しつつも上手くブルーフォード風のイエスグルーヴを入れることによって新鮮さが増した。もちろん80年代曲においてはリックの派手目の鍵盤アレンジも新鮮さの要因である。あと、童謡のゾウさんとかドングリコロコロは、特に特筆する話でもないので軽くスルーで(笑)。そう言えば88年の時もやっていた気がするけど。それから、現行イエスとの、どっちの良し悪しってのはもうあまり言いたくないので触れない。今回のYES feat. ARWではブルーフォード期のイエスグルーヴが蘇生していた、その事で満足であったし、だからと言って現行イエスを悪くは思わない。重心の低い堅実なロックドラムだからこそ安心してギターや鍵盤が自由に演奏できる部分もあるだろうし、それも良し、である。

あ、それから、今回購入したグッズだ。グッズは先行販売前にVIPパッケージの時点で最先行販売していたので、その時点で以下を購入。

まずはパンフ。

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それからTシャツはデイリーのヤツで。

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グッズは以上。あと、今更ながら尼崎公演分のフライヤー。

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今回はVIPパッケージとライヴ本編で十二分に満足し過ぎて、なんかもう今年一年分の楽しみが終わってしまった感じ。しばらくは仕事や地域の所用を前向きに頑張るから。

私が約30年前に、88年のビッグジェネレーターツアー来日公演でトレヴァーラビン期のイエスを楽しみ、90年ABWH来日公演でブルーフォード入りのイエスグルーヴが素晴らしいハートオブザサンライズを楽しんだ。それを知ってる上で今回2017年のYES feat. ARW来日公演はその両方を楽しめたんだけど、その約30年前を知らない、いま二十歳のあの青年たちは、今回のライヴを観てどんな感想を持ったんだろうか・・・。

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2017年4月22日 (土)

イエス・フィーチャリング・アンダーソン・ラビン・ウェイクマン 2017年来日公演4日目(尼崎) VIPパッケージ(YES FEATURING ANDERSON RABIN WAKEMAN AN EVENING OF YES MUSIC & MORE JAPAN TOUR 2017 VIP PACKAGE : Apr 21, 2017 @ AMASHIN ARCHAIC HALL HYOGO)

タイトル長い!(笑)。イエスになってしまった、アンダーソン、ラビン&ウェイクマン(YES feat. ARW)が待望の、というより早速の来日。来日直前に米ロックの殿堂入りが決まって、セレモニーではARW + 現行イエスによる演奏もあったりして、このタイミングで現行イエスはそのままで、ARWもYES feat. ARWと名乗ることになり、ある意味話題性満開の状態での来日は宣伝する側も丁度良かっただろう。もちろんチケット買ってライヴ参戦する我々も、あっちのイエスとこっちのイエスはどうのこうの、みたいなありがちな議論で盛り上がれるので楽しめる。どっちが本物とか、そんなのはどうでもイイじゃない。どっちもイエス、イエスが2倍楽しめるってことで。

イエスの名称の権利関係については多分、2000年代になってアンダーソン、ハウ、スクワイア、ホワイト、ウェイクマンのクラシックラインナップで復活した時に権利関係が整理されて、共同名義になっていたんじゃないかと。だからジョンアンダーソンが現行イエスから外された後も実は権利は保持していたんだろう。ハウ&ホワイトがイエスを名乗ってるんだからアンダーソン側がイエス・フィーチャリング・・・って名乗るくらいは容認せざるを得ないものと思われる。ちなみにロジャーディーンによるイエスロゴについては、ちゃっかりハウ爺がロジャーと共に権利を保有しているようなので、ハウ爺が許可しない限りARW側はロジャーディーンのイエスロゴは使えない、だからARW側のイエスロゴはロジャーディーンのとは関係ない新しいものになっていると、そう考えれば納得がいく。ま、書くだけ書いてこんなこと言うのもアレだけど、有名なイエスの情報サイトを読んでると、多分そんな感じのようだ。ホントのところは分かんないけど(笑)。

