2020年8月 1日 (土)

カンサス 「ジ・アブセンス・オブ・プレゼンス」(KANSAS "THE ABSENCE OF PRESENCE")

まずはPCR「陰性」(笑)の続きから。熱もすっかり下がってるんだけど頭痛だけが治まらない。前回記事でも書いたけど10年前の頸椎の動脈解離が頭をよぎったので、今朝改めて京都では脳神経外科で定評のある病院へ行ってきた。MRIとかレントゲンとかで調べてもらった結果、脳神経、動脈は特に異常なし。じゃあこの頭痛、なんなんだと。首のレントゲン見ると、頸椎がストレートネックになっているとの医師からの指摘。確かにストレートになっている。もしかしたらこのストレートネックからくる肩凝り起因による片頭痛ではないか疑惑が・・・。猫背とかになっている自覚はなかったんだけど、もうそこしか原因がなさそうなので背筋とか姿勢を気を付けることにしたww。

拙ブログの本筋ww、音楽ネタに戻るぞ。カンサスだ。カンサスを取り上げるの初めて。なぜならカンサス、長年に渡って守備範囲外だったから。所謂アメリカンプログレハードっていうの? これには私の中で好き嫌いがあって、いや、嫌いとかじゃないんだけどハマるやつとハマらないやつがあった。毎度の話、プログレに興味を持った学生の頃、80年代後半に聴こうとはした。その結果、解釈の仕方は違うかもしれないけど私の中では、ジャーニー、TOTO、ボストンは大好きになったんだけど、なぜかフォリナー、カンサス、スティックスはイマイチしっくりこなかったのだ。決して聴かず嫌いではない。フォリナーもカンサスもスティックスも聴こうとはしたのだ。でもたまたまその時の自分には合わなかったのだろう。最初の出会いは大事だ。最初の印象で、あまり残るものが無ければどうしても遠ざかってしまう。興味を持とうとして購入していたCDも売っ払ってしまった。それでも後に紙ジャケリマスターとかで代表作だけ改めて購入したけど、それも持ってるだけ。カンサスで言えばあの有名ライヴ盤「偉大なる聴衆へ」のボートラ満載のやつ、アレだけは持っていた。ほぼ聴いてないんだけど。

興味が持てたのはあの時だ。拙ブログを見直して、そう、2年ちょっと前の多分あの時だ。あの時雑談していてたまたまカンサスの話になった。カンサスはあまり聴かないんですよねぇ、なんて言ってて、そしたらその場にいたichi**さんが、「joshoさんだったら、これなんかどうでしょう?」って、お店のPCでYoutubeでカンサスのThe Wallを紹介して下さった。それもたまたまオーケストラと共演したライヴ映像だ。そしたらこれが私の感性にドハマり。こんな素晴らしい曲あったんだぁ~って、まさに目からウロコ。それまではカンサスの代表曲は? ダストインザウインド? う~ん地味、とか思っていて、そこから入ったのが良くなかった。The Wallをまともに聴いてなかったのだ。このThe Wall、私の好みのアレで例えると、ドリームシアターのシックスディグリーズオブインナータービュランス収録のGoodnight Kiss、あの曲の美しくロマンティックなインスト部の曲展開と同じ魅力を感じたのだ。それ以来、カンサスのThe Wallだけを何度も何度もYoutubeで再生して聴きまくった。聴いても聴いても飽きない。これは本格的にハマった。そういえばライヴ盤持ってたなと思って、やっとそのベスト盤的でもあるライヴ盤をまじめに聴いた。そしたらアラアラ、The Wallという私にとっての入り口が出来たことで一躍、そのライヴ盤を愛聴できるようになったではないかwww。まあそういう事だ。やっぱり偶然自分の感性にハマる楽曲との幸福な出会い、これが大事なのだ。きっと男女の関係もそうなのだろう(は?)。

という話の流れで、今年2020年に発売のカンサスの新譜、楽しみにして購入させて頂いた。今回はこの新譜を取り上げる。

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レビューと言っても、以上のような流れから私はカンサスにめっちゃ詳しいわけではないし、ヘタに全曲レビューなんかしてカンサスのマニアックなファンの方からコイツ何言ってんだ?って思われるのもアレなので、フワァーっと印象を述べる程度でww。

実を言うと、今回カンサスの新譜に興味を持ったのにはもう一つ理由があって、それは新しくキーボーディストとして加入したトムブリスリンの存在だ。こっち側ww、というかイエスファン目線から、イエスシンフォニックツアーで鍵盤を担当して、リックウェイクマンのようにも、パトリックモラーツのようにも、見事に演奏して見せた実力申し分なしの鍵盤奏者である。その後もキャメル、ルネッサンスのライヴツアーで鍵盤を務めてるだけに、英国プログレのメジャーどころのファンからしたら完全にこっち側ww。英国プログレの大物バンドで重宝された人物だけに、そのトムブリスリンがカンサスに加入、となるとそりゃ興味が湧かないワケがない。なので今回の拙文は、トムブリスリンの実力発揮ぶりにも注目した書きっぷりになるのでご容赦を。

全体的な印象は、プログレハードと言っても非常にフレッシュで耳触りもイイ。メロディ派の私もある程度満足できるメロディ展開とアレンジだ。スティーヴウォルシュじゃない今のヴォーカリストの声質も、カンサスのイメージを崩さない程度に、でもフレッシュで聴き易い。本作のメインライターはザックリズヴィという新しめのメンバーがプロデュースも務めていて、そこにトムブリスリンのペンになる楽曲も3曲含まれている。またトムブリスリンは歌詞の方も多く書いているようだ。トムブリスリンはラスト曲ではなんと現ヴォーカリストを差し置いてリードヴォーカルまで担当している。メインライターにしてプロデューサーでもあるザックリズヴィに次ぐ貢献度の大きさ、存在感を示している。ヴァイオリンが絡んでいるだけでカンサスっぽくなるのかもしれないけど、何ていうのかな、新しい世代のメンバーが、昔のカンサスの良さを分かったうえで、その良さを損なうことなく2020年でもフレッシュに聴けるようなサウンドを構築したと、そんな感じがする。プログレハード的なテクニカルなインストあり、バラードあり、トムブリスリンがイエスシンフォニックツアーでも披露してくれた華麗な鍵盤捌き、カッコいい鍵盤ソロ、歌メロも優美なメロディあり、哀メロあり、気が付くと私の好きそうな要素が満載じゃないのwww。

というワケでしばらくの間、大いに楽しめそうな素晴らしい新譜だと思う。これは是非ライヴでも観てみたいね。来年以降になるだろうけど来日してくれたら嬉しい。

最後に、カンサスの良さを、自分の好きなものを分からせよう押し付けようとするのではなく、私の嗜好性をそれとなく理解した上で、私に合うようにThe Wallから推してくれたichi**さんは実に正しい! 他人に自分の好きなものを推す時の、推し方がお見事だったと思う。これは私も見習おうwww。感謝しますぜ。コロナ禍が収まったらまたゆっくりメシでも食いましょうって感じ。

