2017年12月 9日 (土)

THE YARDBIRDS "YARDBIRDS '68"

昨日の勤務、12月上旬にして職場周辺ではかなりの降雪。雪に弱いシステムらしくトラブル頻発、穏やかな平日勤務のはずが大忙しとなってしまい、よほど疲れ切っていたのか泊まり勤務の仮眠タイムでは珍しく熟睡出来た。とは言っても仮眠なので3時間程度。明け帰宅していつもは昼間に寝るところ、今日は夕方から所用で出かける用事があるので寝ずにブログを書く。

音楽家としての総決算に入ったか、レッドツェッペリンのカタログのリマスターデラックス化では終わらず、今年はなんとヤードバーズのライヴが御大ジミーペイジ自らの監修によりリリースされた。合わせて68年の未発表スタジオレコーディング音源をコンパイルしたCDと合わせて2枚組という事で、それが待望だったかどうかは何とも言えないけど、レッドツェッペリンのファンとしてはスルーは出来ない。仕方なく(コラッ、笑)購入。

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スリップケース入りで、2枚組CD紙ジャケと資料性のあるブックレットが封入されている。

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正直言うとヤードバーズまではマジメには揃えてなくて、ジミーペイジ在籍時の唯一のスタジオ盤リトルゲームスも、以前に持ってた気はするけど今は無い。中古屋さんに売ったんだろう(苦笑)。しかし今回のリリースはジミー非公認で発売されて回収されたというライヴ盤を、ジミー自ら監修するというのもあるし、何よりもライヴ盤好きな私としてはコレは無視できないなと。まして、68年のヤードバーズってことは、同68年末に、ニューヤードバーズ~レッドツェッペリンとして生まれ変わる直前期であり、ライヴのレパートリーは非常に興味深い。レッドツェッペリンの68年末~69年のライブにおいてオープニングで演奏されていたTrain Kept A Rollin'が、このヤードバーズのライヴでもやはりオープニングナンバーとして演奏されている。そしてDazed And Confused、White Summerといったツェッペリンナンバーも、このヤードバーズのライヴで既に演奏されているワケで、これはヤードバーズ~ニューヤードバーズ~レッドツェッペリンという流れの継続性を認識せざるを得ない。

私のように先にレッドツェッペリンとしてのそれらのライヴ演奏を、ブートを買い漁ってまで聴きまくっている以上、流れの継続性は認識できても、演奏内容はとんでもなく別物と言わざるを得ない。Train Kept A Rollin'にしてもDazed And Confusedにしても、ロバートプラントが絶唱し、ジョンボーナムがパワフルにドラムを叩きまくり、ジョンポールジョーンズがグルーヴィにベースで引っ張るというZEPバージョンは、もうレベルが違い過ぎるというか、凄みが数段上を行っているのが嫌と言うほどわかってしまう。やはりレッドツェッペリンの4人のメンバーは稀有で傑出した才能の集団だったんだと。

そうすると、この作品を所持する意味はどこにあるかと言うと、そりゃもう資料的価値、それだけである(笑)。幸いジミーペイジ監修により音質も極めてよい。もの凄く残念なのは、ライヴ盤のOver Under Sideways Downと言う曲で、終盤に音の欠落があるところ。完璧主義のジミーペイジとしたことが・・・。アナログ盤は大丈夫だそう。という事はCD生産工程のミスかな? そこだけ残念だけど、まぁ資料だからイイやって(笑)。

それでジミーさん、総決算するならあと一つあるでしょう大事なのが。ジミーペイジ、クリススクワイア、アランホワイトによるXYZのリハーサル音源が。音質の悪い4曲が何十年も前から出回っているんだし、ここはブートを駆逐すべく、スキッとした音質で公式発売して欲しいもんですね。

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2015年8月 3日 (月)

レッド・ツェッペリン 試聴会イベント大阪(LED ZEPPELIN PREMIUM LISTENING PARTY Jul 30, 2015 @ UMEDA CLUB QUATTRO)