今回のARW、いや、YES feat. ARW来日公演についてはVIPパッケージがあるってことで、薄給生活の私は清水の舞台から飛び降りる?いやいや、グランドキャニオンの上からダイヴするくらいの気持ちで4/21尼崎公演分のVIP4万円!を購入してしまった。みんないう事だけど、もうここら辺のミュージシャンはいつお迎えが来るか分からないし、まさかまさかのジョンウェットン大先生の逝去もあったし、生きてるうちに金かけてでも物心両面の思い出を作っておきたかったし。そのかわりここ2ヶ月以上は徹底して節約生活、外食なんか絶対しない。菓子パン買う時も業務用スーパーで消費期限が危ない見切り品を買う。酒?、そんなもん4リットルで1300円とかの、ホンマに酒か?みたいな業務用スーパーの甲類焼酎を買って済ませる。CDも極力買わず、買うにしてもタワレコのポイントを駆使して安く済ませるという、庶民感覚全開の努力をしてきた。今月のポールマッカートニーの来日公演も、6月のムーンサファリの来日公演も東京のみなので断念した。懸命の努力で購入したVIPパッケージである。まずは尼崎でのライヴ本編のレポの前にVIPのレポから行きます。

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4月21日(金)、いよいよジョンアンダーソン、トレヴァーラビン、リックウェイクマンのイエスに会えて、ライヴが観れる。今回も有休を申請していたんだけど、業務の性質上、来週末から始まるGWってのは私には関係なくて、普通に泊まり勤務のシフト勤務が組まれている。しかも忙しいのが目に見えていて、厳しめの勤務シフトが組まれていることもあって、たまたまこのYES feat. ARW来日公演のタイミングで公休と有休が重なることになって、4/20(木)からいきなり4連休となっていた。なので休養十分、東京3日間に参戦した方から事前の情報収集も十分に出来たのだ。ところがその、事前の情報収集で、VIPサイン会が、1アーティストに対して2アイテム、と思っていたのがそうでは無くてトータルで2アイテムだった、との話を東京分のVIPに参加されていたいつものマイミク某Mちゃんから聞いてしまった。どれに誰のサインを貰うか、楽しく想像していたんだが、その話を聞いてガックリ。しかし、しかしだ、いろんなことを辛抱して工面したVIP4万円である。そう簡単に引き下がらへんぞ、と変な闘争心が沸き立つ(笑)。50年も生きて来て、自分で言うのは傲慢だけど、仕事やプライベート含めて自分なりに人並み以上の苦労はしてきたつもりだし修羅場も経験してきた。だからそこをどう切り開くか、みたいな悪知恵を、いや違う、知恵を働かせようと頭をフル回転させた。ある程度の作戦を立てて、サインを貰いたい物の準備をしてお昼前に出発。例によって梅田で途中下車してまずは腹ごしらえ。でも今回はグルメレポは無し。居酒屋「八銭」のランチタイム500円でご飯と具だくさん中華スープのおかわり自由の格安中華ランチで、腹パンパンになるまで食べたった。DU大阪店をのぞいた後、阪神電車で尼崎に移動。いつものウェットンファン仲間で、時間の都合が合う方々と集合して近くの安いカフェで軽くお茶会。私はVIPがあるので先に失礼して午後16時にアルカイック到着。同じくVIPに参加される徳島のお仲間と合流。ツイ友の方々ともお会いできてアレコレ喋る。ここでも「あの、joshoさんですか? いつもブログ見てます。」って初めてお目にかかる方から声をかけて頂いたりして、有難いやら恥ずかしいやら・・・。

さて、16:30を過ぎていよいよ入場、受け付け開始。上の写真のVIPパスや記念写真DL用のURLやパスワードを書いたカードを貰う。続いてVIP限定グッズ。これがまた何とも微妙な品。

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ロゴ入りポーチと、ブランケット。女性の方がよく冷え対策とかで膝にかけておられるようなアレかな。実用的と言えば実用的だけど、ロックバンドのグッズとしては予想外過ぎて、ちょっと感想に困る(笑)。

