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2016年8月11日 (木)

YES USA Tour 2016 ‘The Album Series’ TFTO 1&4, Drama & More! ライブ音源(Aug 5, 2016 @ Wallingford, CT USA)

京都に帰郷して2年目の夏、当たり前のように続く連日36度超えの猛暑も昨日今日は一段落って感じ。もっとも昨日も今日も最高気温は36度超えてるんだけど(笑)。なにか北風っていうか乾いた風が吹いていてカラッとしてるから、暑いのは暑いんだけど幾分過ごしやすい。36度超えてて、今日は過ごしやすい、なんて言えるのは我ながらさすがは京都人だと笑える。

ようやく溜まりに溜まった録画したTV番組をだいぶ観終わってきてHDの容量も空いてきた。その間にようやく帰郷以来いつかやりたいと思っていたジョンウェットンファンイベントの開催の手筈を整えたりしていたから相変わらずスティーヴハケットのリヴァプールDVD&CDは未観賞で後回しになってしまってる。世間では今日の「山の日」祝日あたりから夏休みって感じの人も多いんだろうけど、公共サービス系な職種の私は盆も正月も関係ないシフト勤務。たまたま今日の祝日は公休に当たっているが、明日からお盆までの4日間は普通に24時間半勤務の2連勤。今日のウチに何かブログ書いておかないとまたしばらくご無沙汰になってしまうからチャチャっと書いてしまおう。

イエスの夏のUSAツアーが始まった。出し物はドラマ&海洋地形学の1&4曲目完全再現。新譜も無いのに何回もツアーを盛大に実施できるのは、さすがに長いバンドの歴史と数多の名作や問題作をリリースしてきた賜物と言える。ドラマ完全再現は春の英国欧州ツアーの音源で堪能したけど、夏のUSAツアーはプラス海洋地形学の半分再現で楽しみが倍増。秋には海洋地形学のスティーヴンウィルソンリミックスも発売されるし、ある意味のプロモーションツアーにもなっている。いつものように某DLサイトで最新のライヴ音源を入手。ツアー初日7/27の音源もあったんだけど、より音質の良さそうな8/5音源を入手して一通り聴いてみたので軽く感想でも。

Yes20160805_640x391

このUSAツアー前にドラムのアランホワイトが病の手術のため、ツアー開始から一時離脱が発表され、アランの復帰までは代わりにジェイシェレンがドラムを担当するとの事。しかし復帰がいつになるかは未発表だし、もしかしてこのままジェイシェレンが正式なイエスメンになってしまうのでは?って気がするんだけど・・・。ジェイシェレンはネームヴァリュー的にはあまりアレだけど、ワールドトレイドの2ndやサーカ、ペイジア、GPSといったビリーシャーウッド繋がりで、そこら辺のプログレ系バンドで重宝されてきた実力者であり、イエスのドラムスツールに座ったとしても特に問題は無いと思う。ちなみに後になって気付いたけど過去にGPSで来日もしている(参考記事はコチラ)。と言うことで今回のライヴ音源のメンバー編成は以下。

Steve Howe - guitar, vocals
Geoff Downes - keyboards, vocals
Jon Davison - vocals, acoustic guitar, percussion
Billy Sherwood - bass, vocals
Jay Schellen - drums

もうこうなってくるとパッと名前の並びを見たりグループショットを見たりしただけでは、これがイエスというバンドだと気付くのに一瞬間が出来てしまう。かつてリックウェイクマンが言っていた、イエスというバンドは世代を超えてこれからも続いていくというのをホントに実践してるのかも知れない。

ともあれ、もし無事にアランホワイトが復帰したとしたらこの編成もある意味貴重になるので、このようなライヴ音源は重宝するってもんである。それでは内容に行ってみよう。セットリストは以下。

Machine Messiah
White Car
Does It Really Happen
Into The Lens
Run Through The Light
Tempus Fugit
I've Seen All Good People
Siberian Khatru

And You And I
The Revealing Science Of God
Leaves Of Green
Ritual

--- encore ---
Roundabout
Starship Trooper

二部構成で第一部はドラマ+All Good PeopleとSiberian、第二部はAnd You And Iと海洋地形学2曲+Leaves Of Green、そしてアンコール2曲と、アルバム完全再現に加えて有名曲を割り込ませていてバランスが良い。

この並びで行くと、オープニングがマシーンメサイアってところがやはりカッコイイ。ジェイシェレンのドラムは手堅い。走り過ぎずスローになり過ぎず(でもやっぱりスロー?)、とにかく手堅い。手堅いのでどういうワケかスティーヴハウのギターがタイム感が合う(笑)。スローに手堅いってことか?(笑)。ベースのビリーシャーウッドも忠実にクリススクワイアのオリジナルフレーズを変な遊びを入れずになぞっているからますます手堅く聴こえる。ジェフダウンズは自分の在籍時の曲だから問題無い。モタつき感が無い感じが安心して聴けるが、オイオイ大丈夫か?みたいなスリル感が乏しい(笑)。

第二部で海洋地形学の2曲完全再現。いやLeaves Of Greenも入るから2.25曲くらい?再現か。「神の啓示」は90年代後半頃にも演っていたし、「儀式」は確か2000年代前半の35周年ツアーで演っていたので、改めてのレア感は無いのだけどこうして両曲を一緒に演奏するのはそれこそ73年ツアー以来だろうからその意味ではレアか。いやそれならこの際4曲全部再現でも良かったのでは?とも思うが。それで海洋地形学の曲、この再現は眠いでしょ、退屈でしょ、と格好のネタになるのだが、でも改めてライヴ音源で聴くとこれがなかなかイイ。「神の啓示」の目くるめくプログレワールド、「儀式」の激しいパーカッションパート、これもイエスの重要な一面だと言うことを再認識できる。ここではジェイシェレンの手堅いドラミングは役に立つ。ビリーシャーウッドもジェフダウンズも大健闘だと思う。

11月の来日公演は海洋地形学の2曲再現はあるが、ドラマ完全再現は外された。バンド側の意向なのかウドーの意向なのかは分からないがいずれにしても残念極まりない。ドラマ完全再現が無いなら来日公演はパス・・・って人が結構いるようだし、正直私もその気持ちはよく分かる。しかし少なくとも私自身は海洋地形学の2曲再現については、この音源を聴いているうちにとても楽しみになってきた。どうせ参戦するんだし、文句言いながら11月来日公演を迎えるよりも前向きに楽しみにしていたい。観なくて文句言うのと、とにもかくにも観てからモノを言うのではエライ違いがあると思うし。11月のイエス来日祭、盛り上がっていきましょう。

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