3日前は37度、2日前は38度、昨日は39度、風邪ひいて発熱したんじゃない。ここ京都の昨日までの3日間の最高気温。猛暑日なんて簡単に言わないで欲しいくらいのスゲー暑さ。京都の夏が暑いのはそんなもん昔から知ってたし、京都に帰ったらその程度は覚悟していたし猛暑日だなんだってガタガタ騒ぐことでもないんだが、やはり39度とかになると少しは騒いでみたい。なのでひとこと言ってみた(笑)。

というワケで京都の実家に7月アタマに帰郷しました。現在京都で求職中(失業中とは言わない、イメージがマイナーになるから、笑)。京都と言っても京都市内ならそれなりに十分都会だがウチは亀岡っていう少し田舎なところ。すっかりブログ更新が滞ったのは実家のインターネット回線を準備するのに手間取ったから。実家は数年前から携帯があったら事足りるからと固定電話回線も休止してしまっていた。それはまだイイ。とある光回線を契約しようと思ったら、なんとうちの地域は対象外地域との事。さすが田舎・・・イチイチ面倒くさい。いろいろ調べてウチでも使える光回線はやはりNTTに頼らざるを得ないので、その辺で手を打ってようやく工事完了。インターネット回線が開通したのでまたこれからブログを再開します。

さて、ブログ再開の第一回目は御大ジミーペイジ自ら来日されてのツェッペリンリマスターデラックスエディションの試聴会ネタから。ZEPマニアの財布を大いに開かせてくれたボーナストラック満載のリマスターデラックスシリーズも今回で最終回。よりによってプレゼンス、インスルージアウトドア、コーダの3作同時発売という、マニアに対する修行のような発売でトドメを刺してくれた。御大ジミーペイジ恒例の世界プロモーションの旅で今回の来日。東京と大阪で開催ってことで、帰郷していた私は勇んで7/30大阪会場分に申し込み。幸いなことに抽選に当選。25年も首都圏に居たのにジミーには一度も会ったこと無くて、ペイジプラント来日の頃は仕事その他で激忙でライヴにも行ってないし、その後のジミーのプロモーション来日も、イベントの抽選には外れるし西新宿に張り込むことも出来なくて、それが今回田舎に帰ってきてからいきなり会えることになるというのは極めてラッキー。帰郷して幸先の良いスタートになった的な。

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前にも何度かブログで軽く触れたけど、私はツェッペリンにはうるさい。公式のスタジオ盤やライヴ盤は持ってて当たり前。90年代半ばから2000年代前半にかけてはライヴやスタジオセッションのブートレッグを山ほどコレクションしていたものだ。ツェッペリンのホントの凄みはライヴでこそ分かるし、だからどうしてもブートレッグはツェッペリンの本当の魅力を満喫するうえでは必須なんである。それほどのマニアの私がジミーに会ったことが無いなんてあり得ない。ようやく会えるのは願ったり叶ったり。それでは当日のレポを。

2015年7月30日(木)、昼間の暑い最中から大阪梅田に向かう。イベントは19時からだが、もともと関西人とはいえ梅田のクラブクアトロは行ったことが無いので早めに行って場所を確認しておかなければ。渋谷のクラブクアトロなら知ってるがそんなの関西に帰ってきたら何の役にも立たないし。25年も離れていれば京都も大阪もいろいろ変わっている。大阪駅(梅田)に着いてから軽く道に迷いつつ梅田クアトロの場所を確認。いったん大阪駅に戻って向こう側のグランフロント大阪へ移動。凄いなぁこんな商業施設出来てたんやぁ・・って、25年分の空白を感じながら感慨に耽りつつタリーズを探して休憩。自分が知ってる範囲で言えばグランフロント大阪は横浜のランドマークタワーからクイーンズスクエアあたりの雰囲気にちょっと似ている。横浜と違って海のそばじゃないからちょっとアレだけど。この日も暑かったので大阪駅周辺をウロウロしたらかなりの汗をかいた、タリーズで冷コー1杯であとは水をがぶ飲み。トイレを済ませて改めて梅田クアトロへ。座席は早いもん勝ちとかではなく抽選で席が決まっている。受付を済ませて当日のプログラムと座席表を受け取る。なんと前から2列目のほぼ真ん中という絶好のポジション。ここならジミーペイジをかぶりつきで見れる。ワンドリンク500円の水(笑)を飲みつつ開演を待つ。