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2020年7月31日 (金)

PCR検査を受けました('◇')ゞ

今日は音楽ともグルメとも全然関係ない、「その他」なネタでブログ書くで。決して面白半分に書くわけではなくて、時節柄、世間様の参考なれば程度の思いで。

3日前だったか、泊まり勤務明けで帰宅してオカンの買い物でスーパーへ。またもやスイカの運搬要員として同行して帰宅。昼前にやっとご飯食べて缶ビール1本と焼酎の炭酸割りをグラスに1杯呑んで寝た。しかしこの日はどうしても夜に地域の所用でやっておかなければいけないことがあったので、それが気になって、眠いけどしっかり寝れずに夕方には起きて、地域の所用を片付けた。この際に頭が痛いなと思っていた。多分、寝不足で酒飲んだから頭が痛くなってるんだろうと思って、頭痛薬を飲んで済ませていた。翌日は公休だったんだけどなぜか頭痛が治まらず。ほぼ一日寝て過ごす。夕方になっても頭痛が治まらないのでおかしいなと思って熱を測ったら、38度近くある! ウソーと思って会社に連絡。コロナである無し関係なく、こういう時期なので熱がある場合は会社に報告することになっていたので。そしてさらに翌日、つまり昨日の出勤は有休確定。昨日朝、熱を測ってみたらもう平熱になっていんだけど、頭痛が続いていたので念のため公立の病院へ。発熱のある人は受付前に相談するように的な看板があったので、受付の人に声かけたら看護師さんが登場。受付前に問診。前日に発熱ありました今朝は下がってますと伝えたものの、一応その場で検温したら、アラ残念、微熱が・・・。午後に特設の発熱外来をやってるから午後にもう一度来て欲しいと言われ、仕方なく帰宅。更に一応保健所にも連絡を入れてほしいとも。保健所で症状を伝えて保健所の指示を優先してくれとの事。最寄りの保健所に電話して症状伝えたら、予定通り公立病院さんへ行ってくださいとの事。そしたら今度は会社からジャンジャン電話が鳴って、その後の容態の確認の繰り返し。朝昼夕夜と報告するようにとの通告。ヤベェ、ちょっと発熱しただけで会社が大騒ぎになっている・・・。うちの会社は社会インフラ系の業務だからコロナであろうが何であろうが業務を止めることはあり得ないから、そこら辺は超敏感なんだ。

そして午後、その特設の発熱外来へ。ここからが世間様の何らかの参考になればと思います。まずこの特設の発熱外来、こんな感じ(↓)。

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出ました、特設テント( ´艸`)。ちょっと発熱と頭痛があっただけなんだけど、隔離診療だww。

駐車場に特設されたテントの発熱外来。完全予約制。患者に待合室だの受付だのは無い。自分のクルマが待合室だ。予約時間に駐車場に付いたら病院の代表番号に電話。そしたらこの暑い中、防護服で完全防備した看護師さんが歩いて私の車のところまで来てくれる。そこで受付と改めて問診。看護師さんは後で呼びに来るからと、再びテントへ。で、自分の順番になって看護師さんがクルマまで来てくれて、私はクルマを降りて看護師さんとテントの中へ。担当医の方と2メートルの間隔を置いて問診。問診だけだ。聴診器を胸に当てるとかもないww。私の場合、頭痛が気になっていて、以前に2010年ごろだったかな、東京の会社で重役のポジションを降りる原因になった頸椎の動脈解離(ほっといたら脳出血とか脳梗塞になる寸前)による頭痛になったことがあったので、アタマのCTスキャンを受けることに。この時点で自分の自覚症状からもコロナの疑いは薄い。検査までまたクルマに戻って待機。暑いww。看護師さんがまた呼びに来てくれてCTスキャンへ。終わってまたクルマで待機。暑いww。CTの結果出ましたと看護師さんがまたクルマまで呼びに来てくれて再びテントへ。どうやらCTは問題ない模様。さてここから、PCRどうされます?って、担当医から。逆に担当医さんもコロナではないと思っておられるのだろう。どうしようかと思ったけど、会社が大騒ぎになってるので、会社への報告と、騒ぎを収めるには白黒はっきりさせたほうがイイだろうと思って、PCRを受けることに。では準備するからと再びクルマで待機。暑いww。看護師さん呼びに来てくれて、PCR検査。PCR検査はこれまた別の風通しのイイ場所で。アレですよ、インフルエンザの検査と同じ感じで、鼻の穴から綿棒みたいなのを突っ込んで粘膜から何かを採取する的な、アレと一緒。それでPCRは終了。あっという間だ。テントに戻って担当医と話して薬の処方を決めて貰って終了。PCRの結果は24時間後に病院から電話するとの事。再びクルマに戻って待機。とにかく受付で会計とかはあり得ない。薬も薬局店で貰うとかじゃない。発熱外来はコロナ疑いとイコール扱いだから。再び看護師さんが薬を直接クルマまで持ってきてくれて一切終了。お金は? 後日請求なのかな?。会計無しで終了。徹底的に病院スタッフや薬局さんとの接触すらも避ける目的なのだろう。

ま、以上、こんな感じでPCR検査が行われます。もちろんこれは私の住んでる場所の公立病院でのやり方なので、医療機関によっては別のやり方があるのかもしれないので、あくまでもご参考程度で。ここで何が何でも記しておきたいのは、病院の担当医は勿論のこと、看護師さんの大奮闘だ。夏の暑い中で、テントと患者のクルマを何度も往復して、こんなのコロナ禍じゃなきゃ無かったはずの仕事だろう。本当に有難いやら申し訳ないやら。私は普段からそれこそプライドを持って自粛してきた。3月くらいから今日まで遊びに外出も一切していない。外出するのは仕事とスーパーへの買い物だけ。先月にお仲間と、それからオカンと一緒に焼肉食べに行ったけど、それすらも市内で近所だ。外食したのもその2回だけ。そこまでして、たまたま夏風邪か何かで発熱しただけでも医師や看護師さんに余計な負担をかけてしまっているのだ。それを考えると、少なくとも大の大人が取るべき日常の行動は言うまでもないだろう。自律だ。医師、看護師さん、保健所さん含めた医療スタッフさんには誰よりも尊敬と感謝を捧げなけれなならないし、国は何らかの具体的な見返りのようなものを考えてあげて欲しい。

ちなみにPCR検査の結果は、本日病院から電話で、言うまでもなく「陰性」でした(笑)。会社に報告したら上長のなんとも言えない安堵のため息が超印象的だったよ。

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2020年7月26日 (日)

ジェネシス 「ライヴ・オーヴァー・ヨーロッパ 2007」(GENESIS "LIVE OVER EUROPE 2007")

