2019年2月24日 (日)

TOTO 2019年来日公演5日目(大阪) TOTO 40 TRIPS AROUND THE SUN TOUR (Feb 21, 2019 @ Osaka-Jo Hall OSAKA)

怒涛の3日連続ブログ更新!(笑)。

話題が旬なうちに更新しておかないとね。こんなこと普段めったにないし今回だけの特別ですよwww。TOTOの大阪城ホール公演レポにいくんだけど、その前にここ数日の拙ブログの一日毎のアクセス数が数年ぶりくらいの凄い数になっていて、ありがたいというか怖いというか。適当に書き殴ってるブログでそんなに読まれてるかと思うと逆に申し訳ない感じ。イエスの来日ツアー最中のイエス参戦レポのブログ更新だったのが大きいのかも。ツアー終了後の更新だとここまでアクセス数は伸びなかったのかも知れないし。というワケでTOTOも来日ツアー中のブログ更新になるので、たくさん読まれるかも知れないと思うとちょっと緊張するぞww。いや正直言うともう頭ん中がドリームシアターの新譜で一杯になりたいところで、でもせっかくTOTOも参戦したからしっかりブログには記録残しておく。例によって当日の行動記録風レポ。単純にコンサートレビューなら他のサイトや雑誌を見て下さいね。拙ブログはいつも言うように一切お金の絡まない、売文屋の文章では無い個人ブログなので。

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2019年2月21日(木)、この日は元から仕事はラッキーなことに公休であった。前日の2/20は泊まり勤務明けで寝ずに夜はイエスの尼崎公演に参戦して、終演後に呑み会。そしてこの日は寝不足だった分、朝少し寝坊してそれから大阪城に向かう前に某所でイエスのメンバーと勝手にミート&グリート実施www。この時点で早くも疲労が体を襲う。楽しい趣味や遊びの時間とは言え寝不足状態なのでしんどい。一旦梅田で遅めの昼ご飯で唐揚げマウンテン定食を食べて休息。この唐揚げマウンテン定食はまた機会があったらブログでグルメレポする。腹パンパンになったので腹ごなしに歩いてタワーレコード丸ビル店とディスクユニオン大阪店をハシゴ。タワレコで書籍「レコードコレクター紳士録」を買い、DUでは中古CDを2枚ほど購入。2枚で850円ww。そして前日イエス同様この日も一緒に参戦予定の徳島のM女史と合流の為に大阪城へ。関西のテレビのニュースや関西ウォーカーなんかで情報は知ってはいたけど、大阪城公園駅から大阪城ホールへ向かう広い土地に新しく出来たグルメ商業施設「城テラス」ってのを初めて見た。カフェやイタリアンの店がいっぱい並んでいてシャレオツだねぇ。これでこれからは城ホールでライヴがあるときの待ち合わせや時間潰しには困らなくなったね。今まで城ホールの近くは綺麗に整備はされているけどガランとしていて何もなかったから。ちょっとお茶したいときに結構不便だったもん。で、城テラスから大阪城を眺めつつ、梅田で昼呑みしてきたらしいご機嫌な酒豪M女史と合流して先行物販へ。

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前日のイエスに続いて、もうTシャツとかは家にいっぱいあり過ぎて要らないのでパンフのみ購入。

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パンフ買うところで偶然馴染みのお仲間ico**ちゃんがいて、しゃあないからico**ちゃんの分もパンフ買っといてやったww。某所でTOTOメンバーと勝手にミート&グリートしてきた(笑?)ico**ちゃんに、スティーヴルカサーに貰ったサインを見せて貰いながらひとしきり盛り上がる。開場まで城テラスのタリーズでM女史と雑談しながらダラダラ過ごす。開場時間になったので城ホールへ移動。

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入場して着席。今回の席は何と最前列のステージ向かって右ブロック。スティーヴポーカロの目の前くらい。

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客席構成は一昨年2017年のジャーニー大阪城ホールの時と同じAパターンなので多分キャパ6000くらいで設定してるんだろう。それでも洋楽不況の昨今、こんな広い会場が埋まるのかと不安になる。前日のイエス尼崎は2階席がガラガラだったから・・・。ところがなんのなんの、最前列から後ろを振り向くたびにスタンド上方まで客席が埋まっていく。開演15分前で既にこの状態。

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そして開演直前時はギッシリ満員になっていた。前日の武道館も満員だったそうだし、大阪城もステージAパターンとは言えスゲー集客力。さすがメジャーバンドは違う。そして19時6分くらい、いよいよ開演。ここからはセットリストに沿って。

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Devil's Tower
オープニングは配信で最新リリースされた新曲、というか過去の未発表録音に新たに現在の録音を被せた新曲でスタート。昨年来の40周年ツアーでは40周年ベストに新録されたアローンでスタートしてたから、日本公演では変えて来たな。

Hold The Line
時にはアンコールに登場する曲だけど今回は前半のひと盛り上げのこの位置で代表曲登場。「ほーざらぁいん!」って怪しげな英語で合唱してやったぜww。

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Lovers In The Night
Ⅳ(聖なる剣)から。今回はお馴染み代表曲のヒットパレードではなく、敢えてそうでもないレア曲を多く演奏しているようで、それはそれで楽しめる。ノリのイイ曲だし。「フッ、フゥーー」って合唱してやったぜ。

Alone
昨年来の40周年ツアーではオープニングを飾っていた新曲が、今回の日本ツアーではこの位置で。近年のTOTOらいしカッコいい曲。

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I Will Remember
ここでもレア曲来ました。レアって言い方は良くないかな? 個人的には好きな曲だったのでリリース当時はよく聴いていた。ルカサーがリードヴォーカル時代の名バラード。ライヴで聴けて良かったよ。

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English Eyes
これまたレア。個人的にも。ターンバック収録だっけ。いま最新のライヴ盤も聴いて思い出しながらブログ書いてるんだけど、これもハード目に始まりつつ構成が良く練られていて、それでいてAORに通じる爽やかさもあってカッコいい曲だよね。

Jake To The Bone
ルカサー好きなんだねぇこの曲。プレーヤーとしてはこういう緊張感のあるインストバトル的な曲は演奏してて楽しいんだろう。それを分かってて受け入れられる人なら楽しめる。キャッチーな曲やコンテンポラリーなバラードといったヒット曲や代表曲目当ての人には退屈だと思うけどww。私はもちろん楽しめるよ。

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Rosanna
ある意味ヒットパレードでは無い曲が続いて、この後どうなんだろうと不安になりそうな絶妙なタイミングでロザーナ! この曲を出してくるタイミングが絶妙だったね。よしキタ!とばかりに客席が大盛り上がりになったから。サビの部分は会場全体で大合唱。物凄く気持ち良かった。

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----- acoustic set-----

Georgy Porgy
Human Nature(Michael Jackson cover)
I'll Be Over You
No Love
Stop Loving You

ステージ上でみんな椅子に座ってアコースティックセットで5曲。スティーヴポーカロがマイケルジャクソンに提供したヒューマンネイチャーなんかはレア。代表曲やレア曲をまとめてアコースティックセットでやってしまうあたりの、今ツアーでの変化の付け方は個人的にはOKだと思う。毎回毎回同じようなヒットパレードライヴでは、毎回参戦してる私なんかは飽きるし。そうじゃ無い人は退屈だったかも。

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小学生のガキみたいに椅子を反対向けて座るジョセフウィリアムスに私は密かにウケてた。

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Girl Goodbye
アコースティックセット終わって、威勢のいい曲で。

Lion
アイソレーションから。カルメンでもなくストレンジャーインタウンでもなくエンジェルドントクライでもなく、これってところが何かこだわりの選曲なんだろう。

Dune (Desert Theme)
これまたレア。サントラ曲から。でもカッコいいんだよこの曲。ある意味プログレチックでドラマチックで。最新ライヴ盤で聴き直してるんだけどやっぱりドラマチックでカッコいい。私は好きだね。

While My Guitar Gently Weeps
なんとビートルズのカヴァー。ジョージハリスンがビートルズで最初にソングライターとして、ジョンレノン&ポールマッカートニーに迫る才能を認められたと言っても良い名曲。ビートルズの曲ではエリッククラプトンが客演してギターソロを弾いていて、そこら辺から明らかにスティーヴルカサーの趣味なんだろう。ヴォーカルもルカサー自ら。この曲で客席が携帯スマホの灯りを点けてユラユラするんだけど、私、スマホの灯りの点け方が分かんなくて、仕方ないから後方の写真撮ってやったぜブハハハハ(笑)。

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Make Believe
Ⅳ(聖なる剣)からまたもやレア曲。ホールドユーバックじゃなくて。代表曲じゃない名曲の披露にこだわってるねぇ。イイよ、私はOKだ。

Africa
そうは言ってもセットのラストはアフリカで。レニーカストロのパーカッションソロもあり、サビの大合唱だけでなく、「パーパッパッパ、パッパッパー」の大合唱(笑)もあり、大いに楽しんでセット終了。

----- encore -----

Home Of The Brave
そしてアンコールは、キマシター! 私がTOTOでイッチバン大好きな曲、ザセヴンスワンのラスト曲。これさえ最後に持って来てくれれば私は気分良く帰宅できるのである。これもサビを気持ち良く大合唱して大団円。良かったーーー!