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19時より3分前、MCの伊藤政則先生登場。そう言えば私はセーソク先生に会うのも初めてだったりする。25年も首都圏に居たのにな。セーソク先生曰く、ジミーが早く始めろというので3分早めに始めますとの事。裏事情はともあれ開演が遅れるよりは好ましい。家が田舎なんで終了が遅くなると家に帰る電車の時間をやたら心配しないといけなくなるから。それからセーソク先生からの注意事項として原則として本イベントの録音撮影は一切禁止だが、ジミーが入場して最初の30秒だけ写真撮影OKとの説明があった。すぐにアイホンを用意する。そしてセーソク先生の呼び込みでジミー登場。呼び込みは糸居五郎じゃないのかとか、そういう事を頭に浮かべてしまうのはZEPマニアのサガである(ほんのちょっとでもZEPマニアならわかるよね、笑)。

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なにしろ前から2列目の真ん中へん、目の前に登場するジミーペイジの崇高なるお姿があまりにも神々しい。それにすらっと背が高くてとにかくカッコいいんだって、ジミー。71歳でこの立ち姿と色気、たまらんねぇ。スーパースターとはこういうもんやなと改めて感動する。感動しつつ夢中で30秒の間、写真を撮りまくったのでとりあえず撮った写真を全部並べます。

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セーソク先生の進行でトークショー開始。ジミーの登場時間は正味20分あったかなかったかっていう短時間ではあったがジミーはとてもよく喋ってくれた。とにかく目の前にジミーがいるというその感動だけで呆然とジミーの尊顔を凝視していたので実は話の内容をあまり覚えていないのだが(苦笑)、ジミーの喋り、思い出せる分だけ羅列しておきます(うろ覚えなので若干の誤認があるかも知れません)。

・コーダについて、ボンゾが亡くなり、彼の残した録音のうちモントルーで録ったドラムオーケストラの素晴らしい演奏が残っていた。この録音をリリースするために制作した。

・コーダについては82年オリジナルリリース時は正直言って、ボンゾの追悼盤の意味合いもあり制作自体は楽しいものでは無く、重たい気分だった。しかし今回のリリースはセレブレーション(お祝い)な気分である。

・未発表曲 'Pod' について、プレゼンス制作時にジョンポールジョーンズが持ってきたとても美しいこの曲をプレゼンスに入れなかったのは、プレゼンスのサウンドの方向性に合わなかったとかではなく、ペイジ、ジョーンズ、ボンゾの録音は終わったがロバートプラントの歌詞の作成が間に合わなかったのでプレゼンスに入れられなかった。しかしこの曲の存在は、攻撃的な曲もあればこのような美しい曲もあるというツェッペリンサウンドの多様性を証明するものである。

・(セーソク先生からの質問、まだまだ多くのライヴ音源があると思うが、それらをリリースする考えはあるか?に対して)ライヴ映像集のDVDや72年のライヴ盤を制作し、その後スタジオ盤のリマスター制作に集中していた。しばらくはZEPの過去マテリアルのリリースはもういいかな?と今は思っている。

等々、他にも話はあった気もするけどジミーを目の前で見れたという、それだけで胸いっぱいで後は覚えていない。ジミーのトークショーはこれで終了して後は本題の試聴会。以下のプログラム表のとおり試聴。

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爆音で聴いたから余計にそう感じたのかも知れないが、ドラムとベースの存在感が凄い。ツェッペリングルーヴっていうのはやはりドラムとベースから生み出されているんだってことがよく分かる。どの曲もZEPマニアの私からすれば素晴らしいに決まっているんだが、中でも素晴らしかったのを以下に取り上げてみる。

Desire
The Wanton Songの原曲であるがそうでなくてもへヴィでタイトなこの曲、ラフミックスかつ爆音で聴くと破壊力抜群。

Pod
上のトークショーでもジミーからコメントがあったが非常に美しい曲。プレゼンス自体はへヴィでソリッド、そのセンを狙った作品だと評論されてきたが、ジミーのコメントにもあったようにこの曲は意図的にプレゼンスから外したものではない。もしプラントの作詞が間に合ってプレゼンスに収録されていたら、プレゼンスの評価はなお一層上がったであろうと思う。