ピンクフロイド後期BOXレビュー()の続きは案の定、休憩だ。またあの巨大箱を開けてディスクを掘り出すの、気が重いんだww。クリムゾンのセイラーズテイルズBOXもペンディングのままなのはもちろん覚えてるよ。忘れてない。あぁ、忘れてない、忘れたい( ^ω^)・・・。スターレスBOXに至っては続きやってませんが何か?くらいにもはや開き直ってるし。なんだかんだ、やっぱり単品CDはイイ。それも紙ジャケとかじゃなくてシンプルなプラケ、これが一番扱いやすくて気軽に聴き易い。

世間様の4連休は中日の2日目朝から3日目朝にかけての泊まり勤務で、初日と本日4日目は公休という、たまたま少し楽なシフトの組合せに当たっていて助かった。今日あたりは遂に初めて、拙ブログでカンサスを取り上げようと思っていたんだけど、肝心の新譜がまだ届かず。今月22日発売で、その前にタワレコオンラインでオーダーしてあったんだけど、フラゲ対象じゃなかったからか到着はなんと明日の予定。明日はまた泊まり勤務で、受け取るの明後日になるし、受け取ってもどうせその日は泊まり明けで寝て過ごすだろうから、もう1週間後くらいまでカンサスの新譜レビューは無理。一応Spotifyで1周フルに聴き終えているんだけど、もう一回ちゃんと自宅のオーディオで聴いてからがイイかなと思って。

そこで今日は埋め合わせと言っては失礼だけど、最近中古で入手したジェネシスの2007年再結成ツアーのライヴ盤を取り上げる。

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2007年の再結成ツアーは当時それなりに注目はしていたんだけど、何しろ仕事がモーレツに忙しかった頃で、2006年にひっそり始めた拙ブログも更新せずに放ったからしにしてることも多かった頃。確か欧州ツアーは全公演オフィシャルブートで発売するみたいなリキの入れようだった記憶がある。でもツアーが終わってこのライヴ盤やライヴ映像作品が出る頃にはもう仕事の荒波の中でリリース情報のチェックもしたりしなかったり、そんな感じで購入も見送っていた感じ。キャリアを総決算するリマスター作品群も、70年から75年分、76年から82年分まではどうにか購入したけど、後は83年以降分やライヴ作品群は本作と同様に買いそびれたまま今日に至ってしまった。最近になって、トリオのジェネシスでラストドミノツアーの発表があって、やっぱり揃えておこうかなと思ったけど、もう普通に市場には出回っていない。現実に何らかの形でジェネシス名義で活動してないせいもあるのか、日本盤なんかは再販もされてないのか入手し辛くなっていて、中古やオークションで見かけてもなかなかのプレミア価格だ。それでもどうにか本作と、あとライヴ盤BOXは中古で状態の良いのを安価で入手成功した。

本作、というかこの2007再結成ツアーの素晴らしいのは何と言ってもセットリストだ。オープニングがDUKEで始まるところが最高。改めてジェネシスを歴史を俯瞰して見ても、やはりDUKEはイイ意味でのターニングポイントである。80年代のスタート作品でポップ感覚とプログレ感覚が見事に融合して、私が時々言う、面倒臭くない「カッコいいプログレ」が1曲目から炸裂する。それを2007ツアーのオープニングに持ってきた辺りが、当の3人にとっても何らかの思い入れとか意志を込めていると思うのだ。また、個人的に大好きなRipplesが入っているのは重要なポイント。私の大好きな4人ジェネシス時代の美しいバラード。ここでは原曲のイメージを更に美しく彩るシンセのアレンジが新たな感動を呼び起こす。これは見事だ。それ以外はやはり3人ジェネシスに期待されているものは80年代以降の楽曲だし、そこにプログレ時代からの旧来のファンにも楽しめるメドレーなんかも入れて、そこそこ楽しめる高品質のライヴ作品となっている。

今年2020年後半に予定されていた3人での再結成ツアーは、コロナ禍の影響で2021年4月へのリスケが発表された。旧来のプログレ時代のジェネシスから好きなファンからしたらピーターゲイブリエル、スティーヴハケットも入れて5人で、っていう夢は今回も実現はしない。いやもう大規模なツアーという形では5人でのツアーは絶対実現しないだろう。単発イベントとかツアー中の飛び入りで1曲だけ、とかはあるかも知れないが。なぜならこのような再結成ツアーってのは、莫大な金が動くし、莫大な金を動かせるプロモーターが主導して企画を提案するに決まっているのだから、金を動かせるプロモーターからしたら、ジェネシスという名前でのツアーに期待するものは当然、メガヒットしたインヴィジブルタッチのジェネシスなのだから。そこにゲイブリエルやハケットは不要、となる。マニアックな旧来のファンの思いなどビッグビジネスには関係ないのだ。でもそれでもジェネシスはジェネシス。ラストドミノツアーの企画が米国や日本に持ち込まれるかどうかは分からないし、椅子に座ったまま唄うフィルコリンズを観るのも少し複雑ではあるが、可能性があるならやっぱり見てみたいので来日祈願だ。

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2020年7月20日 (月)

PINK FLOYD "THE LATER YEARS 1987- 2019 (BOX SET)" レビュー② A MOMENTARY LAPSE OF REASON REMIXED & UPDATED編

今日は晴れたり曇ったりでムワァーーっと蒸し暑い。京都らしい蒸し暑さが来た。今週末はもう一回雨模様になるようだけど、いよいよだなって。季節感が変なのは梅雨が長引いてるからだけじゃなくて、祇園祭の山鉾巡行が無くなったのが京都人には大きい。あのお囃子の響きが、テレビのニュースでも聴けないのはとても変な感覚だ。公休の本日も気温がピークになる前の朝9時台からウォーキング始めたけど、いやいや暑いってwww。今日は約9200歩、しっかり歩いて汗かいて、朝から早くもTシャツと下着のパンツ着替えたわ。

それでは行こうか、欲しくて欲しくて仕方がなかったピンクフロイドの「鬱」Remixed&Updated盤だ。せっかくなので87年オリジナル盤、2011年リマスター盤、そして今回の2019年Remixed&Updated盤で、軽~く聴き比べながら。

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上記写真左が2019年Remixed&Updated盤、右上が87年オリジナル盤(私が持ってるのは87年国内CBSソニーサンプル盤)、右下が2011年リマスター盤(私が持ってるのは同リマスター盤で2017年国内ソニーミュージック紙ジャケ盤)。

前にも言ったけど、87年当時はプログレにハマり始めた頃で、ロジャーウォーターズが居ないという、その一点で正直この「鬱」に関しては否定派だった。CDは自分では買わず、友達が買ったのを借りてカセットテープにダビングして聴いていた。友達との間ではギルモアフロイド、いや「雰囲気フロイド」って言って半笑で聴いていた(失礼ww)。その割にはそのカセットテープを擦り切れるほど聴いた記憶がある。正直やっぱり当時からメロディ派だったんだね、聴き易かったんだよ。ロジャーが居ない、こんなのピンクフロイドじゃない、でも聴き易くてついつい・・・って思いながら。同じ時期にロジャーウォーターズのソロ、RADIO K.A.O.Sがリリースされて同じ時期に全米ツアーがあって、気持ち的にはロジャーを応援する気分だった。なのでアルバムセールスでもツアーの観客動員でも「雰囲気フロイド」の圧勝だったことには少し複雑な気分だった。やっぱり「名前」の威力は凄い。もしロジャーの方がフロイド名を使って、ギルモアの方がソロ名義だったら正反対の結果が出ただろう。