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以上、ワタシ的には今回も大満足のライヴだった。デヴィッドペイチが昨年のアメリカツアーを体調の問題で欠場して今回も引き続きの不参加となってしまったので、ステージ向かって左にペイチがいて右にスティーヴポーカロがいるというツインキーボードの絵面の安定感が崩れていた。でも代わりの鍵盤奏者でプリンスのバンド?にいたというセイヴィアーって人が見事にサポートしていたし、ベースのシェムヴォンシュロック、ドラムのシャノンフォレストもTOTOのツアーに採用されるだけあって見事な演奏ぶりだったと思う。またサックスやフルートに加えてボーカルやコーラスに大活躍のウォーレンハムの助太刀はかなり重要だった気がする。

代表曲のヒットパレード的なライヴを期待した人には若干のモヤモヤ感が残った人もいたかも知れないけど、私としてはヒットパレード的なものであれば2014年の35周年記念ツアー来日公演で堪能したし、新作からの曲も多くレパートリーに取り入れた2016年の来日公演も素晴らしかった。その上での今回のレア曲も取り入れたライヴは出し物の新鮮さを演出する意味でも正解だったと思う。もし今回もヒットパレード的なライヴになっていたら、もちろんそれはそれで楽しいけど、同じことの繰り返しという意味で私は逆に退屈したかもしれない。

細かい事を言えば、ライヴ盤になったばかりの昨年来の40周年ツアーでは演奏されていたSpanish Sea、Lea、Mushanga、The Road Goes Onといった個人的に好きな曲がオミットされていたので、それは残念ではあった。時間の都合なのか、デヴィッドペイチ不参加の影響なのかは分からないけど、せめて前回、前々回の来日で聴けなかったSpanish Sea、Mushangaあたりは演ってくれれば嬉しかったなぁみたいな。ま、でもそれはライヴ盤で楽しむとしましょうwww。

イエス、TOTOと夢のような2日間連続ライヴ参戦で、しんどかったけど3ヶ月分くらいのストレス発散できたみたいで清々したっちゅうねん。次のライヴ参戦予定は、決まってるのは5月のトッドラングレン。それまでまた仕事に地域の所用に、それから久しぶりに楽器を手にしてのセッションの準備に頑張るわ。

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2018年9月23日 (日)

エアプレイ 「ロマンティック」(AIRPLAY "AIRPLAY")

本日2本目のブログ記事。
というワケでプログレやHR/HMを聴ける季節になったんだけれども、これだけは、っていう夏の猟盤の残りを取り上げておく。それが掲題のエアプレイ、ジェイグレイドン自らの手による2018年最新リマスター。

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今回のリマスター盤の日本盤は7インチ紙ジャケという、例によって収納に困るサイズ。リマスターって何回目だっけ?って感じだけど、今も持っているのは2006年時点のリマスター紙ジャケ国内盤(下記写真の左側)。それ以前の旧規格のプラケCDも持っていた気はするけど多分処分したと思う。

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国内では「ロマンティック」っていう何それ的な邦題が付いているけど、それはそれで定着してしまっているところが日本における独自のエアプレイ人気を物語っている。70年代後半から80年前後のアメリカ西海岸人脈でTOTOのメンバーやビルチャンプリンも参加していて、そういう方面からのファンのアプローチもあると思う。私的には最初はデヴィッドフォスターの都会的なシャレオツなサウンドに惹かれてBGM的に聴くようになり、そのデヴィッドフォスターが参加していた伝説のバンドのエアプレイってことを知って、じゃあ聴いてみようみたいな、そういう遡り方だったと思う。そしたらTOTOのメンバーも参加していることを知ったという感じ。

なので初めて聴いた時には1曲目のストランデッドの決して都会的シャレオツでは無いうるさいハード目のロックサウンドにちょっと驚いたものだ。、2曲目では、あぁTOTO繋がりを感じるなというのもあった。よく言われる凝ったコード展開、実は難しい曲を表面上は耳触りよく聴かせてくれるから、じっくり聴くも良し、BGMとして気分よく聴き流すも良し、という非常に重宝する作品である。

今回の2018リマスター国内盤紙ジャケは、シングルカットされた国内盤シングルのジャケ復刻付き。マニアも納得の逸品となっている。

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それにしても、She Waits For Meの邦題「彼女はウェイトフォーミー」ってwww。彼女は・・・から後は英語そのままというアレwww。「彼女はウェイトフォーミー」www。何度見つめてもちょっとウケる安直な邦題・・・「彼女はウェイトフォーミー」って(笑)。そして曲自体も80年(昭和55年)前後の日本のアイドル歌謡にもありそうな曲調で、タイトルも「彼女はウェイトフォーミー」www・・・って日本のアイドル歌謡っぽくてウケる。そして懐かしい。

最新リマスターによる音のどうこうとか、旧盤との聴き比べはしません(笑)。ジェイグレイドン自身による何度目かのリマスターという事で、元から作り直したいと思っていたというから、その時代時代の最新機材で音をアップデートできるなら何度でもリマスターしようという、まぁそういう事である。今回は低めの中音域を太くしたかったとのこと。なのでジェイグレイドンにとっては2018年時点の最高のエアプレイに仕上げることが出来たのだろう。その通りと素直に聴くも良し、いやいや旧盤の方の音が好きっていうのもありだと思う。もうそう言うのは聴いた人それぞれの感じ方でイイと思う。今回の国内盤ライナーに角松敏生が文章を寄せていて、これがなかなか納得できるいい文章だった。これは他のミュージシャンのリマスター作品にも言えることだけど、結局最初に聴いたサウンドには、その時の聴き手の思い出込みの感慨が加算されるから、一概に最新リマスターだから最高、とはならない。ジェイグレイドンにとって最新リマスターが最高。でも聴き手によっては聴き手の思い出込みの旧盤が好き、それでイイではないか。ま、私の場合はエアプレイはリアルタイムではなく後追いだったので、最新リマスターを気分よく聴かせて貰いますよ。

それにしても、「彼女はウェイトフォーミー」ってwww。

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2018年7月21日 (土)

納涼AOR祭り! at Rock Bar STARLESS (Jul 20, 2018 @ OSAKA)

毎年京都の夏はちょっと他の都市とは違う独特の蒸し暑さがあるけど、それにしても今夏の暑さは酷い。お蔭で好きなはずのプログレやHR、産業ロックですら聴く気にならない。そこでこの季節はAORでしょ!ってことで急遽お仲間と図って、暑気払い兼ねての「納涼AOR祭り!」を企画することにした。暑さで頭がヤラれていて急に決めたので特に細かいイベントとしての詰めは行わず、ただ集まって飲み喋りしながらお気に入りのAORを聴きまくろうという、そういう感じ。AORといっても実際には有るような無いような境界の分からないジャンルなので、涼感や爽快感があればそれでOKって感じで各々自分の好きなCDを持ち寄ることにした。

それでは昨日7/20(金)夜に実施した「納涼AOR祭り!」の簡単レポを。

昨日で1週間連続で最高気温が38度超えの京都を抜け出して大阪へ。大阪駅に着いた時点で外に出ると涼感を感じるくらいだったから、と にかく京都は暑いというのが自分の肌感覚で分かる。心斎橋に行く前に梅田の阪神スナックパークでお仲間への差し入れ用に阪神名物いか焼きを購入。ついでに冷とり天ぶっかけうどんを食べていざ心斎橋へ。19時30分の開店10分前くらいにロックバー・スターレスさんに到着したときに丁度マスターも自転車で大汗かきながら到着。私も歩き疲れていたのでマスターが店の準備をしてる時に図々しくも店内に入らせて頂いてエアコンで涼む。em**さん、ナゴヤ**さん、ichi**さんが揃ったところで順番の好きなAOR曲をかけながら飲み&お喋り開始。皆さんの持ち寄ったCD達。

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私が持参したのは以下写真。

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この日のプレイリストは順不同で覚えてる限りで大体以下(赤字は私のプレイリスト)。

