2017年5月 9日 (火)

EDDIE JOBSON & MARC BONILLA (tribute to John Wetton and Keith Emerson) FALLEN ANGELS TOUR 2017 ライヴ音源(Apr 26, 2017 @ Boerderij, Zoetermeer NETHERLANDS)

GWの激務をタイトな勤務シフトで乗り切って、しばらく緩めの勤務シフトになる。コレでこのあと夏のお盆までは穏やかな仕事の日々となるので少し爽やかな気分。GWが終わって超ブルーな気分で仕事に戻った方々には重たい今週だろうけどもね。しかしながら私はこれから地域のいろいろ所用が忙しくなって、コレは何とか充実の日々へと転換できるように頑張らねばと心新たにしているところである。

ブログは気が向いた時に書けるだけ書いておこうという事で、特にネタの選別ポリシーも無く、たまたま気が向いた時に有ったネタを書くので、今はそれじゃないだろ、って思う方もいるかも知れないが、私の備忘のようなものなのでそこはご勘弁を。

そこで今回は、GW激務が終わって昨日朝に泊まり明けで帰宅して、いつも利用しているライヴ音源サイトをチェックしたらようやくUPされていたのが、掲題のエディジョブソン&マークボニーラによるジョンウェットン大先生&キースエマーソンのトリビュートツアー音源である。英国2Daysのあとを受けてツアー3公演目にあたる4/26のオランダ公演。早速DL入手して軽く聴いてみた。アコースティックライヴなので正直それほど期待してなかったんだけども、聴いてみるとこれがすっかり聴き入ってしまった。

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言うまでもないけど編成は以下。

Eddie Jobson: keyboards, violin
Marc Bonilla: acoustic guitar, vocals

セットリストは以下(音源UPした方のインフォに従って記載)。

(Eddie Jobson talks)
Trilogy
Starless
Rendezvous 6:02
In The Dead Of Night
By The Light Of Day
Nostalgia
Violin Solo
Piano Medley (incl. The Barbarian / Take A Pebble / Metamorphosis / Jeremy Bender)
Bitches Crystal
Fallen Angel
(Marc Bonilla talks)
A Place To Hide
From The Beginning
Carrying No Cross
Lucky Man

そりゃ、フルバンドでの演奏の方がイイに決まってるんだけども、こうしてアコースティックデュオの編成でやると、むしろ曲そのものの良さがかえって際立ってくるのが分かる。名曲とはそういうもんなんだと思う。思わず聴き入ってしまうのはそうやって、曲そのものの良さを感じるからだろう。また、オーディエンス録音とは言え、アコースティックデュオで音数が少ない分、非常に綺麗に録音されているのも聴きやすさを助長していてポイントが高い。マークボニーラはソロアーティストとしても実力者だけど、キースエマーソンの相棒としてEL&Pの曲を演奏して歌ったりもしていたし、今回もEL&Pのみならず、クリムゾンのスターレスやフォーリンエンジェル、UKのインザデッドオブナイトやランデヴーといった曲をジョンウェットン先生に代わって歌っていて、そこにあまり違和感を感じない。まるで昔から自分の曲であったかのような堂々たる歌いっぷりで、ヴォーカリストとしての実力も垣間見えてくる。ビリーシャーウッドがエイジアの曲の先生の代わりに歌う違和感に比べれば、とってもフィットしている。もちろんエディジョブソンもUK曲以外の、クリムゾンやEL&Pをまるで自分の曲であるかのように澱みなく演奏していて、借り物感が無いのはさすがである。特にクリムゾン曲は、自らの音楽史に一瞬クリムゾンに関わっていたことをこれ見よがしに記載するだけのことはある(笑)。そしてしっかりノスタルジアのような自分のソロ曲も演奏して、ピアノメドレーでは、先生もエマーソンも何の関係も無いはずの(笑)、カーヴドエアのメタモルフォシスまで入れ込んでいるあたり、誰よりもこのツアーをやりたかったのはご自分自身だったのではないかと勘繰ってしまうくらい(笑)。っていうか、それにしても改めてカーヴドエアのメタモルフォシスのピアノフレーズは気品があって本当に素晴らしい。

エディジョブソンには、もうこれで演奏活動は終わりとか、そう堅いこと言わず、どんどんステージ活動も続けて欲しいもんだ。今回のトリビュートツアーも、いずれ日本公演を企画する呼び屋が現れて欲しいし、収支さえ計算が立てば日本にも来てくれるものと勝手に確信している。

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2017年1月31日 (火)

ジョン・ウェットン追悼:エイジア1990年来日公演の思い出 (R.I.P. JOHN WETTON : Sep 28, 1990 @ Nakano Sun Plaza TOKYO)

私の信奉する哲学の用語に、「変毒為薬」という言葉がある。そのまま日本語読みするならば、毒を変じて薬と為す、という事であるが、要するに世間で言うところの、災い転じて福となす、という事とほぼ同義と言える。僭越ながら私自身も、この言葉の如く、どんなに人生で辛くても苦しくても、前を向いてすべてを前向きに捉えて、生き抜いていこう、そう思いながら生きているのである。

我らがジョンウェットン大先生が病との闘いの中で、激ヤセしてるぞ、大丈夫か? みたいな声が多くあった。しかし私は上記の言葉「変毒為薬」の如く、先生がこの病との闘いの中で、病を乗り越え、以前のスリムな体型を取り戻し、1990年エイジア来日公演の如く、黒のスリムな革パンをピシッと履きこなし、ステージを駆け回り、マイクスタンドの前にベースギターを抱えて立つ姿は容姿端麗で、素晴らしく伸びのある美声を再び聴かせてくれることになるであろう、そんな風にチョー前向きに想像していた・・・。

私が初めてジョンウェットン大先生をナマで観たのは、まさしく1990年のエイジア来日公演であった。当時のチケット半券とパンフは今でも大事にとってある。

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就職して、京都亀岡の田舎から東京に出たのが1990年、そのタイミングでジョンウェットンのエイジアの復活、来日公演が発表され、東京での記念すべき初めてのライヴ参戦が「ジョンウェットンのいる」エイジアであったのだ。先生のいるエイジアとしては初来日である。そりゃそうだ、83年のエイジアインエイジアは先生はいなかったんだから。ジョンウェットンのエイジアを観れる、それはもう当時の感覚で言えば飛び上がらんばかりの心躍る出来事であり楽しみであった。

いつも言うけど83年、高校2年生だった夏頃、高2と言えば何をやっても楽しい時期であったし、そんな気楽で楽しい時期にラジオを聴いて巡り合ったエイジアのドントクライにドハマリし、アルファのLPを買い、1stもレンタルで借りてカセットテープにダビングして聴き倒し、世界で一番有名だったエイジアを聴きまくった夏。その後のゴタゴタからアストラでの復活、セールス不振で活動停止。87年ごろに復活の兆しが見えるもそのまま沈黙で80年代後半はエイジアの動きが見えない時期であったのだから。

1990年9月28日、ワクワクしながら中野のサンプラザに行った。夢にまで見た「ジョンウェットンのいるエイジア」のステージ開演。オープニングは確かWildest Dreamsだったと思うけど、その迫力ある演奏と、そして何よりも他に類を見ない唯一無二の先生の歌声に、もう最初から感動で泣きそうになりながら、サンプラザの2階席から先生とダウンズ、パーマー、パットスロールの雄姿を眺めていた。黒の革パンで、どう見てもカッコいい立ち姿、そしてあの美声、エイジアでの先生は、いや、先生のエイジアは、本当にカッコ良かった。それまでに88年から90年の大学卒業前までにイエスやピンクフロイド、U2、メタリカ、ライオット、ABWH、フィルコリンズ等々、上京前に大阪でいろいろライヴに参戦してきたけど、やっぱり私はエイジアが好きで、ジョンウェットンのエイジアが好きだったから、このサンプラザで観たエイジアの時が一番満足感が高かった。あんなに満足感で胸いっぱいになって帰路についたことは未だかつてないくらいだと思う。2017年の今になっても、あの90年エイジアのライヴは私の生涯ベスト3に入るライヴだったと言い切れる確信がある。エイジアの初期3枚からの代表曲のみならず、UKやクリムゾンの曲まで演奏して、恐らく先生のライヴ活動としてのピークは、特に歌い手としてはあの90年エイジアがピークだったのではないかと思うくらいである。