Bonzo's Montreux
これもジミーのコメントを目の前で聴いた後に試聴すると何とも言えない思い入れと共に聴き入ってしまった。

Two Ones Are Won
超名曲Achilles Last Standの原曲。これも爆音で聴いたばかりに凄まじい迫力。特にボンゾのドラムが生々しく迫力満点。

以上、ちょうど一時間でイベント終了。昨年から始まったリマスターシリーズ、ジミーによるそのプロモーションもこの日の大阪がホントの最終日という事で、ある意味メモリアルな日になった。そんな日に参加出来てとてもラッキーでした。

なお、最後にもう一言、この7月30日にジミーは大阪入りの前に広島へ向かい原爆慰霊碑に献花して、それから大阪入りしていた。当日ツイッターとか見ていると、そのことについて結構な話題になっていた。話題になるのは大いに結構なのだがその中に、ジミーがそういう行動をしたことが意外であるかのように認識している方がいるようで、ZEPファンじゃないのなら別に構わないが、ZEPファンであればジミーが広島で献花することは意外でもなんでもないと感じる出来事である。言うまでも無いことであるがジミーがいまさら売名行為でそんなことするワケないし、超有名人のジミーが売名する必要もない。日本人のZEPファンであれば普通にZEP初来日時の史実を知っているもんだと思っていたし、それを知らない人がいることの方が私には意外であった。初来日時に広島の地で原爆被害の実態を一部でも認識し、早速広島公演をチャリティ公演として売り上げを寄付している。同時期に初来日を果たしたEL&P、グランドファンク、イエス、パープル、ユーライアヒープ、その他含めて、そこまでしたバンドがいましたか?って話である。ジミーが、ツェッペリンがどれだけ人類の恥である戦争というものに対して、人類の一員として主体的に反省し、主体的に祈り行動しているか、そのことを含めて私はZEPファンとして、ZEPは別格だと思っているのである。出来ることならそこまで理解してツェッペリンというバンドを掘り下げていけばもっともっと好きになるんじゃないかなぁと思う。ま、聴き方やファンとしてのスタンスは人それぞれなのでこれ以上は言う必要はないけど・・・。

ともあれ、貴重な機会を作ってくれたジミーペイジに感謝、感激であった。次はギターを弾いて演奏活動を再開するようなので、それでまた日本に来てくれたら嬉しい。それまで楽しみにしていよう。なお、この試聴会は本当に爆音だったので帰りの電車の中では箸休めならぬ耳休めにユル~い高級イージーリスニング、イエスのヘヴン&アースを珍しくフルで聴いてしまった(苦笑)。

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2015年3月 1日 (日)

レッド・ツェッペリン 「フィジカル・グラフィティ スーパー・デラックス・エディション」(LED ZEPPELIN "PHYSICAL GRAFFITI Super Deluxe Edition")

このブログでツェッペリンを取り上げるのは久しぶりかな。前にも言ったけど私はそれ相応にZEPマニアで90年代から2000年代前半にかけてはタランチュラレーベルややエンプレスバレイレーベルのライブ音源高額ブートを片っ端から買い漁ってたものである。だからツェッペリンは時代単位やアルバム単位でなく日付単位で語りたいくらいのマニアなのだ。でもそこまで行くと奥が深すぎて逆にブログで何か言うのを躊躇ってしまう。もっとすごいマニアの方一杯いるから。

昨年から始まったツェッペリンのスタジオ盤リマスタープロジェクト、言うまでもなく全てスーパーデラックスエディションで買い揃えている。金額が大変なことになるがそんなことは気にしない。いくら私がジョンウェットン、エイジア、UK、イエス他プログレマニアだからと言ってもツェッペリンとビートルズは別腹なのである。しかし購入したはイイが聴いてるヒマがない。そもそもここまでの5作は開封すらしていないという宝の持ち腐れ状態。ツェッペリンの本当の凄みはライブでこそ発揮されるのだからスタジオ盤はまぁ持ってるだけでいいという感覚もあったりする。ライブ音源ブートレッグを聴き過ぎた悪弊かも知れない。それでも今回発売のフィジカルグラフィティについてはさすがに開封した。なぜなら個人的にはツェッペリン全スタジオ作品の中で一番好きな作品だから。それに窓穴の開いた特殊ジャケの再現度も気になったから。