David Foster / Walk Away
Gino Vannelli / Brother To Brother
Airplay / Stranded
Christopher Cross / Ride Like The Wind
Paul Davis / Cool night
Γρηγόρης Πετρακος / Για μια καλύτερη ζωή
Cecilio & Capono / Night Music
Silver / Musician(It’s not an easy life)
Gary Moore / Falling in love with you
Soft machine / Over’n’ above
Christopher Cross / Sailing
Fujiyamountain / Coconut Beach
Eishu / Private Eyes
Air Supply / Sweet Dreams
Billy Joel / Piano Man
Lullaby Of Birdland / Maya Lae
Jason Mraz / Rise
Fujiyamountain / One Last Sip Of Cappucchino
Eishu / Every Breath You Take
Greg Mathieson Project / Bamp Me
David Foster / Flight Of The Snowbirds
Williams Friestedt / Swear Your Love
Neal Schon / Steps
Maxus / The Higher You Rise
Joseph Williams / Babylon

私の選んだ上記赤字の6曲は我ながら満足の選曲。特にデヴィッドフォスターのフライトオブザスノーバーズは、デビッドフォスター曲の中で、いや、全AOR曲の中でもっとも好きな曲なので、そこを強調出来て益々大満足であった。

私は家が遠いので22:00過ぎでお暇頂き、すれ違いで綱**さんが登場されて深夜まで盛り上がった模様。お店のスターレスは普段はプログレ強めのロックバーで、プログレほぼ排除のAOR祭りはなかなか新鮮www。よりバーらしい雰囲気を醸し出すことにも成功したのではないかと自画自賛www。定番から変化球まで、それAOR?みたいなのも含めて、楽しめればそれでイイから暑気払いになれば何でも良いwww。

今回は例によって仕事のシフトが不規則な私の都合に合わせて平日開催となったので、参加したくても参加出来なかった方もいらっしゃると思うし、その点は申し訳なかったなぁと思います。また、プログレじゃないから1曲が短いし、さぞかし大量に聴きまくれるだろうと思ったのが、案外持参していたけど店で流すことが出来なかったCDも結構あって、それで、また次回パート2をやろうみたいな話になってしまった。できるかな? 私個人は8月は一番勤務シフトが厳しい時期になるので、私ありきだとまた平日開催になってしまいそうだしちょっと悩みどころ。でもとても楽しかったので何とかまたやりたいんだけど。

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2018年2月11日 (日)

TOTO 「40トリップス・アラウンド・ザ・サン~グレイテスト・ヒッツ~」(TOTO "40 TRIPS AROUND THE SUN")

ん~ん、元気が出ない(苦笑)。インフルエンザの高熱は下がって、もう治ったかと思いたいんだけど喉の調子が良くなくて声が出ない。いや、別に歌手じゃないんだからちょっとくらい喉がおかしくてもイイんだけれども。仕事には復帰してるけど何しろ不規則なシフトの泊まり勤務だからなのか、声を出そうとすると咳き込むし鼻詰まりも治まらず体調がイマイチスッキリしない。この際、徹底的に直してやると逆に意気込んで明けオフの日、公休の日は何もしないことに決め込む。昨日今日と地域の所用も全てスルー。来週から頑張る、来週からな。あとやはり、元気が出ないのはインフルで大事なイベントを2件も断念してしまった空虚感も残ってるからかも知れない。過ぎたことだからと気にしないようにはしてるんだけどな。次の楽しみが無いっていうか。あ、でもこの間に励ましや見舞いの個別メッセージを下さった方もいて、それは本当にありがたかった。個別には御礼申し上げましたがこの場でも、本当にありがとうございます。グズグズ愚痴ってばかりいると色んなことが後ろ向きのスパイラルに陥ってしまうから気分を変えて音楽だ音楽。

TOTOの、これで何枚目だ?っていう最新ベスト盤が発売された。TOTOの何から何まで熱心に追ってるわけでは無いけど、ホント今までいろんなベスト盤があったよな。自分が過去に所有していたものでいえば、日本独自ベストのSTAR BOXってのもあったし、PAST TO PRESENT 1977-1990ってのもあったし、バラードベストもあったし、それからこれで決定版だろうと思ったIN THE BLINK OF AN EYE 1977-2011もあったし。マニアの方に言わせれば他にもあったかのかも知れない。シングルヒットが多いから、その都度バンドの人気の浮揚の為に手っ取り早くベスト盤を制作する、ってのは商業的には常套手段でもあるし、イイ意味でまだまだビジネス的にも金になるバンドでもあるんだろう。今回はデビュー40周年を祝って旧所属レーベルのソニーからのリマスター&新曲3曲のベスト盤。

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新曲は楽しみだけど、純然たる新作では無い分ちょっと楽しみは半減で、正直なところ義務感で買った感じ。ベスト盤としての選曲に関してはまぁ無難なところか。個人的には2011年のベスト盤IN THE BLINK OF AN EYEが選曲としては完璧で、Home of The BraveやMelanieまで入っていて、痒いところに手が届くベスト盤だったので、アレを超えるベストは無いと思っている。リマスター効果についてはもうキリが無いので、何かと聴き比べとかはしない。私の場合、横浜にいた頃に近所の所用の知り合いの方がオーディオマニアで、その方のご自宅で総額何百万もするようなスピーカー、アンプ、CDプレーヤーのオーディオルームで、TOTOⅣのSACDを聴かせてもらったことがあって、まるで目の前で生演奏を聴いてるかのような、別次元の音質を体験させてもらったことがあるので。あれに勝るオーディオ体験は無いと思うし、ウチのショボいオーディオで旧規格と今回リマスターを聴き比べても意味が無い。気になったところだけ掻い摘んで。今回はソニーからのベストだから、フロンティアーズレコーズからの最近作のTOTO XIV~聖剣の絆からの収録は無しなのかな。結構好きだったんだけど。あとアレだ、ジャンミッシェルバイロン時代もスルーか?(笑)。オッ、って思ったのはStop Loving You。今回の収録ではイエスのジョンアンダーソンのソロ歌唱入り。この曲は当時のPVではジョンアンダーソンのソロ歌唱入りで、でもアルバムのTHE SEVENTH ONEではこのソロ歌唱は入ってなくて、90年のベスト盤PAST TO PRESENTではソロ歌唱入りと、その都度の選択基準は何だったのかと不思議な扱いである。ソコの部分に注目して騒ぐのはイエスのファンだけだろうけども。

新曲の3曲に関して、まずAloneはそれこそ前作に収録されててもおかしくないような、前作の延長上の曲。それからStruck By Lightningはえらくヘヴィな作品で重厚なギターリフを中心に曲が進行して行く、昔のハードロックというかレッドツェッペリン的な曲。そして素晴らしいのはもう一曲、Spanish Seaである。これは名曲だ。イントロを聴くと、何だ、この劣化したAfricaみたいな曲は、って思うんだけど、メンバーのインタビューに基づいた国内盤ライナーを読むと、当初よりAfricaの続編を作ろうとしてこのリズムにした、というようなデヴィッドペイチの述懐があって、そういう風に正直に潔くゲロってくれるなら聴くこちらとしても何も問題は無い。ISOLATION制作時の未完成曲を今回完成させたとの事で、ドラムは故ジェフポーカロ、ベースは故マイクポーカロ、それにスティーヴルカサー、デヴィッドペイチ、スティーヴポーカロ、ジョセフウイリアムスで完成させたとあって、80年代好きには何とも言えない感慨に浸りながら聴くことが出来る。美しさ、メロディ、キラキラ感、異国感、いろんな要素を感じさせてくれて、TOTOの良さが一杯に詰まった逸品である。もう個人的にはこの曲だけで今作を買った価値があると言ってもイイくらい。この曲を世に出すために今回のベスト盤があったと言ってもイイくらいである。これが無かったら今回のベスト盤は単なるコレクション、CDラックの肥やしで終わったかも知れない。

40周年ツアーは今年2018年から来年2019年にかけて行うとの事で、日本への来日は2019年が予定されているという。この珠玉の名曲Spanish Seaがライヴで聴けるかどうかは分からないけど、楽しみにしていたいと思う。また、国内盤ライナーには、もう一つ大きなプレゼントが届くようだ、との思わせぶり過ぎる記述があって、フタを開けたらなんだその程度か、みたいなことにならないよう、期待し過ぎずに待とうじゃありませんか。

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2016年10月25日 (火)

リンゴ・スター アンド・ヒズ・オール・スター・バンド 2016年来日公演 初日(大阪) RINGO STARR AND HIS ALL STARR BAND JAPAN TOUR 2016 (Oct 24, 2016 @ Orix Theater OSAKA)

