2013年10月14日 (月)

RUSH "CLOCKWORK ANGELS"

今頃?って話でしょうが(笑)、今頃RUSHの昨年2012年に発表された最新作を購入しハマっている。ついでに93年の "COUNTERPARTS" も最近出たAudioFidelity盤SACD/CDハイブリッドで購入。多分発売当初よりアマゾンでは値下がりしていると思う。

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元々の私のラッシュ遍歴としては、80年代後半から90年代前半頃までに結構聴いていた。ライブ盤のSHOW OF HANDSなんかはCDだけでなく当時のレーザーディスクで購入してそれはそれは繰り返し観たものだ。それで後追いで70年代後半からの作品も次々CDで購入して、少なくとも2112、HEMISPHERES、PERMANENT WAVES、MOVING PICTURESあたりの名作群はよく聴いていた。SHOW OF HANDSで80年代ポップ路線に一区切りつけてからのPRESTO、ROLL THE BONESまでリアルタイムでフォローして、なぜかそのあとピタッと買わなくなってしまった。

ドリームシアター新譜の記事でも言った通り私はメロディ派なのでメロディがグッと来ないと聴かないんである。上記の聴いていたCDでもたとえばPERMANENT WAVESで一番聴いたのはEntre Nousだし、MOVING PICTURESで一番聴いたのはLimelight。HOLD YOUR FIREではライブ盤のSHOW OF HANDSにも収録されたMissionなんかはドツボだし。でもそれ以外はテクニカルで勢いもキレもあってカッコいいとは思うんだが、メロディがグッと来ないから、なんちゅうかその硬質なところが疲れる感じでいつしか聴かなくなってしまったんだろう。そこら辺の、メロディ的に日本人の琴線に触れそうで触れないところが、ラッシュが偉大なバンドであるにもかかわらず日本ではイマイチ売れない、来日公演も無い要因の一つかも知れない。

ROLL THE BONESまで聴いてその後から聴かなくなったのは、ドリームシアターが名作IMAGES AND WORDSを発表したタイミングと重なる。そう、それからはラッシュをパスしてドリームシアターにハマったのである。ドリームシアターはメロディが日本人の琴線にも触れるんだと思う。それからはコンスタントに活動し、かつ新作発表のたびに北米でも大変な売り上げも記録するラッシュの動向はチェックしていても作品は買わない、ハード路線で硬そう、そういうイメージで益々遠のいてしまった。持っていたCDもほとんど中古屋に売り払ってしまった。

そんな私が今頃になってRUSHのCLOCKWORK ANGELSを買ったきっかけはドリームシアター新譜のラッシュ風味な2曲に刺激されての事である。そういえば昨年2012年に新譜出してたなあ、しかも結構チャートアクションも良かったらしいなぁと急に気になりだして、いろんなレビューやファンの方のブログを拝見していると、メロディも結構イイらしい。じゃあ買うかと、90年代で一番チャートアクションが良かったCOUNTERPARTSと一緒に緊急購入。

そして聴いてどうだったかというと、イイねぇコレ。なんていうかハード&へヴィ一な曲もあるがそれ一本ではなくメロウな曲もポップな曲もある。また何より音像が耳に優しくて聴きやすい。ニールパートもゲディリーもアレックスライフソンも元気いっぱいで、久々のトータルコンセプト作という事だが作品の思想面は置いておいたとしても十分聴きやすい。ラスト曲のThe Gardenなんてバンドの歴史に残る名曲になるんじゃないかと。ここんところ毎日に近いくらい聴いている。

自分も長くラッシュから離れていたので言うのもなんだが相変わらず日本でのラッシュ熱は低い。今度発売されるライブ作品CLOCKWORK ANGELS TOURも日本では映像は無しでCD盤のみって厳しいよな。いまになって調べて知ったけど超名作の2112、MOVING PICTURESはデラックスエディションも出てんのに国内盤は無いようだし。

まあいい、The Gardenのゲディの優しいヴォーカル、アレックスの新境地かと思えるような落ち着いたギターソロに癒されながら明日からの仕事も頑張れそうである。

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