2019年9月 4日 (水)

ビッグ・ビッグ・トレイン 「グランド・ツアー」(BIG BIG TRAIN "GRAND TOUR")

一昨日から昨日にかけての泊まり勤務の仮眠時間、珍しく3時間くらいグッスリ眠れた。普段は仮眠時間と言ってもなかなか職場の仮眠部屋ではそんなにグッスリは寝れない。自宅じゃないからなのか自分が神経質だからなのか分からないけどせいぜいウトウトするだけって感じ。それがよく眠れたのに加えて朝帰宅してからも家で昼間もまたグッスリ寝てしまった。更に夜は夜で晩ご飯食べた後すぐに眠たくなって、録画していたよしもと新喜劇を観てる途中で寝落ちしてしまった。そして公休の今朝、よく寝たのにまだ体がスッキリしていない。連休も無ければ夏休みも無い仕事、夏バテきたかなぁ~。あぁ~まとまった休みが欲しい(来月10月まとまった休み申請中www)。というワケでホントは今日は自分の買い物(オカン指令ではないww)で街に出掛けようかと思ったけどしんどいので止め。ウォーキングも午前から晴れたり雨降ったりカミナリ鳴ったりの天候不順でイヤな感じの蒸し暑さなので無し。家籠りでCD聴きながらブログでも書くかと。

少し前にある興味からジェネシスのコーリングオールステーションズを中古で買った。国内初版CDを500円でww。発売は97年だっけな。フィルコリンズが脱退して、レイウィルソンがヴォーカルで加入してのジェネシス再出発作。でもこれだけで活動は尻すぼみになって。ポップなインヴィジブルタッチも好きだったし、少しプログレ大作風味に寄せた楽曲も収録したウィキャントダンスもお気に入りだったんだけど、コーリングオールステーションズはCDショップの店頭で試聴だけしてそのままスルーしてしまったのだったwww。あれから20年以上全く興味が無かった。

話は続くんだぞww。掲題のビッグビッグトレインの最新作を買ってみようと思った。むかしの若い頃はプログレマニアを目指してた時期もあったし、いやプログレだけでなく何でも聴こうとしていた時期もあった。でもここ20年くらいはもうそういう事に時間を割く気にならなくて、どの音楽にもそれぞれの良さがあるのは分かる、という物分りのイイ自分になれたことで良しとして、どうしても好きな音楽とその周辺しか聴かなくなった感もある。エイジア、ジョンウェットン関連、イエス関連、ドリームシアター関連ね。で、たまたま何かの記事を見たのか何だったのか、久しぶりに新し目のプログレ作品を聴いてみようと思って買ってみたのが掲題の作品である。

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またまた、収納に困るデカいブックレットww。

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新しいと言ってもこのバンドも90年代前半にデビュー作を出していて30年近くのキャリアがあるようだ。NHKFMのプログレ三昧なんかでもオンエアされていたよな確か。それでもスルーしていたんだけどww。ところがリーダートラックとして公開されたAliveという曲をYoutubeで聴いて、オッ、って思ったのだ。メロトロンが薄く流れながらも軽快なポップソングでメロディが私の耳を捉えた。

メンバー構成がマニアックに気になる。メンバーチェンジは数多くあったようだけど、現在のメンバーはドラム、ヴォーカルで元スポックスビアードのニックディヴァージリオ、ギターで元XTCのデイヴグレゴリーなんかも参加している。ニックディヴァージリオなんかはもう中心メンバーと言っていい位置付けなのかな。スポックスビアードの最近作にドラムで参加していたけど正式復帰では無かったし。オリジナルメンバーのグレッグスポートンと共にプロデュースを務めるのは現ヴォーカリストのデヴィッドロングドンという人。楽曲の提供はスポートン、ロングドン、ディヴァージリオの3名が中心のようだ。それでこのプロデュースも曲提供もヴォーカルも務めるデヴィッドロングドンって人が誰なんだ?って調べたら、上記で述べたジェネシスのコーリングオールステーションに繋がったのだ。なんでもフィルコリンズの後任ヴォーカリストのオーディションに、レイウィルソンと共に最後まで残っていたらしい。最終的に採用されたのはレイウィルソンだけど、そう言えば本作で聴けるデヴィッドロングドンのヴォーカル、ピーターゲイブリエルを思わせる声質である。更にいうならジェネシスのコーリングオールステーションズ、ドラムで数曲、当時スポックスビアードだったニックディヴァージリオが叩いている。という事で本作品を聴くにあたって参考資料としてジェネシスのコーリングオールステーションズをワンコインで買っておいたのだったwww。ジェネシスにもスポックスビアードにもXTCにも関連する。私の趣味にとても近いじゃないか、だったら1枚聴いておくかみたいなね。