2017年1月31日、なんと明日は私の誕生日であるというその前日、スリムな黒の革パンを履いてステージを駆け回る先生の姿は永遠に思い出の中でしか観れなくなってしまった。今はまだこの現実を受け止めることに精いっぱいで、言葉を失っているから、無理やり紡ぎ出した言葉が今回の記事の文章である。多分これから時間を経るごとに、もっともっといろんな先生への思いや言葉が止めどなく溢れてくるであろう。私が初めて先生をナマで観たのはサンプラザ、そして最後に先生をナマで観たのも2015年UKファイナルでのサンプラザとなってしまった。

その人それぞれに先生の思い出があると思う。ブライアンフェリーの来日時にバックバンドにいる先生を観た人、79年UK来日公演を観た人、94年以降の先生ソロ来日公演を観た人、スティーヴハケット&イアンマクドナルドとの来日公演を観た人、アイコン来日公演を観た人、2007年オリジナルエイジア来日公演以降の先生を観た人、時にはアル中と不摂生でぶくぶくに太って情けないステージを展開する姿を観てしまった人もいるだろう。また、ライヴを観る機会は無かったけど、レコードやCDで先生の楽曲を聴いてきた人も沢山いるはずである。残念なことに、もう先生の姿をナマで観ることは出来ない。しかし思い出の中にあるカッコいい先生も、情けない先生も、先生が亡くなったからこそ、その存在はイキイキとし、大きく大きくなっていく。それこそが先生が我々ファンに残してくれた財産である。そして先生が残してくれた楽曲、これはもう永遠に生き続ける。楽曲は、思い出の中ではなく現実に生き続けるのである。

先生の残してくれた楽曲がある限り、

もう会えないのではない。
いつかまた逢えるのでもない。
いつでも逢えるのである。

R.I.P. JOHN WETTON

さようなら、ジョンウェットン大先生。
そして、また、明日も、明後日も、よろしく。
先生の素晴らしい楽曲で、歌声で、ベースで、ギターで、いつでも逢えるから・・・。

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2017年1月 9日 (月)

ジョン・ウェットン 「ザ・オフィシャル・ブートレッグ・アーカイヴ Vol.1」 (JOHN WETTON "THE OFFICIAL BOOTLEG ARCHIVE VOL.1")

先生のファンではあるがコンプリーターではない。しかし買ってしまったからには拙ブログとして取り上げないワケにもいかない。取り上げるなら少しは聴かないといけない。でも全部で6CDもあると聴く時間が無い。時間があっても積極的に聴く気がしない。そういうアーカイヴ作品がジョンウェットン大先生監修でリリースされてしまった(苦笑)。

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先生が、ソロとしてフルバンドやアコースティックソロでもライヴを繰り返していた90年代後半、過去の記事でも触れてきたけど個人的にはこの時期のライヴ作品の乱発は、商品としてのクォリティに疑問がありありで敬遠していた。ファンだからって何でも買うわけでは無いのはその当時の自分の財政状況の問題もあったし、他のことで忙しくもあったし。でもそのままだと多分ここら辺の作品は一生買わなかったかも知れない。なので改めて先生監修で、一応「Re-mastered by Mike Pietrini」という事で、ニューヨークのエンジニアのマイクピエトリーニによるリマスタークレジットがある事で商品としての新たな付加価値があるとの意味を見出して購入に至った。

この商品には96年のアルゼンチン、97年の大阪、99年の東京、以上のフルバンド形態によるライヴが収録されている。繰り返すけどコンプリーターではない私はこの3種の内で所有しているのは実は96年アルゼンチンだけであった。なので面倒臭い音質比較なんかはアルゼンチン以外はやりようがない。ここでは3種の各ライヴの簡単な感想や、当時の購入しなかった(笑)思い出を書いてみたい。

LIVE IN ARGENTINA 1996
上記でも触れたとおり、本作品の3種のライヴの中で唯一所有していた。但し購入した時期はリアルタイムではなく、多分ここ数年前、しかも輸入盤を中古で買ったと思う。気に入らないライヴ乱発期ではあるけど、どれか一つくらいはウェットンファン仲間との雑談に付いていけるように持っておこう、というおかしな理由で中古で買ったんだった。そして聴いてみて、いきなり1曲目のUKのインザデッドオブナイトが頭切れのフェードインで始まるという、まさしくオフィシャルブートの名に相応しい収録の仕方にドン引き。一応ひと通り聴いてそれっきり聴かなくなってしまった。1曲目の頭切れ、FM放送音源のような、ライン収録ではあるけど微妙な音質、個人的には先生の曲にフィットしているとは思えないビリーリースギャングのギターetc、聴かない理由を挙げればキリが無い(笑)。今回は3種のライヴの中で唯一所有しているライヴという事で少しだけ旧盤と音質を比べてみた。リマスタークレジットを見てしまったからかも知れないけど、若干今回のアーカイヴの方が音が立体的に聴こえるような気がする。そんな気がするだけなんだけど(笑)。

LIVE IN OSAKA 1997
このライヴ盤を初めて聴いたのは多分昨年2016年の8月頃(エェーーッ、www)、Wetton Mania開催の下打ち合わせで、大阪心斎橋のRock Bar STARLESSに呑みに行った際に、私が来店するという事で心優しいマスターが気を使って店内のBGMに本作をかけてくれてたんだった。聴いたこと有るような無いような・・・、「これウェットンのなんですか?」ってマスターに訊いて、「大阪でのソロライヴですよ」と教えて貰ったんだった。あぁそう言えばそう言うライヴ作品もあったなぁって久しぶりに認識したという話。ちなみにその時、すぐにマスターにエイジアをリクエストして、店頭演奏をエイジアの1stに代えて貰った(笑)。今回のアーカイヴで初めて真面目に聴くんだけど、オッ? そんなに悪くないかな? 少なくとも96年アルゼンチンよりは聴ける。1曲目から頭切れのフェードインなんてことも無い。音質も公式商品として何とか耐えうるまあまあの音質。何より演奏が良い。そこはやはりギターがデイヴキルミンスターであることが大きい気がする(クレジットがビリーリースギャングになっているのはクレジットミス、修正されていない)。鍵盤は96年アルゼンチンのマーティンオーフォードから、89年エイジアでお馴染みジョンヤングになっている。ドラムはアルゼンチンに続いて凄腕トーマスラング。アークエンジェル後のライヴとしては、ノーマンズランドっていう音質内容共に最高の先生ソロライヴを代表する作品があるが、そのツアー初期であり、ノーマンズランドとはバンドメンバーも異なり、何よりも来日公演盤という事で、この大阪に関しては今回積極的に聴く気になれた。聴き飽きたヒートオブザモーメントも、出だしアコースティックで始まり、途中からバンドバージョンになる演奏がちょっと新鮮。当時は94年のソロ初来日時にはカッコ良かった先生がいきなりでっぷりと太った姿で登場したとの事で雑誌で話題になってた記憶があるが、声はまだまだよく出ているし音だけ聴く分には商品価値あり。今更言うなって話だけど、これは拙のアイホンに取り込んでもう少し聴いてみようと思う。

LIVE AT SUN PLAZA TOKYO 1999
先生のファンかつエイジアのファンとして忘れ難い、誰もが半信半疑だったエイジア復活ライヴとして発表された99年来日公演が案の定ポシャってジョンウェットンバンドとしての来日公演に差し替えられた、悪夢の記録。先生に罪は無いんだけど、そのライヴがオーディエンス録音のブートをそのままオフィシャルブートCD化とあって、当時の私はハナッから無視を決め込んできた。新宿のディスクユニオンで店頭演奏されていたのをチラ聴きはしたけど、あぁやっぱりダメ、って思って購入していないし聴いていない。コレだけは今回も聴く気にならず。コレクションという事で。