暑くなく寒くなく、カラッとした素晴らしい快晴のもと、リンゴスターのオールスターバンドの来日公演に参戦。リンゴスターの音楽自体は詳しいわけでは無いし、今までのリンゴの来日公演は行ったことは無いのだけど、今回はオールスターバンドのメンバーが個人的にかなりツボな顔触れで、トッドラングレン、TOTOのスティーヴルカサー、ミスターミスターのリチャードペイジ、元ジャーニー、サンタナのグレッグローリーと、コレだけ豪華な顔ぶれをいっぺんに観れるんだったら行って損は無いだろうと勇んで参戦。マニアックなことは書けないけど、いつものように当日レポ風に行きます。

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2016年10月24日(月)、現在の仕事に就いてから3ヶ月が過ぎ、有休も付くようになったのでリンゴの来日公演に合わせて早速有休を使わせて頂いた。幸いシフト勤務の公休もうまくつながっていきなり3連休となり、この日が3連休の初日。最高に開放的な気分で、天気も快晴とあって朝からとても気分がイイ。普段は仕事だってあまりネットでは具体的なことは言わないけど辛いことも多いし凹んでる日もたくさんある。それだけにこんなに気分良く過ごす日は何年振りかってくらい。昼間っから大阪方面へ出かけて梅田で下車。遅めの昼ご飯は先ほどブログ記事UPした豊崎町の「喫茶Y」にて。その後、茶屋町周辺をブラブラ。茶屋町って随分賑やかになったなぁと今更ながら実感。私の知ってる茶屋町ってそれこそ20数年前しか知らなくて、その頃は梅田LOFTくらいしか無かった記憶が。それが今やすっかり東京のような街並みになって、なんだ? Nu茶屋町って? みたいな浦島太郎状態。私が東京で25年間も仕事していた間に梅田は大きく垢抜けて変貌していたことに驚く。更に歩いてディスクユニオン大阪店を冷かして、そのあと丸ビル近くのタリーズで休憩。横浜あざみ野に住んでいた頃はしょっちゅう入り浸っていたタリーズも、今のウチの近くには無いもんだから本当に久しぶり。そろそろ日が落ちてきたので地下鉄に乗って四ツ橋へ。駅から歩いてオリックス劇場なんだけど、到着してみてまたまた浦島太郎状態。オリックス劇場って旧・大阪厚生年金会館だと思うんだけど、大阪厚生年金は89年のメタリカ来日公演で来たことがあって、以来約28年ぶりなんだけどその時の外観の記憶とは全然異なっているから、アレ?こんな感じだったっけって。

18時に開場。今回はS席15,000円だけど自分の座席は堂々の3階席。S席とA席の境目が分からないぜ全く。そしてエスカレーターみたいなのが無いのか階段で3階へ。息切れるっちゅうねん。でも「喫茶Y」で食べたヴォリューミーなハーフサンドウィッチを消化するにはちょうどいい。3階のロビーにはオリックス劇場で公演を行った出演アーティストオブジェコレクションって言う展示があって、なかなか気の利いた趣向だと思う。

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2014/11/27のところにはイエスのメンバー5人のサインがあって、クリススクワイアのサインが涙を誘う。結果的にこの時のジャパンツアーがクリスにとって生前最後のライヴツアーになったんだからな。

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そして座席を確認。見よ、この標高の高さを。高所恐怖症の私は震えが止まらなくなるわ。

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最終的には会場はほぼ満員。さすがの元ビートルズ人気だな。いやそれにオールスターバンドの顔触れも豪華だし。そして19時ちょうど、VIPなミュージシャンには珍しいくらい時間キッチリにメンバー入場して開演。

開演からエライ盛り上がり。なんというか熱狂って感じでは無くて、楽しいパーティの始まりって感じ。とにかく楽しい。セットリストは他のサイトも参考にしながら自分の記憶と合わせて以下だと思う。

01. Matchbox (Carl Perkins cover)
02. It Don’t Come Easy (Ringo Starr)
03. What Goes On (The Beatles)
04. I Saw the Light (Todd Rundgren)
05. Evil Ways (Willie Bobo cover)
06. Rosanna (TOTO)
07. Kyrie (Mr.Mister)
08. Bang the Drum All Day (Todd Rundgren)
09. Boys (The Shirelles cover)
10. Don't Pass Me By (The Beatles)
11. Yellow Submarine (The Beatles)
12. Black Magic Woman/Gypsy Queen (Santana:Peter Green's Fleetwood Mac cover/Gábor Szabó cover)
13. You're Sixteen (Johnny Burnette cover)
14. Back Off Boogaloo (Ringo Starr)
15. You Are Mine (Richard Page)
16. Africa (TOTO)
17. Oye como va (Tito Puente cover)
18. I Wanna Be Your Man (The Beatles)
19. Love Is the Answer (Utopia)
20. Broken Wings (Mr.Mister)
21. Hold the Line (TOTO)
22. Photograph (Ringo Starr)
23. Act Naturally (Buck Owens cover)
24. With a Little Help From My Friends (The Beatles)
25. Give Peace a Chance (John Lennon/Plastic Ono Band)

たっぷり全25曲。ビートルズ、リンゴのソロやカヴァー曲だけでなく、TOTO3曲、ミスターミスター2曲、リチャードペイジのソロも1曲、トッドラングレン2曲にトッドのユートピアも1曲、サンタナもありで実に豪華なオールスターヒットパレード。個人的にはTOTOについてはTOTOの2014年2016年の来日公演でしっかり観ているので今回はアレンジの違いを楽しんだ。ロザーナにしてもアフリカにしても一瞬にして会場の雰囲気が変わる感じがして、リンゴスターのライヴではない感じになって、改めて曲の持つ力を実感。そういうのって本当の名曲なんだろう。

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一番楽しみだったトッドラングレンの I Saw the Light が初めてライヴで観れて感涙。

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ほんとイイ曲だなぁ。出来ればHello It's Meもやって欲しかったけど。あとミスターミスターの大ヒット2曲、KyrieとBroken Wingsもライヴで初めてだった。リチャードペイジの全く衰えないヴォーカルが素晴らしい。

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サンタナの曲もこれまた楽しいパーティな会場の雰囲気をイイ意味で一変させるような渋さがあった。ビートルズ曲ではスティーヴルカサー、リチャードペイジ、トッドラングレンが1本のマイクに集まってコーラスを決める感じがビートルズっぽくて微笑ましい楽しさ。

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最後はビートルズの With a Little Help From My Friends。この曲は正直ビートルズ曲の中では私的にはスルー曲なんだけど、こうして楽しいパーティのようなライヴで最後に演奏されると、とても心温まる感じがして何とも言えない感動があった。更にそこからメドレーしてジョンレノンのGive Peace a Chanceで21時前に終演。トータル約2時間弱。

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とにかく楽しくて温かい感じするライヴだった。帰るときに、良かったなぁ~って思いながらホッコリした気分で笑顔で帰れるライヴってのもいいもんだなと。

最後に購入したパンフはコレ。

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さて、ここから怒涛の来日公演への参戦ラッシュの始まり。次は来週、フランシスダナリー来日公演で東京遠征。久しぶりの東京を楽しみたいなと。

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2016年7月16日 (土)

グレッグ・マティソン・プロジェクト 「ベイクド・ポテト・スーパー・ライヴ!」 (GREG MATHIESON PROJECT "BAKED POTATO SUPER LIVE!")