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タワーレコードでオンラインポイント10倍の時に注文してセブンイレブン受け取り。いつものように段ボール箱に入っているんだが今回はなぜか梱包された段ボール箱を更に巨大な段ボール箱に梱包するという状態になっていた。セブンイレブンで受け取ってウチまで持ち帰るのにエライ苦労したわ。それはいい。開封したらやっぱり気合の入った商品仕様で素晴らしい。それでは簡易ではあるが商品仕様を順番に紹介。国内盤はなぜかこれまでの5作同様にロックエイジ花帯付。そして超豪華ブックレットの表紙はツェッペリン号の型枠の穴が開いていて気が利いている。

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フックレット内容は資料性の高い写真多数。コレを眺めてるだけでもZEPマニアとしては半日は至福の時を過ごせる。

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通しナンバーの付いたジャケットアートプリント。

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そして2枚組LP。窓穴ジャケも再現されている。それとボーナス音源のコンパニオンディスクのLP。

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最後に2枚組CDとボーナス音源のコンパニオンディスクCD。きちんとミニチュア紙ジャケとして窓穴も再現されている。あとハイレゾ音源のダウンロードカード。

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以上のように商品仕様としては申し分なし。

さて内容の方だが個人的に本当に好きな曲が満載。1曲目のCustard Pieから始まってThe Rover、Kashmir、In The Light、Ten Years Gone、The Wanton Song、Sick Again辺りは特にお気に入り。ハードロック、ファンク、プログレ、アコースティック、ブルース、エスニックとあらゆる要素が取り込まれ、しかもそれが取って付けた感が無くすべてZEPミュージックとして昇華され、とにかく飽きない作品である。ビートルズでいえばホワイトアルバム的な感じとでも言えようか。でもこんなこと言ったらビートルマニアから怒られるかもしれないがホワイトアルバムは正直言って寄せ集め感が感じられるがこのフジカルグラフィティはそれが無いのである。この感覚の違いはやはりツェッペリンの場合、ライブパフォーマンスにおいてこれらの楽曲群が更に強力なツェッペリングルーヴとして発展し凄みを増す、そのことをZEPマニアは実感しているからだと思う。そう言えばカシミールはリッチーブラックモアのレインボーが真似してスターゲイザー作ったんじゃないの?って思うくらい傾向が似ている。リッチーが真似したのか、偶然同じ方向性を探った結果だったのか分からないが。レインボーも実は特に三頭政治時代のブートをかき集めたほど好きだったりするのでいつか機会があったらブログで取り上げてみたい。

話を戻す。喉を痛めたロバートプラントが喉の手術をして、本作1曲目Custard Pieからいきなりその影響が露骨に感じられる辛そうな声の出し方になり、もはやデビューから72年ごろまでのようなハイトーンヴォイスは出せなくなっている。しかしそれを補って余りあるバラエティに富んだ楽曲自体の充実、ジョンボーナムのドラム、ジョンポールジョーンズのベース、ジミーペイジのギターが一体となった強烈なグルーヴ感がむしろツェッペリンを新たな高みへと引き上げんとする奇跡の時期であったと言える。本作発表後の75年のツアーからの流れが更に完成する77年のライブの凄さはもう言葉で表現することすら難しい。

新たにリマスターされた音質については、94年リマスターに比べればふくよかな音像になった気はする。但しすっきりした音像に感じられた94年リマスターとの比較についてはあまり意味はなく、もうこれは個人個人の好き嫌いの問題だろうと思う。ボーナス音源についてはもちろん資料的価値として興味深い。ラフミックスってのはまさにラフでその野性味と言うか荒々しさが感じられて個人的にはラフミックスの方が結構ワクワクしたりする。特にトランプルドアンダーフットは。あと大好きなシックアゲインのアーリーヴァージョンはアレ?って感じでコレはさすがに最終的な完成形の方がやっぱりカッコいい。もっとカッコイイのは77年ツアーでのライブ演奏だけど。