ということで、聴いたことが無かった分、97年大阪だけは楽しめたかな。一昨年には同じような趣旨でアコースティックライヴ2公演分のアーカイヴ2CDがリリースされていたけど本作国内盤のライナーには、その時の記事で注文つけたのが功を奏したか(?)、先生の解説文の一部が翻訳されているのが嬉しい。細かい話だけど。

この後もエイジアの2013年ブルガリアでのオーケストラ競演ライヴ盤のリリースが控えている。3月からはエイジア本隊としてジャーニーとのジョイントツアーも発表されている。先生は本当に大丈夫なのか、闘病で痩せ細った(ダイエットした?www)体で重たいベースギターを抱えられるのか等々、心配は尽きない。

しかしここでは、闘病中の先生が監修してリリースしてくれたんだから、先生へGoodなVibeを贈る意味でも積極的な気持ちで本作品を購入しようではありませんか。

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2016年12月23日 (金)

U.K. "ULTIMATE COLLECTORS' EDITION" レビュー①:NIGHT AFTER NIGHT Extended version 編

さあ、始めますか、U.K.のコレクターズBOXレビュー。

UKファイナルの時と同じくエディジョブソンが何でも自分で仕切ろうとするものだから、制作は遅れるわ、完成したらしたで不良品があるからってパッケージの回収再制作とかするわ、発売したらしたで今度はファンクラブzealotsファンド予約で制作資金提供したにもかかわらず、一般販売で購入した人よりもzealotsファンド予約の私の方が商品が届くのが遅れるわで、不満や憤りがあちこちで噴出してしまい、極一部で思わぬ騒ぎになってしまうというケチというかオチが付いてしまった。完璧主義なエディ故に、リリースが遅れるのにはこちらも馴れているし、それくらいは半笑いで済ませるのだが今回はさすがに人生忍耐を旨とするホトケのこの私も少しイラついた(苦笑)。ウチに届いたのは確か10月下旬か11月アタマ頃だったと思うんだけど、この時点でも商品BOX本体は届いたけどzealotsファンド予約特典の、エッとなんだっけな、エディのサイン入りミュージックブックだっけな、それはそれで制作が間に合っていないとの事で、完成したら別途送るとの事であった。いつになる事やら・・・(苦笑)。取り敢えず国内アセンブル盤も発売されたようだし、ある程度は欲していた方々のところへは届いたかと思うので、いよいよ本作に関する記事を書いてみよう(未だ届いていない方々には申し訳ない・・・)。

U.K.の全てを総決算する18DiscのBOXなので、記事は何回かに分けて書く。何回になるかは未定(笑)。やる気が無くなったら、キングクリムゾンのスターレスBOX(レビュー①レビュー②)の時みたいに途中で終わるかも知れない(笑)。また、大好きなU.K.のことなので各回じっくりと執筆構想を纏めながら書きたいので、途中途中で他の記事やショートレビューを挟むことがある事を先に予告しておきます。

第一回目は何と言ってもナイトアフターナイトの拡大版。アビーロードスタジオにマルチトラックマスターテープが保存されているのが見つかった、との一報が知らされたのは確か昨年2015年4月28日の中野サンプラザでのエディジョブソン還暦祝いパーティだった。この時のエディとの懇談時に、ある方がエディから直接話を聞いたとの事をその場にいた私にも教えて下さったんだった。あの話がこうして公式発売という形で実を結んだのである。今回のBOXのレビュー記事はU.K.の歴史に沿って1stから順番にとも思ったけど、やっぱり本BOXを購入した人の多くが、まずはナイトアフターナイトの拡大版を最初に聴きたいだろうし、ご多分に漏れず私もBOXを開封して最初に聴いたのはナイトアフターナイトの拡大版である。これを既に休日ウォーキング時を中心に10回近く聴きまくった。

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BOX仕様としては、各作品は厚紙の台紙にDiscをセットしてあって、ジャケットやクレジットはブックレットにまとめて載せている感じ。上の写真は拡大版2CDとオリジナルバージョン1CDで計3CD。ナイトアフターナイトに関わるブックレットのページは以下。

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それでは収録曲順に、全曲レビューとまでは行かないけど細かく気になったところは徹底的にこだわって書いてみる。
(各曲について、水色がオリジナル版収録赤色が拡大版で追加収録

Disc 1

Night After Night
ナイトアフターナイトのオリジナル版と同じく、タイトル曲でCDスタート。この当時の実際のライヴはDanger Moneyがオープニングなのだが、この拡大版はオリジナル版に準拠した収録曲順にしたかったようで、このタイトル曲からとなっている。拡大版はマルチトラックマスターからボブクリアマウンテンによる新規ミックスという事で、この曲でも曲途中から明らかに鍵盤の音がオリジナル盤では聴き取り難かった部分が良く聴こえたりして、ミックス違いによる新鮮さを味わえる。音のバランスもエディのミックスではないので(笑)、とても良く、ふくよかで耳触りの良い素晴らしい音質。この時点で拡大版のクォリティの良さは確信できる。

Danger Money
実際には当時のライヴのオープニング曲だったオリジナル版未収録の本曲、いかにもライヴの始まりって感じで、壮大なイントロが始まった時の歓声がイイ。明らかに若い女性の「キャーーッ!」みたいな黄色い歓声が聞こえて、事前に主催者から仕込みのアナウンスがあったにしても、この黄色い歓声は当時のU.K.がいかに女性からのアイドル的な人気を得ていたかを雄弁に物語る。ワタシ的にはこのオープニングの黄色い歓声がとてもツボ。79年当時のDanger Moneyのライヴ演奏については、これまでブートでしか聴けなかった。参考までに過去のブートの代表的なものを物置から引っ張り出してみた。まずは何と言ってもコレ。

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めっちゃくちゃ懐かしい90年代前半、ブートCD創成期にバカ売れしたパリジャンランデヴー。当時としては画期的な、トリオU.K.のライヴがサウンドボードで聴けるという商品で、もちろんオープニングはDanger Moneyである。後にコピー盤やジャケ違いの2ndプレスみたいなのが出た記憶があるけど、当時はそれほどまでに重宝したブートである。サウンドボードと言ってもモノラルで、音の静かな部分ではテープのヒスノイズが目立つという代物ではあったが、それでもこれしか無かった当時は宝物のようなブートだった。後にステレオ盤のブートが出て来て、さらに79年2月11日パリ音源と言われていたのが、数年前にネットで出回ったステレオサウンドボードのUpgrade盤では、実はこのパリ音源は79年3月13日である事が明らかになって、眼からウロコだったのを思い出す。しかもその際に同日のステレオオーディエンス録音音源がネットで出回り、これがまた驚異的な超高音質。個人的にはトリオU.K.の非公式ライヴ音源では、このパリ音源オーディエンス録音が最高音質として、これを超えるトリオU.K.ブートは無いとまで思っている。現在ではパリ音源の決定版ブートは、ステレオサウンドボード録音としては以下のブートCD、

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ステレオオーディエンス録音としては、上記商品のオマケ扱いだった以下のブートCDRだと思う。

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オマケ扱いだったのが勿体なさ過ぎる。繰り返すけど私としてはこの79年3月13日パリのオーディエンス録音こそがサウンドボード音源を超えた、トリオU.K.の最高音質音源だと思う。これこそプレスCDのブートとして出すべきじゃないのかなって思うくらいだ。

話が大いに逸れたが何はともあれ、こうしてDanger Moneyの正規ライヴレコーディング音源が素晴らしい音質で聴けるのは夢のようでもある。

The Only Thing She Needs
この曲もオリジナル版未収録である。2ndアルバムからの曲は、オリジナル版ナイトアフターナイトでは短めの曲が中心の収録で、本曲やCarrying No CrossといったトリオU.K.のプログレ曲がオミットされていただけに大注目の音源である。79年当時の勢いもあり、かつ正確無比な演奏が堪能できる。しかし、しかし、ここで私の大注目は、演奏終了後のジョンウェットン大先生の日本語MCである。先生の日本語MCと言えば勿論、