京都の夏は蒸し暑いに決まってるし、京都の人間が蒸し暑さをボヤくことほど無意味なことは無いが、それにしても連日蒸し暑い。さすがは京都、体に堪える。新しい仕事は、まず最初は日勤の3勤1休で始まり、明日からは昼夜勤が始まる。ここまでの3勤1休ってのが、最初聞いたときは、楽そうだなと思ったが、意外にしんどい。やはり今まで土日休みの仕事ばかりしてきたからか、連休が無いのがキツい。1日休んだらすぐまた翌日仕事ってのが、なんか休んだ気にならない。ワガママな話だが・・・。明日からはまたリズムが変わるので、夜勤明け休みでその翌日が公休みたいな疑似連休が多く入るので、また気分も変わるだろうが。

せっかく京都に帰って来たんだからということで、昨日、初めて祇園祭を観に行ってきた。昨日は宵々山なんだけど、それでも凄い人出。京都人でありながら祇園祭で四条通とか烏丸通の歩行者天国に行くのは初めてで、賑々しい雰囲気が何ともその場にいるだけで楽しい。長く都会生活をしていただけに、いま現在の、生活の場は田舎、職場も田舎、という状況になって久しぶりに賑々しい場所に行くと、都会で暮らしていた頃を思い出して少し郷愁、みたいな感じ。

もうすぐ梅雨も明けて夏真っ盛りになるけど、夏になると私の中で定番のように聴きはじめるCDがいくつかある。邦楽で言えば山下達郎のBIG WAVEだったり、大滝詠一のEACH TIMEだったり。そして洋楽だとついついアメリカ西海岸への憧憬が強まって、学生だった頃からエイジアと同じくらいに、飽きもせずに聴き続けているのが今回取り上げるグレッグマティソンプロジェクトのベイクドポテトスーパーライヴである。

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TOTO関連などと言ってしまうと短絡的過ぎるが、本作は81年12月、LAのBAKED POTATOというライヴハウスで、アメリカ西海岸のフュージョン系オルガン奏者のグレッグマティソン、ベーシストのロバートポップウェルに、スティーヴルカサーと故ジェフポーカロのTOTO組が参加したライヴ録音。そもそも本作は最初は確か日本のCBSソニーが日本のみで出していたんだったと思う。それはやっぱり日本のレーベル的にTOTO人気を当て込んでのものだったんだろう。TOTOが代表作Ⅳを発表する直前の、上り調子の頃である。

私がこの作品を初めて聴いたのはレコードCDショップでバイトしてた学生の頃だったから確か88年頃だと思う。友達が、これカッコええで、といってCBSソニーの多分初版CDを貸してくれたのを、カセットテープにダビングさせてもらったのがキッカケだった。フュージョンと言うには多少ロックっぽく、ロックというにはフュージョンっぽい、フュージョンロックという分かったような分からないような言い方が納得できてしまうような、ロックファンの立場から聴いても非常に楽しめる作品である。何と言っても1曲目のBomp Meからスティーヴルカサーの豪快なロック魂溢れるギターで始まり、ジェフポーカロの細かいことにこだわらないこれまた豪快なドラミングがハードドライヴィングで、爽快ですらある。ハード、フュージョン、涼しげなバラードと、自在に繰り広げられる演奏はカッコいいし、ある面ではテクニカルでもあるけど、気持ちのいいBGMとしても聴けてしまうという、いい意味で使い勝手というか聴き勝手の良いライヴ作品である。主役は勿論グレッグマティソンなんだろうが、TOTOファン側から聴くと、ルカサーがこれほど気持ちよくギターを弾きまくり、ジェフポーカロがこれほど気持ちよくドラムを叩きまくっているように聴こえるサマは、何か敢えてTOTOでの凝りに凝った、言葉を変えれば制約のある演奏から解き放たれたかのような奔放さを感じてしまう。

また、素人耳ではあるが、本作はライヴ録音として非常に音質が良い。この点が本作を気持ちよく、心地よく聴けるポイントでもあるような気がする。エンジニアとしてアメリカ西海岸の大御所、ジェイグレイドンが関わっているのも大きいのかも知れない。

その後、カセットテープで聴きまくった本作は、90年代になってどういうワケかCDが長く廃盤になっていた気がするが、99年にようやく日本のCOOL SOUNDレーベルから再CD化が実現した。その時のCDは以下の写真。

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プラケなのはイイとして、ジャケットが新たなデザインとなっていた。オリジナルのジャケットに愛着のある人には、ちょっと残念に感じた人もいるかも知れない。しかし2011年になってようやくオリジナルジャケットで紙ジャケ再発されたのが本記事最初の写真のCDである。

いつもは最新の紙ジャケで決定盤再発とかされたら、旧規格盤は中古屋さんに売ってしまうんだけど、約30年近く聴き続けてるお気に入りの作品なので、この99年盤も未だに手放せないでいる。それどころか80年代のCBSソニー盤プラケも出来れば探してコレクションとして揃えようかなと思ってるくらい。

暑い夏の晴れた日に、元気一杯のスティーヴルカサーとジェフポーカロの演奏が、豪快に、涼しげに、気持ちよく鳴り響く本作は、今年の夏も私の必須アイテムとなるのである。

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2016年3月21日 (月)

チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット 「シー・ダブリュー・エフ」 (CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT "CWF")

TOTO来日公演の余韻を見計らったかのようにチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットの来日公演が発表された。ピーターフリーステット、TOTOのジョセフウィリアムス、元シカゴのビルチャンプリンの連名による作品制作が進んでいるという情報がリリースされた時から待ちに待った掲題の作品CWFは欧州では昨年2015年秋には発売されていた。その時点で予約していたんだが、追って国内盤が約3ヶ月遅れで本年2016年1月にボーナストラック追加で発売というリリースが出た途端に欧州盤をキャンセル。待ちに待ち過ぎた待望の作品を国内盤で発売と同時に入手。なのでもう既に発売から2ヶ月くらい経つし何度も聴いている。何かとネタが色々あり過ぎてブログに取り上げるのが今頃になってしまった。来日公演も発表されたことなんで丁度イイかと。

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この顔触れは過去にLAプロジェクトとしてライヴDVDなんかも発売されているが、こうして純然たる新作は初めて。顔ぶれから連想されるとおりのアメリカ西海岸のAORサウンドであるが首謀者はこの中では一番無名なギタリストのピーターフリーステット。私もこの名前自体、前作の「ウィリアムス・フリーステット」で初めて知ったくらいだったが、TOTOのヴォーカリストのジョセフウィリアムスや元シカゴのビルチャンプリンが信頼を寄せて作品を制作するくらいだから西海岸サウンドへのリスペクトと情熱は誰にも負けないものがあるのだろうと思う。そもそも私も鈍感で、2013年にウィリアムス・フリーステットとしての来日公演が東京のコットンクラブであった時にいつものマイミク某Mちゃんのつぶやきでその存在を初めて知った。教えて貰った下記写真の「ウィリアムス・フリーステット」CDを購入したところ見事にドハマり。

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収録曲の中でも Swear Your Loveは単なるAORの範疇を超えてる素晴らしくメロディアスでポップな、80年代産業ロックと言ってもイイくらいのキラーチューンでその後何回聴き倒したか分からない。それでその2013年の来日公演もジョセフウィリアムスが来るならちょっと行ってみようかなと迷ったが、確かその頃に東京地方に爆弾低気圧が近付いていて、面倒だからイイやと行かなかった。そしたらその時にライヴに行ったマイミク某Mちゃんのミクシィつぶやきを見て大後悔。ライヴが素晴らしかったのは言うまでもないが、終演後にはサイン会もあり確か2枚くらいCDジャケにサインを貰っておられたと思う。それを見てまさに地団太を踏んで行かなかったことを後悔したと言うショボイ思い出が残ってしまった。未だにあの時マイミク某MちゃんがミクシィアルバムにUPされた「ウィリアムス・フリーステット」CDジャケにジョセフウィリアムスとピーターフリーステットのサインが綺麗に記入された写真を思い出しては暗い気分になる(苦笑)。この頃からだ、迷ったらGO、という哲学を実践しようと決意したのは。

話は逸れたが今回のCWF、自分はAORの大家ではないので軽~く各曲ごとに一言レビューみたいな感じで。

① Runaway
オープニングは、まずはファンの心を掴みましょうって感じの爽やかポップ。気持ちイイ西海岸サウンド。メインヴォーカルはジョセフウィリアムスのクリアな歌声で、ブリッジ部分はビルチャンプリンの枯れた渋い歌声で、って感じで分担されてるかな。良い意味で言う事ありません。

② Nightfly
国内盤用にアレンジを変えてるらしい。ブラスが鳴り響きつつボトムがうねる感じで他の収録曲とは少し異質。

③ Aria
本作リーダートラックで、いかにもAORって感じのメロディの綺麗なミディアムテンポの美しい曲。TOTOのTHE SEVENTH ONEが好き過ぎる私からするとサビのメロディはStop Loving Youを思わせる。そんなこと思うのは私だけが。そしてそのサビが転調するに至っては胸がワクワクし過ぎて勝手にロマンティックな気分になる。短いシンセソロはTOTOのスティーヴポーカロが参加していて更に続くピーターフリーステットの短いギターソロはメロディも音色も美味し過ぎて、なんでもっと長く弾いてくれないんだと悔しくなるくらい。

④ Two Hearts At War
これもミディアムテンポのキャッチーなメロディが光る曲。聴き易い。

⑤ Still Around
ビルチャンプリンがメインヴォーカルでサビでジョセフも歌っている。典型的なAORバラード。

⑥ Rivers Of Fear
ビルチャンプリンとその息子ウィルチャンプリン、そしてジョセフによるアカペラナンバー。個人的にはアカペラはあまり興味が無いけども、アルバムのアクセントとしては有効。