で、聴いてみた感想。シングルポテンシャルのあるAliveでオッ、ってなったし、他には14分前後の大曲が3曲もあってなるほどプログレマニアな人たちが注目するのも分かる。本作では5人の管楽器隊と18人の弦楽器隊もレコーディングに参加していて、そういう意味では非常に豊潤なサウンドになっている。アコースティック、エレクトリック、生の弦楽器に管楽器、落ち着いた音像の中でそれぞれが出過ぎない程度に役割を果たしていてとても聴き心地の良いサウンドだ。メロディも悪くない。ただ、これはもうホントに個人的なアレなんだけど、私のツボにハマりそうでハマり切らなかった。貶しているのではない。大変良く出来た充実の作品だと思うし、クォリティも高い。それは間違いない。でも今の私は以前のようにプログレだったら何でも聴くというほどでもないし、そんな暇もない。耳を捉える強力なメロディとか胸に突き刺さるメロディとか、そういう即効性がないとわざわざ時間を割かない。2曲目のAlive、7曲目の14分超えの大作Ariel辺りは個人的にもキタか?と思ったんだけど、う~ん、もう一歩、胸に突き刺さらなかった。私の好きな食べ物であるコロッケで言うならば、甘みやコクがあと一歩足りないコロッケみたいな。もうちょっとで最高レベルのコロッケ的な(どんな比喩だww)。いやでも繰り返すけど、とても良く出来た作品だよ。

多分だよ、もっと時間に余裕があるとき、気候も良くて体調も最高の時に聴くと、更に印象は良くなるかもしれない。今日は蒸し暑かったしww。それにアレか、時間の余裕なんか無いんだけどwww。

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2018年1月 2日 (火)

ダウンズ・ブレイド・アソシエイション 「スカイスクレイパー・ソウルズ」(DOWNES BRAIDE ASSOCIATION "SKYSCRAPER SOULS")

2018年、明けましておめでとうございます。新年一発目のブログ更新です。

フツーに大晦日から元旦にかけて泊まり勤務だったので、お屠蘇気分も何もない私であり、本日1/2が公休で明日はまた泊まり勤務と自分にとっては日常が過ぎて行くのみ。今日も朝起きて、家の掃除して、ウォーキングして、明日の仕事のお弁当用の卵焼きを焼いて、昼ご飯食べて、インスタントコーヒー入れてウチカフェしながらブログを書く、フツーの日常である。そんな日常を少しでも価値的に前向きに、何か1ミリでも前進できたと言える1年にすべく本年も頑張るのみである。でもそうは言っても1ミリでは無く今年こそは何らかの形で自らの財政状況を好転させて、買いたいCDを買い、行きたいライヴに金の心配せずに行ける、そういう状況を掴みとりたい。昨年も泣く泣く買い控えたCD、泣く泣くチケット確保を断念したライヴ、結構あるんだよ。なので今まで以上の気持ちと勇気と具体的努力をしていこうと深く決意している。大事なことは諦めないこと、投げやりにならないことである。

・・・あぁ~堅い硬い固い、そんなこと書いても誰も期待してないか(笑)。早速普段通りのブログ行ってみよう。今回は1ヶ月ちょっと前に国内盤も発売されていたDBAの3rd、ようやく記事書いてみる。

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今回はとうとう御大ロジャーディーンによるジャケとなり、いよいよその道に乗り始めたか?みたいな色んな意味でマネージメント的にもプロモーション的にもリキの入った体制となっている。

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レコーディングに参加しているメンバーもゲスト多数で、豪華とは言わないけどツウなファンからしたらオッ?って思うようなゲストも参加している。ドラムやベースは打ち込みでは無い。トレヴァーホーン界隈のアシュソーンが全曲ドラム、またベースもアンディホッジと言う人が担当。この時点ですでにエレクトロポップでは無くバンド形式を模して制作されているので若干のサウンドの肌触りの違いが予想できる。XTCのアンディパートリッジが参加しているのも意外だったし、ブリティッシュポップ界の有名人勢揃いな感じ。

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さて、内容である。既に通しで5~6回聴いていて、今も聴きながら書いてるんだけど、なぜか今作はすぐにブログ書きたいって気分にはならなかった。その理由が本作を聴いた私の感想にも通じるところではある。忌憚なく正直に書こう。ジェフダウンズは言うまでもないバグルス、イエス、エイジアの主力であり実力実績は言うまでもないし、クリスブレイドも作曲家として様々な賞を受賞しているそうで、またプロデューサーとしても実績があり、この2人が組んでクォリテイの高いものが出来るのは当然である。これまで拙ブログでも関連諸作を積極的に取り上げてきた(以下リンク)。