「ドーモ、キミタチサイコダヨ」

これに極まるのであるが、実際の来日公演ではThe Only Thing She Needsの演奏後に最初の日本語MCがあり、この拡大版ではその日本語MCがフル収録で堪能できるのである。それは以下。

「コンバンワ。ゲンキ?」(語尾が上がっている)
「ニホンニ、キテ、ヨカッタヨ。」

これが聴けるだけでドツボ。私はもう昇天せんばかりである。そう、79年U.K.来日時の先生の日本語MCは「キミタチサイコダヨ」だけではないのである。その事実が公式に明らかになっただけでも、日本人にとって拡大版の意義は大アリである。

ちなみにナイトアフターナイトは79年5月30日の中野サンプラザと、同年6月4日の日本青年館からの音源で制作されたとのことであるが、この「コンバンワ。ゲンキ?」「ニホンニ、キテ、ヨカッタヨ。」は、どちらの日の音源から採用されているのかをオーディエンス録音のブートを聴いて調べてみた。参考ブートは以下の写真。

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写真左上:79年6月4日、日本青年館(音質イマイチ)
写真中央:79年6月4日、日本青年館(上記と別音源、高音質)
写真右下:79年5月30日、中野サンプラザ(高音質)

結果、79年6月4日、日本青年館では「コンバンワ。ゲンキ?」は言っているが「ニホンニ、キテ、ヨカッタヨ。」は言っていない。また、「ゲンキ?」の語尾が上がっていない。

それに対して79年5月30日、中野サンプラザでは「コンバンワ。ゲンキ?」「ニホンニ、キテ、ヨカッタヨ。」と言っていて、イントネーションの感じも同じ。

という事でこのMCは79年5月30日、中野サンプラザのマルチトラックマスターから採用したようだ。

それにしてもエディ、よくぞこの先生の日本語MCをフル収録してくれたものである。何という完璧主義。エディの完璧主義はこういうところで生きたのである。素晴らしい。

Nothing To Lose
これはオリジナル版にも収録されているが、やはり若干のミックスの違いを感じることが出来る。そしてオリジナル版ではこの曲の後に「キミタチサイコダヨ」と言ってることになっているが、拡大版ではそのMCが無い。後で出てくる。

Bass Solo
これまたよくぞ先生のベースソロコーナーをキッチリ収録してくれたものである。エディの完璧主義万歳である。ゴリゴリ、ブリブリの先生のベースプレイが聴ける、また途中からはテリーボジオのドラムとのコンビネーションになり、エディの鍵盤が無い分、先生のブリブリベースと、テリーのパワフルなドラムが生々しい音質で収録されていて、決して地味な時間つぶしでは無くて、存分に楽しめる。

Thirty Years
そう言えばこの曲も当時のライヴでやってたんだなぁって、今更ながら気付く。これもオリジナル版には未収録。

Carrying No Cross
拡大版では、オリジナル版では外されていた長尺プログレ曲が遠慮なく完全収録されているのが嬉しい。後半部のスリリングな演奏はいつ聴いても見事。ブートではなく正規商品として、この最高音質で聴けるのは本当に有難い。

Rendezvous 6:02
この曲において、特にいう事は無いのだが(コラ、笑)、オリジナル版ではNothing To Loseの後で言ってることになっていた「ドーモ、キミタチサイコダヨ」は、実際にはNothing To Loseの後ではなく、このRendezvous 6:02の演奏終了後に言っていたのが拡大版で明らかになった。また、サンプラザと青年館のどちらで言っているのかも一応先述のブートで確認してみた。どうやら「ドーモ、キミタチサイコダヨ」の方は79年6月4日、日本青年館のブートで言っており、79年5月30日、中野サンプラザのブートでは確認できなかった。という事で日本青年館のマルチトラックマスターからの採用という事になる。

As Long As You Want Me Here
前曲から続いて「This is new song」とのMCで本曲に入っているところからこれも青年館のマスター使用と思われる。

ココまでがナイトアフターナイト拡大版のDisc1となる。つづいて以下からDisc2。ちょっとまとめて記述する。

Disc 2

Alaska
Time To Kill

Violin Solo
Time To Kill - Reprise
By The Light Of Day - Part Ⅱ

Presto Vivace
Drum Solo
In The Dead Of Night

この様にDisc2にはAlaska~Time To KillとIn The Dead Of Night組曲を繋げて収録している。実際の来日公演では曲順は全く異なっており、

By The Light Of Day - Part Ⅱ
Presto Vivace
Drum Solo
In The Dead Of Night

はライヴの前半で、Rendezvous~As Long As~Thirty Years~Carrying No Crossを挟んで、

Alaska
Time To Kill
Violin Solo
Time To Kill - Reprise

はライヴ後半で演奏している。今回の拡大版制作にあたっては、実際のライヴの曲順にはこだわらず、Disc1は2ndアルバム以降の曲中心、Disc2は1stアルバム中心というような意図をもって収録曲順を再構成したと思われる。その意味では1st曲中心としたこの拡大版Disc2は、これでとても自然な演奏の流れで納得のいく曲順ではある。ビルブルーフォード、アランホールズワースの居たオリジナル編成とは違い、ジョブソン、ウェットン、ボジオのトリオ編成で1stアルバムを編成し直してみる、そんな感覚で制作したのかも知れない。そんな想像を働かせるのも面白い。

Caesar's Palace Blues
アンコールラストは定番のこれで。実際の来日公演ではこの前にNight After Nightを演奏してから本曲で大団円となる。

以上、オリジナルのナイトアフターナイトでは、今までアレしか公式作品がなかったのだからそれでもトリオU.K.の破壊力を十分楽しめたのだが、やはり長尺曲もカット無しで収録した拡大版は、まさにファンにとって待望の作品でありエディからファンへの最後にして最高のプレゼントであろう。ましてやメンバーのソロコーナーのみならず、先生の日本語MCも完全収録である。「コンバンワ。ゲンキ?」「ニホンニ、キテ、ヨカッタヨ。」は私の脳内で繰り返し再生されてるよ。

このナイトアフターナイト拡大版を収録したコレクターズBOX、ここでしか聴けないプレミア感を持たせたかったのは分かるんだけど、せめてナイトアフターナイト拡大版だけでも単品発売しても良いんじゃないの?って思うのは私だけではないだろう。それほど一人でも多くの人に聴いて欲しい素晴らしい作品であったことを強調したい。

最後に、今回のコレクターズBOX制作に際し、当初はアナログマスターを使った1st、2nd、オリジナルのナイトアフターナイトの3作に加えてボーナスで4人U.K.のフィラデルフィアFMライヴ音源を収録した、せいぜい4枚組のBOXにするという構想だったはず。それがあれよあれよという間に規模が大きくなって、結果18Discという事になった。完璧主義者エディの面目躍如であり、高額ではあるけどマニアックなU.K.ファンとしてはこれ以上ない総括となった。実はそれでも細かく突っ込みどころはあるんだけど(笑)。そこら辺はまた今後のレビュー記事の続編で触れるかも知れません。次はまたしばらく時間をおいて1st「憂国の四士」から記事を書こうかな。チラッと聴いたけど、これまでのリマスターCD「憂国の四士」とは比べ物にならない音の良さだった気がするぞ・・・(笑)。

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2016年9月 4日 (日)

Wetton Mania at Rock Bar STARLESS (Sep 3, 2016 @ OSAKA)

2016年9月3日(土)、昨夏に横浜から京都へ帰郷して以来の目標だったジョンウェットンのファンイベント、無事に開催することが出来ました。今回は記憶している限りのイベントのレポを備忘録代わりに記しておきます。