⑦ All That I Want
これも最初ビルチャンプリンが歌い、サビでジョセフ登場って感じで、結構普通のロックっぽい。勿論メロディは聴き易く、途中のインスト展開はシカゴの曲にこんな感じあったなぁと思わせてくれる。

⑧ After The Love Has Gone
出ました(笑)、AORの定番。LAプロジェクトのライヴヴァージョンをここで再録しているそう。そりゃ作曲者の一人であるビルチャンプリンが参加してるんだからここで収録することには誰も文句は言えない。私個人的にはこの曲の入ってる作品はコレで3ヴァージョンになった。エアプレイとジェイグレイドンのソロプロジェクトと本作。で、この曲の初出であるEW&Fヴァージョンは持ってないというね(笑)。そのうち買い揃えておきます。

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⑨ Carry On
変な言い方かも知れないけどイントロのギターがいかにもAORな響きの音色で、ピーターフリーステットの西海岸AORサウンドへの愛を感じてしまう。歌メロが始まってからもコーラス含めてメロディアスで美しい曲。

⑩ Evermore
本編ラストは子守歌のようなスローバラード。AOR作品の最後を締めるにふさわしい。ジョセフの歌声がホントに甘い歌声で、そこはTOTOでの歌い方では聴けないAORシンガーとしての本領発揮だと思う。

⑪ Lavender Moon
ここから2曲は国内盤ボーナストラック。まずはビルチャンプリンが中心で歌う少しリズムが跳ねるような黒っぽいファンキーな感じの曲。ジャズっぽいオルガンソロやギターソロの応酬なんかもあって音楽的には結構楽しめる。黒っぽいのはあまりフェイバリットでは無いんだけれども、爽やかAOR作品に1曲くらい入っていても良いアクセントになる。

⑫ Ocean Drive
ボーナストラック最後はヴォーカルなしの、ピーターフリーステットのギターが気持ちよく聴けるインスト曲。タイトルから想像できる通りの、まさに海辺を軽快にドライヴするような超爽やかな曲。狙いすぎでしょってくらいのギターの音色が、やるならこれくらい振り切ってやってほしいと思っている私にはツボである。とにかく他のジャンルでもそうなんだけど、何らかの部分に振り切ってるのが好きな私なのである。

以上、全曲簡単レビューでした。CWFの3人だけじゃなくて、上でも述べたスティーヴポーカロや、更にはAORの顔役かつTOTOを聴いてる人なら思わずニヤけてしまうランディグッドラムの参加もあって、そこら辺は本作首謀者ピーターフリーステットの理想の西海岸AORサウンド構築への執念すら感じる。また本作のライターとしてはジョセフはクレジットされておらずヴォーカリストに徹した感じのようだが、一方のビルチャンプリンは全12曲中6曲にクレジットされていて、なかなかの本気度だったのかも知れない。最後にあえて前作「ウィリアムス・フリーステット」と比較するならば、Swear Your Loveのような強力キラーチューンが無いのが少し惜しい。トータルとして平均より上って感じで、それはそれで申し分ないのだけどやっぱりSwear Your Loveのような曲が一曲欲しかったかな(←しつこい)。でもいつでも気持ちよく聴けるAORファン必須の名作です。

さて問題は来日公演だな。ブルーノート東京って事で地方民には辛いところだぞ・・・。尚更まだ首都圏に住んでいた2013年にウィリアムス・フリーステットの来日公演に行かなかったことが悔やまれる。平日で東京か・・・(苦笑)。

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2016年3月13日 (日)

TOTO 2016年来日公演6日目(尼崎) TOTO JAPAN TOUR 2016 (Mar 12, 2016 @ Amashin Archaic Hall HYOGO)

充実の最新作「TOTO XIV ~ 聖剣の絆」を引っ提げてのTOTO来日公演、尼崎のアルカイックホールに参戦。前回2014年の35周年記念来日公演では相変わらずの現役度全開の素晴らしいベストヒットライヴを堪能させてもらった。一度は行っておきたかったVIPパッケージにも行って大満足であったが今回はVIPはパス。デヴィッドハンゲイトも居れば申込もうと思ったんだけど。なかなか個人的な状況が好転しない中でせっかくの来日祭もイマイチ気分が盛り上がらない気持であった。合わせて昨日ブログでも書いたキースエマーソンの辛すぎる状況での逝去も重なり、なんかもう外に出かけるのも気が重いなという感じであったが何か月も前にチケット買ってあったし出かけるかと重い腰を上げたのである。でもやっぱり行って正解、ライヴ自体は本当に素晴らしいものだった。それでは早速レポいきます。

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2016年3月12日(土)、早朝からキースエマーソン逝去の情報を追うのに頭一杯になり、若干寝不足状態で自分なりのキースエマーソン追悼ブログを書いていざ出陣。京都亀岡から尼崎、遠い(笑)。でもどうせ亀岡からはどこに行くのも遠いし仕方ない。その代わりライヴ終了後はソッコーで帰るのが恒例になってしまうが。例によってせっかく田舎から都会に向かうので途中の梅田で下車してブラブラするため早めの13時ごろ家を出る。最寄駅に向かいそして電車に乗ったところで思い出す。しまった、土曜日恒例の関西ローカルの人気番組「よしもと新喜劇」と「土曜はダメよ」を録画予約しておくの忘れた・・・。キースエマーソンの事とTOTOライヴに出かけることで頭が一杯で。大阪駅(梅田)で降車して腹ごしらえの後DU大阪店を覗く。オッと思う中古の品があったんだが結構なお値段で、金欠のため購入断念。もうその商品の事は忘れることにして梅田から阪神電車で尼崎へ。なんだかんだ尼崎に行くの生まれて初めてだったりする。

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TVの撮影スタッフみたいな人がいて街角インタビューをやっていたが捉まってTVに映るの恥ずかしいのでそそくさとアルカイックに向かう遊歩道へ。アルカイックが見えて来たけどなにしろはじめて行く場所、どこが正面なのかが分からない。ウロウロしてやっと正面へ。既に先行物販の行列が。

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何とかとりあえず物販でパンフだけ購入。もうTシャツとか買ってたらどんどん財布が軽くなるしパンフだけでイイやって。

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パンフは今回もとてもしっかりした重厚な作りで好感が持てる。17時15分開場して場内へ。SNSでつぶやいて遊びながら18時過ぎ、いよいよ開演。以下、セットリストの順番通りに。

Running Out Of Time
オープニングナンバーは最新作から。勿論CDで聴いてもカッコ良くて好きなんだけども、こうしてライヴで聴くとこれ、ライヴのオープニングにピッタリだってことが凄くよく分かる。当然会場は最初から総立ちで大盛り上がり。この日の朝からの重たい気分が吹き飛ぶ。すっかり気分が変わった。よし楽しむぞって!

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I'll Supply The Love
2曲目は何と1stからのポップで軽快な曲。コレやってくれるかぁ~と意外さに驚きつつご機嫌に盛り上がる。会場も自分もノリノリ。素晴らしい。ルークの「ハロー、オーサカ」みたいな挨拶はご愛嬌(笑)。いや尼崎は大阪府じゃなくて兵庫県なんですけど、とかそういう野暮なことは言うまい。クラブチッタ川崎で来日公演をするミュージシャンが「コンバンワ、トーキョー」って言うようなもんだから。それに私は京都人なので大阪も兵庫も大して変わらないし(笑)。

Burn
再び最新作から。ちょっと雰囲気変えて暗く始まって壮大に盛り上がるこの曲、ライヴの流れの中で起伏を作るのにちょうどいい選曲でもある。

Stranger In Town
4曲目はこれまた意外、ヴォーカルがファーギーフレデリクセン期の1stシングル。前半リードヴォーカルを取るデヴィッドペイチが鍵盤を離れてマイクを持って歌いながらステージを練り歩く。面白い。これが聴けるんなら今度機会があるときはAngel Don't Cryも聴きたいぞ。そして気が付く、ここまでのアタマ4曲、全て前回2014年の来日公演では演らなかった曲ばかりなので非常に新鮮。

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I Won't Hold You Back
コレは欠かせないわな、ルークがリードヴォーカルを取るヒットバラード。しっとりした歌から鍵盤が盛り上げていってギターソロに入るところが大好き。

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Hold The Line
コレも欠かせない初期TOTOの代表曲。この曲は大体セットのラストとかアンコールのイメージがあったので、この位置できたかと言う意味で新鮮であった。