以上、本作レコーディング時の背景や各曲の詳細はレコードコレクターズに詳しいのでそっち読んでください(笑)。私も今回のレココレは読んでて非常に興味深く、楽しいですので。

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2012年12月23日 (日)

LED ZEPPELIN "CELEBRATION DAY"(祭典の日(奇跡のライブ))

エイジアBOXばっかり記事UPしていてすっかり後回しになっていた注目のブツを年末駆け込みで記事UPしていきます。まずはレッドツェッペリンの「祭典の日」から。

2007年12月10日ロンドンO2アリーナでの再結成ライブをほぼ完全収録のライブ映像&CD。あの当時確か5ソースくらいネットで必死で音源集めまくって聴きまくったが結局決定盤は日本製ブートのコレだった。アレから5年も経てば個人的には今更感もあるが、やはり公式盤のクォリティは買わないわけにはいかない。

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映像はブルーレイの分を購入。いくら年老いたとはいえ、動くツェッペリンの映像はそこらへんのバンドとは違うオーラが漂う。黒のスーツに黒いサングラスのジミーペイジのカッコいいこと!。オープニングのグッドタイムスバッドタイムスからキーを下げてはいるがその違和感は聴き進むほどにすぐに吹っ飛んでしまう。この曲のエンディングでリフを2回繰り返すところは言葉で言い表しようの無いほど強力。紛れもないツェッペリンそのものであると感じる要因は、以前にオーディエンス音源を聴いた時にも感じたが、ドラマーのジェイソンボーナムの成長が挙げられるだろう。故ジョンボーナムの正統DNAである息子のジェイソンが生み出すリズムが、見事なるツェッペリングルーブを健在たらしめているのである。ここに存在するのはまさにあの唯一無二のツェッペリングルーブそのものである。カシミールに至っては、この曲の完成形かと思うくらい。

CDの方はちょっとドラムのミックス具合が小さいかなと感じるのが少し残念。またボーナスDVDのリハ映像は、ワンカメ映像なのでマニア以外はちょっと退屈かも。これでもう今後の再結成は無いようなのでツェッペリン伝説最後の記録として公式に残されたことを素直に喜びたい。

来年はジミーペイジがこれまでのツェッペリンカタログのリマスターを開始しているようなので、ボーナストラック入りでそれぞれデラックスエディション再発なんてことになったらまた金策が大変。しっかり予算を計画して、日本経済復興に貢献しなければ。

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2008年9月13日 (土)

LED ZEPPELIN 紙ジャケBOX

紙ジャケ大国、ニッポンであります。音源が94年リマスターと言うことでちょっと考え物だったが、紙ジャケの再現度、初回帯再現の誘惑に耐えられずZEPの紙ジャケBOX購入。2万8000円でございます・・・。

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まずは何と言ってもファーストのターコイズブルーのジャケ。BOX特典のオマケでオレンジインクのジャケも封入。グラモフォン帯もターコイズブルーのジャケにはブルー、オレンジインクのジャケにはオレンジ。

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Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのジャケ。Ⅲは穴の数がオリジナルに近付いたようだ。

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"Houses Of The Holy" ~ 永遠の詩サントラまで。永遠の詩は昨年出たリマスター音源です。ジャケもオリジナルに近付いた紙質。

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"In Through The Out Door" はBOX特典で別ジャケ全て再現。

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最後の "Coda" 。ジャケはエンボス加工。

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SHMCDの良さはウチのオーディオではあまり分かりません。WHOのマイジェネBOX同様、コレクションとして大事にします。

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2008年8月 8日 (金)

ZEP武道館ライブ音源(Sep.23 1971)

その筋で話題騒然となっているレッドツェッペリンの "FLYING ROCK CARNIVAL" を入手。近頃はZEP音源もDLでの入手ばっかりでブートを買うことはほとんど無かったが、今回は久しぶりにアイテムとしてのZEPブートを購入した。