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まずはじめに、Wetton Maniaというイベント名、これはもう私が大のプロレスファンでもあることを知っている方なら分かって頂けるかもしれないけど、世界最大のプロレス団体WWEの年間最大のビッグイベント、Wrestle Mania(レッスルマニア)にWettonを引っ掛けて、Wetton Maniaと命名しただけという、それ以外に特に深い意味は無い。なので、マニア、って付けたからマニアックな人しか参加出来ないみたいなことは全く無く、とにかくジョンウェットンが好きな人が集まれる場になればそれで良いという、そういう事である。

イベント内容については従前からの周知の通り、参加者の皆様お一人お一人が好きなウェットン関連曲を持ち寄って、CDを店頭演奏しながら曲への思い入れやウンチクを語り、それを聴いた他の皆様も話題を共有して楽しむという、ある程度同じファンであればこれは受け入れ可能であろうと考えた。その基本思想(←大ゲサに言うな)は、企画準備に労力がかかり過ぎない、参加者の皆様それぞれがイベントの主役となってウェットンを聴き、語れるというもの。これなら幹事や企画運営側に過度の負担が掛かって、今後のイベント継続が困難になるようなことを避けることが出来るし、また、特定の人だけが主張して満足して後の人は頷いてるだけとか、企画主催者の自己満足になってしまうことを避けることが出来る。

まあそんな感じで、いよいよ始まった当日、以下はさすがに私目線になるけどいつものような個人的なレポ風に。

まずは午後15:30から心斎橋のカフェ、mgにてフリートークのお茶会。参加者の皆様は大方は私と面識のある方々だったが、2名様が私とも面識のない方であり、また、私と面識のある方も、それぞれの参加者とは初対面の場合もあるので、各自自己紹介から。自然と関西周辺の方々の集まりになるだろうと思っていたのが、実際には埼玉、徳島、香川からの参加者もいらっしゃり、遠方や、海を越えてのご参加とあってこれには私自身が恐縮してしまった。しかし同じウェットンファンと言うことで話題はいくらでも共有できる。この場で私から一点の注意事項として、お互いのウェットンへの思い入れやウンチク自慢に対して、変なネガティヴな足の引っ張り方や、そんな事言わなくても知ってるよ的な、そういう気分を悪くするような反応だけはお互いにしないように気を付けましょうとお声掛けさせて頂いた。面倒臭いプログレファンにたまにいるから、そういう人。私がSNSでプログレコミュに入らないようになった理由でもある。食事をしつつあっという間に時間は過ぎ、17:30にカフェを出ていよいよロックバースターレスへ。

ほぼ定刻18:00にスターレスへ入店。お馴染みの、温厚そうな人柄の滲み出るマスター様と、そして貸し切りで忙しくなるからと、お手伝いの笑顔の美しい女性の方が迎えて下さった。飲み放題3000円のシステムをマスター様からご説明頂いた後、シャンパンで乾杯してイベントスタート。以下はセットリストというか、各参加者様がセレクトして店頭演奏された楽曲一覧である。ちょっと順番がどうだったか記憶が混濁しているので順不同と言うことでご勘弁を。

(オープニングは埼玉のSさん自ら、83年エイジアインエイジア衛星中継におけるカーリーヘアのお兄さんの「ロックノヨウイ、イイデスカ!・・・」のあのセリフをSさんが完コピでMC!からの・・・)

埼玉のSさん
 The Heat Goes On (from ASIA "ALPHA")
 Only Time Will Tell (from ASIA "ASIA")

Shige***さん
 Heat Of The Moment (Acoustic Version from JOHN WETTON "CHASING THE DRAGON")
 Doctor Diamond (from KING CRIMSON 73~74年の公式ライヴ盤)

ico***さん
 Caught In The Crossfire (from JOHN WETTON "CAUGHT IN THE CROSSFIRE")
 The Night Watch (from KING CRIMSON "THE NIGHTWATCH" 73年アムステルダムの公式ライヴ盤)

ご~***さん
 After The War (from ASIA "ASTRA")
 Space And Time (from JOHN WETTON "VOICE MALE")

ナゴヤ***さん
 Baby Come Back (from JOHN WETTON "CAUGHT IN THE CROSSFIRE")
 In The Dead Of Night (from JOHN WETTONの94年来日公演のブートCD!)

emm***さん
 Open Your Eyes (from ASIA "ALPHA")
 I lay Down (from JOHN WETTON "ROCK OF FAITH")

Mine***さん
 Heat Of The Moment (from ASIA "ASIA")
 Valkyrie (from ASIA "GRAVITAS")

ひとみ***さん
 Sole Survivor (from ASIA "ASIA")
 Nothing To Lose (from U.K. "NIGHT AFTER NIGHT")

josho
 Daylight (from ASIA "ALPHA")
 After All (from JOHN WETTON "NOMANSLAND")

以上、確かこんな感じだったと思うけど、もし私の記憶違いがあったら参加者の皆様ご指摘を。それでこれらの楽曲の選曲が云々ではなくて、それぞれに例えばウェットンを聴くキッカケになったとか、その曲に個人的な失恋の思い出があるとか、曲の成り立ちの豆知識やら、思い入れやウンチクをたっぷりの述べて頂き、あ~そうだったのかぁ、とか、う~ん分かる分かる、みたいな気付きアリ共感アリの、みんなで共有して盛り上がれる良いイベントになったのではないかと思う。

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このあと時間が余ったので、参加者の方がyoutubeにUPしている自分が演奏したウェットン曲の音源とか映像を見せ合ったり、私が首都圏に居た頃に仲良くして頂いていたユーライアヒープ宣伝部長で伊藤セーソク先生にもその名を知られている神奈川厚木のマイミク某Kさんから事前に宅配便で提供頂いた貴重な品々を希望者にプレゼントしたり、争奪戦ジャンケン大会で盛り上がったりとアレコレとはしゃいでいるうちに、あっという間に3時間が経った。下記写真はKさんからの提供物の一部。2009年ICON来日公演のセットリストのコピー、エイジアフェニックスの国内盤アナザージャケット、今は無きジョンウェットンファンクラブの会報バックナンバー、そして怪しげなユーライアヒープの2016年1月来日公演のライヴ音源CDR(笑)。

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ホントにあっという間だったと思う。私は企画運営進行役だったので、終わった時には若干ホッとしたけど、終了後に皆様からの「とても楽しかった」「参加して良かった」「時間が短すぎると感じるくらい楽しかった」等々のコメントを頂き、こちらこそ皆様に盛り上げて頂いて感謝の思いで一杯である。それからイベントの盛り上げに神奈川厚木から一役買ってくださったマイミク某Kさん、そして何よりも3時間お店貸し切りで参加者のアルコールのオーダーに次々と応えつつ見守って下さったマスター様とお手伝いの女性の方にも大感謝である。

取り敢えず今は一仕事終えた安堵感で一杯で、しばらくは何も考えないと思うけど、私の頭のほてりが落ち着いたら、またWetton Mania 2、Wetton Mania 3・・・って感じでウェットン大先生の病の快復と復活を祈念しつつ開催していくことも考えてみたいと思います。

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2016年9月 1日 (木)

【Wetton Mania】開催のお知らせ(詳細追記あり)

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このたび、大阪・心斎橋のRock Bar Starlessにて、ジョンウェットンを聴き、ジョンウェットンを語りまくるイベント、

【Wetton Mania】

を以下要領で開催させて頂きます。

日時 :
9月 3日(土) 18:00~21:00

場所 :
Rock Bar STARLESS(大阪・心斎橋)

内容 :
参加者の皆様お一人お一人がセレクトしたジョンウェットン関連曲を1~2曲、店内で流して頂き、自らがDJと化してウェットン曲への思い入れやウンチクを語って頂きます。

①参加者の皆様におかれましては、店内でCDを流して頂くために、セレクトしたウェットン曲のCDを持参頂きますようお願いいたします。
②曲のCD演奏と喋りを含めてお一人様15分程度の時間で収まるようにお願い致します。従いまして長尺曲をセレクトされた場合はお一人様1曲となるかも知れません。