Georgy Porgy
サポートボーカルの人が大活躍するこの曲、有名曲だけどそう言えば2014年来日公演では演ってなかったな。

Afraid Of Love
これまた意外な選曲。大ヒットアルバムTOTO IVからルークがリードヴォーカルの曲。私個人的には結構飛ばしていてあまり聴いてなかった曲なので、こうしてライヴで聴くと大陸的な大らかなリズムやメロディが気持ちイイ。うん、ライヴで聴くと魅力が増すというのは曲自体に魅力がある証拠だと思う。

Bend
スティーブポーカロが難病に苦しんでいた弟の故マイクポーカロの為に作った曲。最新作のボーナストラック扱いだったのでこれも意外な選曲。しかしこの選曲には意味があったのをこのあと知ることになる。

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ここで、Bendの演奏終了後にスティーヴポーカロにスポットライトが当たってMCが始まったのだが、これが異例の長いスピーチとなった。全編英語なので(当たり前!)詳しくは内容は分からなかったけど、この日の早朝にキースエマーソンが逝去したというタイミングもあってかキースエマーソンから影響を受けたことを話しつつ、ジェフポーカロ、マイクポーカロ、そしてキースエマーソンへの思いを切々と語る。これで私は涙腺決壊、泣けて泣けてしょうがなかった。この部分があったことにより、この日の尼崎公演はスペシャルな公演になったと思う。

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Pamela
ようやく私の一番好きなアルバムTHE SEVENTH ONEからの曲。いつもは盛り上がる曲なんだけど直前のスティーヴポーカロのスピーチで泣いてしまった余韻が続いていて盛り上がることが出来ず。参ったなぁ。

David Paich Piano Solo
ペイチのピアノソロだが、ここでも演奏前にペイチがキースエマーソンの事を話していた。やはり鍵盤の両名には大きなインパクトを与えた偉大なミュージシャンだったんだと思う。

Great Expectations (incl. Can You Hear What I'm Saying)
最新作から期待のTOTO風プログレ曲。プログレファン的にこういった曲はスタジオ盤も素晴らしいけどライヴでこそ聴きたいってもの。改めてスリリングかつ劇的な素晴らしい曲展開に聴き惚れてしまった。それだけでも大満足なんだけど途中のインストセクションでジョセフウィリアムスが、私の脳裏に刻まれた名曲の一節を歌ってこの曲に混ぜ込んでいることにハッキリ気付いた。90年の当時としての新曲入りベスト盤、PAST TO PRESENT 1977-1990に収録された、TOTOのメンバーの中では無かったことにされてる可哀想なジャンミッシェルバイロンがリードボーカルの曲 Can You Hear What I'm Sayingを歌ってるではないか! 私のお気に入りの曲だけに私的にはプレミア感満開。細かいところに気付く私はマニアック過ぎましたか、スイマセン・・・。

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Without Your Love
FAHRENHEITからルークがリードヴォーカルの曲。へぇ~コレやるかと、ここでもちょっと新鮮な気分。

Bridge Of Sights
前曲からそのまま続いて実質ルークのソロコーナー。ベースの仙人リーランドスカラーとドラムのシャノンフォレストのサポートで濃厚なブルージィなギターソロ。私は知らなかったんだけどロビントロワーの曲だそう。

Holy War
最新作からポップでメロディアスな曲。こういう分かりやすい曲はライヴ映えする。聴いてて非常に気持ちいいしノレる。「ホーーーリィウォー」ってところは客も一緒に合唱です。一緒に歌えるから尚更楽しい。

The Road Goes On
おぉ~、久しぶりに聴くなぁこの曲。TAMBU収録のコレをやってくれるとは思わなかった。コレも改めてライヴで聴くと名曲だなぁって。ジェフポーカロが亡くなった後、これからも頑張るよとバンドを継続することをジェフに伝えるかのような曲であったと思っているが、今回はその思いを昨年逝去したマイクポーカロにも伝えているかのような、勝手にそんな思いがした。その意味で泣ける。名曲だ。家に帰って久しぶりに聴こうと思ったらCDが無い! どうやら何かの機会に中古屋さんに売ってしまってたようだ・・・。また買い直さなきゃ(笑)。

Orphan
最新作から。この曲もキャッチーでノリも良くてライヴ映えする。最新作はライヴ向きな曲が揃っているんだってことを実感。

Rosanna
セットのラストはライヴに無くてはならない大ヒット曲。サビは大合唱。なのでこれから参戦する人はサビが歌えるようにしておきましょう。一緒に歌えば楽しさ倍増です!

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--- encore ---

On The Run (incl. Child's Anthem / Goodbye Elenore)
アンコール1曲目。前回ツアーではオープニングだったこの曲は子供の讃歌とエレノア入りがすっかりお馴染みで盛り上がる。オープニングでもアンコールでもよく似合う素晴らしい曲であり演奏。

Africa
そしてアンコールラストは超超超名曲アフリカ。コール&レスポンスあり。何と言っても今回はパーカッションのレニーカストロが参加してるからプレミア感がある。勿論レニーのパーカッションソロが大いにフィーチャーされていた。更にその後は「パーパッパッパパッパッパー」を客が口で演奏しなければなりません。これから参戦する人は家で練習してから行きましょう。

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大いに盛り上がって終了。

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以上、今回もホントに素晴らしい現役感全開のライヴだった。年齢を重ねても衰えってものが無いんだからこの人たちは。来日前に肺炎になったと伝えられたジョセフも、いやいや今までで一番喉の調子がいいんじゃないの?って思うくらいの絶好調。実は前回2014年の来日公演がまさにヒット曲や有名曲満載のベストヒットライヴだったから満足感が大きくて、逆に今回もあの感じだったらマンネリを感じたら嫌だなとか思っていた。ところが今回は前回と同じ曲は6曲くらいで後は全て前回演らなかった曲ばかりでしかも最新作からも6曲と、極めて新鮮さを感じるライヴだった。衰えを知らない演奏力と幅広いレパートリー、TOTOはこれからもまっだまだ現役バンドとして前進できるに違いないと実感できるような素晴らしいライヴでした。

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私にとっては2016年最初のライヴ参戦、新鮮味と満足感のあるクォリティの高いライヴに参戦で来てとてもラッキーでした。

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2015年3月22日 (日)

TOTO XIV ~ 聖剣の絆 (TOTO "XIV" )

歓びをもって迎えるはずだったTOTO待望の新譜、その発売のタイミングで闘病中だったベーシスト、マイク・ポーカロの訃報がもたらされた。結果としてマイクポーカロへのDedicate作としての意味合いも含まれることになってしまったTOTO XIV~聖剣の絆。そういった思い入れを持って聴かざるを得ない気分の時もあるが、ここは出来るだけ冷静に単純に本作を取り上げてみたい。

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商品としてはとりあえず国内盤の紙ジャケ仕様で購入。キングレコードさん恒例のメーカー特典クリアファイル付。

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Tシャツ付BOXもあったけど、Tシャツ商法にはあまり興味が無いのでパス。早速内容だが既に7回くらい通しで聴いた。短期間で7回も通しで聴けるくらいだから良い意味で聴きやすく興味深く充実の新作だと思う。相当気に入ったの全曲レビュー行きます。

① Running Out Of Time
イントロの出だしからルカサー色全開のスリリングでカッコいいギター中心のインストセクションでスタート。あぁ~、90年代以降のスティーブルカサーのソロなのかTOTOなのか区別のつきにくい傾向が今作も続くかと一瞬思ったが、サビへと向かって雄々しく展開されるジョセフウイリアムスのヴォーカルメロディが盛り上がっていくところでホッと安心。いや、安心どころか非常に素晴らしい盛り上がり方をする駆け上がるヴォーカルメロディが最高。全曲でドラムを叩くキースカーロックのプレイもタイトかつ変幻自在で、その部分を見逃すと実はこの曲の良さが分からないかも知れない。とてもフィットしている。

② Burn
前曲とは一転、デヴィッドペイチのピアノによる陰鬱な始まり方をするこの曲はサビにおいて雄々しく重厚に盛り上がる。ドラマティックな展開を持つのでイントロだけ聴いてスキップしてはならない。ドラマティックTOTOが味わえるのである。

③ Holy War
軽快なギターカッティングによるイントロ、ルカサーのソロ1stあたりに入っていそうなコンテンポラリーな始まり方をしてヴォーカルが入るとそのままキャッチーなサビへ。キャッチーさと言う意味では本作の中では一番耳を捉える作風で気持ちよく聴ける。天気の良い日に聴きたい曲。こういうの、好きです。

④ 21st Century Blues
コレはもう・・・・タイトルからしてそのまんま。ルカサーのソロでやってくださいよぉ~って感じのブルージィな曲。ルカサーこういうの好きなんだなぁ。私はTOTOにブルーズは不要派でして・・・(笑)。

