2018年9月29日 (土)

W.E.T. "W.E.T."

本日土曜は公休なんだけど明日の日曜にはまたもや強力な台風24号が西日本を直撃するようで、9月の台風21号直撃の日に暴風雨の中で勤務だった日に続いて今回もよりによってキッチリ出勤日となっている。とにかく公共サービス系の仕事なので、台風が来るから仕事休みとかは無い。21号の時はマジで生涯でこんな凄い暴風雨は初めて経験したってくらいの勢いだった。その傷跡が癒えない街の風景も残っているのにまたかよって感じ。なんかもう既に明日の出勤が気が重い。休みの今日も朝から雨模様なので特に出掛けるとかも無し。オカンと食材の買い出しを済ませて後は家でまったりと過ごす。

先月のサンズオブアポロ来日公演の余韻が残る中で、とんでもない実力を持ったヴォーカリストであることを認識したジェフスコットソートをもう少し聴いてみようと過去の参加作品を調べていた。昔よく聴いていたイングヴェイのヴォーカリストだったっていう、それ以外のイメージが無かったから。お仲間の方々から種々紹介頂いて、タリスマン、ソウルサーカス、W.E.T.等々。まだ他にもあるんだろうし、クイーンのトリビュートライヴでクイーンを歌いまくるDVDがある事まで知って、さてどれにしようか興味津々で調べたりサンプル的にYoutubeで音源を聴いた結果、やはりメロディ派の私なのでここはW.E.T.の1stを聴いてみようと決めた。ちょうどDUオンラインで会員限定で輸入品中古品10%オフのセールに合わせてW.E.T.の1st輸入新品とザ・ストームの1st輸入盤中古を購入。ストームはまた別の機会に取り上げるとして、今回はW.E.T.を聴いた印象を。

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北欧メロディアスハードのWORK OF OUT、ECLIPSE、そしてジェフスコットソートのTALISMAN、この3バンドのメンバーが合体したという事で、それぞれの頭文字を取ってW.E.T.と言うバンドなんだそう。この手のサウンドの再生産がお家芸となっているフロンティアーズレコーズからの作品。CDプラスPV収録のボーナスDVD付き。2009年作品だけどよくぞ新品が残っていたものだ。

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早速聴いてみたけど、楽曲はまさにメロディアスハードそのもの。メロディ派にとっては全く期待通りの納得の逸品。どこにでも転がっていそうなメロディアスハードって気がしないでもないけど(笑)、そんな中でもサウンドプロダクション含めた部分で一級品だと思う。ただ、とにかく全編メロディアスハードなんだけど哀愁強めかな。哀メロが多すぎて胸焼けがする。そんな中、ラスト曲のIf I Fallが、これがもう個人的には理想的な爽快なハードポップ曲で何度でも聴きたくなる素晴らしい名曲。歌い方の一部にスティーヴペリー的に聴こえる部分があって、あぁなるほど、それでニールショーンがジャーニーのヴォーカルに据えようとしたんだなってのが改めて分かる気がした。出来ればこの手の爽快ポップ曲がアルバム中にもうあと1~2曲あると、個人的には非常にバランスのとれた最高級のメロハー産業ロックとして歓喜出来たかもしれない。そこだけちょっと惜しかった。

そうそう、それより何よりジェフスコットソートのヴォーカルである。ここではサンズオブアポロの1stでのヘヴィでダークな曲調に合わせた歌い方とは違って、色彩豊かなメロディをハード曲、バラード曲、爽快ポップ曲それぞれに合わせて見事な歌唱力で、自由自在に歌い上げている。さすがの実力ってものが再認識できた。こうなるとサンズオブアポロでの歌唱はやはりジェフスコットソートの実力の一部でしかないんだなって気がする。来年2019年に予定されているサンズオブアポロの2ndでは、ヘヴィでダークなプログレメタルだけでなく、是非このジェフスコットソートの豊かな才能を生かした色彩感を加えた新作を届けてくれることを個人的には期待している。

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2018年9月12日 (水)

サンズ・オブ・アポロ 2018年来日公演初日(大阪) SONS OF APOLLO JAPAN TOUR 2018 (Sep 10, 2018 @ BIG CAT OSAKA)