定員 :
Rock Bar Starless様のキャパに合わせて10名までとさせていただきます。
今現在、7名様の参加が確定しておりますので、残り3名様となります。
参加ご希望の方は私、もしくはRock Bar STARLESSマスター様へご連絡をお願いいたします。早いもん順とさせていただきます。

会費 :
飲み放題(酒類限定)3000円
それ以外のオーダーについてはこの個々でお支払いをお願いいたします。
フードにつきましては出前可能との事です。また、フードの持ち込みもOKとの事です。

※ なお、当日は15:30くらいから【pre Wetton Mania】として、大阪ミナミ周辺でフリートークのお茶会を行います。昼間っからウェットン祭を楽しみたい方はふるってご参加くださいませ。参加ご希望の方には別途、集合場所等を当日までにお知らせいたします。

以上、何卒よろしくお願いいたします。

2016年8月24日:追記
本件につきまして、参加ご希望人数が定員に達しました。
これを持ちまして、参加ご希望の公募は締切とさせて頂きます。

2016年9月1日:詳細追記

①上記8/24時点で公募を締切りましたが、ご参加予定の方のご事情により、1名欠員なっております。従いまして1名様の追加が可能となっております。ご参加希望がございましたら私かRock bar STARLESSマスター様へご連絡をお願いいたします。なお、早いもん順となりますので、ご参加ご希望表明時点で定員に達していた場合は、失礼ながらお断りさせて頂く場合もございます。

②【pre Wetton Mania】お茶会について(15:30~17:30)
下記のお店を予約致しました。
パンケーキ専門店mg
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270201/27073171/
席のみ予約しておりますので、フードやドリンクは個別に注文願います。
お茶会からご参加の方はこのお店へご参集願います。

③気象条件等について
本日(9/1)現在、9/3~9/4辺りに西日本へ台風の接近が予想されております。
万が一の場合は安全の為にご欠席という場合もあるかと思いますので、その場合は気軽にご連絡を下さい。

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2015年11月 8日 (日)

【ディスクユニオン大阪店オープン記念猟盤】 EDDIE JOBSON / ZINC "Turn It Over" (12inch Promo EP)

2015年11月6日(金)、関西の音楽ファン待望のディスクユニオン大阪店がオープン。早速開店日に出撃してきました。

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川崎や横浜で暮らし、東京で仕事をしていた25年間、ディスクユニオンは自分の音楽生活に欠かせないお店だったが関西には今まで無かった。身近にあるのが当たり前だったものが京都に帰ってきたら無いというのは、いくらインターネット全盛でネット通販で欲しいモノが買えるからといってもそこはやっぱり、たまにはお店に行って品物を見ながら猟盤するっていう楽しみもあるわけで、寂しいよなぁと思っていた。ところが私の帰郷とほぼタイミングを同じくしてDUが大阪に出店っていう情報が伝わってきて、まるで私の帰郷に合わせたかのような関西出店に心躍る思いだった。

オープン2日目がロック中古盤セールって事だったので2日目の11/7(土)に行こうかと予定していたがどうしても外せない所用が入ってしまい、結局初日に駆けつけた。物凄い人出でお会計のレジの為に整理券が発行されるというとんでもない事態。いかに関西圏の音楽好きがDUの上陸を楽しみにしていたかが分かるし関西ではテレビのニュースにまでなって、ちょっとした社会現象になっている。今どきCDショップが新規出店なんてあり得ないどころか、閉店が続いているような世相。そんな時に新規出店してしかもあの凄まじい大繁盛ぶりは、音楽ファンへのアプローチの仕方を工夫すればまだまだ可能性のあるビジネスモデルを構築できるという事を証明したようなもんだろう。

凄い混雑だったのでじっくりとは見れなかったが、お店はいわゆる新品はホントの最小限だけを置いていて、あとはロック、ジャズ、クラシックの中古LP、中古CDが店の大半を占める形態だったような気がする。実際それであの大混雑だったのだから関西の音楽好きもその部分に期待していたんであろう。私もそうである。長く東京の新宿、渋谷、御茶ノ水のDUを利用してきた(あと横浜関内店や、閉店したけど厚木店や稲田堤店も利用していた)から、どうしてもそこら辺と比べてどうかという目で見てしまうが、いやいや、十分満足できる規模と品揃えであったと思う。自分の感覚で言うとそりゃ細分化された新宿各店程ではないにしても、少なくとも渋谷店よりは大規模、御茶ノ水店とも対抗できるくらいの規模だったかな。あとまぁアレはDUのアイデンティティなのか、棚と棚の間の通路が狭い(笑)。その点は、それだけ多種多様な中古商品をお店一杯に展開しているからだろうと好意的に捉えておこう。CDレコードアクセサリーもブックユニオンも併設していて細かいマニアへの気配りも効いている。

で、今回私はとりあえず中古レコード箱を掘って、中古レコードを一枚購入させて頂いた。それが掲題の品。

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エディジョブソンのソロ、グリーンアルバムからの米キャピトル盤3曲入り12インチEP。A面に Turn It Over、B面に Listen To Reasonと Green Face。プロモ盤だから普通にマーケットで見かけることはまず無いし探すとしたらebayで探すしかないんだが、今回コレを初めて現物で発見したので喜んで購入。ナニが何でも欲しかったのかといえばそこはまぁアレだが、珍しいのとDU大阪店オープン記念のご祝儀という事で(笑)。中身はこんな感じ。

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国内盤の緑色のレコード盤より少し色の濃いレコード盤に加えて非常に綺麗なプロモフォトとプレスリリース資料みたいなのが付属している。

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資料の内側と裏側も載せておきます。

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けっこう希少価値ありでしょ。あと他にも私の食指が動いたものとしてはBRUFORDの多分ONE OF A KINDの全然ジャケが異なるプロモ盤みたいなのがあったんだけれど、それはパスした。

あとついでと言ってはなんだがDU大阪店限定のレコスケ君トートバッグを購入。LPがたくさん入るトートは個人的には使い道があるので(謎笑)。

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まずはオープンと同時に行ったので、混雑でじっくり猟盤出来なかったので、またご祝儀相場が落ち着いてからゆっくり猟盤に行きたいと思う。いずれにしてもアレだけの大繁盛はオープンご祝儀というだけでは済まない需要があったんだと思うし、そこに着眼して関西初の出店をしてくれたDUさんには感謝と同時に今後の更なる発展を願いたい。新宿並みにジャンルごとに小分けして特化した店舗展開やちょっとしたイベントやサイン会やインストアライブなんかが出来るところまで行けるよう音楽ファン側も盛り上げていきたい。

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2015年5月 1日 (金)

U.K. ファイナルコンサート U.K. FINAL TOUR IN JAPAN (Apr 30, 2015 @ Nakano Sun Plaza Tokyo, JAPAN)

遂にこの日がやってきてしまった。2011年に奇跡の復活、2012年には狂喜歓喜乱舞のトリオU.K.復活で、贅沢にも存在することが当たり前みたいに思ってしまっていたU.K.の最後の日を瞼に焼きつけるべく参戦してまいりました。たっぷりの思い入れを込めてレポします。

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2015年4月30日(木)、念のために仕事を午後半休を取らせて頂き、お昼で上がらせて頂いた。ファイナルコンサートは19時からであり、その前に17時からTaaさん主催で仲間内で軽くお茶会があるがそれにしても昼過ぎに上がったら上がったで時間が余り過ぎて困ってしまう。いったん家に帰ろうかとも思ったがそうすると逆に慌ただしくなるし、かといって4~5時間もどうやって都内で時間をつぶすのかって話である。待てよ、何度も触れているが近々京都へ帰郷するのでもうこれで最後だからU.K.ファンとして、ジョンウェットン大先生のファンとしてディープなことをやってみるかと急遽思い立ち、ダメ元で予定になかったとある行動を実施した。詳細は仲間内の暗黙の約束でブログで詳しくは触れないが、あちこちバタバタしてどうにか成果を得た。でもこれでかなり疲れてしまって腰が痛ぇのなんのって。