この後、サインを貰うためのアイテム2点のみを手元に残し、それ以外は財布も携帯も全てクロークに預けるように、との事で、アイテム2点の入れ物とかもアウトで、アイテム2点を裸で持つ、それ以外は無しというなかなか厳しい規制。なので当然、写真や動画の撮影は出来ない。そして案内役の、2014年の現行イエス来日公演VIPパッケージの時と同じエイミーさんから注意事項の説明。そしてまずはサウンドチェックパーティ(見学)のため客席に移動。

●サウンドチェックパーティ

尼崎のこの日のVIP参加者は20数名だったか、それぞれ決められたセンターブロック1~3列目の座席に着席。サウンドチェック開始を待つ。ところがなかなか始まらない。じーーっと誰もいないステージを無言で眺めてるだけの時間が過ぎて行く。何十分か経ってようやくジョンアンダーソンが登場。一瞬盛り上がるが他のメンバーは以前として登場しない。ジョンはひたすらローディの人と話している。しばらくしてドラムのルーモリノが登場。トニーレヴィンじゃありませんよ。更に時間が経過して、ようやくベースのイアンホーナル、そしてリックウェイクマン登場。更に間をおいてトレヴァーラビン登場。みんな揃うまで一体何十分かかったか(苦笑)。東京3日間のツイートとかを見ていたら、トレヴァーの髪がどうのこうの・・・ってのを見かけたもんだから、思わずトレヴァーラビンの髪を凝視してしまったぜ(オレが言うなって、苦笑)。そしてサウンドチェック開始。サウンドチェックと言っても、例えば曲の断片を演奏して、途中でハイハイ中断、みたいな感じではなく、きちんと曲を本番同様に完奏する感じ。この日のサウンドチェック演目はリズムオブラヴとシネマの2曲だった。後で東京3日目のVIPに参加した仲間に聴いたら、その日も同じだったとの事。しっかり2曲完奏してくれて結構満足出来た。TOTOのVIPパッケージの時にあったような質疑応答なんかは特に無くて、そういう意味ではあっさりと終了。

●ミート&グリート①:サイン会

さて、問題のサイン会(笑)。事前の周知で、持ち込みアイテムは2点と案内されていて、こちら側からしたら1アーティストに対して2点のつもりが、トータルで2点、と繰り返し厳しめにアナウンスされた。かなり厳重な空気感があったので正直コレはもう仕方ないなと諦めていた。素直にトータルで2点にサインを貰おう、そう思っていた。と思いつつ・・・(笑)。サインを貰う順番はトレヴァーラビン、ジョンアンダーソン、リックウェイクマンの順。それで、頂いたサインは以下。

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トレヴァーラビンのキャントルックアウェイのCDジャケに、トレヴァーラビンのサイン。

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90125のCD紙ジャケに、トレヴァーラビン、ジョンアンダーソンのサイン。

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ABWHのCDジャケに、ジョンアンダーソン、リックウェイクマンのサイン。

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リックウェイクマンのヘンリー8世のCDジャケに、リックウェイクマンのサイン。

アレアレアレ?4点になってしまってます(笑)。人生、生まれてこのかた苦節50年、数々の辛酸を舐めて生きてきたこの私、そう簡単に引き下がるかいな(笑)。あれほど厳しく、サインはトータルで2点!と厳しく規制される中で、4点サインを貰った手法についてはここでは言いません。でも一つ確かなことは、少なくとも3人のメンバーはとても喜んでサインしてくれたという事。特にトレヴァーラビンは90125はもとより、キャントルックアウェイのジャケを私から差し出されて、明らかに喜色満面だったし、自ら丁寧に黒ペンではなくゴールドのペンに持ち替えてサインしてくれた。この事実が大事であり全てじゃないのか?(笑)。

●ミート&グリート②:フォトセッション

サイン会が終わってすぐに、アンダーソン、ラビン、ウェイクマンと、参加者一人ずつで記念撮影。写真に備えて私は、ヅラ代わりにニューヨークヤンキースの帽子を装着する・・・、いや、被る。すぐに順番が回って来て、私は敢えてウェイクマンとアンダーソンの間に入れて頂いた。

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過去最高に肥満になったウェイクマンと、若干背が低いアンダーソン、この間に入ることで実は少しメタボな私の体型が、写真全体のバランスの中でスマートに見える、そこを狙ったワケだ(笑)。狙いは成功してるでしょ?

