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2007年9月15日 (土)

72年YES、ホワイト加入直後の雷鳴轟くライブ

72年、全盛期を迎えたYESはブルッフォード脱退という激震に見舞われる。米国ツアー開始直前だったこともあり、速やかにドラマーの補充を行う。元クリムゾンのマイケルジャイルズに声をかけたとか、クリスによればエインズレーダンバーが欲しかった等の証言もあるが加入したのはアランホワイト。ブルッフォードとは全くタイプの違う人選だ。拙はたまたまジョンレノンが好きで「ジョンの魂」や「イマジン」を所有していたがそこで聞かれるアランのドラミングからは、YESの、しかもブルッフォードの後任としては考えにくいものがある。

米国ツアー最初の数公演をキャンセルし、必死でYESの複雑なレパートリーを練習したのだろう。ここでは、つい先日DL入手したホワイト加入直後の72年夏の米国 "Close To The Edge" ツアー音源を紹介。

● 72年8月13日 Maryland, USA

この音源は数年前にBOOTでHighlandレーベルから出ていたようだ。拙はそのころは、ブルッフォード入りのメンバー編成で無いと興味が湧かなかったのでスルーしていた。

まずはセットリスト。

①Firebird Suite ②Siberian Khatru ③I've Seen All Good People ④Mood For A Day ⑤Clap ⑥Heart Of The Sunrise ⑦And You And I ⑧Wakeman Solo ⑨Roundabout ⑩Yours Is No Disgrace

実はこの音源を聴くまで認識していなかったのだが、このツアー前半戦では最新の超大作 'Close To The Edge' は演奏していなかったらしい。やはり急ぎ加入したアラン、'Close To The Edge' までは練習が間に合わなかったのか。しかし上記のレパートリーを覚えただけでも大したものだろうと思う。

HighlandのBOOTは持っていないので比較はわからないが、この音源、音質が極上で、ここ2~3年で西新宿の某ショップから出た翌73年の音質優良ののジャパンツアー音源を超えているかもしれない。クリアで各楽器の音が明確に聴き取れ、しかもパワフルだ。面白いのは⑥と⑦の間あたりで雷の音がゴロゴロとはっきり聞き取れる事。天気が悪かったようだ。また 'Roundabout' ではキーボードソロでリックが一瞬「アルプス一万尺」のメロディを挿入するという遊び入り。

72年でこれだけ音質極上となれば、またそのうち西新宿でお目見えするのではないだろうか。

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