激務だった8月の勤務の疲れを癒すべく、公休と有休を繋げて4日間のミニ夏休みを頂いたけど、それも今日が4日目の最終日。今日も外はどんより曇りで時々雨が降る。4日間のうち3日間は雨が降っていて天候には恵まれなかったなぁ。でも逆にそれで無理に外出することも無くいい休養にはなった。やっぱり連休は大事。原則連休の無い24時間365日のシフト勤務なだけに3ヶ月に1回くらいは上手く有休を駆使して連休を作らないと身体も気持ちも持たない。

今年ももう後半になったけど、ようやく今年3回目のライヴ参戦。一昨日のサンズオブアポロ大阪公演のレポ、昨日は疲れていて書けなかったので今日なんとか書く。最近はライヴも金銭的事情や地理的事情で厳選してしか行けなくなって、でもその分一回一回の思い入れは深く持てる。それでは今回も個人目線の行動記録風の参戦レポで。

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2018年9月10日(月)、ミニ夏休みの2日目だけどこの日も朝から雨模様。出かける意欲が失せる。それに何よりサンズオブアポロはプログレメタルと言ってもドリームシアターに比べてメタル寄りで、酷暑の夏の間は全く聴く気がしなかった。正味な話、サンズオブアポロのアルバムはブログを書くために3回ほど聴いて、その後はそれっきり聴いてなかった気がする。そしてオールスタンディングのライヴとあって楽しみなはずのライヴ参戦も少し気が重い。最寄りの駅まで徒歩25分は天気が良ければウォーキングかねて歩くんだけども雨だしクルマで駅まで行くことにする。隣駅の近くに終日300円という格安の駐車場があるのでそこに停めようと思ったらなんと満車。仕方ないから最寄駅に引き返して終日700円の駐車場にクルマ停めて大阪へ出発。

暑苦しいとはいえライヴ参戦する以上は改めて聴いておかなければと、ここ数日は頑張ってサンズオブアポロ(以下、SOAと略す)のアルバムを聴いていた。あと事前にセットリストをチェックしておいたのでドリームシアターのフォーリングイントゥインフィニティの2曲、それからクイーンにヴァンヘイレン。準備は完璧。私はいつでもライヴに行くときはセットリストは事前に知っておきたい派なのだ。だってライヴ行って知らない曲が多かったら楽しめないから。

大阪駅で降りて梅田周辺を少し徘徊。DU大阪店を覗いたけど特に欲しい中古CDはなかったので心斎橋へ向かう。一緒に参戦するお仲間のM女史とU女史と合流。心斎橋の有名洋食店の明治軒で食事しようってことになってたけどU女史が下見してくれていて、残念ながら15時20分でランチ営業を終わるとの事に微妙に間に合わないことが分かり場所変更。そのままライヴ会場のBIG CATがあるアメリカ村方面へ。ライヴ会場すぐ近くにちょうどイタリアンの店がカフェタイムという事で営業していたので入店。店内を見渡して、内装がなんか既視感があるなぁと思ったらサルバトーレだった。サルバトーレの京都店は今年の正月にお仲間との新年会2次会で楽しんでいたから。ピザやパスタを食しながらドリンクカフェでコレでもかってくらいソフトドリンクを飲みまくって1時間半ほどお喋り。そういやこの日も女子会+オッサン一名状態だったなぁwww。17時から先行物販があるのでサルバトーレを出てBIG CATへ。小洒落たショッピングモール風の商業施設で、私の知っている30年くらい前のアメリカ村とは隔世の感がある。シャレオツだ。

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BIG CAT到着。

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物販はTシャツ2種(各4000円)と、あと地味にギターピック3枚セット1000円が売っていた。黒のTシャツばっかり集めてもしょうがないので今回物販は買わないつもりだったけど、ついつい女史お二人につられてTシャツ購入。一旦別の階に降りてサイゼリアで開場まで時間潰し。そろそろ行きましょかと開場時間の18時に上に上がると既に入場開始していた。私の整理券番号はとっくにに呼び出しが過ぎていて、81番の整理券番号も全く意味をなさなかった(苦笑)。入場してドリンク代別途600円(100円値上げしとるやん!)でペットボトルの特茶を買ってフロアへ。まだまだ前方が空いていたんだけど、立ちっぱなしで開演まで待つのシンドイし、後ろのPAブースのあるところに陣取り、もたれかかって待ち時間を過ごす。買う気の無かったTシャツにちゃっかり着替えて3人お揃いで記念撮影。写真撮ってくれた方、ありがとうございました。