以上でVIPパッケージは終了。無事に色んな意味で満願成就。思い残すことはありません。一生の思い出になりました。このあと、肝心のライヴ本編なんだけど、素晴らしかった尼崎公演のライヴレポはまた明日以降にブログにアップしますのでお楽しみに。

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2017年3月21日 (火)

ジャーニー&エイジア 2017 USツアー初日 JOURNEY & ASIA 2017 TOUR(Mar 15, 2017 @ Yakima, WA, USA)

4勤1休4勤の厳しい勤務シフトを何とか乗り切り、今日明日と公休の2連休。さすがに世間様で言う3連休を含む勤務だっただけに、お出かけする世間様が多かったのか、公共サービス系の私の業務は超多忙。ましてや春近しと思わせる素晴らしい天気に恵まれていたもんだから、少なくとも今年2017年ではこれまでで最大の忙しさに見舞われ、朦朧として帰宅したのであった。そんな業務を乗り切っての久々の連休で解放感全開なだけに、しばらく行ってなかったカフェにでも行くかと、家の掃除を済ませてからいそいそと雨の中をクルマ飛ばして田舎のコメダ珈琲に向かったんだが、なんとコメダは午前から超満員。駐車場も一杯で結局駐車場を一周してそのまま帰ってくるという(苦笑)、ガソリンを無駄遣いしただけで終わってしまった・・・。ビジネス街でも何でもない場所で、田舎モンが大挙押し寄せてる田舎の雨の日の午前のコメダ、勘弁してくれ・・・。

本題を開始する。ジャーニーとのジョイントによるエイジアの2017年ライヴツアーが始まった。昨年に発表されていたジャーニーのツアーのスペシャルゲスト(前座とも言うwww)としてエイジアが参加する大規模な北米アリーナツアーであり、合わせてエイジアのデビュー35周年を記念するツアーとの位置付けでもある。当初はジョンウェットン大先生が参加予定であったが、闘病の末に逝去、代わりにビリーシャーウッドがヴォーカルとベースを担うという形での編成。従って先生のトリビュートツアーの位置付けも加わったことになる。今回の記事は、ネットで入手した音源レビューではなく、もちろん私がアメリカまで行ってライヴに参戦したワケでもなく、とある大切なウェットンファン仲間の方が、わざわざ渡米してツアーの初日と2日目のライヴに参戦及びVIPパッケージにも参加された模様を掻い摘んで記事にさせて頂く。もちろん記事にすることや撮影された写真を使わせて頂くことはそのお仲間の方の了解済です。なお、いつも仲良くして頂いているお仲間なんだけど今回はいろいろ事情があって、そのお仲間の方は今回はイニシャルすらも使いません。「ウェットンマニア特派員氏」、という事で(笑)。

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それで、今回のツアーへの参戦は「ウェットンマニア特派員氏」の、ジョンウェットン大先生への思慕から昨年中に決心されたことであった。言い方は良くないかも知れないが、先生の体調を考えると、いつ、もしもの事があるかもわからないし、そうであれば先生存命中に渡米してでも先生のライヴを目に焼き付けておきたいという事でVIPパッケージ込みで予約されたものであった。その思いは私なりには理解していたので、今年になっての先生の逝去は「ウェットンマニア特派員氏」としても忸怩たる思いがあったであろうことは想像に難くない。渡米を取りやめることもおそらく脳裏をよぎっただろうと思う。しかし、復帰する気満々だった先生の意を受けてビリーが代打で出演するのも「JW is here」である。そこに先生の心はある。ってことで予定通り渡米されたのであった。