17時過ぎ、Taaさんを中心に首都圏から関西から徳島から仲間15名が参集してサンプラザ近くの小洒落たパンケーキカフェでお茶会開始。

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食べてしゃべってあっという間で時間が過ぎ、特にZealotsでVIP予約したメンバーは未だチケットもVIP特典も手にしていない状態だったのでそろそろ入場するかと、18時20分過ぎにサンプラザへ入場。

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Taaさんと私と徳島のKさんはVIPパッケージを受け取る。中身は以下。

4/28のEJ還暦パーティで貰ったVIPパス(写真左)とは別のZealotsパス、そして気品のあるVIPチケット。

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スペシャルブック。しっかりした作り。一般向け販売は8000円だったとか。

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VIP向けTシャツ。通常グッズのTシャツとは色もデザインも違うようだ。思いっきりVIPって書いてあるTシャツってのもちょっと珍しいが。

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受け取るものを受け取ったところで、同じZealotsのVIPパッケージメンバーの某マイミクさんからお声掛け頂いたんだが、ここでとんでもないことを知ってしまう。なんと開場前にZealotsVIPメンバーがサウンドチェックに入場できたと。しかもエディジョブソンとジョンウェットンの即席サイン会にツーショット写真撮影まであったと。思わず仰天して野太い声でブサイクな悲鳴を上げてしまった。なんやねんそれオイ、そんなもん事前にアナウンスしといてくれよコラ、エーーーッ、と、まぁ嘆く嘆く我々。開演前に気分がストーンと底辺まで落ちかける。でもいくら騒いでも後の祭り、もう仕方がない。ラッキーな思いをする人もいればそうじゃない人もいる。今回はラッキーじゃないほうにハマってしまっただけ。世の中なんでも思い通りになんか行かないのは人生いろいろ年齢なりの辛酸を舐めてきているからよく分かっている。聞かなかった方が良かったスねとか言いながら座席へ。私は前から2列目のジョンウェットン大先生のほぼ真ん前。先生の顔のしわまで見えそう。お隣にフェイスブック友達の方がおられて様々な興味深いお話を聞かせて頂いた。そしてあっという間に場内暗転で開演。最後のU.K.を満喫しようと気持ちはすっかり切り替えた。

サーティイヤーズで始まり先生のコンディションも極めて良さそう。そしてなんといっても特筆はマイクマンジーニのドラムが見事にU.K.サウンドにフィットしていた。USツアー音源のレビューでも言ったがブルーフォードのコピーではなくどちらかというとテリーボジオに近い、ストレートかつ正確なドラミングはとてもテンポよく心地よい。さすがは実力者なんて言うのは世界的メジャーバンドのドリームシアターのドラマー様に対して失礼だろう。EJの鍵盤の音色ミスが2,3あったような気がするがどれ以外はホント完璧で破綻が無い。しかもマンジーニのドラムのフィット感が新たな感動を感じさせてくれて非常に楽しめた。最後のU.K.のドラムを見事に務め上げてくれてある意味感謝である。約2時間の演奏だったと思うがホントあっという間に感じた。最後、ジオンリーシングシーニーズが終わってそのままキャリングノークロスの静寂パートで締めるところでは、U.K.の歴史に幕を引く感慨と寂しさと、そして復活した姿を見せてくれた感謝と、いろんな思いが混然一体となっていたのは私だけではないだろう。もう終幕したのにいつまでもアンコールを求める拍手が鳴りやまなかったあの時間は今思い出してもちょっと泣けてくる。

今回の来日公演は、エディが自分で全てマネージメントしたからか日本のロックファンの感覚からするとチケット発売方法とかパブリシティ不足とか、申し訳ないけど素人かと思ってしまうような運営は一言でも二言でも言いたいことはある。ましてや極めつけはさっきも述べた開場前のVIPサウンドチェック&サイン会&写真撮影の件もある。そのことだけ考えれば、コノヤロー許せねぇ、みたいにも思うが、それら全てをファイナルコンサートそれ自体の素晴らしい演奏が吹き飛ばしてくれたと思う。最後のライヴ演奏は見事だった、そういう思い出がしっかり残る演奏だった。

最後に、捨てる神あれば拾う神あり、ラッキーにもTaaさん共々セットリスト用紙を頂くことが出来たので画像にして貼っておきます。

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ロビーでこのセットリスト用紙のちょっとした撮影会になってしまったのにはちょっとウケた。

サンプラザを出て、お仲間7人で反省会という名の飲み会へ。これがまた楽しくて大いに盛り上がりました。ご一緒頂いた皆様、本当にありがとうございました。

私もこれでサンプラザに来ることはもうないかも知れないので、ジョンウェットン大先生のセリフをそのままリフレインさせて頂きます。SAYONARA Sun Plaza(笑)。

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2015年4月29日 (水)

エディ・ジョブソン 生誕60周年バースディパーティ (EDDIE JOBSON VIP Seminar & Birthday Party : Apr 28, 2015 @ Nakano Sunplaza Hotel)

U.K.ファイナルコンサートを2日後に控えて、ファイナルコンサートのVIPチケット購入者向けに中野サンプラザの宴会場で開催されたエディジョブソンのミュージックセミナー&還暦祝いパーティに参加。

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例によってエディの話が長いことは最初から想像できたけど案の定長くて、とてもじゃないけど全部は覚えていないので自分的に引っ掛かった内容を中心にレポします。昨年7月のスペシャルファンイベントと同様に若干悪ノリ風に執筆する部分もあると思うけど、この文章を読んでいちいち気を悪くしたりはしないで頂きますよう宜しく(笑)。

2015年4月28日(火)、前日は仕事のシフトが遅番、そしてこの日は早番だったので寝不足で眠い。もっともこのパーティに参加するためにあえて早番勤務を選んでいたので誰にも文句は言えないが。微妙に残業になったがどうにか問題ない時間に仕事を上がることが出来、いそいそと中野へ。開場時間までサンプラザの近くのスタバで時間をつぶす。18時30分ごろ、そろそろ開場かなとサンプラザに入る。

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サンプラザ13Fへ上がりロビーに出ると居るわ居るわ、明らかにジョンウェットン系のライブで必ずお見かけする方々が。逆に私も周りの方から、またアイツ来てるよ(半笑)、みたいに思われているだろう。大阪の某マイミクさんを見つけ、4/27大阪公演の様子やその他ディープな追っかけ系のお話を聞きながら過ごしていると、徳島の某青年実業家Kさんも登場。どうもどうもと挨拶もそこそこにKさんが口を開き、「さっきエレベーター乗るとき、エディと会ったんですよ、写真撮ってもらいました!」と、興奮気味に話され、その写真を見せてもらう。えぇーー、イイなぁ、オレももう少し遅くエレベーターに乗ればよかったぁー、などと後の祭りなこと言っていると、なるほどエディが登場。キャリーバッグ引っ張りながらみんなに手を振りながら宴会場へ入っていく。某マイミクTさんも合流し、そう言えば開場18:30のはずなのに受け付け始まらないなぁとボヤく。19時前から受け付けが始まったが、ここでドリンクチケットを渡される。コレで受付終わりかと思ったらVIPパスを渡すからと、もう一回みんな並んで名簿チェックしながら受付。何だこの段取りの悪さは・・・と、電車が1分遅れてもイラッとするような性格の私は突っ込みを入れたい気満々になるが、お仲間の方もいらっしゃるしそこはアレコレ雑談しながらやり過ごす。Zealotsメンバーはこの場でVIPパスだけじゃなく4/30のチケットやスペシャルブックやTシャツが貰えるものと思っていたがどうやらそうでもないらしい。その事で何人かの方がスタッフに質問しておられた。結局チケット渡しも何もなく、ホントにVIPパスのみの配布で終わる。じゃあ先日届いた日本語メールやその更に前に届いたZealotsからのメールは何だったのかと、またここで段取りの悪さが気になる。