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チケットとチラシ。

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PAブース内にセットリスト用紙があったので凝視したけど、やはり事前にチェックしていた通りのセットリストらしい。そして定刻通り19時過ぎ、メンバー登場していよいよ開演。ここからはセットリストに沿って。

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God of the Sun
オープニングはアルバム通りの1曲目から。さすがはメタル系のコンサート、この時点からスゲー盛り上がり。ちょっと心配だった音圧とか音のバランスは非常に良好なよう。耳が痛くなるようなことはなく優れた音響だったように思う。

Signs of the Time
2曲目はアルバム中では結構好きなこの曲。後方PAブースに陣取っていた私は早くも前方真ん中辺りへ移動。「ホーードン」とか「サインズォブザターーイム」とか、合唱しまくってやった。シャウトするの、気持ちイイ。

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Divine Addiction
ヘヴィなオルガンとギターが印象的なグルーヴィな曲。ゆっくり体揺らしてノル。

Just Let Me Breathe (Dream Theater cover)
ここでマイクポートノイとデレクシェリニアン在籍時のドリームシアターのファーリングイントゥインフィニティから。SOAの楽曲の中に紛れても全く違和感が無い。今のドリームシアターではまず聴けない楽曲だと思うのでコレは嬉しい。

Labyrinth
再びSOAから。この辺りから演奏が完璧なのは当然として、ジェフスコットソートのフロントマンとしてのパフォーマンスがとても優れていることに気付き始める。

Bass Solo
ビリーシーンのベースソロ。メンバーの中では一番ネームヴァリューがあるのかな。声援多し。
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Lost in Oblivion
演奏は完璧なんだけど、ちょっとしんどくなってきたぞオールスタンディングwww。

The Prophet's Song / Save Me (Queen cover)
ここでジェフスコットソートのソロコーナー。クイーンのフレディマーキュリーをリスペクトしているようで、一人多重コーラスでProphet's Song、続いてロン "バンブルフット" サールがギターで伴奏付けながらSave Me。コレが素晴らしい。曲もイイんだけどこの曲を歌い上げるジェフのヴォーカルパフォーマンスが素晴らしいのだ。まるでフレディマーキュリーが歌っているかのような豊かな表現力。ここに至ってジェフスコットソートのヴォーカリストとしての本当の実力を思い知らされた気がした。もともとクイーンをほとんど聴かない私がライヴの3日ほど前に慌てて予習したSave Me、100年前から知っていたかのように恥ずかしげもなく大声で歌ってやったぜ。

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Alive
ジェフスコットソートのヴォーカルを気に入ってしまった私には、このヴォーカル中心の曲はとても心に響いた。とにかくジェフのヴォーカル、素晴らしいよ。

The Pink Panther Theme (Henry Mancini cover) 
ギターのロン "バンブルフット" サールのコーナー。でもマイク、ビリー、デレクも演奏を付けている。曲はピンクパンサーのアレ。これちょっとジョンウェットンファン的には笑えるというか泣けるなぁ、あの時を思い出して。2013年のクラブチッタでのUKのライヴね。あ、いや、違った、今自分のブログにリンク貼ろうと見直したら、2013年のUKじゃなくてその翌日のエディジョブソン40周年ライヴの方だった。

Opus Maximus
そしてライヴも大詰め。SOAデビューアルバムの最高の名曲。このバンドの全てが詰まった名曲だと思う。完璧な演奏で再現。見事。素晴らしい。

Figaro's Whore (Keyboard Solo)
Lines in the Sand (Dream Theater cover)
 
デレクシェリニアンの鍵盤ソロから本編ラストは再びドリームシアターのコレ。フォーリングイントゥインフィニティでは一番の名曲だね。そしてこの曲はSOAにもあっていると思う。ギターもバンブルフットが見事に表現しきっている。