私が行ったわけでは無いからレポの概要は「ウェットンマニア特派員氏」がウェットンマニアLINEグループで、ほぼリアルタイム実況投稿してくれたコメントや、終演後にLINEグループに投稿してくれた感想をそのまま記します。以下、「ウェットンマニア特派員氏」の投稿、レポ、終演後の感想を初日分ワシントン州ヤキマ公演中心に纏めます。

----- 「ウェットンマニア特派員氏」によるリアルタイム実況レポ -----

「今日はアリーナ11列目の一番左端です。」
「エイジアとミーグリして、エイジア観て、おまけにジャーニーが付いてくる(笑)なんてこと言ったらジャーニーファンに怒られますね。」

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「リハでワイルデストドリームスやってるのが聴こえます。」
「VIPは先に中に入れてくれました。」
「なんと目の前でエイジアがリハやってる!」

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「ミーグリ終わりました。サイン入りプロモCDくれました。」
「カールは満面の笑顔でした。」
「一人立ってたらカールから話し掛けてくれました。何言ってるか分かりませんでしたが(笑)」
「オンとオフでは全く違うようですね(笑)」

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「入場の時チケット見せてないわ、VIPのチケット見せてないわ、アメリカ人めっちゃ適当www」
「誰も監視して無いし、部屋の中でそれぞれ立ったまま話しながらサイン貰うので、実質貰い放題。」

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「エイジア終わりました。」

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「セットリスト。」

Wildest Dreams
Sole Survivor
Time Again
Don't Cry
Bolero (keys solo)
The Smile has Left Your Eyes
Only Time will Tell
Heat of the Moment

「ビリーのヴォーカルはかなり辛い。でも素晴らしいステージでした。」
「ビリーを支持します(笑)」
「嬉しいのが、ほとんどがジャーニーファンの中、ヒートオブ~では総立ちだったことです。」
「エイジアのミーグリとライヴ、ジャーニーのライヴで200ドルは安いです。」

「アメリカ人のリスナーは、ジャーニーのヒット曲で散々盛り上がったのですが、アンコールでやや難解な曲になると1/3は帰ってしまいました・・・。」

----- 「ウェットンマニア特派員氏」によるハプニング報告 -----

初日の会場ではエントランスで、
「アイアムアメンバーオブエイジアヴィアイピー」
と言ったら、コンサートチケットもVIPチケットも確認されずにエイジアまで辿りつきました(笑)。すごく適当です(笑)。

2日目のミーグリでは写真撮影の後、ビリーがどっかへ行ってしまい、サインが貰えず。ツアーマネージャーのブルースがサインしてもらいたいCD持ってビリーを探しに行きました。10分くらいしてブルースが帰って来たのですが、ビリーが見つからないと。もう少し待ってくれとまた探しに行って、また10分くらいしてサインしたCD持ってブルースが帰ってきました。エイジアのライヴがスタートする10分くらい前にようやく席に着きました。

他のVIPゲストにサインしてる時ボーッと立って待っていたら、いきなりカールが僕のVIPパスを取って、
「サインいるだろ?」
みたいなこと言って勝手にサインされました。

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----- 「ウェットンマニア特派員氏」による報告ここまで -----

以上でした。
先生の居ないエイジアが難しいことは誰もが承知のことである。グレッグレイクが歌っても、ジョンペインが歌っても、その違和感からくる拒絶反応はファンとしての正直なものであると思う。ここでは載せないけど「ウェットンマニア特派員氏」が撮影してくれたヒートオブザモーメントの演奏映像を観せて貰ったけど今回の先生の代打ビリーシャーウッドのヴォーカルも、それはやはり違和感アリアリだし、また急いでベースとヴォーカルを覚えなきゃいけなかったからか手探り感が感じられて、ジェフダウンズ、サムコールソン、カールパーマーの演奏が非常に充実したノリノリの演奏なだけに余計に浮いて感じられた。しかしだからと言ってビリーを責めるのはお門違いだと思う。イエスにしてもエイジアにしても、クリススクワイアから、ジョンウェットン先生から頼まれて引き受けているのであり、ビリーは出来ることを精一杯やっているのであろう。そして、上記「ウェットンマニア特派員氏」と同様に、目の前でにこやかにサイン貰ったり写真撮ってもらったりすると情も移る(笑)。なので、この編成のエイジアは、ツアー契約消化のための非常手段であろうと思っているんだけど、もしこのまま続けるんだとしてもビリーを悪く言う気はしない。まぁでも、ツアーが終わったら、先生&ダウンズで作りかけていた楽曲群をエイジアのラストアルバムとして発表して、それをもってバンドを終わらせたらイイのかなとは個人的に思う。