翌88年3月、その「雰囲気フロイド」が来日した。この88年は3月に16年ぶり奇跡の来日のピンクフロイド、4月には15年ぶり奇跡の来日のイエス、とプログレにハマり始めた私には夢のような年だった。もちろん両方観に行った。田舎もんゆえ、3月のピンクフロイド来日公演が私の洋楽コンサート初体験だったと思う。その時に感じたことは別の記事でも書いた。なので詳しくは繰り返さないが、まさかアレがピンクフロイドの最後の来日公演になるとは当時は思わなかった。コンテンポラリーになった雰囲気フロイド、また来るだろうって思っていた。一方のイエスは90年にABWHで、92年には8人イエスで、それ以降も何度でも来たしね。なので今にして88年3月のフロイド来日公演に行ったことは、自分にとって何にも代えがたい体験であり、ある意味自慢できる事になってしまった。その時のパンフは一応保存してある。今回のBOXには縮小版が収蔵。

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上記写真左が88年3月の来日公演パンフ。右がBOX収蔵の縮小版。なぜかあの日のチケットがない。チケットを保存することやCDの帯を保存することに興味がなかったのだww。

今回の後期BOX発売にあたって「鬱」を見直して評価したことはハイライト盤の記事でも述べた。87年オリジナル盤を何度も聴き直して楽しむことが出来た。アレから30年以上経って、ギルモアフロイドを含めたその歴史全体を俯瞰して見ると、実は名作じゃないかとww、思えるようになってしまった。名作というか、こういうゴージャスなサウンドが好きなのだ。そして本BOX発売前には2011年リマスター盤(2017年紙ジャケ)も買い足していた。前置きに次ぐ前置きになるけどww、今回軽~く聴き比べるにあたって、まず87年オリジナルと2011年リマスターを聴いてみた。そしたらこの、ジェームスガスリーによる2011年リマスターの出来が素晴らしいんだね。今更ながら気付いた。気をつけてクレジットを見ると、2011年リマスターの時点でYet Another Movieと、超名曲Sorrowの2曲に至ってはRemixedって書いてあるし。他の曲はリマスターだけだけど、それにしても音の深みが自然に増している感じがする。2011リマスターを聴いた後に改めて87年オリジナルを聴くと、安っぽいデジタル臭さが耳についてしまうくらいだ。

そしていよいよ、後期BOX収蔵の「鬱」2019Remixed&Updated盤だ。

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クレジットを見ると、オリジナルにクレジットされていたドラマーのジムケルトナーとカーマインアピスの名前が綺麗さっぱり消えている。どの曲が誰のドラムだったのかは結局分からずじまいだけど、いずれにしてもこれで、この2019年盤は全曲ニックメイスンのドラムに差し替えたことがハッキリする。そしてそのうち有名な3曲に関しては既にハイライト盤でも聴いていたので、それ以外の全曲を聴いてみての感想。まずいきなり1曲目のSign of Lifeのオープニングのシンセで、オリジナルでは聴こえなかったシンセのフレーズが対位法的にとても効果的に聴こえる。オリジナルではカットされていたフレーズなのか、レコーディング後期にリックライトがトライしていた音源を今回付け加えたのか、詳細は分からない。いずれにしても1曲目にして早くも違いが浮き彫りになる。1stシングルだったLearning To Flyはどうかな? 元からニックメイスンのドラムだったのかな。演奏に違いは感じない。音像は違うけど。ハイライト盤でも述べていた、One SlipやSorrowについては明らかに演奏が差し変わってる。また、音の響きも違う。それ以外の曲も主にドラムの音だけどチープなデジタル臭さがすっかり消えて、自然なドラムの生音を生かしている。耳が疲れないっていうか。最初は違和感を覚える今回の音像も、聴き慣れるほどにこれこそが自然と思えてくる。

個人的な好みで言えば、87年オリジナル盤はこれでお役御免、コレクションとして取っておくだけになりそうwww。思いのほか素晴らしかったのが2011年リマスター盤。これはオリジナルミックスの音質をより洗練させて深みも持たせるという、そんな感じがした。そして2019年Remixed&Updated盤、これはドラムを全曲ニックメイスンに差し替えて、鍵盤も出来るだけリックライトのレコーディング音源を加えたのだろう、純粋にピンクフロイドとしての理想形にしてみましたという、意志が込められた音として最も尊重すべきである。どっちが上とか下とかは私には言えない。2011年盤と2019年盤。どっちも愛聴できる。イイじゃない、好きな作品が2種類のミックスで楽しめるって、贅沢な話だ。

さて、レビュー②はこれで終わり。続きはどうしよっかなぁ(笑)。やる気はあるんだけど、何しろデカいBOXなので、その都度BOXを開けて、一番下の層にあるディスクを取り出すの、面倒臭いんだよね( ^ω^)・・・。

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2020年7月14日 (火)

PINK FLOYD "THE LATER YEARS 1987- 2019 (BOX SET)" レビュー① BOX仕様編

泣く泣く購入を断念してから半年、天は我を見放さなかった(笑)。ピンクフロイドの後期BOX、ロジャーウォーターズ脱退後のギルモアフロイド1987年~2019年までを総括した5CD+6Blu-ray+5DVD、加えて7インチEP2枚が封入された特大BOXセットを遂に入手した。定価5万円超えの国内仕様ね。昨年末に買うつもりで資金は用意していたけど、ちょっと前向きな事情でその資金を別のことに使うことにして購入断念してしまった話は、ハイライト盤のレビューでも述べた。あの時点では自分では納得しての金の使い方だったので、ハイライト盤でも十分満足していたんだけれど、追い追い、購入した人のレビューとか見ているとやっぱり欲しくなるんだよね。アレから半年、コロナのアレで特別給付金があったり、会社の夏のボーナスがあって、それだけならみんな一緒だからまだしも、職場で昇進して(まだ言うww)給料が上がったり、トラブル対応で山ほど残業して残業代をかなりの額で頂いたり、更にコロナ禍での業務遂行による特別手当も頂いたりで、思わぬ形で小金持ちになってしまった。あの時に別のことに使った5万円が、思わぬ形でお釣りが付くくらいになって帰ってきた。そして更に、このBOXの国内仕様は元々5万円以上とかするのに、先日ぼんやりタワレコオンラインを眺めていたら、いきなりアウトレット価格になっていて、38,415円、30%オフになっていた。ドッキドキしながらポチった事は言うまでもない。う~ん、なんて言うのかな、分かる人にしか分からないんだけど、自分の命の使い方=お金の使い方が真心からくるものであれば、やがてそれは自分に返ってくるんだなぁと実感した。更に商品価格は30%もオフになってるし。半年前に買うより明らかに得した。アタシ関西人だし、金の損得は大事だwww。