⑤ Orphan
確か本作から最初にPVが公開されたリーダートラックになるのかな。PVを見たから余計にそう思うのかも知れないけど慌ただしい都会の夕景が思い浮かぶイントロ、そして疾走系の展開がカッコいい。メロディも聴きやすい。リーダートラックだけにTOTOとしては今作の挨拶代わりの一発であり、聴く方もこの曲を本作の入り口とするだろう。私個人的には1曲目がいきなり気に入ってるのですんなり1曲目からは入れるけど。

⑥ Unknown Soldier (For Jeffrey)
ちょっと重ためなバラード。これも結構ドラマティックな展開を持つ。のんびり気分よく聴き流せる曲では無いな。腰据えて聴かなければならない、そんな感じの曲。

⑦ The Little Things
スティーブポーカロ作、リードボーカルもスティーブポーカロ自ら。80年代のIV~セブンスワンあたりが好きな私なんかからすればこういう小洒落たAORタイプの曲が1曲入ってるだけでTOTOの作品としてとても安心できる。なんか90年代以降のTOTOってルカサー色が強くてハード目な印象が強かったから。優しく綺麗なメロディが気持ちを和ませる。ファーレンハイトに入っていたLea的な曲かな。それにしてもスティーブポーカロのヴォーカル、結構上手いやん。最初聴いたときは普通にジョセフが歌ってるのかと思った。

⑧ Chinatown
ピアノとシンセによるイントロがなんか映画のサントラ的でいかにもペイチが作ったんだなぁって分かる曲。ひとしきり盛り上がったメロディのあとは一転してこれまたお洒落なAOR的展開となる。うんうん、イイよこういうの。これもTOTOだから。

⑨ All The Tears That Shine
これまたペイチ作の、優しいメロディのAORタイプ。いやぁ~癒される。疲れてる時に聴くとイイ。ただ、AORタイプが3曲続くのはどうなんかな? 良い曲だし私は明らかにこういう曲は好きなんだけど。

⑩ Fortune
ジョセフ作の曲。ジョセフがバンドに持ち込んだからにはこれこそメロディアスなAORタイプなのかと思ったら案外そうでもない。重ためのシリアスなメロディが続く。

⑪ Great Expectations
来ましたねぇ、あからさまなプログレ曲。次々と目まぐるしく展開が変わり今作のTOTOを象徴するようなドラマティックな曲。コレはカッコいい。プログレと言っても重たくはなく、アレンジ、メロディ共に飽きないような工夫がされていて、プログレなのに聴きやすい。TOTO風のプログレは初期にもあったと思うけどそれらの大陸的アメリカンプログレ曲とはまた一味違う、かといって英国、欧州風プログレとも違う、新鮮なTOTO風プログレ。いやコレは素晴らしい。出来ればもう2~3分長く盛り上がってくれても良かったくらい。少なくともイエスのヘブン&アースより遥かに傑作です(そこと比較するか、笑)。

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⑫ Bend
このスティーブポーカロ作によるボーナストラック、いかにもボートラって感じで、別になくてもイイくらいの曲とも思えるのだが、どうやらこの曲、スティーブポーカロが闘病するマイクポーカロを思って作ったっぽい。そうと分かるとこれはヤバいでしょ。この新作への聴く側の思い入れと言うか意味合いが変わってしまう。泣いてしまうやないか。

以上、全体としての印象はとにかくドラマティックTOTO。過去作の何かに似ているかどうか、という聴き方をしてしまいがちではあるが、じゃあ何かに似ているかと言われればそうでもない。あくまでもその後のTOTOというか、メンバーが名作IVと次に来てもおかしくないというならそれはそうなのかも知れない。メロディアス、ハード、ブルーズ、AOR、プログレと多彩な音楽性が網羅されているという意味ではいかにもTOTOらしい。そのTOTOらしさを感じることが出来るのが嬉しいし、どれかの傾向に偏ってないところが今作の評価を高めることにもなるであろう。少なくとも前作、FALLING IN BETWEENよりは聴く機会が多くなることは間違いない。家でじっくり聴くも良し、通勤中に聴くも良し、クルマでドライブのお供にするも良し、お洒落なシチュエーションで聴くも良し。様々な局面に必ず1曲はフィットする。音質的には80年代のシャッキシャキの音ではなく耳触りの良いクリアな音で個人的には好感を持っている。あえて言うなら曲順をちょっと工夫すればもっと印象が良くなったかなと言う気はする。せっかくの聴きやすいAORタイプの曲が後半に3曲続くのが、もうちょっと並びをバラせばもっと良かったような。

2008年に実質解散状態だったはずのTOTOが、活動を再開したのは闘病するマイクポーカロ支援が目的だったわけだから、マイクが逝去した今、現在のTOTOがどのようなモチベーションで活動を継続するのか、あるいは目的がなくなった以上は何らかの終幕を考えてしまうのか、その辺がちょっと心配ではある。とりあえず今は届けられたこの新作を色々な思い入れを持って堪能したい。

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2015年2月 2日 (月)

TOTO "PAST TO PRESENT 1977-1990 Special Edition(TOTO 「グレイテスト・ヒッツ~スペシャル・エディション」 CD+DVD)

なんで今頃こんなの取り上げるの?って声が聞こえてきそうだが、私が遊びでやってるブログなのでそんなのは私の勝手です(笑)。

エディジョブソン40周年BOX? 依然として映像を観てないんだって(苦笑)。観てないんだからブログは書けない。観たら書くから。

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先々週土曜のカラオケ新年会の時に私が歌った曲のウチの一つがTOTOのStop Loving Youだったんだが、イエスのファンの間でイエスについて会話したりSNSでやり取りすると数年に一回は必ず出てくる話題が、TOTOのStop Loving Youでジョンアンダーソンがバッキングボーカルで参加してるんだぜ、みんな知ってた? みたいな話。もちろん私も昔っから知ってるんだけど今回のカラオケでこの曲を予約セットしたらきっちり出ましたこの話題(笑)。ジョンウェットンつながりで参加してた人ばかりだったがみんなたまたまイエスも良く知っているという方ばかりだったから。

88年にTOTOの大傑作、THE SEVENTH ONEが発売されてStop Loving Youでジョンアンダーソンがバッキングボーカルで参加してるって話だったが、当時CDで聴いたときはよく耳を凝らして聴いてもジョンアンダーソンが参加しているってのは少々わかりにくかった。確かにサビの部分のコーラスでジョンらしい歌いまわしと言うか節回しを感じるかなって程度だった。もっともこの作品はゲストが誰であるか云々よりもそもそも作品自体が傑作だったからジョンがどこで参加しているかは大した問題では無かった。

ところが、それから約2年後の90年に発売されたTOTOの当時としてのベストアルバム、PAST TO PRESENT 1977-1990 において収録されたStop Loving Youでは、THE SEVENTH ONE収録の同曲では聴こえなかったジョンアンダーソンのボーカルが誰の耳にも分かる形で聴こえてきて、あぁそうだったのかと耳からウロコだったのを覚えている。間奏のインスト部分でバッキングボーカルと言うよりもメインのソロボーカル扱いである。このジョンアンダーソンによるソロボーカルが、なぜTHE SEVENTH ONEではバッサリ削除されているのかは私は知らない。何かレコード会社の意志とか事情でもあったんだろう。

今やTOTOのベストと言えば90年代以降の歴史も俯瞰した上でもっと音質の良いベストが発売されてるので、このPAST TO PRESENT 1977-1990はほとんど不要扱いの人も多いだろう。当時のCDなので音圧も低いし。ところが私はコレをわざわざ1~2年前に改めて入手したのである。写真のブツは2009年頃に再発されたらしいボーナスDVD付のスペシャルエディション。実はこのベスト盤の中に、ジョンのソロボーカルがハッキリ聴こえるStop Loving Youだけでなく、ここでしか聴けない名曲があるのである。TOTOのメンバーの中では無かったことにされてしまっているヴォーカリスト、ジャンミッシェルバイロンが歌う90年当時の新曲のウチ、Can You Hear What I'm Saying って曲。TOTOらしいエスニックなリズムを導入しながらもメロディアスで鍵盤も煌びやかで相当な名曲だと思う。コレを聴きたいだけの為に個人的にこのCDは重宝している。未だに時々この曲を繰り返し聴き続ける日があるくらい。

TOTOのメンバーが無かったことにしてるくらいだから今後もこの曲が何かに収録されるって事もないだろうし、ましてやライブで演奏されることもないだろう。それだけに案外このCDは貴重度が高い。音圧低いけど(笑)。

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