ともあれ、その場に居た人にしか分からない昂揚感と「JW is here」な感じを「ウェットンマニア特派員氏」は感じられただろうし、その事に口を挟む面倒臭い輩はいないと思う。そのレポをほぼリアルタイムで頂いた我々ウェットンファン仲間も大いに楽しませて頂いたので、この点は心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

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2017年3月16日 (木)

【Short Review 28】「アルマゲドン・ザ・スコア」("ARMAGEDDON" MUSIC BY TREVOR RABIN)

いよいよ花粉症の季節、3日ほど前から鼻づまりと目のかゆみが本格化してきて仕事にも支障が出るくらいになってきた。ほんとマジで杉の木全部伐採してくれよって(苦笑)。おまけに昨日仕事中に、その花粉症の影響で「ヒィーヤァッシャァーッ!」ってくしゃみをした拍子になぜかピリッと腰に痛みが・・・。今朝起きたら厳しい腰痛。踏んだり蹴ったりやんけ、ったく。

こないだの日曜から今週末の三連休まで、4勤1休4勤という、9日間で休みが1日だけの厳しい勤務シフトの、今日はその1休に当たる貴重な公休日。しかしながら腰が痛くてウォーキングする元気なく、家籠りでひたすら録り溜めしていたTV番組を観る。それにしても「プロレス総選挙」を録画し損なったのは痛い。とりあえず先々週の「松本家の休日」「土曜はダメよ」こないだの「鉄腕DASH」を観終わった。気分転換にチャチャっとブログでショートレビューでも。

今やロックミュージシャンの範疇を大きく超えて、大作曲家となったトレヴァーラビン。その大作曲家としてのキャリア最大の作品と言っても過言ではないのが今回取り上げるアルマゲドンのスコアである。

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このブルースウィルス主演の映画「アルマゲドン」自体、私も結構好きで、普段あまり映画とか見ないんだけど、このアルマゲドンは何年も前にわざわざコレクターズエディションのDVDも購入したくらい。一般的なロックファン的にはアルマゲドンの曲と言えばエアロスミスのアレなんだろうし、CD買うならそのエアロスミスの曲も入ったサントラ盤が手軽で良いんだろうが、そこには興味が無くてワタシ的にはこのトレヴァーラビンのスコアなのである。テーマ曲と言えるあの壮大なメロディとアレンジは、映画以外のところでも何かのBGMに使われていたりもしている気がする。私の記憶違いかもしれないけど、確か新日本プロレスがマサ斉藤の引退セレモニーか何かをやった時に、この曲をBGMに使っていた気がする。中には結婚披露宴とかパーティのBGMに使った人もいたのでは?(笑)。

もう「あっち」の世界で十分に有名になり、財も蓄えたであろうトレヴァーラビンが、いまさら元イエスの面々とツアーとかする必要も無かったんだろうけど、たまにはロックもやりたかったんだろう、ARWとして大規模なツアーに出て、間もなく来日公演もあるし、「こっち」の世界のファンとしてはこの機会を存分に楽しませて貰いたいワケだ。

ARWのVIPに申し込んで、早速クレジットカードの引き落としがあって銀行口座の残金に驚愕する日々であるが、その分はしっかり楽しまなければ。トレヴァーラビンにサインを入れて貰うアイテム、キャントルックアウェイにするかウルフにするかこのアルマゲドンのスコアにするか、そんなささやかな悩みを楽しみに代えて、明日からの後半4勤の激務を頑張りますよ。

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