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ってことで特大BOX、開封してレビューをしてみたい。あまりに特大なので例によって何回かに分けて。多分3回くらいかな。最初はBOX仕様編だけで、次に個人的に目玉の「鬱」の2019Remixed & Updated、そのあとネブワースとかの公式では未発表のライヴ盤や公式ライヴ映像盤の新編集2種って感じで行くかな。

タワーレコードさんが何をもってアウトレット扱いにしてるのかが分からないんだけど、本体を包むビニール袋が若干シワが寄ってるとか、それくらいしか気にならないし、中身は何の問題もない新品である。国内仕様は、外箱段ボールに日本語シールが貼ってある状態で到着。

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本体は海外盤そのままだと思うけど、加えて国内ソニーミュージックによるオリジナル日本語解説書とマウスパッド付。今時マウスパッドって使わないけどww。

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BOX本体を厳かに開封すると・・・、ツアーパンフのレプリカ縮小版3セット。帯封してある。

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その下からハードカバーのフォトブック。

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次に各種メモラビリアのレプリカが入ったケース。

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メモラビリアの中身は、7インチEP2枚、四つ折りにしたポスターのレプリカとステッカー、そしてコンサートチケットやVIPパスのレプリカ。

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さらにその下からようやく各種DISC。まずはブック型の5CDパッケージ。

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Blu-rayが紙ケースで6セットと、DVDが紙ケースで5セット。

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各DISC内容は、転記するの面倒なので以下写真で。

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大まかにこんな内容。お腹いっぱい過ぎて、全て観賞するのに果たしてどれだけの時間が掛かるのやらwww。

今まずは何と言っても「鬱(A MOMENTARY LAPSE OF REASON)」のRimixed & Updated盤CDと、オリジナル盤CDを交互に聴いているところ。分かってはいたけど、いやいや、これは新鮮だ。リマスターじゃなくてリミックスだから。今日はここまでww。「鬱」のレビューはまた次回じっくり行くとする。

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2020年7月13日 (月)

[グルメ] 平壌亭 亀岡店(@ 京都 亀岡 2020年7月13日)

ゆっくりと、慎重に、グルメレポ再開だ。自粛ではなく自衛にリキ入れながら外食も再開し始めた。但し慎重派の私のこと、市内で外食する。っていうか経済再開も地元経済への貢献が大事だからね。県外、市外にまでは食べに行かず。東京ほどではないけど京都も感染再拡大してるから、そこは依然慎重に。それで先々週には夏の賞与も入ったことなのでお仲間と地元亀岡の有名な焼き肉店に行った。やっぱりお高い肉は柔らかくて美味しいよなぁって、そんな当たり前のことを実感した。自分一人で楽しむのもオカンに申し訳ないなと思って、オカンにも高級で柔らかい焼肉を食べて貰おうと思った。こないだ行った店とはまた別の、亀岡では双璧をなすと職場のお仲間から聞いていた掲題のお店「平壌亭」へGo!もちろん私の自腹で、オカンにご馳走だ。

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場所は国道9号線沿い、ウチの家からも近くて歩いても10分くらいで行けるんだけど、今日は一日雨だったのでクルマでヒョイっと。

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「ピョンヤンテイ」じゃないぞ、「ヘイジョウテイ」って読む。天気が悪いからこのお店の外観の柱とかが雨に濡れて写真がショボく映ってしまってるけど、実際には外観も内装もとても綺麗なお店。

どうせお高いお店に行くんだから安いメニューを探すんじゃなくて、遠慮せず高いお肉を食べようぜってことで、まずはお店で一番高い盛り合わせをオーダー(↓)。

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フィレロース、特選ロース(肩ロース)、上カルビ(マエハラ)のセットだ(↑)。どれも厚切りで、いいサシが入っていて見るからに美味しそう。あと単品で、上でも中でもないww普通のロース(↓)。この普通のロースでも既に美味しそうだ。

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更にネギタン。

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それからご飯ものでビビンバ。オカンは石焼ビビンバ。

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最初にネギタンから来たので、ネギタンから食べたけどこれがまた美味。それからフィレロースに特選ロースに上カルビ。

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もうどれも、歯が要らないくらい柔らかくて美味しくて。

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この写真はフィレ。箸で持ってるだけで肉がペロンと剥がれ落ちそうなくらい柔らかい。美味しいなぁって言う以外に言葉が出ない。何よりもオカンが、こんなおいしいお肉食べたことないわ、っていうくらい喜んでくれたので、それだけで私は満足。高齢になって食が細くなってきたオカンだけど、今日はモリモリ食べてくれたので良かった。

私個人的にも、普段はそんなに焼肉とかは食べない。別に嫌いとかじゃないんだけど、焼肉よりもビーフステーキよりもハンバーグの方が好き、っていう子供っぽい好みなので。逆にどうせ焼肉食べるなら、毎日食べるわけじゃないんだから、たまに食べるんなら高級な肉を食べるほうが満足感も高いわな。たまにはイイだろ、散在するのも。オカンと二人分でお会計は余裕の1万円超え。イイんだよたまには。1万円あったらCD何枚買えるだろうとか、そんなチンケなことは考えない。オカン孝行優先ですよそんなもん(笑)。

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2020年7月12日 (日)

RUSH "PERMANENT WAVES" 40TH ANNIVERSARY

今日から勝手に3連休。毎度言う事だけど休みが1日ずつで連休のない仕事なので、有休を突っ込んででも今年度からは最低2か月に1回は連休を作って心身をリフレッシュしたいという事で。元々は新日本プロレスの大阪城ホール大会に参戦出来たらイイなと思って、ここに有休を入れていたんだけど、また最近コロナの感染が広がり始めてるし、リスク回避で断念した。ま、ここら辺の判断は人それぞれで、緊急事態宣言も県境越え移動も解除のお墨付きが政府から出てるんだから別にエエやん、って思って外出する人もいるだろうし、それはそれでいいと思う。その代わり、何かあった途端に政治行政のせいにするのは違うと思うので、その辺の自覚があればなお良し。業務の方はこの1週間は西日本の悪天候で外出する人が少なかったせいか、とても穏やかに遂行できた。ところが思わぬ出来事で気分を害するような、ん~ん、そうねぇ、ハシゴを外されるっていうの? そんな出来事も職場であって、ネガティヴ志向な人ならさぞかし職場で文句言っただろうなと思う。私はまぁこれも人生経験と思って前向きに捉えて誰のことも批判せずに笑ってネタにして済ませたけど。嫌いなんだよ、ネガティヴ志向な考え方も、それからネガティヴ志向な人も。いるじゃない、職場に限らず、いちいちネガティヴに捉える人。そういう人と関わるの、疲れるんだよね。めんどくせぇ。3連休明けに出勤しても再びネタにして笑いに変えるつもりだwww。

