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2016年5月26日 (木)

スティーヴ・ハケット 2016年来日公演最終日(大阪) STEVE HACKETT ACOLYTE TO WOLFLIGHT plus GENESIS CLASSICS (May 23, 2016 @ Namba Hatch OSAKA)

先週から今週アタマにかけてキャメル来日、スティーヴハケット来日、プログレフェス開催とプログレファンにとっては夢のようなプログレウイークのラスト、スティーヴハケット2016年来日公演の最終日、大阪なんばハッチに行ってきました。

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出来ればお祭り気分の高揚感が楽しめる日比谷野外音楽堂のプログレフェスも行きたかったけど、地理的にも経済的にもそういう状況では無かったので今回はそれぞれの単独でしっかり楽しもうという事にした。でもこの季節の野外ライヴもさぞかし気持ち良かっただろうなと思う。自分の抱えるいろいろな状況をしっかり整えて、次回プログレフェスが開催される時には参戦したい。勿論参加するバンドにもよるけど。でも結果的にキャメル単独大阪、ハケット単独大阪と、このプログレウイークの最初と最後を楽しむことが出来て自分的にはラッキーだったと思う。

それでは例によってライヴの詳細レビューと言うよりは、自分目線の当日参戦レポ行きます。

2016年5月23日(月)、ウチの京都は連日の最高気温30度超えで、昔から京都は5月中旬過ぎたら暑いのは分かってたけど長く首都圏のフツーの気候に慣れてたせいか、この時期からの高温多湿は体にも気分的にも堪える。その部分でいえば首都圏に居た頃は良かったなとか思ったり。ハケット大阪公演は19時からではあるけど、当然当たる予定だったキャメル大阪公演のサイン会が外れたのもあって、抽選サイン会の無いハケットの方は何とかニックベッグスのサインだけでも欲しいなと思って、新大阪駅での待ち伏せを計画、駅の構造もしっかり調べたうえで午前のうちに家を出た。サインペンと共に用意したブツはハケット1stソロ、ライフサインズミュートゴッズである。ところが近頃どこまでもツイてない。乗車したJRのローカル電車が人身事故を起こしてしまい、なんと1時間近く足止めを食らってしまった。なんで自分が乗った電車に限って事故るかね全く・・・。これにて待ち伏せ計画はあっさりボツ。もう焦ってもしょうがないのでゆっくり行動。予定より大きく遅れて新大阪に着き、また今度の何かに備えて自分の目で改札や通路の構造を調べておく。新大阪から地下鉄御堂筋線で難波へ。なんばハッチに到着したけど先行物販はもう特に欲しいものも無いのでチラ見だけして、今回も湊町リバープレイスから道頓堀川向かいのカフェのテラス席で休憩。先日のキャメルの時に続いて徳島のK社長とM女史が難波に到着連絡。「”いつもの店”にいます。」をメッセージを送りカフェで合流。何がいつもの店なんだと。こないだ一回来ただけであるが、私にとっては一回入店していればそれはもう”いつもの店”である。ラテとチョットしたスイーツを注文したが出てきたスイーツのデカいこと。

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軽い胸焼けに耐えながらまたもやタップリ1時間半近く、お二人と音楽バカ話で盛り上がる。18時半過ぎになんばハッチに入場。まいどぉ~とか言いながらいつものマイミクさんたちとご挨拶。席はキャメルに続いて今回も最前列センターブロック。チケットを取ってくれたマイミク某Kさんマジック炸裂である。キャメルの時に初めてご挨拶させて頂いたツイ友某Nさんが偶然隣近所の席でウケる。

そして19時過ぎ、ほぼ定刻通り開演。以下セットリストに沿って。

--- SET 1:Solo set ---

Spectral Mornings
セットリストは昨年来のツアーや5/21クラブチッタ川崎のセットリストを確認してあったので安心して聴ける。第一部はソロセット。オープニングはまずハケット、ロジャーキング、ゲイリーオートゥールの3人が登場して、この朝の優しい陽光を思わせるロマンティックな曲。スペクトラルモーニングスのタイトル曲。美しいギターサウンドに酔う。ツイ友さんがシャカシャカ写真を撮られているので、あれ、OKなのかな?と近くにいる係員さんを見るが特に反応する様子無し。試しに最前列から引き気味に一枚撮ってみる。