DBA1st
DBA2nd
PRODUCERS
THIS OCEANIC FEELING

今作も全体的にメロディ、アレンジ共に実に良く練られた楽曲が収められており、非常に完成度が高い。違いがあるとしたら打ち込みサウンドに代わってゲストミュージシャンに楽曲演奏が委ねられている点と、タイトル曲が18分もの大作となっていること、この2点が目に付く。プログレファンの観点からするとこれらの点は好意的なものとして受け取りたいところである。ましてジャケはロジャーディーンだし。

で、そんな評論家的な言い方では面白くない。私の正直な感想を書こう。まず、上記の2点だけど、それによって何かが劇的に変化したかと言ったらそうでもない。良く言えば打ち込みエレクトリックサウンドであろうと生バンドサウンドであろうとDBAとしてメロディ、サウンドは不変である。では、5回も6回も聴いてなかなかブログを書こうとしなかった理由は何かと言うと、ズバリ、私にとっての強力キラーチューンが無い、そういう事である。どんな曲をキラーチューンと感じるかは人それぞれだと思うので、あくまで私の感性で、と言うことになるんだけど例えばDBA1stに於けるRoad To Ruinのような飛翔感と弾けるようなポップ感覚に溢れた曲が無い。また、THIS OCEANIC FEELINGに於けるKarma Cameraのような胸に染み入って思わず遠くを見つめたくなるような強力な哀メロ美メロの曲が無い。かすってる曲は沢山あるんだけど。自分にとっての作品への入り口となるようなキラーチューンが残念ながら個人的には無かったのである。誤解の無いように言うと決して駄作では無い。いやむしろDBAとしての集大成とも言える最高作なのかも知れない。全てにおいて高水準な作品である。でも私には入口が無い。だから何度聴いても、悪くはないんだけど気が付くと終わっているような、そんな感じ。これで1曲だけキラーチューンがあると、途端に過去最高作!って大騒ぎするところなんだけど、そこのところが少し残念だった。従って今作を聴いていて気が付くと終わっていて、そしたら急にDBA1stのRoad To RuinやTHIS OCEANIC FEELINGのKarma Cameraを聴いてしまったよ。

以上、例によって上げてるのか落としてるのか、分からない書き方になったけど正直な感想でした。ジェフダウンズは今年も#YES50のツアーに、そしてその絡みでイエスのフライフロムヒアのトレヴァーホーンによるヴォーカル版の編集作業、またバグルスとしての新曲の制作、合間をぬってエイジアのライヴ、またパンパンに太った身体のダイエットと大忙しの日々になるようだ。ジョンウェットン大先生との未完のエイジア曲の完成はいつになる事やら、実現してほしいけど、実現してしまうともうホントにそこで先生の遺作扱いになってしまうのが寂しいような、難しい感情と期待を抱きながら今年もその動向に注目して行きたい。

最後になりましたが、今年も一年、書きたい時に書きたいことを書くだけの拙ブログですが、楽しんで下さる方がいらっしゃいましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。

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2016年9月20日 (火)

【Short Review 21】XTC "ORANGES & LEMONS"(Steven Wilson 2015 Mix)

久しぶりにチャチャっとショートレビュー。昔から気にはなりつつもなぜかスルーしていたXTC、昨年に掲題の89年作、オレンジズ&レモンズがリマスタ職人スティーヴンウィルソンの2015年ミックスで出た時に、いつものマイミク某Mちゃんが大好物として絶賛されていたので気にかけていた。その時は失業中で節約モードだったので買い控えていたのを今回ビートルズのハリウッドボウルのライヴ盤を購入するついでに購入。

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XTCに関してはすんごいマニアの方も存在するようだし、私はある意味門外漢。XTCの音楽性をうまく言い当てる語彙も持たない。アンディパートリッジという英国ポップロックの奇才が作ったメロディアスでポップで芯がしっかりしてる楽曲は私のツボには引っ掛かってくる。発売した当時ヒットしたらしい本作2曲目のThe Mayor Of Simpletonは確かに聴き易く大衆性がある。いや、ほんと私の語彙が少ないというかありきたりで申し訳ないが、ビートルズ直系のブリティッシュポップロックの王道だと思う。そのほかの曲も気持ちよく聴けるポップな曲もあれば、いかにも英国ポップ職人ならではのひねくれポップ感もあって、飽きずに聴き通すことが出来る。次作のノンサッチも買おうかなと思い始めてるくらいだ。敢えて拙ブログ的に言うならば本作は薄ぅ~くキングクリムゾン繋がりでもある。ミスターミスターのドラマーで、後にキングクリムゾンに加入することになるパットマステロットが本作のドラムを担当している。

なお、今年2016年はトッドラングレンがプロデュースしたXTCの86年作、スカイラーキングもスティーヴンウィルソンのミックスでまもなく発売予定で、これはワケあってずっと前から購入予定だったので既に予約済み。そこら辺の過去からの思い出含みの話はまたスカイラーキング購入時に記事UPします。

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