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当初、大阪の某店でのみ発売の様子だったが、西新宿でも少量出回り始め、見事にブート収集家の飢餓感を煽って益々話題騒然となったのは製作者の意図か偶然か。かく言う筆者も久々にワクワクさせてもらった。既に西新宿でジャケ違い限定ナンバー無しのスタンダードエディションなるものが出ているようだが、それでもいいやと思いながらもあえて大阪の某店で通販で購入したところ、ラッキーなことに限定300セットのナンバー入りが届いた(↓ジャケ裏面右下ね)。

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ケース内側には当時の新聞記事、それからライナーまで封入。シンプルながら力入ってる。

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ブート界にいくつかの音源が登場してきたこの武道館も、今回が決定盤という評価が高いようで、確かに音質が良い。MC部分が不自然な音の響きに感じるのが気になるが。

筆者もこれまでタランチュラの "FRONT ROW" やエンプレスバレイの "FIRST ATTACK OF THE RISING OF THE SUN" を所有してきた。"FIRST…" を買った後、"FRONT ROW" は手放してしまったが、"FIRST…" の音質に関してはいまだに気に入っているので手放さないつもり。ジャケも好きだし、オマケのパンフミニチュアやチケットもある意味貴重なので(↓)。

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今回の音源、ネット発であればDLで音源のみ入手のつもりだった。73年サウサンプトンや69年フランスもネット発だったから。しかし今回のブートはネット発ではないので、アイテムとして所有の価値有りかと。まだ当分このブートの話題が続きそうで、楽しませてもらいます。

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2008年1月11日 (金)

ZEP再結成音源の決定盤か!?

年末からすっかりZEPモードで、前回紹介した音源も含めて、あ~あ、結局5種類も再結成ライブ音源を入手してしまいました。(←アホ)

2番目の音源以降、3番目、4番目の音源はどれも十分満足できる高音質音源で、もうあとは個々の耳で感じる誤差でしか評価の順位は付けられないでしょ、多分。

で、もうこれで最後にしようと入手した音源が、「実は決定盤じゃないのか?」という評判の立っていたWendy製ブート(↓)。

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勿論わざわざ買ったわけではなく某所で入手。一聴してハイ決定。段違いの決定盤でした。超高音質、ドラム、ヴォーカルが実に迫力満点かつクリアに録られている。Wendyレーベルと言えば何かと叩かれる対象になっているみたいだが今回は誰も文句言えないだろう。それほどの音質。これ以上を望むなら公式盤の発売でも待つしかないだろう。

ど迫力の爆音で聴く価値あり。やはりカシミールが完成形か。またジェイソンボーナムの見事な成長ぶりがさらにはっきりわかる。

おまけで、当日前座の音源も入手しました。但し、まともに聴いたのは、キースエマーソン、クリススクワイア、サイモンカーク、アランホワイトによる庶民のファンファーレのみ。ま、どうってこともなかったです・・・。

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2007年12月22日 (土)

ZEP再結成ライブ音源(07/12/10 London,UK)

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ロック界の本年最大のビッグイベント、LED ZEPPELIN の再結成ライブの音源を入手。ネット上で既に複数の音源が出回り、西新宿で早速ブートCDRが登場しているが、とりあえず一番最初に出回った音源を含め2種類を入手しました。こう言ってはメンバーに失礼だが演奏は予想外の素晴らしい出来!!。

● 2007年12月10日 O2 Arena, London, UK

もうあちこちでUPされているけど改めてセットリストは以下。

①Good Times Bad Times ②Ramble On ③Black Dog ④In My Time Of Dying ⑤For Your Life ⑥Trampled Under Foot ⑦Nobody's Fault But Mine ⑧No Quarter ⑨Since I've Been Loving You ⑩Dazed And Confused ⑪Stairway To Heaven ⑫The Song Remains The Same ⑬Misty Mountain Hop ⑭Kashmir ⑮Whole Lotta Love ⑯Rock and Roll

全16曲、約2時間。85年のライブエイドや88年のアトランティック40周年での数曲程度の顔見せ的な再結成とは違い、本格的なライブとなった。

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入手した2種の音源のうち一つめは平均的なaud録音、しかしもう一方は音質、各楽器のバランス、臨場感等含めて素晴らしいaud録音だ。