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やはり係員さん特に反応する様子無し。

Out of the Body
Wolflight

全メンバー登場して最新作ウルフライトの1曲目、2曲目が続けて演奏される。これまた素晴らしい。スタジオ盤のオーケストラサウンドはイイ感じにロジャーキングの鍵盤で再現。

ここまで3曲終わったところでハケットがケツのポケットからメモ紙を取り出して、この日最初のMC。

「コンニチワ。コンバンワ、オーサカ。ホンマニ、オーキニ。」

イイぞハケット! 誰が教えた大阪弁(笑)。こういう事には超敏感な我々関西人は大盛り上がり。

Every Day
そして再びスペクトラルモーニングスから。この曲は大好きなので嬉しい。ワクワクするギターメロディが気分を盛り上げる。

Love Song to a Vampire
The Wheel's Turning

再び最新作ウルフライトの3曲目と4曲目。特にLove Song to a Vampireはウルフライトの一番のお気に入りトラック。多重コーラスのサビが見事に再現される様は、まるでキングクリムゾン1stの宮殿を思わせる美しさと儚さ。ここで自分も勝手にコーラスに参加した(笑)。

Loving Sea
更にウルフライトから。第一部のソロセットで最新作から5曲ってのは自信がある証拠。誰にも懐メロツアーとは言わせないし、現役度の高さがファンとして誇らしくもある。

Icarus Ascending
2ndソロのプリーズドントタッチから。ここでようやくヴォーカルのナッドシルヴァン登場。最前列から見るとよく分かるナッドシルヴァンのアイシャドウの濃さ(笑)。そこまで塗らなくてもって思うけど・・・。

Star of Sirius
Ace of Wands
A Tower Struck Down
Shadow of the Hierophant

1stソロにしてハケットの最高作、ヴォヤージオブジアコライトから怒涛の4連発。これは素晴らしい。ジェネシス風味を残しながらもギタリストとしての矜持を強調した1stソロに宿るハケットのアイデンティティってものが大いに炸裂する。いやいや、夢のようである。

以上で第一部のソロセット終了。ここでまたまたハケットがケツのポケットからメモ紙をとりだしてMC、「ニジュップン、キュウケイデス。」とのことで20分休憩。ソロ1stから4曲、2ndから1曲、3rdから2曲、そして最新作から5曲と実に充実のソロセットであった。ここで最初から気になっていた写真撮影の件で隣のマイミク某Hさんやツイ友某Nさんと話す。そう言えば確かに写真禁止のアナウンスは無かったよなぁって話になる。ホール内やロビーも見渡したが撮影禁止の貼り紙も見当たらない。どうなんだろう?ええんちゃうか?なんて言ってるうちに押しの強い行動派の徳島のK社長が、係員さんに撮影はOKなのか禁止なのか直接訊いてくれた。そして係員さんの答えは「撮影OK」との事。なんだ始めから言ってくれよと思いつつ、係員さんの言質が取れたのでじゃあ第二部は遠慮なく写真を撮ろうかと。

--- SET 2:Genesis set ---

Get 'Em Out by Friday
Can-Utility and the Coastliners

ジェネシスセットの最初はフォクストロットから2曲。う~渋い選曲だなぁ。事前に予習するとき、どんな曲だったっけ?って改めて聴き直したもん。前にも言ったけど、フォクストロットが名作なのは知ってるけど、それはやっぱり好みは人それぞれ。私が好きなのは1番がゲイブリエル脱退後でハケット脱退直前の4人ジェネシスのウィンドアンドウェザリング、2番がゲイブリエル脱退直後の同じく4人ジェネシスのトリックオブザテイル、3番が3人ジェネシスのデュークなので、実はフォクストロットのここら辺の曲はあまり聴いてなかったのだ。だからサパーズレディとかやられるよりも逆に新鮮。あとそれで、合間合間で写真も一杯撮ったのでジャンジャン掲載する。