それで、今日の新日本プロレス大阪城ホール大会はツイッターで速報を追うことにしてだ、そうなると一躍超ヒマww。昨晩はお仲間とリモート呑み会したけど、やはりLINEのビデオ通話では限界があるのか、少しスムーズさに欠ける部分があって、次回は要検討だな。今日は久しぶりに北風が吹いて空気が乾いていて過ごしやすいのでウォーキングと、オカンのスーパー買い物の運転手兼荷物運びを終えて、午後はウトウトしつつCDを聴く。今日取り上げるのは掲題のRUSH。先日発売されたPERMANENT WAVESの40周年盤2CDだ。

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本編リマスターCDと、ボーナスCDで80年のライヴ音源が収録されていて、これは貴重だ。

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ちなみに40周年盤という事で、ジャケデザインが一新されているのはイイんだけど、せめてブックレットとかにオリジナルデザインのジャケが載ってるのかと思ったらどこにも載ってない。デラックスBOXの方にはオリジナルジャケデザインも残してあるのかな。買ってないから分かんないけど。

個人的な想い出で言うと、80年代後半にRUSHを聴くようになって、それ以前のRUSHを後追いで聴くのに最初にCD買って聴いたのがPERMANENT WAVESだった。なんでこれを買ったのかな。雑誌で調べて、RUSHの諸作で70年代プログレ期の名作は一杯あるけど、アメリカで最初にバカ売れしたのがPERMANENT WAVESだったとか、そんな話でとりあえずコレから聴いてみようとか、そんなキッカケだったと思う。80年代後半時点でのRUSH初心者の私にとって、その選択の仕方に間違いはないと思う。その当時はプログレにハマっていく途中だったので、この作品もプログレだけどバカ売れして、聴き易さもある、そんな印象で聴いていたように思う。本作は80年作、そして次作81年のMOVING PICTURESで、これまたアメリカでバカ売れして、「実」だけでなく「名実」ともに超大物になったワケで、この2作は何はともあれ聴いておく必要のある作品だ。後年になっても代表曲的にライヴで演奏され続けたThe Spirit of Radioを生み出した作品でもある。なんだかんだ、ライヴでコレさえやっておけば盛り上がるっていうね。U2で言えばWhere The Streets Have No Nameみたいなもんだ。悪い意味でポップに堕しているわけでもなく、テクニカルで複雑で、それでいてポップでもあり親しみやすいメロディという、奇跡のような楽曲だ。メロディ派の私の個人的な好みで言うと、実は本作で一番聴いたのはEntre Nousだった。メロディ的に一番好きだった。

最初によく聴いた作品という事で思い入れのある本作だけど、後年、ひと通りRUSHを聴き、また長年の自分自身の音楽遍歴と好みで俯瞰出来るようになると、結局80年代好きな私である故に、耳に馴染みやすくて、より好みなのは80年代SIGNALS以降~HOLD YOUR FIREまでになってしまう。PERMANENT WAVESも80年作だけど、RUSH的な区切りとしてはSIGNALS以前と以降、ってなるしね。本作の乾いた硬質な音像が正直あまり好みではない。あくまでも音像だけの話。要するにサウンドがまだキラキラする前っていうか。でもこの時代のアルバムは今と違ってトータル40分台で収まっているから、それほど疲れないのがイイ。最近は例えばDREAM THEATERなんかでもとにかく収録時間が長い。好きだからイイんだけど、そうでもない人が聴いたらさぞかし疲れるだろうなと思うww。この40~50分足らずの収録時間ってのはちょうどいい長さだと改めて思う。

本作を含めて、かつて買い揃えていた70年代の2112からのプログレ期の作品群は実は随分前に手放してしまって、いま手元にほとんどない。ニールパートが逝去した途端にこりゃイカンと思って、SECTOR2を米アマゾンでオーダーしたのが2月中旬。コロナのアレで仕事休んでるのか、いまだに届かねぇ(笑)。

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2020年7月 6日 (月)

フェノメナⅡ 「ドリーム・ランナー」(PHENOMENA Ⅱ "DREAM RUNNER")

こないだ土曜朝から日曜朝にかけての泊まり勤務が、天気予報が悪かったせいもあってか予想外に楽な勤務で終了した。遊びに外出する人が少なめだったので。先週先々週の週末の忙しさは何だったんだってくらい。職場で今の立場になって約2か月、この間で一番楽させてもらった感じ。たまにはね、こんな日もないと。これまでの人生のいろんな修羅場くぐりでストレスにはまぁまぁ強くなったかなとは思っているけど、それでも業務のキツい日が続くと体力的にだけでなく気持ちが壊れるよ全く。でも天気が悪いお陰で公休の本日も家籠りを余儀なくされる。コロナ禍の中、高齢のオカンのことを考えて、ちょっとくらいは、自分だけは、というのを排する慎重派の私なので天気が良くてもまだまだ遊びに出かける気はないんだけど、気分転換と健康管理のためのウォーキングすら出来ないのはイタい。これ以上、太りたくないので今日は昼ご飯は控えめにせざるを得ない。

前回記事で言ってた、購入した中古商品のメインの方www、それを今日は行こう。ジョンウェットン大先生が1曲だけ参加したフェノメナⅡだ。

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あれ?取り上げたことなかったっけなぁと思って、自分のブログを裏側のシステムから検索してみたんだけど無かった。取り上げてないよね?フェノメナは。

このプロジェクト名とタイトルについて、「フェノメナ」の「Ⅱ/ドリームランナー」というべきなのか、「フェノメナⅡ」の「ドリームランナー」というべきなのか、もしかしたらフェノメナのⅡ/ドリームランナーかなぁって気がするんだけど、まぁどっちでもいいやってwww。先生ファン的にはフェノメナⅡのアノ曲、で通ってると思うし。いつも言う事だけど、私はコンプリーターではないので、先生の何でもかんでもは持っていない。1曲だけゲスト参加してるとか、そういうのは殆どスルー。でもいくつかは例外があって、それはマーティンオーフォードのソロ作であったり、あるいは本作だ。先生が参加して歌っている曲が、メロディ、アレンジともに優れていて自分の感性にもハマる場合は買う。本作については、先生ファン的にはフェノメナⅡで先生が唯一歌うDid It All For Love、これだけで買い、ってなるくらいの、エイジアの名曲群に通じるくらいの名曲だ。ライヴでは94年のソロとしての初来日公演でしか演奏してくれてないと思う。私も94年のソロライヴで渋谷に参戦したときは、まさかDid It All For Loveをやってくれるとは思ってなかったので、あの透明感全開のギターとシンセのイントロが鳴り始めたときはそれだけで盛り上がったし感動もした。その後のソロ公演ではやってないしね。

それで、今回わざわざ中古で買ったのは上記写真の、90年代に国内アルファレコードから再発された時のCD。オリジナルは確か80年代後半に国内ではBMGから出てた気がする。私個人の購入履歴としては今回のアルファレコード盤含めて3つ目となる。