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Encore:

And the Cradle Will Rock... (Van Halen cover)
アンコール1曲目はヴァンヘイレンのカヴァー。この少しルーズなノリがかえって心地よい。

Coming Home
ラストは再びSOAから。最後の最後まで疲れを知らないかのようなジェフスコットソートのヴォーカルパフォーマンス、そして楽器隊の完璧な演奏で終了。

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以上、演奏予定は1時間半との事だったけど実際にはみっちり2時間。大満足の濃厚なライヴだった。とにかく悪い意味でのツッコミどころが一つも見つからない完璧、見事な演奏だった。そりゃデレクシェリニアン、マイクポートノイ、ビリーシーンについては私もその実力は分かっていたけど、バンブルフットは今回初めてだったので注目していた。そしてこれまた完璧。素晴らしいギタリスト。もっと評価されていいと思う。そして何よりジェフスコットソートだ。何この見事なパフォーマンス! 最初から最後まで歌も、それからフロントマンとしての立ち振る舞いや観客の盛り上げ方、パフォーマーとしても一流だと思う。SOAアルバムではヘヴィでダークな曲調が多いせいでヘヴィな歌い方に終始していて、そこが個人的には一本調子に感じて好きではなかったが、今回のライヴを観て、ヴォーカリストとしての底知れない実力を思い知った気がした。マジでフレディマーキュリー級のヴォーカリストだと思う。ジェフ個人的には25年振りの来日との事だったが、今回でジェフのファンが大幅に増えたのではないかと思う。

何年も前にこのSOAと似た様なメンバー編成でPSMS(ポートノイ、シェリニアン、マカパイン、シーン)というバンドというかプロジェクトがあった。私は行ってないけど来日公演もあった。しかしPSMSとSOAではやはりこちらの思い入れに差が出る。PSMSはメンバーのネームヴァリュー的には一枚上の豪華さを感じるけど、オリジナル曲やオリジナルアルバムは無かった。SOAはオリジナルアルバムを作ってライヴをやっている。どうしてもその辺でこちらの思い入れに差が出てしまう。SOAは多忙なメンバーの集まりではあるが、それでも2ndアルバムの制作を予定しているという。次作では是非、今回思い知らされたジェフスコットソートのヴォーカリストとしての豊かな表現力を生かせるような楽曲も作って欲しいと思う。もしそうなったらSOAはさらにワンランク上のレベルに上がる気がするのである。

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2017年11月 1日 (水)

サンズ・オブ・アポロ 「サイコティック・シンフォニー」 (SONS OF APOLLO "PSYCHOTIC SYMPHONY")

Wetton Mania 2までしばらくはウェットン先生ネタで盛り上げて行くと言った舌の根も乾かないうちに方針転換(笑)。注文していた先生ソロのアコースティカ/アコースティカⅡがまだ届かないもんだから仕方ない。多分2~3日後に到着予定。それまでブログ未更新でも良かったんだけれど、先週から今週末くらいまでは緩めの勤務シフトになっていて今日も公休で、地域の所用も忙しくないので書けるものは書いておこうと。そこで今回ウェットン先生ネタから脱線して取り上げるのは掲題のサンズオブアポロ。

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私の音楽的趣味に偏った言い方をするならばドリームシアター関連となる。マイクポートノイ、デレクシェリニアンの元DT組を中心に、ミスタービッグのビリーシーン、元ガンズ&ローゼスのギタリスト、ロンサール(バンブルフットと言った方が通りはイイ?)、そして元イングヴェイのバンドのボーカリストだったジェフスコットソートという、有名人たちが集まったプロジェクト。いや、バンドとして来年2018年はツアーも展開するようなのでスーパーバンドとでも言った方がイイのか。DT離脱以来、ある意味で漂流している感じのマイクポートノイにとってどれが本拠地なのかよく分からないので、このバンドも聴く側にとってはどれだけ思い入れを持って聴けるかの距離感が難しい。正直に言うとあまり期待はせずに、でももしかしたら奇跡的に素晴らしいかも知れないとも思って、取り敢えずって感じで購入した。発売前に公開されていたEPKやリーダートラックである程度の音の想像はついてしまっていたのも、こちらの楽しみ感を削ぐ形になっていた。その時点での印象はダークでヘヴィでうるさい感じなんだろうなぁっていう、同じプログレメタルと言われる音楽の中でも私のあまり好きではない方面かなと感じていたから。そして昨日、まず1周目を聴いた。印象はやはりダークでヘヴィ、疲れる、そんな印象だった。SNSでもそんな感じのことを呟いた。プロデュースがマイクポートノイとデレクシェリニアンと言う時点でイメージが出来てしまう部分もあったし。ところが今日改めて2周目聴くと、少し印象が良くなってきたぞ(笑)。