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言うの遅れたけど今回妙に話題になったニックベッグスの衣装、大阪では普通にズボンだったよ・・・(笑)。でもニックベッグスの存在は他のバンドメンバーに比べて飛びぬけてカッコよく、存在感がありまくりだった。

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The Cinema Show
Aisle of Plenty

セリングイングランドバイザパウンドから2曲。これもメロディが良くて好きなタイプの曲。確か前回2013年の来日公演ではやってなかったはず。あえて前回ツアー時とセットリストが被らないようにしてくれているのが嬉しい。

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The Lamb Lies Down on Broadway
これはノレるんだなぁ。サビの部分で手拍子だけでなく大合唱が起こり、さすが大阪、ノリがイイ。そういうところはやっぱり大阪っていいよなって思う。関西に帰ってきて良かったって。

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The Musical Box
本編ラストはジェネシスフリークが泣いて喜ぶ音楽箱。泣きそうになってる人が実際に周囲にいたしな。大盛り上がりで本編終了。

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--- Encore ---

Dance on a Volcano
アンコール1曲目は私の大好きなトリックオブザテイルから。言う事なしの名曲。さすがにアンコールでは有名曲を持って来てくれた。ナッドシルヴァンがヘンなペリカンみたいな帽子で登場。ニックベッグスに近付いて尖ったヘンな帽子をニックの顔にぶつけて小コントをやってる(笑)。それでもベースの演奏はきっちり疎かにしないニックベッグスは最高。

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Firth of Fifth
アンコールラストは超名曲で。みんな言ってるけど後半のハケットのギターソロは、これはもうこの人にしか出来ない名演である。ジンジン心に響くギターの音色、フレーズがいつまでも印象に残る。最高の名演を響かせてライヴはエンディング。

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以上、2013年の来日公演に続いて今回も本当に素晴らしい演奏であった。前回の全編ジェネシス曲だった来日公演を観れなかった方には、今回のライヴのジェネシスセットはもっと有名曲も聴きたかった、ってなるかも知れないけど、2013年を観ていた私には今回の第二部ジェネシスセットは少し渋めの選曲で、とても新鮮で楽しめた。もっと言うなら前回は全編ジェネシス曲だったから個人的にはソロ曲を一杯聴きたかったので、そういう意味でも第一部ソロセットにも大満足。なお、今回の来日公演は日本限定で2CDで発売されるとの事なので、よい記念になるだろう。

あと、他にも写真を撮ったのでいくつか掲載しておきます。
(私の写真がブー〇に流用されないか少し心配ではありますが・・・笑)

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それにしてもこの夢のプログレウイーク、偶然にもキャメルのアンドリューラティマーと、スティーヴハケットという英国プログレのレジェンドなギタリストが立て続けに衰えを知らない現役度全開の演奏を聴かせてくれた。それだけに、イエスの爺さんギタリストのあのハラハラする近年のギター演奏は何とかならんのかと、言わないようにしていることをついつい言ってしまいたくなるような、そんな複雑な気分にもさせてくれた。

終演後は、あの20分休憩のせいですっかり遅い時間になったのでお仲間との反省会とかは無しで記念写真だけ撮りました。また、大阪心斎橋のロックバー、STARLESSのマスター様ともご挨拶させて頂くことも出来、なぜかツーショット写真まで撮ってしまいました。

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以前から一度お邪魔させて頂こうとは思っているのですが、また今度、自分の課題が落ち着いたら、関西、四国のジョンウェットン仲間、プログレ仲間でお店貸し切りのイベントとか企画したいと思います。この後しばらくは、多分11月のイエス来日まではライヴ参戦の予定も無いので、イベント企画でも考えて日々の楽しみにでもしておきましょうか。

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