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最初は2000年代になってからESCAPE MUSICから出ていたフェノメナのⅠからⅢまでをセットにした3枚組、2つ目は2017年だったかな、国内WASABIレコーズからリマスターされた紙ジャケ。この紙ジャケの時に、てっきりこれが決定盤だと思って買ったんだけど、ウェットンファン仲間から、あぁ~、これじゃ国内アルファレコード盤が手放せないよなぁ~、みたいなお話があった。私もその時まで認識してなかったんだけど、CDではこの国内アルファレコード盤にのみ、先生が歌うDid It All For Loveのspecial extended remixってのが追加収録されているのだ。オリジナル盤CDには未収録、ESCAPE MUSICからの3枚組にも未収録、そして2017年のWASABIレコーズからの紙ジャケリマスターにも未収録とあって、ますます国内アルファレコード盤が貴重な存在となってしまった。隠れた名盤をきめ細かくリサーチしてマニアックなオマケをつけて再発してくれるWASABIレコーズとしたことが、これは残念だった。というワケで、お仲間からのその嘆きを聞いて以来、ヤベェ、オレspecial extended remixのDid It All For Loveは持ってないやと思って中古を漁っていたのだ。この間に何度か中古市場で見かけたことはあったんだけど帯無しだったので帯アリが出るのを急がずに待っていた。ようやくそれが今回見つかったってことだ。

そこまでして入手したDid It All For Loveのspecial extended remixだけど、入手してしまえば別になんてことはない、オリジナルアレンジをちょっと引き延ばした程度の話で、ま、持ってることに価値があるという、それだけのことだ(笑)。

先生ファン目線の話ばっかりになってしまってるけど、他の曲も全部とは言わないがメロハー好きにはまずまず聴ける作品となっている。ヴォーカルはレイギランとグレンヒューズが大半を歌っていて、あと、元GTRのマックスベーコンが2曲、そして先生が1曲。マックスベーコンもGTR以外ではメジャーシーンでの活躍は無いし、そういう意味ではここで歌う2曲はGTR後の仕事としては大きい仕事といえる。さすがにここでの2曲は例の権利関係の怪しげなソロ名義CDは収録して無いようだけどww。また言うまでもないがこのプロジェクトは後のウェットン、ダウンズ、ゴーハム、スタージス編成の、幻となってしまった88年エイジアのキッカケとして、先生とシンリジィのスコットゴーハム、元A-HAのマイケルスタージスの最初の邂逅の場であったことは、エイジアの歴史上のちょっとしたトピックスである。

あとはアレだな、Did It All For Loveで言うなら94年の来日公演での演奏、ブートでは聴けるけど、ちゃんとレコーディングされたイイ音で聴きたいよな。来日公演の抜粋を収録したチェイシングザドラゴンが公式で出ているし、当時WOWOWでライヴ映像の一部も放映されてるし、ってことはそれなりの映像やライヴレコーディングの素材は残っているんだろうし。先生が生きていたら、いつかそこら辺の素材もオフィシャルブートみたいな形で出してくれたかもしれないけど、今はもう厳しいだろうな。そういえば自分でベースギター抱えてDid It All For Loveを歌いたい、って思いも以前からあったんだけど、右腕の疼痛(久しぶりこの話ww)以来、ベースを抱える気力が失せてしまったんだよ( ^ω^)・・・。

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2020年6月30日 (火)

ASIA "DEFINITIVE HOFFMAN ESTATES 1982" 1982年北米ツアーライヴ音源(Jun 17, 1982 @ Hoffman Estates, IL, USA)

土曜が日勤、日曜朝から月曜朝にかけて泊まり勤務という、忙しいところばかり当たってしまうあまり嬉しくないシフトを乗り切った。昨日は夏のボーナスと、それとは別に模範の職場的な認定を頂いての特別報奨金と、コロナ禍の危険の中でよく頑張りました的な奨励金まで合わせて会社から支給して頂き、ちょっとした小金持ちになってすっかり気分が大きくなってしまい、久しぶりに控えていた外食を解禁した。外食はマジで4ヵ月ぶりくらい。それでも慎重派な私なので、県境超えせず、市境超えさえせず、移動は電車ではなくお仲間のクルマで、と出来る限りのコロナ対策を打っての外食だ。なので久々グルメレポしようと思ったんだけど、店の写真撮るの忘れたので今日はボツ。また別途、店の写真を撮ってからブログ書く。それにしてもよく呑んでよく食べた。24時間泊まり勤務明けで寝不足状態で呑み食いしたから、そのあと夕方に帰宅してから顔洗って歯を磨いて、ちょっとだけ横になって寝るつもりがそのまま今朝まで約17時間も寝てしまった。いつもは少々寝不足でもあまり長時間寝すぎると腰が痛くなるし、寝だめしても特に健康に効果ないと思ってるんだけど、17時間も寝続けれたのはやっぱり疲れが溜まっていたんだろう。でもこれじゃ太るな。公休の本日は雨が酷くてウォーキングも出来ないし。でもいい気分転換にはなった。

さて今回は、先週に西新宿LHから発売されたエイジア82年ライヴのブートCDだ。1ヶ月くらい前にネットで公開された音源で、その時点でチラ聴きしていて、あぁ高音質だなぁと思っていたら翌々週くらいにCDRで発売された。R扱いかぁと思ってスルーしていたんだけど、その音源を更にマスタリングしてめでたくプレスCDで発売となった。例によって盛大な煽り文句にアタマをヤラれてあっさり陥落、購入となったwww。

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パッケージに使われてる写真やCD盤面にプリントされた写真がとても綺麗で、ブートとは言えしっかりした仕上がり。見た目はね。

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肝心の中身はどうかというと、20年以上前に出ていたブートのアップグレードというか、若いジェネもしくはマスターに近いテープを使っているようだ。ちなみに昔出ていた同日のブートはどうだったかなぁと思って、押入れの中を漁ったんだけど、無かった・・・ww。あれ?持ってた気になってたんだけど、持ってなかったっけな。それともある時期に中古屋さんに売ってしまったかな? ホフマンエステーツ音源は、83年ツアーの分は押入れの中にあったww。今回のマスター(に近い?)音源、最初聴いたときは、ちょっと中低音が足りないかなぁと思ったが聴き進めるほどにこちらの耳にも馴染んでくる。超高音質と言っていいだろう。個人的な好みのアレで言うと、もう少しドラムやベースの中低音の太い音質が好きなんだけど、それでも超高音質であることには変わりない。