一聴しての感想は、70年代の奇跡の日々が蘇ったかと思うような演奏。特に 'In My Time Of Dying' 'Nobody's Fault But Mine' 'Kashmir' 、そしてその全キャリアで初めてのライブ演奏となる 'For Your Life' 等、70年代後期ZEPの、単なるハードロックバンドではない唯一無二のZEPミュージックを形成したファンキーかつグルーヴィな楽曲では、まるで実際に70年代のブートを聴いているかのような錯覚にとらわれそうになるくらいの出来の良さ。数曲を除く多くの曲でキーを下げてはいるが、それが気にならないくらい素晴らしく感じるのはドラム、ベース、ギターが生み出す強烈なグルーブ感が70年代に迫っているが故ではないだろうか。更に言うならば、このグルーブを生み出す核になるのはかつては故ジョンボーナムのドラムだったわけだが、それが今回のライブで再現されているのが素晴らしい。そのドラムの椅子に座るのはジョンボーナムの遺児、ジェイソンボーナム。よくぞここまで成長したものだ。88年の時は結構な体型で、どうにか息子が父親のドラムをコピーしたと言う感じであったが、今回は体型も当時に比べてスリムになり、堂々たる見事なドラミングである。聴いている我々以上に、ジミーペイジ、ロバートプラント、ジョンポールジョーンズのレジェンド3人こそが感無量であっただろう。

これなら、再結成”ツアー”もあって良いのではないかと思えてくる。あと、できれば今回の映像も公式盤で出してくれれば言うことありません。

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2007年12月 9日 (日)

ZEP、驚愕のSB音源(69/10/10 Paris,FRANCE)

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このブログでは初めてのZEPネタ。実はZEPも以前に数年ほど、狂ったように高額ブートをかき集めていたのです。金欠時に結構売り払ったので、今はどうしても大事なものしか残していないけど・・・。

昨日YESの音源をDLした後、ZEPの音源がUPされているのを確認。ZEPもよくUPされているのでそんなに気にせずスルーしていたが、あまりにアクセス数が多いので何事かと詳細をチェックしてみる。ん? FM音源で69年10月10日パリ? オレの知識の中には存在した記憶が無い。勿論ブートでも所有していない。久しぶりに「コンサートファイル」や Luis Ray の "LED ZEPPELIN LIVE" を開いて確認してみる。やはり無い。もう一度UPされている音源のインフォを読んでみる。オォーッ、初めて世に出る音源じゃないか、ェエ?

「コンサートファイル」では、この日はライブ録音されているというような記述が確かにある。だが今まで世に出ていなかったようだ。フランスの放送局の倉庫に眠っていたということか。それを本年11月7日に放送したらしくFMエアチェック音源だ。即DL開始。ピア数が膨大に多いのであっという間にDL完了。まずは軽く聴いてみました。

● 69年10月10日 Paris, FRANCE

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セットリストは以下。

① Good Times Bad Times ~ Communication Breakdown ② I Can't Quit You Baby ③  Heartbreaker ④ Dazed And Confused ⑤ White Summer/Black Mountain Side ⑥ You Shook Me ⑦ How Many More Times

'Moby Dick' も演奏されたようだが放送されなかったとの事。この時期のZEPだから演奏はもう凄まじいの一言。特にプラントのヴォーカルは当時最強のヴォーカリストに相応しい熱唱ぶり。①が 'Good Times Bad Times' のイントロから入って 'Communication Breakdown' へなだれ込んでいくこの時期特有のパターン、この段階で聴いてる方はKO間違いなし。音質はモノラルらしいが、よくある痩せた音質のSBとは違い放送用のミックスのせいかダイナミックに高音質の爆音を堪能できる。一つ残念なのは故意か何なのか、ラジオのDJが曲中(曲と曲の間ではない)でアナウンスを入れていること。まあこれだけの初出音源だから文句言っちゃいけないか。

永遠の詩最強盤が公式発売されて、再結成ライブを真近に控えるこの時期は、狙ったものなのかどうなのか、いずれにしても素晴らしいクリスマスプレゼントになった。今年は、73/1/22のサウサンプトンSB音源もあり、まだまだあるところにはあるんだということを思い知らされた。そのうち聖地でブートが登場するだろう・・・。

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