そうだ、昨日は泊まり勤務明けで帰宅して、それから寝ずに昼から高校時代の友達と昼呑みの約束をしていたから、疲れと眠気に耐える状態で呑みに出かける道中で慌ただしく聴いたのがイケなかった。そんな状態で聴いたから、ダークでヘヴィな部分が聴こえた時点で、あぁ~疲れる・・・、そう思ってしまったのだ。そのままホイホイSNSでも呟いたと。一晩しっかり睡眠をとって落ち着いて、せっかく国内盤買ったんだしセーソク先生のライナーも読んで、快晴のもとでウォーキングのお供に2周目を聴いた。やはり最初に感じるのはダークでヘヴィだったんだけど疲れの取れた体調の良い状態で聴くとあら不思議、良いと感じる部分に耳が傾き始めた。ダークでヘヴィで無駄にテクニカル、そんな印象から、いやいや良く練り込まれたアレンジのいい意味でテクニカル、そして意外にもオーセンティックなハードロックな部分もあり、そしてまた所々で一瞬垣間見えてくる哀メロが非常に効果的に私の耳に残る。曲で言えば①Gods Of The Sun、③Sign Of The Times、④Labyrinth。そして特に10分超えの最終曲⑨Opus Maximusではボーカル無しのインスト曲なんだけど、ここではハード、ヘヴィ、テクニカル、叙情的な哀メロ展開がとても効果的に結びついていて、今やすっかりお気に入り。また、オーセンティックなハードロックな部分、と上で言ってしまったのは私の中では⑧Divine Addictionを言ってるんだけど、これ、歪ませたオルガンサウンドの存在感からの連想でどうしてもディープパープルのパーフェクトストレンジャーズを思い浮かべてしまう。ってかポートノイとシェリニアン、そこ狙ってたんじゃないのって思うんだけど(笑)。

いまブログ書きながら3回目を聴いてんだけど(もう気に入ってるやん、笑)、残念な点を私の個人的好き嫌いからのアレで言うと、まずジェフスコットソートの一本調子なボーカルが気に入らない。ある特定の、オーセンティックなハードロックな曲調ではハマるんだろうけど、プログレメタル的な、テクニカルかつ豊かな展開の曲調の中では一本調子は苦しい。あくまでも私の個人的な趣味から言ってるんだけどね。スティーヴオージェリー離脱後のジャーニーのツアーに代打でリードボーカルで参加した時の違和感がココでも感じられてしまった。もしこれがジェイムスラブリエとかDCクーパー的なボーカリストだったら、もっと豊かな楽曲群に聴こえたかも知れないと、そんな気がする。だからこそボーカル無しのインスト曲の最終曲⑨Opus Maximusがより一層、私にとっては秀でて聴こえるのかも知れない。あとは鍵盤の音色使いが決してカラフルでは無い事。これは、あぁ、デレクシェリニアンだなぁって感じてしまう。ギターかキーボードか分からないような音色使いとか、オルガン系の音とかヴィンテージな響きね。この人の鍵盤奏者としての本質はハードロッカーなんだやっぱり。まして今作は全曲の作曲に関与し、プロデュースまで行っている以上、これがデレクシェリニアンのやりたいバンドサウンドなんだろうし、その中で鳴らしたい鍵盤サウンドなんだろう。

2018年に大々的にツアーをするようだし、そうなると来日もあるかも知れないしぜひ参戦したい。でもオールスタンディングのライヴハウスで体力十分の若い子たちに囲まれてコブシ振り上げるようなライヴだと、オジサン気が引けるなぁ~・・・。

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