82年の4月から始まった1stアルバムツアーも6月になると、どんどんメンバーにも余裕が出てきたのかジョンウェットン大先生の歌い方も、上手い下手は別にして自由自在にイイ意味でメロディをフェイクさせたり語尾を引っ張ったり、歌い手らしい余裕を醸し出している。セットリストはこのツアーはほぼ固定だけど、4人の演奏全体もこの時期ならではの勢い全開で、細かいミスはあるのかもしれないが、そんなものは勢いで押し切ってしまう凄みがある。その凄みを十二分に捉え切った見事なオーディエンス録音だ。ハウ爺のアコギソロコーナーで4曲もあるのは、まだまだこの時期は、70年代にアリーナクラスの超メジャーバンドだったイエス出身のスターギタリストだけに、その位置づけに敬意を表したものである気がする。Sole Survivorにおけるハウ爺の延々ギターソロも凄まじい迫力。最近のハウ爺のインタビューで、アリーナやスタジアムで大観衆を前に演奏してきたイエスのハウ爺、ジェフダウンズ、EL&Pのカールパーマーに対して、ある種カルトなバンドで、決してアリーナクラスではなかったキングクリムゾンやUK出身の先生には、エイジアでの急激な成功はまあまあなストレスであったに違いない、というような意味のことを言っていたように思う。確かに日本のプログレファンにとっては、ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエス、EL&Pは超大物バンドで同列扱いなんだけど、巨大なアメリカマーケットでの比較になると、フロイド、イエス、EL&Pに対して、クリムゾンやUKはマイナーな存在だったと思うし、さらに言うならジェネシスよりも下だ。エイジア結成時点から大スターだったハウ爺やカールパーマーと違って、エイジアで急にスターになった先生だけに、その喜びとストレスはアルコール摂取量にも何らかの影響はあったかもしれない。でもそれでも、超新星状態な時期の先生を捉えた音源はやはり貴重だ。

オリジナルエイジアの82年、83年のライヴ音源で言うと、今作は最上位の部類に入る超高音質音源ではあるけど、やはりあの、完全に別格の超超高音質オーディエンス音源、82年5月13日デトロイトには敵わない。あのブートが本当に惜しいのはCDRだったことだ。なんでどこのレーベルさんもプレスで出さないんだろう? あれ今プレスで出したらそれこそバカ売れすると思うけどね。この記事を西新宿関係者が読んでくれていたら是非ご参考にねっ!(笑)。

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2020年6月23日 (火)

TOTO "ALL IN 1978 - 2018" レビュー② TOTO & HYDRA 編

県外移動の自粛も解除になって最初の週末だった一昨日の日曜、しっかり泊まり勤務だったワケだが、いやもう仕事大忙し。遊びに出かける人多かったみたい。他業種はどうか知らないけど、拙の仕事的には自粛期間と比べて、なんてもんじゃなく昨年同時期の週末と比べても多いんじゃないの?ってくらい。イイのかなぁ?、特効薬が出来てない以上、コロナは終息はしてないのにこんなにも遊びに出かけて。個人的には違うと思うけどな。ここから先、問われるのは政治行政がどうこうより、自分たち自身の自律だと思うよ。規律より自律だ。

ともあれ仕事激務でまたもや疲労困憊。本日公休だけど今朝も寝坊して、朝8時からと決めていたウォーキングも出来ず。夕方に歩くことにする。遅めに起きて午前はスーパーへオカンの買い物の運転手兼荷物運び。帰宅して、オカンが晩のおかずに鶏ゴボウを作るっていう。それ、私の独り暮らし時代に得意とまでは言わないけど自分でよく作ってたので、味付けはああしてこうして・・・って注文付けてたら、ほな自分で作れって(;^_^A。なので自分で作ったよ鶏ゴボウ。今日の晩酌と明日の出勤のお弁当のおかずはこれで決まりだ。更に、疲れの取れてない心身にムチ打ってだ、ソーシャルディスタンスに気を付けながら地域の所用で段取りして動いて、まぁせっかくの休日も忙しいというか充実してるというか・・・。

さて、キングクリムゾンのセイラーズテイルズBOXの続き行こうかと思ったけど、今日は梅雨の晴れ間で、湿度もそんなに高くない気持ちのいい天気なので、暑苦しいクリムゾンを聴く気分じゃないww。なので少しは気持ちよく聴ける音楽を、ということで、まさかの約1年ぶりの、TOTOのALL INのCDBOXレビュー続編だ。もう忘れたと思われていたかな。実は忘れてなかったんだよ。ずっと気になってて、そのうち続きをやろうと思っていて1年経ってしまったのだ。最初のレビュー記事は以下リンクで。

TOTO "ALL IN 1978 - 2018" レビュー① ボックス仕様編 & OLD IS NEW 編

最近、このBOXのみ収蔵されていた未発表曲集のOLD IS NEWも単品でCD化されたね。そのレビューは上記リンクでやったので、今回は1stと2ndを軽く。

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もういきなり結論めいたアレになるけど、このBOX最大の評価ポイントはこの1stと2ndだね。いまさら拙ごときが言うまでもなく、各所で詳しいTOTOファンの方々が触れてくれている。驚異的な音質UPというよりもう別物で別ミックスって感じ。エリオットシャイナーによる新規マスタリングが1stと2ndで最大に効果を表してるようだ。

まず1st、もう1曲目からドラムの存在感がありあり。個人的にもドラムがしっかり大きめにミックスされている音が好きなので、これは素晴らしい。バシンバシン鳴り響くジェフポーカロのドラムの音に耳を奪われる。国内盤の2005年リマスターだっけ?アレも音質良いなぁとぼんやり思っていて愛聴していたけど、本BOXでの1stは、繰り返すが別物レベルの凄さ。そうでなくても名作の1stが、更に新たな気分で聴き直すことができる。それにラスト曲Angela、曲が長くなってるやん。最後の方、オリジナルでは聴こえなかったインストが延々収録されていて、最後にこれまたビックリ。1曲目で驚き、最後でサプライズがあり、しかもそのいずれもオリジナルの良さを損なうのではなくイイ意味でUpdate感がある。新規マスタリング、最高だ。

次、2ndのハイドラ。これも驚きだ。そもそもハイドラってオリジナルでは何かこもった感じの音質が気になっていた。曲のクォリティは良いというかプログレ的な興味からすると、他の作品に比べてプログレ度が高いし。あのこもった感じの音質含めてハイドラだと思っていたので、それがイイ意味で裏切られた。本BOXでの新規マスタリングのハイドラは、最初のタイトル曲からして非常に見晴らしのいい音質に生まれ変わっている。7分半に及ぶTOTO風プログレのタイトル曲だけで新たな感激で胸がいっぱいになりそうだ。もちろん2曲目以降も捨て曲なしの、さまざまなスタイルの充実の楽曲が新たに生まれ変わった気分で聴ける。そうでなくても佳曲揃いのハイドラが、やはりここでもイイ意味での大幅Updateだ。

シングルヒットとかコマーシャル的なことで言うと当然Ⅳやセブンスワンに譲るところはあるだろうけど、本来のTOTOらしさが最高の音質とミキシングで新たな気分で味わえるという意味では、本BOXの中では最もインパクトが高い。しばらくは愛聴しなければと思うくらいだ。以上、この2作の仕上がりが素晴らしすぎたので、続きレビュー③は多分ないかな(笑)。

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