19時開始の予定は大きく遅れ、19時40分ごろにエディが登場してミュージックセミナー開始。大独演会が始まる。音楽理論の話に数学や物理学の話まで絡んできて日本語通訳の方の日本語訳を聞きつつも何が何やら、理解するのが大変。何の事は無いエディ自身も何をしゃべっているのか忘れそうになってるし・・・・。やがて寝不足の自分はヤバくなってきて危うく昇天しそうになる。瞼に三途の川が薄っすらと見えかかったところでハッと我に返る。何とか生気を取り戻すが隣の某マイミクさんをチラ見すると、安らかな状態に・・・・。ちょっと笑いそうになってそのおかげで自分の方は覚醒した(笑)。このあたりからはエディの話をよく聞くと結構面白くなってきて軽く殴り書き程度にメモも取ったので、少し記憶違いもあるかも知れないが内容を記載します。

・音楽に大切な5大要素は、リズム、メロディ、ハーモニー、表現、ソニック。
・音楽はテンションと開放、協和音と不協和音で成り立つ(U.K.のインザデッドオブナイトの一部を実演しながら解説、ちょっと分かる気がした)。
・これからやりたい音楽は、エレクトリックでコンテンポラリーな未来の音楽をやりたい。
・U.K.は79年に解散したバンド。80年代以降の、U.K.を知らないファンの為に一回だけのつもりで復活させたが結局4年もやってしまった。
・90年代にジョンウェットンと取り組んだレガシープロジェクトについて、ジョンウェットンとの取り組みを再開して完成させる予定は無い。レガシープロジェクトはブルガリアン合唱を取り入れてU.K.の未来形を目指した。ジョンも同意してくれていたが作業が大きくなり、やがて人は離れ、金も無くなった。最終的にはディズニー音楽として陽の目を見た。
・もともとエディには音楽を完成させて世に出すことにはそんなに興味が無い。製作するプロセスで更に音楽を学べることが楽しいので。

等々、実際にはもっとたくさん喋っていたけど途中昇天しかけた(笑)のと、あと自分の頭の許容量ではこの程度しか憶えていない。そこはご勘弁を。

19時40分から始まった大独演会は21時ごろに一段落。ここからはホテルのビュッフェで料理を楽しみながら懇談タイム。大独演会の途中くらいからアレックスマカチェックが宴会場に顔を出していたのを私も認識していたんだが、アレックスがロビーへ出たのを徳島のKさんが見逃さなかった。ロビーへ出てアレックスからサインをゲットされた後、私の事も呼んでくれて、「He is my frend !!」的な感じでアレックスに私を紹介して下さり、その場でアレックスと写真を撮って頂いた。

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ついでにVIPパスにサインも入れて貰う。

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こりゃラッキーと再び宴会場に戻ると懇談タイムを利用してエディのそばに参加者がそれとなく「ブツ」を持ちながら集まり始めてるのを私は見逃さなかった。サイン会の予定など無いのは分かっていてもちゃっかり有事に備えてブツは用意していたのである。立食パーティの懇談の場は自動的に即席サイン会となり、エディのグリーンアルバム国内盤LPジャケにサインを頂きました。

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あと、さっきアレックスにサインを入れて貰ったVIPパスの反対側にエディのサインを入れて頂く。

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この懇談、いや即席サイン会の途中で本日のメイン行事、エディのバースデーパーティの儀式が始まった。ステージにケーキが用意される。エディがケーキの前へ。このイベントでは写真撮影は禁止であったがエディがケーキのローソクを消す儀式の時だけは写真OKとの事でワーッと皆さんステージ前に集まる。友達の結婚披露宴でのケーキ入刀みたいに。

はい、右側の皆さん、写真の用意イイですかー(エディ愛想笑い)

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真ん中の皆さん、写真の用意イイですかー(エディ愛想笑い)

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左側の皆さん、写真の用意イイですかー(エディ愛想笑い)

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フゥーーーーーーーっ。

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オメデトー、パチパチパチ(エディ自分で拍手)

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ここで実質カメラが解禁状態になってしまい皆さんやりたい放題。後で集合写真を撮るからツーショットとか個人の写真は止めてくれ的なアナウンスがあったが誰も聞いてやしない。私は引っ込み思案なのでエディとのツーショットは撮らなかったけど。

宴の最後に集合写真を撮ることになり、何人かずつエディを真ん中に写るんだが、引っ込み思案の私はここでしっかり真ん中のエディに抱き付いて集合写真を撮って頂いた。ちなみにその集合写真、配布してくれんのか、どこかのサイトにUPしてダウンロードさせてくれんのかと思ったら・・・・・・。4/30ファイナルコンサート時に受付に展示するから希望者は買ってくださいとの事。おいおい売るんかいな(笑)。いや、買うけどさ(笑)。

以上、段取りの悪さは置いておいて、エディのしゃべりが長いだけじゃなくサービス精神も旺盛で結果的には楽しく個人的には満足なイベントになった。

いよいよ明日4/30、U.K.最後のステージを皆さん瞼に焼きつけに行きましょう。

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2015年4月24日 (金)

U.K.(Jobson, Wetton, Machacek, Mangini) FINAL WORLD TOUR - USA LEG ライヴ音源(Apr 23, 2015 @ Philadelphia, USA)

来日前に行われているU.K.ファイナルツアーUSAレグ、4/23フィラデルフィアの音源を入手。いつもは平日にブログとか書かないんだけど、U.K.ファイナルの来日公演の客入りがマジで心配になってきたので勝手にパブリシティ兼ねて緊急でブログ書きます(笑)

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栄えある(???)U.K.最後のドラマーとなったドリームシアターのマイクマンジーニのドラミングによるU.K.、この編成で大阪と中野サンプラザでファイナルライヴとなる。個人的にマイクマンジーニは好きなのでかなりの期待込みで楽しみにしているだけに、この音源をファイナルライヴの重要な予習として聴いて簡単だけど緊急レビュー。

セットリストは以下。

① Thirty Years
② Nevermore
③ Carrying No Cross
④ Alaska ~ Time To Kill
⑤ Night After Night
⑥ Keys/Violin Solo
⑦ Drum solo
⑧ Rendezvous 6:02
⑨ In The Dead Of Night
⑩ By The Light Of Day
⑪ Presto Vivace & Reprise
⑫ Forever Until Sunday

Encore:

⑬ Caesar’s Palace Blues
⑭ The Only Thing She Needs
⑮ Carrying No Cross (reprise)

音質はキンキンし過ぎていないマイルドで聴きやすく、バランスも良い申し分のない高音質オーディエンス録音。いやそれはこの際どうでもイイか。セットリスト的には欧州レグから比べるとナイトアフターナイトがセットに追加されている。もしかすると来日公演もこのセットでやるのかな? デンジャーマネーとナッシングトゥルーズもやってほしいけど。

さて注目はマイクマンジーニのドラミングである。まず一聴して感じた印象を出来るだけ簡潔に述べると、テリーボジオのイメージそのまま。ビルブルーフォードのイメージは再現していない。完全にテリーボジオ、それも2012年の復活トリオU.K.のテリーボジオではなく(アレはアレで凄まじかったけど・・)79年ツアー時のテリーボジオって感じ。なので79年当時の若き日のトリオU.K.が好きな人には大満足できるドラミングだと思う。私個人は大満足。この演奏を実際のライヴで体験できるならおそらく演奏面ではテリーがいないことは問題ないと感じるだろう。

というわけで何だかんだ言っても非常に楽しみになってきた。と同時にホントに終わりなんだと思うと寂しく感傷的にもなってくる。U.K.のファンの人ならコレは何が何でもライヴ参戦すべきだろう。繰り返すがテリーがいないからとかホーさんは?とかブルーフォードは?とか言ってる場合じゃない。本当に最後のU.K.である。参戦すべし! みんなで盛り上げましょう!!

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